JPH0837127A - 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサおよびその製造方法

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JPH0837127A
JPH0837127A JP6173987A JP17398794A JPH0837127A JP H0837127 A JPH0837127 A JP H0837127A JP 6173987 A JP6173987 A JP 6173987A JP 17398794 A JP17398794 A JP 17398794A JP H0837127 A JPH0837127 A JP H0837127A
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layer
ceramic capacitor
external electrode
solder
conductive resin
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JP6173987A
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Masaru Kamibayashi
勝 上林
Ryo Kimura
涼 木村
Goji Himori
剛司 檜森
Masato Hashimoto
正人 橋本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンデンサの高周波特性を改善し、外部電極
形成プロセスの低温化を可能にする積層セラミックコン
デンサを提供する。 【構成】 粒径が10〜500Åの微粒を350℃以下
の温度にて焼成した膜厚が3μm以下の第1層の金属膜
11と、膜厚が100μm以下の第2層の導電性樹脂1
4により、積層セラミックコンデンサの外部電極7を構
成する。 【効果】 第1層の金属膜11の浸透性と被覆性が極め
て優れるために、コンデンサ素子6の外部電極7と内部
電極2との電気的接続が均一で確実になるので、コンデ
ンサの高周波特性を改善することができる。また、第1
層の金属膜11と第2層の導電性樹脂14により、積層
セラミックコンデンサの外部電極形成プロセスの低温化
を可能にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種電子機器に利用され
る積層セラミックコンデンサおよびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、積層セラミックコンデンサは高周
波特性を改善することと、外部電極形成プロセスの低温
化によるコスト削減が求められている。
【0003】以下に、従来の積層セラミックコンデンサ
について図を参照しながら説明する。
【0004】図5は従来の積層セラミックコンデンサの
断面図である。図5において、1はチタン酸バリウム系
の強誘電セラミックからなる厚さ10〜50μmのグリ
ーンシートであり、このグリーンシート1の表面に貴金
属(例えばパラジウム)または卑金属(例えばニッケ
ル)にガラスフリットが添加されたペーストを用い厚さ
1〜3μmの内部電極2を形成したものが誘電体シート
3である。この誘電体シート3の内部電極2が両端部
4,5から導出するよう複数枚積層した後、コンデンサ
素子寸法の個片に切断し、1000〜1500℃の焼成
温度で焼成して一体化することによりコンデンサ素子6
が得られる。
【0005】このコンデンサ素子6の両端部4,5に導
出されている内部電極2に対し、外部電極7を電気的に
接続形成する。この外部電極7の第1層51として、銀
−パラジウムまたは銀からなる金属粉にガラスフリット
を添加した導電性ペーストをコンデンサ素子6の両端部
に塗布し、500〜900℃の焼成温度にて焼成した金
属層を形成する。さらに、この第1層51の上に第2層
52としてニッケル層をめっき法により形成した後、第
3層53としてはんだ層をめっき法により形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、外部電極として金属粉にガラスフリットを
添加した導電性ペーストを用いているため、焼成温度が
500〜900℃と高いという課題を有している。ま
た、焼成したときの溶融凝集作用により多孔質状になる
ためにピンホールを含むので、機械的強度の劣化が発生
するという課題を有している。
【0007】また、外部電極として金属粉に熱硬化性樹
脂を添加した導電性熱硬化型樹脂ペーストを用いた積層
セラミックコンデンサにおいては、市販の金属粉の粒径
が5〜15μmのほぼ球状をしており、一方の内部電極
の厚さ1〜3μmに比較して大きく金属粉と内部電極が
点接触するために外部電極と内部電極の接続が不確実に
なるので、100KHz以上の高周波領域においては、
Q,直列等価抵抗などのコンデンサの特性が劣化すると
