JP6455272B2 - エレベータ - Google Patents

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本発明は、エレベータかごが乗場に到着することを予報するエレベータの到着報知装置に関する。
従来のエレベータの到着報知装置の例として、例えば特許文献1では、エレベータかごが停止しようとする階に対し、乗場呼びとかご呼びの双方が登録されている場合、エレベータかごが到着する際の到着報知開始のタイミングを通常のタイミングよりも所定の時間遅らせ、乗場にいる待客が乗車するかごへ移動するタイミングを遅らせることで、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客とが衝突することを回避するエレベータの到着報知装置が提案されている。
特開2004−067273号公報(0013〜0019段落、図1〜図2参照)
しかしながら特許文献1においては、停止しようとする階における降車人数までは考慮されておらず、到着報知開始のタイミングは降車人数によらず同じである。したがって例えば降車人数が少なく、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客とが衝突する可能性が低い場合においても到着報知開始のタイミングを遅らせるため、到着報知開始のタイミングを遅らせる程度によってはエレベータの運行の効率を必要以上に落とすという問題があった。また逆に例えば降車人数が多く、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客とが衝突する可能性が高い場合においても到着報知開始のタイミングの遅らせる程度が不充分である場合、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客との衝突を回避できない問題があった。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決するため、かごから降車する降車人数を考慮して到着報知タイミングを変更することで、機器を追加することなくかご内から降車する乗客と乗場にいる待客との衝突を防ぎつつ、より効率的で安全な運行が行えるようにしたエレベータの到着報知装置を提供することを目的とする。
本発明に係るエレベータは、エレベータの行先階を登録する行先階登録装置と、エレベータの乗場にかごが到着するとき、乗場に対しかごの到着を予報する予報装置と、行先階における降車人数を予測する降車人数予測手段と、を備え、予報装置は、降車人数予測手段で予測した行先階の降車人数が所定人数以上の場合に行先階での予報タイミングを遅らせることを特徴とする。



本発明に係るエレベータ行先制御システムは、上記の様に構成したので、エレベータのかご内から降車する乗客と乗場にいる待客との衝突を防ぐとともに、かごから降車する降車人数を考慮して到着報知タイミングを変更することで、より効率的なサービスが行えるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1におけるエレベータの到着報知装置が具備された1台のエレベータの全体構成図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータの到着報知装置の構成図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータの到着報知装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2におけるエレベータの到着報知装置の構成図である。 本発明の実施の形態2における乗車履歴記憶手段の構成図である。 本発明の実施の形態3におけるエレベータの到着報知装置の構成図である。 本発明の実施の形態3におけるエレベータの到着報知装置の構成図の変型例である。 本発明の実施の形態4におけるエレベータの到着報知装置の構成図である。 本発明の実施の形態4におけるエレベータの到着報知装置の降車人数設定方法切替の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1
