JP5496373B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年2月18日に出願された日本国特許出願2011−33957号の優先権を主張するものであり、この先の出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本発明は、電子機器に関するものである。より詳細には、本発明は、タッチパネルに対する操作入力を検出して、操作感をフィードバックする電子機器に関するものである。
現在、電子機器の入力装置として、タッチパネルやタッチパッドなどが広く採用されている。そのような入力装置において、操作者がタッチパネルやタッチパッドなどを操作した際に、タッチパネルやタッチパッドを湾曲振動させることにより、操作者の指先などに操作感をフィードバックするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図9は、特許文献1に記載の電子機器を分解した外観斜視図である。図9に示すように、特許文献1に記載の電子機器(ディスプレイ装置)は、ディスプレイモニタ100、パネル固定用フレーム210、タッチパネル400、およびカバー500を備えている。この電子機器は、タッチパネル400等の各部品が、上記ディスプレイモニタ100に対して組付けられることにより構成されている。
特許文献1に記載の電子機器において、ディスプレイモニタ100は、液晶ディスプレイ(LCD)からなり、全体が矩形かつ扁平な形状を有している。ディスプレイモニタ100は、図示しない制御装置による制御に従って、例えばキーやボタン等のオブジェクトまたは各種の情報などを、その表示面に表示する。このディスプレイモニタ100の表示面上には、当該モニタ100とほぼ同じ大きさのタッチパネル400が位置するように組付けられる。
タッチパネル400は、例えば透明な樹脂板にマトリクス状のスイッチ回路が形成され、パネル表面が操作者の指先などにより接触されると、その接触位置に応じた検出信号を前記制御装置に出力するように構成されている。つまり、操作者は、タッチパネル400を通して映し出されるディスプレイモニタ100の表示に従って当該パネル400に対して操作を行うことにより、前記電子機器に対して当該表示に応じた各種情報を入力することができる。
この電子機器においては、図9に示すように、タッチパネル400の裏面側の上辺(図の奥側)および下辺(図の手前側)に沿って、一対の圧電素子(ピエゾ素子)420が貼り付けられている。タッチパネル400が操作者による接触を検出すると、この電子機器は、前記制御装置から圧電素子420に駆動信号(電圧)を付与する。この駆動信号を受信すると、圧電素子420は伸縮してタッチパネル400を変形(湾曲)させるため、この電子機器は、タッチパネル400の操作面に対して振動を発生させることができる。すなわち、上記操作に伴って、タッチパネル400が振動することにより、操作者は操作感を得ることができるようになっている。
なお、この電子機器において、タッチパネル400は、パネル固定用フレーム210を介して前記ディスプレイモニタ100に組付けられている。パネル固定用フレーム210は、ABS等の硬質の樹脂材料から形成されることにより全体が剛性を有した構成となっている。
図9に示すように、パネル固定用フレーム210には、前記タッチパネル400をその四隅において保持するホルダ220が組付けられる。図10は、4つのホルダ220のうち1つが、タッチパネル400の隅に取り付けられる様子を示す拡大図である。各ホルダ220には、タッチパネル400の角部を差込み可能なスリット状の差込み部360がそれぞれ形成されている。また、図9に示すように、パネル固定用フレーム210の周囲側面には、各側面それぞれの端部付近に、ホルダ220を固定するための固定孔320が設けられている。そして、図10に示すホルダ220に形成されたフック340aが、図9に示す各固定孔320に差し込まれることにより、各ホルダ220は、タッチパネル400をパネル固定用フレーム210に固定する。
