JP2012104785A - チップ型電子部品の実装構造、チップ型電子部品の実装方法、チップ型電子部品、及びチップ型電子部品の製造方法 - Google Patents

チップ型電子部品の実装構造、チップ型電子部品の実装方法、チップ型電子部品、及びチップ型電子部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メッキレスの外部電極を用いた場合であってもハンダ濡れ性及び固着強度を好適に確保できるチップ型電子部品の実装構造、チップ型電子部品の実装方法、チップ型電子部品、及びチップ型電子部品の製造方法を提供する。
【解決手段】実装構造1では、SnでコーティングされたCuフィラーと、当該Snの融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層18によって端子電極13の最外層を形成している。これにより、メッキ層を形成する工程が不要となり、初期絶縁抵抗不良や耐圧不良などが生じることを回避できる。また、ランド電極22には、樹脂電極層18のSnよりも融点の低いハンダペーストが付与されている。このため、ハンダフィレットPの形成の際、ランド電極22上のハンダペーストが先に溶融して端子電極13側に流れ、樹脂電極層18のSnと親和するため、ハンダ濡れ性及び固着強度を確保できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、チップ型電子部品の実装構造、チップ型電子部品の実装方法、チップ型電子部品、及びチップ型電子部品の製造方法に関する。
従来のチップ型電子部品として、例えば特許文献1に記載の積層セラミックコンデンサがある。この従来の積層セラミックコンデンサでは、素体の端部に形成された外部電極が、Cu及びNiの合金及びガラス成分を有する下地導体膜と、Cu、Ni、Agの少なくとも1種を含む導電性樹脂層と、メッキ層とによって構成されている。
特開2003−318059号公報
外部電極にメッキ層を形成する場合、チップ型電子部品をハンダなどで回路基板に実装する際の外部電極のハンダ食われを抑制することができる。しかしながら、このようなチップ型電子部品では、メッキ層を形成する工程において、外部電極にメッキ液が浸入し、初期絶縁抵抗不良や耐圧不良などを誘引するおそれがある。このような問題に対し、例えば樹脂電極層を用いてメッキレスの外部電極を採用することが考えられる。しかしながら、樹脂電極層を用いる場合には、実装時のハンダ濡れ性や固着強度を確保することが課題となっている。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、メッキレスの外部電極を用いた場合であってもハンダ濡れ性及び固着強度を好適に確保できるチップ型電子部品の実装構造、チップ型電子部品の実装方法、チップ型電子部品、及びチップ型電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係るチップ型電子部品の実装構造は、内部電極を有する素体と、素体の端部に形成されて内部電極に接続される端子電極とを有するチップ型電子部品を回路基板のランド電極に実装してなるチップ型電子部品の実装構造であって、端子電極の最外層は、第1のハンダ成分と、導電性金属と、第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層によって形成され、ランド電極には、第1のハンダ成分よりも融点の低いハンダ成分が付与され、第1のハンダ成分と第2のハンダ成分とが一体となって端子電極と回路基板とが固着していることを特徴としている。
このチップ型電子部品の実装構造では、第1のハンダ成分と、導電性金属と、第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層によって端子電極の最外層を形成することで、メッキレスの端子電極が実現されている。これにより、メッキ層を形成する工程が不要となり、端子電極にメッキ液が浸入して初期絶縁抵抗不良や耐圧不良などが生じることを回避できる。また、回路基板のランド電極には、第1のハンダ成分よりも融点の低い第2のハンダ成分が付与されている。このため、第2のハンダ成分が先に溶融して端子電極側に流れ、樹脂電極層の第1のハンダ成分と親和するため、ハンダ濡れ性及び固着強度を良好に確保できる。
