JPWO2013191277A1 - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 内部電極層の端部における導体抵抗の上昇を抑えつつ、内部電極層と誘電体層との間の隙間が低減された積層セラミックコンデンサを提供すること。【解決手段】 積層セラミックコンデンサ1は、誘電体層2と内部電極層3とが交互に積層された積層体1aの端面に内部電極層3と接続された外部電極4を有しており、内部電極層3は、外部電極4に接続している接続電極部3aと、接続電極部3aに接続され、積層体1aの内側へ延在する内部電極部3bとを有しており、接続電極部3aは、導体材料より融点の高い材料の比率が内部電極部3bよりも大きい。【選択図】 図1

Description

本発明は、誘電体層と内部電極層とが交互に積層された積層体の端面に前記内部電極層と接続された外部電極を有する積層セラミックコンデンサに関するものである。
一般に、積層セラミックコンデンサは、積層された複数の誘電体層と、各誘電体層の間に配置された複数の内部電極層と、誘電体層と内部電極層との積層体の両端面において内部電極層と接続された外部電極とから構成されている。このような積層セラミックコンデンサは、誘電体層と内部電極層とを同時焼成で形成した積層体を作製した後に、この積層体の両端面に外部電極を形成して作製される。
積層体は、誘電体層となるグリーンシートの上に内部電極層となる導体ペースト層を形成したものを複数枚積層して生積層体を作製し、生積層体を焼成することで作製される。この焼成時において、誘電体であるセラミック粉末と内部電極層の導体材料である銀(Ag)等の金属粉末とは、それぞれ焼結収縮挙動が異なることから、焼成して得られた積層体は、誘電体層と内部電極層との間に隙間を有する場合が多かった。この隙間が積層体の端面から内部にかけて存在すると、その後の外部電極の形成工程、特にめっき工程において、めっき液や水分が隙間を通して積層体内に浸入して、絶縁が劣化するなどして信頼性の低いものとなってしまう問題があった。あるいは、積層セラミックコンデンサの回路基板等への実装時の加熱によって、隙間に残留した水分が膨張して積層セラミックコンデンサを破壊してしまう虞があった。
このような問題に対して、内部電極端部周辺の誘電体を半導体化したものを内部電極層と外部電極との間に配置することで、内部電極層と外部電極とは電気的には接続されているが、構造的には半導体層で分断された構造にしたものが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平3−41710号公報
しかしながら、従来の積層セラミックコンデンサの構造では、内部電極層と外部電極との接続部の導体抵抗が大きくなるのでコンデンサ性能(tanδや高周波特性)が低下しやすいものであった。また、誘電体層の半導体化は、製造工程における焼成時の温度や焼成雰囲気に左右され、その工程管理が難しいため、誘電体の半導体化した部分の範囲が大きくなったりばらついたりしてコンデンサ全体の誘電体特性が悪くなったり、ばらついたりするという問題があった。
本発明は、内部電極層の端部における導体抵抗の上昇を抑えつつ、内部電極層と誘電体層との間の隙間が低減された積層セラミックコンデンサを提供することを目的とするものである。
本発明の一つの態様による積層セラミックコンデンサは、誘電体層と内部電極層とが交互に積層された積層体の端面に内部電極層と接続された外部電極を有しており、内部電極層は、外部電極に接続している接続電極部と、接続電極部に接続され、積層体の内側へ延在する内部電極部とを有しており、接続電極部は、第1の導体材料と第1の導体材料より融点の高い材料を含んでおり、内部電極部は、第2の導体材料、または、第2の導体材料と第2の導体材料より融点の高い材料を含んでおり、接続電極部は、第1の導体材料より融点の高い材料の比率が内部電極部における第2の導体材料より融点の高い材料の比率よりも大きいことを特徴とする。
