JP2004067273A - エレベータの到着報知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】新たに装置を設置することなく、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客との衝突を防ぎ、より安全なサービスが行えるようにしたエレベータの到着報知装置を提供する。
【解決手段】乗場の利用者に、エレベータかごの到着を報知するエレベータの到着報知装置であって、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出し、停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時には、例えば停止階においてかご内の乗客の降車を確認した時点で到着報知を行わせるようにした9,11,12。
【選択図】 図1
【解決手段】乗場の利用者に、エレベータかごの到着を報知するエレベータの到着報知装置であって、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出し、停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時には、例えば停止階においてかご内の乗客の降車を確認した時点で到着報知を行わせるようにした9,11,12。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はエレベータかごの到着を報知するエレベータの到着報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エレベータかごの到着は到着表示によってエレベータ乗場の乗客に報知されている。この到着表示については、例えば特開昭59−26874号公報にも掲載されているように、通常、各エレベータかごの乗場にホールランタンと到着チャイムを設け、エレベータかごが停止決定して戸開開始4、5秒前になるとホールランタンが点滅するとともに、到着チャイムが連音で鳴動する。
【0003】
そして、乗客の乗降が終了して戸閉完了直前になると、ホールランタンの点滅が止まり消灯状態になる。この到着表示の状態によって乗客はエレベータかごに乗込むための準備ができるため、エレベータかごの到着に気付かず乗損なったり乗遅れたりすることがないようにしている。
【0004】
また、例えば特開昭59−177277号公報に掲載されているように停止決定しているかごより数秒先に他のかごが到着(以下、予報外れとする)した場合、乗客が先に到着した予報外れかごに乗ってしまうと、エレベータかごの走行方向、乗場呼び、かご呼び等の情報に基づき作成される運行スケジュールに合わなくなり、修正されたとしても、運行サービスの面、さらに制御の面でも、都合が悪くなり、運転効率、サービス効率が低下する。
【0005】
そのため先に到着した予報外れかごに乗らないように到着表示タイミングを予報かごが到着した時の到着表示タイミングより遅らせ、見かけ上予報外れが起こっていないようにすることによって、予報かごに乗客を乗車させることができる。このような到着表示によって、エレベータかごへの乗降が速やかに行え、エレベータの運転効率の低下を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来のエレベータの到着報知装置において、前者の装置は、待客をホールランタンの点灯したかごの乗場へ誘導するための装置であるため、誘導された待客はエレベータのドアが開き始めたらすぐかご内へ乗り込もうとするが、この時、かご内に停止階に降車する乗客がいた場合、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客とが衝突する可能性がある。
【0007】
また、特開昭59−177277号公報では、予報外れのとき到着表示タイミングを遅らせているが、予報外れのときのみであるため、かご内から降車する乗客と、乗場にいる待客との衝突を防ぐことはできない。
【0008】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、新たに装置を設置することなく、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客との衝突を防ぎ、より安全なサービスが行えるようにしたエレベータの到着報知装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、乗場の利用者に、エレベータかごの到着を報知するエレベータの到着報知装置であって、停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に到着報知開始を遅らせることを特徴とするエレベータの到着報知装置にある。
【0010】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出する到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、かご内の乗客の降車を確認した時点で到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出すると共に、エレベータかごの戸開完了タイミングを得る到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、前記戸開完了タイミングで到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出すると共に、エレベータかごの戸開開始タイミングを得る到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、前記戸開開始タイミングで到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施の形態によるエレベータの到着報知装置を含むエレベータ制御システムの構成を示すブロック図である。図1において、1は乗場に設置された乗場釦、2は乗場釦1が押された階の乗場呼びを登録する乗場呼び登録手段、3はかご内に設置された行先釦(実際にはエレベータかご6内に設けられている)、4は押されたかご内行先釦3を登録するかご呼び登録手段、5はエレベータの運行を制御するエレベータ制御手段、6はエレベータかご、7はかご負荷を検出する秤、8はかご負荷などから降車を検出する降車検出手段である。
【0014】
9は乗場呼び登録手段2およびかご呼び登録手段4から乗場呼び、かご呼びの登録状況を取り出し、それによって到着報知を遅延するか否か判断する到着報知遅延手段、10はエレベータかごが指定階に到着したか否かを検出するかご到着検出手段、11は到着報知遅延手段9の到着報知遅延検出の有無によって、到着報知出力タイミングを降車検出手段8での降車検出時とかご到着検出手段10のかご到着検出時とで切替える到着報知出力手段、そして12は乗り場にある到着報知器(表示、音声またはその両方)である。
