JP2007316861A - シール構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 タッチパネルとキャビネットとの間の隙間を介した装置の内部への液体の侵入を防ぐことができ、しかも生産性が向上されるシール構造を提供する。
【解決手段】 タッチパネル2は、第1および第2絶縁基材11,12を備える。キャビネット5は、タッチパネル2を、その第1絶縁基材11を外部に露出させた状態で収容する。キャビネット5は、第1および第2キャビネット部分26,27を備える。第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間には、液体を遮断するシール部材6が介在する。シール部材6は、第1絶縁基材11の縁部18に沿うように設けられる。シール部材6は、キャビネット5の対向部28に装着される。シール部材6は、弾性材料から成り、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28とによって押圧される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、装置の内部への液体の侵入を防ぐためのシール構造に関する。
タッチパネルは、手指などによって押圧される押圧面が外部に露出した状態で、キャビネットに収容されている。タッチパネルがキャビネットに収容された状態において、タッチパネルとキャビネットとの間には、隙間がある。この隙間を介して、装置の内部へ塵埃および液体が侵入する。装置の内部へ塵埃または液体が侵入すると、種々の不具合が生じてしまう。このような不具合を防ぐための技術として、後述の第1〜第3の従来技術がある。
第1の従来技術は、特許文献1に開示される。この従来技術では、タッチパネルとカバーとの間に発泡スポンジが介在する。発泡スポンジは、粘着剤によってカバーに接着される。このような従来技術では、タッチパネルとカバーとの間の隙間を介した装置の内部への塵埃の侵入を、発泡スポンジによって防ぐことができる。
第2の従来技術は、特許文献2に開示される。この従来技術では、タッチパネルの表面側に保護シートが設けられる。保護シートは、この保護シートの端面位置がタッチパネルの端面位置よりも外側に位置するように形成される。このような従来技術では、保護シートの端面位置がタッチパネルの端面位置よりも外側に位置するので、液体がタッチパネルの端面部分に流れ込むことを防ぐことができる。
第3の従来技術は、特許文献3に開示される。この従来技術では、額縁形状のフレームの裏側に、タッチパネル前面の外周部を取り巻くように全周にわたって溝を設け、この溝の内部に流動接着剤を塗布している。この流動接着剤によって、タッチパネルをフレームに接着する。このような従来技術では、タッチパネルとフレームとの間の隙間を介した装置の内部への液体の侵入を、流動接着剤によって防ぐことができる。
特開平7−13144号公報 特開2002−79721号公報 特開平11−353116号公報
前記第1の従来技術では、タッチパネルとカバーとの間の隙間を介した装置の内部への液体の侵入を防ぐことはできない。これは、液体が発泡スポンジの気泡部分を通過してしまうからである。
前記第2の従来技術では、液体がタッチパネルの端面部分に流れ込むことは防ぐことができるけれども、装置の内部への液体の侵入を防ぐことはできない。したがって装置全体としては、液体の侵入による不具合が生じることがある。
前記第3の従来技術では、フレームの溝の内部に塗布する流動接着剤の塗布量を制御する必要がある。流動接着剤は、粘性を有するので、このような流動接着剤は扱いづらく、塗布量を制御するのは困難である。したがって生産性が低下するという問題がある。
本発明の目的は、タッチパネルとキャビネットとの間の隙間を介した装置の内部への液体の侵入を防ぐことができ、しかも生産性が向上されるシール構造を提供することである。
本発明は、電気絶縁性を有する第1および第2絶縁基材を備え、前記第1および第2絶縁基材の一表面には抵抗膜が形成され、前記第1および第2絶縁基材は抵抗膜同士を対向させて間隔をあけて配置され、前記第1絶縁基材の一部が外部から押圧されることによって前記第1および第2絶縁基材の抵抗膜の一部が接触して電気的に導通するタッチパネルと、
前記タッチパネルの第1絶縁基材に全周にわたって対向する対向部を備え、前記タッチパネルを、その第1絶縁基材を外部に露出させた状態で収容するキャビネットと、
前記キャビネットの対向部に装着され、弾性材料から成り、前記タッチパネルの第1絶縁基材とキャビネットの対向部とによって押圧され、液体を遮断するシール部材とを含むことを特徴とするシール構造である。