このように、各ホルダ220にタッチパネル400の四隅がそれぞれ差込まれると、各ホルダ220は、タッチパネル400を四隅で外側から拘束するとともに、厚み方向の両側からも拘束した状態で保持する。したがって、特許文献1に記載の電子機器は、タッチパネル400が固定されるように配置することができる。
また、ホルダ220は、それぞれ、パネル固定用フレーム210よりも弾性係数の小さい材料から形成されており、例えばシリコーン系の樹脂またはゴムにより一体成型されている。このように、ホルダ220は、タッチパネル400を安定的に保持する一方で、タッチパネル400が振動できるように弾性変形可能に構成されている。なお、タッチパネル400とディスプレイモニタ100との間には、タッチパネル400の厚み方向の変位を可能とする隙間が確保される。このため、圧電素子420が振動する際に、当該振動に伴うタッチパネル400の厚み方向の変位が可能となっている。
したがって、特許文献1に記載の電子機器は、タッチパネル400を振動させる際に、その振動を大きく妨げることがないようになっているため、タッチパネル400の振動による操作感を良好に確保することができる。
特開2010−44497号公報
上述したように、特許文献1に記載の電子機器は、タッチパネルの振動による操作感を良好に確保することができるとともに、タッチパネルが固定されるように配置することができる。
ところで、特許文献1に記載の電子機器は、例えば車載用ナビゲーションシステムのディスプレイ装置などを想定しており、電子機器そのものの防塵対策および防水対策は特に施されていない。例えば、図9に示す電子機器を組み立てると、タッチパネル400は、弾性材料のホルダ220の差込み部360に差し込まれた状態で、つまりホルダ220を介して、パネル固定用フレーム210に取り付けられる。これは、タッチパネル400をパネル固定用フレーム210に強固に固定してしまうと、圧電素子420が振動する際に、タッチパネル400が厚み方向に変位せず、タッチパネル400を良好に振動させることができなくなるためである。したがって、タッチパネル400とパネル固定用フレーム210との間には、隙間ができることになり、当該隙間から埃や水分が浸入することが多分に想定される。
そこで、特許文献1に記載の電子機器において、防塵対策として、例えば、タッチパネル400とパネル固定用フレーム210との間に防塵用クッションなどの部材を挿入することも考えられる。しかしながら、このような防塵用クッションは、ある程度圧縮可能な材質を用いたとしても、圧縮後の厚さの分だけタッチパネルが湾曲する物理的なスペースを奪ってしまうことになる。したがって、このような構造においては、タッチパネルが振動する際の振幅を稼ぐことができないという問題が生じる。
また、特許文献1に示されている電子機器に対して防水を施す場合、外部からの埃や水の浸入を防ぐために、例えば、タッチパネル400と当該タッチパネル400の周囲を覆う部材との間を防水テープで固着するという対策が考えられる。例えば図9に示したように、パネル固定用フレーム210を介してタッチパネル400とディスプレイモニタ100とを組み合わせたものに、さらにカバー500を装着する場合、カバー500とタッチパネル400とを防水テープで固着することができる。このようにしてカバー500とタッチパネル400とを防水テープで固着すれば、カバー500とタッチパネル400との隙間を埋めることができるため、外部からの水の浸入を防ぐことができる。
しかしながら、このようにカバー500とタッチパネル400とを防水テープで固着してしまうと、タッチパネル400が振動する際の振幅を稼ぐことができなくなってしまう。このように、タッチパネル装置に防水対策を施すと、同時にタッチパネルを振動させる際の振幅を減殺してしまうという問題がある。
さらに、特許文献1に記載の電子機器において、タッチパネル400をパネル固定用フレーム210に固定しているのは、四隅のホルダ220のみである。また、このホルダ220は、上述したように、シリコーン系の樹脂またはゴムなどの弾性材料製である。このため、この電子機器は、例えば床に落下するなどして外から強い衝撃が加わると、ホルダ220によって固定された部分(例えば差込み部360)が衝撃に耐えきれず、タッチパネル400がホルダ220から外れて剥離してしまうなどの不都合が想定される。
