JPWO2012117656A1 - 有機elパネルおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、迅速かつ簡便な方法で画素電極の欠損部における局所的な輝度の低下を防止する。本発明は、TFTパネルと、前記TFTパネルの表面上にマトリクス状に配置され、かつ画素電極、前記画素電極上に配置された有機機能層および前記有機機能層上に配置された対向電極を有する有機EL素子と、を有する有機ELパネルの製造方法を提供する。この方法は、前記TFTパネルを準備する工程と、前記TFTパネルの表面上に前記画素電極をパターニングする工程と、前記TFTパネルの表面が露出した前記画素電極の欠損部を検出する工程と、前記画素電極の欠損部から露出した前記TFTパネルの表面にレーザ光を照射し、前記TFTパネルの表面を粗面化する工程と、前記画素電極上および前記画素電極の欠損部から露出した前記TFTパネルの表面上に有機機能層を形成する工程と、前記有機機能層上に対向電極を形成する工程と、を有する。

Description

本発明は有機ELパネルおよびその製造方法に関する。
アクティブマトリクス型の有機ELパネルは、各副画素を制御するための薄膜トランジスタ(TFT)が内蔵されたTFTパネルと、TFTパネル上に配置された有機EL素子とを有する。
有機ELディスプレイを構成する有機EL素子は、基本的に、TFTパネルの表面上に形成された画素電極と、画素電極上に配置され、蛍光体分子を含む有機機能層と、有機機能層上に配置された対向電極とを有する。
近年、有機ELパネルの大型化、高精細化に伴い、TFTパネルの表面上に形成された画素電極などの配線の一部が欠損した欠損部が形成される確率が高くなっている。そこで、歩留まりの向上を図るため、画素電極などのTFTパネル上の配線の欠損を修復する様々な方法が提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。
例えば、特許文献1には、導電性の修正ペースト(修正液)を配線の欠損部に塗布し、塗布された修正液をレーザ光で照射し焼成することで配線を修復する方法が開示されている。また、特許文献2には、レーザCVD装置を用いて配線の欠損部にレーザを照射し、欠損部に金属を析出させることで、配線を修復する方法が開示されている。さらに特許文献3には、配線の欠損部に金属膜を有する転写部材を密着させた状態で、欠損部にレーザ光を照射し転写部材の金属膜を欠損部に転写することで、配線を修復する方法が開示されている。
その他にも、欠損部を有する画素の光取り出し側の感熱層にレーザ照射によって光散乱部を形成して有機EL素子における欠陥画素の輝度の低下を抑制する方法(例えば、特許文献4及び5参照。);有機発光層形成後、次工程を行う前に、赤外線を用いて有機発光層のパターン欠陥を検出する方法(例えば、特許文献6及び7参照。);対向電極を形成する前に、画素電極の欠損部を絶縁物で被覆する方法(例えば、特許文献8参照。);積層されている複数の配線層のうち、欠損部を有する配線層の配線のみを、収容されているデータに基づいて、前記欠損部が電気的に切り離されるように、レーザエッチングによって切断する方法(例えば、特許文献9参照。);平坦に整えられたTFTパネルの表面に画素電極を有する有機EL素子(例えば、特許文献10及び11);及び、TFTの電極層間に電極間の短絡を防止する絶縁膜を有する有機EL素子(例えば、特許文献12及び13);が知られている。
特開平8−203898号公報 特開2002−131888号公報 特開2009−251119号公報 特開2009−027036号公報 米国特許出願公開第2009/0021156号明細書 特開2009−158126号公報 米国特許出願公開第2009/0159817号明細書 特開2004−253214号公報 特開2007−123616号公報 特開2002−083691号公報 米国特許出願公開第2000/0047567号明細書 特開2004−103488号公報 米国特許出願公開第2004/0119399号明細書
しかしながら、特許文献1〜3に開示された配線の修復方法は何れも、レーザCVD装置や転写装置などの高価な装置が必要となり、製造コストが上昇する原因となっていた。また、特許文献1〜3に開示された配線の修復方法は何れも、時間を要し、短時間に配線を修復することが困難であった。
