JP2967163B2 - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JP2967163B2
JP2967163B2 JP6094048A JP9404894A JP2967163B2 JP 2967163 B2 JP2967163 B2 JP 2967163B2 JP 6094048 A JP6094048 A JP 6094048A JP 9404894 A JP9404894 A JP 9404894A JP 2967163 B2 JP2967163 B2 JP 2967163B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、部品供給通路の端部
に設置された仮止室に供給ロッドが進出してきて仮止室
内の部品を送出して行く形式の部品供給装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】本発明は、図11に示すような部品供給
装置に改良を加えたもので、まず、図11について説明
すると、部品供給通路を形成する部品供給管1が仮止室
を有する供給ヘッド2に接続され、この供給ヘッド2に
ガイド管3が結合してあり、さらにそれにエアシリンダ
4が接続してある。エアシリンダ4のピストンロッド自
体が部品の供給ロッド5(二点鎖線図示)を構成してお
り、大径部6と小径のガイド部7から成り、両部6、7
の境界部には押出し面8が形成されている。ここでは、
部品がプロジェクションナット9であり、溶接機の固定
電極10上に載置された鋼板部品11にナット9を溶接
するもので、固定電極10と対を成す可動電極12が設
置されている。供給ヘッド2内のナット9をガイド部7
が串刺しにして押出し面8で押出し、ガイド部7を滑り
ながらナット9が鋼板部品11上に載置される。
【0003】図12にしたがって図11で述べた仮止室
の部分を説明すると、部品供給通路13の端部に仮止室
14が設置され、そこへ供給ロッド5が進出して来るも
のであり、仮止室14の内壁を形成するストッパ部材1
5が固定されている。ストッパ部材15内には磁石16
が埋設され、ナット9をストッパ部材15に吸着して仮
止室14内において部品の一時係止を行っている。スト
ッパ部材15はボルト17で押付けられることにより固
定されているもので、ガイド管3に溶接したアーム部材
18にこのボルト17が捩込まれている。なお、ストッ
パ部材15の表面すなわちナット9を受止める面は、平
坦な面である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】図12のような従来
構造においては、ストッパ部材15の表面が上述のごと
く平坦であるため、ナット9が紙面に対して垂直の方向
にずれることがあり、特に勢い良く仮止室14内に進入
してきたナット9が、ストッパ部材15の表面で弾き返
されると、このような位置ずれが発生し、その量が大き
くなると供給ロッドがナット9のねじ孔に入らず、ナッ
トを弾き飛ばしてしまうという問題がある。
【0005】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は、上
述のような問題点を解決するために提供されたもので、
請求項1は、部品供給通路の端部に設置された仮止室の
上方から供給ロッドが進出してきて仮止室内の部品を送
出して行く形式のものであって部品は基部と球形部から
なる鉄製のプロジェクションナットとされているもの
おいて、ストッパ部材は仮止室の内壁を形成すると共に
部品供給通路の延長箇所に位置させてあり、このストッ
パ部材にはガイド溝が設けられ、このガイド溝は供給ロ
ッドが摺動する円弧状の溝とその下側に形成され前記球
形部が収容される円弧状の溝とさらにその下側に形成さ
れた前記基部を受入れてガイドする溝から構成されてい
ことを特徴とするもので、部品の各部はそれに対応す
る各溝に収容されてガイド溝内で受止められ、供給ロッ
ドで押出されて行くときにガイド溝を部品が滑動してそ
の姿勢が正しく保たれる。請求項2は、請求項1におい
て、部品を吸引して保持するための磁石がストッパ部材
の内部に埋設してあることを特徴とするもので、磁石の
吸引力が作用して部品をガイド溝内に位置させている。
【0006】
【実施例】つぎに、実施例について説明するが、ここで
供給の対象にしている部品は、図9および図10に示し
たような鉄製のプロジェクションナット19であり、6
角型の基部20とそれと一体の球形部21からなり、基
部20には溶着用の突起22が設けられ、中央部には通
孔23が明けられて、その一部に雌ねじが切ってある。
図1から図8までに示した実施例について説明するが、
図11および図12で説明した部材と同じ機能を果たす
部材については、図中に同一の符号を表示して詳細な説
明は省略してある。先に説明した図11、12および図
1から図4に示されているように仮止室14の上方から
仮止室14内へ供給ロッド5が進入してくるものでしか
も前述のようにストッパ部材15は仮止室14の内壁を
形成するもので、ストッパ部材15は部品供給通路13
の延長筒所に位置させてある。図1におけるストッパ部
材15は縦断せずに図示してあり、このストッパ部材1
5に特有の構成を付与した点が本発明の特徴点である。
仮止室14は開口24を経て下方に連通しており、部品
供給管1の端部に二股状の突起25、25が設けられて
いる。ストッパ部材15は凸部26を有しており、突起
25、25の間に凸部26がしっくりと嵌入されてい
る。凸部26にはガイド溝27が形成され、これは図8
に見られるように段階的に形状が異なっている。すなわ
ち、その上部は供給ロッドの大径部6が摺動する円弧状
の溝28が形成され、部品供給管1の端部に設けた円弧
状の切欠き部29と組み合わされて、円形の孔になって
いる。溝28の下側にはナットの球形部21が収容され
る円弧状の溝30が形成され、これは先の溝28よりも
やや大径となっている。さらに、その下側にはナットの
基部20を受入れてガイドする溝31(図7参照)が形
成されている。溝31は、基部20の6角型の形状が図
7のように収容されるもので、磁石16でナット19が
吸着されると底面32に基部20が密着するように寸法
形状が設定されている。なお、磁石16はナット19の
重心点よりもやや上方に(図4参照)設置してある。
【0007】ナット19が部品供給通路13を通って仮
止室14に入ってくると、その基部20が溝31内に入
ると共に球形部21が溝30内に入って、図4のごとく
ガイド溝27内に受入れられる。このときに図4のごと
く磁石16をナット19に対してやや上方に位置付けて
おくことのより、ナット19の基部20を段部33に係
合させて、上下方向の位置決めがなされている。なお、
カバー板34により磁石16が封入されている。この状
態から供給ロッド5が進出してくると、図11および図
12で説明したような供給作動がなされるのである。
【0008】
【効果】本発明によれば、ストッパ部材にガイド溝を設
置したものであるから、仮止室内に入ってきた部品はガ
イド溝によって受止められるので、部品は常に均一な位
置に仮止めされ、したがって、仮止室内における部品と
部品供給ロッドとの相対位置が正常なものとされる。ガ
イド溝の形状を部品の形状に合致させておくことによ
り、上述の相対位置をより正確に求めることが可能とな
る。そして、ストッパ部材の内部に磁石が埋設してある
ので、磁石の吸引力とガイド溝の形状とが複合的に作用
して、部品の一時係止をより確実なものにしている。図
2から明らかなように、部品供給管の二股部にストッパ
部材の凸部を挿入する構造とすることによって、部品供
給通路とガイド溝との相対位置を正確に設定することが
実現すると共に、組立て構造として剛性を高くすること
が可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断側面図である。
【図2】図1の(2)−(2)断面図である。
【図3】ストッパ部材の外観を示す正面図である。
【図4】図3の(4)−(4)断面図である。
【図5】図3の(5)−(5)断面図である。
【図6】図3の(6)−(6)断面図である。
【図7】図3の(7)−(7)断面図である。
【図8】ストッパ部材の立体図である。
【図9】部品の縦断側面図である。
【図10】部品の平面図である。
【図11】部品供給装置の全体を示す側面図である。
【図12】従来の構造を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
13 部品供給通路 14 仮止室 5 供給ロッド 19 部品(プロジェクションナット) 20 基部 21 球形部 15 ストッパ部材 27 ガイド溝28 溝 30 溝 31 溝 16 磁石