以下、本実施の形態の構成及び動作を図1〜図3を用いて説明する。なお、請求項に記載の予報装置は、本実施の形態では後述の到着報知遅延判定手段106、到着報知出力手段107及び到着報知装置32で構成される。 図1は、本実施の形態におけるエレベータの到着報知装置が具備された1台のエレベータの全体構成図である。エレベータの到着報知装置が具備された1台のエレベータは、昇降路1、かご2、乗場3、釣合錘4、ワイヤーロープ5、巻上機6、そらせ車7、各台制御装置10、及び駆動装置100から構成される。かご2の昇降路1内の昇降及び乗場3における戸の開閉は各台制御装置10が指令する。駆動装置100は各台制御装置10が発行する指令に基づき、巻上機6を制御し、かご2を昇降あるいは停止させる。かご2及び釣合錘4はそらせ車を介してワイヤーロープ5で吊り下げられている。このワイヤーロープ5を巻き掛けた巻上機6を回転させることにより、かご2および釣合錘4が昇降路1内を釣瓶式に昇降する。なお、図1のエレベータは1台であるが、複数台のエレベータが並列に設置されていても構わない。
かご2には、かご操作盤21、秤22、かご扉23が設置されている。かご2内の乗客はかご操作盤21で行先階を入力する。秤22はかご内の乗客の重量を測定する。
各階床には乗場3が設置されており、乗場3には乗場操作盤31及び予報装置32が設置されている。かご2が乗場3に到着し、かご扉23と乗場扉33が戸開することで、かご2内の乗客はかご2から降りることが可能になり、かつ乗場3に居る待客はかご2に乗車することが可能になる。
乗場3に居る待客は乗場操作盤31を操作し、該当する階床に対する乗場呼びを入力する。予報装置32は、かご2が乗場3に到着する所定時間前(例えば2秒前)に、「かご2が到着する」旨予報する。予報装置32による予報の方法としては、音声によるメッセージ、ランタン等の点灯及び点滅、及び画面表示による報知等でよく、特に方法は問わない。
図2は、本実施の形態におけるエレベータの到着報知装置の内部構成図である。到着報知装置は各台制御装置10、駆動装置100、かご操作盤21、秤22、乗場操作盤31、及び予報装置32から構成されている。
各台制御装置10は、かご2の昇降、かご扉23及び乗場扉33の開閉などの運行制御を行う。各台制御装置10は乗場呼び登録手段101、行先階登録手段102、秤検出手段103、エレベータ制御手段104、降車人数予測手段105、到着報知遅延判定手段106、到着報知出力手段107から構成される。
乗場3に居る待客によって乗場操作盤31が操作されると、乗場呼び登録手段101はその階床に対する乗場呼びを登録する。行先階登録手段102は、かご2内の乗客によってかご操作盤21から行先階が入力されると、入力された行先階を登録する。秤検出手段103は、秤22で測定されたかご内の乗客の重量値を検出し、エレベータ制御手段104に送信する。
エレベータ制御手段104は乗場呼び登録手段101に登録されている各階床の乗場呼び、行先階登録手段102に登録されている行先階、及び秤検出手段103で検出したかご2内の乗客の重量値に基づき、かご2の昇降、停止、及び戸開閉等の運行指令を作成する。エレベータ制御手段104は駆動装置100にエレベータの昇降及び停止制御の指令を発行する。また、エレベータ制御手段104は、かご2が乗場3に到着する際、予報報知の指令を後述の到着報知出力手段107に発行する。さらにエレベータ制御手段104は、到着報知のタイミングの判定を後述の到着報知遅延判定手段106に指令する。到着報知のタイミングとは、かご2が乗場3に到着して戸開する前に到着報知装置33が報知を開始する通常の時間(例えば2秒)に対し、報知開始を遅延させる時間のことである。
降車人数予測手段105は、乗場呼び登録手段101に登録されている各階床の乗場呼び、行先階登録手段102に登録されている行先階、及び秤検出手段103で検出したかご2内の乗客の重量値を基に、かご2の次の停止階(各階床の乗場呼び又は行先階登録手段102で登録された行先階)で予測される降車人数を計算し、到着報知遅延判定手段106に降車人数を送信する。エレベータ制御手段104は秤検出手段103で検出したかご2内の重量値から、以下の式によりかご2内に乗車中の人数を計算し、降車人数予測手段105に送信する。例えば1人当たりの想定体重を60kgとする。
