JP2012013029A - 圧縮機 - Google Patents

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徹 足立
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Abstract

【課題】本体ケーシングを小型化でき、性能の高いスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】吸入口8と吐出口9とを備えた本体ケーシングと、この本体ケーシング内に設けた圧縮機構部4及びこの圧縮機構部を駆動する電動機部5とを備え、前記圧縮機構部で圧縮した冷媒を前記電動機部を経由して吐出口から吐出する圧縮機であって、前記電動機部はステータ5aとロータ5bならびにこのステータあるいはロータの電磁鋼板をカシメ固定するカシメピン29とを備え、このカシメピン29を中空として前記圧縮機構部4から吐出口9への冷媒通路としてある。これによって、ステータ5a外周部と本体ケーシングの間にガス通路を構成する必要がなくなり、本体ケーシングを小型化することができる。また、ガス通路を広く確保できることで、圧縮機の入力を低減することが可能となり、高性能なスクロール圧縮機を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は空調及び冷凍装置に適用される圧縮機に関するものである。
従来、この種の圧縮機は、多くの製造業者等から同様の圧縮機に関するさまざまな出願がなされ公開されていると共に、家庭用ルームエアコン用や冷蔵庫用の圧縮機として種々の圧縮機が実際に利用されている。また、最近は自動車用の空気調和装置用の圧縮機としても利用され始めている。
また、これら圧縮機の電動機部を構成するロータは、例えば特許文献1で開示されているように、カシメピンによりロータの構成部品を締結している(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された従来のスクロール圧縮機を示すものである。図3に示すように、本体ケーシング101内に電動機部のステータ103とロータ104が配置され、この電動機部のロータ104の電磁鋼板はカシメピン105でカシメ固定されている。そして圧縮室106で圧縮したガスは電動機部と本体ケーシングとの間を通って吐出室107へとながれるようになっている。
特開2006−348928号公報
しかしながら、前記従来の構成では、圧縮室106から吐出されたガスをスムーズに吐出室107に送る為、電動機部のステータ外周部と本体ケーシング101の間に切欠き等を設けたりしていた為、本体ケーシングが大型になってしまうという課題を有していた。またステータ103とロータ104の間の隙間もガス通路として構成しているが、通路が狭い為に、吐出抵抗が増大し、性能が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、本体ケーシングを小型化で、性能の高い圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の圧縮機は、吸入口と吐出口とを備えた本体ケーシングと、この本体ケーシング内に設けた圧縮機構部及びこの圧縮機構部を駆動する電動機部とを備え、前記圧縮機構部で圧縮した冷媒を前記電動機部を経由して吐出口から吐出する圧縮機であって、前記電動機部はステータとロータならびにこのステータあるいはロータの電磁鋼板をカシメ固定するカシメピンとを備え、このカシメピンを中空として前記圧縮機構部から吐出口への冷媒通路としてある。
これによって、カシメピンの中空部を通してガスを流すことガス可能となり、ステータ外周部と本体ケーシングの間にガス通路を構成する必要がなくなる、あるいは極小とすることができ、本体ケーシングを小型化することができる。また、ガス通路を広く確保することができて、圧縮部から吐出されたガスを吐出室にスムーズに流すことが可能となり、吐出抵抗を低減させること、換言すると圧縮機の入力を低減することが可能となり、高性
能な圧縮機を提供することができる。
本発明の圧縮機は、カシメピンの中空部をガス通路とするので、ステータ外周部と本体ケーシングの間にガス通路を構成する必要がなくなる、あるいは極小にすることができ、本低ケーシングを小型化することができる。また、ガス通路を広く確保できることで、圧縮部から吐出されたガスが吐出室にスムーズに流れ込み、吐出抵抗を低減させて圧縮機の入力を低減することが可能となり、高性能な圧縮機を提供することができる。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の断面図 本発明の実施の形態1におけるロータの正面図 従来のスクロール圧縮機の断面図
第1の発明は、吸入口と吐出口とを備えた本体ケーシングと、この本体ケーシング内に設けた圧縮機構部及びこの圧縮機構部を駆動する電動機部とを備え、前記圧縮機構部で圧縮した冷媒を前記電動機部を経由して吐出口から吐出する圧縮機であって、前記電動機部はステータとロータならびにこのステータあるいはロータの電磁鋼板をカシメ固定するカシメピンとを備え、このカシメピンを中空として前記圧縮機構部から吐出口への冷媒通路としてある。
これによって、カシメピンの中空部を通してガスを流すことが可能となり、ステータ外周部と本体ケーシングの間にガス通路を構成する必要がなくなる、あるいは極小とすることができ、本体ケーシングを小型化することができる。また、ガス通路を広く確保できることで、圧縮部から吐出されたガスが吐出室にスムーズに流れ込むことになり、吐出抵抗を低減させて圧縮機の入力を低減することが可能となり、高性能なスクロール圧縮機を提供することができる。
第2の発明は、本体の吸入口側に圧縮部、吐出口側に電動機部を配置するとともに、電動機のロータのカシメピンを中空としたものであり、前記第1発明と同様の効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態においては、スクロール圧縮機を例として説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の断面図であり、図2はスクロール圧縮機のロータの正面図である。図1,2はスクロール圧縮機1の胴部の周りにある取付け脚2によって横向きに設置される横型のスクロール圧縮機の一例を示している。
スクロール圧縮機1はその本体ケーシングを構成する主ケーシング3内に圧縮機構部4およびこれを駆動する電動機部5を内蔵し、圧縮機構部4を含む各摺動部の潤滑に供する液を貯留する貯液部6を備え、電動機部5を図示しない電動機駆動回路部によって駆動するようにしている。
電動機部5は主ケーシング3内に固定されるステータ5aと、駆動軸14と一体となって回転するロータ5bで構成される。ロータ5bは図示しない電磁鋼板とバランサーと端板とをカシメピン29で締結している。そして、このカシメピン29には中空部29aが
形成されている。
取り扱う冷媒はガス冷媒であり、各摺動部の潤滑や圧縮機構部4の摺動部のシールに供する液としては潤滑油7などの液を採用している。また、潤滑油7は冷媒に対して相溶性のあるものである。ただし、本発明では潤滑油であればこれらに限られることはない。
また、本実施の形態ではスクロールを有する圧縮機について説明するが、基本的には、冷媒の吸入、圧縮および吐出を行う圧縮機構部4と、この圧縮機構部4を駆動する電動機部5と、圧縮機構部4を含む各摺動部の潤滑に供する液を貯留する貯液部6を主ケーシング3に内蔵し、電動機部5を電動機駆動回路部により駆動するものであればよい。
また、主ケーシング3内には、主ケーシング3の軸線方向における一方の端部壁側からポンプ13、副転がり軸受21、電動機部5、主転がり軸受22を持った主軸受部材19を配置してある。ポンプ13は端部壁の外面から収容してその後に嵌め付けた蓋体16との間に保持し、貯液部6に通じるポンプ室17を形成して吸上げ通路18を介し貯液部6に通じるようにしてある。副転がり軸受21は端部壁にて支持し、駆動軸14のポンプ13に連結している側を軸受するようにしてある。電動機部5はステータ5aを主ケーシング3の内周に固定し、駆動軸14の途中まわりに固定したロータ5bとによって駆動軸14を回転駆動できるようにしている。
主軸受部材19は本体ケーシングを構成する副ケーシング28の内周に図示しないボルトなどにて固定し、駆動軸14の圧縮機構部4側を主転がり軸受22により軸受している。主軸受部材19の外面には前記固定スクロール11を図示しないボルトなどによって取付け、これら主軸受部材19と固定スクロール11との間に旋回スクロール12を挟み込んでスクロール圧縮機を構成している。主軸受部材19と旋回スクロール12との間には旋回スクロール12の自転を防止して旋回運動させるためのオルダムリング26が設けられている。
駆動軸14の端部には偏心軸14aが一体形成されており、偏心軸14aにはブッシュ20が嵌合して支持されている。ブッシュ20には旋回スクロール12が固定スクロール11と対向するように偏心転がり軸受23を介して旋回運動可能に支持されている。旋回スクロール12の背面に、偏心転がり軸受23は収容されている。圧縮機構部4の副ケーシング28からの露出部分は、副ケーシング28と開口同志を突き合わせて図示しないボルトにて固定した主ケーシング3により覆っている。圧縮機構部4は副ケーシング28の吸入口8と主ケーシング3の吐出口9との間に位置し、自身の図示しない吸入口が副ケーシング28の吸入口8と接続され、自身の吐出口24がリード弁24aを介して図示しない圧縮ガスを吐出室25へ開口する。吐出室25は固定スクロール11および主軸受部材19ないしはこれらと主ケーシング3との間に形成した連絡通路27を通じて圧縮機構部4と端部壁との間の、吐出口9を持った電動機部5側に通じている。
以上のように構成されたスクロール圧縮機1について、その動作、作用を説明する。
電動機部5は電動機駆動回路部によって駆動され、駆動軸14を介して圧縮機構部4を旋回運動させるとともに、ポンプ13を駆動する。スクロール圧縮機1の圧縮機構部4は、固定スクロール11と旋回スクロール12を噛み合わせて形成した圧縮空間10が、旋回スクロール12を電動機部5により駆動軸14を介して固定スクロール11に対し旋回運動をさせたときに、移動を伴い容積を変化させることにより外部サイクルから帰還する冷媒の吸入、圧縮および外部サイクルへの吐出を、副ケーシング28に設けた吸入口8および主ケーシング3に設けた吐出口9を通じて行う。
これに併せ、主ケーシング3の貯液部6に貯留されている潤滑油7がポンプ13などを駆動軸14にて駆動するか主ケーシング3内の差圧を利用するなどして、駆動軸14の駆動軸給油経路15を通じ旋回スクロール12の旋回駆動に伴い旋回スクロール12の背面に供給される。
このとき圧縮機構部4は、ポンプ13により貯液部6の潤滑油7を供給されて潤滑およびシール作用を受けながら、副ケーシング28の吸入口8さらに自身の固定スクロール11に設けた吸入口を通じ冷凍サイクルからの帰還冷媒を吸入して、圧縮し、自身の吐出口24から吐出室25に吐出する。吐出室25に吐出された冷媒は連絡通路27を通じて電動機部5側に入り、電動機部5を冷却しながら電動機部5を構成するステータ5aとロータ5bの隙間5c、カシメピン29内に形成された中空部29a、主ケーシング3とステータ5aの外周部との極小隙間、等を通過し、主ケーシング3の吐出口9から吐出されるまでの過程で、冷媒は衝突、絞りなどの気液分離を図って潤滑油7の分離を受けながらも、随伴している一部潤滑油7によって副転がり軸受21の潤滑も行う。
以上のように、本実施の形態においては、ロータ5bを構成するカシメピン29の中空部29aをガス通路とする構成が可能となり、ステータ5a外周部と主ケーシング3の間にガス通路を構成する必要がなくなる、あるいは極小とすることができ、主ケーシング3を小型化することができる。また、ガス通路を広く確保できることで、圧縮機構部4から吐出されたガスが吐出口9にスムーズに流れ込み、吐出抵抗を低減させて圧縮機の入力を低減することが可能となり、高性能なスクロール圧縮機を提供することができる。従って、圧縮機の軽量化ができ、車両用の空気調和機の圧縮機等に好適となる。
以上のように、本発明にかかる圧縮機は、カシメピンの中空部をガス通路となるので、本体ケーシングを小型化することができる。また、ガス通路を広く確保できることで、圧縮機の入力を低減することが可能となり、高性能なスクロール圧縮機を提供することができる。よって、作動流体を冷媒と限ることなく、空気スクロール圧縮機、真空ポンプ、スクロール型膨張機等の流体機械の用途にも適用できる。
1 スクロール圧縮機
2 取付け脚
3 主ケーシング(本体ケーシング)
4 圧縮機構部
5 電動機部
5a ステータ
5b ロータ
5c ステータとロータの隙間
6 貯液部
7 潤滑油
8 吸入口
9 吐出口
10 圧縮空間
11 固定スクロール
12 旋回スクロール
13 ポンプ
14 駆動軸
14a 偏心軸
15 駆動軸給油経路
16 蓋体
17 ポンプ室
18 吸上げ通路
19 主軸受部材
20 ブッシュ
21 副転がり軸受
22 主転がり軸受
23 偏心転がり軸受
24 固定スクロールの吐出口
24a リード弁
25 吐出室
26 オルダムリング
27 連絡通路
28 副ケーシング(本体ケーシング)
29 カシメピン
29a 中空部

Claims (2)

  1. 吸入口と吐出口とを備えた本体ケーシングと、この本体ケーシング内に設けた圧縮機構部及びこの圧縮機構部を駆動する電動機部とを備え、前記圧縮機構部で圧縮した冷媒を前記電動機部を経由して吐出口から吐出する圧縮機であって、前記電動機部はステータとロータならびにこのステータあるいはロータの電磁鋼板をカシメ固定するカシメピンとを備え、このカシメピンを中空として前記圧縮機構部から吐出口への冷媒通路とした圧縮機。
  2. 本体の吸入口側に圧縮機構部、吐出口側に電動機部を配置するとともに、電動機のロータのカシメピンを中空とした請求項1記載の圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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