JP5355361B2 - 密閉型回転圧縮機 - Google Patents

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この発明は、たとえば空気調和装置やヒートポンプ給湯機、冷蔵庫等に採用される冷凍サイクルの一構成要素として使用される密閉型回転圧縮機に関するものである。
従来から発生する騒音を低減するようにした密閉型回転圧縮機が存在している。そのようなものとして、「電動圧縮要素を収納した密閉ケースと、反シリンダ面にバルブ装着用の凹部とバルブ穴の近傍に前記凹部と通じている溝とを有する軸受と、前記軸受の反シリンダ面側に配置される吐出カバーと、前記軸受と前記吐出カバーとの間に介在され、かつ前記バルブ穴に対応する位置に穴を有する仕切板とを備えたもの」が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。つまり、特許文献1に記載の密閉型回転圧縮機は、シリンダからの流体圧力脈動を低減するために、軸受のバルブ装着用の凹部とバルブ孔の近傍に凹部と通じている溝を設け、仕切板で閉空間部を設けて、騒音の低減を図っている。
特開昭62−058095号公報(第2、3頁、第1、2図等)
特許文献1に記載されているような密閉型回転圧縮機にあっては、シリンダーからの流体がバルブに衝突した後、四方八方に拡散し、吐出脈動がバルブ周辺の壁面や仕切り板、圧縮機シェルを加振し、その振動による騒音を発生してしまうという問題があった。また、シリンダーからの流体がバルブに衝突した後に、流体の流れが拡散するため、共鳴空間部である閉空間による脈動減衰効果が低減してしまっているという問題があった。
この発明は、以上のような問題を解決するためになされたもので、低振動化かつ低騒音化を実現可能にしている密閉型回転圧縮機を提供することを目的としている。
この発明に係る密閉型回転圧縮機は、流体が圧縮されるシリンダー室を有するシリンダーと、前記シリンダー室から吐出された流体が流れる吐出穴と、前記吐出穴への流体の逆流を防ぐバルブと、前記バルブの先端側で上方に向かって傾斜し、前記バルブの開度上限を規定するバルブ押さえと、前記バルブの下流側に形成され、流路断面の代表寸法を前記吐出穴の直径長さと略同程度の長さとしている流路と、を備えたことを特徴とする。
この発明に係る密閉型回転圧縮機によれば、流路断面の代表寸法を吐出穴の直径長さと略同程度の長さとしている流路をバルブの下流側に設けているので、バルブに衝突した後の流体が拡散せずに流路内を流れ、バルブ周りへの流体の衝突による加振を減らすことができ、振動、騒音を低減することが可能になる。
この発明の実施の形態1に係る密閉型回転圧縮機の外観例を示す正面図である。 図1で示した密閉型回転圧縮機を上から見た状態を示す上面図である。 図2で示したIII−III線に沿った密閉型回転圧縮機における縦断面構成の一例を示す矢視断面図である。 図3で示した圧縮機構部3の一例を拡大して示す拡大断面図である。 図3で示したIV−IV線に沿った密閉型回転圧縮機における横断面構成の一例を示す矢視断面図である。 図5で示したV−V線に沿った密閉型回転圧縮機における縦断面構成の一例を示す矢視断面図である。 従来の密閉型回転圧縮機におけるバルブ周りの流体の流れを説明するための説明図である。 この発明の実施の形態1に係る密閉型回転圧縮機のバルブ周りにおける流体の流れを説明するための説明図である。 この発明の実施の形態2に係る密閉型回転圧縮機における図5で示したV−V線に沿った縦断面構成の一例を示す矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係る密閉型回転圧縮機における図5で示したV−V線に沿った縦断面構成の別の一例を示す矢視断面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る密閉型回転圧縮機(以下、圧縮機100と称する)の外観例を示す正面図である。図2は、図1で示した圧縮機100を上から見た状態を示す上面図である。図3は、図2で示したIII−III線に沿った圧縮機100における縦断面構成の一例を示す矢視断面図である。図4は、図3で示した圧縮機構部3の一例を拡大して示す拡大断面図である。図5は、図3で示したIV−IV線に沿った圧縮機100における横断面構成の一例を示す矢視断面図である。図6は、図5で示したV−V線に沿った圧縮機100における縦断面構成の一例を示す矢視断面図である。図1〜図6に基づいて、圧縮機100の構成、動作及び特徴事項について説明する。
実施の形態1に係る圧縮機100は、たとえば冷蔵庫や冷凍庫、自動販売機、空気調和装置、冷凍装置、ヒートポンプ給湯機等に採用される冷凍サイクルの構成要素の一つとなるものである。この圧縮機100は、流体(たとえば、冷媒や熱媒体(水や不凍液等))を吸入し、圧縮して高温・高圧の状態として吐出させる機能を有している。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