(かご2内に乗車中の人数)=(かご2内の乗客の重量値)/(乗客一人当たりの想定体重)
上記除算の計算結果の小数点以下は切り捨てても切り上げてもよく、また四捨五入してもよい。
降車人数予測手段105は次の停止階で予測される降車人数を、例えば以下の式で計算する。下記式中の停止階の個数とは、降車人数を計算する時点での行先階登録手段102で登録された、かご2の昇降する方向と同じ方向の行先階の個数である。ただし、乗場呼びの階床と行先階とが重複している階床については、停止階は1つとカウントする。降車人数予測手段105は、エレベータが呼びに応答して停止する度に降車人数を計算する。
(降車人数)=(かご2内に乗車中の人数)/(停止階の個数)
上記除算の計算結果の小数点以下は切り捨てても切り上げてもよく、また四捨五入してもよい。
到着報知遅延判定手段106は、降車人数予測手段105が計算した降車人数に基づき、後述の到着報知出力手段107に到着報知のタイミングを指令する。
かご2の次の停止階に対し乗場呼び又は行先階の少なくともいずれか一方が登録されていない場合、例えば到着報知のタイミングは0秒とする。かご2の次の停止階に対し乗場呼び及び行先階の双方が登録されている場合、降車人数予測手段105によって計算された降車人数によって到着報知のタイミングを変更する。例えば降車人数が3人未満の場合、到着報知のタイミングは2秒とする。降車人数が3人以上の場合、到着報知のタイミングは4秒とする。
到着報知出力手段107は、到着報知遅延判定手段106から指示された到着報知のタイミングを基に、乗場3の到着報知装置33に到着報知の出力を指示する。駆動装置100は、エレベータ制御手段104からの指示により、巻上機6にかご2の昇降や停止等の物理的な制御を行う。
次に本実施の形態の動作について図3にて説明する。図3は、エレベータの到着報知装置の動作を表すフローチャートであり、かご2が乗場3に到着する前にその都度起動される。
まず、次の停止階のかご呼びが行先階登録手段101に登録されているかどうか判定する(S101)。
次の停止階のかご呼びが行先階登録手段101に登録されていない場合(S101のN)、到着報知遅延判定手段106は、到着報知タイミングを通常の時間(発報遅延無し=0秒)に設定し(S106)、S107の処理に進む。
次の停止階のかご呼びが行先階登録手段101に登録されている場合(S101のY)、到着階の同一昇降方向の乗場呼びが乗場呼び登録手段102に登録されているかどうか判定する(S102))。
次の停止階の同一昇降方向の乗場呼びが乗場呼び登録手段102に登録されていない場合(S102のN)、到着報知遅延判定手段106は、到着報知タイミングを通常の時間(発報遅延無し=0秒)に設定し(S106)、S107の処理に進む。
次の停止階の同一昇降方向の乗場呼びが行先階登録手段101に登録されている場合(S102のY)、到着階における降車人数予測手段105が計算した降車人数が所定人数以上(例えば3人)かどうか判定する(S103)。
次の停止階における降車人数予測手段105が計算した降車人数が所定人数未満の場合(S103のN)、到着報知遅延判定手段106は、到着報知タイミングを発報遅延B(例えば2秒)と設定し(S105)、S107の処理に進む。
次の停止階における降車人数予測手段105が計算した降車人数が所定人数以上の場合(S103のY)、到着報知遅延判定手段106は、到着報知タイミングを発報遅延A(例えば4秒)と設定し(S104)、S107の処理に進む。
S104、S105又はS106にて到着報知遅延判定手段106によって到着報知タイミングが設定された後、到着報知出力手段107は到着報知装置33に到着報知を指示する(S107)。
到着報知装置33は到着報知遅延判定手段106によって設定された到着報知のタイミングにて到着報知を行い(S108)、フローを終了する。
上述したとおり、本実施の形態では、かごから降車すると予測される降車人数を計算して到着報知タイミングを変更することで、乗場のかご前の待客の混雑緩和、及び乗降時間の短縮により、機器を追加することなく、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客との衝突を防ぎつつ、より運行効率が高く、安全なエレベータが得られるという効果を奏する。