【0015】
なお、2、4、5、8、9、10、11はエレベータ制御装置内にあり、さらに1〜8、12は周知の装置である。
【0016】
図2は図1のシステムの特に到着報知遅延手段9、到着報知出力手段11、到着報知器12からなるこの発明の到着報知装置の動作の一例を示すフローチャートであり、以下、これに従って動作を説明する。まず、ステップS21で到着報知遅延手段9がエレベータ制御手段5から、かご6が停止決定しているか否かを検出する。停止決定を検出していない場合は動作を終了する。停止決定を検出している場合は、ステップS22で停止決定している階に乗場呼びが登録されているか否かを検出する。乗り場呼びが登録されていなければステップS25へ進み、通常通りの到着報知出力を開始する。
【0017】
ステップS22で乗り場呼びが登録されていればステップS23へ進み、停止決定している階にかご呼びが登録されているか否かを検出する。かご呼びが登録されていないときはステップS25へ進み、通常通りの到着報知出力を開始する。一方、かご呼びが登録されていれば、ステップS24へ進み、到着報知出力手段11で降車検出手段8よりかご内の乗客が停止決定していた階で降車したか否かを検出し、検出されなかったらステップS24を繰り返す。
【0018】
停止決定した階での降車が検出されたら、ステップS25に進み、またはステップS24により乗客の停止決定していた階での降車が決定されたタイミングに従って、ステップS25において到着報知出力を開始する。そしてステップS26において到着報知遅延手段9がエレベータ制御手段5から戸閉完了を検出したら、ステップS27に進み、到着報知出力を終了し、動作を終了する。
【0019】
なお、この発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を変更しない範囲内で種々変形して実施することができる。例えば、上記実施の形態では到着表示を開始するタイミングを降車検出したときとしたが、エレベータ制御手段5等から到着報知遅延手段9を介して得られる戸開開始や戸開完了などのタイミング(時点)に変えることができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、乗場の利用者に、エレベータかごの到着を報知するエレベータの到着報知装置であって、停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に到着報知開始を遅らせることを特徴とするエレベータの到着報知装置としたので、乗場の待ち客のエレベータに乗込むための準備が遅れるため、かご内の降車する乗客と乗場の待ち客とが衝突することが無くなり、安全なエレベータのサービスを提供することができる。
【0021】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出する到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、かご内の乗客の降車を確認した時点で到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたので、乗客の降車確認後に乗車の乗客に到着報知をすることができる。
【0022】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出すると共に、エレベータかごの戸開完了タイミングを得る到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、前記戸開完了タイミングで到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたので、かごの戸開完了後に乗車の乗客に到着報知をすることができる。
【0023】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出すると共に、エレベータかごの戸開開始タイミングを得る到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、前記戸開開始タイミングで到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたので、かごの戸開開示後に乗車の乗客に到着報知をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるエレベータの到着報知装置を含むエレベータ制御システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステム中のこの発明の到着報知装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 乗場釦、2 乗場呼び登録手段、3 かご内行先釦、4 かご呼び登録手段、5 エレベータ制御手段、6 エレベータかご、7 秤、8 降車検出手段、9 到着報知遅延手段、10 かご到着検出手段、11 到着報知出力手段、12 到着報知器。
【発明の属する技術分野】
この発明はエレベータかごの到着を報知するエレベータの到着報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エレベータかごの到着は到着表示によってエレベータ乗場の乗客に報知されている。この到着表示については、例えば特開昭59−26874号公報にも掲載されているように、通常、各エレベータかごの乗場にホールランタンと到着チャイムを設け、エレベータかごが停止決定して戸開開始4、5秒前になるとホールランタンが点滅するとともに、到着チャイムが連音で鳴動する。
【0003】
そして、乗客の乗降が終了して戸閉完了直前になると、ホールランタンの点滅が止まり消灯状態になる。この到着表示の状態によって乗客はエレベータかごに乗込むための準備ができるため、エレベータかごの到着に気付かず乗損なったり乗遅れたりすることがないようにしている。
【0004】
また、例えば特開昭59−177277号公報に掲載されているように停止決定しているかごより数秒先に他のかごが到着(以下、予報外れとする)した場合、乗客が先に到着した予報外れかごに乗ってしまうと、エレベータかごの走行方向、乗場呼び、かご呼び等の情報に基づき作成される運行スケジュールに合わなくなり、修正されたとしても、運行サービスの面、さらに制御の面でも、都合が悪くなり、運転効率、サービス効率が低下する。
【0005】