いう課題を有している。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、コンデンサの高周波特性を改善し、外部電極形成プ
ロセスの低温化を可能にする積層セラミックコンデンサ
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明の積層セラミックコンデンサは、その
外部電極として粒径が10〜500Åの微粒からなる金
属粉が溶剤中に凝集しないように分散した導電性ペース
トを塗布後焼成温度200〜350℃で焼成した膜厚が
3μm以下の金属膜からなる第1層を形成し、この第1
層の上に粒径が0.1〜10μmの微粉からなる金属粉
に熱硬化型樹脂を添加した導電性ペーストを塗布後硬化
温度150〜250℃で硬化した膜厚が100μm以下
の導電性樹脂からなる第2層を形成した構成を有してい
る。
【0010】
【作用】この構成によって、外部電極の第1層として粒
径が10〜500Åの微粒からなる金属粉が溶剤中に凝
集しないように分散した導電性ペーストを塗布後焼成し
て金属膜を形成するため、焼成温度200〜350℃の
低温で焼成することができるだけでなく、第1層の導電
性ペーストの粘度と粒度から、浸透性と被覆性が極めて
優れるためにコンデンサ素子の外部電極と内部電極の電
気的接続が均一で確実になるので、コンデンサの高周波
特性を改善することができる。また、外部電極の第2層
として粒径が0.1〜10μmの微粉からなる金属粉に
熱硬化型樹脂を添加した導電性熱硬化型樹脂ペーストを
塗布後硬化して導電性樹脂を形成するため、硬化温度1
50〜250℃の低温で硬化することができるので、積
層セラミックコンデンサの外部電極形成プロセスの低温
化を可能にすることができる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下に本発明の第1の実施例について、図
を参照しながら説明する。
【0012】図1において、チタン酸バリウム系の強誘
電セラミックからなる厚さ10〜50μmのグリーンシ
ート1の表面にパラジウムなどの貴金属またはニッケル
などの卑金属にガラスフリットが添加されたペーストを
用い厚さ1〜3μmの内部電極2を形成した誘電体シー
ト3を内部電極2が両端部4,5から導出するように複
数枚積層し、コンデンサ素子寸法の個片に切断し、10
00〜1500℃の焼成温度で焼成して形成したコンデ
ンサ素子6の両端部4,5に導出されている内部電極2
に対し、外部電極7を電気的に接続形成する。
【0013】具体的には、粒径が10〜500Åの微粒
からなる金属粉を溶剤中に凝集しないように分散した導
電性ペーストを塗布後、焼成温度200〜350℃で焼
成した膜厚が3μm以下の第1層の金属膜11を形成す
る。その導電性ペーストには、金属粉として銀粉または
銀粉と鉛粉を混合したものを用いており、溶剤としてα
テルピネオールまたはキシレンを用いている。また、そ
の導電性ペーストの粘度は100〜500cpsと小さ
いので、ディスペンサーにより塗布量を制御してペース
トをコンデンサ素子6に塗布している。なお、金属膜1
1の膜厚が大きいと、応力ひずみのために金属膜11の
接着強度が小さくなるので、金属膜11の膜厚を3μm
以下にしている。
【0014】この第1層の金属膜11の上に粒径が0.
1〜10μmの微粉からなる金属粉12に熱硬化型樹脂
13を添加後混練した導電性熱硬化型樹脂ペーストを塗
布後、硬化温度150〜250℃で硬化した膜厚が10
0μm以下の第2層の導電性樹脂14を形成する。その
導電性熱硬化型樹脂ペーストには、金属粉12として銅
粉または酸化防止のために銀層を被覆した銅粉を用いて
おり、熱硬化型樹脂13としてフェノール樹脂またはエ
ポキシ樹脂を用いている。また、その導電性熱硬化型樹
脂ペーストにコンデンサ素子6を浸漬することにより、
ペーストをコンデンサ素子6に塗布している。なお、導
電性樹脂14の膜厚が大きいと、導電性樹脂14内での
破壊の可能性が大きくなるだけでなく、導電性樹脂14
の抵抗が大きくなりコンデンサの高周波特性を劣化させ
るので、導電性樹脂14の膜厚を100μm以下にして
いる。
【0015】以上のように本実施例によれば、積層セラ
ミックコンデンサの外部電極7として膜厚が3μm以下
の第1層の金属膜11を、コンデンサ素子6の両端部と
膜厚が100μm以下の第2層の導電性樹脂14との間
に設けることにより、第1層の金属膜11の粘度と粒度
から、浸透性と被覆性が極めて優れるためにコンデンサ
の外部電極7と内部電極2の電気的接続が均一で確実に
なるので、コンデンサの高周波特性を改善することがで
きるだけでなく、外部電極形成プロセスの低温化を可能
にすることができる。
【0016】(実施例2)以下に本発明の第2の実施例
について、図を参照しながら説明する。
【0017】図2において、実施例1記載の第2層の導
電性樹脂14の上に第3層としてはんだ層21を溶融は
んだ槽にコンデンサ素子6を浸漬するか、はんだペース
