JPWO2012101696A1 - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

オルダムリング57および旋回スクロール12を小型化することで圧縮機構部4を小型化し、一対のスクロール側キー部57bの間が、スクロール側キー溝部12dの幅以上となるように、一対のスクロール側キー部57bを、リング部57aの直径線上から互いにずらした位置に配置し、一対の主軸受側キー部57cの間が、主軸受側キー溝部51aの幅以上となるように、一対の主軸受側キー部57cを、リング部57aの直径線上から互いにずらした位置に配置したことを特徴とする。

Description

本発明は、駆動部材の回転力を被駆動部材へ伝達させる際に、被駆動部材が回転せずに旋回運動させるための自転防止機構を用いたスクロール圧縮機に関するものである。
従来、スクロール圧縮機には、駆動部材の回転力を被駆動部材へ伝達させる際に、被駆動部材が回転せずに旋回運動させるための自転防止機構の一つとして、オルダムリングが広く用いられている。
以下、この自転防止機構の一つであるオルダムリングを用いた従来からあるスクロール圧縮機について図面を参照しながら説明する(例えば、特許文献1参照)。 図10(a)は、従来のスクロール圧縮機の圧縮機構部を固定スクロール側から見た分解斜視図である。図10(b)は、従来のスクロール圧縮機の旋回スクロールとオルダムリングとを分解して背面側から見た分解斜視図である。図11は、図10に示したスクロール圧縮機の軸受部材およびオルダムリングを軸受部材106の背面側から見た平面図である。
図11では、旋回スクロール109の旋回鏡板108およびキー溝部115を点線で示している。また、軸受部材106に設置されたシール部材121の外径が旋回鏡板108の背面117に接する包絡円を二点鎖線で示している。
図10(a)および図10(b)において、圧縮機構部101は、クランク軸103と、軸受部材106と、旋回スクロール109と、固定スクロール111と、オルダムリング112とで構成されている。
クランク軸103は偏心軸部102を有する。軸受部材106は、クランク軸103の主軸部104を回転自在に支承するための主軸受部105を有する。旋回スクロール109は、偏心軸部102に回転自在に嵌め合わされた駆動軸部107を旋回鏡板108上に設け、この旋回鏡板108の駆動軸107と反対面に旋回スクロール羽根110を設けている。固定スクロール111は、旋回スクロール109の旋回スクロール羽根110と噛み合わせて複数の圧縮空間を形成する固定スクロール羽根(図示せず)を有する。また、軸受部材106の外周部122と、これに接する固定スクロール111とは複数のボルト(図示せず)で固定している。
オルダムリング112は、一方の面に一対のスクロール側キー部113を、他方の面に一対の軸受側キー部114を設けている。
旋回スクロール109の旋回鏡板108の背面117には、スクロール側キー部113が摺動する一対のスクロール側キー溝部115を直径線上に設けている。
軸受部材106の背面118には、軸受側キー部114が摺動する軸受側キー溝部116を直径線上に設けている。
スクロール側キー溝部115でのスクロール側キー部113の摺動方向と、軸受側キー溝部116での軸受側キー部114の摺動方向とは直交する。
軸受部材106の背面118には、旋回鏡板108をスラスト方向に支持するスラスト支持部119を設けている。スラスト支持部119には、環状溝120を設けている。環状溝120にはシール部材121を設けている。シール部材121の内側と外側とで、異なった圧力を作用させ、圧縮機の運転時に最適な力で、旋回スクロール109を固定スクロール111に付勢している。
クランク軸103の回転は、旋回スクロール109の駆動軸部107に伝達される。旋回スクロール109は、スクロール側キー部113とスクロール側キー溝部115とによって規制される第1の方向と、軸受側キー部114と軸受側キー溝部116とによって規制される第2の方向への移動となり、自転は阻止される。第1の方向と第2の方向とは直交するため、第1の方向への移動と第2の方向への移動が合成され、旋回スクロール109は、旋回半径eでの旋回運動を行う。 また、旋回スクロール109が旋回運動することに伴い、旋回鏡板108に接触する面でシール部材121が旋回半径eで移動する。接触面でのシール部材121の包絡円の直径は、シール部材121の外径に旋回半径eの2倍を加えた大きさとなる。
上記構成により、電動機部(図示せず)からの回転力がクランク軸103から旋回スクロール109に伝達されると、旋回スクロール109と固定スクロール111との間に形成される複数の圧縮空間が、外周側から内周側に向かって移動し、移動に伴って流体は圧縮される。従って、圧縮機構部101の吸入口123から吸入された流体は、圧縮されて吐出口124から吐出される。
特開2000−213474号公報
しかしながら、従来の構成では、オルダムリング112は、一対のスクロール側キー部113と一対の軸受側キー部114とを、リング部の短軸上および長軸上に直交して配置しているため、リング部の小径化には限度があり、リング部と軸受部材106の内径とが干渉するという課題を有していた。またスクロール側キー部113及び軸受側キー部114は、リング部の外径から突き出しているため、軸受部材106の内径との干渉を回避するための逃がし部125を設ける必要があるという課題を有していた。
本発明は、従来の課題を解決するもので、オルダムリングおよび旋回スクロールを小型化することで圧縮機構部を小型化したスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
