JP6187123B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents

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Description

本明細書に開示の技術は、旋回スクロールおよび固定スクロールを備えるスクロール型圧縮機に関する。
特許文献1に従来のスクロール型圧縮機が開示されている。従来のスクロール型圧縮機は、旋回スクロールと、旋回スクロールに対向配置された固定スクロールと、固定スクロールの反対側において旋回スクロールに対向配置された軸支部材とを備えている。旋回スクロールと固定スクロールの間には圧縮室が形成され、旋回スクロールと軸支部材の間には背圧室が形成されている。このスクロール型圧縮機は、回転軸と、回転軸の回転中心から偏心した偏心軸とをさらに備えている。旋回スクロールは、ブッシュと軸受を介して偏心軸に取り付けられている。旋回スクロールは、軸受に対向する旋回基板部と、旋回基板部から固定スクロールに向かって突出する渦巻き状の旋回壁部とを備えている。旋回壁部には、圧縮室の冷媒ガスを背圧室に向けて送る給気通路が形成されている。給気通路は、旋回壁部を貫通している。背圧室の冷媒ガスの圧力により旋回スクロールが固定スクロールに向けて押圧されている状態では、旋回壁部の先端が固定スクロールに当接しており、給気通路の入口が閉じられている。
このようなスクロール型圧縮機では、回転軸の回転により偏心軸が旋回し、偏心軸の旋回により旋回スクロールが旋回する。旋回スクロールが旋回すると、圧縮室内の冷媒ガスが圧縮され、圧縮された冷媒ガスが外部に吐出される。圧縮室内の冷媒ガスが圧縮されると、その冷媒ガスの圧力により、旋回スクロールが固定スクロールから離れる方向に押圧される。その結果、旋回スクロールの旋回壁部の先端が固定スクロールから離れ、給気通路の入口が開かれる。そうすると、圧縮室内の冷媒ガスの一部が給気通路に流入し、給気通路を通じて冷媒ガスが背圧室側に送られる。その後、この冷媒ガスは軸受およびブッシュの隙間を通過して背圧室に流入する。背圧室に冷媒ガスが流入することにより背圧室の冷媒ガスの圧力が高まり、この圧力により旋回スクロールが固定スクロールに向けて押圧される。このように旋回スクロールを固定スクロールに向けて押圧することにより、冷媒ガスを圧縮するときに旋回スクロールと固定スクロールが過度に離間しないようにしている。
特開2011−64189号公報
上記のスクロール型圧縮機では、圧縮室の冷媒ガスの圧力により旋回壁部の先端が固定スクロールから離れたときに給気通路を通じて背圧室側に冷媒ガスが送られる。そして、背圧室に送られた冷媒ガスの圧力により旋回スクロールを固定スクロールに向けて押圧する。したがって、圧縮室から背圧室に冷媒ガスを送るときに、まず、圧縮室の冷媒ガスの圧力により旋回スクロールが固定スクロールから離れる方向に動き、その後、これとは逆に、背圧室の冷媒ガスの圧力により旋回スクロールが固定スクロールに近づく方向に動く。このような旋回スクロールの動きにより、旋回スクロールが固定スクロールと接離を繰り返し、固定スクロールと当接する時に騒音や振動が発生することがあった。
そこで本明細書は、静寂に作動させることができるスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
本明細書に開示するスクロール型圧縮機は、回転軸と、前記回転軸に固定され、前記回転軸の回転中心から偏心している偏心軸と、前記偏心軸に嵌合しているブッシュと、前記ブッシュに対して相対回転可能に配置された軸受と、を備えている。また、スクロール型圧縮機は、前記軸受に支持された旋回スクロールと、前記旋回スクロールに対向配置された固定スクロールと、前記旋回スクロールとともに、内部の圧力により前記旋回スクロールを前記固定スクロールに押圧する背圧室を形成する区画壁と、を備えている。