図9に示したように、タッチパネル400を組付けた後さらにカバー500を装着する場合は、タッチパネル400がホルダ220から外れたとしても、タッチパネル400がカバー500を経て脱落することはないようにも思われる。しかしながら、このような構成においても、タッチパネル400がホルダ220から外れると、すなわちタッチパネル400が剥離すると、カバー500内部においてタッチパネル400がずれたり、ぐらついたりするなどの不都合は避けられない。また、上述したように、タッチパネル400の剥離を防止するために、例えばタッチパネル400とカバー500とを頑丈に固定してしまうと、タッチパネル400が湾曲しにくくなるため、タッチパネル400を振動させる際の振幅を減殺してしまうという問題がある。
そこで本発明は、圧電素子等によりタッチパネルを湾曲振動させる電子機器において、防水、防塵対策を施しつつ、振動の減衰をできるだけ抑えることができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する第1の観点に係る電子機器の発明は、
タッチパネルと、
前記タッチパネルに配設されて当該タッチパネルを湾曲振動させる振動部と、
前記タッチパネルを、枠状の接着部材を介して固定支持する支持部材と、を備えた電子機器であって、
前記タッチパネルは、前記振動部に対して当該タッチパネルの外形端側に、前記湾曲振動の振動面に沿って延在するスリットを有し、
前記接着部材は、当該接着部材の一辺が、前記スリットに対して前記振動部と反対側に配設されていることを特徴とするものである。
第2の観点に係る発明は、第1の観点に係る電子機器において、
前記振動部は、前記タッチパネルに伸縮可能に配設された圧電素子である、ことを特徴とするものである。
第3の観点にかかる発明は、第1の観点にかかる電子機器において、
前記スリットの長さは、隣接する前記タッチパネルのアクティブエリアの長さよりも長い、ことを特徴とするものである。
本発明よれば、圧電素子等によりタッチパネルを湾曲振動させる電子機器において、タッチパネルの振動を極力減衰させることなく、電子機器内への水や埃が入り込むおそれを極力低減することができる電子機器が提供される。
本発明の一実施の形態に係る電子機器の全体を示す斜視図である。 図1に示す電子機器を構成するタッチパネルアセンブリに関し、(a)はタッチパネルアセンブリの表面側を示す斜視図であり、(b)はタッチパネルアセンブリの裏面側を示す斜視図である。 図2に示すタッチパネルアセンブリを、図1に示す上部筐体とともに表面側から示した、分解斜視図である。 図2に示すタッチパネルアセンブリを、図1に示す上部筐体とともに裏面側から示した、分解斜視図である。 タッチパネルの湾曲振動における振動面を説明する図である。 図2(b)に示すA−Aに沿う部分拡大断面図であり、(a)は、スリットがタッチパネルの表面と裏面とを貫通させた孔である場合を示す図であり、(b)は、スリットがタッチパネルの裏面から表面に向けて凹状となる溝である場合を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る電子機器に関し、タッチパネルを、振動部とともに裏面側から示す斜視図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る電子機器に関し、タッチパネルアセンブリを裏面側から示す斜視図である。 従来の電子機器の構造を説明する図である。 従来の電子機器の構造を説明する他の図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子機器の全体を示す斜視図である。本実施の形態に係る電子機器1は、筐体10と、タッチパネルアセンブリ20とを備えている。
筐体10は、上部筐体11と下部筐体12とを一体に組み合わせたものである。これら上部筐体11と下部筐体12との間は、これらが一体に組み合わされた状態においては、例えばゴム製のパッキンを介した密閉構造にする等して、適当な防水及び防塵の措置がなされている。上部筐体11及び下部筐体12は、例えば樹脂製のケースなどとして、ある程度の衝撃に耐えうる素材により構成するのが好適である。なお、以下の説明においては、上部筐体11と下部筐体12との組み合わせ構造については、詳細な説明を省略する。