本発明の一つの態様による積層セラミックコンデンサによれば、内部電極層は、導体材料より融点の高い材料の比率が内部電極部よりも大きい接続電極部を有していることから、接続電極部は焼成時の焼結挙動が周囲の誘電体に近いものとなるので、内部電極層の端部において誘電体層との間に隙間のないものとなるとともに、接続電極部は導体材料を含んで構成されているので導体抵抗も比較的小さいものとなる。
(a)は本発明の実施形態における積層セラミックコンデンサを示す斜視図であり、(b)は(a)に示された積層セラミックコンデンサのA−Aにおける断面図であり、(c)は(a)に示された積層セラミックコンデンサのB−Bにおける断面図である。 図1(b)におけるA部を拡大して示す断面図である。 (a)は図1(b)におけるA部の他の例を拡大して示す断面図であり、(b)は図1(c)の他の例を示す断面図である。 (a)は図1(b)におけるA部のさらに他の例を拡大して示す断面図であり、(b)は図1(c)のさらに他の例を示す断面図である。 (a)は図1(b)におけるA部のさらに他の例を拡大して示す断面図である。 本発明の実施形態の積層セラミックコンデンサを製造する工程を示すものであり、(a)はセラミックグリーンシートを部分的に拡大した平面図、(b)は図6(a)の断面図である。 本発明の実施形態の積層セラミックコンデンサを製造する工程を示すものであり、(a)はセラミックグリーンシートを部分的に拡大した平面図、(b)は図7(a)の断面図である。 本発明の実施形態の積層セラミックコンデンサを製造する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態の積層セラミックコンデンサを製造する工程を示す断面図である。 (a)および(b)は、本発明の実施形態の積層セラミックコンデンサを製造する工程を示す断面図である。 (a)および(b)は、本発明の実施形態の積層セラミックコンデンサを製造する工程を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1(a)は本発明の実施形態における積層セラミックコンデンサ1を示す斜視図であり、図1(b)は図1(a)に示された積層セラミックコンデンサ1のA−Aにおける断面図であり、図1(c)は図1(a)に示された積層セラミックコンデンサ1のB−Bにおける断面図である。なお、積層セラミックコンデンサ1は、いずれの方向が上方もしくは下方とされてもよいものであるが、便宜的に、直交座標系xyzを定義するとともに、z方向の正側を上方として、上面もしくは下面の語を用いるものとする。
本発明の実施形態における積層セラミックコンデンサ1は、図1および図2に示されているように、基本的な構成として、コンデンサ本体である積層体1aと外部電極4とからなり、積層体1aは、複数の積層された誘電体層2、および誘電体層2の層間に配置された複数の内部電極層3を含む。積層セラミックコンデンサ1の積層体1aは、互いに対向する第1の主面(上面)及び第2の主面(下面)と、互いに対向する第1の側面及び第2の側面と、互いに対向する第1の端面及び第2の端面とを有する略直方体状に形成されている。また、積層体1aの寸法は、積層体1aの長辺の長さを、例えば、0.4〜3.2mmとし、積層体1aの短辺の長さを、例えば、0.2〜1.6mmとする。
誘電体層2は平面視で矩形状であり、1層当たりの厚みは、例えば、1〜2μmである。この誘電体層2は、積層体1a中において、例えば、20〜2000層積層される。誘電体層2の材料としては、例えば、BaTiO、CaTiO、SrTiOまたはCaZrO等の誘電体セラミックスを主成分とするものである。また、誘電体層2は、副成分として、例えば、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物等が添加されたものであってもよい。
内部電極層3は、一端が積層体1aの第1の端面または第2の端面に露出するように設けられる。第1の端面に露出する内部電極層3と第2の端面に露出する内部電極層3とは、誘電体層2を介して一部が互いに対向するように交互に配置されている。これにより、積層セラミックコンデンサ1は、静電容量が得られるようになっている。
