JP2015132238A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】動作時および停止時に発生する異音を低減する。
【解決手段】圧縮機は、バランサ一体型ブッシュ60および弾性部材70を備える。バランサ一体型ブッシュ60は、偏心ピン43が挿し込まれる偏心孔64を有し、偏心ピンと旋回スクロールとの間に配置される。弾性部材70は、回転軸40とバランサ一体型ブッシュ60との間に弾性変形した状態で設けられる。弾性部材70は、旋回スクロールの公転半径が大きくなる方向に作用する予荷重が、バランサ一体型ブッシュ60を介して旋回スクロールに常に作用するように弾性変形している。
【選択図】図3
【解決手段】圧縮機は、バランサ一体型ブッシュ60および弾性部材70を備える。バランサ一体型ブッシュ60は、偏心ピン43が挿し込まれる偏心孔64を有し、偏心ピンと旋回スクロールとの間に配置される。弾性部材70は、回転軸40とバランサ一体型ブッシュ60との間に弾性変形した状態で設けられる。弾性部材70は、旋回スクロールの公転半径が大きくなる方向に作用する予荷重が、バランサ一体型ブッシュ60を介して旋回スクロールに常に作用するように弾性変形している。
【選択図】図3
Description
本発明は、スクロール型圧縮機に関する。
スクロール型圧縮機では、スイングリンク機構およびスライドリンク機構などが採用されている。特開2009−127524号公報(特許文献1)は、スイングリンク機構を開示している。これらのリンク機構は、いずれも旋回スクロールの公転半径を可変とする。各スクロールが加工誤差や組立誤差などを有していた場合であっても、旋回スクロールの公転半径が可変であることによって、スクロール同士は適切な接触圧で接触することができる。各スクロール間に異物などが混入した場合にも、旋回スクロールの公転半径が可変であることによれば、ラップ面などの破損を抑制できる。
旋回スクロールの公転半径を可変とする機構が採用されている場合、スクロール型圧縮機の動作時および停止時に、回転軸とブッシュとが互いに衝突することによって異音が発生しやすい。
本発明は、動作時および停止時に発生する異音を低減することが可能なスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
本発明に基づくスクロール型圧縮機は、ハウジングと、軸方向の端面から突出する偏心ピンを有し、上記ハウジングによって回転可能に支持された回転軸と、上記ハウジングに固定された固定スクロールと、上記固定スクロールと対向して圧縮室を形成する旋回スクロールと、上記偏心ピンが挿し込まれる偏心孔を有し、上記偏心ピンと上記旋回スクロールとの間に配置され、上記回転軸からの回転動力を受けて上記偏心ピンの周りに回転することにより上記旋回スクロールを公転運動させるバランサ一体型ブッシュと、上記回転軸と上記バランサ一体型ブッシュとの間に弾性変形した状態で設けられた弾性部材と、を備え、上記弾性部材は、上記旋回スクロールの公転半径が大きくなる方向に作用する予荷重が、上記バランサ一体型ブッシュを介して上記旋回スクロールに常に作用するように弾性変形している。
好ましくは、上記バランサ一体型ブッシュは、上記回転軸の上記端面に対向する第1対向面を有し、上記端面および上記第1対向面には、上記弾性部材を嵌め込むための第1嵌込部がそれぞれ設けられている。
好ましくは、上記バランサ一体型ブッシュは、上記回転軸の外周面に対向する第2対向面を有し、上記外周面および上記第2対向面のうちの少なくとも一方には、上記弾性部材を嵌め込むための第2嵌込部が設けられている。
上記の構成によれば、旋回スクロールの公転半径が大きくなる方向に旋回スクロールが常に付勢される。したがって、回転軸の駆動が停止または開始された際に旋回スクロールが自身の慣性カによって回転したとしても、旋回スクロールに常に作用している付勢力によって旋回スクロールの回転量は小さく抑えられるため、異音はほとんど発生しない。
実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。個数および量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数およびその量などに限定されない。同一の部品および相当部品には、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
