JPWO2013027374A1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

タッチパネル30と、タッチパネル30を筐体10の開口部11に位置させて振動可能に支持する弾性支持部材70と、タッチパネル30を振動させる振動部60と、タッチパネル30の裏面側に、該裏面から離間して配置される表示部40と、表示部40の裏面側に、該裏面から離間して配置される回路基板50と、表示部40の裏面側周縁部を支持するように筐体10に形成された支持部13と、を有し、タッチパネル30の表面31および筐体10の表面15には、タッチパネル30の周縁と筐体10との間隙14に跨って可撓性のシート部材20が設けられており、表示部40は、その裏面側周縁部が全周に亘って支持部13に対して気密に支持されている。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年8月19日に日本国に特許出願された特願2011−179821の優先権を主張するものであり、この先の出願の開示全体をここに参照のために取り込む。
本発明は、電子機器、より詳しくは、タッチパネルに対する操作入力を検出して、操作感をフィードバックする電子機器に関するものである。
現在、電子機器の入力装置として、タッチパネルやタッチパッドなど(以下、これらを総称してタッチパネルと言う)が広く採用されている。そのような入力装置において、操作者がタッチパネルを操作した際に、タッチパネルを振動させることにより、操作者の指先などに操作感をフィードバックするものが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載の電子機器を分解した外観斜視図である。図8に示すように、特許文献1に記載の電子機器(ディスプレイ装置)は、ディスプレイモニタ100、パネル固定用フレーム210、タッチパネル400、およびカバー500を備えている。この電子機器は、タッチパネル400等の各部品が、ディスプレイモニタ100に対して組付けられることにより構成されている。
特許文献1に記載の電子機器において、ディスプレイモニタ100は、液晶ディスプレイ(LCD)からなり、全体が矩形かつ扁平な形状を有している。ディスプレイモニタ100は、図示しない回路基板に搭載されて、当該回路基板に実装された表示制御回路による制御に従って、例えばキーやボタン等のオブジェクトまたは各種の情報などを、その表示面に表示する。このディスプレイモニタ100の表示面上には、当該モニタ100とほぼ同じ大きさのタッチパネル400が位置するように組付けられる。
タッチパネル400は、例えば透明な樹脂板にマトリクス状のスイッチ回路が形成され、パネル表面が操作者の指先などにより接触されると、その接触位置に応じた検出信号を、図示しない回路基板に実装されたタッチパネル制御回路に出力するように構成されている。つまり、操作者は、タッチパネル400を通して映し出されるディスプレイモニタ100の表示に従って当該パネル400に対して操作を行うことにより、電子機器に対して当該表示に応じた各種情報を入力することができる。
この電子機器においては、タッチパネル400の裏面側の対向する2辺に沿って、それぞれ圧電素子(ピエゾ素子)420が貼り付けられている。電子機器は、タッチパネル400が操作者による接触を検出すると、図示しない回路基板に実装された圧電素子駆動回路から圧電素子420に駆動信号(電圧)を付与する。これにより、圧電素子420は伸縮して、タッチパネル400の操作面に対して振動を発生させることができる。すなわち、上記操作に伴って、タッチパネル400が振動することにより、操作者は操作感を得ることができるようになっている。
タッチパネル400は、パネル固定用フレーム210を介してディスプレイモニタ100に組付けられている。パネル固定用フレーム210は、ABS等の硬質の樹脂材料から形成されることにより全体が剛性を有した構成となっている。
パネル固定用フレーム210には、タッチパネル400をその四隅において保持するホルダ220が組付けられる。図9は、4つのホルダ220のうち1つが、タッチパネル400の隅に取り付けられる様子を示す拡大図である。各ホルダ220には、タッチパネル400の角部を差込み可能なスリット状の差込み部360がそれぞれ形成されている。また、図8に示すように、パネル固定用フレーム210の周囲側面には、各側面それぞれの端部付近に、ホルダ220を固定するための固定孔320が設けられている。そして、図9に示すホルダ220に形成されたフック340aが、図8に示す各固定孔320に差し込まれることにより、各ホルダ220は、タッチパネル400をパネル固定用フレーム210に固定される。
