JPWO2013140903A1 - セラミック電子部品 - Google Patents

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Abstract

セラミック素体1の両端部に外部電極3bが被覆形成され、該外部電極3bの表面にNiを主成分とする第1の皮膜4b及びSnやはんだ等からなる第2の皮膜5bが形成されている。外部電極3bは端面部6bと側面折返部8bとを有している。外部電極3bは、側面折返部8bの被覆端部7bから端面部6b方向への直線距離Lが少なくとも5μm内の領域に、セラミック素体1と接する形態で少なくともSiを含有したガラス層9が形成されている。このガラス層9の平均厚みtは、3〜10μmであり、ガラス層9中のSi成分の含有量は、11重量%以上(好ましくは40重量%以下)である。これにより外部電極にめっき処理を施してもセラミック素体の溶出を抑制することができ、良好な機械的強度を有するセラミック電子部品を実現する。

Description

本発明は、セラミック電子部品に関し、より詳しくはセラミック素体の両端部に外部電極が形成された積層セラミックコンデンサ等のセラミック電子部品に関する。
近年におけるエレクトロニクス技術の発展に伴い、積層セラミックコンデンサ等の電子部品の小型化・大容量化が急速に進行している。
この種の電子部品、例えば積層セラミックコンデンサは、通常、内部電極が埋設された部品素体の両端部に外部電極用導電性ペーストを塗布した後、焼成処理を行なって外部電極を形成し、さらに該外部電極の耐熱性やはんだ濡れ性の向上を図るべく、外部電極の両端部にNi、Sn等のめっき皮膜を形成し、該めっき皮膜で外部電極を被覆している。
そして、特許文献1には、セラミック焼結体からなるベアチップの表面に接する第1層と、この第1層に積層形成された第2層とを有する電子部品の外部電極において、前記第1層は、金属レジネートを有機バインダ及び有機溶剤に分散させてなる導電性ペーストで形成され、前記第2層は金属粉末を熱硬化性樹脂及び有機溶剤に分散させてなる導電性ペーストで形成された電子部品の外部電極が提案されている。
この特許文献1では、第1層でセラミック焼結体(ベアチップ)と外部電極との導通コンタクトを向上させると共に、金属微粒子(金属レジネート)の焼成によって緻密な金属層を形成し、湿式めっき時の電解液の侵入を防止しようとしている。そして、上述した導電性ペーストからなる第2層が機械的応力に対し良好な吸収分散効果を有することから、耐めっき液性が良好で、電気的特性、信頼性、機械的強度に優れた電子部品を得ようとしている。
また、特許文献2には、セラミック焼結体からなるベアチップの表面に接する外部電極において、該外部電極は、金属レジネートを有機バインダ及び有機溶剤に分散させてなる導電性ペーストで形成されたチップ型電子部品の外部電極が提案されている。
この特許文献2では、金属レジネートの分解生成物である金属超微粒子を焼結させて緻密な電極層を形成し、これにより湿式メッキ時の電解液の侵入を防止しようとしている。そして、上述した導電性ペーストを使用することにより、外部電極を薄く形成できることから、ベアチップに対する外部電極の応力が小さくなり、したがって実装後にもクラックが発生し難くなり、これにより特許文献1と同様、電気的特性、信頼性、機械的強度に優れたチップ型電子部品を得ようとしている。
特開平9−190950号公報(請求項1、段落番号〔0010〕〜〔0012〕等) 特開平9−266129号公報(請求項1、段落番号〔0010〕〜〔0012〕等)
しかしながら、上記特許文献1及び2では、外部電極を形成する金属層の緻密性を向上させることにより、外部電極形成後にめっき処理を行なっても、めっき液の外部電極への浸入を阻止しようとしているが、該めっき処理によってセラミック素体を形成するセラミック材料がめっき液に溶出するという問題があった。特に、外部電極が形成されたセラミック素体をNiめっき浴に浸漬し、Niめっきを行なうと、セラミック材料が外部電極の側面折返部からNiめっき液中に溶出し易い。