JPH09266129A - チップ型電子部品の外部電極 - Google Patents

チップ型電子部品の外部電極

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JPH09266129A
JPH09266129A JP8074229A JP7422996A JPH09266129A JP H09266129 A JPH09266129 A JP H09266129A JP 8074229 A JP8074229 A JP 8074229A JP 7422996 A JP7422996 A JP 7422996A JP H09266129 A JPH09266129 A JP H09266129A
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external electrode
chip
metal
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conductive paste
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JP8074229A
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Yoshiomi Go
良臣 郷
Kaoru Nishizawa
薫 西澤
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッキ層を形成する際の耐メッキ液性が良好
で、電気的特性、信頼性、機械的特性に優れたチップ型
電子部品を提供する。 【解決手段】 外部電極4を、金属レジネートを有機バ
インダ及び有機溶剤に分散させた導電性ペーストで形成
する。 【効果】 金属レジネートの分解生成物の金属微粒子
が、焼成によって緻密な金属層を形成することで、湿式
メッキの際の電解液の侵入が防止されるため、電解メッ
キによる特性劣化が防止される。外部電極を薄く形成で
きるため、外部電極の応力が少なく、実装後のチップの
クラックを防止できる。電気的特性、信頼性、機械的特
性に優れたチップ型電子部品を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ型電子部品
の外部電極に係り、特に、外部電極表面に湿式メッキに
よりメッキ層を形成する際の耐メッキ液性が良好で、電
気的特性、信頼性、機械的特性に優れたチップ型電子部
品の外部電極に関する。
【0002】
【従来の技術】チップインダクター、チップ抵抗、チッ
プ型積層セラミックコンデンサ、チップサーミスタ等の
チップ型電子部品は、セラミックス焼結体からなるベア
チップと、その内部に設けられた内部電極と、この内部
電極に導通するように、ベアチップの両端面に設けられ
た外部電極とで主に構成され、この外部電極を基板には
んだ付けすることにより実装されている。
【0003】このようなチップ型電子部品において、外
部電極は、チップ型電子部品と基板上の電気回路とを接
続するためのものであるため、その良否が製品の電気的
特性、信頼性、機械的特性等に大きな影響を及ぼす。
【0004】従来、チップ型電子部品の外部電極は、A
g,Pd,Pt等の貴金属粉末と無機結合材を混合した
ものを有機ビヒクルに混練し、得られた導電性ペースト
をベアチップの両端面に塗布した後、600〜800℃
程度の温度で焼成して形成されている。この外部電極の
表面には、はんだ付け時のくわれ(溶蝕)を防止するた
めのNiメッキ層と、更に、このNiメッキ層の酸化に
よるはんだ付け性の低下を防止するためのSnメッキ層
又はSn/Pdメッキ層とからなる2層のメッキ電極層
が形成されている。このメッキ電極層の形成は、通常、
湿式の電解バレルメッキ法で行われている。
【0005】外部電極表面に電解バレルメッキ法でメッ
キ電極層を形成する際、外部電極の表面及び内部に空孔
があると、この空孔に電解液が侵入する場合がある。外
部電極の空孔内への電解液の侵入は、電子部品の信頼性
の低下や外部電極のベアチップに対する接合強度の低下
の原因となる。
【0006】従来においては、外部電極のベアチップに
対する接合強度を高めるために、外部電極形成用導電性
ペーストに主としてガラスからなる無機結合材を加えて
いる。そして、この無機結合材の組成や配合比を調整す
ることで、上記電解液の侵入防止を図っている
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、導電性
ペーストの無機結合材の組成や配合比の調整のみでは、
次のような不具合が生じるため、電解液の侵入を確実に
防止することはできない。
【0008】即ち、耐メッキ液性を高めるため、無機結
合材の配合比を大きくすると、焼付け時に金属粒子が焼
結して体積が収縮するに従ってガラスが外部電極表面に
押し出され、外部電極がガラスで覆われた状態になり、
メッキ膜未析出の原因となる。逆に、無機結合材の配合
比を小さくすると、外部電極に空孔が残存し、電解液の