[実施の形態1]
(圧縮機100)
図1は、実施の形態1におけるスクロール型圧縮機100(以下、単に圧縮機100という)の全体構成を示す断面図である。圧縮機100は、ハウジング10、圧縮部20、電動モータ30および回転軸40を備える。ハウジング10は、モータハウジング11、フロントハウジング12および吐出ハウジング13を含む。これらの各ハウジングは、たとえば金属材料(アルミニウムなど)によって形成される。
(圧縮機100)
図1は、実施の形態1におけるスクロール型圧縮機100(以下、単に圧縮機100という)の全体構成を示す断面図である。圧縮機100は、ハウジング10、圧縮部20、電動モータ30および回転軸40を備える。ハウジング10は、モータハウジング11、フロントハウジング12および吐出ハウジング13を含む。これらの各ハウジングは、たとえば金属材料(アルミニウムなど)によって形成される。
モータハウジング11は、有底円筒状の形状を有し、その側壁には図示しない吸入ポートが設けられる。モータハウジング11の底部には、軸受41aが設けられる。軸受41aは、回転軸40の一方の端面41側の部分を回転可能に支持する。モータハウジング11の底部には、カバー14が取り付けられる。モータハウジング11とカバー14とによって形成される空間14a内には、モータ駆動回路15aが収容される。
フロントハウジング12は、モータハウジング11内に配置される。フロントハウジング12は、突出部12aと、突出部12aの内側に形成された凹所12bとを有する。突出部12aの内側には、軸受42aが設けられる。軸受42aは、回転軸40の他方の端面42側の部分を回転可能に支持する。すなわち、回転軸40は、軸受41a,42aを介してハウジング10により回転可能に支持される。詳細は後述されるが、凹所12b内には、バランサ一体型ブッシュ60が収容される。同様に詳細は後述されるが、回転軸40とバランサ一体型ブッシュ60との間には、弾性部材70が設けられる。
吐出ハウジング13は、有底円筒状の形状を有し、モータハウジング11の開口端を閉じるように配置される。吐出ハウジング13には、吐出ポート13bが形成される。圧縮部20(次述する)と吐出ハウジング13との間には、吐出室13aが形成される。吐出室13aは、吐出ポート13bを通して外部と連通する。
圧縮部20は、相互に対向する旋回スクロール21および固定スクロール22を含み、回転軸40の他方の端面42側に配置される。旋回スクロール21は、端板21aと、端板21aに立設された渦巻き形状を有する旋回ラップ21bとを含む。固定スクロール22は、端板22aと、端板22aに立設された渦巻き形状を有する固定ラップ22bとを含み、モータハウジング11に固定される。端板22aには、吐出室13aに連通する吐出口23aが設けられる。旋回スクロール21と固定スクロール22との間には、これらのラップ同士が噛み合うことにより、圧縮室20aが形成される。
吐出口23aは、圧縮室20aと吐出室13aとの間に位置し、圧縮室20aと吐出室13aとを連通させる。吐出口23aの吐出室13aの側には、吐出口23aを開閉する吐出弁50が設けられる。圧縮室20a内に吸入された冷媒は、圧縮室20a内で圧縮されたのち、吐出弁50を開き、吐出口23aを通して吐出室13a内に吐き出される。
電動モータ30は、ステータコイル31およびロータ32を含み、回転軸40の一方の端面41側に配置される。ステータコイル31は、ロータ32の外周側に配置される。ロータ32は、回転軸40に固定され、回転軸40と一体的に回転する。電動モータ30のコイル線は、リード線15d、クラスタブロック15cおよび端子15bを通してモータ駆動回路15aに接続される。モータ駆動回路15aにより電動モータ30が駆動され、回転軸40が回転する。
回転軸40の他方の端面42には、偏心ピン43が設けられる。偏心ピン43は、回転軸40の軸心から偏心した位置に設けられる。偏心ピン43は、回転軸40の他方の端面42から突出し、圧縮部20側に向かって回転軸40の中心軸に対して平行な方向に延在している。偏心ピン43には、バランサ一体型ブッシュ60が回転可能に取り付けられる。バランサ一体型ブッシュ60は、偏心ピン43と旋回スクロール21との間において、回転軸40からの回転動力を受けて回転する。