タッチパネルアセンブリ20は、タッチパネルを基本部材として、外観シート部材等をはじめとする各種の部材を、そのタッチパネルの表面、又は裏面に取り付けたものである。なおタッチパネルアセンブリ20に係る各種の部材、及びこれら部材の構成については後述する。本実施の形態において、タッチパネルアセンブリ20は、後述する接着部材、特には防水テープを介して上部筐体11に固定支持されていて、上部筐体11とタッチパネルアセンブリ20との間からの水の浸入や埃の入り込みを阻止している。
図2は、図1に示す電子機器1を構成するタッチパネルアセンブリ20に関し、(a)はタッチパネルアセンブリ20の表面側を示す斜視図であり、(b)はタッチパネルアセンブリ20の裏面側を示す斜視図である。また図3は、図2に示すタッチパネルアセンブリ20を、図1の上部筐体11とともに表面側から示す分解斜視図である。図4は、図2に示すタッチパネルアセンブリ20を、図1の上部筐体11とともに裏面側から示す分解斜視図である。
タッチパネルアセンブリ20は、図2(b)及び図4に示すように、タッチパネル21の裏面側に振動部22、防塵ガスケット部材23、及び接着部材24を備えている。また、タッチパネル21の表側面には、図3に示すように、外観シート部材25が配設されている。
本実施の形態においてタッチパネル21は、例えば透明の樹脂材によって形成されている。タッチパネル21は、図2(a)、(b)に示す例では長方形状となっているが、正方形状であってもよい。本明細書において「長方形状」、「正方形状」とは、各辺が直線である場合に限らず、円弧である場合も含むものである。
また本実施の形態においては、図2(b)に示すように、2個の振動部22が、タッチパネル21の短辺側の近傍において、その短辺側の外形端21aに沿う向きにほぼ並行に延在していて、例えば両面テープや接着剤等によってタッチパネル21に固着されている。
この振動部22は、所定の振動パターンによる振動を発生させることにより、タッチパネル21に接触している接触物に対して触感を呈示する。本実施の形態において、振動部22は、例えば圧電素子であって、図示しない制御部から供給される駆動信号に基づいて長手方向に伸縮変位する。これにより、タッチパネル21のアクティブエリア21b(図2(b)に示す破線の内側の領域)を、図2(a)に矢印で示す向き、すなわち、長辺側よりも短辺側が大きく撓む向きに湾曲振動させることができる。なお、本明細書において「アクティブエリア」とは、タッチパネルの内側部分であって湾曲振動する操作領域を示す。
また、タッチパネル21は、図2(b)に示すように、外形端21aと振動部22との間に、湾曲振動の振動面に沿って延在するスリット21cを備えている。ここで湾曲振動の「振動面」とは、図5に示すように、タッチパネルが湾曲振動する際に、振幅の変動する向きに沿う面を示す。すなわち、図2(a)に示すように、タッチパネル21が長辺側よりも短辺側が大きく撓む向きに湾曲振動する場合には、湾曲振動の振動面に沿う向きとは、短辺に沿う向きとなる。なお、振動部22に圧電素子を用いる場合においては、当該圧電素子の延在する向きが、湾曲振動の振動面に沿う向きとなる。
スリット21cは、図6(a)に示すように、タッチパネル21の表面と裏面とを貫通させた孔でもよいし、最後まで貫通せずに何れか一方の面から他方の面に向けて凹状となる溝であってもよい。なお湾曲振動の減衰を極力小さくする場合には、スリット21cを貫通孔とすることが好ましい。またタッチパネル21の表面は、後述するように外観シート部材で覆われるので、スリット21cはほとんど目立つことはないが、図6(b)に示すようにタッチパネル21の裏面から表面に向けて凹状の溝とする場合は、タッチパネル21の表面にスリット21cが現れないので特に目立ちにくくすることができる。
タッチパネル21は、例えば筐体10内に配置される表示部(図示せず)の前面に配置して、表示部に表示したオブジェクトに対する操作者の指やスタイラスペン等(以下、単に「接触物」と総称する)による接触を、対応するタッチパネル21のアクティブエリア21bにおいて検出する。したがって、本実施の形態において、「タッチパネル」とは、例えばLCD等とすることができる表示部の前面に配置する、すなわち当該表示部とは別に設けられる部材を想定して説明する。また、タッチパネル21は、アクティブエリア21bに対する接触物の接触の位置を検出し、当該検出した接触の位置を制御部(図示せず)に通知する。