侵入を防止し得ない。
【0009】また、従来の導電性ペーストでは、外部電
極を厚く形成するため、外部電極の応力により、実装後
のチップにクラックが入り易いという欠点もある。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決し、湿
式メッキによりメッキ層を形成する際の耐メッキ液性が
高い、緻密な外部電極であって、チップ型電子部品の電
気的特性、信頼性、機械的特性を高めることができるチ
ップ型電子部品の外部電極を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のチップ型電子部
品の外部電極は、セラミック焼結体からなるベアチップ
の表面に接する外部電極において、該外部電極は、金属
レジネートを有機バインダ及び有機溶剤に分散させてな
る導電性ペーストで形成されていることを特徴とする。
【0012】金属レジネートを有機バインダ及び有機溶
剤に分散させてなる導電性ペーストであれば、従来の導
電性ペーストによる大きな金属粒子同士の焼結とは異な
り、金属レジネートの分解生成物である、金属超微粒子
が焼結するため、分子レベルの金属超微粒子の焼結で、
緻密な電極層が形成される。この緻密な外部電極層によ
り、湿式メッキ時の電解液の侵入が防止される。このた
め、電解メッキによる特性劣化が防止される。しかも、
金属レジネートを有機バインダ及び有機溶剤に分散させ
てなる導電性ペーストであれば、外部電極を薄く形成で
きるため、ベアチップに対する外部電極の応力が小さ
く、実装後のクラックが発生し難いチップ型電子部品が
得られる。このため、電気的特性、信頼性、機械的特性
に優れたチップ型電子部品を得ることができる。
【0013】本発明において、導電性ペースト中の金属
成分は、Ag,Pd及びPtよりなる群から選ばれる1
種又は2種以上の第1の金属成分と、ベアチップを構成
するセラミック誘電体との結合剤としてのSi,Ca及
びBiよりなる群から選ばれる1種又は2種以上の第2
の金属成分とで構成されることが好ましい。また、導電
性ペースト中の第1の金属成分の含有率は5〜25重量
%であり、第2の金属成分を含む金属レジネートが、第
1の金属成分を含む金属レジネートに対して10〜30
重量%であることが好ましい。
【0014】なお、この外部電極上には、通常の場合、
Niメッキ層と、Sn又はSn/Pbメッキ層との2層
のメッキ電極層が形成される。
【0015】また、本発明において、ベアチップを構成
するセラミック焼結体が鉛系ペロブスカイトを主成分と
するセラミック誘電体よりなることが好ましい。
【0016】このような本発明のチップ型電子部品の外
部電極は、特に、積層セラミックコンデンサに有効であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明を詳
細に説明する。
【0018】図1は、本発明のチップ型電子部品の外部
電極の一実施例を示す積層セラミックコンデンサの断面
図である。
【0019】図示の積層セラミックコンデンサ10は、
表面実装型のチップコンデンサであり、内部電極1を有
する鉛系ペロブスカイトのセラミック誘電体2を複数回
積層して得られたグリーンチップを焼成して得られるベ
アチップ3の両端面に、内部電極3と電気的に接続され
た外部電極4を形成したものである。
【0020】ここで、このセラミック誘電体2として
は、鉛系ペロブスカイトの他、チタン酸バリウム系等の
誘電体が用いられ、内部電極1としてはPd,Pt,A
g/Pd等の貴金属、或いはNi,Cu,Fe,Co等
の卑金属が用いられる。
【0021】本発明に係る外部電極4は、金属レジネー
トを有機バインダ及び有機溶剤に分散させてなる導電性
ペーストで形成される。
【0022】この導電性ペーストは、Ag,Pd及びP
tよりなる群から選ばれる1種又は2種以上の第1の金
属成分を含む金属レジネートと、ベアチップを構成する
セラミック誘電体との結合剤としての、Si,Ca及び
Biよりなる群から選ばれる1種又は2種以上の第2の
金属成分を含む金属レジネートを、有機バインダ及び有
機溶剤を含む有機ビヒクルで混練して調製される。な
お、金属レジネートとしては、例えば、オクチル酸銀、
オクチル酸パラジウム等の有機金属化合物を、用いるこ
とができる。
【0023】ここで、導電性ペースト中の第1の金属成
分の割合は5〜25重量%の範囲が好ましい。導電性ペ
ースト中の金属成分の割合の下限を5重量%としたの
は、金属成分の割合が5重量%未満になると、外部電極
の厚みが極端に薄くなり、また膜の連続性も低下するた
め、電解液が侵入する恐れがあるためである。金属成分
の割合の上限を25重量%としたのは、金属成分の割合
が25重量%を超えると有機ビヒクルに対する金属レジ
ネートの割合が過剰になり、この場合には外部電極の塗
布厚みの不均一性や電極の剥離といった問題により、外
部電極の形成が困難となるためである。
【0024】なお、導電性ペースト中の第2の金属成分
の割合は、第1の金属成分を含む金属レジネートに対し
て、第2の金属成分を含む金属レジネートの割合が10