バランサ一体型ブッシュ60は、ブッシュ62およびバランサ65を有する。ブッシュ62には、軸受45aを介して旋回スクロール21が回転可能に取り付けられる。回転軸40が回転すると、ブッシュ62は偏心ピン43の周りを回転し、偏心ピン43およびブッシュ62を介して旋回スクロール21が旋回する。旋回スクロール21は、自転防止機構21cによって自転が阻止されており、固定スクロール22に対して公転する。
旋回スクロール21の旋回ラップ21bと固定スクロール22の固定ラップ22bとの間の線接触部は、次第に渦巻きの中心方向に移動し、その結果、圧縮室20aは容積を減少しながら渦巻の中心方向へと移動する。吸入ポートを通して圧縮室20a内に吸い込まれた冷媒は、圧縮されながら中心部(吐出口23aが設けられている部分)に至る。吐出口23a内に到達した冷媒は、吐出弁50を押し開いて吐出室13a内へと吐き出され、吐出ポート13bを通して外部へと流出する。
(バランサ一体型ブッシュ60)
図2〜図8を参照して、バランサ一体型ブッシュ60の詳細について説明する。図2は、圧縮機100に備えられるバランサ一体型ブッシュ60を電動モータ30(図1)が配置されている側から見た平面図である。図2では、図示上の便宜のため、回転軸40を2点鎖線で図示しており、回転軸40とバランサ一体型ブッシュ60との間に設けられる弾性部材70を点線で図示している。図3は、回転軸40、バランサ一体型ブッシュ60および弾性部材70などを示す断面図である。図4は、回転軸40、バランサ一体型ブッシュ60および弾性部材70などの分解した状態を示す斜視図である。
図2〜図8を参照して、バランサ一体型ブッシュ60の詳細について説明する。図2は、圧縮機100に備えられるバランサ一体型ブッシュ60を電動モータ30(図1)が配置されている側から見た平面図である。図2では、図示上の便宜のため、回転軸40を2点鎖線で図示しており、回転軸40とバランサ一体型ブッシュ60との間に設けられる弾性部材70を点線で図示している。図3は、回転軸40、バランサ一体型ブッシュ60および弾性部材70などを示す断面図である。図4は、回転軸40、バランサ一体型ブッシュ60および弾性部材70などの分解した状態を示す斜視図である。
図2〜図4に示すように、バランサ一体型ブッシュ60は、ブッシュ62およびバランサ65を含む。ブッシュ62およびバランサ65は、一体に成形されている。図2に示すようにバランサ一体型ブッシュ60を平面視すると、バランサ一体型ブッシュ60は、一点鎖線で示す軸線CLに対して略線対称の形状を有している。換言すると、軸線CLに関して図2紙面の左側に位置するバランサ一体型ブッシュ60の部分と、軸線CLに関して図2紙面の右側に位置するバランサ一体型ブッシュ60の部分とは、互いに線対称の形状を有している。なお、バランサ一体型ブッシュ60のブッシュ62に設けられた偏心孔64(後述する)は、軸線CLから偏心した位置に形成されている。
ブッシュ62は、円柱状の形状を有する。ブッシュ62の外周面には、軸受45a(図1)を介して旋回スクロール21(図1)が回転可能に取り付けられる。ブッシュ62のうちの回転軸40の側に位置する面63には、偏心孔64が形成される。偏心孔64は、ブッシュ62の軸心C62から偏心し、軸線CLから離れた位置に形成される。偏心孔64の中心C64は、軸線CL上には位置していない。
回転軸40の他方の端面42(図3,図4)には、偏心ピン43(図3,図4)が設けられる。回転軸40の端面42は、図2中では二点鎖線で示されており、回転軸40の軸心C40を中心とする半径R40の円形状を有している。偏心ピン43は、回転軸40の軸心C40から偏心した位置に設けられる。偏心ピン43は、偏心孔64に挿し込まれ、偏心孔64によって回転可能に支持される。偏心ピン43の長さは、偏心孔64の長さ(深さ)よりも長く、偏心孔64に偏心ピン43を挿し込むと、偏心ピン43の根元部分が露出する(図3参照)。
回転軸40の軸心C40が延びる方向において、バランサ65は、ブッシュ62よりも回転軸40の側に形成される。バランサ65を側面視した場合、バランサ65は全体として略板状の形状を有している。バランサ65を平面視した場合、バランサ65は全体として略扇形状を有している。
バランサ65は、本体65bおよび突出部65aを含む。突出部65aは、バランサ65の外周部にのみ形成されている。突出部65aは、本体65bから回転軸40の側に向かって回転軸40(図2中の軸心C40が延びる方向)に対して平行な方向に突出している。