さらに、特許文献1〜3に開示された配線の修復方法は、比較的大きな欠損部を修復するためのものであり、例えば直径が20μm以下の小さな欠損部を修復することが困難であった。具体的には、特許文献2のようにレーザCVD法で、比較的小さな欠損部を修復しようとした場合、異物が混入する可能性が高くなり、好ましくない。また、特許文献1や特許文献3のように、欠損部に配線材料を新たに貼り付ける方法で、比較的小さな欠損部を修復しようとした場合、配線材料を貼り付ける場所がずれたり、修復された配線の膜厚が不均一になったりする。
このため、画素電極が比較的小さい欠損部を有する場合、従来の方法では、欠損部を修復することが困難であった。画素電極の欠損部は、有機EL素子において非発光領域(欠陥部)となる。このため、たとえ小さい欠損部であっても、何らかの対処をしなければ、有機EL素子の輝度が局所的に低下し、有機ELパネルの品質低下の原因となる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、迅速かつ簡便な方法で画素電極の欠損部における局所的な輝度の低下を防止することができる有機ELパネルの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、画素電極の欠損部を修復せずとも、欠損部から露出したTFTパネルの表面を粗面化すれば、欠陥部による輝度の低下を抑制できることを見出し、さらに検討を加え発明を完成させた。
すなわち、本発明の第1は、以下に示す有機ELパネルの製造方法に関する。
[1]前記TFTパネルを準備する工程と、前記TFTパネルの表面上に前記画素電極をパターニングする工程と、前記TFTパネルの表面が露出した前記画素電極の欠損部を検出する工程と、前記画素電極の欠損部から露出した部分を含む前記TFTパネルの表面の一部分にレーザ光を照射し、前記TFTパネルの表面の一部分を粗面化する工程と、前記画素電極上および前記画素電極の欠損部から露出した前記TFTパネルの表面上に有機機能層を形成する工程と、前記有機機能層上に対向電極を形成する工程と、を有する有機ELパネルの製造方法。
[2]前記レーザ光の波長は、400nm以下である、[1]に記載の有機ELパネルの製造方法。
[3]前記欠損部を選択する基準を決定する工程と、検出された前記欠損部から前記基準に適合した欠損部を選択する工程と、をさらに有し、前記レーザ光は、前記選択された欠損部から露出した前記TFTパネルの表面に照射される、[1]または[2]に記載の有機ELパネルの製造方法。
本発明の第2は、以下に示す有機ELパネルに関する。
[4]TFTパネルと、前記TFTパネルの表面上にマトリクス状に配置され、かつ前記TFTパネルの表面上に配置された画素電極、前記画素電極上に配置された有機機能層および前記有機機能層上に配置された対向電極を有する有機EL素子と、を有する有機ELパネルであって、少なくとも1つの前記有機EL素子の画素電極は、前記TFTパネルの表面が露出した欠損部を有し、前記欠損部から露出した前記TFTパネルの表面は、粗面化されている、有機ELパネル。
[5]前記粗面化された前記TFTパネルの表面の算術平均粗さは、0.25μm以上である、[4]に記載の有機ELパネル。
[6]前記TFTパネルは、基板と、前記基板上にマトリクス状に配置されたTFTと、前記TFTを覆うように前記基板上に配置された平坦化膜と、を有し、前記平坦化膜は、前記TFTパネルの表面を構成する、[4]または[5]に記載の有機パネル。
[7]前記平坦化膜は、感光性樹脂の硬化物からなる、[6]に記載の有機ELパネル。
本発明によれば、高価な装置を用いることなく、短時間で画素電極の欠損部における輝度の低下を抑制することができる。したがって本発明によれば、短時間かつ低コストで輝度ムラの少ない有機ELパネルを製造することができる。
本発明の有機ELパネルの製造方法を示すフローチャート 欠損部の大きさと欠損部の中央の輝度との関係を示したグラフ 表面が粗面化されたTFTパネルの光透過率と、表面が粗面化されていないTFTパネルの光透過率とを示すグラフ 本発明の有機EL素子の断面図 有機EL素子の断面図 欠損部を有する画素電極の斜視図 本発明の有機ELパネルの製造フローを示す図
1.本発明の有機ELパネルの製造方法
本発明は、特に大画面の有機ELパネルを製造する場合に効果を発揮する。大画面の有機ELディスプレイを製造する場合、画素電極に欠損が生じるおそれが高いことから、欠損部による輝度の低下を防止する必要が高いからである。以下、図1のフローチャートを参照しながら、本発明の有機ELパネルの製造方法について説明する。