また本発明は、前記第1絶縁基材とシール部材との間に介在するシート状の介在部材をさらに含むことを特徴とする。
また本発明は、前記介在部材は、第1絶縁基材に対向する面に、潤滑膜が形成されることを特徴とする。
また本発明は、前記第1絶縁基材は、キャビネットの対向部に対向する面に、潤滑膜が形成されることを特徴とする。
また本発明は、前記潤滑膜は、フッ素樹脂を含むことを特徴とする。
また本発明は、前記介在部材は、第1絶縁基材に対向する面とは反対側の面から突出し、キャビネットの対向部の開口部に沿うように形成される突出部が設けられることを特徴とする。
また本発明は、前記シール構造を有する電子装置である。
本発明によれば、タッチパネルは、第1および第2絶縁基材を備える。第1および第2絶縁基材は、電気絶縁性を有する。第1および第2絶縁基材の一表面には、抵抗膜が形成される。第1および第2絶縁基材は、抵抗膜同士を対向させて間隔をあけて配置される。このようなタッチパネルでは、第1絶縁基材の一部が外部から押圧されることによって第1および第2絶縁基材の抵抗膜の一部が接触して電気的に導通する。
キャビネットは、タッチパネルを、その第1絶縁基材を外部に露出させた状態で収容する。キャビネットは、対向部を備える。キャビネットの対向部は、第1絶縁基材に全周にわたって対向する。
シール部材は、液体を遮断する。シール部材は、弾性材料から成る。このようなシール部材は、タッチパネルの第1絶縁基材とキャビネットの対向部とによって押圧され、これによって弾性変形する。このようにシール部材は弾性変形するので、タッチパネルの第1絶縁基材とキャビネットの対向部との間の距離に誤差があっても、タッチパネルの第1絶縁基材とキャビネットの対向部との間の隙間を、シール部材によって塞ぐことができる。したがってタッチパネルの第1絶縁基材とキャビネットの対向部との間の隙間を介して装置の内部へ液体が侵入することを防ぐことができる。
シール部材は、キャビネットの対向部に装着される。このようなシール部材が用いられるので、製造時に前記第3の従来技術のような流動接着剤の塗布量の制御が必要なく、したがって生産性を向上させることができる。また前述のようなシール部材が用いられるので、前記第3の従来技術に比べて、装置の分解が容易であり、したがってタッチパネルの交換などの修理が容易になる。
また本発明によれば、シール部材は、弾性材料から成るので、このようなシール部材が他の部材に当接すると、シール部材の表面は、他の部材の表面の微細な凹凸に応じて弾性変形する。このようにシール部材の表面が弾性変形するので、シール部材と他の部材との真実接触面積が大きくなる。したがってシール部材と他の部材との間の摩擦係数は、非弾性材料から成る部材同士の摩擦係数に比べて格段に大きくなる。
この点を考慮して、本発明では、第1絶縁基材とシール部材との間に、シート状の介在部材を介在させる。ここで、仮に、第1絶縁基材とシール部材とが直接、当接する場合を想定する。この場合の、第1絶縁基材とシール部材との間の摩擦係数と比較すると、シール部材と介在部材との間の摩擦係数は、同じ程度であるけれども、第1絶縁基材と介在部材との間の摩擦係数は、格段に小さくなる。
第1絶縁基材およびキャビネットは、温度および湿度などの環境の変化に起因して、膨張したり収縮したりする。第1絶縁基材とキャビネットの対向部とが相対的に変位しない場合、前述のような膨張または収縮によって、第1絶縁基材が緊張したり弛緩したりし、これによって第1絶縁基材に、凹凸、あるいは凹凸の繰返しが生じる。
これに対して、本発明では、第1絶縁基材とシール部材との間に介在部材が介在することによって、摩擦係数の小さい第1絶縁基材と介在部材との間で、滑りが生じる。このように第1絶縁基材と介在部材との間で滑りが生じるので、第1絶縁基材とキャビネットの対向部とが相対的に変位する。したがって第1絶縁基材が緊張したり弛緩したりすることが防がれ、これによって第1絶縁基材に、凹凸、あるいは凹凸の繰返しが生じることを防ぐことができる。
このような本発明では、第1絶縁基材の一部が外部から押圧されたときに、第1および第2絶縁基材の抵抗膜の一部が、確実に接触して電気的に導通することができる。また第1絶縁基材の一部が外部から押圧されたときに、第1および第2絶縁基材の抵抗膜の不所望な部分が誤接触して電気的に導通してしまうことを防ぐことができる。
また本発明によれば、潤滑膜が、介在部材の、第1絶縁基材に対向する面に形成されるので、第1絶縁基材と介在部材との間の摩擦係数が、さらに小さくなる。したがって前述の効果が顕著になる。