バランサ65の表面は、偏心ピン43の外周面と対向する面66と、面66に対して直交する面67と、面67に対して直交する面68と、面68に対して直交する面69とを有する。面66は、回転軸40の軸心C40(図2)に対して平行に延びている。面67(第1対向面)は、回転軸40の端面42と対向している。面66,67は、それぞれ本体65bの表面の一部を構成する。面67と端面42との間には、隙間が形成され、両者は当接していない。面67には、弾性部材70を嵌め込むための嵌込部67aが凹設されている。
面68は、回転軸40の外周面に対向している。面68と回転軸40の外周面との間には、隙間が形成され、両者は当接していない。面68は、回転軸40の外周面に略倣った形状を有している。換言すると、面67および面68により、回転軸40の端面42の側の端部を収容可能な凹部61(図3)が形成される。面69は、略扇形状のバランサ65の外周部にのみ形成される。面68,69はそれぞれ突出部65aの表面の一部を構成する。
図2を参照して、点C65を中心とする半径R69の扇形と、この扇形と同一の中心角を有し点C65を中心とする半径R68の扇形とを描いたとする。面69は、点C65を中心とする半径R69の扇形から点C65を中心とする半径R68の扇形をくり抜いた形状と略同一の形状を有している。
回転軸40の端面42には、弾性部材70を嵌め込むための嵌込部42bが凹設される。弾性部材70は、円柱状の形状を有している。回転軸40の端面42に設けられた嵌込部42bと、バランサ一体型ブッシュ60の面67に設けられた嵌込部67aとは、弾性部材70の外径と略同一の内径を有している。嵌込部42b,67aは、第1嵌込部として機能しており、嵌込部42b,67aには弾性部材70が圧入される。
嵌込部42bおよび嵌込部67aは、弾性部材70をこれらの中に嵌め込んだ際に、回転軸40に対してバランサ一体型ブッシュ60が図2中の矢印DR2方向に相対的に回転するような位置にそれぞれ形成されている。たとえば、軸線CLに対して嵌込部67aは図2紙面左側に配置され、軸線CLに対して嵌込部42bは図2紙面右側に配置される。このような配置関係を有する嵌込部42bおよび嵌込部67aに弾性部材70を弾性変形させながら嵌め込むことによって、バランサ一体型ブッシュ60は回転軸40に対して偏心ピン43を中心として矢印DR2方向に相対的に回転するように付勢される。
ここで、図中の矢印DR1方向は、回転軸40が電動モータ30(図1)からの回転動力を受けて回転軸40が回転する方向である。上述の通り、バランサ一体型ブッシュ60のブッシュ62には、軸受45a(図1)を介して旋回スクロール21(図1)が回転可能に取り付けられる。回転軸40が回転すると、バランサ一体型ブッシュ60(ブッシュ62)は偏心ピン43の周りを回転し、偏心ピン43およびブッシュ62を介して旋回スクロール21が旋回する。旋回スクロール21は、自転防止機構21c(図1)によって自転が阻止されており、固定スクロール22に対して公転する。
矢印DR2方向は、この矢印DR1方向(回転軸40の回転方向)とは逆向きである。バランサ一体型ブッシュ60(ブッシュ62)が回転軸40に対して偏心ピン43の周りに矢印DR2方向に回転すると、旋回スクロール21(ブッシュ62)の公転半径が大きくなる。一方で、バランサ一体型ブッシュ60(ブッシュ62)が回転軸40に対して偏心ピン43の周りに矢印DR1方向に回転すると、旋回スクロール21(ブッシュ62)の公転半径が小さくなる。
すなわち、本実施の形態においては、回転軸40の端面42とバランサ一体型ブッシュ60の面67との間に弾性部材70が弾性変形した状態で設けられることによって、旋回スクロール21の公転半径が大きくなる方向に作用する予荷重が、バランサ一体型ブッシュ60を介して旋回スクロール21に常に作用するように構成されている。図2では、説明上の便宜のため回転軸40の外周面とバランサ一体型ブッシュ60の面68とが離間している状態が図示されている。実際には、弾性部材70の予荷重によって、回転軸40の外周面とバランサ一体型ブッシュ60の面68とは互いに押し付けられ、図8に示すような状態が常に形成されるように構成されている。
