JP2009123510A - 有機elデバイスの製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の素子分離膜のテーパ形状を有する有機ELデバイスの製造装置を提供する。
【解決手段】少なくとも、基板と、駆動回路及び配線と、平坦化層と、下部電極と、素子分離膜と、有機層と、上部電極を有し、前記素子分離膜はドライエッチングによって形成されてなる有機ELデバイスの製造装置において、前記素子分離膜のテーパ形状を検出する手段と、前記検出された信号に基づいて前記素子分離膜をドライエッチングする手段を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示素子として有機エレクトロルミネッセンス素子のような有機発光素子を用いてなる有機エレクトロルミネッセンスデバイスの製造に適する装置及び方法に関する。
有機材料のエレクトロルミネセンス(electro−luminescence:以下ELと記す)を利用した有機EL素子は、陽極と陰極との間に、有機キャリア輸送層や有機発光層を積層させた有機層を設けてなる。低電圧直流駆動による高輝度発光が可能な発光素子として注目されている。
このような有機EL素子を表示素子として用いた表示装置のうち、アクティブマトリックス型の表示装置が、高画質、長寿命の観点から特に開発が進んでいる。アクティブマトリックス型の表示装置は、各画素に有機EL素子を駆動するための薄膜トランジスタ(thin film transistor:以下TFTという)を設けてなる。
図3にアクティブマトリックス型の有機EL表示装置の概略図を示す。同図に示すように基板101上にマトリックス状に発光エリア109が配置され、画素毎にEL素子を駆動するTFT102が内蔵されている。また、その周辺には各画素を駆動するための駆動回路(不図示)が内蔵されている。これらの回路は、TFT102及び配線で構成され、外部取出し端子群(不図示)を通して外部回路と接続されて駆動されている。また、通常、前記発光エリア109及び駆動回路の上は機械的強度を維持するため、及び表示領域全般にわたる水分透過防止を目的として、不図示のガラス封止部材が接着剤により基板101に接着されている。
このように構成された有機EL表示装置においては、通常、基板101上に設けられたTFT102及び配線を覆ってその表面を絶縁化及び平坦化させることを目的に平坦化層103が設けられている。さらに当該平坦化層上に金属若しくは透明導電膜層からなる下部電極104が形成され、さらにその上部に有機層105、上部電極106が設けられている。なお、下部電極104を含む当該有機EL素子と配線とは、当該平坦化層103にパターニング形成されたコンタクトホール108を介して接続されている。
ここで、有機EL表示装置はその構成によって以下の2種の方式に分類される。一方は前記下部電極104に透明材料を用いて前記有機層105からの発光を画素下部方向より導出するボトムエミッション方式である。もう一方は前記発光を前記画素上部方向より導出し、且つ画素下部には電極と光反射機能を有する構成のトップエミッション方式である。
前記アクティブマトリックス型の有機EL表示装置には、前記の如く各画素に有機EL素子を駆動するための駆動用TFT及びスイッチング用TFTが必要である。さらに駆動用TFTの特性ばらつきを補償するために複数のTFTを用いた回路構成を下部電極の下方に構成する場合が一般的である。
従って、例えば前記下部電極に透明材料を用いて前記有機層からの発光を画素下部方向より導出するボトムエミッション方式の表示装置の場合、前記複数のTFT及びそれに付随する配線構成が画素下部方向からの発光導出を阻害する。結果として表示装置全体の輝度が低い状態になるという欠点がある。
そこで、前記アクティブマトリックス型の有機EL表示装置の場合は、トップエミッション方式の表示装置が、より高輝度の発光導出が期待されて好適に作製される。トップエミッション方式の表示装置は、有機層からの発光を画素上部方向より導出し、且つ画素下部には電極と光反射機能を有する構成とする。当該方式であれば有機層からの発光を当該TFT群が物理的に阻害することはない。
