JP5948562B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP5948562B2
JP5948562B2 JP2011279419A JP2011279419A JP5948562B2 JP 5948562 B2 JP5948562 B2 JP 5948562B2 JP 2011279419 A JP2011279419 A JP 2011279419A JP 2011279419 A JP2011279419 A JP 2011279419A JP 5948562 B2 JP5948562 B2 JP 5948562B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing member
main bearing
oldham ring
scroll
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011279419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013130101A (ja
JP2013130101A5 (ja
Inventor
足立 徹
徹 足立
小川 信明
信明 小川
福本 稔
稔 福本
清澄 草野
清澄 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2011279419A priority Critical patent/JP5948562B2/ja
Priority to US13/721,889 priority patent/US9011120B2/en
Priority to CN201210563595.2A priority patent/CN103174649B/zh
Publication of JP2013130101A publication Critical patent/JP2013130101A/ja
Publication of JP2013130101A5 publication Critical patent/JP2013130101A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5948562B2 publication Critical patent/JP5948562B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • F01C17/066Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

本発明は、空調及び冷凍装置に適用されるスクロール圧縮機に関するものである。
従来、この種のスクロール圧縮機は、多くの製造業者等からさまざまな出願がなされ公開されており、家庭ルームエアコン用や冷蔵庫用の圧縮機として種々の圧縮機が実際に利用されている。また、最近は自動車の空気調和装置用圧縮機としても利用され始めている。
このようなスクロール圧縮機は固定スクロールに対し旋回スクロールを旋回運動させることにより圧縮を行うようになっており、旋回スクロールを旋回運動させるためのスクロール自転防止機構にオルダムリングが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
図14は特許文献に記載されたスクロール圧縮機の要部を示し、101が固定スクロール、102が旋回スクロール、103が旋回スクロール102の自転防止機構に用いられているオルダムリングで、旋回スクロール102とこの旋回スクロール102の背面を覆う本体フレームである主軸受け部材104との間に設けられている。このオルダムリング103は図15に示すように一対の平行キー105を有し、この平行キー105が旋回スクロール103に設けたキー溝106に摺動自在に嵌合していて、旋回スクロール102の自転を防止し、旋回スクロール102を旋回運動させるのである。そして、上記オルダムリング103の平行キー105の根元部に凹部107を設け、この凹部107を介して潤滑油を供給することにより摺動運動を円滑化させるようになっている。
さらに最近のスクロール圧縮機では図16に示すようにオルダムリング103の主軸受け部材104側面にも一対の平行キー108を設けるとともに主軸受け部材104側にキー溝109を形成し、このキー溝109に前記オルダムリング103の新たな平行キー108を嵌合させることによって、特許文献1で示されたスラスト軸受部材のような部材を削除してコストダウンを図ったものがみられる。
特公平7−42943号公報
しかしながら、前記従来のスクロール圧縮機では、圧縮動作時に旋回スクロール102が旋回スクロール102と固定スクロール101との間に形成される圧縮室の圧縮圧力の変動によって主軸受け部材104側に押され、コストダウン型のスクロール圧縮機ではその旋回スクロール102の主軸受け部材104側への動き、すなわち旋回スクロール102の反力を受けて、主軸受け部材104のキー溝109近傍部分でオルダムリング103の平行キー108近傍部と主軸受け部104のキー溝109近傍部が接触、振動し、作動音を悪化させるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、主軸受け部材のキー溝近傍部でのオルダムリングとの接触、振動を抑え、安価で低騒音のスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機は、主軸受け部材と固定スクロールとの間に旋回スクロールを設け、前記固定スクロールと前記旋回スクロールとを、渦巻状のラップを互いに内側にして噛み合わせるとともに、前記主軸受け部材と前記旋回スクロールとの間にオルダムリングを具備し、前記オルダムリングのキー部を前記主軸受け部材のキー溝に挿入してなるスクロール圧縮機であって、前記主軸受け部材のキー溝近傍部のオルダムリング摺動面に前記キー溝から所定距離離さずに溝を形成したものである。
