JP3178280B2 - 油圧制御バルブの配線固定装置 - Google Patents

油圧制御バルブの配線固定装置

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JP3178280B2 JP30087794A JP30087794A JP3178280B2 JP 3178280 B2 JP3178280 B2 JP 3178280B2 JP 30087794 A JP30087794 A JP 30087794A JP 30087794 A JP30087794 A JP 30087794A JP 3178280 B2 JP3178280 B2 JP 3178280B2
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昌樹 大木
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機等の油圧制御
バルブに電気系統の配線類を固定するための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は自動変速機の油圧制御バルブの底
面を示したものである。バルブボディ1には、自動変速
機を車両の走行状態に応じてあらかじめ設定したパター
ンに従って変速作動させるための多数のバルブが集中的
に組み込まれている。バルブボディ1のフランジ部2に
はオイルパン(図示せず)が締め付けられ、このオイル
パンとバルブボディ1との間の空間部に所定量貯溜され
たオイルをオイルストレーナ3を通して前記各種のバル
ブへと供給するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の電子
制御方式の自動変速機では上記各種バルブのうちの一部
としてソレノイドバルブが採用されている。図2の4及
び5は前記バルブを駆動するためのソレノイドを示して
おり、このソレノイド4,5を作動させるための電気系
統の配線(ハーネス)6はオイルパン内の空間を経由し
てバルブボディ1を貫通し、図示しない制御装置へと接
続されるようになっている。この種の電気配線は、ソレ
ノイド4,5に限らず、例えば圧力センサや各種スイッ
チ類に結線されるものなど多数のものがバルブボディ1
に固定されることになる。
【0004】しかしながら、従来はこの配線6をバルブ
ボディ1に固定するための構造が、図2にも示したよう
に、配線6を押さえる爪状の金具7をボルト8により締
め付けるようになっており、しかも上述したとおり配線
数が多いことに加えて、車両運転時のバルブボディ1内
での配線6の振動やこれに原因する摩耗を防止するため
に金具7の締付箇所が多数にわたっていることから、配
線6を固定するための作業工数が多くて組付け性が悪い
という問題があった。
【0005】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、バルブボディ内での配線の振動や摩耗を確
実に防止でき、なおかつ組付けが容易な配線固定装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明として、油圧制御バルブのバルブボ
ディとこのバルブボディの底部に取り付けられるオイル
パンとのあいだの空間内に電気系統の配線を固定する配
線固定装置において、前記配線を収装するレールを、前
記バルブボディに取り付けられたオイルストレーナの外
周部に設けた。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、そのレールを一部が開放した箱状断面形状に形成
すると共に、前記開放部を閉塞する保持具をレール上の
所定箇所に配設するものとした。
【0008】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、レールを係合する手段をオイルストレーナに一体
形成するものとした。
【0009】
【作用】請求項1の発明において、配線はレールを介し
て全体的に支持されるので振動を起こすことがなく、し
たがってバルブボディと擦れあって摩耗を起こすような
こともない。一方、オイルストレーナ外周に沿ってレー
ル及び配線が固定されるので、組付け作業時にレールの
位置決めをしやすく、またオイルストレーナとレールと
が組付け時に干渉するようなことがない。また撓みやす
い配線ではなく比較的剛性の高いレールを要所で固定す
ればよいのでその作業は容易である。
【0010】請求項2の発明では、一部開放した断面形
状のレールに配線を収装したうえでレールに沿った要所
に保持具を設けるだけでレールへの配線の固定が行える
ので、配線をレールに収装するときの作業性がよい。
【0011】請求項3の発明では、オイルストレーナに
一体的にレールが形成されているので、バルブボディ側
にあらかじめ配線取付部位を設けておく必要がなく、ま
たオイルストレーナの種類や形状に応じて容易に配線を
固定することができるなど汎用性が向上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら説明する。なお、図1と対応する部分には同一の符
号を付して示すことにする。
【0013】図3において、1は油圧制御バルブのバル
ブボディ、2はオイルパンが締め付けられるフランジ
部、3はバルブボディ1に取り付けられたオイルストレ
ーナである。また、6は図示しないソレノイド等に接続
される配線を、9はそのコネクタ部を示している。
【0014】10と11は配線6をバルブボディ1に取
り付けるためのレールであり、図4にも示したようにそ
れぞれオイルストレーナ3の外周形状に沿った配線経路
を形成している。
【0015】各レール10,11は、図5に示したよう