そして、このようにセラミック材料がNiめっき液中に溶出すると、機械的強度の低下が顕著となり、クラック等の構造欠陥が発生し、特性劣化等を招くおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、外部電極にめっき処理を施してもセラミック素体の溶出を抑制することができ、良好な機械的強度を有するセラミック電子部品を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究を行なったところ、外部電極の被覆端部から端面部方向への直線距離が少なくとも5μm内の領域にセラミック素体と接するガラス層を形成すると共に、該ガラス層の平均厚さを3〜10μmとし、かつガラス層中のSi含有量を11重量%以上とすることにより、外部電極の形成後にNiめっき等のめっき処理を行なっても、セラミック材料のめっき液中への溶出を抑制することができ、良好な機械的強度を確保することができるという知見を得た。
本発明はこのような知見に基づきなされたものであって、本発明に係るセラミック電子部品は、端面部と側面折返部とを有する外部電極がセラミック素体の両端部に被覆形成されたセラミック電子部品であって、前記外部電極は、前記側面折返部の被覆端部から前記端面部方向への直線距離が少なくとも5μm内の領域に、前記セラミック素体と接する形態で少なくともSiを含有したガラス層が形成され、前記ガラス層の平均厚さは、3〜10μmであり、かつ、前記ガラス層中の前記Si成分の含有量が、11重量%以上であることを特徴としている。
これにより外部電極の形成後にめっき処理を行い、めっき皮膜を形成した場合であっても、外部電極は良好な機械的強度を有することから、セラミック材料がめっき液中に溶出するのを抑制することができる。
また、本発明のセラミック電子部品は、前記Si成分の含有量は、40重量%以下であるのが好ましい。
また、本発明のセラミック電子部品は、前記外部電極の表面にはNiを主成分とするNi系皮膜を含む少なくとも一層以上のめっき皮膜が形成されているのが好ましい。
これにより、外部電極は良好な機械的強度を有することから、Ni系皮膜を外部電極の両端部にめっき形成しても、セラミック素体を形成するセラミック材料がめっき液中に溶出するのを抑制することができる。
また、本発明のセラミック電子部品は、前記セラミック素体には内部電極が埋設されているのが好ましい。
これにより良好な機械的強度を有する小型で大容量の積層セラミックコンデンサ等の積層セラミック電子部品を得ることができる。
本発明のセラミック電子部品によれば、端面部と側面折返部とを有する外部電極がセラミック素体の両端部に被覆形成されたセラミック電子部品であって、前記外部電極は、前記側面折返部の被覆端部から前記端面部方向への直線距離が少なくとも5μm内の領域に、前記セラミック素体と接する形態で少なくともSiを含有したガラス層が形成され、前記ガラス層の平均厚さは、3〜10μmであり、かつ、前記ガラス層中の前記Si成分の含有量が、11重量%以上であるので、外部電極の形成後にめっき処理を行い、めっき皮膜を形成した場合であっても、外部電極は良好な機械的強度を有することから、セラミック素体を形成するセラミック材料がめっき液中に溶出するのを抑制することができる。
本発明に係るセラミック電子部品としての積層セラミックコンデンサの一実施の形態を模式的に示す断面図である。 図1のA部拡大断面図である。
次に、本発明の実施の形態を詳説する。
図1は、本発明に係るセラミック電子部品としての積層セラミックコンデンサの一実施の形態を模式的に示した断面図である。
該積層セラミックコンデンサは、BaTiO等を主成分とする誘電体材料からなるセラミック素体1に内部電極2a〜2lが埋設されると共に、該セラミック素体1の両端部には外部電極3a、3bが形成され、さらに該外部電極3a、3bの表面には第1のめっき皮膜4a、4b及び第2のめっき皮膜5a、5bが形成されている。
ここで、第1のめっき皮膜4a、4bは、耐熱性向上の観点からNiを主成分とするNi系皮膜で形成されている。また、第2のめっき皮膜5a、5bは、はんだ濡れ性向上の観点からSn系皮膜等で形成されている。
外部電極3a、3bは、少なくとも導電性材料とガラス材とを含有し、セラミック素体1の両端面に形成された端面部6a、6bと、前記端面部6a、6bと略平行直線状に形成された被覆端部7a、7bを有する側面折返部8a、8bとで形成されている。そして、この外部電極3a、3bは、端面部6a、6b及び側面折返部8a、8bによって、セラミック素体1の端面及び四側面を覆うように形成されている。