このように、各ホルダ220にタッチパネル400の四隅がそれぞれ差込まれると、各ホルダ220は、タッチパネル400を四隅で外側から拘束するとともに、厚み方向の両側からも拘束した状態で保持する。したがって、特許文献1に記載の電子機器は、タッチパネル400が固定されるように配置することができる。
また、ホルダ220は、それぞれ、パネル固定用フレーム210よりも弾性係数の小さい材料、例えばシリコン系の樹脂またはゴムにより一体成型されている。このように、ホルダ220は、タッチパネル400を安定的に保持する一方で、タッチパネル400が振動できるように弾性変形可能に構成されている。なお、タッチパネル400とディスプレイモニタ100との間には、タッチパネル400の厚み方向の変位を可能とする隙間が確保される。このため、圧電素子420が振動する際に、当該振動に伴うタッチパネル400の厚み方向の変位が可能となっている。
したがって、特許文献1に記載の電子機器は、タッチパネル400を振動させる際に、その振動を大きく妨げることがないようになっているため、タッチパネル400の振動による操作感を良好に確保することができる。
特開2010−44497号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電子機器は、例えば車載用ナビゲーションシステムのディスプレイ装置などを想定しており、電子機器そのものの防塵対策は特に施されていない。例えば、図8に示す電子機器を組み立てると、タッチパネル400は、弾性材料のホルダ220の差込み部360に差し込まれた状態で、つまりホルダ220を介して、パネル固定用フレーム210に取り付けられる。これは、タッチパネル400をパネル固定用フレーム210に強固に固定してしまうと、圧電素子420が振動する際に、タッチパネル400が厚み方向に変位せず、タッチパネル400を良好に振動させることができなくなるためである。そのため、タッチパネル400とパネル固定用フレーム210との間には、隙間ができることになり、当該隙間から埃が浸入してディスプレイモニタ100の表示面上に埃が付着することが多分に想定される。
そこで、防塵対策として、例えば、タッチパネル400とパネル固定用フレーム210との間の隙間に、圧縮可能な防塵用クッションなどの弾性部材を挿入することが考えられる。しかし、圧縮可能な弾性部材を挿入すると、弾性部材が常にタッチパネル400とパネル固定用フレーム210との間に位置して、弾性部材の両端面が抑えられることになる。その結果、このような構造においては、タッチパネルが振動する際の振幅を稼ぐことができないことになる。
また、ディスプレイ装置には、例えば、回路基板に接続されて電源や映像等の外部入出力部が設けられる場合も想定される。この場合、その外部入出力部の例えばコネクタピンの挿入開口等から埃が浸入して、ディスプレイモニタ100の表示面上に埃が付着することも想定される。しかし、特許文献1に開示の電子機器は、このようなタッチパネル400の近傍以外からの埃の侵入によるディスプレイモニタ100に対する防塵対策については何ら考慮されていない。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、タッチパネルの振動減衰を抑制して表示部への防塵対策を施した電子機器を提供することにある。
上記目的を達成する本発明に係る電子機器の発明は、
タッチパネルと、
該タッチパネルを筐体の開口部に位置させて振動可能に支持する弾性支持部材と、
前記タッチパネルを振動させる振動部と、
前記タッチパネルの裏面側に、該裏面から離間して配置される表示部と、
該表示部の裏面側に、該裏面から離間して配置される回路基板と、
前記表示部の裏面側周縁部を支持するように前記筐体に形成された支持部と、を有し、
前記タッチパネルの表面および前記筐体の表面には、該タッチパネルの周縁と前記筐体との間隙に跨って可撓性のシート部材が設けられ、
前記表示部は、その裏面側周縁部が全周に亘って前記支持部に対して気密に支持されている、ことを特徴とするものである。
本発明の一実施の形態においては、前記支持部が、前記筐体の内壁から、前記表示部の裏面側周縁部の全周に亘って突出して形成されている、ことを特徴とするものである。
本発明の一実施の形態においては、前記支持部が、前記筐体の底部から、前記表示部の裏面側周縁部の全周に亘って枠状に突出して形成されている、ことを特徴とするものである。