なお、行先階は乗場操作盤31で入力できるようにしてもよい。行先階は乗場操作盤31かかご操作盤21の少なくともいずれか一方で入力できればよい。また、行先階が入力できる乗場操作盤31は全階床でなく、一部の階床の乗場3のみに設置されていても構わない。
また、本実施の形態では行先階の登録状況、乗場呼びの登録状況、及び降車人数に基づき、図3のS104〜S106のように3種類のタイミングを設定しているが、降車人数に応じてさらに細かく設定できるようにしてもよい。
また、本実施の形態では到着報知のタイミングは発報遅延A>発報遅延B>発報遅延無しという大小関係としているが、各発報遅延の値は上記大小関係に限る必要は無く、大小関係は逆でもよいし、等しくても構わない。各発報遅延の値は負の値でも構わない。
例えば秤検出手段13が検出したかご2内の重量とかご2の定員から、エレベータ制御手段104はかご2内の乗車率を計算し、乗車率に基づき到着報知遅延判定手段107は判定条件を変えるようにしてもよい。例えば乗車率30%未満の場合(かご2内がすいている場合)、発報遅延A>発報遅延Bとし、乗車率30%以上60%未満の場合(かご2内の混雑度が中間の場合)、発報遅延A=発報遅延Bとし、さらに乗車率60%以上の場合(かご2内が混雑している場合)、発報遅延A<発報遅延Bとしてもよい。
かご2内が混雑している状況において降車人数が少ないときは降車人数が多いときよりもかえって乗客の降車に時間を要するため、発報遅延A<発報遅延Bとする方が、乗場3でのかご2から降車する乗客と、乗場3にいるかご2へ乗車する待客との衝突を回避するという点においてより効果的である。無論、判定条件を変更する乗車率は上記の値に限らず任意の値としてよいし、乗車率に対する遅延時間は同じ値である必要は無い。
その他、構成の一部を変形しても、また一部を省略してもよく、本実施の形態と同様の効果を奏するものと考えられる。
実施の形態2
以下、本実施の形態の構成及び動作を、図4、及び図5を用いて説明する。なお、図4中、図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。実施の形態1の図1の全体構成、及び図3のフローチャートは本実施の形態でも同一であり、説明は省略する。また、請求項に記載の予報装置は、本実施の形態でも到着報知遅延判定手段106、到着報知出力手段107及び到着報知装置32で構成される。
本実施の形態における各台制御装置10は、乗車履歴記憶手段108をさらに備える。図5は乗車履歴記憶手段108のデータ構成を示す。図5の表は1列目に記載されているように左列より到着日付、到着時刻、到着階床、かご2が到着階床に到着する前に秤検出手段103が検出したかご2内の乗客の重量(到着前重量)、かご2が到着階床から発車する前に秤検出手段103が検出したかご2内の乗客の重量(発車前重量)が記載されている。エレベータ制御手段104はかご2が各階床へ停止する度に降車人数履歴手段108の各項目を記憶する。
例えば、図5の乗車履歴記憶手段108の表の2列目に記載されている履歴は
到着日:2015年2月25日
到着時刻:16時47分00秒
到着階:2階
到着前重量:312Kg
発車前重量:241Kg
である。
実施の形態1と同様、例えば1人当たりの想定体重を60kgとすると、
(到着前重量)−(発車前後重量)=312Kg−241Kg=71Kg
により、71Kg/60Kg≒1人
となり、
到着日:2015年2月25日の、到着時刻:16時47分00秒に2階で1人降車したとみなすことができる。
また、乗車履歴記憶手段108の履歴から各到着階からの昇降方向も求められる。例えば図5の乗車履歴記憶手段108の表の3列目に記載されている履歴には到着階は4階と記載されており、図5の乗車履歴記憶手段108の表の1列目の到着階2階から(4階に向かって)上方向に走行したことが分かる。
本実施の形態の動作については図3のフローチャートと同様である。ただし図3のフローチャートに記載のS103において、上述の通り、降車人数予測手段105は、乗車履歴記憶手段108に記憶されている行先階の停止時の重量と発車時の重量の差から、予測される降車人数を計算する。