トップエミッション方式のアクティブマトリックス型有機EL表示装置の場合、下部電極周辺にバンク(素子分離膜)と呼ばれる隔壁構成を有する。当該素子分離膜は有機や無機で形成されるが、有機材料であればポリイミド樹脂、アクリル樹脂などが、無機材料であればSiN、SiONなど珪素を含む材質の材料が好適に用いられる。
前記素子分離膜は画素を取り囲むように形成されるが、当該素子分離膜を作成する方法として、ウエットエッチングやドライエッチングを含むフォトリソグラフィーで所望の形状が得られる。
この素子分離膜を作成する際に、エッチング深さが不足すると下部電極が露出せず、所望の開口寸法より狭い開口になる。また、下部電極上に素子分離膜の絶縁材料が残存すると前記下部電極としての通電特性が低下するなどの障害が生じる。従って、エッチング深さを適切なものにすることを目的に、当該エッチング操作中にエッチング深さをモニターする手法が提案されている(特許文献1、2)。
特開平5−166760号公報 特開平11−87448号公報
図4(a)に示すように素子分離膜107を形成する際、素子分離膜107のエッチング端部(画素単位では所謂開口部端に相当する)が所謂テーパ角111を有する形で下部電極104に連続的に接触するような構造となるように形成させることが好適である。ちなみに、図4(a)の符号110はエッチング深さを示している。
しかし、図4(b)に示すように素子分離膜107のエッチング端部が、仮に前記テーパ角111を有せず下部電極104表面と段構造201を有するかのように不連続に形成される場合がある。その場合、後段で形成される有機発光層材料が前記エッチング端部で途切れる形になる。その結果、引き続き蒸着法、スパッタリング法等で形成される上部電極材料と前記下部電極材料が直接に接触することとなり、これは後に両電極間に電圧を引加する際に当該箇所で短絡が生じて画素面に電圧がかからずに発光しない、欠陥画素となる。
上記特許文献1、2においてはエッチング操作中に、エッチングが到達している最深部の位置はモニターできているものの、エッチング端部がどのような形状をもって下部電極に接触しているかの構造的な情報は検出できないので欠陥画素が発生する可能性がある。また当該素子分離膜のエッチング端部のテーパ角は成膜条件及びエッチング条件のバラツキにより突発的に変動するため歩留りを向上するためにもエッチング時にモニターし管理することが重要となる。
そこで本発明では、所定の素子分離膜のテーパ形状を有する有機ELデバイスの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明は、
少なくとも、基板と、駆動回路及び配線と、平坦化層と、下部電極と、素子分離膜と、有機層と、上部電極を有し、
前記素子分離膜はドライエッチングによって形成されてなる有機ELデバイスの製造装置において、
前記素子分離膜のテーパ形状を検出する手段と、前記検出された信号に基づいて前記素子分離膜をドライエッチングする手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、所定の素子分離膜のテーパ形状を有する有機ELデバイスの製造装置及び製造方法を提供することができる。
本発明に係る有機ELデバイスの製造装置及び製造方法の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の有機ELデバイスの製造装置(以下製造装置という)は、通例の製造装置と略同様に、基板前処理室と、有機層の成膜室と、下部電極の成膜室と、封止工程を行うグローブボックスとを有する(図示は省略)。
特に、基板前処理室には、素子分離膜を形成する際に、前記素子分離膜のテーパ形状を検出する手段(以下テーパ形状検出手段という)を有することを特徴とする。
テーパ形状検出手段は、図1に示すように、素子分離膜のテーパ形状検出部301が素子分離膜エッチング部302と隣接し、基板101を相互に搬送可能な構成とされている。
テーパ形状検出部301の検出手段は共焦点光学系303と基板駆動機構304を有する。共焦点光学系303は、図2に示すように、レーザー光源501、ピンホール502、対物レンズ503、ホトマル504、ビームスプリッタ505、ガルバノミラー506を有する。