また本発明によれば、潤滑膜が、第1絶縁基材の、キャビネットの対向部に対向する面に形成される。したがって第1絶縁基材とシール部材との間に介在部材が介在する場合、第1絶縁基材と介在部材との間の摩擦係数が、さらに小さくなり、これによって前述の効果が顕著になる。また第1絶縁基材とシール部材とが直接、当接する場合でも、前記潤滑膜によって、第1絶縁基材とシール部材との摩擦係数が小さくなるので、介在部材を設けた場合と同様の効果を達成することができる。
また本発明によれば、潤滑膜は、フッ素樹脂を含むので、前述の効果を達成するために必要な低摩擦性を実現することができる。
また本発明によれば、介在部材は、第1絶縁基材に対向する面とは反対側の面から突出し、キャビネットの対向部の開口部に沿うように形成される突出部が設けられる。このような突出部によって、第1絶縁基材とキャビネットの対向部との間の隙間に、塵埃が侵入することを防ぐことができる。
また本発明によれば、前述のようなシール構造を有するので、タッチパネルとキャビネットとの間の隙間を介した装置の内部への液体の侵入を防ぐことができ、しかも生産性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の第1形態であるタッチパネル付き表示装置1の構成を示す断面図である。この図1は、図2の切断面線S1−S1から見た断面図である。図2は、タッチパネル付き表示装置1の斜視図である。タッチパネル付き表示装置1は、たとえば端末機形電子式金銭登録機の表示装置として用いられる電子装置である。端末機形電子式金銭登録機は、POS(Point Of Sales)ターミナルとも呼ばれる。
タッチパネル付き表示装置1は、タッチパネル2と、表示パネル3と、回路基板4と、キャビネット5と、シール部材6と、介在部材7とを含む。タッチパネル付き表示装置1は、シール構造8を有する。シール構造8は、タッチパネル2と、キャビネット5と、シール部材6と、介在部材7とを含む。
タッチパネル2は、アナログ抵抗膜方式によって実現される。タッチパネル2は、透明である。タッチパネル2は、第1および第2絶縁基材11,12を備える。第1および第2絶縁基材11,12は、電気絶縁性を有する。第1および第2絶縁基材11,12は、透明である。第1絶縁基材11は、ポリエチレンテレフタレート(PET)から成るフィルムによって実現される。第2絶縁基材12は、ガラス基板によって実現される。第1および第2絶縁基材11,12は、厚み方向から見たとき、同一形状および同一寸法である。第1および第2絶縁基材11,12は、厚み方向から見たとき、矩形状である。
第1および第2絶縁基材11,12の一表面13,14には、抵抗膜15,16が形成される。抵抗膜15,16は、透明である。抵抗膜15,16は、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide、略称ITO)から成る。第1絶縁基材11の一表面13には、第1絶縁基材11の長手方向両側部に、第1絶縁基材11の幅方向に延びる一対の第1電極が形成される。第2絶縁基材12の一表面14には、第2絶縁基材12の幅方向両側部に、第2絶縁基材12の長手方向に延びる一対の第2電極が形成される。長手方向と幅方向とについては、逆であってもよい。
第1および第2絶縁基材11,12は、抵抗膜15,16同士を対向させて間隔をあけて配置される。第1絶縁基材11と第2絶縁基材12との間には、スペーサ17が介在する。スペーサ17は、第2絶縁基材12の抵抗膜16の表面に形成される。スペーサ17は、印刷によって、規則正しく配置される。このようなスペーサ17によって、第1および第2絶縁基材11,12の抵抗膜15,16の誤接触を防ぐことができる。第1および第2絶縁基材11,12は、縁部18,19同士が両面テープ20によって固定される。両面テープ20の厚み寸法は、第1絶縁基材11の抵抗膜15からのスペーサ17の突出量よりも大きく選ばれる。このようなタッチパネル2では、第1絶縁基材11の一部が外部から押圧されることによって第1および第2絶縁基材11,12の抵抗膜15,16の一部が接触して電気的に導通する。
表示パネル3は、フラットパネルディスプレイ装置の表示パネルによって実現される。具体的には、表示パネル3は、液晶ディスプレイ装置の表示パネルによって実現される。表示パネル3は、情報が表示される表示面21を有する。表示パネル3は、タッチパネル2の背後に設けられる。表示パネル3は、前記表示面21を、タッチパネル2、詳しくは第2絶縁基材12に対向させて配置される。タッチパネル2は透明であるので、ユーザは、表示パネル3の表示面21に表示される情報を、タッチパネル2を介して視認することができる。
回路基板4は、タッチパネル2と表示パネル3とを関連して動作するように制御するための制御回路が形成される。回路基板4は、表示パネル3の背後に設けられる。
