JPWO2012117844A1 - 分析装置用の試料データ処理装置、オートサンプラ装置、液体クロマトグラフ装置、試料データ処理方法および分析方法 - Google Patents

分析装置用の試料データ処理装置、オートサンプラ装置、液体クロマトグラフ装置、試料データ処理方法および分析方法 Download PDF

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Abstract

オートサンプラ(12)内に撮像装置(16)を設置し、試料容器(15)が設置されるラック(20)内の画像データを取り込む。撮像装置(16)が撮像したデータをデータ処理装置(17)が解析して試料容器(15)が設置されている位置の情報と、個々の試料容器(15)に付加されている試料情報とを関連付けて取得する。データ処理装置(17)は、取得した試料容器位置情報及び試料情報と、作業者が入力装置を介して設定した分析条件から最適な分析プログラムを構築する。試料容器(15)が収容されるラック(20)の全体画像を撮像装置(16)により一括して撮像して得た画像データから、試料容器(15)の位置及び試料情報を判断しているので、短時間に試料容器(15)の位置及び試料情報を判断することができる。

Description

本発明は、液体クロマトグラフ装置等の分析装置用の試料データ処理装置及び方法に関する。
従来技術においては、液体クロマトグラフ装置等の分析装置に設置した試料のそれぞれの試料情報を、設置位置に対応させ、その試料に適した分析プログラムを作業者が設定する必要がある。
そのため、分析装置または外部記憶装置に試料識別情報(ID)に対応した分析条件及び分析プログラムを記憶させる。そして、分析装置に設置する試料容器に、バーコードやICタグを用いID情報を付加し、試料を分析する際は、ID情報を読み取る。読み取ったID情報に対応した分析条件及び分析プログラムに基づいて分析を行うことで設定にかかる手間を短縮し、それに伴う誤分析を防止する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−257548号公報
従来技術における分析方法では、分析前に試料が収容された試料容器を作業者が分析順に試料ラックに設置し、その位置を指示して指示した試料について分析を行う必要がある。そのため、作業者は試料の情報や試料ラックでの試料容器の位置の管理を別途行う必要がある。
また、作業者が試料容器の設置位置を誤った場合や、試料容器の設置順序を誤った場合は、誤った分析条件で分析が行われてしまう可能性がある。
また、設置する試料容器にバーコードやICタグを用いID情報を付加した場合においても、試料容器位置やID情報の取得には検知器を移動させて、一つずつ取得する必要がある。
そのため、試料容器のID情報を一個ずつ全ての試料容器に対して読み取った後、ラック内で試料容器の入れ替えなどを行った場合、再度、検知器を用いて、一個ずつ、試料容器を走査してID情報を読み取る必要があり、全体の分析時間が長時間となってしまう場合があった。
本発明の目的は、試料分析前に実行される分析条件等の設定に必要な労力及び時間を削減すると共に、誤分析を防止することが可能な分析装置用の試料データ処理装置及び方法を実現することである。
前記目的を達成するため、本発明は次のように構成される。
本発明の分析装置用の試料データ処理装置及び方法は、試料容器が配置される試料容器用ラックの2次元画像を撮像手段により撮像し、撮像された試料容器用ラックの2次元画像に基づいて、前記ラック内に配置された試料容器の位置、及び試料容器に付された試料情報記録媒体に記録された試料情報を判断し、前記撮像された2次元画像データと、前記ラック内における試料容器の位置及び試料情報とを記憶し、前記記憶した前記ラック内における試料容器の位置及び試料情報を外部に出力する。
本発明によれば、試料分析前に実行される分析条件等の設定に必要な労力及び時間を削減すると共に、誤分析を防止することが可能な分析装置用の試料データ処理装置及び方法を実現することができる。
本発明を液体クロマトグラフ装置等の試料分析装置に適用した一実施例の概略構成図である。 図1に示した例の一部破断斜視図である。 本発明の実施例における試料容器の例を示す上面及び側面を示す図である。 本発明の実施例における最短時間の分析プログラムを構築し提示する方法の動作フローチャートである。 図4に示した動作フローにて表示される表示画面例を示す図である。 図4に示した動作フローにて表示される表示画面例を示す図である。 図4に示した動作フローにて表示される表示画面例を示す図である。 本発明の実施例における作業者が設定した条件の試料を検索して分析を行う方法の動作フローチャートである。 図8に示した動作フローにて表示される表示画面例を示す図である。 図8に示した動作フローにて表示される表示画面例を示す図である。 図8に示した動作フローにて表示される表示画面例を示す図である。 本発明の実施例におけるデータ処理装置の内部機能ブロック図である。 本発明の実施例におけるラック20内の試料容器15の位置、試料情報の読み取りの動作フローチャートである。 本発明の実施例におけるラック20の例を示す図である。 本発明の実施例における使用する試料を選択する際に表示される表示画面例を示す図である。 本発明の実施例における試料情報を登録したマーカーから検量線の作成と未知試料の分析を自動で行う動作フローである。 本発明の実施例における試料情報のマーカーへの登録と登録したマーカーから検量線の作成と未知試料の分析を自動で行う動作フローである。 本発明の実施例における試料情報を登録したマーカーからラック20の形状の登録を行う動作フローである。 図18に示した動作フローにて表示される表示画面例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を液体クロマトグラフ装置等の試料分析装置に適用した一実施例の概略構成図であり、図2は図1に示した例の一部破断斜視図である。
図1、図2において、オートサンプラ(オートサンプラ装置)12内に撮像装置(カメラ)16を設置し、試料容器15が設置されるラック20内の画像データ(2次元画像データ)を取り込む(撮像する)。そして、撮像装置16が撮像したデータをデータ処理装置17が、解析して試料容器15が設置されている位置の情報と、個々の試料容器15に付加されている試料情報とを関連付けて取得する。この試料情報は、各試料容器に付加された試料情報記録媒体に記録されている。
さらに、データ処理装置17は、取得した試料容器位置情報及び試料情報と、作業者が入力装置18を介して設定した分析条件から最適な分析プログラムを構築する。そして、データ処理装置17は、出力装置19を介して、最適な分析プログラムを作業者に提示し、試料を分析する機能を備えている。
ポンプ11は、試薬や溶離液をオートサンプラ12によりサンプリングされた試料に混合するためのものである。そして、検出器13により、検出された成分の分析がデータ処理装置17で行われる。
なお、データ処理装置17は、検出器13により検出された成分の分析は行わず、検出13の検出データを他の分析部(図示せず)に出力するのみとすることも可能である。
オートサンプラ12内の撮像装置16は、上方からラック20全体の画像データを取り込む事が可能な位置に設置する。
撮像装置16が取得した画像の解析について、以下に説明する。
まず、試料容器15がラック20に全く設置されていない場合の画像データを基本画像データとして前もって取得し、データ処理装置17内に記憶しておく。試料容器15をラック20に設置した後に撮像された画像と、記憶された基本画像とに対してグレイスケールや平滑化といった前処理を行った後、基本画像データと、その後に取得した画像データとの差分画像を作成する。
得られた差分画像より、ラック20に設置されている試料容器15の位置、試料容器に付加された試料情報の部分の位置を抽出する。続いて、抽出した試料情報が付加されている部分から試料情報を読み取り、その試料容器15の位置と関連付けて記憶する。
試料容器15に付加される試料情報は、マーカー21を用いて試料容器の蓋上面部分に付加する。本発明の一実施例におけるマーカー21とは、図3に示すように、バーコード23やQRコード(登録商標)24、色の付いた印22、形の異なる印22、数字やアルファベット、文字と言ったように画像に取り込む事ができ、試料情報の互いの違いを識別する事が可能なもの全般を指すものとする。
また、ラック20の上方から撮像装置16で画像を取得する際に、それぞれの試料情報の違いが、データ処理装置17の表示部に表示されるようにする。