にバルブボディ1に面する部分が開放した箱状断面形状
に形成されており、その内側に配線を収装したうえで、
レール10,11の外側に弾性的に嵌合する同じく一部
開放の箱状断面形状の保持具12を要所(この場合、各
レール10,11につき3カ所)に取り付けることによ
り、レール10,11内に配線6を固定するようになっ
ている。
【0016】なお、保持具12を設けるかわりに、各レ
ール10,11を弾性体で形成し、その開放部が部分的
にまたは全面的に自由状態で弾性的に閉じるような構造
のものとしてもよい。各レール10,11は筒状のもの
で形成することも可能であるが、一般に配線6の端部に
はあらかじめコネクタ9が取り付けられているので、前
述したような一部開放断面の構造としたほうが配線6の
収装にあたって好都合である。
【0017】一方、オイルストレーナ3は樹脂成型され
ており、その外周に一体形成されたフランジ部13,1
4をボルト15を介して締め付けることによりバルブボ
ディ1に固定される。このオイルストレーナ3には、上
記レール10,11の取り付けられる外周部分に沿って
複数箇所に外向きに一対の固定爪部16が一体形成され
ている。
【0018】これに対して、各レール10,11には固
定爪部16に対応する位置に、該爪部16に外側から弾
性的に嵌合する一対の係合部17が形成されている。
【0019】したがって、バルブボディ1に配線6を固
定するには、配線6をあらかじめレール10,11に収
装し、保持具12により固定したうえで、係合部17を
オイルストレーナ3の固定爪部16に弾性的に係合させ
ればよい。
【0020】このようにして固定された配線6は、レー
ル10,11を介して全体的に支持されるので振動を起
こすことがなく、したがってバルブボディ1等との接触
により摩耗や断線を起こすような不具合が生じない。ま
た、レール10,11によりおのずと配線経路が決めら
れるので、バルブボディ1上での配線6の位置決めが容
易であり、また撓みやすい配線6ではなく比較的剛性の
高いレール10,11を要所でバルブボディ1側(この
場合オイルストレーナ3)に固定すればよいのでその作
業も容易である。
【0021】また、この場合オイルストレーナ3の外周
に沿った形状のレール10,11を取り付けるようにし
たので、組付け作業時にレール10,11の位置決めを
しやすく、またオイルストレーナ3とレール10,11
とが組付け時に干渉するような不具合を確実に回避でき
る。
【0022】なお、レール10,11は、バルブボディ
1に取り付けるように構成することももちろん可能であ
るが、この実施例のようにオイルストレーナ3に支持す
る構成とすることにより、バルブボディ1側にあらかじ
め配線取付部位を設けておく必要がなく、またオイルス
トレーナ3の種類や形状に応じて容易に配線6を固定で
きるという利点が得られる。
【0023】また、レールをある程度柔軟な材質で形成
しておくことにより、直線状のものをオイルストレーナ
3の外形形状に合わせて変形させて取り付けることがで
きるので、レールの汎用性を高めることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1の発明に
よれば、バルブボディへの配線を少ない工数で容易に行
うことができると共に、配線の振動や摩耗を確実に防止
できるという効果が得られる。また、オイルストレーナ
外周に沿ってレール及び配線を設けるようにしたので、
組付け作業時にレールの位置決めをしやすく、また組付
け時にオイルストレーナとレールとの干渉を回避するこ
とができる
【0025】また、請求項2の発明によれば、一部開放
した断面形状のレールに配線を収装したうえでレールに
沿った要所に保持具を設けるようにしたので、配線をレ
ールに収装するときの作業性が向上する。
【0026】さらに、請求項3の発明によれば、オイル
ストレーナにレールを一体形成したので、バルブボディ
側にあらかじめ配線取付部位を設けておく必要がなく、
またオイルストレーナの種類や形状に応じて容易に配線
を固定することができるなど汎用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の油圧制御バルブの底面図。
【図2】従来の油圧制御バルブの配線取付構造を示すた
めの図1の要部拡大図。
【図3】本発明の一実施例を示す油圧制御バルブの底面
図。
【図4】上記実施例のオイルストレーナ部分の底面図。
【図5】図4のA−A断面図。
【符号の説明】
1 バルブボディ 3 オイルストレーナ 6 配線 10 レール 11 レール 12 保持具 16 固定爪部 17 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/30 F16L 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧制御バルブのバルブボディとこのバ
    ルブボディの底部に取り付けられるオイルパンとのあい
    だの空間内に電気系統の配線を固定する配線固定装置に
    おいて、前記配線を収装するレールを、前記バルブボディに取り
    付けられたオイルストレーナの外周部に設けたこと を特
    徴とする油圧制御バルブの配線固定装置。
  2. 【請求項2】 前記レールを一部が開放した箱状断面形
    状に形成すると共に、前記開放部を閉塞する保持具をレ
    ール上の所定箇所に配設したことを特徴とする請求項1
    に記載の油圧制御バルブの配線固定装置。
  3. 【請求項3】 前記レールを係合する手段をオイルスト
    レーナに一体形成したことを特徴とする請求項1に記載
    の油圧制御バルブの配線固定装置。
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