図1〜図6に示すように、圧縮機100は、圧縮機100の外郭を構成する縦型の密閉シェル1を備えている。そして、密閉シェル1内の上方にはモーター2が配設され、モーター2の下方にはモーター2の駆動により作動する圧縮機構部3が配設されている。モーター2と圧縮機構部3とは、軸方向を鉛直方向とする駆動軸4を介して連動連結されている。この駆動軸4には、円筒形状のローリングピストン16が駆動軸4の中心軸に対して偏心して取り付けられている。
モーター2は、リング状に形成されたステーター10と、このステーター10の内部で回転し得るように支持されたローター11と、から構成されている。そして、駆動軸4の一端部がローター11の軸心位置に圧入されている。
圧縮機構部3は、軸線方向に貫通して形成された断面円形のシリンダー室13を有している所定厚みの平板リング状のシリンダー12と、シリンダー室13の上端側開口を閉塞するようにシリンダー12の上面に取り付けられた主軸受14と、シリンダー室13の下端側開口を閉塞するようにシリンダー12の下面に取り付けられた副軸受15と、シリンダー室13内に配設され、シリンダー室13内の流体を圧縮するローリングピストン16と、シリンダー12に形成され、シリンダー室13とシリンダー12の外周部(詳しくは吸入管5)とを連通する吸入穴20と、主軸受14に主軸受14の軸心と平行な穴中心を有するように形成され、シリンダー室13と主軸受14の上部側とを連通する断面円形の吐出穴21、とを、少なくとも有している。
なお、シリンダー12に形成する吸入穴20は、シリンダー室13の開口端部において回転駆動するローリングピストン16の外周壁面が当接するようになっている。また、主軸受14に形成する吐出穴21の断面とは、主軸受14の軸心と直交する線に沿った断面である。さらに、ローリングピストン16は、駆動軸4の端部にシリンダー室13に収納して設けられた偏心軸部4aに取り付けられている。
主軸受14のモーター2側の面には、吐出穴21の出口を塞口するようにバルブ溝25が形成されている。このバルブ溝25の幅は、バルブ23の稼動に支障がない程度の幅(バルブ23と略同一幅)に設定されている。バルブ溝25内には、吐出穴21を覆い、流体の逆流を防ぐ板バネ製のバルブ23が配設されている。バルブ23には、バルブ23のリフト量を制限(バルブ23の開度上限を規定)するバルブ押さえ24が重ねて設けられている。このバルブ押さえ24は、吐出穴21側(バルブ先端23a側)で上方に向かって傾斜しており、バルブ溝25を塞ぐ構造としている。シリンダー室13内での圧縮により所定圧力まで上昇した流体が、バルブ23を押し上げて主軸受14のモーター2側面から吐出されるようになっている。なお、バルブ23が押し上げられるとバルブ先端23aがバルブ押さえ24に接触するようになっている。
また、バルブ23の下流側には、吐出穴21と連通した配管のような流路27を形成している。この流路27の流路断面における代表寸法Lは、吐出穴21の直径長さdと略同程度の長さとしている。このようにすることで、バルブ23の下流側において、流体が流れる流路27を急拡大、急縮小しないようにできる。流路27は、バルブ先端23aが接触するバルブ押さえ24の位置で、バルブ押さえ24のそりに対する略接線方向Aに形成されている。なお、代表寸法Lを吐出穴21の直径長さdと略同程度にするに際し、たとえば代表寸法Lを吐出穴21の直径長さdの±30%の範囲内とすることが好ましく、更に好ましくは±10%の範囲内とすることが好ましい。
駆動軸4の他端側(下端部側、つまりシリンダー室13内における端部側)には、中心軸線が駆動軸4の中心軸線に対して偏心している偏心軸部4aが設けられている。すなわち、駆動軸4は、偏心軸部4aがシリンダー室13内に収容されて、主軸受14と副軸受15とにより回転自在に支持されている。したがって、ローリングピストン16は、シリンダー室13内に収容され、その外周面がシリンダー室13の内周壁面と密接しつつ、駆動軸4の回転により偏心回転するようになっている。
また、密閉シェル1には、流体を吸入するための吸入管5、及び、圧縮された流体を吐出するための吐出管6が接続されている。吸入管5は、吸入穴20を介してシリンダー室13に連結されており、流体を吸入してシリンダー室13内に供給している。吐出管6は、密閉シェル1の上部に設けられており、圧縮された流体を圧縮機100の外部に送り出している。また、吸入管5には、余剰流体を蓄えるアキュムレーター7が連結されている。
このように構成された圧縮機100の動作について説明する。なお、圧縮機100に適用される流体としては、たとえばフロン系冷媒や自然冷媒(二酸化炭素や炭化水素等)、空気、窒素等が用いられる。
電力がモーター2に供給され、モーター2が駆動すると、主軸受14及び副軸受15に軸支された駆動軸4が回転駆動する。駆動軸4の回転駆動に伴って、ローリングピストン16がシリンダー室13内でシリンダー室13の内周壁面に密接しつつ偏心回転する。このとき、ローリングピストン16の上端面と主軸受14の下面との間、及び、ローリングピストン16の下端面と副軸受15の上面との間は、それぞれ潤滑油によりシールされている。