各行先階における降車人数は、各時間帯(例えば1時間おきに区切った時間帯)の各行先階における降車人数の平均としてもよいし、各曜日の各行先階における降車人数の平均としてもよい。無論、各曜日の各時間帯の降車人数の平均としても構わない。祝日や振替休日などを考慮するようにしても構わない。考慮する期間の単位は、エレベータが設置されている施設の営業状況等を加味して、施設の管理者が自由に設定できるようにしても構わない。また降車人数予測手段105が降車人数を計算する際、かご2の昇降方向を区別して降車人数を計算しても構わない。
上述したとおり、本実施の形態においても同様に、かごから降車する降車人数を計算して到着報知タイミングを変更することで、乗場のかご前の待客の混雑緩和、及び乗降時間の短縮により、機器を追加することなく、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客との衝突を防ぎつつ、より運行効率が高く、安全なエレベータが得られるという効果を奏する。また、本実施の形態においては、乗車履歴記憶手段108で記憶されている過去の実績から時間帯および曜日などの時間単位の実降車人数が加味された、より実際に即した降車人数が計算されるため、運行効率がさらに高いエレベータが得られる効果を奏する。
なお本実施の形態においても、行先階登録は乗場操作盤31で入力できるようにしてもよい。行先階登録は乗場操作盤31かかご操作盤21の少なくともいずれか一方で入力できればよい。また、行先階登録が入力できる乗場操作盤31は全階床でなく、一部の階床のみに設置されていても構わない。
また、本実施の形態においても、行先階の登録状況、乗場呼びの登録状況、及び降車人数に基づき、図3のS104〜S106のように3種類のタイミングを設定しているが、降車人数に応じてさらに細かく設定できるようにしてもよい。
また、本実施の形態においても、到着報知のタイミングは発報遅延A>発報遅延B>発報遅延無しという大小関係としているが、各発報遅延の値は上記大小関係に限る必要は無く、大小関係は逆でもよいし、等しくても構わない。各発報遅延の値は負の値でも構わない。
また、本実施の形態においては、到着前重量と発車前重量との差で降車人数を計算しているが、乗車履歴記憶手段108は到着中の重量の推移も記憶して降車人数を計算してもよい。例えば上記乗車履歴記憶手段108の図5の表の1列目に記載の例では、到着前重量:312Kg、発車前重量:241Kgであるが、かご2が到着してから発車する間に秤検出手段103が検出したもっとも小さい重量が182Kgであった場合、
(312Kg−182Kg)/60Kg≒2人
(241Kg−182Kg)/60Kg≒1人となるので
到着日:2015年2月25日の、到着時刻:16時47分00秒に2階で2人降車してから1人乗車したとみなしてもよい。このように到着中の重量の推移を加味することでより正確に降車人数を反映できるため、到着前重量と発車前重量との差で降車人数を予測するよりも運行効率がさらに高いエレベータが得られる効果を奏する。
その他、構成の一部を変形しても、また一部を省略してもよく、本実施の形態と同様の効果を奏するものと考えられる。
実施の形態3
以下、本実施の形態の構成及び動作を、図6を用いて説明する。なお、図6中、図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。実施の形態1の図1の全体構成、及び図3のフローチャートは本実施の形態でも同一であり、説明は省略する。また、請求項に記載の予報装置は、本実施の形態でも到着報知遅延判定手段106、到着報知出力手段107及び到着報知装置32で構成される。
本実施の形態における各台制御装置10は、号機間通信手段109を有する。ある号機の乗場呼び登録手段101には、自号機の乗場操作盤31に加えて、号機間通信手段109を通じて他の号機の乗場呼びも併せて登録される。さらに、各号機の各台制御装置10の号機間通信手段109を通じて、各号機のエレベータ制御手段104は各号機のエレベータの運行状況に応じ、各号機協調された運行指令を作成する。