図1のフローチャートに示されるように、本発明の有機ELパネルの製造方法は、1)TFTパネルを準備する第1工程(S1100)と、2)TFTパネルの表面上に画素電極をパターニングする第2工程(S1200)と、3)TFTパネルの表面が露出した画素電極の欠損部を検出する第3工程(S1300)と、4)画素電極の欠損部から露出したTFTパネルの表面にレーザ光を照射し、TFTパネルの表面を粗面化する第4工程(S1400)と、5)画素電極上および画素電極の欠損部から露出したTFTパネルの表面上に有機機能層を形成する第5工程(S1500)と、6)有機機能層上に対向電極を形成する第6工程(S1600)と、を有する。以下それぞれの工程について詳細に説明する。
1)第1工程では、TFTパネルを準備する。TFTパネルの表面には、後述する画素電極、すなわち有機EL素子が配置される。TFTパネルは、基板と基板上にマトリクス状に配置された薄膜トランジスタ(以下単に「TFT」とも称する)と、TFTを覆うように基板上に配置された平坦化膜とを有する。平坦化膜はTFTパネルの表面を構成する。TFTパネルを準備するには、TFTがマトリクス状に配置された基板上に平坦化膜の材料である樹脂材料を塗布し、硬化させればよい。塗布する樹脂材料の例には、例えば感光性樹脂が含まれる。したがって、平坦化膜は、たとえば感光性樹脂の硬化物からなる。
2)第2工程では、TFTパネルの表面上に画素電極を例えばマトリクス状にパターニングする。TFTパネルの表面上に画素電極をマトリクス状にパターニングするには、画素電極の材料からなる金属膜をスパッタリングや真空蒸着法などでTFTパネルの表面全体に成膜し、成膜された金属膜を例えばフォトリソグラフィ法を用いてエッチングすればよい。
金属膜をパターニングする際、本来エッチングされるべきでない画素電極の一部もエッチングされ、画素電極の一部が欠損することがある。このような画素電極の欠損部(以下単に「欠損部」とも称する)は、有機EL素子における非発光領域となる。このため画素電極の欠損部を放置しておくと、欠損部を有する有機EL素子の輝度が低下する。
以下の第3工程および第4工程では、このような画素電極の欠損部において輝度が低下することを抑制するための措置について説明する。
3)第3工程では、TFTパネルの表面が露出した画素電極の欠損部を検出する。欠損部を検出する方法は特に限定されないが、顕微鏡を用いた外観検査による方法や画像検査方法やパターン検査方法などがある。画像検査方法やパターン検査方法には、隣接する素子同士を比較することで欠損部を検出する「Die to Die検査方式」や素子と設計データとを比較することで欠損部を検出する「Die to Datebase検査方式」が含まれる。
欠損部が検出された場合は、第4工程に進み、欠損部において輝度が低下することを抑制するための処理を施す。一方、欠損部が検出されなかった場合は、第4工程を省略して、次の製造工程に進む。
4)第4工程では、画素電極の欠損部から露出した部分を含むTFTパネルの表面の一部(以下「露出表面」とも称する)にレーザ光を照射し、露出表面を粗面化する。ここで「TFTパネルの表面にレーザ光を照射する」とは露出表面に焦点を合わせてレーザ光を照射することを意味する。
照射するレーザ光を発するレーザ光源は、特に限定されないが、例えば、フラッシュランプ励起Nd:YAGレーザである。Nd:YAGレーザを用いた場合、レーザ光の波長を、基本波長である1,064nm、第二高調波である532nm、第三高調波である355nm、第四高調波である266nmから選択することができる。
TFTパネルの表面に照射するレーザ光の波長は、532nm以下であることが好ましく、400nm以下であることが特に好ましい。つまりNd:YAGレーザであれば、第三高調波または第四高調波を用いればよい。波長が400nm以下のレーザ光は、TFTパネルの表面を構成する平坦化膜に吸収されやすく、高いエネルギ効率でTFTパネルの表面を粗面化できるからである。
照射するレーザのエネルギ(レーザの照射エネルギ密度)は、TFTパネルの表面を粗面化できる程度にすればよい。レーザ光のエネルギは、TFTパネルの表面を構成する平坦化膜の材料や厚さなどによって選択される。
例えば、Nd:YAGレーザを用いて、TFTパネルの表面(平坦化膜の材料:ポジ型の感光性樹脂、平坦化膜の厚さ:5μm)を粗面化する場合、レーザ光の波長を第三高調波(355nm)とし、レーザの照射エネルギ密度を、0.35J/cm以上とすることが好ましい。