トを塗布した後に熱処理するか、電解めっき法、または
無電解めっき法により形成する。このはんだ層21によ
り積層セラミックコンデンサをプリント基板に実装する
際のはんだ濡れ性を確保することができる。
【0018】以上のように本実施例によれば、実施例1
記載の外部電極7の第2層の導電性樹脂14の上に、第
3層としてはんだ層21を設けることにより、コンデン
サの高周波特性を改善することと外部電極形成プロセス
の低温化を可能にすることができるだけでなく、積層セ
ラミックコンデンサをプリント基板に実装する際のはん
だ付け性を改善することができる。
【0019】(実施例3)以下に本発明の第3の実施例
について、図を参照しながら説明する。
【0020】図3において、実施例1記載の第2層の導
電性樹脂14の上に第3層としてニッケル層31をめっ
き法または蒸着法により形成する。このニッケル層31
により、積層セラミックコンデンサをプリント基板に実
装する際の金属粉12のはんだ喰われを防止することが
できるだけでなく、コンデンサ素子6が高温高湿に曝さ
れた場合の導電性樹脂14の耐熱性と耐湿性を改善する
ことができる。
【0021】この第3層のニッケル層31の上に第4層
としてはんだ層32をめっき法により形成する。このは
んだ層32により、積層セラミックコンデンサをプリン
ト基板に実装する際のはんだ漏れ性を確保することがで
きる。
【0022】以上のように本実施例によれば、実施例1
記載の外部電極7の第2層の導電性樹脂14の上に、第
3層としてニッケル層31を設け、その上に第4層とし
てはんだ層32を設けることにより、コンデンサの高周
波特性を改善することと外部電極形成プロセスの低温化
を可能にすることができるだけでなく、積層セラミック
コンデンサをプリント基板へのはんだ付け性を改善する
ことと外部電極の耐熱性と耐湿性を改善することができ
る。
【0023】(実施例4)以下に本発明の第4の実施例
について、図を参照しながら説明する。
【0024】図4において、実施例1記載の第1層の金
属膜11の上に第2層としてニッケル層41をめっき法
または蒸着法により形成する。このニッケル層41によ
り、プリント基板に実装する際の金属膜11のはんだ喰
われを防止することができる。
【0025】この第2層のニッケル層41の上に第3層
としてはんだ層42をめっき法により形成する。このは
んだ層42により、プリント基板に実装する際のはんだ
濡れ性を確保することができる。なお、この実施例では
導電性樹脂14は用いない。
【0026】以上のように本実施例によれば、実施例1
記載の外部電極7の第1層の金属膜11の上に、第2層
としてニッケル層41を設け、その上に第3層としては
んだ層42を設けることにより、コンデンサの高周波特
性を改善することと外部電極形成プロセスの低温化を可
能にすることができるだけでなく、積層セラミックコン
デンサをプリント基板へのはんだ付け性を改善すること
ができる。また、第1層の金属膜11の膜厚が3μm以
下と小さく、導電性樹脂を用いないために外部電極全体
の膜厚が小さくなり、外部電極7の形状が良くなるので
積層セラミックコンデンサのプリント基板への実装性を
改善することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、積層セラミック
コンデンサの外部電極の第1層として粒径が10〜50
0Åの微粒からなる金属粉が溶剤中に凝集しないように
分散した導電性ペーストを塗布焼成して膜厚が3μm以
下の金属膜を形成するため、焼成温度200〜350℃
の低温で焼成することができるだけでなく、第1層の導
電ペーストの粘度と粒度から、浸透性と被覆性が極めて
優れるために、コンデンサ素子の外部電極と内部電極の
電気的接続が均一で確実になるので、高周波特性を改善
することができる優れた積層セラミックコンデンサを実
現できるものである。
【0028】この第1層の上に、第2層として粒径が
0.1〜10μmの微粉からなる金属粉に熱硬化型樹脂
を添加した導電性熱硬化型樹脂ペーストを塗布硬化して
膜厚が100μm以下の導電性樹脂を形成するため、硬
化温度150〜250℃の低温で硬化することができる
ので、外部電極形成プロセスの低温化を可能にする優れ
た積層セラミックコンデンサを実現できるものである。
【0029】この第2層の上に、第3層、第4層とし
て、ニッケル層、はんだ層を形成するために、プリント
基板に実装する際のはんだ付け性と、外部電極の耐熱
性、耐湿性を改善することができる優れた積層セラミッ
クコンデンサを実現できるものである。
【0030】また、積層セラミックコンデンサの外部電
極の第1層として粒径が10〜500Åの微粒からなる
金属粉が溶剤中に凝集しないように分散した導電性ペー
ストを塗布焼成して膜厚が3μm以下の金属膜を形成
し、この第1層の上に、第2層、第3層として、ニッケ
ル層、はんだ層を形成したものは、高周波特性を改善す
ることと外部電極形成プロセスの低温化を可能にするこ
とができるだけでなく、プリント基板へのはんだ付け性