本発明によれば、タッチパネルの振動減衰を抑制して表示部への防塵対策を施した電子機器を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る電子機器の外観斜視図である。 図1の電子機器の内部の概略構成を示す図である。 図1の電子機器の変形例を示す図である。 図1の電子機器の変形例を示す図である。 図1の電子機器の変形例を示す図である。 図1の電子機器の変形例を示す図である。 図1の電子機器の変形例を示す図である。 従来の電子機器の構成を示す分解斜視図である。 図8の部分拡大斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子機器の全体を示す斜視図である。本実施の形態に係る電子機器1は、外観上、筐体10と、可撓性のシート部材20とを備えている。筐体10は、例えば樹脂製のケースなどとして、ある程度の衝撃に耐えうる素材により構成するのが好適である。なお、図示の例では、筐体10を一つの筐体として示しているが、上部筐体と下部筐体とが一体に組み合わされて構成される場合もある。この場合、上部筐体と下部筐体との間は、例えばゴム製のパッキンを介した密閉構造にする等して、適当な防塵対策が施される。
図2(a)〜(c)は、図1に示した電子機器1の内部の概略構成を示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は図2(a)のB−B線断面図、図2(c)は図2(a)のC−C線断面図である。筐体10は、その表面側に矩形状の開口部11を有し、この開口部11に位置してタッチパネル30が配置され、タッチパネル30の裏面側に、該裏面から離間して表示部40が配置され、さらに、表示部40の裏面側に、該裏面から離間して回路基板50が配置される。
タッチパネル30は、例えば、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等の公知の方式の透明なものを用いることができる。また、タッチパネル30は、図2に示す例では長方形状となっているが、正方形状であってもよい。本明細書において「長方形状」、「正方形状」とは、各辺が直線である場合に限らず、円弧である場合も含むものである。
タッチパネル30は、タッチパネル制御回路に接続されて、タッチパネル制御回路により表示部40に表示されたオブジェクトに対する操作者の指やスタイラスペン等(以下、単に「接触物」と総称する)によるタッチパネル30のタッチ面(表面)31に対する接触を検出するとともに、タッチ面31に対する接触物の接触の位置を検出する。なお、タッチパネル30が接触物による接触を検出する上で、接触物がタッチパネル30に物理的に触れることは必須ではない。例えば、タッチパネル30が光学式である場合は、タッチパネル30は当該タッチパネル30上の赤外線が接触物で遮られた位置を検出するため、接触物がタッチパネル30に触れることは不要である。
タッチパネル30のタッチ面31とは反対側の面(裏面)32で、図2(a)に仮想線で示す表示部40の表示領域41から外れた領域には、2個の振動部60が設けられている。本実施の形態では、2個の振動部60を、タッチパネル30の短辺側の近傍において、その短辺に沿う向きにほぼ並行に延在して、例えば両面テープや接着剤等によって固着して設けられている。
振動部60は、所定の振動パターンによる振動を発生させることにより、タッチパネル30に接触している接触物に対して触感を呈示する。本実施の形態において、振動部60は、例えば圧電素子からなり、圧電素子駆動回路から供給される駆動信号に基づいて、長手方向に伸縮変位する。これにより、タッチパネル30を、駆動信号に応じた振動パターンで長辺側を節として湾曲振動させて、タッチ面31に接触している接触物に対して触感を呈示する。
表示部40は、例えば、液晶表示パネル(LCD)や有機EL表示パネル等を用いて構成される。表示部40は、表示制御回路による制御に従って、例えばキーのような押しボタンスイッチ(プッシュ式ボタンスイッチ)等のオブジェクトを画像で表示する。このオブジェクトは、タッチパネル30のタッチ面31上において接触すべき領域を操作者に示唆する画像である。また、押しボタンスイッチとは、操作者が入力の操作に用いるボタンやキー等(以下、単に「キー等」と総称する)である。なお、本明細書においては、表示関連の事項については、詳細な説明を省略する。
回路基板50は、上述したタッチパネル制御回路、圧電素子駆動回路および表示制御回路を含む電子機器1の動作に必要な回路を実装し、タッチパネル30、振動部60および表示部40とフレキシブル配線基板(FPC)等を介して接続される。また、筐体10に電源や映像等の外部入出力部が設けられる場合は、回路基板50に外部入出力部に対応する回路が実装されて、回路基板50と外部入出力部とがFPC等を介して接続される。