このように、画素電極の欠損部から露出したTFTパネルの表面を粗面化(以下単に「欠損部を粗面化」とも称する)することで、欠損部における輝度の低下を抑制することができる。欠損部を粗面化することと、欠損部における輝度の低下を抑制することとの関係については、「2.本発明の有機ELパネル」において詳細に説明する。
また、本発明では、検出された全ての欠損部を粗面化するのではなく、選択された欠損部のみを粗面化してもよい。選択された欠損部のみを粗面化する場合、本発明の有機ELパネルの製造方法は、第3工程と第4工程との間に、a)欠損部を選択する基準を決定するa工程と、b)検出された欠損部から基準に適合した欠損部を選択するb工程と、を有する。
a工程では、欠損部を選択する基準を決定する。ここで、「欠損部を選択する基準」とは、欠損部の縁から最も離れた欠損部内の点と、欠損部の縁との間隔(以下「最大間隔」とも称する)を意味する。そして「欠損部を選択する基準」は、求められる欠損部における輝度によって変動する。
図2は、欠損部内のある点における輝度(縦軸)と、当該点と欠損部の縁(発光領域と欠損部との境界)との間隔(横軸)との関係の一例を示したグラフである。欠損部内の点における輝度は、発光領域の輝度(100%)に対する割合で示されている。図2に示されるように、欠損部内のある点における輝度は、欠損部の縁から離れるに従って減少する。具体的には、欠損部が粗面化された状態では、欠損部の縁から2.5μm離れた点は、80%の輝度を有し、欠損部の縁から10μm離れた点は、50%の輝度を有する。また、欠損部が粗面化されていない状態では、欠損部の縁から0.5μm離れた点は、80%の輝度を有し、欠損部の縁から2μm離れた点は、50%の輝度を有する。
このため、例えば、求められる欠陥部における輝度が発光領域の輝度の50%以上である場合、「欠損部を選択する基準」を2〜10μmに設定すればよい。最大間隔が10μm以下の欠損部を粗面化することで、欠陥部における輝度を発光領域の輝度の50%以上に保持できる。さらに最大間隔が2μm未満であれば、粗面化をしなくとも、欠陥部の輝度が発光領域の輝度の50%以下となることがない。一方で、最大間隔が10μm超の欠損部については、粗面化をしたとしても欠陥部の輝度を発光領域の輝度の50%以上とすることができない。このため、最大間隔が10μm超の欠損部については、欠陥部の輝度を発光領域の輝度の50%以上とする場合には、従来の技術のように、欠損部に新たな電極材料膜を形成し、欠陥部を修復することが好ましい。
また、求められる欠陥部における輝度が発光領域の輝度の80%以上である場合、「欠損部を選択する基準」を0.5〜2.5μmに設定すればよい。最大間隔が2.5μm以下の欠損部を粗面化することで、欠陥部における輝度を発光領域の輝度の80%以上に保持できる。さらに最大間隔が0.5μm未満であれば、粗面化をしなくとも、欠陥部の輝度が発光領域の輝度の80%以下となることがない。一方で、最大間隔が2.5μm超の欠損部については、粗面化をしたとしても欠陥部の輝度を発光領域の輝度の80%以上とすることができない。このため最大間隔が2.5μm超の欠損部については、欠陥部の輝度を発光領域の輝度の80%以上とする場合には、従来の技術のように、欠損部に新たな電極材料膜を形成し、欠陥部を修復することが好ましい。
前述したように、「欠損部を選択する基準」は、欠損部の縁からの距離と、TFTパネルの表面の粗面化前後の輝度との関係から決めることができる。この関係は、例えば後述するTFTパネルのモデルを用い、所望の程度の粗面化を前記モデルの表面に施すことによって、実験的に求めることができる。
5)第5工程では、画素電極上および画素電極の欠損部から露出したTFTパネルの表面上に有機機能層を形成する。有機EL素子における有機層は、蒸着法で形成されても、塗布法で形成されてもよい。有機ELパネルの大画面化の観点からは、有機機能層を塗布法で形成することが好ましい。有機機能層を塗布法で形成するには、有機機能層の材料および有機溶媒を含むインクを、インクジェット、ディスペンサ、ノズルコート、スピンコート、凹版印刷、凸版印刷などで塗布し、乾燥させればよい。
6)第6工程では、有機機能層上に対向電極を形成する。対向電極は例えばスパッタリングによって形成される。