この内部電極層3は、積層体1aの誘電体層2間にそれぞれ配置されている。内部電極層3は、外部電極4に接続している接続電極部3aと、接続電極部3aに接続され、積層体1aの内側へ延在する内部電極部3bとを有している。そして、この接続電極部3aは、第1の導体材料と第1の導体材料より融点の高い材料とを含んでなり、また、この内部電極部3bは、第2の導体材料、または、第2の導体材料と第2の導体材料より融点の高い材料とを含んでなる。そして、接続電極部3aは、導体材料より融点の高い材料の比率が内部電極部3bよりも大きい。内部電極部3bは第2の導体材料のみで構成されていてもよい。積層体1aの製造工程において、内部電極部3bと誘電体層2との間に形成される隙間をできるだけ小さくするためには、内部電極部3bも第2の導体材料と第2の導体材料より融点の高い材料とを含むのが好ましい。
内部電極層3の導体材料としては、例えば、Ni、Cu、Ag、PdまたはAu等の金属材料、あるいは、これらの金属材料の一種以上を含む、例えば、Ag−Pd合金などの合金材料などが挙げられる。全ての内部電極層3は、同一の金属材料または合金材料により形成されていることが好ましい。すなわち、第1の導体材料と第2の導体材料とは、互いに異なった導体材料であっても、また、互いに同じ導体材料であってもよい。
内部電極層3に含まれる、導体材料より融点の高い材料は、後述する積層セラミックコンデンサ1の製造工程における焼成時に、内部電極層3となる導体ペースト層13の焼結収縮挙動を誘電体層2となるセラミックグリーンシート12の焼結挙動に近付けるためのものである。導体材料より融点の高い材料は、導体材料より融点が高いので、導体材料より焼結温度が高く、焼成時に導体材料よりも焼結し難いものである。そのような材料としては、例えば、BaTiO、CaTiO、SrTiOまたはAl等のセラミック材料やガラス材料、あるいは、W、MoまたはTi等の上記導体材料の金属材料より融点の高い金属材料が挙げられる。融点の高い材料が金属材料等の導電性の材料であれば、内部電極層3の電気抵抗が高くなるのが抑えられるので好ましい。
融点の高い材料として、誘電体層2の誘電体材料と同じ材料であるのが好ましい。融点の高い材料が誘電体層2の誘電体材料である場合には、積層体1aは、内部電極層3と誘電体層2との結合が強くなるので間に隙間が少なくなりやすい。また、積層体1aは、融点の高い材料が誘電体層2に拡散し難く、拡散したとしても、誘電体層2の誘電体の比誘電率や温度特性などの特性が大きく変化してしまうことがない。
内部電極部3bにおいては、融点の高い材料が絶縁体である場合には、例えば、導体材料の比率が65〜75体積%で、導体材料より融点の高い材料の比率が25〜35体積%であるのが好ましい。融点の高い材料の比率がこの範囲であれば、積層体1aは、内部電極部3bと誘電体層2とが完全に離間してしまうような隙間とはならず、また、積層セラミックコンデンサ1は、内部電極層3の電気抵抗が高くなりすぎて積層セラミックコンデンサ1のtanδや高周波特性等の特性が低いものとなることがない。また、内部電極部3bが導体材料のみで構成される場合には、導体材料の比率は100体積%である。
接続電極部3aにおいては、融点の高い材料が絶縁体である場合には、例えば、導体材料の比率が20〜55体積%で、導体材料より融点の高い材料の比率が45〜80体積%であるのが好ましい。融点の高い材料の比率がこの範囲であれば、積層体1aは、接続電極部3aと誘電体層2との間に、積層体1aの端面に位置する接続電極部3aの外側の端部から積層体1aの内部に位置する接続電極部3aの内側の端部にかけて連続する隙間のないものとなる。また、導体材料が接続電極部3aの外側の端部から内側の端部にかけて連続して形成されるので、積層セラミックコンデンサ1は、内部電極層3の電気抵抗が高くなりすぎて積層セラミックコンデンサ1のtanδや高周波特性等の特性が低いものとなることがない。すなわち、接続電極部3aは、融点の高い材料の比率が高くても、導体材料が連続したネットワーク(3次元網目構造)を形成しており、外側の端部と内側の端部との間で導通され、内部電極部3bと外部電極4とを電気的に接続することができるようになっている。