〜30重量%となるようにするのが好ましい。第2の金
属成分の割合が上記範囲よりも少ないと、ベアチップと
外部電極との結合性が十分に得られず、上記範囲よりも
多いと、ベアチップと外部電極との結合性が過剰にな
り、特性が劣化する。
【0025】本発明に係る外部電極4は、ベアチップ3
の外部電極形成端面を上記導電性ペーストに浸漬した後
引き上げて150〜200℃で乾燥した後、600〜8
00℃で焼成して焼き付けることにより形成することが
できる。
【0026】なお、本発明において、外部電極4の厚さ
は10〜20μmとするのが、外部電極付着強度及び耐
メッキ液性の確保の面で好適である。
【0027】この積層セラミックコンデンサ10は、外
部電極4の表面に更にNiメッキ皮膜5及びSn又はS
n/Pbメッキ皮膜6を形成して使用される。
【0028】なお、本発明のチップ型電子部品の外部電
極は、図示の積層セラミックコンデンサの他、チップ抵
抗、チップサーミスタ、チップインダクター等の様々な
チップ型電子部品に適用することができる。また、積層
セラミックコンデンサは、チタン酸バリウム、チタン酸
ストロンチウムといったセラミック誘電体を用いたもの
であっても良い。
【0029】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を
より具体的に説明する。
【0030】なお、以下において使用した積層セラミッ
クコンデンサチップは、鉛ペロブスカイト(PLZT)
系セラミック誘電体を用いた、33ηF品で、チップ寸
法:長さ4.5mm×幅3.2mm×高さ1.25mm
のものである。
【0031】実施例1 上記積層セラミックコンデンサチップに図1のような外
部電極を形成した。
【0032】Agの金属レジネートと、セラミック誘電
体との結合剤としてのSi,Bi,Caの各金属レジネ
ートとを、エチルセルロース、ブチルカルビトール及び
テルピネオールを含む有機ビヒクルに混練して導電性ペ
ーストを調製した。Agの金属レジネート対有機ビヒク
ルの混合重量比は、Agの金属レジネート:有機ビヒク
ル=50:50(導電性ペースト中のAgの金属成分重
量は15重量%)とした。また、Siの金属レジネート
をAgの金属レジネートに対して10重量%(金属成分
として0.5重量%)、Biの金属レジネートをAgの
金属レジネートに対して6重量%(金属成分として0.
6重量%)、Caの金属レジネートをAgの金属レジネ
ートに対して4重量%(金属成分として0.14重量
%)各々添加した。
【0033】この導電性ペーストをベアチップ3の両端
面に塗布し、大気圧下、200℃で10分間乾燥した
後、大気圧下、25℃/分の昇温速度で750℃まで昇
温して焼成し、外部電極4を形成した。
【0034】その後、形成された外部電極4上に、常法
に従ってNiメッキ皮膜5及びSn/Pbメッキ皮膜6
を順次形成した。得られた積層セラミックコンデンサに
ついて、諸特性を次の方法により測定し、結果を表1に
示した。
【0035】 静電容量(ηF)及び誘電正接(%)
(試験個数=30) LCRメータ(ヒューレットパッカード社製4284
型)を用い、1kHz、1Vrmsで測定した。
【0036】 絶縁抵抗(Ω)(試験個数=15) 高抵抗計(ヒューレットパッカード社製4329A)を
用い、500Vの直流電圧を印加した後、30秒経過後
の抵抗を測定した。
【0037】 信頼性(耐湿負荷試験)(試験個数=
20) 85℃の温度で85%の相対湿度下、630Vの直流電
圧を印加して2000時間までの劣化の有無を調べた。
【0038】 信頼性(高温負荷試験)(試験個数=
30) 125℃の温度で、1%以下の相対湿度下、630Vの
直流電圧を印加して2000時間までの劣化の有無を調
べた。
【0039】 信頼性(温度サイクル試験)(試験個
数=30) −55℃(30分)〜常温(3分)〜+125℃(30
分)〜常温(3分)の4段階の温度に順次放置して、こ
れを1サイクルとする。この操作を25サイクル繰り返
し、劣化の有無を調べた。
【0040】 外部電極付着強度(試験個数=10) 試料の端子電極に0.8mmのはんだ引き綱線を230
℃のホットプレート上で共晶クリームはんだにより接着
し、この綱線を10mm/分で引っ張ることにより付着
強度を測定した。
【0041】 たわみ限界値(試験個数=5) 長さ90mm,幅40mm,厚み1.6mmのガラスエ
ポキシ基板の中央に試料の端子電極をはんだ付けし、試
料のはんだ付け面を下面にして、この基板をスパン90
mmの支持台に載せ、スパン中心の上面に荷重をかけ、
試料が基板から剥離するまでの基板のたわみ量を測定し
た。
【0042】比較例1 実施例1において、導電性ペーストの金属レジネートと
有機ビヒクルとの混合重量比をAgの金属レジネート1
5:有機ビヒクル85(導電性ペースト中の金属成分重
量4.5重量%)とし、セラミック誘電体との結合材と
して、Agの金属レジネートに対し、Siの金属レジネ
ートを10重量%(金属成分として0.15重量%)、
Biの金属レジネートを6重量%(金属成分として0.
