JP2709352B2 - 弁軸とアクチュエータ駆動軸の結合方法 - Google Patents

弁軸とアクチュエータ駆動軸の結合方法

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JP2709352B2
JP2709352B2 JP8029886A JP2988696A JP2709352B2 JP 2709352 B2 JP2709352 B2 JP 2709352B2 JP 8029886 A JP8029886 A JP 8029886A JP 2988696 A JP2988696 A JP 2988696A JP 2709352 B2 JP2709352 B2 JP 2709352B2
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shaft
actuator
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龍 川邊
巖 横山
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東工・バレックス株式会社
龍 川邊
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種配管内に設置さ
れる弁体を操作するアクチュエータにおける弁軸とアク
チュエータ駆動軸の結合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来各種配管内に設置される弁箱1を操
作するアクチュエータ4における弁軸3とアクチュエー
タ駆動軸5の結合させる組み付け作業は、図9に示され
るように弁箱1とアクチュエータ4の間にブラケット10
を介在させ、更に弁軸3とアクチュエータ駆動軸5をカ
ップリング材15で結合するか、或は弁軸3とアクチュエ
ータ駆動軸5の先端部に係合部と係止部を形成し、カッ
プリング材15を用いることなく直接弁軸3とアクチュエ
ータ駆動軸5を結合させることで行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】何れの場合も弁軸とア
クチュエータ駆動軸の中心点を一致させるための中心軸
合わせ作業が必要であるが、上記従来の結合方法におい
てはこれを行うためにブラケット10を弁体1の先端部と
アクチュエータ2の先端部の間に夫々調節できる程度に
ボルト16で軽く固定し、次に弁軸3とアクチュエータ駆
動軸5の中心軸合わせを行った後、ブラケット10を弁箱
1とアクチュエータ4にボルト16で締め付けて固定する
ことが行われていた。
【0004】しかし、この作業は煩雑であって長時間を
要し、しかも熟練を要するなどの難点がある。
【0005】この他に、アクチュエータの駆動と弁の開
閉度を整合させるためには上述の中心軸合わせの他に、
弁軸とアクチュエータ駆動軸との角度合わせの必要があ
り、作業の煩雑さが増加して更に熟練度が要求されるこ
とになる。
【0006】また、従来の結合方法ではブラケット、カ
ップリング材を必要としたが、これらの購入、製作に多
くの費用を必要とするなどの難点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記実情に
鑑み、弁箱乃至アクチュエータ先端部に、その内周を滑
動面とした円筒体を弁軸とアクチュエータ駆動軸の中心
線にその中心線を合わせて固定し、一方弁軸とアクチュ
エータ駆動軸の先端部には係合部を形成すると共に、弁
軸とアクチュエータ駆動軸の先端部を上記円筒体の反対
方向より挿入して上記係合部を係合させるようにした弁
軸とアクチュエータ駆動軸の結合方法を提案するもので
ある。
【0008】即ち、この発明によれば弁箱乃至アクチュ
エータ先端部にその中心線を弁軸とアクチュエータ駆動
軸の中心線に合わせて固定された円筒体内に弁軸とアク
チュエータ駆動軸を互いに反対方向から挿入するだけで
中心軸合わせ作業が完了する。
【0009】したがって、この発明によれば熟練技術者
でなくとも弁軸とアクチュエータ駆動軸を結合させる組
み付け作業が簡単に、しかも短時間で行うことができ、
またメンテナンスのための分解作業も簡単にできる。
【0010】更に、この発明では弁箱乃至アクチュエー
タ先端部に円筒体を固定し、従来のようにブラケットを
必要としないため、組み付け乃至分解作業を容易に行う
ことができばかりでなく、ブラケットの購入又は製作費
用が不必要となり、その経済的な効果も大きい。
【0011】なお、従来のように弁箱乃至アクチュエー
タ先端部にブラケットを設けて円筒体を固定するように
しても良いことは勿論である。
【0012】また、弁軸とアクチュエータ駆動軸の先端
部に形成した係合部が弁軸乃至アクチュエータ駆動軸の
回転方向の一か所のみにて係合する関係にあるようにし
ておけば、アクチュエータの駆動と弁の開閉度を整合さ
せるための弁軸とアクチュエータ駆動軸との角度合わせ
も容易に行える。
【0013】一方、この発明で使用する円筒体はその内
周面を弁軸とアクチュエータ駆動軸が滑動するためにフ
ッ素樹脂等の耐摩耗性樹脂で形成される。
【0014】また、それぞれの径が異なる弁軸とアクチ
ュエータ駆動軸を結合させる場合には、各々の軸の外径
に合わせた滑動円筒体を用いれば、必然的に中心軸を定
めることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例に基づいて詳
細に説明すると、図1はバタフライ弁における弁軸とア
クチュエータ駆動軸の結合例を示すものであり、1は弁
箱、2は弁、3は弁軸、4はアクチュエータ、5はアク
チュエータ駆動軸を示す。
【0016】弁箱1の先端部には円筒体の取り付け穴6
を形成し、取り付け穴6には内周面を滑動面としたフッ
素樹脂製の円筒体7を嵌入させて固定する。
【0017】また、弁軸3とアクチュエータ駆動軸5の
先端部には互いに係合し合う係合部8と9を形成する。
【0018】以上のような弁軸3とアクチュエータ駆動
軸5の先端部は円筒体7の互いに反対方向より挿入して
係合部8と9を係合させて中心軸合わせを行う。
【0019】この実施例では円筒体7はその中心線が弁
軸3とアクチュエータ駆動軸5の中心線に合致するよう
に取り付け穴6に固定されているため、弁軸3とアクチ
ュエータ駆動軸5の先端部を円筒体7内に挿入し、係合
部8と9を係合させるだけで簡単に中心軸合わせができ
るのである。
【0020】なお、係合部8と9はアクチュエータ4の
駆動と弁2の開閉度を整合させるため、弁軸乃至アクチ
ュエータ駆動軸の回転方向の一か所のみにて係合する関
係にあり、この実施例では所定角度で互いに反対方向に
傾斜する傾斜面を係合部8と9とする。
【0021】したがって、係合部8と9とを係合させる
だけで簡単に弁軸3とアクチュエータ駆動軸5との角度
合わせもできるのである。
【0022】係合部8と9を弁軸乃至アクチュエータ駆
動軸の回転方向の一か所のみにて係合する関係にある係
合部8と9としてはいろいろな例を挙げることができ
る。
【0023】図3では弁軸3とアクチュエータ駆動軸5
の回転方向の所定箇所で係合する関係にある段部で係合
部8と9を形成した例を示し、図4は弁箱1の先端部内
に嵌入された円筒体7に弁軸3とアクチュエータ駆動軸
5の先端部を挿入して係合させた状態を示すものであ
る。
【0024】図5は図1、2の改良例であって、所定角
度で互いに反対方向に傾斜する傾斜面に対して突起8aと
これに対応する窪み9aを形成して係合部8と9の係合状
態を良好ならしめている。
【0025】なお、以上の実施例ではブラケットを用い
ることなく弁箱1乃至アクチュエータ4の先端部に円筒
体7を固定する例を示したが、勿論弁箱1とアクチュエ
ータ4の先端部間にブラケットを介設してこのブラケッ
ト内に円筒体を固定してもよい。
【0026】図6はこの実施例を示すものであり、弁箱
1とアクチュエータ4の先端部間に介設されるブラケッ
ト10の一端部のフランジ11にはアクチュエータ4への取
り付けボルト穴12が形成され、他端部のフランジ13には
弁箱1への取り付けボルト穴14が形成され、ブラケット
10内には円筒体7が嵌入して固定され、円筒体7内には
図5に示した係合部8と9を有する弁軸3とアクチュエ
ータ駆動軸5が挿入される。
【0027】図7は弁軸3とアクチュエータ駆動軸5の
外径が異なる場合の係合部8と9の一例を示すものであ
り、この場合は小さな外径のアクチュエータ駆動軸5の
先端部の傾斜面には突起8aが形成され、大きな外径の弁
軸3の先端部の傾斜面には弁軸3とアクチュエータ駆動
軸5の中心線に合わせて突起8aに対応する窪み9aが形成
される。
【0028】図8は上記のような外径の異なる弁軸3と
アクチュエータ駆動軸5を中心軸合わせする例を示すも
のであり、この場合弁箱1の先端部に固定される円筒体
7としてはその内周面を弁軸3の挿入側とアクチュエー
タ駆動軸5の挿入側にはそれぞれ外径に応じた径にして
弁軸3とアクチュエータ駆動軸5の先端部を挿入するよ
うにすれば、簡単に弁軸3とアクチュエータ駆動軸5の
中心軸合わせができる。
【0029】
【発明の効果】以上要するに、この発明によれば弁箱乃
至アクチュエータ先端部にその中心線を弁軸とアクチュ
エータ駆動軸の中心線に合わせて固定された円筒体内に
弁軸とアクチュエータ駆動軸を互いに反対方向から挿入
するだけで中心軸合わせ作業ができ、したがって熟練技
術者でなくとも弁軸とアクチュエータ駆動軸を結合させ
る組み付け作業が簡単に、しかも短時間で行うことがで
き、またメンテナンスのための分解作業も簡単にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す分解斜視図
【図2】 同上の要部拡大図
【図3】 弁軸とアクチュエータ駆動軸の係合部の他の
一例を示す図
【図4】 同上の弁軸とアクチュエータ駆動軸との結合
状態を示す図
【図5】 弁軸とアクチュエータ駆動軸の係合部の更に
他の一例を示す図
【図6】 ブラケットを用いた弁軸とアクチュエータ駆
動軸との結合状態を示す図
【図7】 外径の異なる弁軸とアクチュエータ駆動軸の
係合部の一例を示す図
【図8】 同上の弁軸とアクチュエータ駆動軸との結合
状態を示す図
【図9】 従来の弁軸とアクチュエータ駆動軸との結合
を示す分解斜視図
【符号の説明】
1は弁箱 2は弁 3は弁軸 4はアクチュエータ 5はアクチュエータ駆動軸 6は取り付け穴 7は円筒体 8、9は係合部 8aは突起 9aは窪み 10はブラケット 11、13はフランジ 12、14はボルト穴 15はカップリング材 16はボルト