また、各内部電極2a〜2lは積層方向に並設されると共に、これら内部電極2a〜2lのうち、内部電極2a、2c、2e、2g、2i、2kは外部電極3aと電気的に接続され、内部電極2b、2d、2f、2h、2j、2lは外部電極3bと電気的に接続されている。そして、内部電極2a、2c、2e、2g、2i、2kと内部電極2b、2d、2f、2h、2j、2lとの対向面間で静電容量を形成している。
図2は、図1のA部拡大断面図であって、本実施の形態では、外部電極3bの側面折返部8b近傍を図示しているが、外部電極3aも側面折返部8a近傍も同様の構造を有している。
外部電極3bは、側面折返部8bが、被覆端部7bから端面部6b方向に外形が傾斜状に形成される。また、本実施の形態では、側面折返部8bの被覆端部7bから端面部6b方向への直線距離Lが少なくとも5μm内の領域では、セラミック素体1と接する形態でガラス層9が形成されている。
そして、このガラス層9は、平均厚さtが3〜10μmとされ、かつSi含有量が11重量%以上とされ、これにより外部電極3bが形成されたセラミック素体1にNiめっき等のめっき処理を施してもセラミック材料がめっき液中に溶出するのを抑制している。
次に、ガラス層9の平均厚さt及びガラス層9中のSi成分の含有量を上述の範囲とした理由を詳述する。
(1)ガラス層9の平均厚さt
側面折返部8a、8bにセラミック素体1と接する形態でガラス層9を形成することにより、めっき処理を行なってもセラミック材料のめっき液中への溶出を抑制することが可能である。
しかしながら、ガラス層9の平均厚さtが3μm未満になると、該平均厚さtが薄すぎるため、セラミック材料のめっき液中への溶出を十分に抑制することが困難である。
一方、ガラス層9の平均厚さtが10μmを超えると、外部電極3a、3bの表層面に非導電性材料であるガラス材が浮き上がり、特に側面折返部8a、8bへのめっき皮膜の被着に支障を来すおそれがある。
そこで、本実施の形態では、上記したガラス層9の平均厚さtを3〜10μmとしている。
(2)ガラス層9中のSi成分の含有量
上述したように、平均厚さtが3〜10μmのガラス層9をセラミック素体1と接する形態で側面折返部8a、8bに形成することにより、セラミック材料のめっき液中への溶出を抑制することが可能である。
しかしながら、ガラス層9中のSi成分の含有モル量が11重量%未満に低下すると、Si成分の含有量を低すぎるため、ガラス層9の平均厚さtを十分に確保することができず、セラミック材料のめっき液への溶出抑制が不十分となり、所望の良好な機械的強度を確保するのが困難となる。
尚、ガラス層9中のSi成分の含有量の上限は、特に限定されるものではないが、ガラス層9中のSi成分の含有量が多すぎると外部電極表面へのガラス浮きが生じるおそれがることから、40重量%以下が好ましい。
このようなガラス層9を形成するガラス材としては、Si成分を含有していれば特に限定されるものではないが、通常はSiO及びBを主成分としたSi−B系ガラス材を好んで使用することができる。そして、これらSiO及びBにLiO、NaO、KO等のアルカリ金属酸化物を添加したSi−B−A(A:アルカリ金属)系ガラス材、SiO及びBにBiを添加したSi−B−Bi系ガラス材、SiO及びBにZnOを添加したSi−B−Zn系ガラス材、SiO及びBにZrOやTiOを添加したSi−B−Zr−Ti系ガラス材を適宜使用することができる。
また、導電性材料としては、良導電性を有するものであれば、特に限定されるものではないが、本実施の形態では、価格性を考慮し、Cu、Ni、Cu−Ni合金等の卑金属材料が使用される。
この積層セラミックコンデンサは、以下のようにして製造することができる。
まず、Ba化合物、Ti化合物等のセラミック素原料を用意し、これらセラミック素原料を所定量秤量する。そして、これら秤量物をPSZ(Partially Stabilized Zirconia:部分安定化ジルコニア)ボール等の粉砕媒体及び純水と共にボールミルに投入し、十分に湿式で混合粉砕し、乾燥させた後、900〜1200℃の温度で所定時間、仮焼し、これによりチタン酸バリウム系化合物等からなる仮焼粉末を作製する。
