JPS5917017A - ボ−ルジヨイント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はボールジヨイントに関するものである。

例えば自動車のハツチバックドアと車体との間には第１
図に示すガススプリングが設けられている。このガスス
プリングはそのシリンダｌの一端から朶出したピストン
ロッド２の先端及びシリンダ１の他端が、それぞれボー
ルジヨイント３を介してハツチバックドア、車体に取り
付りられている。ボールジヨイント３は、ボール部を有
シハッチバックドアまたは車体にそれぞれ取シｆ＝１け
られたポールスタッド４と、第２図に示す段付凹部５を
有しポールスタッド４に低音された本体６と、段イ１凹
部５内に設けられポールスタッド４のボール部が段付凹
部５から相対的に抜は出すのを防止するリングスプリン
グ７とからなっている。

ところが、このような構造のボールジヨイントにあって
は、ポールスタッド４０ボール部と段付凹部５とを一度
嵌合させてしまうと、リングスプリング７の内径がボー
ル部の直ｔｈｔで拡挑することができず、従ってこのボ
ールジヨイントを破壊し７ない限りポールスタッド４か
ら本体６を取り外すことができない。このため、誤って
例えばピストンロッド２の先端を車体に、シリンダ１の
他端をハツチバックドアに逆向きに取り付けてしまった
場合、ガススプリングを付は替えねばならず、正常なガ
ススプリングの取付状態とするのに手間がかかる欠点が
あった。

そこで、第３図に示す段付凹部８を有する合成樹カ旨製
の本体９をガススプリングのピストンロッド２及びシリ
ンダ１の他端に取り付け、これら本体９０段付凹部８を
、ハツチバックドア、車体にそれぞれ取り付けられたポ
ールスタッド４に押し込んで嵌合し、さらに本体９に設
けられた孔にノックビン１０を打ち込んで、ポールスタ
ッド４０周辺の合成柄崩旧をこのポールスタッド４に押
し付けてポールスタッド４かも本体９が外れるのを防止
したものがある。しかし、このものでは本体９からのポ
ールスタッド４の抜は止めが、合成樹脂の弾性変形を利
用して行なわれているため、長年使用しているうちに本
体９がへたつで抜は止め作用を行なうことができなくな
るおそれがあった。

事実、本体９が合成樹脂製のものではポールスタッド４
の抜は止め力は非常に弱く、しばしはガススプリングが
外れる場合があった。

この発明は前記事情に鑑みてなされたもので、本体に、
小径部と大径部とテーパ部とからなる貫通孔を設け、ａ
Ｒ貫通孔リングスプリングを嵌入し、ポールスタッドを
小径部内、リングスプリング内を通して貫通孔に挿入し
、前記大径部に着脱自任に装屑されたキャップの移動で
前記リングスプリングを拡幅させることにより、本体に
対しポールスタッドを容易に眉脱することができ、かつ
組立が簡単で、しかも本体からのポールスタッドの抜は
止め強度を十分なものとすることができるボールジヨイ
ントを提供することを目的とする。

以下、この発明の一実施例を第４図乃至第６図に基づい
て説明する。第４図中１１は合成樹脂材料からなる本体
であり、この本体１１には貫通孔１２が形成されている
。この貫通孔１２は本体１１の一方側に形成されだ／」
・径部１３と他方ｆｉｌｌに形成された大極部１４と、
これら１１・僅部１３．大径部１４間に形成されたテー
バ部１５とからなっている。大径部１４にはねじ部１６
が設けられている。

また、本体１１の他方側の面には係止凹部１７が形成さ
れ、本体１１の一端部には取付穴１８が形成されている
。

また、貫通孔１２のねじ部１６ｔｌｃはキャップ１９が
眉脱自伍にねじ込まれている。このキャップ１６は合成
樹脂材料からなシ、断面円形の嵌合凹部２０を有し、か
つ外周にねじ部２１が形成されている。

１だ、キャップ１６の上部にはレバー板状の尾部２２が
形成されている。この尾部２２の上、下面にｔまそれぞ
れ突起２３　Ｌ２４が形成されている。

欠起２４は、貫通孔１２にギャップ１９が所定敏ねじ込
まれたとき係止凹部１７に嵌入されるようになされてい
る。キャップ１９の上面にはこのキーヤツブ１９を工具
により回転さするための複数のｌｊ・穴２５が形成され
ている。２６はリプである。

咬た、貫通孔１２にはテーパ部１５側に位置してリング
スプリング２７が嵌め込まれている。このリングスプリ
ング２７は、ばね部刊がらなり、第５図に示すようにリ
ングの一部がＩＪＪ除されて略Ｃ形に形成され、自由時
の外径がキャップ１９の嵌合凹部２０の１−】径より犬
とされ、かつ自任が後記するポールスタッド２８のボー
ル部２９の最大外径よυ若干／Ｊ−径とされた弾性を有
するものである。

キャップ１９の嵌合凹部２０には、ポールスタッド２８
のボール部２９が貫通孔１２のｌｊ−他部１３゜リング
スプリング２７内を通して、回動自在に嵌合されている
。このポールスタッド２８はねじ部３０を有するロンド
部３１と、ボール部２９とからなっている。