第1の発明によるスクロール圧縮機は、圧縮機構部を、偏心軸部を有するクランク軸と、前記クランク軸を回転自在に支承する主軸受部材と、前記偏心軸部に回転自在に嵌め合いされた旋回スクロールと、前記旋回スクロールと噛み合わせて圧縮空間を形成する固定スクロールと、前記旋回スクロールの自転を阻止するオルダムリングとで構成し、前記オルダムリングを、リング状に形成されたリング部と、前記リング部の一方の面に設けた一対のスクロール側キー部と、前記リング部の他方の面に設けた一対の主軸受側キー部と、で構成し、前記旋回スクロールには、前記スクロール側キー部が摺動するスクロール側キー溝部を設け、前記主軸受部材には、前記主軸受側キー部が摺動する主軸受側キー溝部を設け、前記スクロール側キー溝部での前記スクロール側キー部の摺動方向と、前記主軸受側キー溝部での前記主軸受側キー部の摺動方向とが直交するスクロール圧縮機であって、一対の前記スクロール側キー部の間が、前記スクロール側キー溝部の幅以上となるように、一対の前記スクロール側キー部を、前記リング部の直径線上から互いにずらした位置に配置し、一対の前記主軸受側キー部の間が、前記主軸受側キー溝部の幅以上となるように、一対の前記主軸受側キー部を、前記リング部の直径線上から互いにずらした位置に配置したことを特徴とする。
第2の発明は、第1に記載のスクロール圧縮機において、前記スクロール側キー部及び前記主軸受側キー部が、前記リング部の外径から突き出さず、前記リング部の内径から突き出さないことを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2に記載のスクロール圧縮機において、一対の前記スクロール側キー部の側面であり、前記スクロール側キー溝部と摺動する摺動面、及び一対の前記主軸受側キー部の側面であり、前記主軸受側キー溝部と摺動する摺動面が、前記クランク軸の回転方向によって負荷を受ける負荷側摺動面と、前記クランク軸の回転方向によって負荷を受けない反負荷側摺動面とからなり、前記反負荷側摺動面の面積を前記負荷側摺動面の面積より小さくしたことを特徴とする。
第4の発明は、第3に記載のスクロール圧縮機において、前記反負荷側摺動面の前記面積を、前記負荷側摺動面の前記面積の半分以上としたことを特徴とする。
第5の発明は、第1又は第2に記載のスクロール圧縮機において、一対の前記スクロール側キー部の側面であり、前記スクロール側キー溝部と摺動する摺動面が、前記クランク軸の回転方向によって負荷を受ける負荷側摺動面と、前記クランク軸の回転方向によって負荷を受けない反負荷側摺動面とからなり、前記反負荷側摺動面を前記スクロール側キー溝部から外へ突き出し、前記負荷側摺動面を前記スクロール側キー溝部から外へ突き出さないことを特徴とする。
第6の発明は、第5に記載のスクロール圧縮機において、前記スクロール側キー溝部から外へ突き出す前記反負荷側摺動面の突き出し面積を、前記負荷側摺動面の全面積の半分以下としたことを特徴とする。
第7の発明は、第1に記載のスクロール圧縮機において、個別に成型した一対の前記スクロール側キー部及び一対の前記主軸受側キー部を、前記リング部に組立固定したことを特徴とする。
第8の発明は、第1に記載のスクロール圧縮機において、一対の前記スクロール側キー部及び/又は一対の前記主軸受側キー部の側面が、前記スクロール側キー溝部及び/又は前記主軸受側キー溝部と摺動する摺動面と、前記スクロール側キー溝部及び/又は前記主軸受側キー溝部と摺動しない非摺動面とからなり、前記摺動面と前記非摺動面とを同一形状としたことを特徴とする。
第9の発明は、第8に記載のスクロール圧縮機において、一対の前記スクロール側キー部のそれぞれの中心点を結んだ線分と、一対の前記主軸受側キー部のそれぞれの中心点を結んだ線分とが、前記リング部の中心で直交することを特徴とする。
本発明のスクロール圧縮機は、オルダムリングの外径及び旋回スクロールの外径を小さくすることができることから、圧縮機構部を小型化することができ、さらに旋回半径を大きくした圧縮機構部の設計が可能になる。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の断面図 (a)実施の形態1におけるスクロール圧縮機のオルダムリングを固定スクロール側から見た平面図、(b)実施の形態1におけるスクロール圧縮機の主軸受部材を固定スクロール側から見た平面図、(c)実施の形態1におけるスクロール圧縮機の旋回スクロールを鏡板の背面側から見た平面図 実施の形態1におけるオルダムリングと主軸受部材とを組み合わせて固定スクロール側から見た平面図 本発明の実施の形態2におけるオルダムリングの平面図 本発明の実施の形態3におけるオルダムリングの平面図 (a)実施の形態4におけるスクロール圧縮機のオルダムリングを固定スクロール側から見た平面図、(b)実施の形態4におけるスクロール圧縮機の主軸受部材を固定スクロール側から見た平面図、(c)実施の形態4におけるスクロール圧縮機の旋回スクロールを鏡板の背面側から見た平面図 実施の形態4におけるオルダムリングと主軸受部材とを組み合わせて固定スクロール側から見た平面図 (a)実施の形態5におけるスクロール圧縮機のオルダムリングを固定スクロール側から見た平面図、(b)実施の形態5におけるスクロール圧縮機の主軸受部材を固定スクロール側から見た平面図、(c)実施の形態5におけるスクロール圧縮機の旋回スクロールを鏡板の背面側から見た平面図 実施の形態5におけるオルダムリングと旋回スクロールとを組み合わせた状態を固定スクロール側から見た要部断面図 (a)従来のスクロール圧縮機の圧縮機構部を固定スクロール側から見た分解斜視図、(b)従来のスクロール圧縮機の旋回スクロールとオルダムリングとを分解して背面側から見た分解斜視図 図10に示したスクロール圧縮機の軸受部材及びオルダムリングを軸受部材の背面側から見た平面図
4 圧縮機構部
5 モータ
7 潤滑油
11 固定スクロール
12 旋回スクロール
12a 鏡板
12c 筒部
12d スクロール側キー溝部
14 クランク軸
14a 偏心軸部
51 主軸受部材
51a 主軸受側キー溝部
57 オルダムリング
57a リング部
57b スクロール側キー部
57c 主軸受側キー部
57bxw、57cxw 負荷側摺動面
57bxu、57cxu 反負荷側摺動面
