JPWO2012093528A1 - リッド締結構造 - Google Patents

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Abstract

リッド(66)をボルト(96)で締結するリッド締結構造が開示される。リッド締結構造(13)は、調整開口部(73)を閉じるリッド(66)に回転自在にボルト(96)を保持している。リッド(66)にボルト(96)を挿入する挿入孔(101)を開け、挿入孔(101)の周縁の一部をボルト(96)をスライド可能に切り欠いて周縁に連続させて、挿入孔(101)へボルト(96)が戻ることを規制する逆戻り規制開口部(104)を開けた。逆戻り規制開口部(104)に連続して、ボルト(96)を進入可能に切り欠いた支持締結孔(108)を挿入孔(101)の半径より小さい半径で開けた。

Description

本発明は、アンダカバーに、開口を開閉自在に閉じるリッド本体をボルトで締結する構造に関し、特に、リッド本体に開けた孔にボルトを挿入してアンダカバー側にねじ込むリッド締結構造に関する。
吊下金具に形成された長孔の一端部側にボルトのねじの谷を差し入れる仮止め板を設けたものが、例えば、特許文献1に開示されているように知られている。ボルトを長孔の他端側に通した後、仮止め板を接合した吊下金具を移動させて仮止め板にねじの山をかけるので、作業者が吊下金具を支える必要がなく、ボルトにナットをねじ込む作業は容易になる。
さらに、吊り部材に穴を3個連通するよう形成された長い穴が、特許文献2に開示されている。この3つの穴は、ボルトの外径より大きい遊嵌穴と、この遊嵌穴に連なりボルトのねじの谷径より少し大きい仮止め穴と、この仮止め穴に連なりボルトを通す一般的な半径で開けた係止穴とからなっている。ボルトが遊嵌穴から係止穴まで移動できる幅で連続しているので、垂下しているボルトを吊り部材の遊嵌穴に通した後、吊り部材を移動して、ねじの山に仮止め穴を掛ける。
さらにまた、ボルトを把持するために、帯状のばね部材を用いてC字状の嵌着部を形成し、この嵌着部の両端及び両端間から合計3本の係止部を半径方向に延ばしたものが、例えば、特許文献3に開示されている。ボルトに向かってC字状の嵌着部の開口を移動させて、ボルトに押しつけることによって嵌着部を開いて帯状部材に装着する。
しかし、特許文献1に開示されている技術は、長孔を開けた部材、例えばリッド本体のように回動する部材に採用すると、リッド本体を開けときに、ボルトが自重で脱落する。また、ボルトを回転させてねじ込むことができない。
特許文献2に開示されている技術は、リッド本体のように回動する部材に採用すると、遊嵌穴から係止穴までボルトが戻って脱落することが考えられる。ボルトが遊嵌穴に戻ることを規制するように仮止め穴の半径を小さくとすると、仮止め穴がボルトで変形するため仮止めの機能を失う。
特許文献3に開示されている技術は、ばね部材の弾性力でボルトが嵌着部の開口から戻ることを規制するストッパ機能を有するため、部品点数が増加する。すなわち、板状の部材にボルトを保持させる場合、板状の部材に嵌着部を別体で接合する必要がある。
このように、特許文献1〜3では、リッド本体(板状の部材)をボルトで締結する締結作業を速やかに行うことができない。
さらに、特許文献4には、エンジンルームの下のアンダカバーにメンテナンス用のリッドを設けたリッド構造が、開示されている。このリッド構造は、リッドを車両の前方へ向けてスライドさせて取り外し可能となっており、簡単な構造で軽量安価である。
しかし、特許文献4に開示されているリッド構造は、エンジンルームのメンテナンスの際にリッドを取り外すと、取り外したリッドを他の場所に置く必要となり、置く動作が発生し、メンテナンス作業やリッドの組付け作業に手間がかかる。さらに、製造ラインでエンジンを取付けるときに、アンダカバーを取付けた後に下方から締め付け作業を実施することがあり、リッドの組付け作業に手間がかかる。さらにまた、リッドを引き出すための空間がアンダカバーの前方に必要となり、アンダカバーの前方の作業スペースが大きくなる。
特開平7−280317号公報 特開平9−195437号公報 特開平9−41899号公報 特開2000−177652号公報
本発明は、リッド本体をボルトで締結する締結作業を速やかに行え、ボルトの戻りを規制する機能を別体で設ける必要がないリッド締結構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明によれば、リッド締結構造であって、アンダカバーと、前記アンダカバーに形成された開口を閉じるリッドと、前記リッドに回転自在に保持されているボルトと、を具備しており、前記リッドは、前記ボルトが挿入可能なように開けられた挿入孔と、前記挿入孔の周縁の一部を前記ボルトをスライド可能に切り欠いて前記周縁に連続させて、前記挿入孔へ前記ボルトが戻ることを規制するよう開けられた逆戻り規制開口部と、前記逆戻り規制開口部に連続して、周縁の一部を前記ボルトが進入可能となるよう切り欠かれ、前記挿入孔の半径より小さい半径で開けられた支持締結孔と、前記ボルトのおねじ部と座面との間に、前記支持締結孔からの抜け止めを図るよう形成された抜け止め部と、を有しているリッド締結構造が提供される。
請求項2に係る発明では、好ましくは、前記逆戻り規制開口部は、前記ボルトをスライドさせる際に弾性変形する材料で形成されている。
請求項3に係る発明では、好ましくは、前記逆戻り規制開口部には、前記挿入孔から離れるに伴い幅が漸減したテーパ状のガイド部が形成されている。
請求項4に係る発明では、好ましくは、前記抜け止め部は、前記挿入孔の前記半径よりも小さい半径を有しており、前記支持締結孔の前記半径より半径が大きい円板形状に形成されている。
請求項5に係る発明では、好ましくは、前記ボルトの座面が押圧する前記リッドの面を表面としたときに、前記リッドの裏面に形成された突起部は、前記裏面から前記挿入孔に挿入した前記ボルトの前記座面と当接する位置に形成されている。
請求項6に係る発明では、好ましくは、前記リッドは、前記アンダカバーに着脱自在に設けられた一端部と、前記アンダカバーに掛け止めされる他端部に設けられたT字状の掛止部とを有し、前記アンダカバーは、前記リッドの縁に沿う形状に形成され、前記掛止部が引っ掛けられる段差部を有し、前記段差部は、前記掛止部を通す形状に開けられた組付け穴部を有している。
請求項7に係る発明では、好ましくは、前記リッドは、前記掛止部から前記一端部へ向かって延びるリブを有している。
請求項8に係る発明では、好ましくは、前記段差部は、前記アンダカバーの内面より高い段部に、前記アンダカバーの前記内面に沿うように前記リッドを閉じたときに、干渉を避ける隆起部を有している。
請求項9に係る発明では、好ましくは、前記リッドは、前記リブに交差する段差リブを有している。
請求項10に係る発明では、好ましくは、前記リッドの前記一端部は、前記一端部に回転自在に支持された前記ボルトで前記アンダカバーに締結される。
請求項1に係る発明では、リッドに挿入孔を開け、挿入孔の周縁に連続させて、挿入孔へボルトが戻ることを規制する逆戻り規制開口部を開け、逆戻り規制開口部に連続させて、ボルトを進入可能に切り欠いた支持締結孔を挿入孔の半径より小さい半径で開け、ボルトのおねじ部と座面との間に、支持締結孔からの抜け止めを図る抜け止め部を形成しているので、リッドの支持締結孔にボルトを嵌めた状態で保持することができる。その結果、リッドを一旦取り外した後、再度装着する際に、ボルトを探す必要が無くなり、ボルトを締結する締結作業を速やかに行うことができる。
請求項2に係る発明では、逆戻り規制開口部は、ボルトをスライドさせる際に弾性変形する材料で形成されているので、リッドにボルトの戻りを規制するものを別体で設ける必要がない。
請求項3に係る発明では、逆戻り規制開口部に挿入孔から離れるに伴い幅が漸減したテーパ状のガイド部を形成しているので、挿入孔から支持締結孔に向かってボルトをスライドさせる際に、テーパ状のガイド部によってボルトが導かれ、ボルトの移動は容易になる。
請求項4に係る発明では、抜け止め部の半径は、挿入孔の半径よりも小さく、支持締結孔の半径よりも大きい半径を有する円板状に形成されているので、ボルトをスライドさせるだけでよく、支持締結孔へのボルトの装着を速やかに行うことができる。
請求項5に係る発明では、リッドの裏面に突起部を裏面から挿入孔に挿入したボルトの座面と当接する位置に形成しているので、リッドの裏面から挿入孔にボルトを挿入すると、突起部に座面が干渉してボルトが傾き、挿入孔にボルトを最後まで挿入できない。挿入したときボルトが傾くと、ボルトの座面及び抜け止め部が挿入孔の周囲の面と平行ではなくなり、ボルトの座面や抜け止め部がリッド本体に干渉するので、支持締結孔へ向けてボルトを移動(スライド)できない。つまり、反対側(裏面側)からボルトを通すことを防止することができる。