このように、本発明では、従来のように欠損部に新たに電極材料膜を形成することなく、欠陥部における輝度の低下を抑制することができる。このため、本発明によれば低コストで有機EL素子の輝度の低下を抑制することができる。
2.本発明の有機ELパネル
本発明の有機ELパネルは、上述した本発明の有機ELパネルの製造方法によって製造された有機ELパネルである。本発明の有機ELパネルは、トップエミッション型かつアクティブマトリクス型であり、TFTパネルと、TFTパネルの表面上にマトリクス状に配置された有機EL素子とを有する。
TFTパネルは、TFTパネルは、基板と基板上にマトリクス状に配置された薄膜トランジスタ(以下単に「TFT」とも称する)と、TFTを覆うように基板上に配置された平坦化膜とを有する。
基板の材料の例には、シリコン・カーバイト(SiC)やアルミナ(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、ガラス、シリコン、ゲルマニウムウェーハーなどが含まれる。
各TFTは、ソース電極およびドレイン電極と、ソース電極とドレイン電極とを接続する半導体層からなるチャネルと、チャネルを制御するゲート電極と、ゲート電極をソース電極およびドレイン電極とから絶縁するゲート絶縁膜と、を有する。
平坦化膜の材料は絶縁性であり、コンタクトホールなどのパターンを形成できるものであれば特に限定されないが、例えば、アクリルやポリイミドなどである。
有機EL素子は、TFTパネルの表面上に配置された画素電極と、画素電極上に配置された有機機能層と、有機機能層上に配置された対向電極を有する。また、有機EL素子は有機機能層を規定するためのバンクを有していてもよい。
画素電極は、導電性の部材である。画素電極は通常、陽極として機能するが陰極として機能してもよい。また、画素電極は光反射性を有することが好ましい。このような画素電極の材料の例には、APC合金(銀、パラジウム、銅の合金)やARA(銀、ルビジウム、金の合金)、MoCr(モリブデンとクロムの合金)、NiCr(ニッケルとクロムの合金)などが含まれる。また画素電極は、TFTパネルの平坦化膜に設けられたコンタクトホールを通してTFTのドレイン電極またはソース電極に接続されていてもよい。
有機機能層は、有機発光材料を含む有機発光層を有する。有機発光層に含まれる有機発光材料は塗布法で形成することができる高分子有機発光材料であることが好ましい。高分子有機発光材料の例には、ポリフェニレンビニレンおよびその誘導体、ポリアセチレンおよびその誘導体、ポリフェニレンおよびその誘導体、ポリパラフェニレンエチレンおよびその誘導体、ポリ3−ヘキシルチオフェンおよびその誘導体、ポリフルオレンおよびその誘導体などが含まれる。
また有機発光層は、有機EL素子の配置位置によって、赤、緑または青のいずれかの光を発する。有機層は、さらに正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層などを有していてもよい。
バンクは有機層を規定するための絶縁性の障壁である。バンクは、感光性材料であるレジスト材料を、露光、現像により、パターニングすることで形成したものであってもよい。
対向電極は、有機機能層上に配置される導電性の導電性の部材である。対向電極は、通常陰極として機能するが陽極として機能してもよい。また、対向電極は光透過性を有することが好ましい。このような対向電極の材料の例には、ITOやIZOなどが含まれる。対向電極の厚さは約100nmである。
本発明では、画素電極の欠損部から露出したTFTパネルの表面が粗面化されていることを特徴とする。露出表面の粗面化の程度は、前記露出表面において、光散乱によるTFTパネルの光透過性(又は輝度)の低下が生じる範囲であれば特に限定されない。粗面化された前記露出表面の算術平均粗さは、0.25μm以上であることが好ましく、前記平坦化膜の厚さよりも小さいことが好ましい。粗面化された前記露出表面の算術平均粗さは、通常の表面粗さ測定器を用いて測定することが可能である。
このように本発明では、画素電極の欠損部から露出したTFTパネルの表面が粗面化されているので、非発光領域である欠陥部における輝度の低下が抑制される。以下、欠損部が粗面化されていることと、欠陥部における輝度の低下が抑制されることとの関係について図面を参照しながら説明する。