このローリングピストン16の回転により、シリンダー室13内が負圧となり、流体が、アキュムレーター7、吸入管5及び吸入穴20を介してシリンダー室13内に吸入される。ローリングピストン16の回転に伴い、シリンダー室13内で流体が圧縮される。そして、流体の圧力が所定圧力まで上昇すると、バルブ23がその弾性力に逆らって、持ち上げられる。その結果、圧縮された流体が吐出穴21から密閉シェル1内に吐出され、吐出管6を通って圧縮機100の外部に吐出される。
図7は、従来の圧縮機におけるバルブ周り(バルブ溝25及び吐出穴21の形成部分)の流体の流れを説明するための説明図である。この図7では、従来の密閉型回転圧縮機(たとえば、特許文献1に記載されているような圧縮機)におけるバルブ周りの縦断面構成を拡大して示している。図7に基づいて、従来の圧縮機における問題点について説明する。なお、図7においては、実施の形態1に係る圧縮機100と同一部分には、同一符号を付している。また、線30(線30a及び線30bを含む)は、吐出穴21からバルブ23に向かって流れ、バルブ23に衝突した際の流体の流れを表している。
従来の密閉型回転圧縮機では、シリンダー室13から吐出した流体がバルブ押さえ24まで押し上げたバルブ23に衝突した後、バルブ23の中央に衝突して、紙面垂直方向に流れてくる(線30aで示す流体の流れ)。バルブ23の中央部から端部側に衝突した流体は、バルブ溝25の壁に向かって水平方向に流れる(線30bで示す流体の流れ)。その結果、シリンダー室13から吐出した流体は、バルブ溝25において四方八方に拡散してしまうことになる。
そのため、流体の流れがバルブ23周辺(たとえば、バルブ溝25の内壁面26や特許文献1に示されているような仕切り板等)に衝突し、圧力脈動によって密閉シェル1が加振して振動騒音を発生してしまうという問題があった。また、流体は、バルブ23衝突後に流れが拡散するため、閉空間部(バルブ溝25)による脈動減衰効果が低減してしまっているという問題もあった。
図8は、実施の形態1に係る圧縮機100のバルブ周りにおける流体の流れを説明するための説明図である。この図8では、圧縮機100におけるバルブ周りの縦断面構成を拡大して示している。図8に基づいて、圧縮機100におけるバルブ周りについて詳細に説明する。
圧縮機100では、バルブ溝25の幅をバルブ23と略同一に設定し、バルブ押さえ24でバルブ溝25を塞ぐ構造としているため、シリンダー室13から吐出した流体は、バルブ23に衝突した後、紙面垂直方向にしか流れない(図8で示す線30)。図6に示すように、バルブ押さえ24も傾斜して閉じた空間となっているため、バルブ23に衝突した流体は、図8の紙面手前側(図6においては紙面右斜め上側)にそろって流れることになる。
このような構造にすることにより、シリンダー室13から吐出穴21を経てバルブ23に衝突した流体は、吐出穴21と連通している配管のように形成されている流路27へ流れていく。すなわち、バルブ23に衝突した流体は、急拡大あるいは急縮小していない流路27を流れることになる。このため、吐出脈動によるバルブ周辺へ流体の衝突を低減でき、密閉シェル1の加振が低減し、振動騒音が減少することになる。
実施の形態1に係る圧縮機100によれば、バルブ23の下流側(直後)に吐出穴21の直径長さdと略同程度の長さの代表寸法Lの断面を有する流路27を設けているため、流体がバルブ23から横に広がらず(つまり、線30bで示す流れが存在しない)、バルブ23の直後に設けた流路27に流れやすくなっている。その結果、吐出脈動によるバルブ周辺への流体の衝突が低減でき、それに伴う密閉シェル1の加振も低減し、振動騒音が減少されることになる。
また、実施の形態1に係る圧縮機100では、バルブ先端23aが接触するバルブ押さえ24の位置で、バルブ押さえ24のそりに対する略接線方向Aに流路27を設けている。その結果、バルブ23が完全に開き、バルブ23衝突後の流体がバルブ23の直後に設けた流路27に円滑に流入するため、バルブ周辺への流体の衝突による加振を更に低減することができる。さらに、実施の形態1に係る圧縮機100では、バルブ押さえ24とバルブ後の流路27の一部もしくは全部を同じ部品で構成している。その結果、容易にバルブ後に流路27を構成することができ、部品点数も減らせることから組み立てやすく、安価な製造が実現できる。
なお、実施の形態1では、圧縮機100がロータリー形の密閉型回転圧縮機である場合を例に示しているが、これに限定するものではなく、スクロール形の密閉型回転圧縮機でも同様の効果が得られることは言うまでもない。また、吐出穴21、バルブ23、バルブ押さえ24、及び、バルブ溝25は主軸受14側のみにあるものとして説明したが、副軸受15側のみ、あるいは、両方にあっても同様の効果を奏する。さらに、圧縮機100が縦型である場合を例に説明したが、圧縮機100が横型であっても同様の効果を奏する。
実施の形態2.