第４図は本体１１へのボールスタッド２８の着脱時の状
態を示し、本体１１にポールスタッド２８を取り付ける
には、まず、本体１１０貫通孔１２内へ大径部１４０Ｉ
ｌｌからリングスプリング２７を嵌入し、貫通孔１２の
ねじ部１６にキャップ１９のねじ部２１を螺合して本体
１１にキャップ１９を間第４図に示す位置までねじ込み
、次に／」・径部１３側から貫通孔１２内にポールスタ
ッド２８のボール部２９を嵌挿し、ボール部２９でリン
グスプリング２７をキャップ１９の先端に押し由てつつ
拡径してボール部２９の最大径部をキャップ１９の嵌合
凹部２０［嵌合させる。これにより、ボール部２９の最
大往部はリングスプリング２７を通過し、リングスプリ
ング２７はその弾性力により一任し、リングスプリング
２７の自任はボール部２９の最大径部よシ小練となる。

この後、さらに本体１１にキャップ１９をねじ込み突起
２４を係止凹部１７に嵌合させる。すると、キャップ１
９によりリングスプリング２７はさらに大径部１４かも
小俤部１３方向へ押し動かされ、テーパ部１５の面に沿
ってさらＶｃｍｄ　任し、リングスプリング２７ＶＣホ
ール部２９　＃”ｌ？！［に引掛かり、ポールスタッド
２８は本体１１から外れなくなる。このときのリングス
プリング２７とボール部２９との引掛かり代は住で約１
門が適当とされている。

次に、本体１１からポールスタッド２８を取り外すには
、本体１１に対しキャップ１９を回してねじ部２１を過
賞ゆるめると、リングスプリング２７がその弾性によシ
拡佳し、さらにポールスタッド２８を本体１１に×１シ
キャップ１９と反対側へ引くことにより、リングスプリ
ング２７の内ｆ虫はボール部２９の最大径以上に拡注し
得るので、本体１１．からポールスタッド２８が外れる
。

このようなこの発明のボールジヨイントを自動車の車体
とハツチバックドア間に設けられるガススプリングに通
用する場合には、ガススプリングのシリンダの一端から
突出するピストンロッドの元端及びシリンダの他端にそ
れぞれ本体１１を取υ付け、車体及びハツチバックドア
にそれぞれポールスタッド２Ｂを取り付け、これらポー
ルスタッド２８に本体１１をｅ＋＋述のように取り付け
れば、万一、ハツチバックドア、単体間にガススプリン
グを逆向きに取り６けた場合であっても、即ち）・ツチ
パツクドアにシリンダの他端を、車体にピストンロッド
の先端をそれぞれ取り付けてしまったＪｌで４、ポール
スタッド２８から本体１１を取り外してガススプリング
を正常な取付状態に容易につけ替えることができる。

次に、この発明の他の実施例を第７図乃至第１２図に基
づいて説明する。なお、この実施例において前記実施例
と略同一部分には同一符号を付してその説明を省略する
。この実施例においては、テーパ部４１の内面の所定箇
所に第８図に示すように第１のψｊ欠凹部４２が形成さ
れている。また、リングスプリング４３は第７図及び第
８図に示すようにコイルスプリングの一部を切除した形
状のＣ形のものとされている。また、キャップ４４の下
面外周には傾斜面を有する第２の切欠凹部４５が形成さ
れている。

しかして、本体４６にポールスタッド２８を取り付ける
には、第７ｖ４及び第８図に示すようＶＣ第１の切欠凹
部４２の両側に、リングスプリング４３０両端を位置さ
亡て、このリングスプリング４３を貫通孔４７ＶＣ嵌入
し、大儀部１４にキャップ４４を所定深さまでねじ込み
、次に小使部１３内、リングスプリング４３内を通して
ポールスタッド２８のボール部２９をキャップ４４内に
嵌入させ、さらに本体４６にキャップ４４をねじ込み、
突起２４を係止凹部１７Ｖｃ嵌合さぜる。すると、第９
図に示すようにポールスタッド２８は、リングスプリン
グ４３に引掛かり、本体４６から外れなくなる。

このときの第２の切欠凹部４５の第９図に示す垂直面４
５ａは第１０図にＭて示した位置にある。

この状態において、本体４６からポールスタッド２８を
取り外すには、本体４６に対しキャップ４４を第１Ｏ図
においで矢印入方向に１８０°回転する。

すると、リングスプリング４３がその弾性によシ拡１屯
しつつこのリングスプリング４３の一端が第１２図に示
すように第１の切欠凹部４２の内壁に引掛かり、リング
スプリング４３の他端が第１１図に示すようにキャップ
４４の第２の切欠凹部４５に引掛かる。これにより、キ
ャップ４４は酊記矢印へ方向のそれ以上の回転をリング
スプリング４３によシ阻止され、リングスプリング４３
は第１１図に示すねじ部１６の最下部よりも下方の位置
までしか上昇することができない。従って、リングスプ
リング４３がねじ部１６にくい込むことはないから、リ
ングスプリング４３によりねじ部１６に傷をつけること
を防止することができる。ここで、ボールスタッド２８
を、本体４６に対しキャップ４４と反対側へ引くことに
より、す／ゲスプリング４３の内儀はボール部２９の最
大値以上に拡任し得るので、本体４６からポールスタッ
ド２８が外れる。これにより、キャップ４４を本体４６
よシ分離することなく、ポールスタッド２８を本体４６
に対して着脱できる。

