JP2010044497A - パネル固定用フレーム及びディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチパネルの振動による操作感を確保しつつ誤入力等の発生を防止する。
【解決手段】振動素子を備えた矩形形状のタッチパネル40をディスプレイモニタ10上に保持するためのパネル固定用フレーム20。このパネル固定用フレーム20は、前記モニタ10に固定されるフレーム本体21と、このフレーム本体21に組付けられ、タッチパネル40を保持すると共にこのパネル40の振動を許容するように弾性変形可能なホルダ22とを具備している。各ホルダ22は、タッチパネル40をその四隅で外側から拘束すると共にタッチパネル40と前記モニタ10の表示面12との間にタッチパネル40の厚み方向の変位が可能となる隙間Sを確保した状態でタッチパネル40を保持する。
【選択図】図3
【解決手段】振動素子を備えた矩形形状のタッチパネル40をディスプレイモニタ10上に保持するためのパネル固定用フレーム20。このパネル固定用フレーム20は、前記モニタ10に固定されるフレーム本体21と、このフレーム本体21に組付けられ、タッチパネル40を保持すると共にこのパネル40の振動を許容するように弾性変形可能なホルダ22とを具備している。各ホルダ22は、タッチパネル40をその四隅で外側から拘束すると共にタッチパネル40と前記モニタ10の表示面12との間にタッチパネル40の厚み方向の変位が可能となる隙間Sを確保した状態でタッチパネル40を保持する。
【選択図】図3
Description
本発明は、ナビゲーションシステム等のディスプレイ装置にタッチパネル(タッチパネルスイッチ)を組込むためのパネル固定用フレーム及びこのフレームを適用したディスプレイ装置に関するものである。
従来から、車載用ナビゲーションシステム等のディスプレイ装置として、LCD等のディスプレイモニタにタッチパネル(タッチパネルスイッチ)を組付け、タッチパネルを通して映し出されるモニタ表示に従って当該パネルを押圧することにより入力操作を可能としたものが知られており、最近では、タッチパネルに振動素子を貼付け、押圧時に当該パネルを振動させることによって操作感を高めるようにしたものが提案されている。
この種のティスプレイ装置では、例えば特許文献1に開示されるように、ディスプレイモニタに専用のフレーム(パネル固定用フレーム)を組付け、このフレームに対してウレタンフォーム等のクッションを挟み込んだ状態でタッチパネルを貼付けることにより、タッチパネルをディスプレイ装置に対して振動可能に組付けている。
特開2006−227712号公報
しかし、特許文献1に記載されるディスプレイ装置では、フレーム、クッション及びタッチパネルを相互に両面テープで貼付けているため、次のような問題がある。すなわち、クッションにタッチパネルを貼付けながらフレーム(ディスプレイモニタ)の所定位置に正確にタッチパネルを貼付けることは非常に難しく、そのため、組立時にタッチパネルに位置ずれが生じ易く、このようなタッチパネルの位置ずれに起因して正確な入力操作が阻害されるという問題がある。従って、この点を改善することが求められる。
本発明は、上記のような事情に鑑みて成されたものであり、タッチパネルの振動による操作感を良好に確保する一方で、誤入力等の発生を防止することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明は、振動素子を備えかつ当該素子の作動により振動する矩形のタッチパネルをディスプレイモニタの表示面上に保持するためのパネル固定用フレームであって、前記ディスプレイモニタに固定されるフレーム本体と、このフレーム本体に組付けられ、前記タッチパネルを保持すると共にこのタッチパネルの振動を許容するように弾性変形可能なホルダとを具備し、前記ホルダは、タッチパネルをその四隅で外側から拘束すると共にタッチパネルと前記表示面との間にタッチパネルの厚み方向の変位が可能となる隙間を確保した状態でタッチパネルを保持するように設けられているものである。
このパネル固定用フレームによれば、タッチパネルをその四隅で外側から拘束することによりパネル固定用フレームに対してタッチパネルを位置決めした状態で保持するため、パネル固定用フレームに対するタッチパネルの位置ずれを効果的に防止することができる。しかも、タッチパネルを保持するホルダは、タッチパネルの振動を許容するように弾性変形可能に設けられると共にタッチパネルと前記表示面との間にタッチパネルの厚み方向の変位を可能となる隙間を確保した状態でタッチパネルを保持するので、タッチパネルの振動を一切妨げることなく良好にタッチパネルを保持することができる。
