JP2016130999A - タッチパネル保持体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示パネル11と、表示パネルとの間に所定の隙間を設けて弾性材からなる支持部にて支持したタッチパネル12とを備える。タッチパネルは裏面側にタッチパネルに振動を付与するための圧電素子14を有し、支持部13aは圧電素子の近傍に位置するとともに、支持部を介して表示パネルとタッチパネルを固定したステー部材15を有する。
【選択図】図1
Description
ここでタッチパネルとは、指先やペン先等にてタッチした位置を検出し、入出力信号とするものである。
タッチパネルの検出動作原理としては、抵抗膜方式,赤外線方式,電磁誘導方式等、各種方式が開発されている。
この種のタッチパネルにおいては、タッチ操作を検知してタッチパネルを振動させ、操作者に操作感を与えるためのフォースフィードバック機能を有するものが公知である。
また、表示パネルとしては、液晶組成物を利用した平面上で薄型の液晶ディスプレイ(LCD)が広く採用されている。
表示パネルにタッチパネルを重ね合せるように保持する構造としては、筐体に表示パネルを嵌め込み、その上から圧電素子にて振動可能にしたタッチパネルを所定の隙間を設けて重ね合せ、このタッチパネルの表面側の周縁部をベゼルと係合させたものが公知で有り、このようなタイプではタッチパネルの表面とベゼルの表面とに段差ができることから、フルフラット化方法としてタッチパネルの表面に貼合せた保護シートや化粧フィルムによって筐体に固定したものが提案されている(特許文献1,2)。
しかし、このようなタッチパネルの保持構造にあっては、タッチパネルを保護シート等に貼合せた後でないと筐体に組み込むことができない課題があった。
ここで圧電素子は、入力電圧によりタッチパネルに振動を付与するように用いたものである。
そこで、タッチパネルの振動が阻害されないように表示パネルとの間に所定の隙間を形成しつつ、このタッチパネルを弾性材からなる支持部にて支持させた。
このような形態としては、各種構造を採用することができ、例えば圧電素子は前記タッチパネルの対向する一対の側縁部にそれぞれ帯状に有し、前記支持部は前記圧電素子のそれぞれ長手方向端部の近傍に有し、合計4ヶ所に設けた態様が例として挙げられる。
圧電素子は、弾性接着剤等にてタッチパネルの裏面に貼合せてあり、入力電圧変化により伸縮を繰り返すことで、タッチパネルにフォースフィードバック機能を付与する。
従って、帯状の圧電素子の長さは、タッチパネルに与える振動数を考慮して決定されるが、振動時に上下に移動しない圧電素子の近傍に位置する節部にてステー部材を用いて固定するのが好ましい。
このようにすると、ラバーフレームにて予めタッチパネルを表示パネル側に一体的に組み付けておくことができ、その後に筐体に組み込みやすく、また筐体等にこのタッチパネル保持体を組み込んだ後に筐体等の開口部に保護シート,デザインシート等を貼合せ、フラット化できる。
また、内周側に支持部を形成した枠体からなるラバーフレームにて、予めタッチパネルと表示パネルとの位置決め及び枠組みをすると、これらをユニット化でき、その後の筐体やフレーム体に組み付けるのが容易になる。
図1は、表示パネル11とタッチパネル12を枠体からなるラバーフレーム13にて位置合せをし、ステー部材15にて固定したユニット状態を示す。
タッチパネル12は、公知の構造のものを採用できる。
例えば、抵抗膜方式の場合に、透明なITO膜が所定のパターンで形成された2枚の基板の間にドットペーサを設けて対面させてあり、基板の表面を押圧すると、上下のITO膜が接触し、その抵抗値により押圧位置を検知するものである。
ITO膜の端部に設けた電極には、コネクタテール12a等を介して外部と電気接続されている。
タッチパネル12の裏面であって対向する一対の側縁部には、それぞれ帯状の圧電素子14が貼り付けられている。
圧電素子14は、図1,2に示すように操作者がタッチパネルに触れた際にその触覚をフィードバックするためのものであり、本実施例では長さがタッチパネルの側辺長さの1/3〜1/2の帯状の圧電素子14をこの側辺部の中央部に貼り付けてある。
略長方形のラバーフレーム13は、内周に沿って設けた段差状の仕切片部13bの下側に枠状の下辺部13dを形成することで、このラバーフレーム13の下側凹部に表示パネル11が嵌め込まれる。