マーカー21で付加される情報の内容は、日付、試料の種類、IDナンバー、分注可能回数、洗浄時間の初期値などを始めとする作業者が分析する条件や管理する際に使用する項目や、連続分析を行う際の順番を決定するのに必要な項目である。
ここで、試料容器15の形状情報をデータ処理装置17が所持している場合、前記差分画像に対して、テンプレートマッチングなどを用いる事で試料容器15を除去することができ、試料容器15とは異なる異物情報も取得する事が可能となる。
また、万が一、試料容器15や配管等から液漏れがあった場合、基礎画像データに、液体が流れるであろうと考えられる位置に幾何学模様を記しておくことで、実際に液漏れが生じた場合、液体により模様に差異が生まれ差分画像より液漏れを検出する事が可能となる。このとき、液体が透明であった場合でも、屈折により模様が歪み、差分画像より検出が可能となる。
マーカー21から取得した各種情報の使用方法を以下に例示する。
(1)自動連続分析時における最短時間の分析プログラムを構築し提示する方法
図4は、自動連続分析時における最短時間の分析プログラムを構築し提示する方法の動作フローチャートであり、図5〜図7は、出力装置19である表示部に表示される画面例である。
図4のステップ41において、データ処理装置17は、ラック20における試料容器位置情報及び試料情報をカメラ16からの画像情報(ラック20の全体画像情報)から取得する。
次に、ステップ42において、図5示す、使用する試料の条件設定画面が出力装置19に表示される。作業者は、図5に示された画面を使用し、マーカー21に登録されている項目を含めた自動連続分析の条件を設定することができる。例えば、マーカー21が、試料の種類情報を有する場合、分析を行う試料の種類の設定を行うなどの試料の種類に関する条件式を作成することができる。
次に、ステップ43において、データ処理装置17は、最短時間の分析プログラムを構築する。最短時間の分析プログラムを構築する方法の例としては、作業者によって設定されているマーカー21に登録されている項目を含めた条件式を満たすという制限の中で、分析終了するまでの間に分注機構の動作が最短時間となる組み合わせをシミュレーションする事ができる。なお、洗浄時間や作業者が設定した条件があるため、分注機構の移動に
関しては、最短移動距離とはならない場合がある。
続いて、ステップ44において、構築した分析プログラムを出力装置19に表示させる。図6は、構築した分析プログラムの表示例である。
構築した分析プログラムを表示部である出力装置19に提示するとき、試料容器15の位置や設定に使用された条件を一緒に表示し、設定に使用していない情報も表示するようにしてもよい。
作業者は、表示部に提示された分析プログラムにより、分析の実行、分析の中止、条件を追加・削除して、分析プログラムの再構築を行うかの判断を行うことができる。そして、ステップ45、46において、作業者は、図7に示す表示画面を介して、分析プログラム実行指示及び分析実行が指示される。ステップ46で条件を再入力する場合は、図7に示す画面を介してデータ処理装置17に指示すれば、ステップ42に戻ることができる。
この方法を用いる事は分析の効率化・試料の管理に有効であり、作業者が試料容器15を、順番に並べ、試料容器15の位置を指定する必要がなくなるため、試料容器15の設置および設定ミスを防止する事ができる。
(2)作業者が設定した条件の試料を検索して分析を行う方法
図8は、作業者が設定した条件の試料を検索して分析を行う方法の動作フローチャートであり、図9〜図11は、出力装置19である表示部に表示される画面例である。
作業者が、ある条件の分析を開始することを、入力装置18を介してデータ処理装置17に設定すると、データ処理装置17は、ステップ51において、ラック20内に設置された試料容器の位置情報及び試料情報をカメラ16による撮像情報から取得する。
次に、ステップ52において、データ処理装置17は、図9に示す検索条件設定画面を出力装置19に表示させる。作業者は、出力装置19に表示された画面を操作して、試料条件を設定する。そして、設定された条件の試料をステップ53において、記憶された試料の中から検索する。次に、ステップ54において、検索された結果である試料情報は、図10に示すように画面表示される。