そのため先に到着した予報外れかごに乗らないように到着表示タイミングを予報かごが到着した時の到着表示タイミングより遅らせ、見かけ上予報外れが起こっていないようにすることによって、予報かごに乗客を乗車させることができる。このような到着表示によって、エレベータかごへの乗降が速やかに行え、エレベータの運転効率の低下を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来のエレベータの到着報知装置において、前者の装置は、待客をホールランタンの点灯したかごの乗場へ誘導するための装置であるため、誘導された待客はエレベータのドアが開き始めたらすぐかご内へ乗り込もうとするが、この時、かご内に停止階に降車する乗客がいた場合、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客とが衝突する可能性がある。
【0007】
また、特開昭59−177277号公報では、予報外れのとき到着表示タイミングを遅らせているが、予報外れのときのみであるため、かご内から降車する乗客と、乗場にいる待客との衝突を防ぐことはできない。
【0008】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、新たに装置を設置することなく、かご内から降車する乗客と乗場にいる待客との衝突を防ぎ、より安全なサービスが行えるようにしたエレベータの到着報知装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、乗場の利用者に、エレベータかごの到着を報知するエレベータの到着報知装置であって、停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に到着報知開始を遅らせることを特徴とするエレベータの到着報知装置にある。
【0010】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出する到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、かご内の乗客の降車を確認した時点で到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出すると共に、エレベータかごの戸開完了タイミングを得る到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、前記戸開完了タイミングで到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出すると共に、エレベータかごの戸開開始タイミングを得る到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、前記戸開開始タイミングで到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施の形態によるエレベータの到着報知装置を含むエレベータ制御システムの構成を示すブロック図である。図1において、1は乗場に設置された乗場釦、2は乗場釦1が押された階の乗場呼びを登録する乗場呼び登録手段、3はかご内に設置された行先釦(実際にはエレベータかご6内に設けられている)、4は押されたかご内行先釦3を登録するかご呼び登録手段、5はエレベータの運行を制御するエレベータ制御手段、6はエレベータかご、7はかご負荷を検出する秤、8はかご負荷などから降車を検出する降車検出手段である。
【0014】
9は乗場呼び登録手段2およびかご呼び登録手段4から乗場呼び、かご呼びの登録状況を取り出し、それによって到着報知を遅延するか否か判断する到着報知遅延手段、10はエレベータかごが指定階に到着したか否かを検出するかご到着検出手段、11は到着報知遅延手段9の到着報知遅延検出の有無によって、到着報知出力タイミングを降車検出手段8での降車検出時とかご到着検出手段10のかご到着検出時とで切替える到着報知出力手段、そして12は乗り場にある到着報知器(表示、音声またはその両方)である。
【0015】
なお、2、4、5、8、9、10、11はエレベータ制御装置内にあり、さらに1〜8、12は周知の装置である。
【0016】
図2は図1のシステムの特に到着報知遅延手段9、到着報知出力手段11、到着報知器12からなるこの発明の到着報知装置の動作の一例を示すフローチャートであり、以下、これに従って動作を説明する。まず、ステップS21で到着報知遅延手段9がエレベータ制御手段5から、かご6が停止決定しているか否かを検出する。停止決定を検出していない場合は動作を終了する。停止決定を検出している場合は、ステップS22で停止決定している階に乗場呼びが登録されているか否かを検出する。乗り場呼びが登録されていなければステップS25へ進み、通常通りの到着報知出力を開始する。
【0017】
ステップS22で乗り場呼びが登録されていればステップS23へ進み、停止決定している階にかご呼びが登録されているか否かを検出する。かご呼びが登録されていないときはステップS25へ進み、通常通りの到着報知出力を開始する。一方、かご呼びが登録されていれば、ステップS24へ進み、到着報知出力手段11で降車検出手段8よりかご内の乗客が停止決定していた階で降車したか否かを検出し、検出されなかったらステップS24を繰り返す。
【0018】
停止決定した階での降車が検出されたら、ステップS25に進み、またはステップS24により乗客の停止決定していた階での降車が決定されたタイミングに従って、ステップS25において到着報知出力を開始する。そしてステップS26において到着報知遅延手段9がエレベータ制御手段5から戸閉完了を検出したら、ステップS27に進み、到着報知出力を終了し、動作を終了する。
【0019】
なお、この発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を変更しない範囲内で種々変形して実施することができる。例えば、上記実施の形態では到着表示を開始するタイミングを降車検出したときとしたが、エレベータ制御手段5等から到着報知遅延手段9を介して得られる戸開開始や戸開完了などのタイミング(時点)に変えることができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、乗場の利用者に、エレベータかごの到着を報知するエレベータの到着報知装置であって、停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に到着報知開始を遅らせることを特徴とするエレベータの到着報知装置としたので、乗場の待ち客のエレベータに乗込むための準備が遅れるため、かご内の降車する乗客と乗場の待ち客とが衝突することが無くなり、安全なエレベータのサービスを提供することができる。
【0021】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出する到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、かご内の乗客の降車を確認した時点で到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたので、乗客の降車確認後に乗車の乗客に到着報知をすることができる。