キャビネット5には、収容空間25が形成される。収容空間25には、タッチパネル2と、表示パネル3と、回路基板4とが、収容される。キャビネット5は、タッチパネル2を、その第1絶縁基材11を外部に露出させた状態で収容する。キャビネット5は、第1および第2キャビネット部分26,27を備える。第1キャビネット部分26は、対向部28を備える。対向部28は、第1絶縁基材11に全周にわたって対向する。本実施の形態では、対向部28は、第1絶縁基材11の縁部18に全周にわたって対向する。対向部28には、第1絶縁基材11の縁部18に沿って全周にわたって嵌合溝29が形成される。嵌合溝29は、第1絶縁基材11の縁部18に臨んで開放される。
シール部材6は、液体を遮断する。シール部材6は、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間に介在する。シール部材6は、第1絶縁基材11の縁部18に沿うように設けられる。シール部材6は、弾性材料、具体的にはシリコーン樹脂から成る。このようなシール部材6は、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28とによって押圧され、これによって弾性変形する。
シール部材6は、第1キャビネット部分26の対向部28に形成される嵌合溝29に嵌込まれ、これによって第1キャビネット部分26の対向部28に装着される。シール部材6は、環状に形成される。シール部材6は、延在方向に垂直な断面形状が、延在方向に一様である。シール部材6は、いわゆるシリコンチューブによって実現される。シール部材6は、延在方向に垂直な断面形状が円形状であり、しかも中空である。このようなシール部材6が用いられることによって、第1キャビネット部分26の対向部28に形成される嵌合溝29への、シール部材6の嵌込みが容易になり、これによって組立て作業性を向上させることができる。
介在部材7は、第1絶縁基材11の縁部18とシール部材6との間に介在する。介在部材7は、第1絶縁基材11の縁部18に沿って設けられる。介在部材7は、シート状に形成される。介在部材7の厚み寸法は、0.1mm程度に選ばれる。介在部材7は、ポリエチレンテレフタレートから成る。
図3は、タッチパネル付き表示装置1を分解して示す分解斜視図である。前記図1をも参照して、第1キャビネット部分26には、タッチパネル2の端面31に対向する対向面32を有する係止部33が複数、設けられる。各係止部33は、タッチパネル2の端面31の周方向に間隔をあけて配置される。このような各係止部33によって、第1キャビネット部分26に対するタッチパネル2のずれを防ぐことができる。
タッチパネル2は、第1固定部材34によって、第1キャビネット部分26に固定される。第1固定部材34は、ねじ部材35によって、第1キャビネット部分26に固定される。第1固定部材34は、タッチパネル2に対して第1キャビネット部分26の対向部28とは反対側から、タッチパネル2の第2絶縁基材12の縁部19に当接する。
表示パネル3は、前記第1固定部材34と第2固定部材36とによって、第1キャビネット部分26に固定される。第2固定部材36は、ねじ部材37によって、第1キャビネット部分26に固定される。第1固定部材34は、表示パネル3に対して第1キャビネット部分26の対向部28と同一側から、表示パネル3の縁部に対向する対向部38を有する。第1固定部材34の対向部38と表示パネル3の縁部との間には、弾性を有するクッション部材39が介在する。クッション部材39は、第1固定部材34の対向部38に接着される。第2固定部材36は、表示パネル3に対して第1キャビネット部分26の対向部28とは反対側から、表示パネル3の縁部に当接する。
回路基板4は、ねじ部材40によって、第2キャビネット部分27に固定される。
図4は、介在部材7を拡大して示す断面図である。介在部材7は、第1絶縁基材11の縁部18に対向する面41に、潤滑膜42が形成される。潤滑膜42は、フッ素樹脂、たとえば四フッ化エチレン(PTFE)を含む。潤滑膜42は、フッ素加工によって形成される。このような介在部材7を形成するにあたっては、まず、ポリエチレンテレフタレートから成るシートの一表面をフッ素加工し、この後、フッ素加工されたシートを切断して、前記シートから所定の形状の部分を抜き出す。抜き出された部分が、介在部材7となる。