第1の発明は、一対のスクロール側キー部の間が、スクロール側キー溝部の幅以上となるように、一対のスクロール側キー部を、リング部の直径線上から互いにずらした位置に配置し、一対の主軸受側キー部の間が、主軸受側キー溝部の幅以上となるように、一対の主軸受側キー部を、リング部の直径線上から互いにずらした位置に配置したことで、リング部の外径を小さくすることができることから、圧縮機構部を小型化することができ、さらに旋回半径を大きくした圧縮機構部の設計が可能になる。
第2の発明は、第1の発明において、スクロール側キー部及び主軸受側キー部が、リング部の外径から突き出さず、リング部の内径から突き出さないことで、主軸受部材のキー溝部近傍にリング部に設けたキー部との干渉を避けるための逃がし部を設ける必要がなくなり、オルダムリング素材を製作する金型のキー部近傍の形状が単純になり金型寿命が延び、リング部内外周面の加工に旋盤が使用できることから、生産性が向上し、よって、キー部の根元部の強度が高まり信頼性が向上する。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、一対のスクロール側キー部の側面であり、スクロール側キー溝部と摺動する摺動面、及び一対の主軸受側キー部の側面であり、主軸受側キー溝部と摺動する摺動面が、クランク軸の回転方向によって負荷を受ける負荷側摺動面と、クランク軸の回転方向によって負荷を受けない反負荷側摺動面とからなり、反負荷側摺動面の面積を負荷側摺動面の面積より小さくしたことで、オルダムリングのリング部の幅を小さくすることができ、またオルダムリングの外径を小さくすることができることから、圧縮機構部を小型化することができ、さらに旋回半径を大きくした圧縮機構部の設計が可能になる。
第4の発明は、第3の発明において、反負荷側摺動面の面積を、負荷側摺動面の面積の半分以上としたことで、起動直後、過渡期、停止時などの不安定な運転状態においても、安定して運転することが可能となり、信頼性が向上する。
第5の発明は、第1又は第2の発明において、一対のスクロール側キー部の側面であり、スクロール側キー溝部と摺動する摺動面が、クランク軸の回転方向によって負荷を受ける負荷側摺動面と、クランク軸の回転方向によって負荷を受けない反負荷側摺動面とからなり、反負荷側摺動面をスクロール側キー溝部から外へ突き出し、負荷側摺動面をスクロール側キー溝部から外へ突き出さないことで、オルダムリングの外径を小さくすることができ、一面側の一対のキー部の反負荷側摺動面が旋回スクロールの外径側に突き出した分だけ旋回スクロールの外径を小さくすることができることから、圧縮機構部を小型化することができ、さらに旋回半径を大きくした圧縮機構部の設計が可能になる。
第6の発明は、第5の発明において、スクロール側キー溝部から外へ突き出す反負荷側摺動面の突き出し面積を、負荷側摺動面の全面積の半分以下としたことで、反負荷側摺動面の面積を負荷側摺動面の面積の半分以上確保することで、起動直後、過渡期、停止時などの不安定な運転状態においても、安定して運転することが可能となり、信頼性が向上する。
第7の発明は、第1の発明において、個別に成型した一対のスクロール側キー部及び一対の主軸受側キー部を、リング部に組立固定したことで、リング部に軽く安価な材料を採用することで軽量化かつ低コスト化が可能となり、キー部に摺動性の良い材料を採用することで信頼性が向上する。
第8の発明は、第1の発明において、一対のスクロール側キー部及び/又は一対の主軸受側キー部の側面が、スクロール側キー溝部及び/又は主軸受側キー溝部と摺動する摺動面と、スクロール側キー溝部及び/又は主軸受側キー溝部と摺動しない非摺動面とからなり、摺動面と非摺動面とを同一形状としたことで、キー部側面の加工が容易となり生産性が向上し、キー部側面の方向性がないことからリング部との組立におけるミスをなくすとともに生産性が向上する。
第9の発明は、第8の発明において、一対のスクロール側キー部のそれぞれの中心点を結んだ線分と、一対の主軸受側キー部のそれぞれの中心点を結んだ線分とが、リング部の中心で直交することで、自転防止機構の表裏の区別がなくなるため、組立ミスをなくすとともに生産性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の断面図である。図2(a)は、実施の形態1におけるスクロール圧縮機のオルダムリングを固定スクロール側から見た平面図である。図2(b)は、実施の形態1におけるスクロール圧縮機の主軸受部材を固定スクロール側から見た平面図である。図2(c)は、実施の形態1におけるスクロール圧縮機の旋回スクロールを鏡板の背面側から見た平面図である。
図3は、オルダムリングと主軸受部材とを組み合わせて固定スクロール側から見た平面図であり、旋回スクロールの鏡板およびキー溝部を点線で示している。また、主軸受部材に設置されたシール部材が鏡板の背面に接する包絡円を二点鎖線で示している。
図1は、スクロール圧縮機1の胴部の周りにある取付け脚2によって横向きに設置される横型のスクロール圧縮機を示している。
スクロール圧縮機1は、本体ケーシング3内に圧縮機構部4及び圧縮機構部4を駆動するモータ5を内蔵し、圧縮機構部4を含む各摺動部の潤滑に供する液を貯留する貯液部6を備えている。モータ5は、図示しないモータ駆動回路部によって駆動する。取り扱う流体は冷媒であり、各摺動部の潤滑や圧縮機構部4の摺動部のシールに供する液には、潤滑油7などの液を採用している。また、潤滑油7は冷媒に対して相溶性のあるものが好ましい。しかし、本発明はこれらに限られることはない。基本的には、冷媒を吸入、圧縮、及び吐出する圧縮機構部4と、この圧縮機構部4を駆動するモータ5と、圧縮機構部4を含む各摺動部の潤滑に供する液を貯留する貯液部6とを本体ケーシング3に内蔵し、モータ5をモータ駆動回路部により駆動するスクロール圧縮機1であればよく、本実施の形態に限定されるものではない。
圧縮機構部4では、クランク軸14と、主軸受部材51と、旋回スクロール12と、固定スクロール11と、オルダムリング57とで構成される。クランク軸14は偏心軸部14aを有する。主軸受部材51は、クランク軸14を回転自在に支承する。旋回スクロール12は、偏心軸部14aに回転自在に嵌め込まれる。固定スクロール11は、旋回スクロール12と噛み合わせて圧縮空間10を形成する。オルダムリング57は、旋回スクロール12の自転を阻止し、旋回スクロール12を旋回運動させる。
圧縮機構部4は、旋回スクロール12を固定スクロール11に対し旋回運動をさせることで、圧縮空間10が移動して容積が変化し、冷媒は、圧縮空間10に吸入され、圧縮された後に、圧縮空間10から吐出する。
圧縮空間10は、固定スクロール11の渦巻状のラップ11bと旋回スクロール12の渦巻状のラップ12bを噛み合わせて形成される。旋回スクロール12は、クランク軸14の回転によって旋回運動する。クランク軸14はモータ5により回転する。
外部サイクルから帰還する冷媒は、サブケーシング80に設けた吸入口8から吸入され、本体ケーシング3に設けた吐出口9から外部サイクルに吐出される。
本体ケーシング3の貯液部6に貯留されている潤滑油7は、ポンプ13などをクランク軸14にて駆動することにより、又は本体ケーシング3内の差圧を利用して、クランク軸14のクランク軸給油経路15に導かれる。クランク軸給油経路15に導かれた潤滑油7は、旋回スクロール12の旋回駆動によって、旋回スクロール12の鏡板12aの背面に形成される高圧領域21に供給される。
鏡板12aの背面にはシール部材24を配置している。シール部材24の内側は高圧領域21、シール部材24の外側は背圧室22となる。すなわち、高圧領域21と背圧室22とは、シール部材24によって区画される。
旋回スクロール12の内部には、高圧領域21から背圧室22につながる背圧室給油経路25と、背圧室22から圧縮空間10につながる圧縮室給油経路26を備えている。
背圧室給油経路25の一開口端がシール部材24を往来することにより、高圧領域21に供給された潤滑油7の一部は、偏心転がり軸受43を潤滑した後、背圧室22に供給される。潤滑油7の一部を背圧室22に供給することで、旋回スクロール12に対して背圧を与える。圧縮室給油経路26により背圧室22に供給された潤滑油7は圧縮空間10に供給され、固定スクロール11と旋回スクロール12との間のシールおよび潤滑を図る。また、高圧領域21に供給された潤滑油7の別の一部は、主転がり軸受42を潤滑した後、モータ5側に流出し、貯液部6に回収される。
さらに、本体ケーシング3には、ポンプ13、副転がり軸受41、モータ5、主転がり軸受42を持った主軸受部材51を、端部壁3a側から順に配置してある。ポンプ13は、端部壁3aの外面から収容し、その後に蓋体52で端部壁3aに嵌め付ける。従って、ポンプ13は、端部壁3aと蓋体52との間に保持される。
蓋体52の内側には、ポンプ室53が形成される。ポンプ室53は、貯液部6に通じる吸上げ通路54を設けている。副転がり軸受41は、端部壁3aにて支持され、クランク軸14のポンプ13に連結している端部を軸受する。
モータ5は、固定子5aと回転子5bとによってクランク軸14を回転駆動する。固定子5aは、本体ケーシング3の内周に焼き嵌めなどで固定されている。回転子5bは、クランク軸14の中間部に固定している。
主軸受部材51は、サブケーシング80の内周にボルト17などにて固定され、クランク軸14の圧縮機構部4側の端部を主転がり軸受42により軸受している。主軸受部材51の外周面には、固定スクロール11を図示しないボルトなどによって取付ける。主軸受部材51と固定スクロール11との間には旋回スクロール12を挟み込む。旋回スクロール12と固定スクロール11とは対向する。主軸受部材51と旋回スクロール12との間には、旋回スクロール12の自転を阻止して旋回運動させるためのオルダムリング57を設けている。
クランク軸14の端部には、偏心軸部14aが一体形成されている。偏心軸部14aにはブッシュ30が嵌め合い支持されている。ブッシュ30には旋回スクロール12が偏心転がり軸受43を介して旋回運動可能に支持されている。旋回スクロール12の鏡板12aの背面には筒部12cが突設されており、偏心転がり軸受43は筒部12c内に収容されている。偏心転がり軸受43の内輪43aは、ブッシュ30に嵌め合わされており、偏心転がり軸受43の外輪43bは、筒部12cにわずかな隙間をもってルーズに嵌め合わされている。
圧縮機構部4のサブケーシング80からの露出部分は、本体ケーシング3により覆われる。サブケーシング80と本体ケーシング3とは、開口同士を突き合わせてボルト18にて固定される。端部壁80aは、端部壁3aと反対側に形成される。
圧縮機構部4は、サブケーシング80の吸入口8と、本体ケーシング3の吐出口9との間に位置する。吐出口9は、モータ5と端部壁3aとの間に設けている。圧縮機構部4は、吸入口16と吐出口31とを有する。吸入口16は、サブケーシング80の吸入口8と連通している。吐出口31にはリード弁31aを設けている。吐出口31と端部壁80aとの間には吐出室62を設けている。リード弁31aが開くと、吐出口31と吐出室62とは連通する。吐出室62は、連絡通路63によってモータ5周辺の空間に通じている。吐出口9は、モータ5周辺の空間と通じている。連絡通路63は、固定スクロール11と本体ケーシング3との間、及び主軸受部材51と本体ケーシング3との間に形成している。
スクロール圧縮機1は、上記構成によって以下の動作を行う。
モータ5はモータ駆動回路部によって駆動され、クランク軸14を回転する。クランク軸14は、圧縮機構部4を旋回運動させるとともに、ポンプ13を駆動する。ポンプ13は、貯液部6の潤滑油7を圧縮機構部4に供給する。潤滑油7は、圧縮機構部4を潤滑し、圧縮機構部4でのシールを行う。
冷凍サイクルからの帰還冷媒は、サブケーシング80の吸入口8、及び固定スクロール11に設けた吸入口16から圧縮空間10に吸入され、圧縮された後に、吐出口31から吐出室62に吐出される。吐出室62に吐出された冷媒は、連絡通路63を通じてモータ5周辺の空間に入り、モータ5を冷却して吐出口9から吐出される。吐出室62に吐出された冷媒は、吐出口9から吐出されるまでの過程で、衝突や絞り作用によって潤滑油7を分離する。副転がり軸受41は、冷媒に混じっている潤滑油7によって潤滑される。
図2(a)に示すように、オルダムリング57は、一定の幅Oのリング状に形成されたリング部57aと、リング部57aの一方の面に設けた一対のスクロール側キー部57bと、リング部57aの他方の面に設けた一対の主軸受側キー部57cとで構成している。
図2(b)に示すように、主軸受部材51の背面には、主軸受側キー部57cが摺動する主軸受側キー溝部51aを設けている。主軸受側キー部57cは、主軸受側キー溝部51aに摺動自在に嵌め込まれる。
図2(c)に示すように、旋回スクロール12の鏡板12aの背面には、スクロール側キー部57bが摺動するスクロール側キー溝部12dを設けている。スクロール側キー部57bは、スクロール側キー溝部12dに摺動自在に嵌め込まれる。
スクロール側キー溝部12dでのスクロール側キー部57bの摺動方向と、主軸受側キー溝部51aでの主軸受側キー部57cの摺動方向とは直交する。
一対のスクロール側キー部57bは、リング部57aの直径線X上から互いにずらした位置に配置している。そして、一対のスクロール側キー部57bの間Laは、スクロール側キー溝部12dの幅Ma以上又はスクロール側キー部57bの幅Na以上としている。
また、一対の主軸受側キー部57cは、リング部57aの直径線Y上から互いにずらした位置に配置している。そして、一対の主軸受側キー部57cの間Lbは、主軸受側キー溝部51aの幅Mbの幅以上又は主軸受側キー部57cの幅Nb以上としている。
スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cは、リング部57aの外径から突き出さず、リング部57aの内径からも突き出さないように配置されている。従って、主軸受部材51の主軸受側キー溝部51a近傍に主軸受側キー部57cとの干渉を避けるための逃がし部を設ける必要がなくなる。また、オルダムリング57の素材を製作する金型のキー部近傍の形状が単純になるため金型寿命が延び、リング部57a内外周面の加工に旋盤が使用できることから、生産性が向上し、よって、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cの根元部の強度が高まり信頼性が向上する。
クランク軸14の回転は、旋回スクロール12の筒部12cに伝達される。旋回スクロール12は、スクロール側キー部57bとスクロール側キー溝部12dとによって規制される第1の方向と、主軸受側キー部57cと主軸受側キー溝部51aとによって規制される第2の方向への移動となり、自転は阻止される。第1の方向と第2の方向とは直交するため、第1の方向への移動と第2の方向への移動が合成され、旋回スクロール12は、図3に示す旋回半径e’での旋回運動を行う。
上記構成により、主軸受部材51の背面に設けられる一対の主軸受側キー溝部51aは、その中心に設けられたスラスト支持部51bから逃げる位置となる。従って、主軸受側キー溝部51aは、主軸受部材51の直径線Y上に設ける場合に比べて、主軸受側キー溝部51aの摺動長さp’(図3参照)を長くすることができる。また、オルダムリング57は、主軸受側キー部57cをリング部57aの直径線Y上に設けるとともにスクロール側キー部57bをリング部57aの直径線X上に設ける場合に比べて、リング部57aの幅Oを小さくでき、その結果、リング部57aの外径を小さくできることから、圧縮機構部4を小型化することができる。
また、旋回半径e’が大きくなると、鏡板12aの背面でのシール部材24の包絡円の外径φn’(図3参照)は大きくなる。しかし、一対のスクロール側キー溝部12dは、鏡板12aの直径線X上から互いにずらした位置としているので、外径φn’の包絡円には干渉せず、シール性を損なわない。従って、旋回半径e’を大きく設計することができる。
オルダムリング57は、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cをリング部57aと別部品で構成し、個別に成型した一対のスクロール側キー部57b及び一対の主軸受側キー部57cを、リング部57aに組立固定してもよい。
この場合には、例えば、リング部57aには凹部を、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cには凸部を設ける。そして、リング部57aの凹部に、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cの凸部を、圧入もしくは焼き嵌めなどの方法で組立固定する。
スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cをリング部57aと別部品で構成することにより、リング部57aには軽く安価な材料を採用することで軽量化かつ低コスト化が可能となる。また、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cには、スクロール側キー溝部12dや主軸受側キー溝部51aとの相性が良く、摺動性の良い材料を採用することで信頼性が向上する。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2のオルダムリングの平面図である。なお、オルダムリング以外の構成は実施の形態1と同一構成なので説明を省略する。
一対のスクロール側キー部57bの側面は、スクロール側キー溝部12dと摺動する摺動面57bxと、スクロール側キー溝部12dと摺動しない非摺動面57byとからなる。
また、一対の主軸受側キー部57cの側面は、主軸受側キー溝部51aと摺動する摺動面57cxと、主軸受側キー溝部51aと摺動しない非摺動面57cyとからなる。
本実施の形態は、摺動面57bx、57cxと非摺動面57by、57cyとを同一形状としたものであり、4つの側面の縦横の長さおよびコーナー部のR形状を全て同一形状したものである。
これによって、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cの4つの側面の加工が容易となり生産性が向上する。
個別に成型した一対のスクロール側キー部57b及び一対の主軸受側キー部57cを、リング部57aに組立固定する場合には、4つの側面の形状が同一で方向性がないことから、組立におけるミスをなくすとともに生産性が向上する。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3のオルダムリングの平面図である。なお、オルダムリング以外の構成は第1の実施の形態と同一構成なので説明を省略する。
本実施の形態は、一対のスクロール側キー部57bのそれぞれの中心点を結んだ線分と、一対の主軸受側キー部57cのそれぞれの中心点を結んだ線分とが、リング部57aの中心で直交するように、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cをリング部57aに配置している。
これによって、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cは、リング部57aの中心に対して対称な配置となり、オルダムリング57の表面、裏面が同一形状かつ円周方向も180度対称な形状となるため、組立ミスをなくすとともに生産性が向上する。
(実施の形態4)
図6(a)は、実施の形態4におけるスクロール圧縮機のオルダムリングを固定スクロール側から見た平面図である。図6(b)は、実施の形態4におけるスクロール圧縮機の主軸受部材を固定スクロール側から見た平面図である。図6(c)は、実施の形態4におけるスクロール圧縮機の旋回スクロールを鏡板の背面側から見た平面図である。
図7は、オルダムリングと主軸受部材とを組み合わせて固定スクロール側から見た平面図であり、旋回スクロールの鏡板およびキー溝部を点線で示している。また、主軸受部材に設置されたシール部材が鏡板の背面に接する包絡円を二点鎖線で示している。なお、オルダムリング以外の構成は第1の実施の形態と同一構成なので説明を省略する。
図6(a)に示すように、オルダムリング57は、リング状に形成されたリング部57aと、リング部57aの一方の面に設けた一対のスクロール側キー部57bと、リング部57aの他方の面に設けた一対の主軸受側キー部57cとで構成している。
図6(b)に示すように、主軸受部材51の背面には、主軸受側キー部57cが摺動する主軸受側キー溝部51aを設けている。主軸受側キー部57cは、主軸受側キー溝部51aに摺動自在に嵌め込まれる。
図6(c)に示すように、旋回スクロール12の鏡板12aの背面には、スクロール側キー部57bが摺動するスクロール側キー溝部12dを設けている。スクロール側キー部57bは、スクロール側キー溝部12dに摺動自在に嵌め込まれる。
スクロール側キー溝部12dでのスクロール側キー部57bの摺動方向と、主軸受側キー溝部51aでの主軸受側キー部57cの摺動方向とは直交する。
一対のスクロール側キー部57bは、リング部57aの直径線X上から互いにずらした位置に配置している。そして、一対のスクロール側キー部57bの間Laは、スクロール側キー溝部12dの幅Ma以上又はスクロール側キー部57bの幅Na以上としている。
また、一対の主軸受側キー部57cは、リング部57aの直径線Y上から互いにずらした位置に配置している。そして、一対の主軸受側キー部57cの間Lbは、主軸受側キー溝部51aの幅Mbの幅以上又は主軸受側キー部57cの幅Nb以上としている。
スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cは、リング部57aの外径から突き出さず、リング部57aの内径からも突き出さないように配置されている。従って、主軸受部材51の主軸受側キー溝部51a近傍に主軸受側キー部57cとの干渉を避けるための逃がし部を設ける必要がなくなる。また、オルダムリング57の素材を製作する金型のキー部近傍の形状が単純になるため金型寿命が延び、リング部57a内外周面の加工に旋盤が使用できることから、生産性が向上し、よって、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cの根元部の強度が高まり信頼性が向上する。
一対のスクロール側キー部57bの側面であり、スクロール側キー溝部12dと摺動する摺動面は、クランク軸14の回転方向によって負荷を受ける負荷側摺動面57bxwと、クランク軸14の回転方向によって負荷を受けない反負荷側摺動面57bxuとからなる。
また、一対の主軸受側キー部57cの側面であり、主軸受側キー溝部51aと摺動する摺動面は、クランク軸14の回転方向によって負荷を受ける負荷側摺動面57cxwと、クランク軸14の回転方向によって負荷を受けない反負荷側摺動面57cxuとからなる。
ここで、クランク軸14は、図6(b)の矢印の方向、主軸受部材51を固定スクロール11側から見たときに反時計回りに回転する。
本実施の形態では、反負荷側摺動面57bxu、57cxuの面積を、負荷側摺動面57bxw、57cxwの面積より小さくしている。
本実施の形態によれば、反負荷側摺動面57bxu、57cxuの面積を負荷側摺動面57bxw、57cxwの面積より小さくしたことで、オルダムリング57のリング部57aの幅Oを小さくすることができ、またオルダムリング57の外径を小さくすることができる。
また、本実施の形態では、反負荷側摺動面57bxu、57cxuの面積を、負荷側摺動面57bxw、57cxwの面積の半分以上としている。
本実施の形態によれば、反負荷側摺動面57bxu、57cxuの面積を負荷側摺動面57bxw、57cxwの面積の半分以上確保することにより、起動直後、過渡期、停止時などの不安定な運転状態においても、スクロール側キー部57bとスクロール側キー溝部12dとの隙間、又は主軸受側キー部57cと主軸受側キー溝部51aとの隙間で生じるがたつきが抑えられ、安定して運転することが可能となり、信頼性が向上する。