レーザー光源501より出力するレーザーはピンホール502a、対物レンズ503を介して、基板101に到達し、焦点と重なる平面のみホトマル504前方のピンホール502cを通過してホトマル504に入射する。また、ピンホール502aより対物レンズ503に入射するレーザーは対物レンズ503の中心より偏心した任意の位置に入射するように、ガルバノミラー506の位置が調整されている。また、同様にホトマル504前方のピンホール502bも任意の位置に調整されている。このような構成にすることにより、特定の傾斜面に焦点を合わせることが可能となり、特定のテーパ形状の検出が可能である。従って、所定のテーパ形状のみを検出するようにピンホール502bの位置を調整すれば、所定外のテーパ形状は検出されないため素子分離膜エッチング部302へのフィードバックが可能となる。
基板駆動機構304は、素子分離膜のテーパ形状検出部301と素子分離膜エッチング部302との相互間で基板101を搬送可能にする。且つ素子分離膜のテーパ形状検出において共焦点光学系303に対して基板101を相対的に走査し、基板上の1線分或いは複数線分のテーパ形状を検出可能とする。
検出された情報に基づいて、素子分離膜エッチング部302におけるエッチング作用の高い添加ガスの添加量を増減させて、素子分離膜を所定のテーパ形状とする。ちなみに、素子分離膜エッチング部302は平行平板型エッチャーである。
上記構成の製造装置は、素子分離膜をドライエッチングする際に、前記素子分離膜のテーパ形状を検出して、所定のテーパ形状となっているか否かを判断する。所定のテーパ形状となっている場合は、再度、同条件で素子分離膜のドライエッチングを続けて、素子分離膜を形成する。一方、所定のテーパ形状となっていない場合は、ドライエッチングの条件を変更して素子分離膜のドライエッチングを行って、素子分離膜を形成することが可能となる。従って、所定の素子分離膜のテーパ形状を有する有機ELデバイスを製造することができ、故に歩留りの向上に寄与できる。
上記構成の製造装置を用いて、有機ELデバイスの製造方法は以下のように実施される。
ちなみに、本実施形態で製造される有機ELデバイスは、図3に示すように、基板101と、駆動回路(TFT)102及び配線と、平坦化層103と、下部電極104と、素子分離膜107と、有機層105と、上部電極106を有する。そして、前記素子分離膜107はドライエッチングによって形成されてなる。
製造装置の基板前処理室において、ガラス製の基板101の上にTFT102を形成する。TFT102はその材質・2次元形状・作製方法などに特に制限はない。近年は多結晶シリコン(ポリシリコン)をアモルファスシリコンと同程度の温度工程で作成できるようになり、より小型化され製造コストも安く抑えられることから実用に用いられることが多い。
前記TFT102に由来する凹凸形状(TFT端面等)を被覆し、最表面を平坦化するために、平坦化層103を形成する。平坦化層103の材料としては、塗布成膜硬化後の体積抵抗率が1×10e15Ω・cm以上であるような絶縁性の材料を用いる。好ましくは、コンタクトホール108等を形成するために、好適にパターニングすることができるように、(メタ)アクリル樹脂、ノボラック樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂等に光感受性酸放出機能を付加した材料が用いられる。
この絶縁性材料を予めTFT102及び配線等が形成されている基板101の上にスピンコート法等で一定の膜厚に塗布する。引き続き一定の温度で予備加熱を行って当該塗布膜中の溶媒を適宜蒸発させ、紫外線を照射して前記TFT102との電気的接続用のコンタクトホール108等を形成するためにパターニングを施す。
基板101の上の所定の画素部分に下部電極106を形成し、コンタクトホール108を介して前記下部電極106とTFT102を接続する。
この下部電極106の周縁部を絶縁体で保護するために、素子分離膜107を形成する。ここで、図4(a)に示すように素子分離膜107の端部形状はテーパ角111を有することが求められる。図4(b)に示すように素子分離膜107のテーパ形状が不連続な端部形状である場合、後段の有機成膜において不連続部の射影の影響により成膜面も不連続となる。すなわち、有機層105の不連続部201においてさらに後段の上部電極106を形成後、下部電極104との短絡が発生し欠陥画素となるためである。