図5は、シール構造8を示す断面図である。第1キャビネット部分26の対向部28に形成される嵌合溝29は、延在方向に垂直な断面形状が延在方向に一様である。嵌合溝29は、延在方向に垂直な断面形状がU字状である。嵌合溝29の開口の幅寸法W1は、シール部材6の外径寸法よりも小さい。嵌合溝29の深さ寸法W2は、シール部材6の外径寸法の2分の1よりも大きく、シール部材6の外径寸法よりも小さい。シール部材6の外径寸法とは、シール部材6に外力が与えられていない状態で、シール部材6をその延在方向に垂直な平面で切断したときの、断面の外径寸法を意味する。前述のような嵌合溝29にシール部材6が嵌込まれるので、シール部材6は第1キャビネット部分26に確実に装着される。
タッチパネル2の厚み方向に垂直な投影面を想定し、この投影面に、シール部材6およびタッチパネル2を平行投影したとき、シール部材6の投影領域は、タッチパネル2の入力範囲を除く残余の範囲の投影領域に含まれる。本実施の形態では、シール部材6の投影領域は、タッチパネル2の両面テープ20の投影領域に含まれる。
介在部材7には、突出部45が設けられる。突出部45は、介在部材7の、第1絶縁基材11の縁部18に対向する面41とは反対側の面46から、第1キャビネット部分26の対向部28に向かって突出する。突出部45は、第1キャビネット部分26の対向部28の開口部47に沿うように形成される。このような突出部45によって、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間の隙間48に、塵埃が侵入することを防ぐことができる。
第1絶縁基材11の縁部18とキャビネット5の対向部28との間の隙間48に塵埃が溜まると、溜まった塵埃によって、第1絶縁基材11の一部が押圧される。これによって第1および第2絶縁基材11,12の抵抗膜15,16の不所望な部分が誤接触して電気的に導通することがある。このような不具合は、抵抗膜15,16の形成範囲、換言すればタッチパネル2の入力範囲を広く取ると生じやすくなる。本実施の形態では、第1絶縁基材11の縁部18とキャビネット5の対向部28との間の隙間48に塵埃が侵入することが防がれるので、前記隙間48に塵埃が溜まることが防がれる。したがって前述のような不具合を防ぐことができる。このような本実施の形態のタッチパネル付き表示装置1は、砂糖などの塵埃が付いた手指でタッチパネル2が操作されるような使用環境でも、使用可能である。
第1絶縁基材11の縁部18とキャビネット5の対向部28との間の隙間48に塵埃が溜まると、たとえば薄いシートなどを前記隙間48に差込んで、前記隙間48から塵埃を掻き出す必要がある。前記隙間48から塵埃を掻き出す場合、シートによってタッチパネル2を傷つけてしまう可能性があり、またシートを差込むことによって逆に塵埃を奥に追いやる可能性がある。さらに、あまり奥までシートを差込むと、タッチパネル2の引出し線など、装置内の回路を傷つけてしまう可能性がある。本実施の形態では、第1絶縁基材11の縁部18とキャビネット5の対向部28との間の隙間48に塵埃が侵入することが防がれるので、前記隙間48に塵埃が溜まることが防がれる。このように前記隙間48に塵埃が溜まることが防がれるので、前記隙間48から塵埃を掻き出す必要がなく、したがって前述のような不具合を防ぐことができる。
塵埃は、第1絶縁基材11の他表面49を伝って、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間の隙間48に侵入する。この点を考慮して、突出部45は、第1キャビネット部分26の対向部28に設けられるのではなく、介在部材7の前記反対側の面46に設けられる。これによって、第1絶縁基材11の他表面49を伝う塵埃が第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間の隙間48に侵入することを確実に防ぐことができる。
突出部45は、UV(Ultra Violet rays)印刷またはウレタン印刷によって形成される。UV印刷とは、紫外線硬化樹脂を含む塗料を使用する印刷を意味する。ウレタン印刷は、ウレタン樹脂を含む塗料を使用する印刷を意味する。UV印刷およびウレタン印刷では、介在部材7の前記反対側の面46から必要な突出量だけ突出する突出部45を容易に形成することができる。したがってUV印刷またはウレタン印刷によって突出部45が形成されることによって、製造品質の向上を図ることができ、また製造コストの低減を図ることができる。
突出部45の突出量D1は、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間の距離D2よりも小さい。このように突出部45の突出量D1が選ばれることによって、突出部45によって第1絶縁基材11の一部が押圧されてしまうことを防ぐことができる。一例として述べると、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間の距離D2は、0.4mm程度であり、突出部45の突出量D1は、0.3mm程度である。