【0022】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出すると共に、エレベータかごの戸開完了タイミングを得る到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、前記戸開完了タイミングで到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたので、かごの戸開完了後に乗車の乗客に到着報知をすることができる。
【0023】
また、到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出すると共に、エレベータかごの戸開開始タイミングを得る到着報知遅延手段と、前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、前記戸開開始タイミングで到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、を備えたので、かごの戸開開示後に乗車の乗客に到着報知をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるエレベータの到着報知装置を含むエレベータ制御システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステム中のこの発明の到着報知装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 乗場釦、2 乗場呼び登録手段、3 かご内行先釦、4 かご呼び登録手段、5 エレベータ制御手段、6 エレベータかご、7 秤、8 降車検出手段、9 到着報知遅延手段、10 かご到着検出手段、11 到着報知出力手段、12 到着報知器。
Claims (4)
- 乗場の利用者に、エレベータかごの到着を報知するエレベータの到着報知装置であって、停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に到着報知開始を遅らせることを特徴とするエレベータの到着報知装置。
- 到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出する到着報知遅延手段と、
前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、かご内の乗客の降車を確認した時点で到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの到着報知装置。 - 到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出すると共に、エレベータかごの戸開完了タイミングを得る到着報知遅延手段と、
前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、前記戸開完了タイミングで到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの到着報知装置。 - 到着報知遅延のために停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録があることを検出すると共に、エレベータかごの戸開開始タイミングを得る到着報知遅延手段と、
前記停止しようとする階に乗場呼び登録とかご呼び登録がある時に、前記戸開開始タイミングで到着報知を行わせる出力を発生する到着報知出力手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの到着報知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002226034A JP2004067273A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | エレベータの到着報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002226034A JP2004067273A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | エレベータの到着報知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004067273A true JP2004067273A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32013508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002226034A Withdrawn JP2004067273A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | エレベータの到着報知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004067273A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101875457A (zh) * | 2009-04-28 | 2010-11-03 | 株式会社日立制作所 | 电梯控制装置以及具有该电梯控制装置的电梯设备 |
JP2016183019A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 三菱電機株式会社 | エレベータの到着報知装置 |
-
2002
- 2002-08-02 JP JP2002226034A patent/JP2004067273A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101875457A (zh) * | 2009-04-28 | 2010-11-03 | 株式会社日立制作所 | 电梯控制装置以及具有该电梯控制装置的电梯设备 |
JP2010254455A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Hitachi Ltd | エレベーター制御装置及びこのエレベーター制御装置を備えてなるエレベーター装置 |
JP2016183019A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 三菱電機株式会社 | エレベータの到着報知装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |