JP2500982Y2 - トランスミッションの遠隔操作機構 - Google Patents
トランスミッションの遠隔操作機構Info
- Publication number
- JP2500982Y2 JP2500982Y2 JP1990028934U JP2893490U JP2500982Y2 JP 2500982 Y2 JP2500982 Y2 JP 2500982Y2 JP 1990028934 U JP1990028934 U JP 1990028934U JP 2893490 U JP2893490 U JP 2893490U JP 2500982 Y2 JP2500982 Y2 JP 2500982Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- joint
- control lever
- wire
- remote control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Flexible Shafts (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はトランスミッションの遠隔操作機構に関す
る。
る。
(従来の技術) 自動車用トランスミッションの遠隔操作機構として、
運転室側の操作レバーからのワイヤをトランスミッショ
ンのギヤシフト機構のコントロールレバーにジョイント
を介して連結したものが知られている(実開昭59-18832
1号公報参照)。
運転室側の操作レバーからのワイヤをトランスミッショ
ンのギヤシフト機構のコントロールレバーにジョイント
を介して連結したものが知られている(実開昭59-18832
1号公報参照)。
例えば第7、8図において、2は図外の操作レバーか
らのワイヤ3のトランスミッション側の端部に結合した
ボールジョイントで、ボールジョイント2は軸部のボル
ト4をコントロールレバー1の取付穴5に挿入してナッ
ト6で締め付けられる。7はワイヤ3を摺動自由に被覆
するチューブ、8はチューブ7の口金7Aを固定するブラ
ケット、9はチューブ7とボールジョイント2の間で内
部に挿通したワイヤ3の動きに伴って伸縮するブーツを
示す。
らのワイヤ3のトランスミッション側の端部に結合した
ボールジョイントで、ボールジョイント2は軸部のボル
ト4をコントロールレバー1の取付穴5に挿入してナッ
ト6で締め付けられる。7はワイヤ3を摺動自由に被覆
するチューブ、8はチューブ7の口金7Aを固定するブラ
ケット、9はチューブ7とボールジョイント2の間で内
部に挿通したワイヤ3の動きに伴って伸縮するブーツを
示す。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このような従来例では第8図中の2点鎖線
で示すように、ボールジョイント2をコントロールレバ
ー1のジョイント取付面と反対側の面に誤組付けしやす
く、誤組付けによりワイヤ3が設計検討外の捩れや曲げ
を受けて早期に破損するという心配があった。
で示すように、ボールジョイント2をコントロールレバ
ー1のジョイント取付面と反対側の面に誤組付けしやす
く、誤組付けによりワイヤ3が設計検討外の捩れや曲げ
を受けて早期に破損するという心配があった。
(課題を解決するための手段) この考案はこのような問題点を解決するため、運転室
に操作レバーを設け、操作レバーからのワイヤをトラン
スミッションのギヤシフト機構のコントロールレバーに
ジョイントを介して連結したトランスミッションの遠隔
操作機構において、コントロールレバーのジョイント取
付面と反対側の面にジョイントとの連結を規制するプレ
ートを立設したものである。
に操作レバーを設け、操作レバーからのワイヤをトラン
スミッションのギヤシフト機構のコントロールレバーに
ジョイントを介して連結したトランスミッションの遠隔
操作機構において、コントロールレバーのジョイント取
付面と反対側の面にジョイントとの連結を規制するプレ
ートを立設したものである。
(作用) したがって、作業者はジョイントを誤ってコントロー
ルレバーのジョイント取付面と反対側の面に組み付けよ
うとした場合、プレートの規制により間違った組付け方
だと容易に気付くことができる。
ルレバーのジョイント取付面と反対側の面に組み付けよ
うとした場合、プレートの規制により間違った組付け方
だと容易に気付くことができる。
(実施例) 第1、2図において、10はトランスミッションのギヤ
シフト機構のコントロールレバー、11は運転室の操作レ
バーからのワイヤ12端部に結合したボールジョイント
で、ボールジョイント11は従前と同じく軸部のボルト13
をコントロールレバー10の取付穴14に挿通してナット15
で締め付けられる。
シフト機構のコントロールレバー、11は運転室の操作レ
バーからのワイヤ12端部に結合したボールジョイント
で、ボールジョイント11は従前と同じく軸部のボルト13
をコントロールレバー10の取付穴14に挿通してナット15
で締め付けられる。
この場合、コントロールレバー10には第2図aで示す
ようにボールジョイント11との取付面と反対側の面のレ
バー10側縁に、ボルト13の取付穴14への挿通を規制する
ためのプレート16が立設される。なお、第2図bのコン
トロールレバー10′ではプレート16′がレバー10′の先
端縁に形成される。
ようにボールジョイント11との取付面と反対側の面のレ
バー10側縁に、ボルト13の取付穴14への挿通を規制する
ためのプレート16が立設される。なお、第2図bのコン
トロールレバー10′ではプレート16′がレバー10′の先
端縁に形成される。
このような構成により、作業者がワイヤ12の組付けに
際して第3図で示すようにボールジョイント11を誤って
コントロールレバー10のジョイント取付面と反対側の面
に取り付けようとしても、プレート16との干渉によりボ
ルト13を取付穴14に挿通してナット15で締め付けること
ができず、もし無理に取り付けようとすると第4、5図
示すようにワイヤ12の外装チューブ固定用のブラケット
17に対して不自然な取付状態となるため、作業者は一目
で容易に間違った組付け方だと気付くことができる。ま
た、このような組付け作業時に、ナット15にボックスレ
ンチ等の工具を掛ける際、プレート16がその案内となる
ので組付作業性が向上するという利点もある。
際して第3図で示すようにボールジョイント11を誤って
コントロールレバー10のジョイント取付面と反対側の面
に取り付けようとしても、プレート16との干渉によりボ
ルト13を取付穴14に挿通してナット15で締め付けること