そして、ステップ55において、作業者は、試料を選択する。選択された結果は、図11に示すように画面表示される。続いて、ステップ56において、作業者により分析指示が表示画面を介して行われ、ステップ57において、その指示分析実行であれば、分析を開始し、分析を開始しないのであれば、ステップ52に戻る。
なお、条件を満たす試料が存在しない場合はその事を表示画面に表示し、作業者に伝達する。
また、データ処理装置17が所持している情報の一覧を表示し、その一覧から作業者が設定することも可能である。
前記試料の検査検索方法を用いる事は試料管理に有効である。
(3)検知した異常状態に対する警告および動作制限を行う方法
ラック20上の異物情報、液漏れ情報、作業者の指定先における試料容器15の有無情報を、それぞれ検知時または前記(1)、(2)の方法における作業者の指定時等に、データ処理装置17が出力装置19に警告を出し、安全のため分析装置の動作を制限する。例えば、ラック20には、ラックナンバー(ラック内における試料容器の配置位置番号)が付されており、そのラックナンバーを作業者が指定して、分析作業等が行われる場合、オートサンプラ12内のラック20のラックナンバーに試料容器が存在しない場合、その旨を、出力装置19により表示等して警告を行い、ラックバンバーの再設定を表示する。そして、ラックバンバーの再設定が行われるまでは、試料容器からの試料分注動作等を禁止する等の動作制限をデータ処理装置17が行う。
なお、試料分注動作制限処理については、従来技術において、液漏れや異物検出に用いられているセンサの補助または代わりとする事が可能である。
また、試料容器15の有無情報においては、従来技術と異なり、前もって試料容器15の位置情報を記憶しているため、実際に装置を動かす必要性がなくなる。この方法は分析の効率化・装置の安全性の強化に有効である。
(4)ラック20内の画像表示によるラックパラメータ設定の補助方法
撮像装置16を用いて取得したラック20内の画像をディスプレイなどに表示する事で、オートサンプラ12の中を真上から見た状態を知る事ができ、暗く見えづらい位置での設定の補助をする事が可能になる。
また、ラック20内の画像解析を行うことで、試料分注機構を動作させた場合、試料分注機構が、ラック20や試料容器15と接触しないか否かを、前もって検知する事ができ、作業者に警告する事が可能である。
ここで、データ処理装置17の内部機能について説明する。
図12は、データ処理装置17の内部機能ブロック図である。図12において、データ処理装置17は、画像データ取得部61と、画像処理部62と、画像解析部63と、シミュレート部64と、メモリ(記憶手段)65と、動作制御部66とを備えている。
画像データ取得部61は、撮像装置16により撮像された撮像データを取得し、取得した画像データをメモリ65に伝送する。また、画像データ取得部61は、取得した画像データを画像処理部62に伝送する。
画像処理部62は、画像データ取得部61から伝送された画像データについて、グレイスケールや平滑化の画像処理を行う。さらに、画像処理部62は、平滑化等を行った画像と、メモリ65に記憶された基本画像とを比較し差分処理等を行う。
画像解析部63は、画像処理部62から伝送された画像データについて解析し、試料容器の位置、試薬情報、液漏れ等を判断する。画像解析部63が判断した結果は、メモリ65に伝送される。
動作制御部66は、メモリ65に記憶された試料容器の位置、試料情報、入力装置18から指示された内容等に従って、オートサンプラ12の動作を制御する。
シミュレート部64は、図4に示したステップ43におけるシミュレーションを、メモリ65に記憶されたデータを用いて実行する。シミュレーション結果は、シミュレート部64から出力装置19に伝送される。
図13は、本発明の実施例におけるラック20内の試料容器15の位置、試料情報の読み取りの動作フローチャートである。
図13のステップ71において、基本画像がメモリ65内に無い場合は、ステップ73にて、基本画像を取得し、ステップ74に進む。ステップ71において、基本画像がメモリ65に記憶されている場合は、ステップ72において、基本画像を、再取得をすべきか否かを判断し、再取得する場合は、ステップ73に進む。
ステップ72において、基本画像を再取得する必要がなければ、ステップ74に進む。ステップ74においては、ラック20がオートサンプラ12に再セットされたか否かを判断する。この判断は、撮像装置16からの画像情報により判断してもよいし、ラック20の再セットがあった場合、オートサンプラ12からその旨をデータ処理装置17に伝送す