本実施の形態においても、オルダムリング57は、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cをリング部57aと別部品で構成し、個別に成型した一対のスクロール側キー部57b及び一対の主軸受側キー部57cを、リング部57aに組立固定してもよい。
この場合には、例えば、リング部57aには凹部を、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cには凸部を設ける。そして、リング部57aの凹部に、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cの凸部を、圧入もしくは焼き嵌めなどの方法で組立固定する。
スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cをリング部57aと別部品で構成することにより、リング部57aには軽く安価な材料を採用することで軽量化かつ低コスト化が可能となる。また、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cには、スクロール側キー溝部12dや主軸受側キー溝部51aとの相性が良く、摺動性の良い材料を採用することで信頼性が向上する。
(実施の形態5)
図8(a)は、実施の形態5におけるスクロール圧縮機のオルダムリングを固定スクロール側から見た平面図である。図8(b)は、実施の形態5におけるスクロール圧縮機の主軸受部材を固定スクロール側から見た平面図である。図8(c)は、実施の形態5におけるスクロール圧縮機の旋回スクロールを鏡板の背面側から見た平面図である。
図9は、本実施の形態におけるオルダムリングと旋回スクロールとを組み合わせた状態を固定スクロール側から見た要部断面図である。
図8(a)に示すように、オルダムリング57は、リング状に形成されたリング部57aと、リング部57aの一方の面に設けた一対のスクロール側キー部57bと、リング部57aの他方の面に設けた一対の主軸受側キー部57cとで構成している。
図8(b)に示すように、主軸受部材51の背面には、主軸受側キー部57cが摺動する主軸受側キー溝部51aを設けている。主軸受側キー部57cは、主軸受側キー溝部51aに摺動自在に嵌め込まれる。
図8(c)に示すように、旋回スクロール12の鏡板12aの背面には、スクロール側キー部57bが摺動するスクロール側キー溝部12dを設けている。スクロール側キー部57bは、スクロール側キー溝部12dに摺動自在に嵌め込まれる。
スクロール側キー溝部12dでのスクロール側キー部57bの摺動方向と、主軸受側キー溝部51aでの主軸受側キー部57cの摺動方向とは直交する。
一対のスクロール側キー部57bは、リング部57aの直径線X上から互いにずらした位置に配置している。そして、一対のスクロール側キー部57bの間Laは、スクロール側キー溝部12dの幅Ma以上又はスクロール側キー部57bの幅Na以上としている。
また、一対の主軸受側キー部57cは、リング部57aの直径線Y上から互いにずらした位置に配置している。そして、一対の主軸受側キー部57cの間Lbは、主軸受側キー溝部51aの幅Mbの幅以上又は主軸受側キー部57cの幅Nb以上としている。
スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cは、リング部57aの外径から突き出さず、リング部57aの内径からも突き出さないように配置されている。従って、主軸受部材51の主軸受側キー溝部51a近傍に主軸受側キー部57cとの干渉を避けるための逃がし部を設ける必要がなくなる。また、オルダムリング57の素材を製作する金型のキー部近傍の形状が単純になるため金型寿命が延び、リング部57a内外周面の加工に旋盤が使用できることから、生産性が向上し、よって、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cの根元部の強度が高まり信頼性が向上する。
一対のスクロール側キー部57bの側面であり、スクロール側キー溝部12dと摺動する摺動面は、クランク軸14の回転方向によって負荷を受ける負荷側摺動面57bxwと、クランク軸14の回転方向によって負荷を受けない反負荷側摺動面57bxuとからなる。
ここで、クランク軸14は、図8(b)の矢印の方向、主軸受部材51を固定スクロール11側から見たときに反時計回りに回転する。
本実施の形態では、反負荷側摺動面57bxuをスクロール側キー溝部12dから外へ突き出し、負荷側摺動面57bxwをスクロール側キー溝部12dから外へ突き出さないように構成している。
ここで、スクロール側キー溝部12dから外へ突き出す反負荷側摺動面57bxuの突き出し面積を、負荷側摺動面57bxwの全面積の半分以下としている。
図9(b)の状態で、一方のスクロール側キー部57bの反負荷側摺動面57bxuが、スクロール側キー溝部12dから外へ突き出し、図9(d)の状態で、他方のスクロール側キー部57bの反負荷側摺動面57bxuが、スクロール側キー溝部12dから外へ突き出している。
本実施の形態によれば、スクロール側キー部57bの反負荷側摺動面57bxuは安定時には力を受けないため、それぞれ1回転につき1回ずつ旋回スクロール12の外径から突き出しても旋回動作および圧縮動作には影響を及ぼさず、突き出した分だけ旋回スクロール12の外径を小さくすることができる。よって、圧縮機構部4を小型化することができ、さらに旋回半径を大きくした圧縮機構部4の設計が可能になる。
また本実施の形態によれば、反負荷側摺動面57bxuの突き出し面積を、負荷側摺動面57bxwの全面積の半分以下で突き出すことにより、反負荷側摺動面57bxuの面積を負荷側摺動面57bxwの面積の半分以上確保することで、起動直後、過渡期、停止時などの不安定な運転状態においても、スクロール側キー部57bの隙間で生じるがたつきが抑えられ、安定して運転することが可能となり、信頼性が向上する。