このパネル固定用フレームにおいて、前記ホルダは、タッチパネルに対応する位置に設けられかつ対応するタッチパネルの角部が内側から差込み可能な形状の差込み部をそれぞれ有しており、その差込み状態でタッチパネルをその四隅で外側から拘束すると共に厚み方向の両側から拘束した状態で保持するものであるのが好適である。
この構成によれば、タッチパネルの角部をホルダの差込み部に差し込むだけの簡単な作業でタッチパネルを容易にパネル固定用フレームに保持させると共に当該フレームに対して位置決めすることが可能となる。
なお、上記パネル固定用フレームにおいて、前記ホルダは、当該フレーム本体よりも弾性係数の小さい材料から形成されているものが好適である。
この構成によると、タッチパネルを良好に振動させる一方で、フレーム本体の剛性を高めてパネル固定用フレームとしての強度を確保することが可能となる。
一方、本発明に係るディスプレイ装置は、ディスプレイモニタと、振動素子を備えかつ当該素子の作動により振動する矩形のタッチパネルと、このタッチパネルを前記ディスプレイモニタの表示面上に保持するためのパネル固定用フレームとを備えたディスプレイ装置であって、前記パネル固定用フレームとして上述したようなパネル固定用フレームを有しているものである。
このようなディスプレイ装置によれば、上述のようなパネル固定用フレームによってタッチパネルがディスプレイモニタに組付けられるので、タッチパネルをその操作に応じて良好に振動させることができる一方で、ディスプレイモニタの適正な位置に対してより確実にタッチパネルを配置することができる。
本発明によると、上記の通り、タッチパネルを十分に振動させる一方で、ディスプレイモニタの適正位置に対してより確実にタッチパネルを配置することができる。従って、ナビゲーションシステム等のディスプレイ装置において、タッチパネルの振動による操作感を良好に確保する一方で、タッチパネルの位置ずれに起因した誤入力等の発生を有効に防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態について図面を用いて説明する。
図1、図2は、本発明の第1の実施形態にかかるディスプレイ装置(本発明にかかるパネル固定用フレームが適用されるディスプレイ装置)を示しており、図1は平面図で、図2は分解斜視図でそれぞれディスプレイ装置を概略的に示している。なお、同図に示すディスプレイ装置1は、車載用ナビゲーションシステムのディスプレイ装置であるが、本発明は、銀行ATM、複写機、FAXおよび携帯ゲーム機等、他の電気機器のディスプレイ装置についても適用可能である。
ディスプレイ装置1は、ディスプレイモニタ10、パネル固定用フレーム20(本発明に係るパネル固定用フレーム)、タッチパネル(タッチパネルスイッチ)40およびカバー50等を含み、上記ディスプレイモニタ10に対してタッチパネル40等のパーツが組付けられることにより構成されている。なお、図1においてカバー50は仮想線で示している。
前記ディスプレイモニタ10は、LCD(液晶表示器)からなり、全体が矩形かつ扁平な箱形形状を有している。ディスプレイモニタ10は、例えばアスペクト比が16:9の横長の表示面12を有しており、図外の制御装置による制御に従って道路地図や現在位置等の情報がこの表示面12に表示される。
このディスプレイモニタ10に対して、当該モニタ10と略同じ大きさのタッチパネル40が前記表示面12上に位置するように組付けられている。
タッチパネル40は、例えば透明な樹脂板にマトリクス状のスイッチ回路が形成されたもので、パネル表面を指先で押圧することにより、その位置に応じた検出信号を前記制御装置に出力するように構成されている。つまり、タッチパネル40を通して映し出されるディスプレイモニタ10の表示に従って操作者が当該パネル40を押圧することにより、前記制御装置に対して当該表示に応じた各種情報を入力できるようになっている。
なお、タッチパネル40の上下各端部にはその縁部に沿ってそれぞれ圧電素子(ピエゾ素子;本発明にかかる振動素子)42が貼付けられており、上記のようなタッチパネル40の押圧による入力操作が行われると、前記制御装置から圧電素子42に駆動信号(電圧)が付与され、これにより圧電素子42が伸縮(作動)してタッチパネル40が振動するように構成されている。つまり、上記入力操作に伴いタッチパネル40が振動することにより操作感が得られるようになっている。