請求項6に係る発明では、アンダカバーにリッドの一端部を着脱自在に固定し、アンダカバーまたは別のアンダカバーに他端部を掛止したリッド機構において、他端部に設けられたT形状の掛止部と、アンダカバーにリッドの縁に沿う形状に形成されて掛止部を掛止する段差部と、段差部に掛止部を通す形状に開けた組付け穴部とを備えているので、リッドは組付け穴部の縁、且つ段差部に掛止部で吊り下げられる。その結果、製造時にアンダカバーにリッドを吊り下げた後、アンダカバーに装着(取付け)でき、リッドの組付け作業は容易になるとともに、組付け作業時間を削減することができる。
さらに、点検作業を実施するときには、リッドを吊り下げた状態で保持することができるので、点検作業時間を削減することができる。
請求項7に係る発明では、掛止部から一端部へ向かって延びるリブを有しているので、走行風や水や小石など飛散したものがリッドや掛止部に当たると、リブに衝撃(荷重)が分散され、リッド、掛止部の撓みを抑制することができる。例えば、撓み量によってはリッドが脱落することも考えられるが、脱落する心配がない。
請求項8に係る発明では、段差部は、アンダカバーの内面より高い段部に、アンダカバーの内面に沿うようにリッドを閉じたときに、干渉を避ける隆起部を有しているので、リッドをアンダカバーの内面に沿って配置することができる。
請求項9に係る発明では、リブに交差する段差リブをリッドに形成しているので、段差リブによってリッド自体を補強し、走行風や水や小石など飛散したものがリッドの底面に当たると、段差リブに衝撃(荷重)が分散され、リッドの撓みをより抑制することができる。例えば、撓み量によってはリッドが脱落することも考えられるが、脱落をより確実に防止することができる。
請求項10に係る発明では、一端部を一端部に回転自在に支持したボルトで固定しているので、リッドを閉じた後、ボルトで固定する作業時間をより削減することができ、車体組立ラインの流れ作業の中でも、一旦リッドを開けて、エンジンルーム内の作業を行うことができる。
本発明の実施例によるリッド締結構造を採用した車体前部の側面図である。 アンダカバーの取り付け状態を示す平面図である。 図2の矢印3方向から見た図である。 アンダカバーの取り付け状態を下方から見た図である。 アンダカバーの平面図である。 図5に示したアンダカバーの斜視図である。 アンダカバーの正面図である。 リッド締結構造の取り付け状態を示した斜視図である。 アンダカバーの組付け穴部を示す平面図であって、(a)は概要図、(b)は(a)のb部詳細図ある。 アンダカバーの段差部及び組付け穴部の斜視図である。 リッドの平面図である。 図8の領域12の拡大図である。 図12の13−13線による断面図である。 リッドが開いた状態を示した斜視図である。 図14の領域15の拡大図である。 図11の領域16の拡大図である。 リッドのアンダカバーへの組付け状態を示した図である。 リッドの掛止部をアンダカバーの組付け穴部に通した状態を示した図である。 図18に示したリッドを倒した状態を示した斜視図である。 リッドをボルトでアンダカバーに取り付ける状態を示した断面図である。 ボルトの戻りを防止する機構を示した図であって、(a)はボルトの挿入、(b)はボルトのスライド、(c)はボルトの組付け状態を示した図である。 ボルトのリッドへの組付け状態を示した図である。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、車両11は、リッド構造12とリッド締結構造13を備えている。リッド構造12及びリッド締結構造13は、車両11のエンジン15の下をカバーするアンダカバー16に設けられている。
車両11は、車体17と、この車体17のフロントボデー21と、フロントボデー21に支持されたエンジン15とを備える。フロントボデー21は、左のフロントサイドフレーム22、左のフロントサイドフレーム22と略同様の右のフロントサイドフレーム23(図2)と、左右のフロントサイドフレーム22、23に下方から取付けられたフロントサブフレーム25とを備えている。
右のフロントサイドフレーム23は、車幅方向の中心Cを基準に左のフロントサイドフレーム22とほぼ対称である。
エンジン15は、横置きタイプである。エンジン本体26のピストン(図示せず)は車両11の車幅方向に配列されている。エンジン本体26に一体的に接合した図示していない変速機は、車幅方向に延びるよう配置されている。