接続電極部3aおよび内部電極部3bにおける導体材料および融点の高い材料の比率は、例えば、以下のようにして確認することができる。まず、積層セラミックコンデンサ1を切断して研磨することで図1(b)に示されたような断面を出す。そして、図1のA部のような、内部電極部3bと接続電極部3aとの接続部分をSEM(走査電子顕微鏡)とEPMA(電子線マイクロアナライザー)とで観察・分析することで、接続電極部3aおよび内部電極部3bにおける導体材料と融点の高い材料との比率がわかる。
内部電極層3の寸法は、積層体1aの長辺方向(図1におけるx方向)は、例えば、0.39〜3.1mmであり、積層体1aの短辺方向(図1におけるy方向)は、例えば、0.19〜1.5mmである。内部電極層3のうち、接続電極部3aの寸法は、積層体1aの長辺方向(図1におけるx方向)の長さ、すなわち内部電極部3bから外部電極4までの長さは、0.05〜0.5mmであり、積層体1a短辺方向(図1におけるy方向)の長さは、内部電極層3と同等である。内部電極層3の厚さは、特に限定されないが、例えば、0.3〜2μm程度である。
接続電極部3aは、図3〜図5に示す例のように、内部電極部3bよりも厚みが厚い方が好ましい。このようにすると、接続電極部3aは、内部電極部3bより融点の高い材料の比率が高いことで比抵抗が大きくなっても、厚みが厚いことで電気抵抗値を小さくすることができる。また、積層体1aに応力が加わった際に、積層体1aの内部における内部電極層3(内部電極部3b)と誘電体層2との間の隙間の端部を起点として、内部電極部3bと誘電体層2との界面に沿ってクラックが発生したとしても、接続電極部3aは、内部電極部3bよりも厚みが厚いことからクラックの進展を妨げることができるので、積層体1aの端面から内部に至る隙間ができるのを防ぐことができる。
また、積層体1aの作製にグリーンシート積層法を用いて行なった場合には、接続電極部3aは、内部電極部3bよりも厚みが厚いことから、第1の端面に露出する内部電極層3と第2の端面に露出する内部電極層3とが対向して重なる部分(対向領域)と、どちらか一方のみが重なる外部電極側の部分との間で内部電極層3の数が異なることによる誘電体層2の歪みを低減することができる。このとき、接続電極部3aの内側の端部は、積層体1aの端面から対向領域までの間に位置し、対向領域の端にできるだけ近い位置にあるのが望ましい。接続電極部3aの厚みは、例えば、内部電極部3bの厚みより0.3〜2μm程度厚くすればよい。また、接続電極部3aの内側の端部は、対向領域の端に位置するのが好ましい。
接続電極部3aの電気抵抗値を小さくするために、図3(b)に示す例のように、積層体1aの短辺方向(図1におけるy方向)の長さは、内部電極部3bの長さより接続電極部3aの長さの方が長い方が好ましい。
また、図4および図5に示す例のように、接続電極部3aは、内部電極部3bの端部に重なるように配置されるのがよい。このようにすると、積層体1aは、内部電極部3bの端部において誘電体層2との間に隙間が形成され難くなり、内部電極層3の端部における誘電体層2との間の隙間がより低減されたものとなる。積層体1aの製造工程における焼成の際に、内部電極層3(内部電極部3b)と誘電体層2との間に、これらの焼結収縮挙動の中間の挙動を有する接続電極部3aが介在するので、積層体1aは、内部電極層3(内部電極部3b)と誘電体層2との間の焼結収縮挙動の差に起因して発生する隙間が低減される。
また、図4および図5に示す例のように、接続電極部3aと内部電極部3bとの重なり部の内側の端部は、積層体1aの端面から対向領域までの間に位置し、対向領域の端にできるだけ近い位置にあるのが望ましい。さらに、接続電極部3aと内部電極部3bとの重なり部の内側の端部は、対向領域の端に位置するのが好ましい。これにより、接続電極部3aは電気抵抗を小さくすることができるとともに、内部電極層3の数が異なることによる誘電体層2の歪みを低減することができる。