前記旋回スクロールは、旋回基板部と、前記旋回基板部から前記固定スクロールに向かって突出する渦巻き状の旋回壁部とを備えており、前記固定スクロールは、前記旋回基板部に対向する固定基板部と、前記固定基板部から前記旋回スクロールに向かって突出する渦巻き状の固定壁部とを備えている。前記旋回壁部と、前記固定壁部と、前記旋回基板部と、前記固定基板部とにより圧縮室が形成されている。このスクロール型圧縮機は、前記回転軸の回転により前記偏心軸が旋回し、前記偏心軸の旋回により前記旋回スクロールが旋回することによって前記圧縮室内の冷媒ガスを圧縮する。前記旋回基板部には、前記圧縮室と前記背圧室とを連通するガス流路が形成され、該ガス流路は圧縮室側において前記旋回壁部間に開口し、背圧室側において前記軸受の外周より内側の領域に対向して開口し、前記圧縮室の冷媒ガスを前記背圧室に向けて送るようにしている。
このような構成によれば、回転軸が回転すると旋回スクロールが旋回して圧縮室内の冷媒ガスが圧縮される。圧縮された冷媒ガスの一部は、旋回スクロールの旋回基板部に形成されたガス流路を通じて背圧室に向けて送られる。その後この冷媒ガスは、背圧室内でブッシュ及び軸受の隙間を通過する。背圧室に冷媒ガスが流入することにより背圧室の圧力が高まり、この圧力により旋回スクロールが固定スクロールに向けて押圧される。旋回スクロールが固定スクロールに向けて押圧されることにより旋回スクロールを支持し、冷媒ガスを圧縮するときに旋回スクロールと固定スクロールが離間しないようにしている。このスクロール型圧縮機によれば、旋回スクロールの旋回基板部にガス流路が形成されているので、旋回スクロールの旋回壁部の先端が固定スクロールから離れなくても、圧縮室から背圧室に向けて冷媒ガスを流すことができる。その結果、旋回スクロールが固定スクロールと接離を繰り返すのを抑制でき、旋回スクロールが固定スクロールと衝突することを抑制できる。以上より、スクロール型圧縮機を静寂に作動させることができる。また、ガス流路の開口部分に対向する領域は、圧縮機の外周側で取り込まれた冷媒ガスが中央側に移動するに従って圧縮されて、吐出圧に近い高圧となっているので、背圧室の圧力を確実に上昇させることができるとともに、冷媒ガスに含まれる潤滑油により軸受やブッシュの潤滑を促進することができる。
また、上記のスクロール型圧縮機において、前記ガス流路は絞り機能を有していてもよい。
このような構成によれば、ガス流路が絞り機能を有しているので、ガス流路を通じて冷媒ガスが流れすぎるのを抑制でき、圧縮効率の低下を防止することができる。
また、前記ガス流路は、前記固定壁部により開閉してもよい。
このような構成によれば、旋回スクロールが旋回するときに、旋回スクロールが所定の旋回角度範囲内になると固定壁部によりガス流路が閉じられ、旋回スクロールが所定の旋回角度範囲外になるとガス流路が開く。これにより、旋回スクロールが所定の旋回角度にある場合にのみガス流路が開通するので、ガス流路を通じて冷媒ガスが流れすぎるのを抑制でき、圧縮効率の低下を防止することができる。また、それとともに、ガス流路を通じて冷媒ガスを周期的に背圧室に導くことができ、背圧室の圧力を安定して維持することができる。
また、前記旋回基板部に前記ガス流路が複数形成されており、少なくとも1つの前記ガス流路が、前記旋回スクロールの作動中は常時連通し、前記圧縮室から前記背圧室へ冷媒ガスを送るように構成されていてもよい。
このような構成によれば、旋回スクロールがいずれの旋回位置にある場合でも、複数のガス流路のうち少なくとも1つが常時連通するので、圧縮室から背圧室に安定的に冷媒ガスを供給することができる。
また、前記旋回基板部の中心部を挟んで対向する位置に一対の前記ガス流路が形成されていてもよい。
このような構成によれば、一対のガス流路により背圧室に向けてバランス良く冷媒ガスを送ることができ、旋回スクロールをバランス良く押圧することができる。
実施形態に係るスクロール型圧縮機の縦断面図である。 図1の要部IIの拡大図である。 図2の要部IIIの拡大図である。 図1のIV−IV断面図である。 他の実施形態に係るスクロール型圧縮機の要部の拡大図である。 更に他の実施形態に係るスクロール型圧縮機の要部の拡大図である。 更に他の実施形態に係る旋回スクロールの平面図である。 更に他の実施形態に係る旋回スクロールの平面図である(固定壁部を斜線で示している。)。