一方、この仕切片部13bの上側に沿って枠状の上片部13cを形成し、この上側凹部にタッチパネル12が嵌め込まれる。
この際にラバーフレーム13の内周部の4ヶ所には、仕切片部13bから上方に突設した支持部13aを有する。
これにより、図1(b)に示すように、表示パネル11とタッチパネル12との間に所定の隙間dが形成され、タッチパネル12の裏面が4ヶ所の支持部13aにて弾性支持された状態になる。
また、一対の支持部13a,13aの間に圧電素子14が位置する。
即ち、支持部13aは圧電素子14の長手方向端部の近傍に位置している。
また、この所定の隙間dにより、タッチパネル12の振動が阻害されないようになっている。
この状態で図3(b)に示すように、断面略コ字形状のステー部材15でタッチパネル12の表面側と表示パネル11の裏面側とを挟み込むようにして、相方を支持部13aの位置にて固定する。
この支持部13aの位置は、図1(b)及び図4に示すように、圧電素子14の伸縮にて振動数fの振動が発生する際に振幅の節部0となるため、ステー部材15にて固定してもタッチパネル12の振動を抑えるのを防止している。
ステー部材15は、上面押え部15aと下面押え部15cとを側壁部15bで略コ字形状に繋いだ構造になっていて、タッチパネル12の側辺部に沿った押え幅は長くなると、タッチパネル12の振動に影響を与える恐れがあるので、5〜20mm程度の狭い幅寸法が好ましい。
また、図5(b)に示すように、ステー部材15の上面押え部15aの内側に緩衝部材16を取り付けると、タッチパネル12の表面のキズ付きを防止するとともに、タッチパネル12の振動を吸収する。
例えば、図1(b)に二点鎖線で示すように、筐体20に本発明に係るタッチパネル保持体10を組み込み、上面開口部を保護シート21等で覆うと、フルフラット化したデザインとなる。
このとき、タッチパネル12と保護シート21との間を接着するか、十分に接近させることで、タッチパネル12の振動を操作者に伝達させることができる。
このようにすると、タッチパネル12がラバーフレーム13にて表示パネル11と一体化されているので、装置を立てて使用したり、装置を上下左右に揺するように操作したりしてもタッチパネルがずれたり、浮き上がることはない。
図7は、ステー部材15の変形例を示す。
(a)のようにステー部材15を単に嵌め込む構造に限定されず、表示パネル11を組み込んだ各種フレーム体に、取付孔を有する取付部115aをビス等の固定部材115bにて固定したステー部材115としてもよい。
11 表示パネル
12 タッチパネル
13 ラバーフレーム
13a 支持部
14 圧電素子
15 ステー部材
16 緩衝部材
Claims (5)
- 表示パネルと、当該表示パネルとの間に所定の隙間を設けて弾性材からなる支持部にて支持したタッチパネルとを備え、
前記タッチパネルは裏面側に当該タッチパネルに振動を付与するための圧電素子を有し、
前記支持部は前記圧電素子の近傍に位置するとともに、当該支持部を介して前記表示パネルと前記タッチパネルを固定したステー部材を有することを特徴とするタッチパネル保持体。 - 前記圧電素子は前記タッチパネルの対向する一対の側縁部にそれぞれ帯状に有し、
前記支持部は前記圧電素子のそれぞれ長手方向端部の近傍に有し、合計4ヶ所に設けてあることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル保持体。 - 前記支持部の位置はタッチパネルが振動する際の節部に対応していることを特徴とする請求項1又は2記載のタッチパネル保持体。
- 前記支持部は前記表示パネルとタッチパネルとの外周部を枠組みしたラバーフレームに形成してあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネル保持体。
- 前記ステー部材は前記タッチパネルの表面部との間に緩衝部材を設けてあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のタッチパネル保持体。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2015
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