図9は、この発明の実施の形態2に係る密閉型回転圧縮機(以下、圧縮機100aと称する)における図5で示したV−V線に沿った縦断面構成の一例を示す矢視断面図である。図10は、圧縮機100aにおける図5で示したV−V線に沿った縦断面構成の別の一例を示す矢視断面図である。図9及び図10に基づいて、実施の形態2の特徴部分について説明する。なお、実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
図9に示すように、圧縮機100aは、共鳴形消音器として機能するヘルムホルツ形の閉空間部28を流路27に連通させるように備えている。この閉空間部28は、流路27の出口(流路出口27a)よりも上流側(吐出穴21側)において主軸受14に形成されている。このような閉空間部28を設けることによって、圧縮機100aでは、バルブ周辺における加振を低減するだけでなく、バルブ23後の流路出口27aの下流側にある壁面(図示せず)やマフラー(図示せず)への加振、またシリンダー12への吐出反力を低減することができるようになっている。
実施の形態2に係る圧縮機100aにおいては、拡大しない流路27をつくり、そこに閉空間部28を設けることができるため、流体主流の脈動を低減でき、効果的に振動や騒音を低減できる。また、実施の形態2に係る圧縮機100aにおいては、バルブ23の上流側に閉空間部28を設けていないことから、圧縮比の低減が避けられ、閉空間部28なしの状態に比べて能力低下が少ない。さらに、実施の形態2に係る圧縮機100aでは、バルブ押さえ24と閉空間部28の一部もしくは全部を同じ部品で構成している。その結果、流体主流の圧力脈動を低減する閉空間部28を容易に構成することができ、安価に製造することができる。
図9では、閉空間部28をヘルムホルツ形共鳴器としている場合を例に説明したが、図10に示したようなサイドブランチ形の共鳴器(閉空間部28b)などでも同様の効果が得られることは言うまでもない。また、実施の形態2に係る圧縮機100aでは、主軸受14に切り欠きを設けて閉空間部28(閉空間部28bを含む)を構成している状態を例に示しているが、バルブ押さえ24に切り欠きを設けて閉空間部28を構成するようにしても同様の効果が得られることは言うまでもない。
1 密閉シェル、2 モーター、3 圧縮機構部、4 駆動軸、4a 偏心軸部、5 吸入管、6 吐出管、7 アキュムレーター、10 ステーター、11 ローター、12 シリンダー、13 シリンダー室、14 主軸受、15 副軸受、16 ローリングピストン、20 吸入穴、21 吐出穴、23 バルブ、23a バルブ先端、25 バルブ溝、26 内壁面、27 流路、27a 流路出口、28 閉空間部、28b 閉空間部、30 線、30a 線、30b 線、100 圧縮機、100a 圧縮機。

Claims (7)

  1. 流体が圧縮されるシリンダー室を有するシリンダーと、
    前記シリンダー室から吐出された流体が流れる吐出穴と、
    前記吐出穴への流体の逆流を防ぐバルブと、
    前記バルブの先端側で上方に向かって傾斜し、前記バルブの開度上限を規定するバルブ押さえと、
    前記バルブの下流側に形成され、流路断面の代表寸法を前記吐出穴の直径長さと略同程度の長さとしている流路と、を備えた
    ことを特徴とする密閉型回転圧縮機。
  2. 前記流路は、
    前記バルブの先端が接触する位置における前記バルブ押さえのそりに対する略接線方向に向けて形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の密閉型回転圧縮機。
  3. 前記バルブ押さえ及び前記流路は、
    その一部もしくは全部を同じ部品で構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の密閉型回転圧縮機。
  4. 前記流路と連通する閉空間部を設けている
    ことを特徴とした請求項1〜3のいずれか一項に記載の密閉型回転圧縮機。
  5. 前記閉空間部は、
    ヘルムホルツ形あるいはサイドブランチ形に形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の密閉型回転圧縮機。
  6. 前記バルブ押さえ及び前記閉空間部は、
    その一部もしくは全部を同じ部品で構成されている
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の密閉型回転圧縮機。
  7. 前記バルブは、
    前記バルブの幅と同程度の幅を有しているバルブ溝に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の密閉型回転圧縮機。
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