以下、実施形態について添付図面を参照して説明する。図1〜図3に示すように、スクロール型圧縮機1は、回転軸2と、回転軸2の回転中心Cから偏心している偏心軸3と、偏心軸3に嵌合しているブッシュ4と、ブッシュ4に対して相対回転可能に配置された軸受5とを備えている。また、スクロール型圧縮機1は、軸受5を介してブッシュ4に支持された旋回スクロール6と、旋回スクロール6に対向配置された固定スクロール7と、固定スクロール7の反対側において旋回スクロール6に対向配置された区画壁8とを備えている。固定スクロール7と区画壁8との間には円環状をなす弾性プレート83が介在されている。旋回スクロール6と固定スクロール7の間には圧縮室15が形成され、旋回スクロール6と区画壁8の間には背圧室16が形成されている。上記の各構成はハウジング10に収容されている。
ハウジング10は、前方のフロントハウジング11と、後方のリヤハウジング12とを備えている。フロントハウジング11およびリヤハウジング12は、有底筒状に形成されており、対向配置されてボルトで固定されている。フロントハウジング11には、ハウジング10内に冷媒ガスを吸入するための吸入口111が形成されている。リヤハウジング12には、圧縮室15から冷媒が吐出される吐出室17と、吐出室17内の冷媒ガスを排出するための排出口121が形成されている。
回転軸2は、フロントハウジング11の内部において前後方向に延びるように配置されている。回転軸2は、フロントハウジング11の内部に配置された区画壁8を貫通して延びている。回転軸2は、主軸受21および副軸受22によって回転可能に支持されている。主軸受21は、区画壁8の中央部に配置され、回転軸2の一端部を支持している。副軸受22は、フロントハウジング11の前壁の中央部に配置され、回転軸2の他端部を支持している。回転軸2の周囲にはロータ23およびステータ24が配置されている。回転軸2、ロータ23及びステータ24によってモータ25が構成されており、モータ25の作動により回転軸2が回転する。
回転軸2の内部には軸方向に延びる排出流路29が形成されている。排出流路29は、一端部が背圧室16と連通しており、他端部がフロントハウジング11の内部と連通している。排出流路29を通じて、背圧室16の冷媒ガスをフロントハウジング11の内部に排出できる。排出流路29から排出された冷媒ガスは、副軸受22の隙間を通過してフロントハウジング11の内部に流入する。
偏心軸3は、回転軸2に固定されており、回転軸2と平行に延びている。また、偏心軸3は、回転軸2の回転中心Cから偏心した位置に固定されており、回転軸2が回転すると、回転軸2の回転中心Cの周りを旋回する。偏心軸3の先端部はブッシュ4に挿入されている。
ブッシュ4は、略円筒状に形成され、偏心軸3に嵌合している。ブッシュ4は、回転軸2が回転すると、偏心軸3と共に、回転軸2の回転中心Cの周りを旋回する。ブッシュ4にはバランスウェイト42が取り付けられている。バランスウェイト42は、旋回スクロール6の旋回により発生する遠心力を相殺するための、略扇形状の部材であり、ブッシュ4の回転軸2側の端部から突出して設けられている。バランスウェイト42は、偏心軸3の偏心方向とは反対側に形成されている。
軸受5は、ブッシュ4の外周面と旋回スクロール6の間に配置されている。軸受5によって、旋回スクロール6がブッシュ4に対して回転可能に支持される。軸受5としては、一対のリング状のレースの間に球体を配置して荷重を支持する公知の玉軸受を用いている。