これによって、主軸受け部材のキー溝近傍部でのオルダムリングの接触、振動を抑えることができる。
また、本発明のスクロール圧縮機は、主軸受け部材と固定スクロールとの間に旋回スクロールを設け、前記固定スクロールと前記旋回スクロールとを、渦巻状のラップを互いに内側にして噛み合わせるとともに、前記主軸受け部材と前記旋回スクロールとの間にオルダムリングを具備し、前記オルダムリングのキー部を前記主軸受け部材のキー溝に挿入してなるスクロール圧縮機であって、前記オルダムリングは、キー部の両側部に形成された所定幅の逃げ溝を備え、前記主軸受け部材は、キー溝近傍部のオルダムリング摺動面に前記キー溝から所定距離離して形成されたを備え、前記キー溝と前記溝との間の所定距離は前記逃げ溝の幅寸法より短いものである。
これによって、主軸受け部材のキー溝近傍部でのオルダムリングの接触、振動を抑えることができる。
本発明のスクロール圧縮機は、主軸受け部材のキー溝近傍部でのオルダムリングの接触、振動、或いは主軸受け部材のキー溝と直交方向部分でのオルダムリングの接触、振動を抑えることができ、安価で低騒音のスクロール圧縮機を提供できる。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の横断面図 同実施の形態1におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材部分の分解斜視図 同実施の形態1におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材部分の横断面図 同実施の形態1におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の斜視図 (a)同実施の形態1におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)同実施の形態1におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図 (a)同実施の形態2におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)同図6(a)のB−B断面図 (a)同実施の形態3におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)同実施の形態3におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図 (a)同実施の形態4におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図(b)同実施の形態4におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図 (a)同実施の形態5におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)同実施の形態5におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図 (a)同実施の形態6におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)同実施の形態6におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図 同実施の形態6におけるスクロール圧縮機のオルダムリングの斜視図 (a)同実施の形態6におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の断面図、(b)同図12(a)のC−C断面図 (a)同実施の形態7におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)同実施の形態7におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図 従来のスクロール圧縮機の要部を示す縦断面図 従来のスクロール圧縮機のオルダムリングの斜視図 従来のスクロール圧縮機の他の例を示す主軸受け部材部分の分解斜視図
第1の発明は、主軸受け部材と固定スクロールとの間に旋回スクロールを設け、前記固定スクロールと前記旋回スクロールとを、渦巻状のラップを互いに内側にして噛み合わせるとともに、前記主軸受け部材と前記旋回スクロールとの間にオルダムリングを具備し、前記オルダムリングのキー部を前記主軸受け部材のキー溝に挿入してなるスクロール圧縮機であって、前記主軸受け部材のキー溝近傍部のオルダムリング摺動面に前記キー溝から所定距離離さずに溝を形成したものであり、旋回スクロールからの反力を受けて、主軸受け部材のキー溝近傍部でオルダムリングが振動しても、オルダムリングと主軸受け部材の間に隙間が確保されているため、オルダムリングが主軸受け部材と接触せず、接触音が発生せず、低騒音のスクロール圧縮機を提供することができる。
第2の発明は、主軸受け部材と固定スクロールとの間に旋回スクロールを設け、前記固定スクロールと前記旋回スクロールとを、渦巻状のラップを互いに内側にして噛み合わせるとともに、前記主軸受け部材と前記旋回スクロールとの間にオルダムリングを具備し、前記オルダムリングのキー部を前記主軸受け部材のキー溝に挿入してなるスクロール圧縮機であって、前記オルダムリングは、キー部の両側部に形成された所定幅の逃げ溝を備え、前記主軸受け部材は、キー溝近傍部のオルダムリング摺動面に前記キー溝から所定距離離して形成されたを備え、前記キー溝と前記溝との間の所定距離は前記逃げ溝の幅寸法より短いものであり、旋回スクロールからの反力を受けて、主軸受け部材のキー溝近傍部でオルダムリングが振動しても、オルダムリングと主軸受け部材の間に隙間が確保されているため、オルダムリングが主軸受け部材と接触せず、接触音が発生せず、低騒音のスクロール圧縮機を提供することができる。また、オルダムリングのキー部や主軸受け部材のキー溝の磨耗を低減することができ、低騒音で信頼性の高いスクロール圧縮機を提供することができる。