エンジン15はエンジン本体26と変速機を一体化した状態で、エンジン本体26を左右のフロントサイドフレーム22,23に締結する。エンジン15の前ブラケット部28をフロントサブフレーム25のエンジン前マウント31に支持している。
フロントサブフレーム25は、車両11の平面視(図2)で、井桁状に形成されている。車両11の正面に近接する前クロスビーム33と、前クロスビーム33の左端34から車両11の後方へ向けて延びた左ビーム35と、右端36から車両11の後方へ向けて延びた右ビーム37と、これらの左ビーム35の後端、右ビーム37の後端に連続する後クロスビーム38と、前クロスビーム33の中央に設けたエンジン前マウント31とを備える。
図3に示すように、エンジン前マウント31は、エンジン15の前部を支持し、前クロスビーム33に接合されたベース部41と、ベース部41にボルト43およびナット44で締結されたエンジン締結部材42とを含んでいる。図2に示すように、フロントサブフレーム25には、車両11の下方からアンダカバー16が取付けられている。
アンダカバー16は、図2及び図6に示すように、フロントアンダカバー47と、リヤーアンダカバー48とからなる。
フロントアンダカバー47は、バンパフェイス下端51(図1)及びフロントバルクヘッド52のフロントバルクヘッドロアー53から前クロスビーム33まで延びてリヤーアンダカバー48に達する樹脂製のカバーである。フロントアンダカバー47は、バンパフェイス下端51及びフロントバルクヘッドロアー53に図示していないクリップで固定されている。
図4に示すように、フロントアンダカバー47には、フロントアンダカバー47の後縁55を切り欠いた逃がし開口部56が形成されている。逃がし開口部56はフロントサブフレーム25の前クロスビーム33の中央に設けたジャッキ受け部57の下方に開いている。
すなわち、ジャッキ受け部57を含むフロントサブフレーム25を昇降装置61(図7)に載せて、フロントサブフレーム25を上昇又は下降させる。その際、昇降装置61の前ジャッキ座面62(図7)とフロントアンダカバー47との干渉を防止することができる。
リヤーアンダカバー48は、図6に示すように、エンジン本体26および変速機の下方をカバーする。樹脂製のリヤーアンダカバー本体64と、鋼板製の排熱カバー65、樹脂製のリッド本体66(点模様で示したもの)とからなる。図4に示すように、フロントサブフレーム25の底部68にリヤーアンダカバー48の縁をクリップ71(図14も参照)で取付けている。
リヤーアンダカバー48は、エンジン前マウント31の近傍に調整開口部73を開けている。調整開口部73はリッド構造12に含まれる。
リッド構造12では調整開口部73にリッド本体66を締結装置13で固定している。締結装置13は、図12に示すように、リヤーアンダカバー48に設けられたアンダカバー締結部75と、このアンダカバー締結部75に設けられためねじ部材76とを含む。
図1〜図11、図14、および図17図〜19を参照すると、リッド構造12は、車両11の車体17または車体17のエンジンルーム81の下をカバーするアンダカバー16に開閉自在なリッド本体66の一端部83(図11)を着脱自在に固定し、アンダカバー16または別のアンダカバー(図示せず)に他端部84を掛止した構造をしている。
図11及び図17に示すように、リッド構造12は、他端部84に設けられたT形状の掛止部85と、掛止部85を掛止したアンダカバー16にリッド66の縁86に沿う形状に形成されて掛止部85を掛止した段差部87と、段差部87に掛止部85を通す形状に開けた組付け穴部88とを含んでいる。
また、リッド構造12は、掛止部85から一端部83へ向かって延びるリブ91(図11、図14、図19)を有している。図10及び図11に示すように、段差部87は、アンダカバー16の内面92より高さHだけ高い段部93に、アンダカバー16の内面92に沿うようにリッド本体66を閉じたときに、干渉を避ける隆起部94を有している。
リッド構造12は、リブ91に交差する段差リブ95(図19も参照)をリッド66に形成している。リッド16の一端部83は、回転自在に支持したボルト96(図12)で固定されている。
図8、図9及び図12に示すように、リッド締結構造13は、開口(調整開口部73)を閉じるリッド66に回転自在にボルト96を保持している。97はボルト96を通した締結開口部である(図16参照)。