旋回スクロール6は、ブッシュ4および軸受5の後方に配置されている。旋回スクロール6は、軸受5に対向する円板状の旋回基板部61と、円板状の旋回基板部61から固定スクロール7に向かって突出する渦巻き状(図4参照)の旋回壁部62とを備えている。一方、固定スクロール7は、旋回スクロール6の後方に配置されている。固定スクロール7は、旋回基板部61に対向する円板状の固定基板部71と、円板状の固定基板部71から旋回スクロール6に向かって突出する渦巻き状(図4参照)の固定壁部72とを備えている。旋回スクロール6及び固定スクロール7は、それぞれの基板部61、71が互いに対向すると共に、それぞれの壁部62、72が互いに噛み合った状態で配置されている。また、旋回スクロール6及び固定スクロール7は、それぞれの中心が離間すると共に、渦巻き状の壁部62、72の位相が互いにずれた状態で配置されている(図4参照)。
旋回スクロール6は、旋回基板部61から軸受5に向かって突出する筒状のボス部63を備えている。ボス部63には軸受5が挿入されている。背圧室16は、軸受5及びブッシュ4により、上流側背圧空間16aと下流側背圧空間16bに区画される。旋回スクロール6の旋回壁部62の先端621は、冷媒ガスに含まれる潤滑油を介して固定スクロール7の固定基板部71に当接している。旋回壁部62は、旋回基板部61の中心部から外方に渦巻き状に拡がるように形成されている(図4参照)。旋回基板部61には、圧縮室15の冷媒ガスを背圧室16に向けて送るガス流路64が1つ形成されている。ガス流路64は、旋回壁部62の根元から離間した位置で、旋回基板部61を貫通している。
ガス流路64は、圧縮室15に向けて開口するガス入口641と、ガス入口641と反対側に開口するガス出口642とを備えている。ガス流路64は、ガス入口641からガス出口642まで同じ断面積で形成されている。ガス流路64は旋回基板部61の中央部に形成されている。ガス流路64は、軸受5に対向するように形成されている。具体的には、ガス流路64は、軸受5の外周より内側かつ軸受5の内周より外側の領域に対向するように形成されている(図3参照)。したがって、圧縮室15からガス流路64を通過した冷媒ガスは背圧室16の上流側背圧空間16aに流れ込み、軸受5に向けて流れ、軸受5の隙間を通過して、下流側背圧空間16bに流れ込む。ガス流路64は、隣接する旋回壁部62の間に開口している。すなわち、ガス流路64は、旋回壁部62から離間した位置に形成されている。
固定スクロール7はハウジング10に固定されている。固定スクロール7には冷媒ガスを吐出するための吐出口73が形成されている。吐出口73は、固定スクロール7の固定基板部71を貫通しており、圧縮室15と連通している。圧縮室15で圧縮された冷媒ガスが吐出口73から吐出室に吐出された後、排出口121から外部に吐出される。固定スクロール7の固定壁部72の先端721は、冷媒ガスに含まれる潤滑油により潤滑された状態で旋回スクロール6の旋回基板部61に当接している。固定壁部72は、固定基板部71の中心部から外方に渦巻き状に拡がるように形成されている(図4参照)。
区画壁8は、本体部81と、本体部81から周囲に張り出した固定部82とを備えている。本体部81は、ハウジング10内の中央部に配置されており、固定部82は、ハウジング10の側壁に固定されている。区画壁8は、本体部81が固定部82よりも前方に張り出し、中央部が窪んだ形状になっている。区画壁8と旋回スクロール6の間には、本体部81および固定部82に囲まれた背圧室16が形成されている。固定スクロール7及び区画壁8には、フロントハウジング11の内部の冷媒ガスを圧縮室15に供給するためのガス供給路(図示せず)が形成されている。
圧縮室15は、旋回スクロール6の旋回基板部61及び旋回壁部62ならびに固定スクロール7の固定基板部71及び固定壁部72に囲まれている。圧縮室15は、渦巻き状の旋回壁部62及び固定壁部72に囲まれることにより各々三日月状の空間を形成している(図4参照)。圧縮室15では、旋回スクロール6が固定スクロール7に対して旋回することにより、旋回スクロール6および固定スクロール7の外周側に区画された圧縮室15が、中央側に移動されつつ容積が減少する。圧縮室15の冷媒ガスは吐出圧力まで圧縮されて、吐出口73から吐出される。また、圧縮室15内の冷媒ガスの一部は、旋回スクロール6のガス流路64に流入する。