の発明は、特に第1または2の発明の主軸受け部材のキー溝近傍部のオルダムリング摺動面に形成した溝の形状を、オルダムリングの摺動方向にスロープ形状としたものであり、旋回スクロールからの反力を受けて、主軸受け部材のキー溝近傍部でオルダムリングが振動しても、オルダムリングと主軸受け部材の間に隙間が確保されているため、オルダムリングが主軸受け部材と接触せず、接触音が発生しないとともに、オルダムリングが溝上を摺動する際にもエッジ当りしにくくなり、磨耗することも少なくなって、低騒音で信頼性の高いスクロール圧縮機を提供することができる。
第4の発明は、特に第1または2の発明の主軸受け部材のキー溝近傍部のオルダムリング摺動面に形成した溝の範囲を、キー溝を基準に左右対称に、オルダムリングの直径に対し約60%以内の幅としたものであり、旋回スクロールからの反力を受けて、主軸受け部材のキー溝近傍部でオルダムリングが振動しても、オルダムリングと主軸受け部材の間に隙間が確保されているため、オルダムリングが揺動して主軸受け部材と接触するようなことを防止でき、その結果接触音が発生せず、低騒音のスクロール圧縮機を提供することが
できる。
第5の発明は、特に第1または2の発明の軸受け部材のキー溝近傍部のオルダムリング摺動面に形成した溝の範囲を、キー溝を基準に左右対称に約45度以内としたものであり、旋回スクロールからの反力を受けて、主軸受け部材のキー溝近傍部でオルダムリングが振動しても、オルダムリングと主軸受け部材の間に隙間が確保されているため、オルダムリングが揺動して主軸受け部材と接触するようなことを防止でき、その結果接触音が発生せず、低騒音のスクロール圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、本発明では横向き設置型のスクロール圧縮機を例にして説明するが、他の形態のものであってもよいものである。
(実施の形態1)
図1〜図5は実施の形態1のスクロール圧縮機で、スクロール圧縮機1の胴部の周りにある取付け脚2によって横向きに設置される横型のスクロール圧縮機の一例を示している。
スクロール圧縮機1はその本体ケーシング3内に圧縮機構部4およびこれを駆動するモータ5を内蔵し、圧縮機構部4を含む各摺動部の潤滑に供する液を貯留する貯液部6を備え、モータ5を図示しないモータ駆動回路部によって駆動するようにしている。
モータ5は本体ケーシング3内に固定されるステータ5aと、駆動軸14と一体となって回転するロータ5bとで構成される。
取り扱う冷媒はガス冷媒であり、各摺動部の潤滑や圧縮機構部4の摺動部のシールに供する液としては潤滑油7などの液を採用している。また、潤滑油7は冷媒に対して相溶性のあるものである。ただし、本発明では潤滑油であればこれらに限られることはない。
また、本実施の形態ではスクロールを有する圧縮機について説明するが、基本的には、冷媒の吸入、圧縮および吐出を行う圧縮機構部4と、この圧縮機構部4を駆動するモータ5と、圧縮機構部4を含む各摺動部の潤滑に供する液を貯留する貯液部6を本体ケーシング3に内蔵し、モータ5をモータ駆動回路部により駆動するスクロール圧縮機であればよい。
また、本体ケーシング3内には、本体ケーシング3の軸線方向における一方の端部壁側からポンプ13、副転がり軸受21、モータ5、主転がり軸受22を持った主軸受け部材19、を配置してある。ポンプ13は端部壁の外面から収容してその後に嵌め付けた蓋体16との間に保持し、蓋体16の内側に貯液部6に通じるポンプ室17を形成して吸上げ通路18を介して貯液部6に通じるようにしてある。副転がり軸受21は端部壁にて支持し、駆動軸14のポンプ13に連結している側を軸受するようにしてある。モータ5はステータ5aを本体ケーシング3の内周に固定し、駆動軸14の途中まわりに固定したロータ5bとによって駆動軸14を回転駆動できるようにしている。
主軸受け部材19はサブケーシング28の内周にボルトなどにて固定し、駆動軸14の圧縮機構部4側を主転がり軸受22により軸受している。主軸受け部材19の外面には前記固定スクロール11を図示しないボルトなどによって取付け、これら主軸受け部材19と固定スクロール11との間に旋回スクロール12を挟み込み、かつ、固定スクロール1
1と前記旋回スクロール12とを、渦巻状のラップを互いに内側にして噛み合わせることによってスクロール圧縮機を構成している。主軸受け部材19と旋回スクロール12との間には旋回スクロール12の自転を防止して旋回運動させるためのオルダムリング26が設けられている。
駆動軸14の旋回スクロール側端部には偏心軸14aが一体形成されており、偏心軸14aにはブッシュ20が嵌合して支持されている。ブッシュ20には旋回スクロール12が固定スクロール11と対向するように偏心転がり軸受23を介して旋回運動可能に支持されている。旋回スクロール12の背面に、偏心転がり軸受23は収容されている。圧縮機構部4のサブケーシング28からのモータ側露出部分は、サブケーシング28と開口同士を突き合わせて図示しないボルトにて固定した本体ケーシング3により覆っている。
圧縮機構部4はサブケーシング28の吸入口8と本体ケーシング3の吐出口9との間に位置し、自身の図示しない吸入口がサブケーシング28の吸入口8と接続され、自身の吐出口24がリード弁24aを介して圧縮ガスを吐出室25へ開口する。吐出室25は固定スクロール11および主軸受け部材19ないしはこれらと本体ケーシング3との間に形成した連絡通路27を通じて圧縮機構部4と端部壁との間の、吐出口9を持ったモータ5側に通じている。