このタッチパネル21は、例えば抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等の公知の方式のもので構成されたタッチパネルを用いることができる。なお、タッチパネル21が接触物による接触を検出する上で、接触物がタッチパネル21に物理的に触れることは必須ではない。例えば、タッチパネル21が光学式である場合は、タッチパネル21は当該タッチパネル21上の赤外線が接触物で遮られた位置を検出するため、接触物がタッチパネル21に触れることは不要である。
上述した表示部は、例えばキーのような押しボタンスイッチ(プッシュ式ボタンスイッチ)等のオブジェクトを画像で表示する。このオブジェクトは、タッチパネル21のアクティブエリア21b上において接触すべき領域を操作者に示唆する画像である。また、押しボタンスイッチとは、操作者が入力の操作に用いるボタンやキー等(以下、単に「キー等」と総称する)である。この表示部は、例えば、液晶表示パネル(LCD)や有機EL表示パネル等を用いて構成される。なお本明細書においては、表示関連の事項については、詳細な説明を省略する。
また、防塵ガスケット部材23は、外部または筐体内部に存在する埃や塵が、タッチパネル21と表示部の間に侵入することを極力低減するものである。防塵ガスケット部材23としては、タッチパネル21の湾曲振動を妨げないように、例えばスポンジ等の発泡材や硬度の低い非発泡材が用いられる。
本実施の形態において防塵ガスケット部材23は、中央部に開口を有する枠状となっている。ここで「枠状」とは、一体に形成されたものに限られず、例えば辺毎に分離したものを組み合わせて形成されるものも含む。防塵ガスケット部材23は、図2(b)に示す例では、アクティブエリア21bよりも外側に、かつ2個の振動部22よりも内側に配設されている。ここで防塵ガスケット部材23は、タッチパネル21と上部筐体11との間で挟み込まれて固定されるものでもよいが、タッチパネル21の湾曲振動等によって位置がずれないように、タッチパネル21又は上部筐体11のいずれか一方に、両面テープや接着剤等で固着することが好ましい。なお、本実施の形態に示すように、防塵ガスケット部材23をタッチパネル21側に固着させる場合は、予めアクティブエリア21bを避けた部位に防塵ガスケット部材23を位置決めして固着させることができるので、防塵ガスケット部材23がアクティブエリア21bの内側に入り込むおそれを十分に低減できる。また、防塵ガスケット部材23をタッチパネル21に固着することで、タッチパネルアセンブリ20として一部材の如く上部筐体11に取り付けることができるので、作業性の向上にも寄与することとなる。
接着部材24は、タッチパネル21と上部筐体11とを固着する両面テープとして機能するとともに、外部の水が、タッチパネル21と上部筐体11との隙間を通って電子機器1の内部に侵入することを極力低減する機能を有するものである。このような機能を発揮するものとしては、例えば防水テープが挙げられる。本実施の形態に示す接着部材24は、図3、図4に示すように、タッチパネル21とほぼ同一の外形となっており、その中央部に開口を設けた枠状となっている。ここで「枠状」とは、上述したように一体に形成されたものに限られず、例えば辺毎に分離したものを組み合わせて形成されるものも含む。また接着部材24は、図2(b)に示すように、その短辺側がスリット21cに対して振動部22と反対側に配設され、その長辺側が防塵ガスケット部材23の外側に配設されている。これによりタッチパネル21は、接着部材24によって、その全周に亘って上部筐体11に固着される。