図16に示すように、リッド66にボルト96(図13)を挿入する挿入孔101を開け、挿入孔101の周縁102の一部103をボルト96をスライド可能(矢印a1の方向)に切り欠いて周縁102に連続させて、挿入孔101へボルト96が戻ることを規制する逆戻り規制開口部104を開けた。
さらに、逆戻り規制開口部104に連続させて、周縁106の一部107をボルト96を進入可能(矢印a1の方向)に切り欠いた支持締結孔108を挿入孔101の半径rより小さい半径rhで開けた。
図13に示すボルト96のおねじ部111と座面112との間に、支持締結孔108からの抜け止めを図る抜け止め部113を形成している。抜け止め部113は、ボルト96の軸線cbの方向(E軸方向)にボルト96が移動して支持締結孔108から抜けることを防ぐ。
逆戻り規制開口部104は、ボルト96をスライドさせる(矢印a1の方向)際に弾性変形する材料、例えば樹脂で形成されている。逆戻り規制開口部104に挿入孔101から離れる(矢印a1の方向)に伴い幅が幅Wから幅Whに漸減したテーパ状のガイド部115を形成している。
抜け止め部113は、挿入孔101の半径rより半径rsが小さく、支持締結孔108の半径rhより半径rsが大きい円板形状に形成されている。
ボルト96の座面112が押圧するリッド66の面を表面116(図13、図14、図15、図22)としたときに、リッド66の裏面117に突起部118を裏面117から(矢印a2の方向)挿入孔101に挿入したボルト96の座面112と当接する位置(半径rb)に形成している。
締結装置13は、リッド66に設けられたボルト96、締結開口部97(挿入孔101、支持締結孔108、逆戻り規制開口部104)を含む。リヤーアンダカバー48に設けられたアンダカバー締結部75、めねじ部材76を含む。
図13に示すように、ボルト96は、頭部141と、支持軸部142と、抜け止め部113と、おねじ部111と、位置決め部143とを有している。頭部141は、座面112およびフランジ部145を有する。
支持軸部142は、おねじ部111の外径とほぼ同じ外径で形成され、ボルト96の軸線cbの方向(E軸方向)の長さがアンダカバー16のリッド本体66の厚さより少し(例えば、2mm)長い。
抜け止め部113は、円盤状で、頭部141とほぼ同じ大きさの半径rsであり、図15及び図16に示されたリッド66に形成された挿入孔101を通り抜ける半径である。挿入孔101は、抜け止め部113より大きい半径rで形成され、開口(切り欠いた一部103)を支持締結孔108に近接した周縁に形成されている。
リッド66の支持締結孔108は、ボルト96の支持軸部142の半径より僅かに大きい半径rh(図16)で形成され、開口(切り欠いた一部107)を挿入孔101に近接した周縁(2点鎖線で示す部位)に形成され、逆戻り規制開口部104に連続させている。
逆戻り規制開口部104は、図16に示すように、挿入孔101の半径の中心Tと支持締結孔108の半径の中心Thを通る線Sに対し所望の角度αで形成されたガイド部115を有する。
ガイド部115と支持締結孔108の周縁(切り欠いた一部107)との交点でもってストッパ部147が形成される。リッド66は、ストッパ部147によって移動規制されたボルト96でもってアンダカバー締結部75に締結している。
アンダカバー締結部75は、図10、図12、図13、図20に示すように、段差部87の段部93の前部に、段部93から隆起した隆起締結部151が形成されている。この隆起締結部151にボルト96の抜け止め部113を通す孔152が開けられている。
上記孔152を中央にして、互いに対向する第1位置決めリブ153および第2位置決めリブ154が形成され、これらのリブ153、154に連続して第3位置決めリブ155が形成されている。第2位置決めリブ154及び第3位置決めリブ155の外側には、直交する補強リブ156が一体に形成されている。
第1位置決めリブ153は、車両11前方へ向き、車両11前方へ向く隆起締結部151の前縁に立設されている。隆起締結部151の内縁158(図12)がリッド本体66へ向き、この内縁158に向けてめねじ部材76が組付けられて隆起締結部151を把持している。
第3位置決めリブ155の内側には、めねじ部材76の位置(車幅方向)を決めるめねじ位置決めストッパ161が形成されている。