また、主軸受け部材19と旋回スクロール12との間に設けられて旋回スクロール12の自転防止機構を構成するオルダムリング26は、図2に示すようにその両面の互いに直交する位置に一対の第1キー部26aと第2キー部26bを有し、第1キー部26aを旋回スクロール12のキー溝に、そして第2キー部26bを主軸受け部材19に設けたキー溝19aにそれぞれ摺動自在に嵌合させて、旋回スクロールの自転を防止しこれを旋回運動させるようになっている。
ここで上記オルダムリング26は焼結等による製造方法で作成されており、その製法上の理由から図2に示すキー部26a、26bの左右両側近傍の平面度は悪く、旋回スクロール側のキー部26aの裏側26dは平面度が良い傾向になる。従って主軸受け部材19上をオルダムリング26が摺動する際、主軸受け部材19側のキー溝19a近傍部ではオルダムリング26のキー部26bの左右両側近傍が主軸受け部材19のオルダムリング摺動面19xと接触しやすくなっている。
そのため、上記主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面19xにはキー溝19aを基準に左右対称に幅約50mm、深さ0.4mmで、溝19bが形成されており、前記オルダムリング26のキー部左右近傍の平面度の悪さによる当該部分の主軸受け部材への当たりを吸収すべく、これら両者間に隙間を形成するようにしてある。
以上のように構成されたスクロール圧縮機1について、その動作、作用を説明する。
まず、モータ5はモータ駆動回路部によって駆動され、駆動軸14を介して圧縮機構部4の旋回スクロール12を旋回運動させるとともに、ポンプ13を駆動する。スクロール圧縮機1の圧縮機構部4は、固定スクロール11と旋回スクロール12の渦巻状ラップを互いに噛み合わせて形成した圧縮空間10が、旋回スクロール12をモータ5により駆動軸14を介して固定スクロール11に対し旋回運動をさせたときに、移動を伴い容積を変化させることにより、外部サイクルから帰還する冷媒の吸入、圧縮および外部サイクルへの吐出を、サブケーシング28に設けた吸入口8および本体ケーシング3に設けた吐出口9を通じて行う。
これに併せ、本体ケーシング3の貯液部6に貯留されている潤滑油7がポンプ13など
を駆動軸14にて駆動するか本体ケーシング3内の差圧を利用するなどして、駆動軸14の駆動軸給油経路15を通じ旋回スクロール12の旋回駆動に伴い旋回スクロール12の背面に供給される。
このとき圧縮機構部4は、ポンプ13により貯液部6の潤滑油7を供給されて潤滑およびシール作用を受けながら、サブケーシング28の吸入口8さらに自身の固定スクロール11に設けた吸入口を通じ冷凍サイクルからの帰還冷媒を吸入して、圧縮し、自身の吐出口24から吐出室25に吐出する。吐出室25に吐出された冷媒は連絡通路27を通じてモータ5側に入り、モータ5を冷却しながら本体ケーシング3の吐出口9から吐出されるまでの過程で、冷媒は衝突、絞りなどの気液分離を図って潤滑油7の分離を受けながらも、随伴している一部潤滑油7によって副転がり軸受21の潤滑も行う。
ここで、このスクロール圧縮機では、図1〜図5に示すように、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面19xに、キー溝19aを基準に左右対称に幅約50mm、深さ0.4mmで、溝19bが形成されているため、旋回スクロール12からの反力を受けて、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部でオルダムリング26が振動しても、高精度の平面が出にくいオルダムリング26の第2キー26b近傍部と主軸受け部材19のキー溝19aの左右の溝19bとの間には隙間が確保されているため、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生しない。
上記主軸受け部材19の溝19bの深さはオルダムリング26の振動を吸収できる程度の深さであればよく、実験の結果では0.2mm〜0.5mm程度あれば振動音の発生を抑制することが確認できた。また、上記溝19bの幅は、実験の結果、オルダムリング26の直径の約60%以内、好ましくは45%以内であればよい。溝19bの幅が60%以上になると、主軸受け部材19のオルダムリング摺動面19xの面積、すなわち溝19b以外の部分の面積が少なくなって、オルダムリング26が旋回スクロール12からの反力を受けたときに、この溝19x以外のオルダムリング摺動面19x部分を支点とするような揺動振動を起こし、溝19bを設けているのにもかかわらずオルダムリング26の第2キー部26b近傍が溝19b底に接触するような形となって接触音を発生する恐れがあるが、60%以内にすればオルダムリング摺動面19xの面積が十分確保されて当該部分を支点とするようなオルダムリング26の揺動振動を抑制でき、確実に接触音を防止できる。
以上のように、本実施の形態においては、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面にはキー溝19aを基準に左右対称に幅約50mm、深さ0.4mmで、溝19bを形成しているため、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生しない。従って、圧縮機を低騒音にすることができるため、車両用の空気調和機の圧縮機等に好適となる。
(実施の形態2)
図6(a)(b)は、本発明の実施の形態2におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材を示す。
同図において、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面19xにはキー溝19aを基準に左右対称に幅約50mm、深さ0.4mmで、溝19cが形成されており、この溝19cはオルダムリング26の摺動方向にスロープ形状(図6(b)のリングで囲んだ部分)で形成されている。