本実施の形態の動作については図3のフローチャートと同様であり、各号機の降車人数予測手段105によって降車人数が計算され、到着報知遅延判定手段106が、降車人数予測手段105が計算した降車人数に基づき、後述の到着報知出力手段107に到着報知のタイミングを指令する。到着報知の際には乗場3にどの号機が到着したか、区別できるようにして報知してもよい(「1号機が到着します」等の音声による区別、号機表示による区別等)。
本実施の形態のように複数台が稼働しているエレベータは、1台のみが稼働しているエレベータに比べて同一階床で待つ待客が多く、乗場扉33前の待客の混雑が大きく、乗客同士が交錯する可能性がより高いという問題があるため、乗場扉33前の待客の混雑緩和、及び乗降時間の短縮により、より運行効率の高いエレベータが得られる効果が実施の形態1に比べてより大きい。
なお、各号機の号機間通信手段109同志が通信するのではなく、図5のように群管理装置8を通じて通信するようにしてもよく、群管理制御装置8が各号機の運行指令を集中して行うようなエレベータにも適用できる。
また、本実施の形態においても、行先階登録は乗場操作盤31で入力できるようにしてもよい。行先階登録は乗場操作盤31かかご操作盤21の少なくともいずれか一方で入力できればよい。また、行先階登録が入力できる乗場操作盤31は全階床でなく、一部の階床のみに設置されていても構わない。
また、本実施の形態においても、行先階の登録状況、乗場呼びの登録状況、及び降車人数に基づき、図3のS104〜S106のように3種類のタイミングを設定しているが、降車人数に応じてさらに細かく設定できるようにしてもよい。
また、本実施の形態においても到着報知のタイミングは発報遅延A>発報遅延B>発報遅延無しという大小関係としているが、各発報遅延の値は上記大小関係に限る必要は無く、大小関係は逆でもよいし、等しくても構わない。各発報遅延の値は負の値でも構わない。
また、実施の形態2におけるエレベータの到着報知装置が備える乗車履歴記憶手段108の構成が適用され、また乗車履歴記憶手段108を追加したことによる効果は本実施の形態でも同様に奏することは言うまでもない。
その他、構成の一部を変形しても、また一部を省略してもよく、本実施の形態と同様の効果を奏するものと考えられる。
実施の形態4
以下、本実施の形態の構成及び動作を、図8及び図9を用いて説明する。なお、図8中、図2、図4及び図5と同一符号は同一又は相当部分を示す。実施の形態1の図1の全体構成、及び図3のフローチャートは本実施の形態でも同一であり、説明は省略する。また、請求項に記載の予報装置は、本実施の形態でも到着報知遅延判定手段106、到着報知出力手段107及び到着報知装置32で構成される。
本実施の形態におけるエレベータは、特定の階床に行先予報型乗場操作盤9が設置されている。行先予報型乗場操作盤9は群管理制御装置8と通信し、行先予報型乗場操作盤9から入力された行先階に対し、号機を割り当て、該当の号機の号機間通信手段及びエレベータ制御手段104を通じて呼び登録手段101に呼びを登録し、行先階登録手段102に行先階を登録する。待客は行先予報型乗場操作盤9によって、群管理制御装置8が割り当てた号機の報知を受ける。
なお、待客は行先予報型乗場操作盤9に直接行先階を入力してもよい。また図8に記載のように待客を識別する利用者ID毎に予め行先階を登録しておく行先階事前登録手段91と利用者IDとの照合を行う照合手段94をさらに備え待客は行先予報型乗場操作盤9に利用者IDを入力すると、照合手段94によってその利用者IDが照合され、照合一致した場合に行先階事前登録手段91に予め登録されているその利用者IDに対する行先階が群管理制御装置8に送信されるようにしてもよい。また待客は図示しない識別体(例えばICカード)などを所持し、図8に記載の、行先予報型乗場操作盤9に接続された読取装置92(例えばICカードリーダ)から利用者IDを読み取るようにしてもよい。
各号機の行先階登録手段102は待客が行先予報型乗場操作盤9から入力した行先階を、その号機のかご2が該当する行先階に到着するまで待客毎に記憶しているため、各行先階で降車を予定している降車人数が把握できる。行先予報型乗場操作盤9によって号機の報知を受けた待客は、通常は指定された号機のかご2に乗車するので、かご2内に行先予報型乗場操作盤9が設置された階床からの乗客だけが乗車している場合は、降車人数予測手段105を用いた降車人数の予想が無くとも各階床で降車を予定している降車人数を把握することが出来る。
