JPS6332553Y2 - - Google Patents

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JPS6332553Y2
JPS6332553Y2 JP18462882U JP18462882U JPS6332553Y2 JP S6332553 Y2 JPS6332553 Y2 JP S6332553Y2 JP 18462882 U JP18462882 U JP 18462882U JP 18462882 U JP18462882 U JP 18462882U JP S6332553 Y2 JPS6332553 Y2 JP S6332553Y2
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jig
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arm
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JP18462882U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトランスアクスル用チエンジガイドの
位置決め治具に関するものである。
一般に特開昭56−42822号公報に示されるよう
なトランスアクスル用チエンジガイドは、シフト
レバーによるチエンジロツドの動作をセレクトア
ームとガイドプレートとで案内するためのもので
あり、このようなチエンジガイドを設けるのは次
の理由による。即ち、前輪駆動車の場合シフトレ
バーとトランスミツシヨンとは離れており、その
ため両者はリンクを介して接続され、またシフト
レバーはラバーを介して車体に支持されているの
で、該シフトレバーを操作した場合各シフト位置
にしつかりと固定保持される感じがなく、ぐにや
ぐにやとした感じとなるため誤動作を生じやすい
ものであり、これを防止するため上記チエンジガ
イドを設けるのである。そして上記チエンジガイ
ドにより誤動作を防止するには上記ガイドプレー
トをクラツチハウジング内の所定位置に正確に組
付ける必要があり、従来、組付時に作業者が組付
位置を調節してガイドプレートを精度よく組付け
るようにしていたが、このような作業は非常に煩
雑なものであつた。
本考案はかかる状況に鑑みてなされたもので、
基準具とクラツチハウジングの凹部または凸部と
を嵌合すると、チエンジロツド姿勢決め部材がチ
エンジアームと嵌合してセレクトアームをニユー
トラルポジシヨンに位置せしめ、さらに該セレク
トアームにカム部材が嵌合するとともに楔部材が
ガイドプレートの変速用溝と嵌合するようにする
ことにより、ガイドプレートの位置決めを容易に
してガイドプレート組付の作業性を向上できるト
ランスアクスル用チエンジガイドの位置決め治具
を提供することを目的としている。
以下本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例による
トランスアクスル用チエンジガイドの位置決め治
具を使用してガイドプレートが位置決めされてい
る状態を示し、図において1はクラツチハウジン
グであり、該クラツチハウジング1内にはチエン
ジロツド2がその軸方向に移動可能にかつ軸回り
に回動可能に配設されており、該チエンジロツド
2の後端(第1図右側)は上記クラツチハウジン
グ1の外方に突出し、図示しないリンク装置を介
してシフトレバーに連結されるようになつてい
る。また上記チエンジロツド2の中央付近には側
面コ字形状のリバースゲート3が取付けられ、上
記チエンジロツド2のリバースゲート3内にはセ
レクトアーム4がその先端部4aを上方に向けて
固着されており、該セレクトアーム4は上記リバ
ースゲート3の貫通孔3aを通つて上方に伸びて
いる。また上記チエンジロツド2の前端部にはチ
エンジアーム5が係合球面部5aを上方に向けて
固着されている。
そして上記クラツチハウジング1の上記セレク
トアーム4付近には、前、後のガイドプレート取
付部1a,1bが上方に向けて突設されており、
これらの上端にはガイドプレート6が配設されて
いる。該ガイドプレート6は大略平板状のもの
で、その前縁部中央及び後縁部左、右には取付け
穴6cが穿設されており、該取付穴6cは上記チ
エンジロツド2の軸線と直角方向に長くなつてお
り、上記ガイドプレート6は取付ボルト6dによ
り上記クラツチハウジング1のガイドプレート取
付部1a,1b上に締付固定されるようになつて
いる。
また上記ガイドプレート6の中央には変速用溝
6aが形成されており、該溝6aは変速パターン
に応じた形状で、その中心点はセレクトアーム4
のニユートラルポジシヨン6bになつており、該
変速用溝6aに沿つて上記セレクトアーム4の先
端部4aが案内されるようになつている。また上
記チエンジロツド2には図示しないリターンスプ
リングが取付けられており、該チエンジロツド2
はこのスプリングにより上記セレクトアーム4の
先端部4aがニユートラルポジシヨン6b付近に
くるよう付勢されている。
そして上記クラツチハウジング1のトランスケ
ース(図示せず)に対する側の接合面1c上に
は、本考案に係る位置決め治具7がナツトランナ
8に吊ボルト8aで吊設して配置されている。該
位置決め治具7の治具フレーム9は上面に補強リ
ブ9aを有する平板状のもので、その前、後端部
には円筒状の前、後基準具9b,9cが下方に向