そのため、旋回スクロール12からの反力を受けて、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部でオルダムリング26が振動しても、実施の形態1と同様にしてオルダムリング2
6が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生しないのはもちろんのこと、オルダムリング26が溝19c上を摺動する際にも、エッジ当りしにくくなり、磨耗することも少なくなる。
以上のように、本実施の形態においては、圧縮機を低騒音にすることができるとともに、オルダムリング26と主軸受け部材19の磨耗も少なくでき、信頼性の高いスクロール圧縮機を提供できる。
(実施の形態3)
図7(a)は、本発明の実施の形態3におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)は主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図である。
同図において、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面19xにはキー溝19aを基準に左右対称に45度の範囲で、深さ0.5mmで、溝19dが形成されている。
この実施の形態の場合、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部の溝19dを45度の範囲で形成しているので、実施の形態1で述べたようなオルダムリング摺動面19xの面積が十分確保されて当該部分を支点とするようなオルダムリング26の揺動振動を抑制できる。そのため、旋回スクロール12からの反力を受けて、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部でオルダムリング26が振動しても、オルダムリング26の第2キー26b近傍と主軸受け部材19のキー溝19aの左右の溝19dとの間の隙間が機能し、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生しない。
以上のように、本実施の形態においては、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面にはキー溝19aを基準に左右対称に45度の範囲で、深さ0.5mmの、溝19dが形成されているため、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生しない。従って、圧縮機を低騒音にすることができるため、車両用の空気調和機の圧縮機等に好適となる。
(実施の形態4)
図8(a)は、本発明の実施の形態4におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)は主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図である。
同図において、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面19xにはキー溝19aを基準に左右対称に25度の範囲で、深さ0.2mmで、溝19eが形成されている。また溝19eの両側コーナ部には大きなRがついている。
この実施の形態の場合は、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部の溝19dをさらに25度の範囲で形成しているので、実施の形態1で述べたようなオルダムリング摺動面19xの面積をより十分に確保でき、当該部分を支点とするようなオルダムリング26の揺動振動を抑制できる。そのため、旋回スクロール12からの反力を受けて、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部でオルダムリング26が振動しても、オルダムリング26の第2キー26b近傍と主軸受け部材19のキー溝19aの左右の溝19dとの間の隙間が機能し、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生しない。
以上のように、本実施の形態においては、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面19xにはキー溝19aを基準に左右対称に25度の範囲で、深さ0.2mmで、の溝19eが形成されているため、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生しない。従って、圧縮機を低騒音にすることができるため、車
両用の空気調和機の圧縮機等に好適となる。
(実施の形態5)
図9(a)は、本発明の実施の形態5におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)は主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図である。
同図において、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面19xにはキー溝19aを基準に左右対称に深さ0.3mmで、溝19fが形成されている。
この実施の携帯の場合も、旋回スクロール12からの反力を受けて、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部でオルダムリング26が振動しても、オルダムリング26の第2キー部26b近傍と主軸受け部材19のキー溝19aの左右の溝19fとの間に隙間が確保されているため、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生しない。