18重量%)、Caの金属レジネートを4重量%(金属
成分として0.04重量%)各々添加したこと以外は、
実施例1と同様にして積層セラミックコンデンサを製造
し、同様に諸特性を測定し、結果を表1に示した。
【0043】比較例2 Ag金属粉末75重量部、この金属粉末に対して10重
量%のホウイ酸鉛系のガラスフリットに、エチルセルロ
ース、ブチルカルビトール及びテルピネオールを含む有
機ビヒクルを混練して全体を100重量部として導電性
ペーストを調製した。この導電性ペーストを用いたこと
以外は実施例1と同様にして外部電極を形成し、同様に
積層セラミックコンデンサを製造して諸特性を測定し、
結果を表1に示した。
【0044】
【表1】
【0045】表1に示す結果から、次のことが明らかで
ある。即ち、金属レジネートからなる導電性ペーストで
外部電極を形成した実施例1の積層セラミックコンデン
サは、電気的特性、耐湿負荷試験及び高温負荷試験にお
いて不良がない。また、温度サイクル試験においても不
良が皆無である。この実施例1では、従来品の比較例2
に対して、信頼性において優れた値を示すことが判明し
た。ただし、引張強度が比較例2に比べ低いが、実使用
上の問題はない。なお、比較例1では、電極厚みが薄く
なり、膜が均一に形成されないため、電気的特性、信頼
性の低下が見られる。
【0046】上記実施例の説明は、積層セラミックコン
デンサについて行ったが、本発明は、積層セラミックコ
ンデンサ等の積層セラミック電子部品以外の他のセラミ
ック電子部品にも適用し得るものである。即ち、内部電
極が存在しないセラミック電子部品においても外部電極
表面に電解メッキによりメッキ層を形成させる場合に
は、本発明のチップ型電子部品の外部電極を適用するこ
とにより、信頼性に高いチップ型電子部品を製造するこ
とができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のチップ型電
子部品の外部電極によれば、外部電極を金属レジネート
を含む導電性ペーストで形成することにより、緻密で耐
メッキ液性が高く、しかも薄膜の外部電極を形成するこ
とが可能となり、電気的特性、信頼性、機械的特性に優
れたチップ型電子部品の外部電極を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチップ型電子部品の外部電極の一実施
例を示す積層セラミックコンデンサの断面図である。
【符号の説明】
1 内部電極 2 セラミック誘電体 3 ベアチップ 4 外部電極 5 Niメッキ皮膜 6 Sn/Pbメッキ皮膜 10 積層セラミックコンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01G 4/30 311 H01F 15/10 C // H01C 1/148 H01G 1/14 V

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック焼結体からなるベアチップの
    表面に接する外部電極において、該外部電極は、金属レ
    ジネートを有機バインダ及び有機溶剤に分散させてなる
    導電性ペーストで形成されていることを特徴とするチッ
    プ型電子部品の外部電極。
  2. 【請求項2】 請求項1において、導電性ペースト中の
    金属成分が、Ag,Pd及びPtよりなる群から選ばれ
    る1種又は2種以上の第1の金属成分と、Si,Ca及
    びBiよりなる群から選ばれる1種又は2種以上の第2
    の金属成分とで構成されることを特徴とするチップ型電
    子部品の外部電極。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、該導電性ペー
    スト中の第1の金属成分の含有率が5〜25重量%であ
    ることを特徴とするチップ型電子部品の外部電極。
  4. 【請求項4】 請求項3において、該導電性ペースト中
    の、第2の金属成分を含む金属レジネートの含有率が、
    第1の金属成分を含む金属レジネートに対して10〜3
    0重量%であることを特徴とするチップ型電子部品の外
    部電極。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、該外部電極上に、Niメッキ層と、Sn又はSn/
    Pbメッキ層との2層のメッキ電極層が形成されている
    ことを特徴とするチップ型電子部品の外部電極。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
    て、セラミック焼結体が鉛系ペロブスカイトを主成分と
    するセラミック誘電体よりなることを特徴とするチップ
    型電子部品の外部電極。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、チップ型電子部品が積層セラミックコンデンサであ
    ることを特徴とするチップ型電子部品の外部電極。
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