次いで、この仮焼粉末を有機バインダや有機溶剤、粉砕媒体と共に再びボールミルに投入して湿式混合し、セラミックスラリーを作製し、ドクターブレード法等によりセラミックスラリーに成形加工を行い、所定厚みのセラミックグリーンシートを作製する。
次いで、Ni粉末等の導電性材料を有機ビヒクルに分散させ、三本ロールミル等で混練し、これにより内部電極用導電性ペーストを作製する。
ここで、有機ビヒクルは、バインダ樹脂が有機溶剤中に溶解されてなり、バインダ樹脂と有機溶剤との混合比率は、例えば体積比率で、1〜3:7〜9となるように調製されている。
また、上記バインダ樹脂としては、特に限定されるものではなく、例えば、エチルセルロース樹脂、ニトロセルロース樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹脂、又はこれらの組み合わせを使用することができる。また、有機溶剤についても特に限定されるものではなく、α―テルピネオール、キシレン、トルエン、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート等を単独、或いはこれらを組み合わせて使用することができる。
また、内部電極用導電性ペーストには、必要に応じて分散剤や可塑剤等を添加するのも好ましい。
そして、この内部電極用導電性ペーストを使用してセラミックグリーンシート上にスクリーン印刷を施し、前記セラミックグリーンシートの表面に所定パターンの導電膜を形成する。
次いで、導電膜が形成されたセラミックグリーンシートを所定方向に複数枚積層した後、これを導電膜の形成されていないセラミックグリーンシートで挟持し、圧着し、所定寸法に切断してセラミック積層体を作製する。そしてこの後、温度300〜500℃で脱バインダ処理を行ない、さらに、酸素分圧が10-9〜10-10MPaに制御されたH−N−HOガスからなる還元性雰囲気下、温度1100〜1300℃で約2時間焼成処理を行なう。これにより導電膜とセラミックグリーンシートとが共焼結され、内部電極2a〜2lが埋設されたセラミック素体1を作製する。
次に、外部電極用導電性ペーストを作製する。
すなわち、導電性材料、少なくともSi成分を含有したガラス材、及び有機ビヒクルを所定の混合割合となるように秤量して混合し、三本ロールミル等を使用して分散・混練することにより、容易に製造することができる。
ここで、ガラス材の含有量は、特に限定されるものではないが、通常は3〜10重量%程度となるように調製される。
また、ガラス材中のSi成分の含有量は、焼成後のガラス層9中のSi含有量が11重量%以上になればよく、例えば、SiOに換算し、20〜60重量%となるように調製される。
尚、有機ビヒクルは、内部電極用導電性材料と同様のものを使用することができる。
次に、上述した外部電極用導電性ペーストを使用し、セラミック素体1の両端部に塗布し、N−空気−HO、又はN−H−HOの還元雰囲気下、焼成処理を行い、外部電極3a、3bを形成する。
そして、最後に、電解めっきを施して外部電極3a、3bの表面にNiを主成分とする第1のめっき皮膜4a、4bを形成し、該第1のめっき皮膜4a、4bの表面にSn等からなる第2のめっき皮膜5a、5bを形成し、これにより積層セラミックコンデンサが製造される。
このように上記積層セラミックコンデンサは、端面部6a、6bと側面折返部8a、8bとを有する外部電極3a、3bがセラミック素体1の両端部に被覆形成されると共に、外部電極3a、3bは、側面折返部8a、8bの被覆端部7a、7bから端面部6a、6b方向への直線距離Lが少なくとも5μm内の領域に、セラミック素体1と接する形態で少なくともSiを含有したガラス層9が形成され、該ガラス層9の平均厚さtは、3〜10μmであり、かつ、前記ガラス層9中の前記Si成分の含有量が、11重量%以上であるので、外部電極の形成後にめっき処理を行い、Ni系皮膜等のめっき皮膜を形成した場合であっても、外部電極3a、3bの機械的強度が向上することから、セラミック素体1を形成するセラミック材料がめっき液中に溶出するのを抑制することができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、ガラス層9の形成領域についても、被覆端部7a、7bから端面部6a、6b方向への直線距離Lが少なくとも5μmあればよく、したがって側面折返部8a、8bから端面部6a、6b方向への直線距離Lが5μm以上であってもよく、この場合もガラス層9は、平均厚さtが3〜10μm、Si含有量は11重量%以上となるように調整される。また、ガラス層9は、特性に影響を及ぼさない範囲で端面6a、6bにも形成してもよい。