以上のように、本実施の形態においては、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面19xにはキー溝19aを基準に左右対称に深さ0.3mmで、溝19fが形成されているため、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生しない。従って、圧縮機を低騒音にすることができるため、車両用の空気調和機の圧縮機等に好適となる。
(実施の形態6)
図10(a)は、本発明の実施の形態6におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)は主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図である。図11は実施の形態6におけるオルダムリングの斜視図、図12(a)は実施の形態6における主軸受け部材にオルダムリングを重ねた時の主軸受け部材の正面図、(b)は図12(a)のC−C断面図である。
図11において、オルダムリング26のキー部26b付近には、キー部26bを加工するための逃げ溝26cが、キー部26bを中心に左右対称で幅15mm、深さ0.4mmの大きさで形成されている。また図10において、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部のオルダムリング摺動面19xには、図11に示したオルダムリング26に形成されている溝26cに相対する位置で、キー溝19aを基準に左右対称に幅50mmで深さ0.4mmの溝19hが形成されている。この場合、前記キー溝19aの直近近傍一部、すなわち両サイド直近2mmの範囲については、溝は形成していない。
この実施の形態ではオルダムリング26の溝26cと主軸受け部材19の溝19hとにより、キー溝19a近傍を中心に左右対称で幅50mmの区間には図12(b)のリングで囲んだ部分に示すように常に隙間が形成されることになっている。そのため、旋回スクロール12からの反力を受けて、主軸受け部材19のキー溝19a近傍部でオルダムリング26が振動しても、オルダムリング26の第2キー26b近傍と主軸受け部材19のキー溝19aの左右の溝19hとの間に隙間が確保されているため、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生しない。
またキー溝19aの両サイド直近には溝19hが形成されていないため、主軸受け部材のキー溝19aに対するオルダムリング26のキー部26bのかかり代広く取ることができる。従ってオルダムリング26の接触面積を広く取れることから、接触面圧を下げることが出来、オルダムリング26のキー部26aや主軸受け部材のキー溝19aの磨耗を低減することができる。
以上のように、本実施の形態においては、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触せず、接触音が発生せず、圧縮機を低騒音にすることができるのはもちろん、オルダムリング26のキー部26aや主軸受け部材のキー溝19aの磨耗を低減することができ、信頼性の高いスクロール圧縮機を提供することができる。
(実施の形態7)
図13(a)は、本発明の実施の形態7におけるスクロール圧縮機の主軸受け部材の正面図、(b)は主軸受け部材にオルダムリングを重ね合わせた時の正面図である。
この実施の形態の場合は、オルダムリング26のキー部26b左右近傍は加工等により平面度が良く仕上がっていて、逆にキー部26aの裏側が製法等の問題で、平面度が悪く仕上がっている場合を示す。
このような場合には、主軸受け部材19のキー溝19aと直交する部分、すなわち旋回
スクロール側のキー部26a裏側26d(図2参照)に、当該直交部を基準に左右対称に幅50mmで深さ0.4mmの溝19iを形成している。
そのため、オルダムリング26の旋回スクロール側キー部26aの裏側26dの平面度が悪く、主軸受け部材19とは、キー溝19aと直交する部分で接触しやすくなっていても、主軸受け部材19の直交部に溝19iが形成されているため、オルダムリング26と接触しにくくなり、接触音が発生しない。
以上のように、本実施の形態においては、オルダムリング26のキー部26aの裏側の平面度が悪い場合は、主軸受け部材19のキー溝19aと直交する部分に溝19iを形成することで、オルダムリング26が主軸受け部材19と接触するのを抑制し、接触音が発生するのを防止することができる。従って、圧縮機を低騒音にすることができるため、車両用の空気調和機の圧縮機等に好適となる。
なお、上記各実施の形態では本体ケーシング内にモータを内蔵したもので説明したが、モータを内蔵していなくても、また別の駆動源によって駆動するものであってもよいものである。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、主軸受け部材のキー溝近傍部でのオルダムリングの主軸受け部材との接触、振動を抑え、安価で低騒音のスクロール圧縮機を提供することができ、作動流体を冷媒と限ることなく、空気スクロール圧縮機、真空ポンプ、スクロール型膨張機等のスクロール流体機械の用途に広く適用できる。
1 スクロール圧縮機
2 取付け脚
3 本体ケーシング
4 圧縮機構部
5 モータ
5a ステータ
5b ロータ
6 貯液部
7 潤滑油
8 吸入口
9 吐出口
10 圧縮空間
11 固定スクロール
12 旋回スクロール
13 ポンプ
14 駆動軸
14a 偏心軸
15 駆動軸給油経路
16 蓋体
17 ポンプ室
18 吸上げ通路
19 主軸受け部材
19a 主軸受け部材のキー溝
19b、19c、19d、19e、19f、19h 主軸受け部材のキー溝近傍部の溝
19i 主軸受け部材のキー溝と直交方向の溝
19x 主軸受け部材のオルダムリング摺動面
20 ブッシュ
21 副転がり軸受