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱乃至アクチュエータ先端部に、その
    内周を滑動面とした円筒体を弁軸とアクチュエータ駆動
    軸の中心線にその中心線を合わせて固定し、一方弁軸と
    アクチュエータ駆動軸の先端部には係合部を形成すると
    共に、弁軸とアクチュエータ駆動軸の先端部を上記円筒
    体の反対方向より挿入して上記係合部を係合させるよう
    にしたことを特徴とする弁軸とアクチュエータ駆動軸の
    結合方法。
  2. 【請求項2】 弁軸とアクチュエータ駆動軸の先端部に
    形成した係合部が弁軸乃至アクチュエータ駆動軸の回転
    方向の一か所のみにて係合する関係にある請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 耐摩耗性樹脂で形成される円筒体を使用
    する請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 弁箱乃至アクチュエータ先端部にブラケ
    ットを設けて円筒体を固定するようにした請求項1記載
    の方法。
JP8029886A 1996-01-24 1996-01-24 弁軸とアクチュエータ駆動軸の結合方法 Expired - Lifetime JP2709352B2 (ja)

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DE102007016822B4 (de) * 2007-04-05 2009-01-15 Tracto-Technik Gmbh & Co. Kg Gestängekupplung mit Zapfen
US8944189B2 (en) * 2007-04-05 2015-02-03 Tracto-Technik Gmbh & Co. Kg Rod coupling having a sacrificial element
US8480054B2 (en) 2008-05-30 2013-07-09 Woodward, Inc. Tortionally stiff, thermally isolating shaft coupling with multiple degrees of freedom to accommodate misalignment

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