また、焼成後の積層体1aにおいても、内部電極層3(内部電極部3b)と誘電体層2との間に、これらの材料組成の中間の材料組成を有する接続電極部3aが介在することから、内部電極層3(内部電極部3b)と誘電体層2との間の結合が強固となり、また、熱膨張係数の差も緩和されるので、積層体1aは、内部電極層3(内部電極部3b)と誘電体層2との間でクラックが発生する可能性が低減される。
また、図5に示す例のように、内部電極部3bと重なる接続電極部3aの端部の角は丸みを有するのが好ましい。積層体1aは、材料組成の異なる誘電体層2と接続電極部3aとの境界が応力の集中しやすい角部を有していないので、角部を起点としてこの境界にクラックが発生する可能性が低減される。
外部電極4は、積層体1aのそれぞれの端面に露出した内部電極層3を互いに接続するように、所定の端面にそれぞれ設けられる。この外部電極4は、厚みが、例えば、5〜50μmで形成されている。外部電極4は、例えば、銅、銀、ニッケルまたはパラジウム、あるいは、これらの合金等の金属材料からなり、積層体1aとの接合力を向上させるためにガラスを含んでいてもよい。
外部電極4の表面には、外部電極4の保護、および実装性の向上等のために、例えば、Niめっき膜やSnめっき膜などの1または複数のめっき膜が形成されていることが好ましい。例えば、外部電極4は、表面にNiめっき膜とSnめっき膜との積層体を形成してもよい。
以上のような構成の積層セラミックコンデンサ1は、例えば、以下に示すような製造方法で作製することができる。まず、図6に示す例のように、誘電体層2となる複数のセラミックグリーンシート12上に内部電極部3bとなる内部導体ペースト層13bを形成する。セラミックグリーンシート12は、誘電体セラミックスの原料粉末および有機バインダに適当な有機溶剤等を添加し混合することによって泥漿状のセラミックスラリーを作製し、これをドクターブレード法等によって成形することによって得られる。
内部電極部3bとなる内部導体ペースト層13bは、セラミックグリーンシート12上にスクリーン印刷法等によって、導体ペーストを所定形状に印刷して形成する。なお、図6に示す例のように、多数個の積層セラミックコンデンサ1を同時に得るために、1枚のセラミックグリーンシート12に複数の内部導体ペースト層13bを形成する。
内部導体ペースト層13b用の導体ペーストは、上述した内部電極層3の導体材料(金属材料)の粉末および融点の高い材料の粉末にバインダ、溶剤、分散剤等を加えて混練することで作製される。
次に、内部導体ペースト層13bの端部に接するように、接続電極部3aとなる接続導体ペースト層13aを形成する。図7に示す例では、図4および図5に示す例のような、接続電極部3aが内部電極部3bの端部に重なるように配置されている積層セラミックコンデンサ1を製造する方法を示している。すなわち、内部導体ペースト層13bの端部に重なるように、接続電極部3aとなる接続導体ペースト層13aを形成している。このとき、接続導体ペースト層13a用の導体ペーストの粘度を調整することによって、図5に示す例のような、内部電極部3bと重なる接続電極部3aの端部の角が丸みを有する積層セラミックコンデンサ1を作製することができる。すなわち、導体ペーストの表面張力によって、接続導体ペースト層13aの上面に丸みを持たせることができる。
接続導体ペースト層13a用の導体ペーストは、上述した内部導体ペースト層13b用の導体ペーストに対して融点の高い材料の量を増やして同様にして作製される。粘度の調整は、バインダや溶剤の量により調整することができる。
次に、図8に示す例のように、内部導体ペースト層13bおよび接続導体ペースト層13aが形成された複数のセラミックグリーンシート12を積層する。一層おきに接続導体ペースト層13aが重なるようにし、上下には内部導体ペースト層13bおよび接続導体ペースト層13aを形成していないセラミックグリーンシート12を積層する。積層された複数のセラミックグリーンシート12は、プレスして一体化することで、図9に示す例のような、多数個の生積層体11aを含む大型の生積層体11bとなる。