22 主転がり軸受
23 偏心転がり軸受
24 固定スクロールの吐出口
24a リード弁
25 吐出室
26 オルダムリング
26a、26b オルダムリングのキー部
26c オルダムリングのキー部の加工逃げ溝
26d オルダムリングのキー部の裏側
27 連絡通路
28 サブケーシング

Claims (5)

  1. 主軸受け部材と固定スクロールとの間に旋回スクロールを設け、前記固定スクロールと前記旋回スクロールとを、渦巻状のラップを互いに内側にして噛み合わせるとともに、前記主軸受け部材と前記旋回スクロールとの間にオルダムリングを具備し、前記オルダムリングのキー部を前記主軸受け部材のキー溝に挿入してなるスクロール圧縮機であって、
    前記主軸受け部材のキー溝近傍部のオルダムリング摺動面に前記キー溝から所定距離離さずに溝を形成したスクロール圧縮機。
  2. 主軸受け部材と固定スクロールとの間に旋回スクロールを設け、前記固定スクロールと前記旋回スクロールとを、渦巻状のラップを互いに内側にして噛み合わせるとともに、前記主軸受け部材と前記旋回スクロールとの間にオルダムリングを具備し、前記オルダムリングのキー部を前記主軸受け部材のキー溝に挿入してなるスクロール圧縮機であって、
    前記オルダムリングは、キー部の両側部に形成された所定幅の逃げ溝を備え
    前記主軸受け部材は、キー溝近傍部のオルダムリング摺動面に前記キー溝から所定距離離して形成されたを備え
    前記キー溝と前記溝との間の所定距離は前記逃げ溝の幅寸法より短い、スクロール圧縮機。
  3. 前記主軸受け部材のキー溝近傍部のオルダムリング摺動面に形成した溝の形状を、オルダムリングの摺動方向にスロープ形状とした請求項1または2記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記主軸受け部材のキー溝近傍部のオルダムリング摺動面に形成した溝の範囲を、キー溝を基準に左右対称に、オルダムリングの直径に対し約60%以内の幅とした請求項1または2記載のスクロール圧縮機。
  5. 前記主軸受け部材のキー溝近傍部のオルダムリング摺動面に形成した溝の範囲を、キー溝を基準に左右対称に約45度以内とした請求項1または2記載のスクロール圧縮機。
JP2011279419A 2011-12-21 2011-12-21 スクロール圧縮機 Expired - Fee Related JP5948562B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011279419A JP5948562B2 (ja) 2011-12-21 2011-12-21 スクロール圧縮機
US13/721,889 US9011120B2 (en) 2011-12-21 2012-12-20 Scroll compressor with bearing grooves on both sides of key groove
CN201210563595.2A CN103174649B (zh) 2011-12-21 2012-12-21 涡旋式压缩机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011279419A JP5948562B2 (ja) 2011-12-21 2011-12-21 スクロール圧縮機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013130101A JP2013130101A (ja) 2013-07-04
JP2013130101A5 JP2013130101A5 (ja) 2014-06-26
JP5948562B2 true JP5948562B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=48634741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011279419A Expired - Fee Related JP5948562B2 (ja) 2011-12-21 2011-12-21 スクロール圧縮機

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9011120B2 (ja)
JP (1) JP5948562B2 (ja)
CN (1) CN103174649B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015212823B3 (de) 2015-07-09 2016-08-25 Johnson Controls Metals and Mechanisms GmbH & Co. KG Untersetzungsgetriebe, insbesondere für eine einstellvorrichtung eines kraftfahrzeugsitzes, sowie getriebemotor
CN105485005A (zh) * 2016-02-01 2016-04-13 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 涡旋压缩机及空调器
US10436201B2 (en) * 2016-06-21 2019-10-08 Danfoss LLC Scroll compressor provided with a lubrication system
DE102018204278B4 (de) * 2018-03-20 2020-02-06 Volkswagen Aktiengesellschaft Spiralverdichter und Verfahren zu dessen Montage