また、上記実施の形態では、積層セラミックコンデンサを例示して説明したが、外部電極がセラミック素体の端面及び四側面を覆うように形成されたセラミック電子部品に広く適用でき、例えば、単板型のセラミックコンデンサや圧電部品、抵抗体等にも同様に適用可能であるのはいうまでもない。
また、上記実施の形態では、めっき皮膜を二層構造としているが、少なくとも一層以上あればよく、単層又は三層以上であっても同様である。
次に、本発明の実施例を具体的に説明する。
〔試料の作製〕
まず、セラミック素原料としてBaCO、TiOを用意し、これらセラミック素原料を所定量秤量した。そして、これら秤量物をPSZボール及び純水と共にボールミルに投入し、十分に湿式で混合粉砕し、乾燥させた後、900〜1200℃の温度で所定時間、仮焼し、これによりチタン酸バリウム系化合物等からなる仮焼粉末を作製した。
次いで、この仮焼粉末を有機バインダや有機溶剤、可塑剤、分散剤を、PSZボールと共に再びボールミルに投入して湿式混合し、セラミックスラリーを作製し、ドクターブレード法によりセラミックスラリーを成形加工し、乾燥後の厚みが4.0μmとなるようにセラミックグリーンシートを作製した。
次に、以下の方法で内部電極用導電性ペーストを作製した。
すなわち、平均粒径0.3μmのNi粉末50重量%、有機ビヒクル45重量%、及び残部が分散剤及び増粘剤となるように、これらを混合して有機ビヒクル中に分散させ、三本ロールミル等で混練し、これにより内部電極用導電性ペーストを作製した。
ここで、有機ビヒクルとしては、エチルセルロース樹脂(有機バインダ)が10重量%となるようにブチルカルビトール(有機溶剤)中の溶解させたものを使用した。
次に、この内部電極用導電性ペーストを使用してセラミックグリーンシート上にスクリーン印刷を施し、乾燥後の膜厚が2.0μmとなるように前記セラミックグリーンシートの表面に所定パターンの導電膜を形成した。
次いで、導電膜が形成されたセラミックグリーンシートを所定方向に350枚積層した後、これを導電膜の形成されていないセラミックグリーンシートで挟持し、圧着し、所定寸法に切断してセラミック積層体を作製した。そしてこの後、温度400℃で脱バインダ処理を10時間行ない、さらに、酸素分圧が10-9〜10-10MPaに制御されたH−N−HOガスからなる還元性雰囲気下、温度1200℃で約2時間焼成処理を行なった。そしてこれにより導電膜とセラミックグリーンシートとが共焼結され、内部電極が埋設されたセラミック素体を作製した。
次に、以下の方法で外部電極用導電性ペーストを作製した。
すなわち、平均粒径0.3μmのCu粉末:70重量%、SiOの含有量が10〜60重量%のホウケイ酸亜鉛系ガラスフリット:3〜20重量%、有機ビヒクル:10〜27重量%となるように、これらを秤量して混合し、Cu粉末及びホウケイ酸亜鉛系ガラスフリットを有機ビヒクル中に分散させ、三本ロールミルで混練し、これにより外部電極用導電性ペーストを作製した。
ここで、有機ビヒクルとしては、エチルセルロース樹脂が20重量%となるようにブチルカルビトール中の溶解させたものを使用した。
次に、ディップ法を使用し、端面側中央付近の膜厚が乾燥後で50μmとなるように、前記外部電極用導電性ペーストをセラミック素体の両端部に塗布し、乾燥させた。そしてこの後、N−H−HOガスの還元雰囲気下、最高温度を900℃とし、起電力(酸素起電力)が240〜950mVに相当するような酸素分圧で焼成処理を行い、セラミック素体の両端面及び四側面を覆うように外部電極を形成した。
次に、外部電極に電解めっきを施し、外部電極上にNi皮膜(第1のめっき皮膜)、及びSn皮膜(第2のめっき皮膜)を順次形成し、これにより試料番号1〜6の試料(積層セラミックコンデンサ)を作製した。
尚、このようにして製造された各試料の外形寸法は、いずれも長さ3.2mm、幅1.6mm、厚さ1.6mmであった。
〔試料の評価〕
(ガラス層の平均厚さt)