弾性部材70としては、圧縮機100で使用される冷媒および潤滑油に対して適合性を有する樹脂またはゴムが用いられる。弾性部材70の例としては、HNBR、NBR、およびEPDM等が挙げられるが、これに限られず、上記の適合性を満たす材料であれば任意のものを使用できる。弾性部材70の材質および形状だけでは予荷重が不足する場合には、弾性部材70の中に金属製の軸心を入れ込み、弾性部材70の全体としての剛性を大きくしてもよい。
図5は、旋回スクロールの旋回ラップ21bと固定スクロールの固定ラップ22bとを示す平面図である。弾性部材70の予荷重によって、旋回スクロールの旋回ラップ21bは、公転半径が大きくなるように常に付勢される。たとえば図5に示す状態では、旋回ラップ21bは、点Pにおいて固定ラップ22bに常に適切な接触圧で接触する。
図6〜図8を参照して、回転軸40およびバランサ一体型ブッシュ60の別の寸法関係について説明する。説明上の便宜のため、図6〜図8には嵌込部42b(図2)、嵌込部67aおよび弾性部材70などを図示していない。
本実施の形態では、偏心孔64の中心C64と、面68の矢印DR2方向の側の端部68a(図4も参照)との間には、間隔L68aが確保されている。偏心孔64の中心C64と、面68の矢印DR1方向の側の端部68b(図4も参照)との間には、間隔L68bが確保されている。回転軸40の外周面のうち、偏心ピン43の中心(中心C64に等しい)から最も遠くに位置する部分を点PEとすると、偏心ピン43の中心と点PEとの間には、距離LPEが確保されている。距離LPEは、間隔L68a,L68bのいずれよりも大きな値である。
図6および図7を参照して、バランサ一体型ブッシュ60が回転軸40に対して偏心ピン43の周りに矢印DR1(AR1)方向に回転したとする。この場合、旋回スクロール21の公転角度は小さくなる。バランサ一体型ブッシュ60の回転量は、回転軸40の外周面と、バランサ一体型ブッシュ60の面68の端部68aの側の部分とが接触することによって規制される。
図6および図8を参照して、バランサ一体型ブッシュ60が回転軸40に対して偏心ピン43の周りに矢印DR2(AR2)方向に回転したとする。この場合、旋回スクロール21の公転角度は大きくなる。バランサ一体型ブッシュ60の回転量は、回転軸40の外周面と、バランサ一体型ブッシュ60の面68の端部68bの側の部分とが接触することによって規制される。
本実施の形態では、偏心ピン43の位置、回転軸40の位置および外径、ならびに面68の位置および内径などが、上記のような位置に設定され、この設定によって旋回スクロール21の公転半径の可変量の上限および下限が規制されている。バランサ一体型ブッシュ60は、この可変量の範囲内において旋回スクロール21の公転半径を可変させながら、回転軸40とともに回転する。
(作用および効果)
図2および図8などを参照して、上述の通り、回転軸40の嵌込部42bとバランサ一体型ブッシュ60の嵌込部67aとの間に設けられた弾性部材70は、その弾性復元力によって、回転軸40に対してバランサ一体型ブッシュ60が偏心ピン43の周りに矢印DR2方向に回転するような予荷重(旋回スクロール21の公転半径が大きくなる方向に作用する予荷重)を旋回スクロール21に作用させている。弾性部材70の予荷重によって、回転軸40の外周面とバランサ一体型ブッシュ60の面68とは互いに押し付けられ、図8に示すような状態が常に形成されるように構成されている。
図2および図8などを参照して、上述の通り、回転軸40の嵌込部42bとバランサ一体型ブッシュ60の嵌込部67aとの間に設けられた弾性部材70は、その弾性復元力によって、回転軸40に対してバランサ一体型ブッシュ60が偏心ピン43の周りに矢印DR2方向に回転するような予荷重(旋回スクロール21の公転半径が大きくなる方向に作用する予荷重)を旋回スクロール21に作用させている。弾性部材70の予荷重によって、回転軸40の外周面とバランサ一体型ブッシュ60の面68とは互いに押し付けられ、図8に示すような状態が常に形成されるように構成されている。
圧縮機100が停止して回転軸40の駆動が停止した際には、バランサ一体型ブッシュ60は、慣性力を受けて、矢印DR1方向に回転しようとする。仮になんら対策が施されていない場合には、バランサ一体型ブッシュ60は矢印DR1方向に偏心ピン43の周りに回転し続け、バランサ一体型ブッシュ60の面68と回転軸40の外周面とが互いに衝突して異音が発生する。