本実施の形態において、表示部40は、画像表示面(表面)42とは反対側の面(裏面)43が、筐体10の内壁12に形成された支持部13に支持される。支持部13は、筐体10の内壁12から、表示部40の裏面43側の周縁部の全周に亘って凸状に突出して形成されている。そして、表示部40は、その裏面43側の周縁部が、全周に亘って支持部13に固着されて支持される。なお、表示部40の支持部13への固着は、接着剤、両面テープ、ビス止め等の公知の態様が可能である。表示部40は、支持部13へ、例えば接着剤、両面テープ、ビス止め等により気密に支持されることにより、回路基板50から表示部40の表面側へ埃が侵入するおそれを低減することができる。なお、ここで、表示部40と支持部13との間の気密の度合いは、回路基板50側から表示部40の表面側へ埃が侵入するおそれを低減することができる程度の気密の度合いであればよく、気体が全く侵入しないような完全な気密の度合いである必要はない。
また、タッチパネル30は、筐体10の開口部11に位置して、振動部60により振動可能に、弾性支持部材70を介して表示部40の表面42に支持される。本実施の形態では、振動部60による振動の節となるタッチパネル30の各長辺部の裏面32において、表示部40の表示領域41から外れた両端部および中央部の3箇所、したがって両辺で合計6箇所を、それぞれ弾性支持部材70を介して、表示部40の表示領域41から外れた表面42に支持する。なお、筐体10の開口部11は、タッチパネル30の側面と筐体10との間に、タッチパネル30の振動に支障をきたさない程度の間隙14が、タッチパネル30の周縁に亘って形成される大きさとする。
また、シート部材20は、タッチパネル30の周縁の間隙14からの埃が侵入するおそれを低減するもので、間隙14を跨ってタッチパネル30の表面31および筐体10の表面15に、接着剤や両面テープ等を用いて接着して設けられる。なお、シート部材20は、間隙14を跨れば、必ずしもタッチパネル30の表面全体を覆う必要はないが、本実施の形態においては、タッチパネル30を傷等から保護するために、タッチパネル30の表面全体を覆うように設けている。したがって、本実施の形態において、シート部材20は、少なくとも、表示部40の表示領域41に対応する領域は、透明となっている。なお、シート部材20の厚さは、耐久性等に応じて適宜設定される。また、シート部材20は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)等の可撓性材料により構成される。
回路基板50は、筐体10の底部16と表示部40との間、図示の例では、底部16と支持部13との間に配置される。なお、タッチパネル30や振動部60のFPCは、表示部40と支持部13との間を、両面テープ等を用いて気密に通して回路基板50に接続する。あるいは、支持部13の一部にFPCが貫通する開口を形成し、FPCを貫通させて回路基板50に接続した後、樹脂等により開口を閉塞する。あるいは、表示部40に中継コネクタを設けて、中継コネクタを介して回路基板50に接続する。
上記のように構成される本実施の形態における電子機器1は、表示部40にキー等を表示させることで、タッチパネル30を通してそのキー等が視認される。ここで、操作者が、接触物によって、キー等が視認される部位のタッチパネル30に触れると、振動部60が駆動されて、タッチパネル30が湾曲振動する。これにより、タッチパネル30に触れている接触物に対して、例えば押しボタンスイッチを押したような触感を呈示することができる。
しかも、タッチパネル30の周縁と筐体10との間隙14は、可撓性を有するシート部材20で覆われており、表示部40は、その裏面43の周縁部が全周に亘って、筐体10の内壁12から突出して形成された支持部13に固着されている。したがって、タッチパネル30とその支持部材との間、本実施の形態では表示部40との間に、全周に亘って弾性部材を介在させる防塵構造と比較して、タッチパネル30の振動の減衰を抑制して、表示部40の画像表示面である表面42への防塵機能を十分に発揮させることができる。
次に、上述した電子機器1の各種の変形例について、図3〜図7を参照して説明する。なお、図3〜図7は、図2(c)の断面図に相当するものであり、上述した構成要素と同様の作用をなす構成要素には、同一参照符号を付して説明を省略する。
図3に示す変形例は、表示部40の支持部13を、筐体10の内壁12から底部16に亘って段差状に突出して形成したものである。図4に示す変形例は、筐体10にタッチパネル30を支持する段差部17を形成し、この段差部17に弾性支持部材70を介してタッチパネル30を振動可能に支持したものである。図5に示す変形例は、図3に示した表示部40の支持構造と、図4に示したタッチパネル30の支持構造とを組み合わせたものである。
図6に示す変形例は、表示部40の支持部13を、筐体10の底部16から表示部40の裏面側周縁部の全周に亘って枠状に突出して、つまり底部16から立ち上げて形成し、その上面に表示部40を固着したものである。図7に示す変形例は、図6において、タッチパネル30の支持構造を図4および図5と同様の支持構造としたものである。なお、図6および図7において、回路基板50に接続される外部入出力部がある場合は、表示部40の表面42が位置する空間に、外部入出力部が連通しないように、外部入出力部のみを独立して防塵構造としたり、外部入出力部が回路基板50の位置する空間に存在するように支持部13を適宜変形したりすればよい。