すなわち、これらのリブ153、154、155によって、隆起締結部151の強度を高めることができる。また、これらのリブ153、154、めねじ位置決めストッパ161によって、めねじ部材76の車両11の前後方向への移動および車幅方向への移動を規制することができる。
めねじ部材76は、図12及び図13に示すように、隆起締結部151の内縁158から組付けられ、クリップ部163が隆起締結部151を把持している。めねじ部材76は、クリップ部163と、該クリップ部163に一体に形成されためねじ部164とからなる。めねじ部材76は、車幅方向、車体前後方向に僅かな量だけ移動可能であり、ボルト96をねじ込んだ際に僅かな量だけ移動する。よって、各部の寸法のばらつきを吸収することができる。
次に、図17〜図20に基づいて、リッド66の組付け要領を説明する。まず、図17に示すように、リヤーアンダカバー48の組付け穴部88の挿入穴135にリッド66の掛止部85を矢印a4のように通す。
続いて、図18に示すように、掛止部85の掛け部132を貫通させ、吊り支持部131を通す。吊り支持部131を組付け穴部88のスライド穴136に通した状態で矢印a5のようにスライドさせつつ、矢印a6のように回動させる(図19も参照)。
引き続き、図18、図19及び図20に示すように、フロントアンダカバー47の開口部56近傍の後縁166にリッド66の仮止め爪128を矢印a7のように引っ掛ける。その際、リッド66の掛止部85の掛け部132は段差部87の壁部134に近接するが当接していない。
最後に、予めリッド66に保持されているボルト96をリヤーアンダカバー48のアンダカバー締結部75に設けためねじ部材76のめねじ部164にねじ込み、図13に示す状態にする。これでリッド66の組付けは完了する。
次に、リッド締結構造13の作用について説明する。締結構造13では、このように、リッド66の支持締結孔108(図16)にボルト96を嵌めた状態でボルト96を保持することができ、リッド66を一旦取り外した後、再度装着する際に、ボルト96を探す必要が無くなり、ボルト96を締結する締結作業を速やかに行うことができる。
次に、図21及び図22に基づいて、ボルト96の組付け要領及びボルト96の戻りを規制する作用について説明する。
まず、図22に示すように、リッド66の表面116に二点鎖線で示すボルト96の先端を向け、リッド66の挿入孔101にボルト96を、図21(a)に二点鎖線で示すように通す。そして、ボルト96の頭部141の座面112をリヤーアンダカバー48に接触させる。またはボルト96の支持軸部142を挿入孔101の内周に対向させる。
続いて、ボルト96を矢印b1のようにスライドさせる。その際、ガイド部115によって支持軸部142が案内される。引き続き、支持軸部142がストッパ部147に当接すると、支持軸部142をストッパ部147の弾性力に抗して押しつけ、ストッパ部147を弾性変形させる(図21(b))。
最後に、ストッパ部147を通過させて、支持締結孔108に支持軸部142を入れると、ストッパ部147が復帰するので、開口(切り欠いた一部107)は支持軸部142の直径より狭くなり、スライドさせたボルト96は支持締結孔108から移動し難くなる。これでボルト96の組付けが完了する。
このように、締結構造13では、リッド66の支持締結孔108にボルト96を嵌めた状態で保持することができ、リッド66を一旦取り外した後や、リッド66を開けた後(図1、図14参照)、再度装着する際に、ボルト96を探す必要が無くなり、ボルト96を締結する締結作業を速やかに行うことができる。
次に、図22に基づいて、ボルト96の組付け不良を防止する機能について説明する。リッド66の裏面117から挿入孔101にボルト96を矢印b2のように挿入すると、突起部118に座面112が干渉してボルト96が傾き、挿入孔101にボルト96の支持軸部142まで挿入できない。
挿入したときボルト96が傾くと、ボルト96の座面112及び抜け止め部113が挿入孔101の周囲の面(裏面117)と平行ではなくなり、ボルト96の座面112や抜け止め部113がリッド66に干渉するので、支持締結孔108へ向けてボルト96を移動することができない。つまり、反対側(裏面117側)からボルト96を通すことを防止することができる。
次に、図9〜図11に基づいて、リッド構造12について詳しく説明する。リッド構造12は、既に述べた調整開口部73、リッド66、掛止部85、段差部87、組付け穴部88、リブ91、隆起部94、段差リブ95を有している。