また、本発明に係るチップ型電子部品の実装方法は、内部電極を有する素体と、素体の端部に形成されて内部電極に接続される端子電極とを有するチップ型電子部品を回路基板のランド電極に実装するチップ型電子部品の実装方法であって、端子電極の最外層を、第1のハンダ成分と、導電性金属と、第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層によって形成し、ランド電極には、第1のハンダ成分よりも融点の低いハンダ成分を付与し、第1のハンダ成分と第2のハンダ成分とを一体させて端子電極と回路基板とを固着することを特徴としている。
このチップ型電子部品の実装方法では、第1のハンダ成分と、導電性金属と、第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層によって端子電極の最外層を形成することで、メッキレスの端子電極が実現されている。これにより、メッキ層を形成する工程が不要となり、端子電極にメッキ液が浸入して初期絶縁抵抗不良や耐圧不良などが生じることを回避できる。また、回路基板のランド電極には、第1のハンダ成分よりも融点の低い第2のハンダ成分が付与されている。このため、第2のハンダ成分が先に溶融して端子電極側に流れ、樹脂電極層の第1のハンダ成分と親和するため、ハンダ濡れ性及び固着強度を良好に確保できる。
また、導電性金属として、Niフィラー又はCuフィラーを用いることが好ましい。この場合、内部電極と端子電極との固着強度を確保できる。
また、固着前の樹脂電極層において、導電性金属に接するように第1のハンダ成分を存在させることが好ましい。これにより、樹脂電極層の第1のハンダ成分とランド電極の第2のハンダ成分との親和性を高めることができ、ハンダ濡れ性及び固着強度を良好に確保できる。
また、固着前の樹脂電極層において、導電性金属に第1のハンダ成分をコーティングさせたものを用いることが好ましい。これにより、樹脂電極層の第1のハンダ成分とランド電極の第2のハンダ成分との親和性を高めることができ、ハンダ濡れ性及び固着強度を良好に確保できる。
また、導電性金属として、Cuフィラー/Niコート構造、又はCuフィラー/Niコート/Snコート構造の導電性金属を用いることが好ましい。Cuフィラーが直接Snに接していると、Cu−Sn拡散相が形成されてハンダ濡れ性が低下することが考えられる。また、導電性の低下やボイドの発生による機械的強度の低下の一因にもなり得る。したがって、Cu相とSn相との間にNiによるバリア相を介在させることにより、上記の不具合の発生を好適に防止できる。
また、本発明に係るチップ型電子部品は、内部電極を有する素体と、素体の端部に形成されて内部電極に接続される端子電極とを有するチップ型電子部品であって、端子電極の最外層は、第1のハンダ成分と、導電性金属と、第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層によって形成されていることを特徴としている。
このチップ型電子部品では、第1のハンダ成分と、導電性金属と、第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層によって端子電極の最外層を形成することで、メッキレスの端子電極が実現されている。これにより、メッキ層を形成する工程が不要となり、端子電極にメッキ液が浸入して初期絶縁抵抗不良や耐圧不良などが生じることを回避できる。また、最外層の樹脂電極に第1のハンダ成分が含まれているので、回路基板側のハンダ成分との親和性が高められ、ハンダ濡れ性及び固着強度を良好に確保できる。
また、導電性金属は、Niフィラー又はCuフィラーであることが好ましい。この場合、内部電極と端子電極との固着強度を確保できる。
また、樹脂電極層において、導電性金属に接するように第1のハンダ成分が存在していることが好ましい。これにより、樹脂電極層の第1のハンダ成分とランド電極の第2のハンダ成分との親和性を高めることができ、ハンダ濡れ性及び固着強度を良好に確保できる。
また、樹脂電極層において、導電性金属に第1のハンダ成分がコーティングされていることが好ましい。これにより、樹脂電極層の第1のハンダ成分とランド電極の第2のハンダ成分との親和性を高めることができ、ハンダ濡れ性及び固着強度を良好に確保できる。
また、導電性金属は、Cuフィラー/Niコート構造、又はCuフィラー/Niコート/Snコート構造をなしていることが好ましい。Cuフィラーが直接Snに接していると、Cu−Sn拡散相が形成されてハンダ濡れ性が低下することが考えられる。また、導電性の低下やボイドの発生による機械的強度の低下の一因にもなり得る。したがって、Cu相とSn相との間にNiによるバリア相を介在させることにより、上記の不具合の発生を好適に防止できる。