図3〜図7の電子機器においても、図2に示した電子機器1と同様に、タッチパネル30の振動の減衰を抑制して、表示部40の画像表示面である表面42への防塵機能を十分に発揮させることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態や変形例に限定されるものではなく、更なる変形または変更が可能である。例えば、表示部40の支持部13は、必ずしも表示部40の裏面周縁部の全周に亘って設ける必要はなく、一部に例えばタッチパネル30や振動部60のFPCを通すための切り欠きがあってもよい。この場合は、例えば、表示部40の裏面43から閉塞用のシート状部材を延在させて、該シート状部材により当該切り欠きを閉塞するようにして、表示部40の裏面側周縁部が全周に亘って支持部13に対して気密に支持されるようにすればよい。
また、タッチパネル30を振動させる振動部60は、2個に限らず、所要の振動振幅に応じて任意の個数とすることができる。また、振動部60は、タッチパネル30の全面に透明圧電素子を設けて構成したり、振動モータ(偏心モータ)を用いて構成したり、することもできる。また、タッチパネル30を振動可能に支持する弾性支持部材70は、6個に限らず、タッチパネル30の大きさに応じて、4点支持や8点支持等、適宜変更可能である。また、タッチパネル30は、筐体10の開口部11の側面に振動可能に支持してもよい。
さらに、タッチパネル30は、接触の位置を検出する構成に限らず、単に接触の有無を検出する構成であってもよい。また、タッチパネル30に、例えば、押圧を検出する押圧検出部をさらに設け、押圧検出部により検出される押圧に基づくデータが所定の基準を満たした際に、タッチパネル30に対する接触がなされたものと判定したり、振動部60を駆動して触感を提示したりすることができる。ここで、押圧に基づくデータが所定の基準を満たした際とは、押圧に基づくデータが基準値に達した際であってもよいし、押圧に基づくデータが基準値を超えた際でもよいし、基準値が検出された際でもよい。
このような押圧検出部は、例えば、タッチパネル30に任意の個数の歪みゲージセンサ等を設けて構成したり、振動部60を圧電素子で構成する場合は、当該圧電素子を共用して構成したりすることができる。あるいは、押圧検出部は、タッチパネル30による接触検出方式に応じて構成したりすることもできる。例えば、抵抗膜方式の場合は、接触面積による抵抗変化に基づく出力信号の変化から押圧に基づくデータを取得するように押圧検出部を構成したり、また、静電容量方式の場合は、静電容量の変化に基づく出力信号の変化から押圧に基づくデータを取得するように押圧検出部を構成したりすることができる。
1 電子機器
10 筐体
11 筐体の開口部
12 筐体の内壁
13 支持部
14 間隙
15 筐体の表面
16 筐体の底部
17 段差部
20 シート部材
30 タッチパネル
31 タッチパネルのタッチ面(表面)
32 タッチパネルの裏面
40 表示部
41 表示領域
42 表示部の画像表示面(表面)
43 表示部の裏面
50 回路基板
60 振動部
70 弾性支持部材

Claims (3)

  1. タッチパネルと、
    該タッチパネルを筐体の開口部に位置させて振動可能に支持する弾性支持部材と、
    前記タッチパネルを振動させる振動部と、
    前記タッチパネルの裏面側に、該裏面から離間して配置される表示部と、
    該表示部の裏面側に、該裏面から離間して配置される回路基板と、
    前記表示部の裏面側周縁部を支持するように前記筐体に形成された支持部と、を有し、
    前記タッチパネルの表面および前記筐体の表面には、該タッチパネルの周縁と前記筐体との間隙に跨って可撓性のシート部材が設けられ、
    前記表示部は、その裏面側周縁部が全周に亘って前記支持部に対して気密に支持されている、ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記支持部は、前記筐体の内壁から、前記表示部の裏面側周縁部の全周に亘って突出して形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記支持部は、前記筐体の底部から、前記表示部の裏面側周縁部の全周に亘って枠状に突出して形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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