るように構成されていてもよい。
ステップ74において、ラック20の再セットは無いと判断した場合は、ステップ75に進み、ラック情報の取得指示があるか否かを判断し、取得指示が無ければ処理は終了となる。
ステップ74でラックの再セットがあったと判断した場合、及びステップ75でラック情報取得指示があった場合は、ステップ76に進む。
ステップ76において、画像データ取得部61は、撮像装置16から、ラック20内の画像を取得し、ステップ77において、画像処理部62が画像処理を行う。そして、ステップ78において、画像解析部63が画像の解析を行い、ステップ79において、試料情報の取得を行う。
上述のようにして、データ処理装置17は、ラック内の試料容器15の位置、試料情報を読み取り、メモリ65に格納する。
以上のように、本発明の実施例によれば、試料容器が収容されるラック20の全体画像を撮像装置16により、一括して撮像して得た画像データから、試料容器の位置及び試料情報を判断しているので、短時間に試料容器の位置及び試料情報を判断することができる。
つまり、ラック20に配列された試料容器15について、一つずつ、その位置、試料情報を作業者が分析装置に入力する必要がない。
また、検知器により、ラック20に配列された試料容器15について、一つずつ走査して、試料容器の位置等を判断する場合と比較して、判断時間を大幅に短縮可能である。
したがって、本発明の実施例によれば、試料分析前に実行される分析条件等の設定に必要な労力及び時間を削減すると共に、誤分析を防止することが可能な分析装置用の試料データ処理装置及び方法を実現することができる。
なお、図12において、データ処理装置17は、動作制御部66を備え、オートサンプラ12の動作を制御するように構成したが、動作制御部は備えず、メモリ65内に記憶された画像解析データ、試料情報、撮像画像データを外部に出力する出力部を備えるように構成することも可能である。この場合、オートサンプラ12内に動作制御部を備えるように構成される。
また、本発明は、前記実施例に挙げた事例に限定されず、多種類の試料を分画してあるものに対し、試料の情報を管理または使用するものに対しても有効である。
つまり、本発明は、液体クロマトグラフ装置のみならず、自動分析装置における試料容器ラックに配列された試料容器情報読み取り装置に適用可能である。また、分析装置に使用されるオートサンプラ装置単独の装置にも、本発明は適用可能である。このオートサンプラ装置は、ラック20、カメラ16、データ処理装置17、入力装置18、出力装置19を備えるものである。
(5)試料情報と試料のラック位置情報からサンプルテーブルを構築し提示する方法
作業者はマーカー21に登録されている項目を含めた、サンプルテーブルの条件を設定する。例えば、マーカー21でサンプルのIDナンバーと試料の種類、試料の初期容量を付加している場合、分析を行う試料の種類の設定を行うなどの試料の種類に関する条件式を入力装置18より作成する。
次にIDナンバーと試料の配置位置、試料の初期容量から分注するたびにデータ処理装置17で試料の残量を更新して試料管理を行う。サンプルテーブルを構築する方法の実施例としては、作業者によって設定されているマーカー21に登録されている項目を含めた条件式を満たすという制限の中で、試料の種類および分注回数、分注量の設定から、分注を行うことが可能な試料容器15をデータ処理装置17で算出し、サンプルテーブルに分注を行うラック位置を提示する。作業者は提示されたサンプルテーブルより、サンプルテーブルの決定、条件の追加・削除してサンプルテーブルの再構築を行うかの判断を行う。この方法を用いることはサンプルテーブルの作成の効率化および試料の管理を行う上で有効であり、作業者が試料容器15を順番に並べ、試料容器15の配置位置を把握し、試料容器15の位置を指定する必要が無いため、試料容器15の設置および試料の管理時の作業者による人的ミスによる誤設定を防止することができる。
(6)試料容器用ラックの2次元画像データから任意の試料容器とラックを扱う方法