また、端子電極は、素体の端部に接する焼付電極層を樹脂電極層の内側に有していることが好ましい。この場合、素体、焼付電極層、及び樹脂電極層それぞれの間の固着強度を確保できる。
また、本発明に係るチップ型電子部品の製造方法は、内部電極を有する素体と、素体の端部に形成されて内部電極に接続される端子電極とを有するチップ型電子部品の製造方法であって、端子電極の最外層を、第1のハンダ成分と、導電性金属と、第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化させた樹脂成分とを含む樹脂電極層によって形成する工程を含むことを特徴としている。
このチップ型電子部品では、第1のハンダ成分と、導電性金属と、第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層によって端子電極の最外層を形成することで、メッキレスの端子電極が実現されている。これにより、メッキ層を形成する工程が不要となり、端子電極にメッキ液が浸入して初期絶縁抵抗不良や耐圧不良などが生じることを回避できる。また、最外層の樹脂電極に第1のハンダ成分が含まれているので、回路基板側のハンダ成分との親和性が高められ、ハンダ濡れ性及び固着強度を良好に確保できる。
本発明によれば、メッキレスの外部電極を用いた場合であってもハンダ濡れ性及び固着強度を好適に確保できる。
本発明に係るチップ型電子部品の実装構造の一実施形態を示す断面図である。 樹脂電極層の構成の一例を示す図である。 樹脂電極層の構成の他の例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係チップ型電子部品の実装構造の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るチップ型電子部品の実装構造の一実施形態を示す断面図である。同図に示すように、実装構造1は、チップ型電子部品の一例としての積層コンデンサ11をハンダフィレットPの形成によって回路基板21に固定することによって構成されている。
積層コンデンサ11は、誘電体層14を介在させて第1の内部電極15と第2の内部電極16とが交互に積層されてなる略直方体形状のコンデンサ素体12と、コンデンサ素体12の両端部にそれぞれ形成される一対の端子電極13,13とを備えている。コンデンサ素体12の誘電体層14は、例えばBaTiO系、Ba(Ti,Zr)O系、(Ba,Ca)TiO系といった電歪特性を有する誘電体材料を含むセラミックグリーンシートの積層体を焼結することによって形成されている。
第1の内部電極15と第2の内部電極16とは、例えば粒径0.2μm〜5.0μm程度のNi、Pd、Ag、Ptといった導電性材料を含む導電性ペーストを印刷等によってセラミックグリーンシートにパターン形成し、これを焼結することによって形成されている。第1の内部電極15と第2の内部電極16とは、少なくともグリーンシート1層分に相当する誘電体層14を挟むようにして積層方向に交互に配置されている。
第1の内部電極15の端部は、コンデンサ素体12の長手方向の一端面に伸び、第2の内部電極16の端部は、コンデンサ素体12における長手方向の他端面に延びている。第1の内部電極15と第2の内部電極16とによって挟まれる素体領域は、積層コンデンサ11を実質的に発生させる部分となっている。
端子電極13は、コンデンサ素体12の端部を覆うように設けられた焼付電極層17と、焼付電極層17を覆うように端子電極13の最外層として設けられた樹脂電極層18とによって形成されている。焼付電極層17は、例えば粒径0.5μm〜30μm程度のCu、Ag、或いはセラミックス粉含有Niといった導電性金属粉末及びガラスフリットを含む電極ペーストを浸漬法などによってコンデンサ素体12の端部に付与し、これを焼結することによって形成されている。
一方、樹脂電極層18は、第1のハンダ成分と、導電性金属と、樹脂成分とを含む樹脂ペーストを熱硬化することによって形成されている。より具体的には、この樹脂ペーストは、例えば図2に示すように、表面にNiとSn(第1のハンダ成分)とがこの順にコーティングされた粒径0.5μm〜10μm程度のCuフィラー(導電性金属)に、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリミアン類などの樹脂成分を含有させたものであり、金属含有率はおよそ80wt%〜90wt%となっている。また、CuフィラーをコーティングするSnの融点は例えば230℃であるのに対し、樹脂成分の硬化温度は100℃〜200℃となっており、樹脂成分は、Snの融点以下で熱硬化される。