図3は、厚さ0.7mmのガラス基板と、ガラス基板上に配置された厚さ5μmの樹脂膜とを有するTFTパネルのモデルの、粗面化前と粗面化後の光透過率を示す。TFTパネルのモデルの樹脂表面を粗面化するために照射したレーザ光の波長は355nmであり、エネルギ密度は0.35J/cmであった。そして、TFTパネルの樹脂表面から様々な波長の光を照射し、ガラス基板側から透過した光を測定することで、作製したTFTパネルの光透過率を測定した。
図3に示されるように、TFTパネルの表面を粗面化した場合、例えば波長が500nm〜800nmの光の透過率を約10%抑制することができた。このように、樹脂表面が粗面化されたTFTパネルの光透過率が低下したことは、その分樹脂表面が粗面化されたTFTパネルの反射率が上昇したことを示唆する。
このように、表面が粗面化されたTFTパネルは、低い光透過率を有する。以下、TFTパネルの光透過率が低いことと、欠陥部における輝度の低下が抑制されることとの関係について説明する。
図4は、画素電極120の欠損部121を有する有機EL素子を示す。有機EL素子100は、TFTパネル110、画素電極120、有機機能層130、対向電極140および封止層150を有する。有機EL素子100では、画素電極120の一部が欠損した欠損部121が形成されている。欠損部121からはTFTパネル110の表面が露出している。そして、欠損部121から露出したTFTパネル110の表面111は、粗面化されている。
上述のように欠損部121は非発光領域(欠陥部)なので、欠損部121上の有機機能層130は光を発しない。しかし、欠損部121の周囲の有機機能層130から発せられた光が、欠損部121の領域にも拡散する。このため、非発光領域である欠損部121からも光を取り出すことができる。また、上述のように表面111が粗面化されたTFTパネル110の光透過度は低いので、表面111が粗面化されている欠損部121に拡散した光は、TFTパネル110を透過しにくい。このため、欠損部121に拡散した光の大部分は、TFTパネル110を透過せず、対向電極140側から取り出される。このように本発明によれば、欠損部121が非発光領域であっても、欠損部121から光を取り出すことができ、欠損部121における輝度の低下を抑制することができる。
一方、図5に示されるように、欠損部121から露出したTFTパネルの表面111が粗面化されていない場合、TFTパネルの光透過度は高い。このため、周辺の有機機能層130から欠損部121に拡散した光は、TFTパネル110を透過し、逃げ出しやすい。このため、TFTパネルの表面111が粗面化されていない場合、TFTパネルを透過した光の分だけ、対向電極140側から取り出される光が減少し、輝度が低下する。
以下、本発明の有機ELディスプレイの製造方法について、図面を参照しながら説明する。また、以下の説明では、欠損部を検出する第3工程後の本発明の有機ELディスプレイの製造方法について、説明する。
図6は、第3工程(画素電極の欠損部を検出する工程)によって検出された欠損部を有する画素電極の斜視図である。図7Aは図6に示された画素電極の一点鎖線AAによる断面図である。
図6および図7Aに示されるように、画素電極の欠損部からはTFTパネル110の表面111が露出している。またTFTパネルは、TFTが配置された基板113と、TFTを覆うように基板上に配置された平坦化膜115とを有する。
図7Bは、本発明の第4工程(レーザ照射工程)を示した図である。図7Bに示されるように、第3工程では、欠損部121から露出した表面111に、レーザ光170を照射する。
レーザ光170を照射することで欠損部121から露出したTFTパネルの表面が粗面化される(図7C)。
図7Dは、本発明の第5工程を示す。図7Dに示されるように第5工程では、有機機能層130の材料液を塗布することで画素電極120および表面111上に有機機能層130を形成する。
図7Eは、本発明の第6工程を示す。図7Eに示されるように第6工程では、有機機能層130上に、例えばスパッタリングなどで、対向電極140を形成する。
本出願は、2011年3月2日出願の特願2011−045014に基づく優先権を主張する。当該出願明細書に記載された内容は、すべて本願明細書に援用される。
本発明の有機ELパネルの製造方法によれば、画素電極の欠損部を修復することなく欠陥部における輝度の低下を抑制することができる。これにより有機ELパネルの不良低減や品質向上を図ることができる。
100 有機EL素子
110 TFTパネル
111 欠損部から露出したTFTパネルの表面
113 基板
115 平坦化膜
120 画素電極
121 欠損部
130 有機機能層
140 対向電極