と実装性を改善することができる優れた積層セラミック
コンデンサを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における積層セラミック
コンデンサの断面図
【図2】本発明の第2の実施例における積層セラミック
コンデンサの断面図
【図3】本発明の第3の実施例における積層セラミック
コンデンサの断面図
【図4】本発明の第4の実施例における積層セラミック
コンデンサの断面図
【図5】従来の積層セラミックコンデンサの断面図
【符号の説明】
1 グリーンシート 2 内部電極 3 誘電体シート 4,5 誘電体シート両端部 6 コンデンサ素子 7 外部電極 11 金属膜 12 金属粉 13 熱硬化型樹脂 14 導電性樹脂 21,32,42,53 はんだ層 31,41,52 ニッケル層 51 金属層
フロントページの続き (72)発明者 橋本 正人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック誘電体のグリーンシート上に
    内部電極を形成した誘電体シートを用い、この誘電体シ
    ートの両端部から内部電極が導出するよう複数積層し焼
    成してなるコンデンサ素子の内部電極に接続するための
    外部電極として、粒径が10〜500Åの微粒を350
    ℃以下の温度にて焼成した膜厚が3μm以下の第1層の
    金属膜を形成し、この第1層の金属膜の上に膜厚が10
    0μm以下の第2層の導電性樹脂を形成してなる積層セ
    ラミックコンデンサ。
  2. 【請求項2】 外部電極の第2層の導電性樹脂上に、第
    3層としてのはんだ層を形成した請求項1記載の積層セ
    ラミックコンデンサ。
  3. 【請求項3】 外部電極の第2層の導電性樹脂上に、ニ
    ッケル層からなる第3層を形成し、この第3層のニッケ
    ル層上に第4層としてのはんだ層を形成した請求項1記
    載の積層セラミックコンデンサ。
  4. 【請求項4】 導電性樹脂に含まれる金属粉として、
    銀、パラジウム、銅、鉛、ニッケルなどを用いた請求項
    1記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 【請求項5】 導電性樹脂に含まれる金属粉として、は
    んだ喰われの起こらない電極材料をはんだ濡れ性の良好
    な電極材料にて被覆した金属粉により構成したものを用
    いた請求項1記載の積層セラミックコンデンサ。
  6. 【請求項6】 セラミック誘電体のグリーンシート上に
    内部電極を形成した誘電体シートを用い、この誘電体シ
    ートの両端部から内部電極が導出するように複数積層し
    て焼成してなるコンデンサ素子の外部電極として、粒径
    が10〜500Åの微粒を350℃以下の温度にて焼成
    した膜厚が3μm以下の第1層の金属膜を形成し、この
    第1層の金属膜上に第2層のニッケル層を形成し、この
    第2層のニッケル層の上に第3層のはんだ層を形成した
    積層セラミックコンデンサ。
  7. 【請求項7】 コンデンサ素子の外部電極として、粒径
    が10〜500Åの微粒からなる金属粉が溶剤中に凝集
    しないように分散した導電性ペーストを塗布後、焼成温
    度200〜350℃で焼成した第1層の金属膜を形成
    し、この第1層の金属膜上に粒径が0.1〜10μmの
    微粉からなる金属粉に熱硬化型樹脂を添加後混練した導
    電性熱硬化型樹脂ペーストを塗布後、硬化温度150〜
    250℃で硬化した第2層の導電性樹脂を形成する積層
    セラミックコンデンサの製造方法。
  8. 【請求項8】 外部電極の第2層の導電性樹脂上に第3
    層としてはんだ層を溶融はんだ槽にコンデンサ素子を浸
    漬するか、はんだペーストを塗布した後に熱処理する
    か、またはめっき法により形成する請求項7記載の積層
    セラミックコンデンサの製造方法。
  9. 【請求項9】 外部電極の第2層の導電性樹脂上に第3
    層としてニッケル層をめっき法または蒸着法により形成
    し、このニッケル層の上に第4層としてはんだ層をめっ
    き法により形成する請求項7記載の積層セラミックコン
    デンサの製造方法。
  10. 【請求項10】 コンデンサ素子の外部電極として、粒
    径が10〜500Åの微粒からなる金属粉が溶剤中に凝
    集しないように分散した導電性ペーストを塗布後、焼成
    温度200〜350℃で焼成した第1層の金属膜を形成
    し、この第1層の金属膜上に第2層としてニッケル層を
    めっき法または蒸着法により形成し、この第2層のニッ
    ケル層上に第3層としてはんだ層をめっき法により形成
    することを特徴とする積層セラミックコンデンサの製造
    方法。
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