以上のような本実施の形態によれば、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間には、液体を遮断するシール部材6が介在する。シール部材6は、第1絶縁基材11の縁部18に沿うように設けられる。シール部材6は、弾性材料から成り、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28とによって押圧され、これによって弾性変形する。このようにシール部材6は弾性変形するので、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間の距離に誤差があっても、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間の隙間48を、シール部材6によって塞ぐことができる。したがって第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28との間の隙間48を介して、装置の内部へ液体が侵入することを防ぐことができる。このように装置の内部への液体の侵入が防がれるので、本実施の形態のタッチパネル付き表示装置1は、水あるいは油などの液体に濡れた手指でタッチパネル2が操作されるような使用環境でも、使用可能である。
シール部材6は、キャビネット5の対向部28に装着される。このようなシール部材6が用いられるので、製造時に前記第3の従来技術のような流動接着剤の塗布量の制御が必要なく、したがって生産性を向上させることができる。また前述のようなシール部材6が用いられるので、前記第3の従来技術に比べて、装置の分解が容易であり、したがってタッチパネル2の交換などの修理が容易になる。
また本実施の形態によれば、シール部材6は、弾性材料から成るので、このようなシール部材6が他の部材に当接すると、シール部材6の表面は、他の部材の表面の微細な凹凸に応じて弾性変形する。このようにシール部材6の表面が弾性変形するので、シール部材6と他の部材との真実接触面積が大きくなる。したがってシール部材6と他の部材との間の摩擦係数は、非弾性材料から成る部材同士の摩擦係数に比べて格段に大きくなる。
この点を考慮して、本実施の形態では、第1絶縁基材11の縁部18とシール部材6との間に、シート状の介在部材7を介在させる。ここで、仮に、第1絶縁基材11の縁部18とシール部材6とが直接、当接する場合を想定する。この場合の、第1絶縁基材11の縁部18とシール部材6との間の摩擦係数と比較すると、シール部材6と介在部材7との間の摩擦係数は、同じ程度であるけれども、第1絶縁基材11の縁部18と介在部材7との間の摩擦係数は、格段に小さくなる。
第1絶縁基材11およびキャビネット5は、温度および湿度などの環境の変化に起因して、膨張したり収縮したりする。第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28とが相対的に変位しない場合、前述のような膨張または収縮によって、第1絶縁基材11が緊張したり弛緩したりし、これによって第1絶縁基材11に、図6に示すような、凹凸、あるいは凹凸の繰返しが生じる。
これに対して、本実施の形態では、第1絶縁基材11の縁部18とシール部材6との間に介在部材7が介在することによって、摩擦係数の小さい第1絶縁基材11の縁部18と介在部材7との間で、滑りが生じる。このように第1絶縁基材11の縁部18と介在部材7との間で滑りが生じるので、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28とが相対的に変位する。したがって第1絶縁基材11が緊張したり弛緩したりすることが防がれ、これによって第1絶縁基材11に、凹凸、あるいは凹凸の繰返しが生じることを防ぐことができる。
このような本実施の形態では、第1絶縁基材11の一部が外部から押圧されたときに、第1および第2絶縁基材11,12の抵抗膜15,16の一部が、確実に接触して電気的に導通することができる。また第1絶縁基材11の一部が外部から押圧されたときに、第1および第2絶縁基材11,12の抵抗膜15,16の不所望な部分が誤接触して電気的に導通してしまうことを防ぐことができる。さらにタッチパネル2の美感の低下を防ぐことができる。さらに表示パネル3の表示面21に表示される情報が見ずらくなることを防ぐことができる。
また本実施の形態によれば、潤滑膜42が、介在部材7の、第1絶縁基材11の縁部18に対向する面41に形成されるので、第1絶縁基材11の縁部18と介在部材7との間の摩擦係数が、さらに小さくなる。したがって前述の効果が顕著になる。また、このような効果を達成するために、タッチパネル2の変更が不要である。