また、この樹脂ペーストは、例えば図3に示すように、表面にNiがコーティングされた粒径3μm〜10μm程度のCuフィラー(導電性金属)と、粒径0.5μm〜2.0μm程度のSn粉末(第1のハンダ成分)との混合粉に、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリミアン類などの樹脂成分を含有させたものであってもよい。この場合も、金属含有率はおよそ80wt%〜90wt%であることが好ましい。また、CuフィラーをコーティングするSnの融点は例えば230℃であるのに対し、樹脂成分の硬化温度は100℃〜200℃となっており、樹脂成分は、Snの融点以下で熱硬化される。
樹脂成分の熱硬化温度をSnの融点以下とすることで、樹脂電極層18の熱硬化の際のSnの溶融を防止できる。なお、導電性フィラーにSnをコーティングする方法としては、Sn微粉と導電性フィラーを混合する方法や、ハンダメッキを施した板状、棒状、或いは球状の金属体を粉砕する方法などが挙げられる。
回路基板21は、図1に示すように、積層コンデンサ11の端子電極13に対応するランド電極22を有している。ランド電極22は、例えば銅箔によって形成されており、例えばSn−Ag−Cuを含むハンダペースト(第2のハンダ成分)が付与されている。このハンダペーストの融点は例えば220℃となっており、積層コンデンサ11側の第1のハンダ成分の融点よりもわずかに低い融点となっている。
積層コンデンサ11と回路基板21とは、加熱によるハンダフィレットPの形成により、積層コンデンサ11側の第1のハンダ成分とランド電極22上の第2のハンダ成分とが一体化することによって互いに強固に固着されている。これにより、積層コンデンサ11の端子電極13と回路基板21のランド電極22との電気的な接続が実現されている。
以上説明したように、チップ型電子部品の実装構造1では、SnでコーティングされたCuフィラーと、当該Snの融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層18によって端子電極13の最外層を形成することで、メッキレスの端子電極13が実現されている。これにより、メッキ層を形成する工程が不要となり、端子電極13にメッキ液が浸入して初期絶縁抵抗不良や耐圧不良などが生じることを回避できる。さらに、端子電極13の最外層を樹脂電極層18によって構成することは、端子電極13における機械的な応力緩和にも寄与する。
また、回路基板21のランド電極22には、樹脂電極層18のSnよりも融点の低いハンダペーストが付与され、当該ハンダペーストによってハンダフィレットPが形成されている。このため、ハンダフィレットPの形成の際、ランド電極22上のハンダペーストが先に溶融して端子電極13側に流れ、樹脂電極層18のSnと親和するため、ハンダ濡れ性及び固着強度を良好に確保できる。
また、樹脂電極層18を構成する導電性ペーストでは、Cuフィラー/Niコート/Snコート構造(図2参照)、或いはCuフィラー/Niコート構造(図3参照)の導電性金属が用いられている。Cuフィラーが直接Snに接していると、Cu−Sn拡散相が形成されてハンダ濡れ性が低下することが考えられる。また、導電性の低下やボイドの発生による機械的強度の低下の一因にもなり得る。これに対し、本実施形態では、Cu相とSn相との間にNiによるバリア相を介在させることにより、上記の不具合の発生を好適に防止できる。
さらに、端子電極13は、コンデンサ素体2の端部に接する焼付電極層17を樹脂電極層18の内側に有している。この場合、コンデンサ素体12、焼付電極層17、及び樹脂電極層18それぞれの間の固着強度を確保できる。また、一般的な焼付電極層に第1のハンダ成分を含有させると、焼付温度によって第1のハンダ成分が溶融してしまう問題が生じるが、本実施形態では、上述したように樹脂成分の熱硬化温度が第1のハンダ成分の融点以下となっているので、第1のハンダ成分の溶融を防止できる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上述した実施形態では、樹脂電極層18を構成する導電性金属としてCuフィラーが用いられているが、これに代えてAgフィラーを用いてもよい。また、Niフィラーを用いることにより、Niによるコーティングを省略してもよい。
1…チップ型電子部品の実装構造、11…積層コンデンサ(チップ型電子部品)、12…コンデンサ素体、13…端子電極、15…第1の内部電極、16…第2の内部電極、17…焼付電極層、18…樹脂電極層、21…回路基板、22…ランド電極。