けて突設され、前基準具9bの下端には棒状の係
合ピン9dが植設されており、該係合ピン9dは
上記クラツチハウジング1に形成された凹部、即
ちシフトロツド嵌挿穴1dに挿入され、該嵌挿穴
1dの周壁と上記係合ピン9dの左、右の係合面
9eとが当接している。また上記後基準具9cの
下端には円筒状の係合ブツシユ9fが挿入固着さ
れており、該係合ブツシユ9fは上記クラツチハ
ウジング1の接合面1bに植設された凸部、即ち
位置決め用ダウエルピン1eに嵌装されている。
また上記治具フレーム9の前基準具9bの少し
後方には、取付ブラケツト部9gが左方に向けて
一体に突設されており、該取付ブラケツト部9g
下面にはチエンジロツド姿勢決め部材10の取付
フランジ部10aがボルト締め固定されており、
該姿勢決め部材10は円筒状のものでその下端部
には嵌合孔10bが形成され、これは上記チエン
ジアーム5の嵌合球面部5aと嵌合している。な
お10cは該姿勢決め部材10が前後にずれてし
まうのを防止するキーである。
また上記治具フレーム9の中央付近には治具本
体取付ブラケツト部9hが左方に向けて一体に突
設されており、該取付ブラケツト部9h下面先端
にはストツパ部9iが突設され、さらに該取付ブ
ラケツト部9h下面中央には第1治具本体11の
ベース部材12の長手形状の取付フランジ部12
aが取付ボルト12bで締付固定されている。該
ベース部材12の中央には円筒状のガイド部12
cが下方に向けて一体形成され、また上記取付フ
ランジ部12aの左、右端部にはガイドボルト1
2eが螺着されている。そして上記ガイド部12
c、ガイドボルト12eには大略直方体状の可動
部材13が上下方向、即ち上記チエンジロツド姿
勢決め部材10と同じ方向に摺動自在に嵌装され
ており、該可動部材13と上記ベース部材12と
の間にはスプリング13cが介設され、該可動部
材13は常時下方に弾発付勢されている。
また上記可動部材13の前、後側面の下部には
左右方向に長いガイド溝13aが凹設されてお
り、該ガイド溝13aには第2治具本体14の可
動ベース部材15のガイド凸部15aが摺動自在
に嵌挿されており、また上記可動部材13の左、
右側面の下部には平板状のストツパプレート13
bが上記ガイド溝13aの左、右端開口を覆つて
取付けられている。
そして上記可動ベース部材15の下面には楔部
材16の基部16aが当接しており、該基部16
aの下面中央には前、後の嵌合爪16bが突設さ
れており、該嵌合爪16bは下方ほどその厚みが
薄くなる楔状のもので、上記ガイドプレート6の
変速用溝6aと嵌合可能になつている。また上記
基部16aの嵌合爪16b左、右側にはカム部材
17の左、右の嵌合片17aが二又状に配設され
ており、該左、右の嵌合片17aは上記セレクト
アーム4の先端部4aと嵌合可能になつており、
上記楔部材16及びカム部材17は上記可動ベー
ス部材15に取付ボルト17bにより締付固定さ
れている。なお17cは上記カム部材17の取付
高さを調節するためのシム部材である。
次に動作について説明する。
本実施例の位置決め治具7を用いてガイドプレ
ート6を位置決めする場合は、先ず、チエンジロ
ツド2にリバースゲート3、セレクトアーム4、
チエンジアーム5を取付け、これをクラツチハウ
ジング1内に配置して付勢スプリングを取付け、
またガイドプレート6をガイドプレート取付部1
a,1b上に載置して取付ボルト6dにより仮締
めする。するとチエンジロツド2のセレクトアー
ム4の先端部4aはニユートラルポジシヨン付近
に位置し、またチエンジアーム5はほぼ垂直にな
る。
そして次にナツトランナ8に吊ボルト8aで予
じめ吊設した位置決め治具7を上記クラツチハウ
ジング1の接合面1c上に載置して前、後基準具
9b,9cの係合ピン9e、係合ブツシユ9fを
クラツチハウジング1のシフトロツド嵌挿穴1
d、ダウエルピン1eと嵌合せしめる。すると位
置決め治具7のチエンジロツド姿勢決め部材10
の嵌合孔10bがチエンジアーム5の嵌合球面部
5aと嵌合し、これに伴なつて上記セレクトアー
ム4の先端部4aがそのニユートラルポジシヨン
6bに正確に位置するとともに、該先端部4aに
は第2治具本体14のカム部材17の左、右の嵌
合片17aが嵌合し、さらに該第2治具本体14
の楔部材16の嵌合爪16bが少し左右方向に移
動しながら上記ガイドプレート6の変速用溝6a
と嵌合し、これによりガイドプレート6は左右方
向に移動して所定の位置に正確に位置決めされ
る。従つてこの状態で上記ナツトランナ8を用い
て上記取付ボルト6dを本締めして上記ガイドプ
レート6を固定すればよい。なお上記嵌合爪16
bが上記変速用溝6a縁部と強く当接すると該嵌
合爪16bは上方に少し移動することとなる。
このように本実施例の位置決め治具7では、そ
の前、後の基準9b,9cとクラツチハウジング
1のシフトロツド嵌挿穴1d、ダウエルピン1e
とを嵌合せしめるだけでガイドプレート6を正確
に位置決めできるようにしたので、非常に容易に
ガイドプレート6を位置決めでき、ガイドプレー
ト6の組付作業が簡単にできる。
なお上記実施例では前、後基準具9b,9cを
クラツチハウジング1に設けられた凹部としての
シフトロツド嵌挿穴1d、凸部としてのダウエル
ピン1eに嵌合可能に形成した場合を示したが、
上記前、後基準具9b,9cは二つの凹部と、あ
るいは二つの凸部と嵌合するように形成しても良
い。また上記実施例では、第2治具本体14を可