タッチパネル40は、パネル固定用フレーム20を介して前記ディスプレイモニタ10に組付けられており、以下、この点について詳述する。
パネル固定用フレーム20は、図2に示すように、矩形のフレーム本体21と、これに組付けられ、前記タッチパネル40を保持するホルダ22とを含んでいる。
フレーム本体21は、ディスプレイモニタ10の外周面に外嵌する矩形の周壁部24とその内側に全周に亘って設けられかつディスプレイモニタ10の表示面12上に位置する前面部26とを有しており、ABS等の硬質の樹脂材料から形成されることにより全体が剛性を有した構成となっている。
ホルダ22は、タッチパネル40を直接保持するもので、フレーム本体21のうちタッチパネル40の四隅に対応する位置にそれぞれ設けられている。
各ホルダ22は、フレーム本体21よりも弾性係数の小さい材料から形成されており、例えばシリコン系の樹脂又はゴムにより一体成型されている。これによりタッチパネル40を安定的に保持する一方でタッチパネル40の振動を許容するように弾性変形可能に構成されている。
図4に示すように、各ホルダ22は、板状の基部34の先端にパネル支持部35を備えた構成を有している。基部34には、その面から突出するように一対のフック34aが一体に設けられており、これらフック34aと同じ側に突出するように矩形ブロック形状の前記パネル支持部35が基部34の先端部に設けられている。
各ホルダ22のパネル支持部35には、フレーム本体21の内側からタッチパネル40の角部を差込み可能なスリット状の差込み部36が形成さている。この差込み部36は、図4に示すように、隣接する二側面に亘って開口しかつ奥端面35aがL字型に形成されており、タッチパネル40の角部を差込むことにより当該角部が前記奥端面35aに合致した状態で当接し得るようになっている。つまり、各ホルダ22にタッチパネル40の四隅がそれぞれ差込まれると、ホルダ22によりタッチパネル40をその四隅で外側から拘束すると共に厚み方向の両側から拘束した状態で保持するようになっている。
ホルダ22は、上記の通りフレーム本体21の四隅にそれぞれ固定されている。詳しくは、フレーム本体21の周壁部24のうち上下左右の各壁部には、それぞれその一端部位にホルダ22の固定孔32をもつホルダ固定部30が設けられている。そして、各ホルダ固定部30の固定孔32に対して周壁部24の外側から前記フック34aが差込まれることにより、各ホルダ22が、パネル支持部35をフレーム本体21から前方(図3の上側)に突出させた状態でフレーム本体21に対して固定されている。
上記のように構成されたパネル固定用フレーム20は、フレーム本体21がディスプレイモニタ10に外嵌されることにより当該ディスプレイモニタ10に固定されている。具体的には、図3に示すように、ディスプレイモニタ10の外周に周壁部24が外嵌するようにフレーム本体21がディスプレイモニタ10の表示面12側から嵌め合わされ、かつ、フレーム本体21の周壁部24の上下各壁部に形成される係止片28(図1参照)がディスプレイモニタ10の側面に設けられるフック14にそれぞれ係止されることにより、ディスプレイモニタ10に対してパネル固定用フレーム20が固定されている。
そして、図1及び図4に示すように、各ホルダ22の前記差込み部36にタッチパネル40の四隅がそれぞれ差込まれ、これによりタッチパネル40がパネル固定用フレーム20を介してディスプレイモニタ10の前記表示面12上に配置されている。
このようにタッチパネル40の四隅がホルダ22に保持された状態では、タッチパネル40の各角部が前記差込み部36の奥端面35aに当接しており、これによってタッチパネル40がその四隅で外側から拘束されると共に厚み方向の両側から拘束される。つまり、このようにタッチパネル40が拘束されることによりディスプレイモニタ10の前記表示面12上の所定位置にタッチパネル40が位置決めされた状態で保持されている。なお、タッチパネル40とディスプレイモニタ10(表示面12)との間には、タッチパネル40の厚み方向の変位を可能とする隙間S(図3参照)が確保され、これによって振動に伴うタッチパネル40の厚み方向の変位が可能となっている。
このようにタッチパネル40が組付けられたディスプレイモニタ10に対して前記カバー50が装着されている。