マーカー21にIDナンバー情報を付加し、そのIDナンバー情報を基にラック上の試料容器配置位置を撮像装置16から2次元画像として取得し、この画像から試料容器15の置かれている箇所の抽出を行い、その位置の座標情報と関連付けを行い、それぞれに位置を示すナンバーの情報をデータ処理装置17で自動的に割り当てることで、ラック20の形状情報の取り込みが可能となる。これにより、ラック20が試料容器15の位置を固定することができる構造であれば、形状によらないラック20を使用することが可能となる。また、2次元画像から各試料容器15の画像情報も同時に取り込むことで、試料容器15の形状やサイズにも関係なく使用することが可能となる。なお、座標情報は、撮像装置16をラック20の真上の基準となる位置から撮像を行うことで取得した2次元画像の座標から算出するなどといった方法を用いることで取得することが可能である。ただし、同じマーカー21が存在した場合は、作業者に重複した試料容器15の位置と重複していることを示す警告を作業者に提示する。また、使用する試料容器15を設定する際は、ラック20の試料容器15の配置位置を2次元画像と座標位置の2つの情報を取得しているため、試料容器15の位置を示すナンバーを設定する、通常用いられている方法だけでなく、ラック20の試料容器15の配置位置を含む2次元画像を作業者に提示し、この2次元画像から使用する試料容器15を選択することが可能となる。
(7)試料容器用ラックの2次元画像データからマーカーと試料容器の情報を関連付けて使用する方法
使用するラック20の形状が使用するオートサンプラ装置12に登録されているパターンのものだった場合、通常のラック位置情報と(6)の方法より2次元画像で取得したIDナンバー情報との関連付けをデータ処理装置17で座標情報などを用いることで行う。これにより、分注位置の設定などで試料容器15の位置が必要な場合、作業者はラック20の位置を示すラックナンバーと試料容器15に付加されたIDナンバーの両方から選択して、設定することが可能となる。
(8)試料情報を登録したマーカーから検量線の作成と未知試料の分析を自動で行う方法
(6)の方法で取得したマーカー21または試料容器15の形状と標準試料、未知試料の情報との関連付けを行うことで、自動的に標準試料として関連付けされた試料を用いて検量線の作成を行い、その後、未知試料と関連付けられた試料または、標準試料以外の試料を順次分析を行う。これにより、品質管理などで繰り返し同じような分析を行う場合では、試料容器の配置によらずに分析を行うことが可能となる。
11 ポンプ
12 オートサンプラ
13 検出器
15 試料容器
16 撮像装置
17 データ処理装置
18 入力装置
19 出力装置
20 ラック
21 マーカー
22 色・形の異なる印
23 バーコード
24 QRコード
61 画像データ取得部
62 画像処理部
63 画像解析部
64 シミュレート部
65 メモリ
66 動作制御部
15A サイズが小さい試料容器
15B サイズが大きい試料容器

Claims (24)

  1. 分析装置用の試料データ処理装置において、試料容器が配置される試料容器用ラックの2次元画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された試料容器用ラックの前記2次元画像に基づいて、前記試料容器用ラック内に配置された前記試料容器の位置、及び前記試料容器に付された試料情報記録媒体に記録された試料情報を判断するデータ処理部と、前記撮像手段により撮像された2次元画像データと、前記データ処理部により判断された前記試料容器用ラック内における前記試料容器の位置及び前記試料情報とを記憶する記憶手段とを備え、前記記憶手段に記憶された前記試料容器用ラック内における前記試料容器の位置及び前記試料情報を外部に出力することを特徴とする試料データ処理装置。
  2. 請求項1に記載の分析装置用の試料データ処理装置において、前記記憶手段には、前記試料容器が配置されていない前記試料容器用ラックの2次元画像データが基本画像データとして格納され、前記データ処理部は、前記記憶手段に格納された前記基本画像データと、前記撮像手段により撮像された前記試料容器用ラックの前記2次元画像とを比較し、前記試料容器用ラック内に配置された前記試料容器の配置位置及び前記試料情報記録媒体に記録された前記試料情報を判断することを特徴とする試料データ処理装置。
  3. 請求項2に記載の分析装置用の試料データ処理装置において、前記データ処理部は、前記分析装置に設定された分析条件と、前記記憶手段に記憶された前記試料容器の前記試料容器用ラック内における位置情報とに基づいて、前記分析装置による試料分析動作が最短の時間で終了する分析動作方法を構築し、構築した分析動作方法情報を外部に出力することを特徴とする試料データ処理装置。
  4. 請求項2に記載の分析装置用の試料データ処理装置において、表示手段と、操作者からの指令を入力する入力手段とをさらに備え、前記試料容器用ラックには、前記試料容器の配置位置を示すラック番号が予め定められ、前記データ処理部は、前記入力手段を介して操作者により前記ラック番号が入力された場合、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて、入力された前記ラック番号に位置する前記試料容器の有無を判断し、入力された前記ラック番号が示す位置に前記試料容器が存在しない場合は、前記表示手段により、警告を表示させることを特徴とする試料データ処理装置。
  5. 請求項2に記載の分析装置用の試料データ処理装置において、表示手段と、操作者からの指令を入力する入力手段とをさらに備え、前記試料容器用ラックには、前記試料容器の配置位置を示すラック番号が予め定められ、前記データ処理部は、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記試料容器用ラックに付された前記ラック番号を判断し、前記入力手段を介して操作者により試料の分析条件が入力された場合、入力された分析条件を満たす試料を検索し、検索した試料の試料情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする試料データ処理装置。
  6. 請求項2に記載の分析装置用の試料データ処理装置において、前記試料容器に付された試料情報記憶媒体は、バーコード又はQRコードにより、試薬情報が記録されていることを特徴とする試料データ処理装置。
  7. 請求項2に記載の分析装置用の試料データ処理装置において、前記データ処理部は、前記記憶手段に格納された前記基本画像データと、前記撮像手段により撮像された前記試料容器用ラックの前記2次元画像とを比較し、前記試料容器用ラック上に配置された前記試料容器から液体試料の液漏れがあるか否を判断することを特徴とする試料データ処理装置。
  8. 試料分析装置に、分析される試料をサンプリングして供給するオートサンプラ装置において、請求項1に記載の分析装置用の試料データ処理装置を備えることを特徴とするオートサンプラ装置。
  9. 請求項8に記載のオートサンプラ装置を備えることを特徴とする液体クロマトグラフ装置。
  10. 分析装置用の試料データ処理方法において、試料容器が配置される試料容器用ラックの2次元画像を撮像手段により撮像し、撮像された試料容器用ラックの2次元画像に基づいて、前記試料容器用ラック内に配置された前記試料容器の位置、及び前記試料容器に付された試料情報記録媒体に記録された試料情報を判断し、前記撮像された2次元画像データと、前記試料容器用ラック内における前記試料容器の位置及び前記試料情報とを記憶し、前記記憶した前記試料容器用ラック内における前記試料容器の位置及び前記試料情報を外部に出力することを特徴とする試料データ処理方法。
  11. 請求項10に記載の分析装置用の試料データ処理方法において、前記試料容器が配置されていない前記試料容器用ラックの2次元画像データを基本画像データとして記憶し、前記記憶された前記基本画像データと、前記撮像された前記試料容器用ラックの2次元画像とを比較し、前記試料容器用ラック上に配置された前記試料容器の配置位置及び前記試料情報記録媒体に記録された前記試料情報を判断することを特徴とする試料データ処理方法。
  12. 請求項11に記載の分析装置用の試料データ処理方法において、前記分析装置に設定された分析条件と、前記記憶された前記試料容器の前記試料容器用ラック内における位置情報とに基づいて、前記分析装置による試料分析動作が最短の時間で終了する分析動作方法を構築し、構築した情報を外部に出力することを特徴とする試料データ処理方法。