また本実施の形態によれば、潤滑膜42は、フッ素樹脂を含むので、前述の効果を達成するために必要な低摩擦性を実現することができる。
図7は、本発明の実施の第2形態であるタッチパネル付き表示装置に含まれる介在部材7を拡大して示す断面図である。本実施の形態は、前述の第1形態に類似するので、対応する部分には同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明する。本実施の形態では、介在部材7は、第1絶縁基材11の縁部18に対向する面41とは反対側の面46にも、潤滑膜51が形成される。潤滑膜51は、フッ素樹脂を含む。このような本実施の形態でも、前述の第1形態と同様の効果を達成することができる。
図8は、本発明の実施の第3形態であるタッチパネル付き表示装置に含まれる介在部材7を拡大して示す断面図である。本実施の形態は、前述の第1および第2形態に類似するので、対応する部分には同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明する。本実施の形態では、介在部材7は、第1絶縁基材11の縁部18に対向する面41に代えて、その反対側の面46に、潤滑膜51が形成される。このような本実施の形態でも、前述の第1および第2形態と同様の効果を達成することができる。
図9は、本発明の実施の第4形態であるタッチパネル付き表示装置に含まれる介在部材7を拡大して示す断面図である。本実施の形態は、前述の第1〜第3形態に類似するので、対応する部分には同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明する。本実施の形態では、介在部材7の面41,46には、潤滑膜が形成されていない。このような本実施の形態でも、前述の第1〜第3形態と同様の効果を達成することができる。
図10は、本発明の実施の第5形態であるタッチパネル付き表示装置に含まれる第1絶縁基材11の縁部18を拡大して示す断面図である。本実施の形態は、前述の第1〜第4形態に類似するので、対応する部分には同一の符号を付し、異なる構成についてだけ説明する。本実施の形態では、第1絶縁基材11の縁部18は、第1キャビネット部分26の対向部28に対向する面53に、潤滑膜52が形成される。潤滑膜52は、第1絶縁基材11の縁部18に、全周にわたって設けられる。潤滑膜52は、フッ素樹脂を含む。第1絶縁基材11の縁部18とシール部材6との間には、潤滑膜が介在する。
第1絶縁基材11の縁部18とシール部材6との間の摩擦係数は、シール部材6が、潤滑膜52を介さず、第1絶縁基材11の縁部18に直接、当接する場合に比べて、格段に小さくなる。このような本実施の形態では、第1絶縁基材11の縁部18とシール部材6との間に潤滑膜52が介在することによって、第1絶縁基材11の縁部18とシール部材6との間で滑りが生じる。このように第1絶縁基材11の縁部18とシール部材6との間で滑りが生じるので、第1絶縁基材11の縁部18と第1キャビネット部分26の対向部28とが相対的に変位する。したがって第1絶縁基材11が緊張したり弛緩したりすることが防がれ、これによって第1絶縁基材11に、凹凸、あるいは凹凸の繰返しが生じることを防ぐことができる。
このような本実施の形態でも、前述の第1〜第4形態と同様の効果を達成することができる。さらに、前述の第1〜第4形態のように介在部材7を必要とせず、したがって組立て作業性を向上させることができる。
前述の実施の各形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内において構成を変更することができる。タッチパネル2は、デジタル抵抗膜方式によって実現されてもよい。表示パネル3は、プラズマディスプレイ装置の表示パネルによって実現されてもよい。シール部材6は、中実であってもよい。シール部材6は、延在方向に垂直な断面形状が、多角形状、たとえば矩形状であってもよい。介在部材7は、ポリプロピレン(PP)から成っていてもよい。突出部45は、介在部材7をエンボス加工することによって形成されてもよい。潤滑膜42,51,52は、ポリアミドを含んでいてもよい。また潤滑膜42,51,52は、ポリイミドを含んでいてもよく、またポリエチレンを含んでいてもよい。突出部45は、介在部材7に接着される発泡スポンジによって実現されてもよい。
介在部材7には、気泡が形成され、気泡に潤滑剤を入り込ませてもよい。また介在部材7には、微細な溝が形成され、溝に潤滑剤を入り込ませてもよい。さらに介在部材7の表面を粗くして、その表面の凹所に潤滑剤を入り込ませてもよい。さらに介在部材7は、潤滑剤が混合されて形成されてもよい。