カバー50は、前記ディスプレイモニタ10をタッチパネル40側から被う前面部52と、前記ディスプレイモニタ10の周壁部24をその外側から被う側面部53とを有しており、図2に示すように、タッチパネル40側から前記ディスプレイモニタ10に被せられ、前記側面部53の内側面に形成される図外のフックが、前記パネル固定用フレーム20(フレーム本体21)に係止されることにより前記ディスプレイモニタ10等に対して固定されている。前面部52には、ディスプレイモニタ10の表示を映し出し、また、タッチパネル40の操作を可能とするための矩形の開口部52aが形成されている。なお、このカバー50は、全体が例えばABS等の硬質の樹脂材料から形成されており、これにより剛性を有した構成となっている。
以上説明したディスプレイ装置1によると、パネル固定用フレーム20を介してディスプレイモニタ10にタッチパネル40を組付けているが、上記の通り、この装置1では、タッチパネル40をその四隅で外側から拘束することによりパネル固定用フレーム20に対してタッチパネル40を位置決めした状態で保持する構成となっているため、パネル固定用フレーム20に対するタッチパネル40の位置ずれを有効に防止することができる。そのため、従来のこの種のディスプレイ装置に比べると、ディスプレイモニタ10(表示面12)に対するタッチパネル40の相対的な位置関係を良好に保つことができ、ディスプレイモニタ10とタッチパネル40との位置ずれに起因した誤入力の発生等を有効に防止することができる。
しかも、タッチパネル40を保持するホルダ22は、タッチパネル40の振動を許容するように弾性変形可能に設けられると共にタッチパネル40と前記表示面12との間にタッチパネル40の厚み方向変位が可能となる隙間Sを確保した状態でタッチパネル40を保持するように構成されているので、タッチパネル40をその振動に伴いパネル面に沿った方向およびパネル厚み方向に十分に変位させることができる。すなわち、上記のようにタッチパネル40をパネル固定用フレーム20に対して位置決めした状態で保持するようにしながらも、タッチパネル40の入力(押圧)操作によるタッチパネル40の振動を一切妨げることがない。
従って、このディスプレイ装置1によると、タッチパネル40の振動による操作感を良好に確保する一方で、ディスプレイモニタ10に対するタッチパネル40の位置ずれに起因した誤入力等の発生を有効に防止することができるという効果がある。
その上、このディスプレイ装置1では、各ホルダ22に差込み部36を設け、タッチパネル40の角部を内側から当該差込み部36に差込むことによりタッチパネル40をその四隅で外側から拘束すると共に厚み方向の両側から拘束した状態で保持するように構成されているので、簡単な作業でタッチパネル40をパネル固定用フレーム20に対して位置決めした状態で組み付けることができる。従って、従来のような両面テープ等の固定手段が必要なく、ディスプレイ装置1の組立性が非常に良いものになるという利点もある。
次に、第2の実施形態にかかるディスプレイ装置について説明する。
図5、図6は、本発明の第2の実施形態にかかるディスプレイ装置2を示しており、図5は平面図で、図6は分解斜視図でそれぞれディスプレイ装置2を概略的に示している。なお、このディスプレイ装置2もその基本的な構成は第1の実施形態のディスプレイ装置1と共通であり、従って、共通する構成要素については同一符合を付して説明を省略し、以下、第1の実施形態のディスプレイ装置1との相違点について主に説明する。
このディスプレイ装置2は、第1の実施形態のものとはパネル固定用フレーム20の構造が相違している。すなわち、このディスプレイ装置2のパネル固定用フレーム20は、フレーム本体21のうちその前面部26の四隅の位置にホルダ固定部30が設けられおり、これらホルダ固定部30にそれぞれ矩形ブロック形状のホルダ23が固定されている。
ホルダ23は、図8に示すように、隣接する二側面に亘って開口しかつL字型の奥端面23bを有するスリット状の差込み部23aを有している。この形状は、第1の実施形態のホルダ22のパネル支持部35とほぼ同じ形状である。各ホルダ23は、前面部26に突設される断面L字型の位置決め用リブ29に押し当てられるころによりフレーム本体21の外縁に沿って位置決めされた状態で両面テープ等によりフレーム本体21に貼付け固定されている。
そして、図5及び図7に示すように、タッチパネル40の四隅がそれぞれ前記ホルダ23の差込み部23aに差込まれることにより、タッチパネル40がその四隅で外側から拘束された状態でパネル固定用フレーム20に対して保持されている。
ホルダ23は、第1実施形態と同様にシリコン系の樹脂又はゴムからなり、全体がやや硬質でかつタッチパネル40の振動に伴い弾性変形可能に構成されている。また、タッチパネル40とディスプレイモニタ10(表示面12)との間に、タッチパネル40の振動に伴うパネル厚み方向の変位が可能となる前記隙間Sが確保されるように、パネル支持部35における貼付け面から差込み部36までの寸法が設定されている。