試料番号1〜6の各試料の側面折返部に相当する断面部分に集束イオンビーム(Focused Ion Beam;FIB)を照射して試料表面を研磨した。そして、走査イオン顕微鏡(Scanning Ion Microscopy;SIM)で試料を照射し、このときに飛び出してくる2次電子を測定し、試料表面を観察した。そして、被覆端部から端面部方向への直線距離が5μm内の領域で形成されたガラス層の面積AをSIM像から算出し、下記数式(1)よりガラス層の平均厚さtを求めた。
t=A/5 …(1)
(ガラス層中のSi含有量)
上述と同様、試料番号1〜6の各試料の側面折返部に相当する断面部分にFIBを照射して試料表面を研磨した。そして、この断面部分の任意の3箇所について、透過型電子顕微鏡(TEM−EDS)を使用してSi含有量を測定し、平均値を求めた。
(構造欠陥発生率)
試料番号1〜6の各試料をガラスエポキシ基板の表面にはんだ実装し、たわみ試験を行った。すなわち、試料番号1〜6の試料各20個について、各試料に対し1.0mm/sの速度で荷重を負荷し、たわみ量が1.5mmに達してから5秒間保持し、保持した各試料を断面研磨した。そして、その研磨面を観察し、クラック等の構造欠陥が発生したか否かを調べ、構造欠陥発生率を算出した。
表1は、試料番号1〜6の各試料を作製したときの外部電極用ペースト中のガラス材の含有量、ガラス材中のSiOの含有量、ガラス層の平均厚さt、ガラス層のSi含有量、及び構造欠陥発生率を示している。
Figure 2013140903
この表1から明らかなように、試料番号1は、ガラス層の平均厚さtが2μmであり、ガラス層中のSi含有量も5重量%であるので、構造欠陥発生率が10%と高くなった。
また、試料番号2は、ガラス層中のSi含有量が7重量%であり、試料番号1に比べると若干増加しているが、ガラス層の平均厚さtが2μmであるため、構造欠陥発生率が5%となった。尚、試料番号2が、試料番号1に比べ、構造欠陥発生率が低くなったのは、ガラス材中のSiO含有量が15重量%であり、試料番号1に比べて増加したためと思われる。すなわち、SiOの含有量を増加させることにより、構造欠陥発生率は若干向上するものと考えられる。
一方、試料番号6は、ガラス層の平均厚さtが20μmと厚く、外部電極の表層面にガラス材が浮き上がったため、めっき皮膜を十分に形成できず、このためたわみ試験は行わなかった。
これに対し試料番号3〜5は、ガラス層の平均厚さtは3〜10μmであり、ガラス層中のSi含有量が11重量%以上と本発明範囲内であるので、クラック等の構造欠陥が生じず、良好な機械的強度が得られることが分かった。
また、この試料番号3〜5から明らかなようにガラス層中のSi含有量を40重量%以下に調整することにより、ガラス層の厚さtを10μm以下に制御できることが分かった。
セラミック素体を形成するセラミック材料が、外部電極の側面折返部からめっき液に溶出するのを回避することができ、良好な機械的強度を確保できる。
1 セラミック素体
2a〜2l 内部電極
3a、3b 外部電極
4a、4b 第1のめっき皮膜(めっき皮膜)
5a、5b 第2のめっき皮膜(めっき皮膜)
6a、6b 端面部
7a、7b 側面折返部
8a、8b 被覆端部

Claims (4)

  1. 端面部と側面折返部とを有する外部電極がセラミック素体の両端部に被覆形成されたセラミック電子部品であって、
    前記外部電極は、前記側面折返部の被覆端部から前記端面部方向への直線距離が少なくとも5μm内の領域に、前記セラミック素体と接する形態で少なくともSiを含有したガラス層が形成され、
    前記ガラス層の平均厚みは、3〜10μmであり、
    かつ、前記ガラス層中の前記Si成分の含有量が、11重量%以上であることを特徴とするセラミック電子部品。
  2. 前記Si成分の含有量は、40重量%以下であることを特徴とする請求項1記載のセラミック電子部品。
  3. 前記外部電極の表面にはNiを主成分としたNi系皮膜を含む少なくとも一層以上のめっき皮膜が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のセラミック電子部品。
  4. 前記セラミック素体には内部電極が埋設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のセラミック電子部品。
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