しかし、行先予報型乗場操作盤9が設置されていない階床の乗場3を有する場合もある。また行先予報型乗場操作盤9が設置されている階床においても、待客が予告報知を受けた号機とは異なる号機に乗り込む場合、あるいは行先予報型乗場操作盤9にて行先階を登録しないで乗り込む待客(複数人のうちの1人が行先階を登録した場合)が居る場合もある。
本実施の形態の動作については図3のフローチャートと同様である。ただし、本実施の形態では、図8に記載のように各台制御装置10に遅延判定切替手段110をさらに備える。遅延判定切替手段110は、少なくとも降車人数モードA(降車人数を本実施の形態で上記に記載のように行先予報型乗場操作盤9から行先階登録手段102に登録された待客毎に記憶されている行先階によって把握している各階床の降車人数とする)、降車人数モードB(降車人数を実施の形態1〜3の降車人数予測手段15が予測した降車人数とする)の2モードを有する。図3のフローチャートに記載のS103において、遅延判定切替手段110は図9のフローチャートに基づき、降車モードAと降車人数モードBのいずれかに設定され、降車人数を到着報知遅延判定手段106に送信する。
通常の状態、例えばかご2内が無人で停止中の場合、遅延判定切替手段110は降車人数モードA(S401)と設定されているものとする。
秤検出手段13によって行先予報型乗場操作盤9がない階床での乗降の検出が無く(S402のN)さらに行先予報型乗場操作盤9がある階床にて秤検出手段13によって予告通りの人数の乗車を検出した場合(S403のN)、遅延判定切替手段110は降車人数モードAを維持する(S401)
秤検出手段13によって行先予報型乗場操作盤9がない階床での乗降の検出が有った場合(S402のY)、もしくは行先予報型乗場操作盤9がある階床にて秤検出手段103によって予告とは異なる人数の乗車を検出した場合(S403のY)、遅延判定切替手段110は降車人数モードAから降車人数モードBに移行する(S404)
S404における遅延判定切替手段110が降車人数モードBのとき、かご2が終端階(例えばエレベータがサービスを行う最上階もしくは最下階)に到着した場合(S405のY)もしくはかご2内の乗客の全員降車を秤検出手段103が検出した場合(S406のY)、遅延判定切替手段110は降車人数モードBから降車人数モードAに移行する(S401)。
逆にかご2が終端階に到着しておらず(S405のN)さらにかご2内の乗客の全員降車を秤検出手段103が検出していない場合(S406のN)、遅延判定切替手段110は降車人数モードBを維持する(S404)。
上述したとおり、本実施の形態においても同様に、機器を追加すること無く、到着予報のよりきめ細かい制御が行われるエレベータが得られる効果を奏する。また、かごの扉前の待客の混雑緩和、及び乗降時間の短縮により、より運行効率の高いエレベータが得られる効果も奏する。また、本実施の形態においては、行先予報型乗場操作盤9によって行先階が登録された実際のより正確な降車人数に基づいて報知遅延のタイミングを決定するため、運行効率がさらに高いエレベータが得られる効果を奏する。
また、本実施の形態においては、行先階の登録状況、乗場呼びの登録状況、遅延判定切替手段110が降車人数モードA時の行先階の降車人数、及び遅延判定切替手段110が降車人数モードB時の行先階の降車人数に基づき、図3のS104〜S106のように3種類のタイミングを設定しているが、降車人数に応じてさらに細かく設定できるようにしてもよい。
また、本実施の形態においても、到着報知のタイミングは発報遅延A>発報遅延B>発報遅延無しという大小関係としているが、各発報遅延の値は上記大小関係に限る必要は無く、大小関係は逆でもよいし、等しくても構わない。各発報遅延の値は負の値でも構わない。