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給通路の端部に設置された仮止室
    上方から供給ロッドが進出してきて仮止室内の部品を
    送出して行く形式のものであって部品は基部と球形部か
    らなる鉄製のプロジェクションナットとされているもの
    において、ストッパ部材は仮止室の内壁を形成すると共
    に部品供給通路の延長箇所に位置させてあり、このスト
    ッパ部材にはガイド溝が設けられ、このガイド溝は供給
    ロッドが摺動する円弧状の溝とその下側に形成され前記
    球形部が収容される円弧状の溝とさらにその下側に形成
    された前記基部を受入れてガイドする溝から構成されて
    いることを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、部品を吸引して保持
    するための磁石がストッパ部材の内部に埋設してあるこ
    とを特徴とする部品供給装置。
JP6094048A 1994-03-26 1994-03-26 部品供給装置 Expired - Lifetime JP2967163B2 (ja)

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JPH07267356A JPH07267356A (ja) 1995-10-17
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KR100832966B1 (ko) * 2001-11-13 2008-05-27 주식회사 포스코 후강판의 길이측정용 밀림방지장치
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JP5322738B2 (ja) * 2009-03-31 2013-10-23 本田技研工業株式会社 粒体供給装置
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JPH02221019A (ja) * 1989-02-18 1990-09-04 Yoshitaka Aoyama 部品供給ユニツトにおける一時係止装置

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