そして本実施の形態において上部筐体11は、図3に示すように、タッチパネル21とほぼ同形状、又は若干広い範囲で面落としされた、タッチパネル21の固着領域となる凹所11aと、図示しない表示部に対応する部位に形成された開口11bとを備えている。なお、本実施の形態においては、上述した上部筐体11が「支持部材」を構成するものであって、当該支持部材は、ディスプレイなどの表示部や制御部等を構成する基板などを含まないものとして説明した。しかしながら、本発明において、「支持部材」は上部筐体11に限定されず、例えば、下部筐体12、筐体10、表示部、各種の基板など、種々の部材とすることもできる。
タッチパネル21の表面側に取り付けられる外観シート部材25は、タッチパネル21を傷等から保護するとともに、タッチパネル21に併せて湾曲することができるものである。外観シート部材25は、例えばポリエステル、アクリル、ポリカーボネート等の柔軟性のある材料で形成されていて、図3、図4に示すようにタッチパネル21と同等の外形となっている。本実施の形態において外観シート部材25は、透明又は半透明の材料で形成されている。また、外観シート部材25の裏面の縁部周辺は、印刷等によって非透明の縁取り部分25aが形成されていて、縁取り部分25aを除いた外観シート部材25の中央部が、アクティブエリア21bとほぼ同範囲となるビューエリア25bとなっている。これにより、上部筐体11の開口11bを通して表示部のオブジェクトを視認できる一方、振動部22及びスリット21cは、非透明の縁取り部分25aで覆い隠すことができるので、見栄えが損なわれることがない。
また本実施の形態において、外観シート部材25は、例えば透明の接着剤や透明の両面テープ等を用いて、その全面又は一部をタッチパネル21と接着するものである。ここで外観シート部材25は、予め印刷等を施したうえで、一体成形によってタッチパネル21と固着させ、その後、振動部22等を取り付けるようにしたものでもよい。なお、タッチパネル21の全面に外観シート部材25を固着する場合でも、外観シート部材25は薄く柔軟性のあるシート材であるので、タッチパネル21の湾曲振動が阻害されることはない。
上記のように構成される本実施の形態における電子機器1は、例えばLCD等の表示部にキー等を表示させることで、外観シート部材25のビューエリア25bを通して、そのキー等が視認される。ここで操作者が、接触物によって、キー等が視認される部位の外観シート部材25に触れると、振動部22が作用して、タッチパネル21のアクティブエリア21bが、外観シート部材25を伴ったまま、図2(a)に矢印で示す、長辺側よりも短辺側が大きく撓む向きに湾曲振動する。アクティブエリア21bの短辺側には、振動部22と接着部材24との間にスリット21cが形成されており、接着部材24によるアクティブエリア21bの動きの阻害が十分に排除されるので、アクティブエリア21bの湾曲振動の減衰を抑えることができる。これにより、外観シート部材25に触れている接触物に対して、例えば押しボタンスイッチを押した如き触感を確実に呈示することができる。しかも、タッチパネル21は、その全周に亘って上部筐体11に固着されているので、防水及び防塵機能を十分に発揮させることができるうえ、落下等によって外から強い衝撃が加わる場合にも、剥離のおそれを十分に排除することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、振動部22は2個に限られず、所要の湾曲振動の振幅に応じて任意の個数とすることができる。
また、図3に示すように、スリット21cの長さLを、そのスリット21cが隣接するアクティブエリア21bの長さ(図示の例では短辺側の長さ)Lよりも長くする場合、すなわち、スリット21cの両端部がアクティブエリア21bの両長辺よりも外側に位置する場合は、湾曲振動の節がアクティブエリア21bの長辺よりも外側に位置することになるので、アクティブエリア21bの長辺側も十分に振動させることができる。これにより、アクティブエリア21bの全域に亘って、十分な振幅を得ることができる。
そして、図7に示すように、アクティブエリア21bの長辺側にもスリット21dを設ける場合には、アクティブエリア21bの長辺側の動きの自由度がより増すので、湾曲振動する際のアクティブエリア21bの振幅をさらに確保することができる。この場合、図示するように短辺側のスリット21cと長辺側のスリット21dとはつながっていないので、アクティブエリア21bは四隅で支持されて必要な剛性が確保される。