本実施の形態では、バランサ一体型ブッシュ60が慣性力によって矢印DR1方向に回転しようとする動作は、弾性部材70の予荷重によって(バランサ一体型ブッシュ60が矢印DR2方向に回転しようとする力によって)妨げられる。回転軸40の駆動が停止した際であっても、バランサ一体型ブッシュ60の面68と回転軸40の外周面との間には互いに接触し続けようとする力が働き、圧縮機100が停止して回転軸40の駆動が停止した際に異音が発生することはほとんどない。
(比較例)
図9および図10は、それぞれ、比較例における圧縮機101の回転軸40およびバランサ一体型ブッシュ60などを示す断面図および平面図である。図11は、圧縮機101における旋回スクロールの旋回ラップ21bと固定スクロールの固定ラップ22bとを示す平面図である。圧縮機101では、弾性部材70による予荷重という構成が採用されていない。
図9および図10は、それぞれ、比較例における圧縮機101の回転軸40およびバランサ一体型ブッシュ60などを示す断面図および平面図である。図11は、圧縮機101における旋回スクロールの旋回ラップ21bと固定スクロールの固定ラップ22bとを示す平面図である。圧縮機101では、弾性部材70による予荷重という構成が採用されていない。
弾性部材70による予荷重が無いため、圧縮機101が停止している際に、回転軸40の外周面とバランサ一体型ブッシュ60の面68とは互いに離間しやすく、たとえば、図10に示すような状態が形成されやすい。圧縮機101が停止している際には、旋回スクロール21の旋回ラップ21bと固定スクロール22の固定ラップ22bも互いに離間しやすい(図11参照)。この状態で圧縮機101を起動した場合、バランサ一体型ブッシュ60の面68と回転軸40の外周面とが互いに衝突して異音が発生する。たとえば、図10に示す状態から図7に示す状態に遷移する際に異音が発生する。
本実施の形態では、弾性部材70の予荷重による効果は、圧縮機100の起動時にも得られる。圧縮機100が停止しているときであっても、弾性部材70の予荷重によって、回転軸40の外周面とバランサ一体型ブッシュ60の面68とは互いに押し付けられ、図8に示すような状態が常に形成されるように構成されている。したがって、回転軸40の駆動が開始した際であっても、バランサ一体型ブッシュ60の面68と回転軸40の外周面との間には互いに予め接触しようとする予荷重が作用しているため、異音が発生することはほとんどない。
弾性部材70の予荷重による効果は、圧縮機100の運転時にも得られる。すなわち、圧縮機100の出力要求が小さい場合には、回転軸40は低速で回転する。この場合、弾性部材70による予荷重が無いと、スクロール同士は適切な接触圧で接触することが難しくなり、圧縮性能の低下にも繋がり得る。これに対して弾性部材70の予荷重によれば、低速回転時であっても旋回スクロール21(ブッシュ62)の公転半径が大きくなるため、スクロール同士は適切な接触圧で接触し、圧縮性能が低下することも抑制できる。
弾性部材70を回転軸40の嵌込部42bとバランサ一体型ブッシュ60の嵌込部67aとの間に設けることは、回転軸40の端面42に嵌込部42bを形成し、バランサ一体型ブッシュ60の面67に嵌込部67aを形成し、これらの間に弾性部材70を嵌め込むということのみで実施できる。製作も容易であり、組み付けも容易であると言える。
[実施の形態2]
図12〜図14を参照して、実施の形態2における圧縮機102について説明する。上述の実施の形態1では、弾性部材70が回転軸40の外周面とバランサ一体型ブッシュ60の面68(第2対向面)との間に設けられる。本実施の形態では、回転軸40の外周面に嵌込部40k(第2嵌込部)が設けられ、弾性部材70は、嵌込部40kとバランサ一体型ブッシュ60の面68との間に設けられる。回転軸40とバランサ一体型ブッシュ60とを互いに組み付けた際、弾性部材70は、面68の矢印DR1方向の側の端部68bの側の部分近傍に位置する。
図12〜図14を参照して、実施の形態2における圧縮機102について説明する。上述の実施の形態1では、弾性部材70が回転軸40の外周面とバランサ一体型ブッシュ60の面68(第2対向面)との間に設けられる。本実施の形態では、回転軸40の外周面に嵌込部40k(第2嵌込部)が設けられ、弾性部材70は、嵌込部40kとバランサ一体型ブッシュ60の面68との間に設けられる。回転軸40とバランサ一体型ブッシュ60とを互いに組み付けた際、弾性部材70は、面68の矢印DR1方向の側の端部68bの側の部分近傍に位置する。