素子分離膜107の材質としては、SiNやSiONなどの珪素化合物を用いることが可能であり、成膜方法としてCVD法、スパッタリング法などで形成する。本発明の実施形態の素子分離膜107は、下部電極104の周縁部を保護するために、100nmから10μmの膜厚とされ、生産性を考慮して300nmから1000nmが好ましい。
基板前処理室のテーパ形状検出手段において、素子分離膜107のパターニングを行う。素子分離膜107のパターニング方法としては、ドライエッチングが用いられる。
具体的に云うと、素子分離膜107の成膜が完了した基板101はレジストを塗布、露光、現像後、素子分離膜エッチング部302に導入し、エッチングする。このとき、エッチングによる素子分離膜のパターニングにおいてレジスト端部の後退速度と素子分離膜のエッチング速度の関係によりテーパ形状が決定される。
エッチングを途中の段階で中止し、基板101を素子分離膜のテーパ形状検出部301に導入し、所定のテーパ形状であるかの判定を行なう。所定のテーパ形状であれば、再度素子分離膜エッチング部302に導入して、基板を同条件でエッチングして素子分離膜のエッチングを完了させ、次工程のレジスト剥離工程に導入する。
一方、所定のテーパ形状でなければホトマル504前方のピンホール502bの位置調整をした後、基板を再度走査させ、テーパ形状が水平方向に傾きがあるか垂直方向に傾きがあるかの確認をする。このとき、所定のテーパ形状となってない場合は、再度素子分離膜エッチング部302に基板を導入して、適格なエッチング条件でエッチングを完了させ、次工程のレジスト剥離工程に導入する。
前述の所定のテーパ形状とは後段の有機成膜において不連続な成膜面にしないため素子分離膜107のテーパ角が10°から60°の範囲が好ましい。その条件を満たすためには素子分離膜107のエッチング速度とレジスト端部の後退速度の比が0.17乃至1.7の範囲が好ましい。
しかしながら、素子分離膜107の成膜条件のバラツキによる素子分離膜107のエッチング速度の変動、又はエッチング中の温度上昇によるレジストの軟化や変質によってテーパ角が急峻であった場合、次のように条件が変更される。レジストに対してエッチング作用の高い添加ガス、例えば酸素を増加してレジスト端部の後退速度の上昇を図る。逆に、平坦であれば酸素を減少させレジスト端部の後退速度を低下させることにより所定のテーパ形状が得られる。
つまり、本発明で云う、ドライエッチングの条件とは、エッチング作用の高い添加ガスの添加量である。
有機層の成膜室において、素子分離膜107及び下部電極104の上に有機層105を形成する。このとき、素子分離膜107は所定のテーパ形状とされているので、有機層105は連続して形成される。ちなみに、有機層105は、有機発光層のみの単層でも良く、有機発光層の他に適宜、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層、電子注入層を選択して形成した複数層でも良い。
下部電極の成膜室において、有機層105の上に上部電極106を形成する。有機ELデバイスがトップエミッション方式の場合は、上部電極106としてITOなどの透明電極が用いられる。
最後に、封止工程を行うグローブボックスにおいて、外部回路が形成された領域を除く基板の全域をガラスキャップ又は封止層によって覆う。
上記製造方法は、素子分離膜107のテーパ形状、つまりエッチング端部の形状を検出しつつ、ドライエッチングを行うので、所定のテーパ形状とすることができ、故に歩留りの向上に寄与できる。
以下、実施例をもって本発明を更に詳細に説明するが、以下の記載内容例を持って本発明におけるいずれの実施態様を制限するものではない。
本実施例での実施態様を以下に説明する。
先ずガラス製の基板101に低温ポリシリコン法で形成したトップゲート型TFT102及び配線を予め形成しておく。当該基板101に平坦化層103としてアクリル樹脂、下部電極104としてアルミニウム及びITOを形成した。これらTFT102、平坦化層103、下部電極104はスパッタリング法、CVD法、スピンコート法等によって成膜され、またパターニングは公知のフォトリソグラフィーによって形成され本発明で実施態様を制限するものではない。