動ベース部材15、カム部材17及び楔部材16
を組合せて形成した場合について説明したが、こ
れらは一体に形成しても良い。
以上のように本考案に係るトランスアクスル用
チエンジガイドの位置決め治具によれば、治具フ
レームに、基準具をクラツチハウジングの凹部又
は凸部と嵌合自在に、またチエンジロツド姿勢決
め部材をセレクトアームがニユートラルポジシヨ
ンにくるようチエンジアームと嵌合可能に設け、
また上記治具フレームに第1治具本体を上記チエ
ンジロツド姿勢決め部材と同じ方向に移動自在に
弾発付勢して取付け、上記第1治具本体に、セレ
クトアームに嵌合可能のカム部材と、ガイドプレ
ートの変速用溝に嵌合可能の楔部材とを有する第
2治具本体を移動自在に取付けたので、ガイドプ
レートを容易に精度よく位置決めすることがで
き、ガイドプレートの組付作業性を大きく向上で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるトランスアク
スル用チエンジガイドの位置決め治具を用いてガ
イドプレートを位置決めしている状態を示す平面
図、第2図はその断面側面図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図aは第2治具本体部分の
側面図、第4図bはその断面正面図である。 1……クラツチハウジング、1d……凹部(シ
フトロツド嵌挿穴)、1e……凸部(ダウエルピ
ン)、2……チエンジロツド、4……セレクトア
ーム、5……チエンジアーム、6……ガイドプレ
ート、6a……変速用溝、6b……ニユートラル
ポジシヨン、7……位置決め治具、9……治具フ
レーム、9b,9c……基準具、10……チエン
ジロツド姿勢決め部材、11……第1治具本体、
14……第2治具本体、16……楔部材、17…
…カム部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チエンジロツドのその軸方向の動作及びその回
    動動作を、このチエンジロツドに取付けられたセ
    レクトアームと、クラツチハウジング内に取付け
    られ変速シフトパターンに応じた変速用溝を有し
    上記セレクトアームの端部と係合したガイドプレ
    ートとで案内するトランスアクスル用チエンジガ
    イドにおいて、上記ガイドプレートをその組付け
    以前にセレクトアームのニユートラルポジシヨン
    で位置決めするトランスアクスル用チエンジガイ
    ドの位置決め治具であつて、クラツチハウジング
    のトランスケースに対する接合面側に形成された
    複数の凹部または凸部に嵌合自在な基準具を固定
    した治具フレームと、該治具フレームに固定され
    チエンジロツドに取付けたチエンジアームの端部
    にセレクトアームがニユートラルポジシヨンにく
    るよう嵌合可能なチエンジロツド姿勢決め部材
    と、上記治具フレームにチエンジロツド姿勢決め
    部材と同じ方向に移動自在に弾発支持された第1
    治具本体と、上記セレクトアームの端部に案内さ
    れてこれと嵌合可能な二又状のカム部材と上記ガ
    イドプレートの変速用溝に嵌合可能な楔部材とを
    有し上記第1治具本体に上記セレクトアームの揺
    動方向に移動自在に支持された第2治具本体とを
    備えたことを特徴とするトランスアクスル用チエ
    ンジガイドの位置決め治具。
JP18462882U 1982-12-06 1982-12-06 トランスアクスル用チエンジガイドの位置決め治具 Granted JPS5988385U (ja)

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JP18462882U JPS5988385U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 トランスアクスル用チエンジガイドの位置決め治具

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JP18462882U JPS5988385U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 トランスアクスル用チエンジガイドの位置決め治具

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Publication Number Publication Date
JPS5988385U JPS5988385U (ja) 1984-06-15
JPS6332553Y2 true JPS6332553Y2 (ja) 1988-08-30

Family

ID=30399271

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JP18462882U Granted JPS5988385U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 トランスアクスル用チエンジガイドの位置決め治具

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JPS5988385U (ja) 1984-06-15

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