調整開口部73は、図9に示すように、リヤーアンダカバー48の前縁121を切り欠いた開口で、開口を車両11前方へ向けている。調整開口部73には段差部87が形成され、段差部87に閉じたリッド66を収納することによって、アンダカバー16の地上高とほぼ同じ高さに配置している。
リッド66は、図8、図11、図19に示すように、本体124が長方形の板状に形成され、本体124の前部に逆U字状の膨出本体部125が昇降装置61(図7)の前ジャッキ座面62との干渉を防止するように形成されている。
図19に示すように、膨出本体部125の縁127は、車両11前方へ向き立ち上がり、この縁127に仮止め爪128が車両11前方へ向け突状に形成されている。本体124の膨出本体部125と掛止部85との間には段差リブ95(図11)がリッド66の縁86(図11)に沿うように形成されている。
掛止部85は、図11に示すように、リッド66から突出するよう形成された吊り支持部131と、吊り支持部131の先端に直交させて吊り支持部131の先端から両側に突出するよう形成された掛け部132とからなる。リッド66を開いたとき(図14)、掛け部132が段差部87に引っ掛かる。
段差部87は、図10に示すように、アンダカバー16の前部に、アンダカバー16の内面92に連続して起立するよう形成された壁部134と、壁部134に連続してアンダカバー16に平行になるよう形成された段部93とをからなる。段部93に設けられた隆起部94は、図11に示された一方のリブ91から他方のリブ91までの幅に対応している。
アンダカバー16に形成された組付け穴部88は、図9及び図10に示すように、T字形状を呈している。壁部134よりも車両前方側に車幅方向に延びる挿入穴135が形成されている。挿入穴135に連ねて直交し、挿入穴135の幅よりも小さい幅を有するスライド穴136が形成されている。さらに、スライド穴136に連続して吊り下げ穴137が形成されている。
リブ91は、図11、図14及び図19に示すように、掛止部85の幅をほぼ3等配する間隔を有するように形成されている。リブ91は、リッド66の中央まで上縁が一直線に形成され、下縁から上縁までの高さが段差リブ95で段差を吸収するように変えられている。リッド66を閉じた状態において、リブ91の上方には隆起部94が位置する。
隆起部94は、一方のリブ91から他方のリブ91までの範囲に形成されているので、組付け穴部88が形成された部位の段部93a(図10)に隆起部94を形成することができ、段部93aの強度を高めることができる。
次に、リッド66の組付けについて、図17〜図20を参照して説明する。まず、図17に示すように、リヤーアンダカバー48の組付け穴部88の挿入穴135にリッド66の掛止部85を矢印a4のように通す。
続いて、図18に示すように、掛止部85の掛け部132を貫通させ、吊り支持部131を通す。そして、吊り支持部131を組付け穴部88のスライド穴136に通した状態で矢印a5のようにスライドさせつつ、矢印a6のように回動させる(図19も参照)。
引き続き、図19、図20に示すように、フロントアンダカバー47の開口部56近傍の後縁166にリッド66の仮止め爪128を矢印a7のように掛ける。その際、リッド66の掛止部85の掛け部132は段差部87の壁部134(図18)に近接するが当接していない。
最後に、予めリッド66に保持されているボルト96をリヤーアンダカバー48のアンダカバー締結部75に設けられためねじ部材76のめねじ部164にねじ込み、図13に示す状態にする。これでリッド66の組付けは完了する。
次に、リッド構造12の作用について説明する。リッド構造12では、このように、リッド66を取付けることができ、リッド66の組付け作業は容易になるとともに、組付け作業時間を削減することができる。
逆に、リッド66を、図1、図14に示すように開けた場合、例えば、組み立て工程や点検作業をするときに開けると、リヤアンダカバー48の段差部87にリッド66の掛止部85が掛かるので、リッド66はリヤアンダカバー48から外れることなく、リヤアンダカバー48に吊り下げられる。その結果、リッド本体66をリヤアンダカバー48から取り外して近傍に置くための動作が発生せず、点検作業時間を削減することができる。
組み立て工程では、エンジン前マウント31のボルト43およびナット44を所望の軸力まで締める。