なお、行先予報型乗場操作盤9の近傍にセキュリティゲート93を設け、待客が行先予報型乗場操作盤9に利用者IDを入力、もしくは待客が所持する図示しない識別体(例えばICカード)から読取装置92(例えばICカードリーダ)によって読み取られた利用者IDに対し、照合手段94によって予め登録された利用者IDと照合され、照合一致した場合にその待客に対する入場を許可し、照合一致されなかった場合にその待客に対しては入場を禁止するようにしてもよい。それにより、行先予報型乗場操作盤9にて行先階を登録せずに待客がエレベータに乗車することを制限できるため、より一層正確な降車人数に基づいて報知遅延時間が演算され、運行効率がさらに高いエレベータが得られる効果を奏する。
また、行先予報型乗場操作盤9が全階床に設置されている場合、降車人数モードB(降車人数を実施の形態1〜3の降車人数予測手段15を用いた降車人数とする)を用いずに、降車人数モードA(降車人数を行先予報型乗場操作盤9で登録された各階床毎の行先階とする)で計算された降車人数のみで到着報知遅延判定手段106にて報知遅延時間を演算するようにしてもよい。
また、本実施の形態における降車人数を行先予報型乗場操作盤9で登録された各階床毎の行先階とする構成は、1台で稼働するエレベータにも適用可能であり、その場合は当然ながら行先予報型乗場操作盤9による号機の報知は必要ない。
また、実施の形態2におけるエレベータの到着報知装置が備える乗車履歴記憶手段108の構成が適用され、また乗車履歴記憶手段108を追加したことによる効果は本実施の形態でも同様に奏することは言うまでもない。
その他、構成の一部を変形しても、また一部を省略してもよく、本実施の形態と同様の効果を奏するものと考えられる。
本発明は、エレベータかごが乗場に到着することを予報するエレベータの到着報知装置に適用することができる。
1 昇降路、 2 かご、 21 かご操作盤、 22 秤、 23 かご扉、
3 乗場、 31 乗場操作盤、 32 予報装置、 33 乗場扉、
4 釣合錘、 5 ワイヤーロープ 6 巻上機、 7 そらせ車、
10 各台制御装置、 101 乗場呼び登録手段、 102 行先階登録手段、
103 秤検出手段、 104 エレベータ制御手段、 105 降車人数予測手段、
106 到着報知遅延判定手段、 107 到着報知出力手段、
108 乗車履歴記憶手段、 109 号機間通信手段、
110 遅延判定切替手段、 100 駆動装置、 8 群管理装置、
9 行先予報型乗場操作盤、 91 行先階事前登録手段、
92 読取装置、 93 セキュリティゲート、 94 照合手段

Claims (4)

  1. エレベータの行先階を登録する行先階登録装置と、
    前記エレベータの乗場にかごが到着するとき、前記乗場に対し前記かごの到着を予報する予報装置と、
    前記行先階における降車人数を予測する降車人数予測手段と、を備え、
    前記予報装置は、前記降車人数予測手段で予測した前記行先階の降車人数が所定人数以上の場合に前記行先階での前記予報タイミングを遅らせることを特徴とするエレベータ。
  2. 前記行先階登録装置は、前記乗場に設置され、
    前記エレベータは、前記行先階登録装置が設置されていない階床で前記かごの内の乗客の乗降を検出した場合、前記行先階登録装置に登録された行先階によって降車人数を把握するモードから、前記降車人数予測手段で予測した降車人数を降車人数とするモードに切り替えるよう前記予報装置に指令する遅延判定切替手段、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記遅延判定切替手段は、前記行先階登録装置が設置された階床で前記降車人数予測手段により予測された前記降車人数とは異なる人数の乗降を検出した場合、前記行先階登録装置に登録された行先階によって降車人数を把握するモードから、前記降車人数予測手段で予測した降車人数を降車人数とするモードに切り替えるよう前記予報装置に指令することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ。
  4. 前記降車人数予測手段は、前記かごに設置された秤で測定された前記かごの内の乗客の重量及び前記行先階登録装置で登録された行先階の個数に基づき前記行先階の降車人数を予測することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のエレベータ。
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