第1キャビネット部分26の対向部28には、嵌合溝29が形成される代わりに、複数対の嵌合片が設けられてもよい。各対の嵌合片は、第1キャビネット部分26の対向部28の、第1絶縁基材11の縁部18に対向する対向面から、第1絶縁基材11の縁部18に向かって突出する。各対の嵌合片は、第1絶縁基材11の縁部18に沿って、間隔をあけて配置される。シール部材6は、対を成す各嵌合片の間に嵌め込まれ、これによって第1キャビネット部分26の対向部28に装着される。
タッチパネル付き表示装置1は、電子式金銭登録機(Electronic Cash Register、略称ECR)の表示装置として用いられてもよい。シール構造8は、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、電子手帳および電子辞書などの電子装置においてタッチパネルが搭載される場合に用いられる。
本発明の実施の第1形態であるタッチパネル付き表示装置1の構成を示す断面図である。 タッチパネル付き表示装置1の斜視図である。 タッチパネル付き表示装置1を分解して示す分解斜視図である。 介在部材7を拡大して示す断面図である。 シール構造8を示す断面図である。 タッチパネル2に生じる凹凸を示す断面図である。 本発明の実施の第2形態であるタッチパネル付き表示装置に含まれる介在部材7を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の第3形態であるタッチパネル付き表示装置に含まれる介在部材7を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の第4形態であるタッチパネル付き表示装置に含まれる介在部材7を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の第5形態であるタッチパネル付き表示装置に含まれる第1絶縁基材11の縁部18を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 タッチパネル付き表示装置
2 タッチパネル
5 キャビネット
6 シール部材
7 介在部材
8 シール構造
11 第1絶縁基材
12 第2絶縁基材
13 第1絶縁基材11の一表面
14 第2絶縁基材12の一表面
15 第1絶縁基材11の一表面13に形成される抵抗膜
16 第2絶縁基材12の一表面14に形成される抵抗膜
17 スペーサ
18 第1絶縁基材11の縁部
19 第2絶縁基材12の縁部
20 表示面
26 第1キャビネット部分
27 第2キャビネット部分
28 第1キャビネット部分26の対向部
29 嵌合溝
42,51,52 潤滑膜
45 突出部
47 開口部
48 隙間

Claims (7)

  1. 電気絶縁性を有する第1および第2絶縁基材を備え、前記第1および第2絶縁基材の一表面には抵抗膜が形成され、前記第1および第2絶縁基材は抵抗膜同士を対向させて間隔をあけて配置され、前記第1絶縁基材の一部が外部から押圧されることによって前記第1および第2絶縁基材の抵抗膜の一部が接触して電気的に導通するタッチパネルと、
    前記タッチパネルの第1絶縁基材に全周にわたって対向する対向部を備え、前記タッチパネルを、その第1絶縁基材を外部に露出させた状態で収容するキャビネットと、
    前記キャビネットの対向部に装着され、弾性材料から成り、前記タッチパネルの第1絶縁基材とキャビネットの対向部とによって押圧され、液体を遮断するシール部材とを含むことを特徴とするシール構造。
  2. 前記第1絶縁基材とシール部材との間に介在するシート状の介在部材をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のシール構造。
  3. 前記介在部材は、第1絶縁基材に対向する面に、潤滑膜が形成されることを特徴とする請求項2記載のシール構造。
  4. 前記第1絶縁基材は、キャビネットの対向部に対向する面に、潤滑膜が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のシール構造。
  5. 前記潤滑膜は、フッ素樹脂を含むことを特徴とする請求項3または4記載のシール構造。
  6. 前記介在部材は、第1絶縁基材に対向する面とは反対側の面から突出し、キャビネットの対向部の開口部に沿うように形成される突出部が設けられることを特徴とする請求項2または3記載のシール構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載のシール構造を有する電子装置。
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