Claims (13)

  1. 内部電極を有する素体と、前記素体の端部に形成されて前記内部電極に接続される端子電極とを有するチップ型電子部品を回路基板のランド電極に実装してなるチップ型電子部品の実装構造であって、
    前記端子電極の最外層は、第1のハンダ成分と、導電性金属と、前記第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層によって形成され、
    前記ランド電極には、前記第1のハンダ成分よりも融点の低いハンダ成分が付与され、
    前記第1のハンダ成分と前記第2のハンダ成分とが一体となって前記端子電極と前記回路基板とが固着していることを特徴とするチップ型電子部品の実装構造。
  2. 内部電極を有する素体と、前記素体の端部に形成されて前記内部電極に接続される端子電極とを有するチップ型電子部品を回路基板のランド電極に実装するチップ型電子部品の実装方法であって、
    前記端子電極の最外層を、第1のハンダ成分と、導電性金属と、前記第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層によって形成し、
    前記ランド電極には、前記第1のハンダ成分よりも融点の低いハンダ成分を付与し、
    前記第1のハンダ成分と前記第2のハンダ成分とを一体させて前記端子電極と前記回路基板とを固着することを特徴とするチップ型電子部品の実装方法。
  3. 前記導電性金属として、Niフィラー又はCuフィラーを用いることを特徴とする請求項2記載のチップ型電子部品の実装方法。
  4. 固着前の前記樹脂電極層において、前記導電性金属に接するように前記第1のハンダ成分を存在させることを特徴とする請求項2又は3記載のチップ型電子部品の実装方法。
  5. 固着前の前記樹脂電極層において、前記導電性金属に前記第1のハンダ成分をコーティングさせたものを用いることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項記載のチップ型電子部品の実装方法。
  6. 前記導電性金属として、Cuフィラー/Niコート構造、又はCuフィラー/Niコート/Snコート構造の導電性金属を用いることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項記載のチップ型電子部品の実装方法。
  7. 内部電極を有する素体と、前記素体の端部に形成されて前記内部電極に接続される端子電極とを有するチップ型電子部品であって、
    前記端子電極の最外層は、第1のハンダ成分と、導電性金属と、前記第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化された樹脂成分とを含む樹脂電極層によって形成されていることを特徴とするチップ型電子部品。
  8. 前記導電性金属は、Niフィラー又はCuフィラーであることを特徴とする請求項7記載のチップ型電子部品。
  9. 前記樹脂電極層において、前記導電性金属に接するように前記第1のハンダ成分が存在していることを特徴とする請求項7又は8記載のチップ型電子部品。
  10. 前記樹脂電極層において、前記導電性金属に前記第1のハンダ成分がコーティングされていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項記載のチップ型電子部品。
  11. 前記導電性金属は、Cuフィラー/Niコート構造、又はCuフィラー/Niコート/Snコート構造をなしていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項記載のチップ型電子部品。
  12. 前記端子電極は、前記素体の端部に接する焼付電極層を前記樹脂電極層の内側に有していることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項記載のチップ型電子部品。
  13. 内部電極を有する素体と、前記素体の端部に形成されて前記内部電極に接続される端子電極とを有するチップ型電子部品の製造方法であって、
    前記端子電極の最外層を、第1のハンダ成分と、導電性金属と、前記第1のハンダ成分の融点以下で熱硬化させた樹脂成分とを含む樹脂電極層によって形成する工程を含むことを特徴とするチップ型電子部品の製造方法。
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