当該構成によっても、弾性部材70の予荷重によって、旋回スクロールの旋回ラップ21bは、公転半径が大きくなるように常に付勢され、上述の実施の形態1と同様の作用および効果を得ることができる。第2嵌込部としては、回転軸40の外周面に嵌込部40kに限られず、バランサ一体型ブッシュ60の面68に設けられていてもよいし、回転軸40の外周面および面68の双方に設けられていてもよい。実施の形態1における弾性部材70の配置位置と、実施の形態2における弾性部材70の配置位置とは、互いに組み合わされて実施することもできる。
[他の実施の形態]
上述の各実施の形態は、ブッシュおよびバランサが偏心ピンに対してスイングする、いわゆるスイングリンク機構を備えた圧縮機に基づいて説明した。弾性部材70の予荷重によって旋回スクロールの公転半径が大きくさせるという技術的思想は、ブッシュおよびバランサが偏心ピンに対してスライドする、スライドリンク機構を備えた圧縮機にも適用可能である。
上述の各実施の形態は、ブッシュおよびバランサが偏心ピンに対してスイングする、いわゆるスイングリンク機構を備えた圧縮機に基づいて説明した。弾性部材70の予荷重によって旋回スクロールの公転半径が大きくさせるという技術的思想は、ブッシュおよびバランサが偏心ピンに対してスライドする、スライドリンク機構を備えた圧縮機にも適用可能である。
以上、本発明に基づいた実施の形態および他の構成について説明したが、今回開示された事項はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ハウジング、11 モータハウジング、12 フロントハウジング、12a,65a 突出部、12b 凹所、13 吐出ハウジング、13a 吐出室、13b 吐出ポート、14 カバー、15a モータ駆動回路、15b 端子、15c クラスタブロック、15d リード線、20 圧縮部、20a 圧縮室、21 旋回スクロール、21a,22a 端板、21b 旋回ラップ、21c 自転防止機構、22 固定スクロール、22b 固定ラップ、23a 吐出口、30 電動モータ、31 ステータコイル、32 ロータ、40 回転軸、40k,42b,67a 嵌込部、41,42 端面、41a,45a 軸受、43 偏心ピン、50 吐出弁、60 バランサ一体型ブッシュ、61 凹部、62 ブッシュ、63,66,67,68,69 面、64 偏心孔、65 バランサ、65b 本体、68a,68b 端部、70 弾性部材、100 圧縮機、100 スクロール型圧縮機(圧縮機)、C40,C62 軸心、C64 中心、C65,P,PE 点、CL 軸線、DR1,DR2 矢印、L68a,L68b 間隔、LPE 距離、R40,R68,R69 半径。
Claims (3)
- ハウジングと、
軸方向の端面から突出する偏心ピンを有し、前記ハウジングによって回転可能に支持された回転軸と、
前記ハウジングに固定された固定スクロールと、
前記固定スクロールと対向して圧縮室を形成する旋回スクロールと、
前記偏心ピンが挿し込まれる偏心孔を有し、前記偏心ピンと前記旋回スクロールとの間に配置され、前記回転軸からの回転動力を受けて前記偏心ピンの周りに回転することにより前記旋回スクロールを公転運動させるバランサ一体型ブッシュと、
前記回転軸と前記バランサ一体型ブッシュとの間に弾性変形した状態で設けられた弾性部材と、を備え、
前記弾性部材は、前記旋回スクロールの公転半径が大きくなる方向に作用する予荷重が、前記バランサ一体型ブッシュを介して前記旋回スクロールに常に作用するように弾性変形している、
スクロール型圧縮機。 - 前記バランサ一体型ブッシュは、前記回転軸の前記端面に対向する第1対向面を有し、
前記端面および前記第1対向面には、前記弾性部材を嵌め込むための第1嵌込部がそれぞれ設けられている、
請求項1に記載のスクロール型圧縮機。 - 前記バランサ一体型ブッシュは、前記回転軸の外周面に対向する第2対向面を有し、
前記外周面および前記第2対向面のうちの少なくとも一方には、前記弾性部材を嵌め込むための第2嵌込部が設けられている、
請求項1または2に記載のスクロール型圧縮機。
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