次に素子分離膜107をCVD法によってSiNを500nmの厚さに成膜した。その後レジストを塗布、現像を行なった。次に素子分離膜エッチング部302に基板101を導入し、200nmの深さでドライエッチングした。一般的に、SiNのエッチングガスにはCF4、SF6、NF3のフッ素化合物ガスを主として酸素などを混合してエッチングするが、本実施例においてエッチングガスにSF6及びO2を使用した。SF6:O2流量比は1:1、圧力は15Pa程度、室温でエッチングを行った。その後、図5に示したフローのように素子分離膜テーパ形状検出部301に基板101を導入し、基板駆動機構304によって基板101を走査し、且つテーパ形状の判定を行う。その後素子分離膜エッチング部302によってエッチング条件を変更し、エッチング完了をした基板を50枚作製した。
作製した基板の殆どは素子分離膜107のテーパ形状検出後のエッチング条件を変更することなく行われ、その断面形状を確認したが所定のテーパ形状であるテーパ角が10°から60°の範囲であった。
しかしながら作製した基板の中で2枚、所定のテーパ形状の検出が不可能であった。その後、ホトマル504前方のピンホール502bをテーパ形状が垂直方向に傾きがあるときに検出するよう位置調整を行なった結果、垂直方向に傾きがあることを判別した。その後、再度素子分離膜エッチング部302に基板を導入し、エッチング条件を変更してエッチングを行った。変更したエッチング条件はSF6:O2流量比を1:1.5、圧力は12Pa程度、室温でエッチングを行った。その断面形状を確認したが基板面から200nmまでの断面形状はテーパ形状が垂直に近かったが、上層の300nmにおいては所望のテーパ形状であるテーパ角が10°から60°の範囲であった。
本発明の有機ELデバイスの製造装置におけるテーパ形状検出手段の概要図である。 本発明の有機ELデバイスの製造装置における共焦点光学系の概要図である。 アクティブマトリックス型の有機ELデバイスの断面模式図である。 有機ELデバイスの素子分離膜近傍の断面概要図である。 本発明の有機ELデバイスの製造方法のフロー図である。
符号の説明
101 基板
102 駆動回路(TFT)
103 平坦化層
104 下部電極
105 有機層
106 上部電極
107 素子分離膜
108 コンタクトホール
109 発光エリア
110 エッチング深さ
111 テーパ角
201 有機層の不連続部
301 素子分離膜のテーパ形状検出部
302 素子分離膜エッチング部
303 共焦点光学系
304 基板駆動機構
501 レーザー光源
502 ピンホール
503 対物レンズ
504 ホトマル
505 ビームスプリッタ
506 ガルバノミラー

Claims (4)

  1. 少なくとも、基板と、駆動回路及び配線と、平坦化層と、下部電極と、素子分離膜と、有機層と、上部電極を有し、
    前記素子分離膜はドライエッチングによって形成されてなる有機ELデバイスの製造装置において、
    前記素子分離膜のテーパ形状を検出する手段と、前記検出された信号に基づいて前記素子分離膜をドライエッチングする手段を有することを特徴とする有機ELデバイスの製造装置。
  2. 前記素子分離膜のテーパ形状を検出する手段は共焦点光学系であることを特徴とする請求項1に記載の有機ELデバイスの製造装置。
  3. 少なくとも、基板と、駆動回路及び配線と、平坦化層と、下部電極と、素子分離膜と、有機層と、上部電極を有し、
    前記素子分離膜はドライエッチングによって形成されてなる有機ELデバイスの製造方法において、
    前記素子分離膜をドライエッチングする際に、前記素子分離膜のテーパ形状を検出して、所定のテーパ形状となっているか否かを判断し、
    所定のテーパ形状となっている場合は、再度、同条件で素子分離膜のドライエッチングを続けて、素子分離膜を形成し、又は所定のテーパ形状となっていない場合は、ドライエッチングの条件を変更して素子分離膜のドライエッチングを行って、素子分離膜を形成することを特徴とする有機ELデバイスの製造方法。
  4. 前記素子分離膜のテーパ形状は共焦点光学系によって検出することを特徴とする請求項3に記載の有機ELデバイスの製造方法。
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