次に、図10(a)に示す例のように、この大型の生積層体11bを切断して、図10(b)に示す例のような積層セラミックコンデンサ1の積層体1aとなる生積層体11aを得る。大型の生積層体11bの切断は、例えば、ダイシングブレード20を用いて行えばよい。
そして、生積層体11aを、例えば、800〜1050℃で焼成することによって積層体1aを得る。この工程によって、セラミックグリーンシート12は誘電体層2となり、内部導体ペースト層13bおよび接続導体ペースト層13aはそれぞれ内部電極部3bおよび接続電極部3aとなって内部電極層3となる。積層体1aは、バレル研磨等の研磨手段によって、図11(a)に示す例のように角部が丸められる。これにより積層体1aが欠け難いものとなる。
次に、例えば積層体1aの両端部に外部電極4となる外部電極4用の導電ペーストを塗布し、焼き付けることにより外部電極4を形成する。外部電極4用の導電ペーストは、上述した外部電極4を構成する金属材料の粉末にバインダ、溶剤、分散剤等を加えて混練することで作製される。
外部電極4の表面に、必要に応じて、ニッケル(Ni)層、銅(Cu)層、金(Au)層またはスズ(Sn)層あるいははんだ層等の金属層をめっき法により形成して、積層セラミックコンデンサ1を得る。
上述した製造方法においては、大型の生積層体11bを作製する方法としてグリーンシート積層法を用いる例で説明したが、セラミックスラリーの印刷塗布・乾燥と内部電極層3となる導体ペーストの印刷塗布・乾燥を繰り返して行う印刷積層法を用いてもよい。
また、外部電極4の形成方法として、導体ペーストを焼き付ける方法以外に、蒸着、めっきまたはスパッタリング等の薄膜形成法によって行なってもよい。
1:積層セラミックコンデンサ
2:誘電体層
3:内部電極層
3a:接続電極部
3b:内部電極部
4:外部電極

Claims (7)

  1. 誘電体層と内部電極層とが交互に積層された積層体の端面に前記内部電極層と接続された外部電極を有する積層セラミックコンデンサにおいて、
    前記内部電極層は、前記外部電極に接続している接続電極部と、
    該接続電極部に接続され、前記積層体の内側へ延在する内部電極部とを有しており、
    前記接続電極部は、第1の導体材料と該第1の導体材料より融点の高い材料を含んでおり、
    前記内部電極部は、第2の導体材料、または、該第2の導体材料と前記第2の導体材料より融点の高い材料を含んでおり、
    前記接続電極部は、前記第1の導体材料より融点の高い材料の比率が前記内部電極部における前記第2の導体材料より融点の高い材料の比率よりも大きいことを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記第1の導体材料より融点の高い材料は、前記誘電体層の誘電体材料であることを特徴とする請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記第2の導体材料より融点の高い材料は、前記誘電体層の誘電体材料であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層セラミックコンデンサ。
  4. 前記接続電極部は、前記内部電極部の端部に重なるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 前記接続電極部は、前記内部電極部に重なる端部が丸みを有していることを特徴とする請求項4に記載の積層セラミックコンデンサ。
  6. 前記接続電極部は、前記内部電極部よりも厚みが厚いことを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の積層セラミックコンデンサ。
  7. 前記第1の導体材料および前記第2の導体材料は、同一の金属または同一の合金であることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の積層セラミックコンデンサ。


















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