また、図8に示すように、防塵ガスケット部材23を、スリット21cと接着部材24との間に配設する場合には、湾曲振動の減衰に対する影響がより少ないスリット21cの外側に防塵ガスケット部材23が配設されることになるので、防塵ガスケット部材23による振動の減衰が極力抑えられて湾曲振動の振幅をより一層確保することができる。なお、アクティブエリア21bの長辺側にスリット21dを設ける場合は、防塵ガスケット部材23の長辺側もスリット21dと接着部材24との間に配設することが好ましい。
さらに、本発明は、タッチパネル21のスリット21cを中心に特徴を有するものであり、その他の構成要素については、本明細書において説明した以外にも、種々の構成を採用することができる。例えば、上述した各実施の形態においては、タッチパネル21の裏側に配置した表示部(図示せず)にオブジェクトを表示してタッチパネル21が操作者の接触を検出する態様について説明した。しかしながら、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば表示部を有さずに、タッチパネルのアクティブエリア上にオブジェクトがインクなどにより直接印刷されているような態様を想定することもできる。
そして、上記実施の形態では、タッチパネル21を用いて、当該タッチパネル21のアクティブエリア21bに対する接触を検出した。すなわち、上記実施の形態において、「タッチパネル21」は、いわゆるタッチセンサのような部材を想定して説明した。しかしながら、本発明による電子機器に用いるタッチパネルは、操作者の指やスタイラスペンなどの接触物により接触されるものであれば任意のものとすることができる。
例えば、本発明による電子機器に用いるタッチパネルは、アクティブエリアに対する接触物の接触の位置を検出しない(つまりセンシング機能を有さない)、単なる「パネル」のような部材とすることもできる。このような構成の電子機器においては、例えば、タッチパネルに対する押圧を検出する押圧検出部をさらに設けることにより、押圧検出部が検出する押圧に基づいて、タッチパネルに対する接触がなされたものと判定することができる。
また、上記実施の形態では、タッチパネルを用いて、当該タッチパネルのアクティブエリアに対する接触を検出した。しかしながら、押圧検出部がタッチパネルに対する押圧を検出して、当該押圧に基づいて、タッチパネルに対する接触がなされたものと判定することもできる。
上述のような押圧検出部は、タッチパネルのアクティブエリアに対する押圧を検出するもので、例えば、押圧に応じて物理的または電気的な特性(歪み、抵抗、電圧等)が変化する歪みゲージセンサや圧電素子等を任意の個数用いて構成することができる。また、振動部を圧電素子とした場合には、当該圧電素子を押圧検出部としても用いることができる。このような構成を採用して、押圧によるタッチパネルの歪みを検出することにより、当該歪みからタッチパネルに対する押圧を算出するなどの構成を想定することができる。
例えば、押圧検出部が圧電素子等を用いて構成された場合、押圧検出部の圧電素子は、タッチパネルのアクティブエリアに対する押圧に係る荷重(力)の大きさ(または、荷重(力)の大きさが変化する速さ(加速度))に応じて、電気的な特性である電圧の大きさ(電圧値)が変化する。この場合、押圧検出部は、この電圧の大きさ(電圧値(以下、単にデータと称する))を制御部に通知することができる。制御部は、押圧検出部がデータを制御部に通知することにより、または、制御部が押圧検出部の圧電素子に係るデータを検出することにより、当該データを取得する。つまり、制御部は、タッチパネルのタッチ面に対する押圧に基づくデータを取得する。すなわち、制御部は、押圧検出部から押圧に基づくデータを取得する。そして、制御部は、押圧に基づくデータが所定の基準を満たした場合に、接触がなされたものと判定し、所定の振動を発生することができる。ここで、上記所定の基準は、表現したい押しボタンスイッチの押圧時の荷重特性に応じて適宜設定することができる。