本実施の形態においても、オルダムリング57は、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cをリング部57aと別部品で構成し、個別に成型した一対のスクロール側キー部57b及び一対の主軸受側キー部57cを、リング部57aに組立固定してもよい。
この場合には、例えば、リング部57aには凹部を、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cには凸部を設ける。そして、リング部57aの凹部に、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cの凸部を、圧入もしくは焼き嵌めなどの方法で組立固定する。
スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cをリング部57aと別部品で構成することにより、リング部57aには軽く安価な材料を採用することで軽量化かつ低コスト化が可能となる。また、スクロール側キー部57b及び主軸受側キー部57cには、スクロール側キー溝部12dや主軸受側キー溝部51aとの相性が良く、摺動性の良い材料を採用することで信頼性が向上する。
なお、オルダムリング57のリング部57aは、2つの円弧を直線部でつないだ長円のリング状であってもよい。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、オルダムリングの外径を小さくすることができることから、圧縮機構部を小型化することができ、さらに旋回半径を大きくした圧縮機構部の設計が可能となるので、作動流体を冷媒と限ることなく、空気スクロール圧縮機、真空ポンプ、スクロール型膨張機等のスクロール流体機械の用途にも適用できる。

Claims (9)

  1. 圧縮機構部を、
    偏心軸部を有するクランク軸と、
    前記クランク軸を回転自在に支承する主軸受部材と、
    前記偏心軸部に回転自在に嵌め合いされた旋回スクロールと、
    前記旋回スクロールと噛み合わせて圧縮空間を形成する固定スクロールと、
    前記旋回スクロールの自転を阻止するオルダムリングとで構成し、
    前記オルダムリングを、
    リング状に形成されたリング部と、
    前記リング部の一方の面に設けた一対のスクロール側キー部と、
    前記リング部の他方の面に設けた一対の主軸受側キー部と、
    で構成し、
    前記旋回スクロールには、前記スクロール側キー部が摺動するスクロール側キー溝部を設け、
    前記主軸受部材には、前記主軸受側キー部が摺動する主軸受側キー溝部を設け、
    前記スクロール側キー溝部での前記スクロール側キー部の摺動方向と、前記主軸受側キー溝部での前記主軸受側キー部の摺動方向とが直交するスクロール圧縮機であって、
    一対の前記スクロール側キー部の間が、前記スクロール側キー溝部の幅以上となるように、一対の前記スクロール側キー部を、前記リング部の直径線上から互いにずらした位置に配置し、
    一対の前記主軸受側キー部の間が、前記主軸受側キー溝部の幅以上となるように、一対の前記主軸受側キー部を、前記リング部の直径線上から互いにずらした位置に配置した
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記スクロール側キー部及び前記主軸受側キー部が、前記リング部の外径から突き出さず、前記リング部の内径から突き出さないことを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機
  3. 一対の前記スクロール側キー部の側面であり、前記スクロール側キー溝部と摺動する摺動面、及び一対の前記主軸受側キー部の側面であり、前記主軸受側キー溝部と摺動する摺動面が、
    前記クランク軸の回転方向によって負荷を受ける負荷側摺動面と、
    前記クランク軸の回転方向によって負荷を受けない反負荷側摺動面とからなり、
    前記反負荷側摺動面の面積を前記負荷側摺動面の面積より小さくしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記反負荷側摺動面の前記面積を、前記負荷側摺動面の前記面積の半分以上としたことを特徴とする請求項3に記載のスクロール圧縮機。
  5. 一対の前記スクロール側キー部の側面であり、前記スクロール側キー溝部と摺動する摺動面が、
    前記クランク軸の回転方向によって負荷を受ける負荷側摺動面と、
    前記クランク軸の回転方向によって負荷を受けない反負荷側摺動面とからなり、
    前記反負荷側摺動面を前記スクロール側キー溝部から外へ突き出し、前記負荷側摺動面を前記スクロール側キー溝部から外へ突き出さないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスクロール圧縮機。
  6. 前記スクロール側キー溝部から外へ突き出す前記反負荷側摺動面の突き出し面積を、前記負荷側摺動面の全面積の半分以下としたことを特徴とする請求項5に記載のスクロール圧縮機。
  7. 個別に成型した一対の前記スクロール側キー部及び一対の前記主軸受側キー部を、前記リング部に組立固定したことを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  8. 一対の前記スクロール側キー部及び/又は一対の前記主軸受側キー部の側面が、前記スクロール側キー溝部及び/又は前記主軸受側キー溝部と摺動する摺動面と、前記スクロール側キー溝部及び/又は前記主軸受側キー溝部と摺動しない非摺動面とからなり、前記摺動面と前記非摺動面とを同一形状としたことを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  9. 一対の前記スクロール側キー部のそれぞれの中心点を結んだ線分と、一対の前記主軸受側キー部のそれぞれの中心点を結んだ線分とが、前記リング部の中心で直交することを特徴とする請求項8に記載のスクロール圧縮機。
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