ができず、もし無理に取り付けようとすると第4、5図
示すようにワイヤ12の外装チューブ固定用のブラケット
17に対して不自然な取付状態となるため、作業者は一目
で容易に間違った組付け方だと気付くことができる。ま
た、このような組付け作業時に、ナット15にボックスレ
ンチ等の工具を掛ける際、プレート16がその案内となる
ので組付作業性が向上するという利点もある。
なお、第6図で示すようにワイヤ12端部をコントロー
ルレバー10に連結するジョイント11として、内リング18
と外リング19の間にラバーブッシュ20を介装したラバー
ブッシュタイプを用いた場合でも、コントロールレバー
10のジョイント取付面と反対側でプレート16が内リング
18に挿入したボルト21の取付穴14への挿入を規制、つま
り誤組付けの防止が図れる。
ルレバー10に連結するジョイント11として、内リング18
と外リング19の間にラバーブッシュ20を介装したラバー
ブッシュタイプを用いた場合でも、コントロールレバー
10のジョイント取付面と反対側でプレート16が内リング
18に挿入したボルト21の取付穴14への挿入を規制、つま
り誤組付けの防止が図れる。
(考案の効果) 以上要するにこの考案によれば、運転室に操作レバー
を設け、操作レバーからのワイヤをトランスミッション
のギヤシフト機構のコントロールレバーにジョイントを
介して連結したトランスミッションの遠隔操作機構にお
いて、コントロールレバーのジョイント取付面と反対側
の面にジョイントとの連結を規制するプレートを立設し
たので、ワイヤ端部のコントロールレバーに対する誤組
付けの防止が図れ、装置の信頼性と耐久性の向上に役立
つという効果が得られる。また、ジョイント取付面と反
対側に立設したプレートは組付け時にレンチ等の工具を
案内するガイトとしても機能するので、組付作業性が向
上するという効果も得られる。
を設け、操作レバーからのワイヤをトランスミッション
のギヤシフト機構のコントロールレバーにジョイントを
介して連結したトランスミッションの遠隔操作機構にお
いて、コントロールレバーのジョイント取付面と反対側
の面にジョイントとの連結を規制するプレートを立設し
たので、ワイヤ端部のコントロールレバーに対する誤組
付けの防止が図れ、装置の信頼性と耐久性の向上に役立
つという効果が得られる。また、ジョイント取付面と反
対側に立設したプレートは組付け時にレンチ等の工具を
案内するガイトとしても機能するので、組付作業性が向
上するという効果も得られる。
第1図はこの考案の実施例を示す正常な組付け状態の一
部断面図、第2図aは同じくコントロールレバーの斜視
図、第2図bは他の実施例を示すコントロールレバーの
斜視図、第3〜5図はそれぞれ誤組付け状態を示す説明
図、第6図AとBは他の適用例を示す誤組付け状態の説
明図とワイヤ端部の平面図、第7図は従来技術を説明す
る要部斜視図、第8図はその一部省略のA矢視図であ
る。 10……コントロールレバー、11……ボールジョイント、
12……ワイヤ、16……プレート。
部断面図、第2図aは同じくコントロールレバーの斜視
図、第2図bは他の実施例を示すコントロールレバーの
斜視図、第3〜5図はそれぞれ誤組付け状態を示す説明
図、第6図AとBは他の適用例を示す誤組付け状態の説
明図とワイヤ端部の平面図、第7図は従来技術を説明す
る要部斜視図、第8図はその一部省略のA矢視図であ
る。 10……コントロールレバー、11……ボールジョイント、
12……ワイヤ、16……プレート。
Claims (1)
- 【請求項1】運転室に操作レバーを設け、操作レバーか
らのワイヤをトランスミッションのギヤシフト機構のコ
ントロールレバーにジョイントを介して連結したトラン
スミッションの遠隔操作機構において、コントロールレ
バーのジョイント取付面と反対側の面にジョイントとの
連結を規制するプレートを立設したことを特徴とするト
ランスミッションの遠隔操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990028934U JP2500982Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | トランスミッションの遠隔操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990028934U JP2500982Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | トランスミッションの遠隔操作機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119659U JPH03119659U (ja) | 1991-12-10 |
JP2500982Y2 true JP2500982Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=31531718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990028934U Expired - Lifetime JP2500982Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | トランスミッションの遠隔操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500982Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8851559B2 (en) * | 2011-01-07 | 2014-10-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Lid-fastening structure |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59188321U (ja) * | 1983-06-01 | 1984-12-13 | 三菱自動車工業株式会社 | リンク等の連結構造 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP1990028934U patent/JP2500982Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03119659U (ja) | 1991-12-10 |
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