さらに、このような押圧検出部は、タッチパネルにおける接触検出方式に応じて構成することができる。例えば、抵抗膜方式の場合には、接触面積の大きさに応じた抵抗の大きさを、タッチパネルのアクティブエリアに対する押圧の荷重(力)に対応付けることにより、歪みゲージセンサや圧電素子等を用いることなく構成することができる。あるいは、静電容量方式の場合には、静電容量の大きさを、タッチパネルのアクティブエリアに対する押圧の荷重(力)に対応付けることにより、歪みゲージセンサや圧電素子等を用いることなく構成することができる。
また、振動部は、任意の個数の圧電振動子を用いて構成したり、タッチパネルの全面に透明圧電素子を設けて構成したり、偏心モータを駆動信号の1周期で1回転させるようにして構成したり、することもできる。さらに、押圧検出部および振動部は、圧電素子を用いて構成する場合は、圧電素子を共用して押圧検出部兼振動部を構成することもできる。圧電素子は、圧力が加わると電圧を発生し、電圧が加えられると変形するためである。
また、上述したように、振動部は、押圧検出部も兼ねる圧電素子の電圧の大きさ(電圧値(データ))が所定の基準を満たした際に、当該圧電素子等を駆動することにより振動を発生するようにもできる。ここで、圧電素子の電圧の大きさ(電圧値(データ))が所定の基準を満たした際とは、電圧値(データ)が所定の基準値に達した際であってもよいし、電圧値(データ)が所定の基準値を超えた際でもよいし、所定の基準値と等しい電圧値(データ)が検出された際でもよい。
上述した実施の形態においては、タッチパネルを表示部の上面に重ねて配置した構成を想定して説明した。本発明による電子機器は、このような構成にすることは必須ではなく、タッチパネルと表示部とを離間した構成にすることもできる。しかしながら、タッチパネルを表示部の上面に重ねて配置した構成とする方が、表示される画像と、操作入力が検出される領域及び発生する振動との対応関係を、操作者に容易に認識させることができる。
また、本実施の形態の説明における表示部およびタッチパネルは、表示部と接触検出部との両機能を共通の基板に持たせる等により、一体化した装置によって構成されるようにしてもよい。このように表示部と接触検出部との両機能を一体化した装置の構成の一例としては、液晶パネルが有するマトリクス状配列の画素電極群に、フォトダイオード等の複数の光電変換素子を規則的に混在させたものを挙げることができる。この装置は、液晶パネル構造によって画像を表示する一方で、パネル表面の所望位置をタッチ入力するペンの先端で液晶表示用のバックライトの光を反射し、この反射光を周辺の光電変換素子が受光することによって、タッチ位置を検出することができる。
なお、振動部22は、振動モータ(偏心モータ)などに基づいて電子機器を振動させることにより、タッチパネルを間接的に振動させるように構成してもよい。
1 電子機器
10 筐体
11 上部筐体(支持部材)
11a 凹所
11b 開口
12 下部筐体
20 タッチパネルアセンブリ
21 タッチパネル
21a タッチパネルの外形端
21b アクティブエリア
21c スリット
21d スリット
22 振動部
23 防塵ガスケット部材
24 接着部材
25 外観シート部材
25a 縁取り部分
25b ビューエリア

Claims (3)

  1. タッチパネルと、
    前記タッチパネルに配設されて当該タッチパネルを湾曲振動させる振動部と、
    前記タッチパネルを、枠状の接着部材を介して固定支持する支持部材と、を備えた電子機器であって、
    前記タッチパネルは、前記振動部に対して当該タッチパネルの外形端側に、前記湾曲振動の振動面に沿って延在するスリットを有し、
    前記接着部材は、当該接着部材の一辺が、前記スリットに対して前記振動部と反対側に配設されていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記振動部は、前記タッチパネルに伸縮可能に配設された圧電素子である、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記スリットの長さは、隣接する前記タッチパネルのアクティブエリアの長さよりも長い、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
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