なお、第2の実施形態のパネル固定用フレーム20におけるフレーム本体21には、図6に示すように上記ホルダ23の位置決め用リブ29とは別にタッチパネル40を位置決めするための位置決め用リブ27が前面部26に突設されている。これらリブ27は、前面部26のうち上下左右の各辺部に設けられており、タッチパネル40のラフな位置決めを行うようになっている。
このような第2の実施形態にかかるディスプレイ装置2の場合も、タッチパネル40はその四隅で外側から拘束された状態でパネル固定用フレーム20に保持されている。また、タッチパネル40は、弾性変形可能なホルダ22により、ディスプレイモニタ10(表示面12)との間に隙間Sを隔てた状態で保持される。従って、このディスプレイ装置2においても、第1の実施形態のディスプレイ装置1と同様に、タッチパネル40の振動による操作感を良好に確保する一方で、ディスプレイモニタ10に対するタッチパネル40の位置ずれに起因した誤入力等の発生を有効に防止することができる。
なお、上述したディスプレイ装置1,2は、本発明に係るディスプレイ装置(本発明に係るパネル固定用フレームが適用されたディスプレイ装置)の例示であって、パネル固定用フレーム20やディスプレイ装置1,2の具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、パネル固定用フレーム20(フレーム本体21、ホルダ22)の具体的な材質や形状等は、タッチパネル40をその四隅で外側から拘束でき、かつタッチパネル40をその押圧操作に伴い良好に振動させることができれば実施形態のものに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
1 ディスプレイ装置
10 ディスプレイモニタ
20 パネル固定用フレーム
21 フレーム本体
22 ホルダ
40 タッチパネルスイッチ
50 カバー
10 ディスプレイモニタ
20 パネル固定用フレーム
21 フレーム本体
22 ホルダ
40 タッチパネルスイッチ
50 カバー
Claims (4)
- 振動素子を備えかつ当該素子の作動により振動する矩形のタッチパネルをディスプレイモニタの表示面上に保持するためのパネル固定用フレームであって、
前記ディスプレイモニタに固定されるフレーム本体と、このフレーム本体に組付けられ、前記タッチパネルを保持すると共にこのタッチパネルの振動を許容するように弾性変形可能なホルダとを具備し、
前記ホルダは、タッチパネルをその四隅で外側から拘束すると共にタッチパネルと前記表示面との間にタッチパネルの厚み方向の変位が可能となる隙間を確保した状態でタッチパネルを保持するように設けられていることを特徴とするパネル固定用フレーム。 - 請求項1に記載のパネル固定用フレームにおいて、
前記ホルダは、タッチパネルに対応する位置に設けられかつ対応するタッチパネルの角部が内側から差込み可能な形状の差込み部をそれぞれ有しており、その差込み状態でタッチパネルをその四隅で外側から拘束すると共に厚み方向の両側から拘束した状態で保持することを特徴とするパネル固定用フレーム。 - 請求項1又は2に記載のパネル固定用フレームにおいて、
前記ホルダは、当該フレーム本体よりも弾性係数の小さい材料から形成されていることを特徴とするパネル固定用フレーム。 - ディスプレイモニタと、振動素子を備えかつ当該素子の作動により振動する矩形のタッチパネルと、このタッチパネルを前記ディスプレイモニタの表示面上に保持するためのパネル固定用フレームとを備えたディスプレイ装置であって、
前記パネル固定用フレームとして請求項1乃至3の何れか一項に記載のパネル固定用フレームを有していることを特長とするディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008207005A JP2010044497A (ja) | 2008-08-11 | 2008-08-11 | パネル固定用フレーム及びディスプレイ装置 |
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- 2008-08-11 JP JP2008207005A patent/JP2010044497A/ja active Pending
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