150 封止膜
170 レーザ光
すなわち、本発明の第1は、以下に示す有機ELパネルの製造方法に関する。
[1]前記TFTパネルを準備する工程と、前記TFTパネルの表面上に画素電極をパターニングする工程と、前記TFTパネルの表面が露出した前記画素電極の欠損部を検出する工程と、前記画素電極の欠損部から露出した部分を含む前記TFTパネルの表面の一部分にレーザ光を照射し、前記TFTパネルの表面の一部分を粗面化する工程と、前記画素電極上および前記TFTパネルの粗面化された部分の表面上に有機機能層を形成する工程と、前記有機機能層上に対向電極を形成する工程と、を有する有機ELパネルの製造方法。
[2]前記レーザ光の波長は、400nm以下である、[1]に記載の有機ELパネルの製造方法。
[3]前記欠損部を選択する基準を決定する工程と、検出された前記欠損部から前記基準に適合した欠損部を選択する工程と、をさらに有し、前記レーザ光は、前記選択された欠損部から露出した前記TFTパネルの表面に照射される、[1]または[2]に記載の有機ELパネルの製造方法。
本発明の第2は、以下に示す有機ELパネルに関する。
[4]TFTパネルと、前記TFTパネルの表面上にマトリクス状に配置され、かつ前記TFTパネルの表面上に配置された画素電極、前記画素電極上に配置された有機機能層および前記有機機能層上に配置された対向電極を有する有機EL素子と、を有する有機ELパネルであって、少なくとも1つの前記有機EL素子の画素電極は、前記TFTパネルの表面が露出した欠損部を有し、前記欠損部から露出した前記TFTパネルの表面は、粗面化されており、前記有機機能層は、前記TFTパネルの粗面化された部分上に配置される、有機ELパネル。
[5]前記粗面化された前記TFTパネルの表面の算術平均粗さは、0.25μm以上である、[4]に記載の有機ELパネル。
[6]前記TFTパネルは、基板と、前記基板上にマトリクス状に配置されたTFTと、前記TFTを覆うように前記基板上に配置された平坦化膜と、を有し、前記平坦化膜は、前記TFTパネルの表面を構成する、[4]または[5]に記載の有機ELパネル。
[7]前記平坦化膜は、感光性樹脂の硬化物からなる、[6]に記載の有機ELパネル。

Claims (7)

  1. TFTパネルを準備する工程と、
    前記TFTパネルの表面上に前記画素電極をパターニングする工程と、
    前記TFTパネルの表面が露出した前記画素電極の欠損部を検出する工程と、
    前記画素電極の欠損部から露出した部分を含む前記TFTパネルの表面の一部分にレーザ光を照射し、前記TFTパネルの表面の一部分を粗面化する工程と、
    前記画素電極上および前記画素電極の欠損部から露出した前記TFTパネルの表面上に有機機能層を形成する工程と、
    前記有機機能層上に対向電極を形成する工程と、を有する有機ELパネルの製造方法。
  2. 前記レーザ光の波長は、400nm以下である、請求項1に記載の有機ELパネルの製造方法。
  3. 前記欠損部を選択する基準を決定する工程と、
    検出された前記欠損部から前記基準に適合した欠損部を選択する工程と、をさらに有し、
    前記レーザ光は、前記選択された欠損部から露出した前記TFTパネルの表面に照射される、請求項1に記載の有機ELパネルの製造方法。
  4. TFTパネルと、前記TFTパネルの表面上にマトリクス状に配置され、かつ前記TFTパネルの表面上に配置された画素電極、前記画素電極上に配置された有機機能層および前記有機機能層上に配置された対向電極を有する有機EL素子と、を有する有機ELパネルであって、
    少なくとも1つの前記有機EL素子の画素電極は、前記TFTパネルの表面が露出した欠損部を有し、
    前記欠損部から露出した前記TFTパネルの表面は、粗面化されている、有機ELパネル。
  5. 前記粗面化された前記TFTパネルの表面の算術平均粗さは、0.25μm以上である、請求項4に記載の有機ELパネル。
  6. 前記TFTパネルは、基板と、前記基板上にマトリクス状に配置されたTFTと、前記TFTを覆うように前記基板上に配置された平坦化膜と、を有し、
    前記平坦化膜は、前記TFTパネルの表面を構成する、請求項4に記載の有機パネル。
  7. 前記平坦化膜は、感光性樹脂の硬化物からなる、請求項6に記載の有機ELパネル。
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