すなわち、組み立て工程を行う前の行程では、フロントサブフレーム25にエンジン15を載せて、エンジン前マウント31のボルト43およびナット44を全体の半分程度まで締める。その次に、フロントサブフレーム25にアンダカバー16を取付ける。
次に、フロントサブフレーム25を上昇させ、左のフロントサイドフレーム22および右のフロントサイドフレーム23にエンジン15を締結する。
最後に、組み立て工程では、リッド66を、図1、図14に示すように開けて、吊り下げる。続いて、図14の矢印a8のように、リッド66を回動させた後、図3に示すように、エンジン前マウント31のボルト43およびナット44を所望の軸力が得られるまでさらに締め付ける。
本発明のリッド締結構造は、自動車に好適である。
11…車両、12…リッド構造、13…リッド締結構造、16…アンダカバー、17…車体、66…リッド、73…開口(調整開口部)、81…エンジンルーム、83…リッドの一端部、84…リッドの他端部、85…掛止部、86…リッドの縁、87…段差部、88…組付け穴部、91…リブ、92…アンダカバーの内面、93…段部、94…隆起部、95…段差リブ、96…ボルト、101…挿入孔、102…挿入孔の周縁、103…挿入孔の周縁の一部、104…逆戻り規制開口部、106…支持締結孔の周縁、107…支持締結孔の周縁の一部、108…支持締結孔、111…ボルトのおねじ部、112…ボルトの座面、113…抜け止め部、115…ガイド部、116…リッドの表面、117…リッドの裏面、118…突起部、r…挿入孔の半径、rh…支持締結孔の半径、rs…抜け止め部の半径。

Claims (10)

  1. リッド締結構造であって、
    アンダカバーと、
    前記アンダカバーに形成された開口を閉じるリッドと、
    前記リッドに回転自在に保持されているボルトと、
    を具備しており、
    前記リッドは、
    前記ボルトが挿入可能なように開けられた挿入孔と、
    前記挿入孔の周縁の一部を前記ボルトをスライド可能に切り欠いて前記周縁に連続させて、前記挿入孔へ前記ボルトが戻ることを規制するよう開けられた逆戻り規制開口部と、
    前記逆戻り規制開口部に連続して、周縁の一部を前記ボルトが進入可能となるよう切り欠かれ、前記挿入孔の半径より小さい半径で開けられた支持締結孔と、
    前記ボルトのおねじ部と座面との間に、前記支持締結孔からの抜け止めを図るよう形成された抜け止め部と、
    を有していることを特徴とするリッド締結構造。
  2. 前記逆戻り規制開口部は、前記ボルトをスライドさせる際に弾性変形する材料で形成されている、請求項1に記載のリッド締結構造。
  3. 前記逆戻り規制開口部には、前記挿入孔から離れるに伴い幅が漸減したテーパ状のガイド部が形成されている、請求項1に記載のリッド締結構造。
  4. 前記抜け止め部は、前記挿入孔の前記半径よりも小さい半径を有しており、前記支持締結孔の前記半径より半径が大きい円板形状に形成されている、請求項1に記載のリッド締結構造。
  5. 前記ボルトの座面が押圧する前記リッドの面を表面としたときに、前記リッドの裏面に形成された突起部は、前記裏面から前記挿入孔に挿入した前記ボルトの前記座面と当接する位置に形成されている、請求項1に記載のリッド締結構造。
  6. 前記リッドは、前記アンダカバーに着脱自在に設けられた一端部と、前記アンダカバーに掛け止めされる他端部に設けられたT字状の掛止部とを有し、
    前記アンダカバーは、前記リッドの縁に沿う形状に形成され、前記掛止部が引っ掛けられる段差部を有し、
    前記段差部は、前記掛止部を通す形状に開けられた組付け穴部を有している、請求項1に記載のリッド締結構造。
  7. 前記リッドは、前記掛止部から前記一端部へ向かって延びるリブを有している、請求項6に記載のリッド締結構造。
  8. 前記段差部は、前記アンダカバーの内面より高い段部に、前記アンダカバーの前記内面に沿うように前記リッドを閉じたときに、干渉を避ける隆起部を有している、請求項6に記載のリッド締結構造。
  9. 前記リッドは、前記リブに交差する段差リブを有している、請求項7に記載のリッド締結構造。
  10. 前記リッドの前記一端部は、前記一端部に回転自在に支持された前記ボルトで前記アンダカバーに締結される、請求項6に項記載のリッド締結構造。
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