  13. 請求項11に記載の分析装置用の試料データ処理方法において、前記試料容器用ラックには、前記試料容器の配置位置を示すラック番号が予め定められ、操作者により前記ラック番号が入力手段により入力された場合、前記撮像された画像に基づいて、入力された前記ラック番号に位置する前記試料容器の有無を判断し、入力されたラック番号が示す位置に試料容器が存在しない場合は、表示手段により、警告を表示させることを特徴とする試料データ処理方法。
  14. 請求項11に記載の分析装置用の試料データ処理方法において、前記試料容器用ラックには、試料容器の配置位置を示すラック番号が予め定められ、前記撮像された画像に基づいて前記試料容器用ラックに付された前記ラック番号を判断し、入力手段を介して操作者により試料の分析条件が入力された場合、入力された分析条件を満たす試料を検索し、検索した試料情報を表示手段に表示させることを特徴とする試料データ処理方法。
  15. 請求項11に記載の分析装置用の試料データ処理方法において、前記試料容器に付された前記試料情報記憶媒体は、バーコード又はQRコードにより、試薬情報が記録されていることを特徴とする試料データ処理方法。
  16. 請求項11に記載の分析装置用の試料データ処理方法において、前記基本画像データと、前記撮像手段により撮像された前記試料容器用ラックの前記2次元画像とを比較し、前記試料容器用ラック上に配置された前記試料容器または配管から液体試料の液漏れがあるか否を判断することを特徴とする試料データ処理方法。
  17. 試料容器にマーカーで付加された試料ID情報と、前記試料容器が設置される位置を示すラック番号を含む試料容器位置情報の読み込みを行うオートサンプラと、入力装置から入力されて設定された分析条件と、前記オートサンプラから読み込んだ試料の前記試料ID情報と前記試料容器位置情報を基にサンプルテーブルを構築し、作業者に提示するデータ処理装置を有することを特徴とした液体クロマトグラフ装置。
  18. 請求項2に記載の試料データ処理装置を用いて、
    前記試料容器にマーカーで付加された試料ID情報と、試料の初期容量とを前記試料データ処理装置に保持し、分注を行った量から前記試料の残量管理を行い、分析プログラム、サンプルテーブルの作成時に制限をかける、または警告を出すことを特徴とした分析方法。
  19. 請求項8に記載の試料データ処理装置を用いて、
    前記試料容器にマーカーで付加された試料ID情報と、試料の初期容量とを前記試料データ処理装置に保持し、分注を行った量から前記試料の残量管理を行い、分析プログラム、サンプルテーブルの作成時に制限をかける、または警告を出すことを特徴とした液体クロマトグラフ装置。
  20. 請求項2に記載の試料データ処理装置を用いて、
    前記試料容器にマーカーで付加された試料ID情報と前記試料容器用ラックの位置情報の関連付けを行い、撮像装置から取得した前記試料容器用ラックの前記2次元画像データを操作者に提示し、前記2次元画像データ上の位置、または前記試料ID情報および前記試料容器用ラックの前記位置情報から分注を行う試料の選択を行うことを特徴とした分析方法。
  21. 請求項2に記載の試料データ処理装置を用いて、
    用いる標準試料とするマーカーおよび未知試料とするマーカーを前記撮像手段から取得した前記試料容器用ラックの前記2次元画像データを操作者に提示し、前記2次元画像データ上の位置、または前記試料ID情報および前記試料容器用ラックの前記位置情報から分注を行う試料の選択をしてそれぞれ登録することで、前記標準試料のデータより検量線の作成と前記未知試料の分析を自動的に行うことを特徴とした分析方法。
  22. マーカーを含めた試料容器の形状を、撮像装置を用いて取得し、各試料容器の形状に対し試料情報や前記試料容器の位置情報の登録をPCなどから設定を行い、試料管理を行うことを特徴とした試料データ処理方法。
  23. 撮像装置を用いて取得した試料容器用ラックの2次元画像データから、試料容器の位置を取得し、前記試料容器のID情報とリンクさせることで前記試料容器用ラック内での前記試料容器の位置を取り込むことで、前記試料容器の大きさや形状、前記試料容器用ラックの形状によらない分注が行うことが可能なことを特徴としたオートサンプラ装置。
  24. 請求項23に記載のオートサンプラ装置を備えることを特徴とした液体クロマトグラフ装置。
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