なお、前記各実施例においては、合成樹脂材料からなる
本体１１．４６のテーパ部１５．４１に′ｙ；Ｌ接金属
製のリングスプリング２７．４３が当接する構成とされ
ているが、これに限られることなく、例えｄテーバ部１
５．４１に金ハ環を埋投して金属テーパ面を形成し、こ
の金属テーパ面にリングスプリングが当接するようにし
てもよい。このようにすれは、テーパ面の強度が増加し
、ボールジヨイント全体としての耐久性が向上する。

以上説明したようにこの発明によれば、本体に、小他部
と犬仕部とテーパ部とからなる貫通孔を設け、該貫通孔
にリングスプリングを嵌入し、ポールスタッドを／」・
径部内、リングスプリング内を通して貫通孔に押入し、
前記大径部に着脱自任に装着されたキャップの移動で前
記リングスプリングを拡幅さげる＋ｉ？成であるから、
本体に対しポールスタッドを容易に着脱することができ
、従ってこの発明のボールジヨイントを例えは自動皐の
車体とハツヂバツクドアとの間に設けるガススプリング
に通用し、このガススプリングを目って逆向きに取り付
けたような場合でもこのガススプリングを容易につけ替
えることができ、かつ組立てが簡単で、しかも本体から
のポールスタッドの抜は止めを、本体及びポールスタッ
ドに係止しｒｃ、　！Ｊングスプリングにより行なって
いるので、その抜は止め強度が十分なものとなり、さら
に本体からポールスタッドを取り外すときに本体及びキ
ャップにリングスプリングが係止してキャップの回転を
規制する回転規制機構を設ければ、一段と耐久性を増加
させることができ、さらに本体、キャップ等を合成樹脂
材料により形成すれば耐食性に激れたものとなり、かつ
軽量、安価となる等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のボールジヨイントをガススプリングに適
用した一例を示す概略側面図、第２図はそのボールジヨ
イントの本体にり／ゲスプリングが組み込まれた状態を
示す断面図、第３図は従来のボールジヨイントの他の例
を示すもので、その本体にノックビンがすＪち込まれた
状態を示す断面図、第４図はこの発明の一実施例を示す
もので、本体に対するポールスタッドの着脱時の状態を
示す断面図、第５図はそのリングスプリングの平面図、
第６図はその本体にポールスタッドが装着されだ状態を
示す断面図、第７図はその本体にリングスプリングが嵌
入された状態を示す断面図、第８図はその本体にリング
スプリングが嵌入された状態を示す平面図、第９図はそ
の本体にポールスタッドが装着されたときの状態を示す
断面図、第１０図はそのキャップを二点鎖線で示した第
９図のＸ矢視図、第１１図はその本体にポールスタッド
を装着したときの状態からキャップをゆるめる方向へ１
８０°回転したときの状態を示す断面図、第１２図は第
１１図のＸ１ｌ−補線に沿う断面図である。 ３１．４６・・・本体、１２．４７・・・Ｈ通孔、１３
・・・、Ｊ一体部、１４・・・大径部、１５．４１・・
・テーパ部、１９．４４・・・キャップ、２７　、４３
・・・リングスプリング、２８・・・ポールスタッド、
２９・・・ボール部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体に、該本体の一方側に形成された。Ｊ−径部
   と他方側に形成された大径部と該小径部、大曲部間に形
   成されたテーパ部とからなる貫通孔を形成し、該ハ通孔
   に、リングの一部が切除されてなるリングスプリングを
   嵌入し、前記大径部にキャップを着脱自在に装着し、該
   キャップの装着によ沙、前記小径部内及びリングスプリ
   ング内を通シ前記貫通孔内へ嵌入させられたボール部を
   有するボールスタッドの前記本体からの脱出を、前記テ
   ーパ部に沿って前記リングスプリングを紬住さげて阻止
   することを特徴とするボールジヨイント。
2. （２）前ｌ己只辿孔のテーパ部内面に第１の切欠凹部を
   設け、かつ前記大径部にねじ部を形成し、さらに萌口己
   キャップの下面外周部に第２の切欠凹部を設け、前記大
   住部のねじ部に前記キャップをねじ込　”み、該キャッ
   プを回転さげることにより前記リングスプリングの一端
   を前口己第１の切欠凹部に、Ａｉｌ配リングスプリング
   の他端を前記第２の切欠凹部にそれぞれ係止ｐＪ能とし
   た前記キャップの回転規制機構を備えた特許請求の範囲
   第１項記載のボールジヨイント。