背圧室16内では、ブッシュ4及び軸受5を冷媒ガスが通過する。背圧室16内の冷媒ガスは、旋回スクロール6を固定スクロール7に向けて押圧する。
次に、上記の構成を備えるスクロール型圧縮機の作動について説明する。まず、モータ25を作動させると回転軸2が回転し、回転軸2の回転により偏心軸3が旋回する。偏心軸3が旋回すると、旋回スクロール6が旋回し、旋回スクロール6の旋回により圧縮室15内の冷媒ガスが圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、固定スクロール7の吐出口73から吐出室17に吐出される。また、圧縮中の冷媒ガスの一部は、旋回スクロール6の旋回基板部61に形成されたガス流路64に流入する。ガス流路64に流入した冷媒ガスは、背圧室16内に流入し、ブッシュ4と軸受5の間、ブッシュ4と偏心軸3の間、軸受5とボス部63の間、軸受5のレース間を通過する。これにより、背圧室16内全体の冷媒ガスの圧力を高め、この圧力により旋回スクロール6を固定スクロール7に向けて押圧する。このように旋回スクロール6を固定スクロール7に向けて押圧することにより旋回スクロール6を安定させ、冷媒ガスを圧縮するときに旋回スクロール6と固定スクロール7が接離を繰り返さないようにしている。
上述の説明から明らかなように、旋回スクロール6の旋回基板部61にガス流路64が形成されているので、特許文献1の構成のように旋回スクロールの旋回壁部の先端が固定スクロールから離れなくても、圧縮室15から背圧室16に向けて冷媒ガスを流すことができる。その結果、旋回スクロール6と固定スクロール7の離間に依存しなくとも圧縮室15の冷媒ガスを背圧室16に供給して旋回スクロール6が固定スクロール7と接離することを抑制でき、旋回スクロール6が固定スクロール7と衝突することを抑制できる。よって、スクロール型圧縮機1を静寂に作動させることができる。
また、ガス流路64は、軸受5の外周より内側かつ軸受5の内周より外側の領域に対向するように形成されている。そのため、ガス流路64は、圧縮室15の圧力が最も高圧となる旋回基板部61の径方向中心部に位置することになり、背圧室16の圧力を確実に上昇させることができるとともに、冷媒ガスが軸受5内やブッシュ4と軸受5との間の隙間を通過するときに、冷媒ガスに含まれる潤滑油をブッシュ4や軸受5の摺接面に供給し、ブッシュ4や軸受5の摺動面の潤滑を促進することができる。
なお、本実施例においては、ガス流路64は、旋回スクロール6の旋回によって、旋回スクロール6の所定の旋回角度範囲で、固定壁部72の先端721がガス流路64と対向することにより閉じられ、所定の旋回角度範囲外では開いているように設計されている。この場合、ガス流路64が背圧室16とが常時は連通しなくなるため、背圧室16内の圧力が高くなり、旋回スクロール6を固定スクロール7方向へ押付ける押圧力が大きくなりすぎるのを防止することができる。また、圧縮室15内の冷媒ガスが流出することによる圧縮効率の低下を抑制することができる。さらに、周期的にガス流路64を通じて冷媒ガスを背圧室16に導き、背圧室16の圧力を安定して維持することができる。
本実施例においては、ガス流路64は、旋回スクロール6の旋回壁部62でなく、旋回基板部61に形成されている。旋回基板部61から突出する旋回壁部62にガス流路を穿設する場合、旋回壁部62をガス流路が回転軸方向に貫通することになり、旋回壁部62の強度を確保するため、旋回壁部62の厚さを大きくする必要があり、軽量化しづらい。本実施例においては、旋回基板部61にガス流路64が設けられているため、静粛性と軽量化を両立させることができる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されるものではない。例えばガス流路64の位置は特に限定されるものではなく、図5に示すように、ガス流路64は、ブッシュ4と対向する位置に形成されていてもよい。つまり、ガス流路64は、軸受5の内周より内側の領域と対向する位置に形成されている。
また、旋回スクロール6に形成されたガス流路64の構成は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態に係るガス流路64は、図6に示すように、固定壁部72の先端721の壁厚w3と、ガス流路64のガス入口641における、先端721の壁厚方向の幅w1を比較すると、w1はw3と等しいかw3より僅かに大きい。先端721は面取りされ、R形状を有するとともに、ガス入口641も面取りされ、R形状を有する。これにより、固定壁部72の先端721がガス入口641に重なったときでも、先端721と旋回基板部61との間に僅かな隙間が形成されて、ガス入口641の一部が圧縮室15に向かって開口し、開口した部分からガス流路64に冷媒ガスが流入する。すなわち、固定壁部72の先端721によってガス入口641の全体が完全に閉じられることがない。一方、ガス流路64のガス出口642における先端721の壁厚方向の幅w2は固定壁部72の先端721の壁厚w3より小さい。すなわち、ガス出口642の開口断面積はガス入口641の開口断面積より小さく、ガス流路64は絞り機能を有する。よって、ガス流路64の幅がガス入口641からガス出口642に向かって段階的に狭くなり、冷媒ガスの流れが阻害される。なお、ガス入口641の幅w1およびガス出口642の幅w2は、固定壁部72の先端721がガス入口641に重なったときに、この先端721の壁厚w3と同方向における幅である。このような構成によれば、ガス入口641が固定壁部72の先端721によって完全に閉じられることがないので、先端721がガス入口641に重なったとしても、ガス流路64にガスが流入することができる。これにより、圧縮室15の冷媒ガスを背圧室16に向かって流すことができる。一方、ガス出口642の幅w2を先端721の幅w3より狭くすることにより絞りを形成しており、ガス流路64を通じて冷媒ガスが流れ過ぎることがない。したがって、圧縮室15の圧力が過度に低下することがない。これにより、圧縮室15の冷媒ガスの圧力を保ちつつ、圧縮室15の冷媒ガスを背圧室16に向けて流すことができる。なお、本実施形態ではガス流路64が2段階の幅w1及びw2を有していたが、この構成に限定されず、3段階以上の幅を有していてもよい。
また、上記実施形態ではガス流路64が1つであったが、ガス流路64の数は特に限定されず、複数のガス流路64が旋回基板部61に形成されていてもよい。旋回基板部61にガス流路64を複数形成する場合は、複数のガス流路64をバランス良く形成することが好ましい。例えば図7に示すように、旋回基板部61の中心部を挟んで対向する位置に一対のガス流路64を形成することができる。一対のガス流路64は、旋回基板部61の中心点について厳密な点対称である必要はなく、旋回基板部61の中心部を挟んで略反対側の領域に形成されていればよい。具体的には、一方のガス流路64から旋回基板部61の周方向に135°以上かつ225°以下の領域R(図6において斜線で示す領域)に他方のガス流路64が形成されていることが好ましい。このような構成によれば、旋回基板部61の中心部を挟んで対向するガス流路64を通じて、旋回基板部61の周方向においてバランス良く背圧室16に向けて冷媒ガスを送ることができる。これにより、背圧室16の冷媒ガスの圧力のバランスを保つことができ、旋回スクロール6をバランス良く押圧することができる。
また、複数のガス流路64は、図8に示すように、少なくとも1つが常に開放されるように形成されていることが好ましい。具体的には、複数のガス流路64は、全てのガス流路64が同時に固定スクロール7の固定壁部72(図の斜線部)と重ならない位置に形成されている。したがって、少なくとも1つのガス流路64が固定壁部72から常に露出している。なお、全てのガス流路64が同時に固定壁部72と重なり、隠れる場合は、複数のガス流路64が固定壁部72の渦巻き状の形状と同じ形状で並んで配置されている場合である。したがって、複数のガス流路64のうち少なくとも1つのガス流路64が固定壁部72の渦巻き状の形状からずれて配置されていればよい。このような構成によれば、全てのガス流路64が同時に固定壁部72によって覆われることがなく、少なくとも1つのガス流路64が常に開放されているので、ガス流路64を通じて常にガスを流すことができる。したがって、背圧室16に冷媒ガスを確実に送ることができる。
また、上記実施形態では軸受5として玉軸受を用いていたが、この構成に限定されず、滑り軸受を用いることもできる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1;スクロール型圧縮機
2;回転軸
3;偏心軸
4;ブッシュ
5;軸受
6;旋回スクロール
7;固定スクロール
8;区画壁
10;ハウジング
11;フロントハウジング
12;リヤハウジング
15;圧縮室
16;背圧室
16a;上流側背圧空間
16b;下流側背圧空間
17;吐出室
21;主軸受
22;副軸受
23;ロータ
24;ステータ
25;モータ
29;排出流路
42;バランスウェイト
61;旋回基板部
62;旋回壁部
63;ボス部
64;ガス流路
65;隙間
71;固定基板部
72;固定壁部
73;吐出口
81;本体部
82;固定部
83;弾性プレート
111;吸入口
121;排出口
641;ガス入口
642;ガス出口
621;先端
721;先端

Claims (5)

  1. 外部から冷媒ガスを吸入する吸入領域と、
    回転軸と、
    前記回転軸に固定され、前記回転軸の回転中心から偏心している偏心軸と、
    前記偏心軸に嵌合し、バランスウエイトを備えているブッシュと、
    前記ブッシュに対して相対回転可能に配置された軸受と、
    前記軸受に支持された旋回スクロールと、
    前記旋回スクロールに対向配置された固定スクロールと、
    前記回転軸を支持し、前記旋回スクロールとともに、内部の圧力により前記旋回スクロールを前記固定スクロールに押圧する背圧室を形成する区画壁と、
    を備え、
    前記旋回スクロールは、旋回基板部と、前記旋回基板部から前記固定スクロールに向かって突出する渦巻き状の旋回壁部とを備えており、
    前記固定スクロールは、前記旋回基板部に対向する固定基板部と、前記固定基板部から前記旋回スクロールに向かって突出する渦巻き状の固定壁部とを備えており、
    前記旋回壁部と、前記固定壁部と、前記旋回基板部と、前記固定基板部とにより圧縮室が形成され、
    前記回転軸の回転により前記偏心軸が旋回し、前記偏心軸の旋回により前記旋回スクロールが旋回することによって前記圧縮室内の冷媒ガスを圧縮するスクロール型圧縮機であって、
    前記旋回基板部には、前記圧縮室と前記背圧室とを連通するガス流路が形成され、該ガス流路は圧縮室側において前記旋回壁部間に開口し、背圧室側において前記軸受の外周より内側の領域に対向して開口し、前記圧縮室の冷媒ガスを前記背圧室に向けて送るようにし
    前記回転軸の内部に軸方向に延びる排出通路が形成されており、
    前記排出通路の一端部は前記背圧室と連通するとともに、前記排出通路の他端部は前記吸入領域と連通し、
    前記排出通路の前記一端部側の開口は、前記ブッシュに対向して開口しており、前記ブッシュには、前記回転軸に対向し、前記背圧室と前記排出通路の前記開口とを繋ぐ窪みが設けられている、スクロール型圧縮機。
  2. 前記ガス流路は絞り機能を有している請求項1に記載のスクロール型圧縮機。
  3. 前記ガス流路は、前記固定壁部により開閉する請求項1又は2に記載のスクロール型圧縮機。
  4. 前記旋回基板部に前記ガス流路が複数形成されており、
    少なくとも1つの前記ガス流路は、前記旋回スクロールの作動中は常時連通し、前記圧縮室から前記背圧室へ冷媒ガスを送る、請求項1又は2に記載のスクロール型圧縮機。
  5. 前記旋回基板部の中心部を挟んで対向する位置に一対の前記ガス流路が形成されている、請求項1から4のいずれかに記載のスクロール型圧縮機。
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