WO2020209827A1 (en) * 2019-04-08 2020-10-15 Hitachi-Johnson Controls Air Conditioning, Inc. Oldham coupling in co-rotating scroll compressors
JP7433697B2 (ja) * 2019-05-14 2024-02-20 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機及び当該スクロール圧縮機を使用した冷凍サイクル装置
KR102556748B1 (ko) 2021-12-31 2023-07-18 엘지전자 주식회사 스크롤 압축기

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60206989A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 Mitsubishi Electric Corp スクロ−ル形流体機械
US4795322A (en) * 1987-11-27 1989-01-03 Carrier Corporation Scroll compressor with oil thrust force on orbiting scroll
KR950008694B1 (ko) 1987-12-28 1995-08-04 마쯔시다덴기산교 가부시기가이샤 스크롤압축기
JPH0742943A (ja) 1993-07-27 1995-02-10 Noritz Corp 調理コンロ
JP3147676B2 (ja) * 1994-09-20 2001-03-19 株式会社日立製作所 スクロール圧縮機
JPH08219043A (ja) * 1995-02-16 1996-08-27 Zexel Corp スクロール型コンプレッサ
JP3918277B2 (ja) * 1998-02-20 2007-05-23 株式会社日立製作所 スクロール圧縮機
JP2004100660A (ja) 2002-09-13 2004-04-02 Hitachi Home & Life Solutions Inc スクロール圧縮機
US7878777B2 (en) * 2006-08-25 2011-02-01 Denso Corporation Scroll compressor having grooved thrust bearing
JP2010048185A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Panasonic Corp スクロール圧縮機
JP2010133260A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Sanden Corp スクロール型流体機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013130101A (ja) 2013-07-04
CN103174649B (zh) 2016-04-27
US20130164164A1 (en) 2013-06-27
CN103174649A (zh) 2013-06-26
US9011120B2 (en) 2015-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5948562B2 (ja) スクロール圧縮機
JP4862925B2 (ja) ロータリ圧縮機
US7641455B2 (en) Scroll compressor with reduced oldham ring noise
JP2013130101A5 (ja)
EP2726743B1 (en) Scroll compressor
JP2011196244A (ja) 圧縮機
EP1808602B1 (en) Muffler installation structure for compressor
JP2013253488A (ja) スクロール流体機械
JP2019520520A (ja) 電動圧縮機
JP2013238178A (ja) スクロール圧縮機
JP2012092665A (ja) 圧縮機
JP4622678B2 (ja) ロータリ圧縮機
WO2012101696A1 (ja) スクロール圧縮機
JP2011196212A (ja) 圧縮機
JP2012013029A (ja) 圧縮機
JP2005048666A (ja) スクロール圧縮機
JP2009127517A (ja) 密閉型圧縮機
JP2014020293A (ja) 圧縮機
JP5355361B2 (ja) 密閉型回転圧縮機
JP2013256902A (ja) スクロール圧縮機
JP4277995B2 (ja) 電動圧縮機及びその製造方法
JP2013241882A (ja) 電動圧縮機
WO2013150714A1 (ja) スクロール圧縮機
JP2007154744A (ja) スクロール膨張機
JP2012021451A (ja) 圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140509

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140509

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140612

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160425

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5948562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees