JP2524210Y2 - ハンドル軸の延長装置 - Google Patents
ハンドル軸の延長装置Info
- Publication number
- JP2524210Y2 JP2524210Y2 JP6443790U JP6443790U JP2524210Y2 JP 2524210 Y2 JP2524210 Y2 JP 2524210Y2 JP 6443790 U JP6443790 U JP 6443790U JP 6443790 U JP6443790 U JP 6443790U JP 2524210 Y2 JP2524210 Y2 JP 2524210Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle shaft
- shaft
- handle
- extension
- holes
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、弁の開閉駆動用手動減速機やその他の手
動回転機構を操作するハンドル軸の延長装置に関する。
動回転機構を操作するハンドル軸の延長装置に関する。
(従来の技術) バタフライ弁等の各種弁の開閉用駆動手段として用い
られる手動減速機や、その他の手動回転機構は、手動で
回転されるハンドルを先端に取り付けたハンドル軸を備
えている。手動回転機構の取付位置と、人が操作するハ
ンドル位置とが常に一定の距離にあるとは限らず、しば
しば両位置が離れてしまう場合がある。このような場
合、ハンドル軸を延長する必要が生じて来る。
られる手動減速機や、その他の手動回転機構は、手動で
回転されるハンドルを先端に取り付けたハンドル軸を備
えている。手動回転機構の取付位置と、人が操作するハ
ンドル位置とが常に一定の距離にあるとは限らず、しば
しば両位置が離れてしまう場合がある。このような場
合、ハンドル軸を延長する必要が生じて来る。
かかる、ハンドル軸の延長は、通常ハンドル軸の先端
に延長軸を接続することにより行っているが、接続され
た両軸は回転力を伝達するために断面方形若しくは非円
形の連結部で廻り止め状態に結合されると共に、ハンド
ル軸が垂直方向に設置されている場合でも、軸方向への
抜け出しが阻止され、ハンドルや延長軸が落下して来る
のを防止しなければならない。
に延長軸を接続することにより行っているが、接続され
た両軸は回転力を伝達するために断面方形若しくは非円
形の連結部で廻り止め状態に結合されると共に、ハンド
ル軸が垂直方向に設置されている場合でも、軸方向への
抜け出しが阻止され、ハンドルや延長軸が落下して来る
のを防止しなければならない。
そこで、従来は第6、7図に示すようにハンドル軸
(1)と延長軸(2)とを角接合で連結すると共に、現
場にて連結部にキリ孔をドリル加工して割りピン(3)
を打ち込んで固定したり、或は第8、9図に示すように
連結された連結部に止めネジ(4)を螺挿して止着する
手段が採られている。
(1)と延長軸(2)とを角接合で連結すると共に、現
場にて連結部にキリ孔をドリル加工して割りピン(3)
を打ち込んで固定したり、或は第8、9図に示すように
連結された連結部に止めネジ(4)を螺挿して止着する
手段が採られている。
しかしながら、第6、7図に示す手段では、現場にて
割りピン(3)を打ち込むために、キリ孔のドリル加工
が必要となり、作業性が悪い欠点がある。キリ孔を工場
にて予め加工しておくことも考えらえるが、これではハ
ンドル軸と延長軸とが1対1の整合関係しかない為、不
使用時の保管が面倒となる欠点がある。又、第8、9図
に示す手段では、操作中に止めネジ(4)の先端の当た
りが弱くなって、連結部が緩み、延長軸(2)が抜け出
して来るおそれがある。
割りピン(3)を打ち込むために、キリ孔のドリル加工
が必要となり、作業性が悪い欠点がある。キリ孔を工場
にて予め加工しておくことも考えらえるが、これではハ
ンドル軸と延長軸とが1対1の整合関係しかない為、不
使用時の保管が面倒となる欠点がある。又、第8、9図
に示す手段では、操作中に止めネジ(4)の先端の当た
りが弱くなって、連結部が緩み、延長軸(2)が抜け出
して来るおそれがある。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、予め工場にて加工することを可能としつ
つ、ハンドル軸と延長軸とを1対1の整合関係なく連結
することが出来ると共に、連結部の緩みや抜け出しを確
実に防止し得るようにしたハンドル軸の延長装置を提供
せんとするものである。
つ、ハンドル軸と延長軸とを1対1の整合関係なく連結
することが出来ると共に、連結部の緩みや抜け出しを確
実に防止し得るようにしたハンドル軸の延長装置を提供
せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、この考案が採った手段
は、互に廻り止め状態で連結されるハンドル軸(11)と
延長軸(13)にそれぞれキリ孔(16)(17)を貫穿する
と共に、複数の連結孔(19)を穿設した連結板(18)を
両軸(11)(13)の連結部に当接し、前記キリ孔(16)
(17)と連結孔(19)のいずれかとを整合させて連結ボ
ルト(20)を挿入しナット(21)で締め付けて固定する
ようにしたことを特徴とする。
は、互に廻り止め状態で連結されるハンドル軸(11)と
延長軸(13)にそれぞれキリ孔(16)(17)を貫穿する
と共に、複数の連結孔(19)を穿設した連結板(18)を
両軸(11)(13)の連結部に当接し、前記キリ孔(16)
(17)と連結孔(19)のいずれかとを整合させて連結ボ
ルト(20)を挿入しナット(21)で締め付けて固定する
ようにしたことを特徴とする。
(実施例) 以下に図面を参照しつつ、この考案の好ましい実施例
を詳細に説明する。図示の実施例は、この考案をバタフ
ライ弁(10)の駆動用手動減速機を操作するハンドル軸
(11)に適用した例を示すが、この考案はかかるハンド
ル軸に限定されるものではなく、手動で回動操作される
あらゆる回転機構に適用出来るものである。
を詳細に説明する。図示の実施例は、この考案をバタフ
ライ弁(10)の駆動用手動減速機を操作するハンドル軸
(11)に適用した例を示すが、この考案はかかるハンド
ル軸に限定されるものではなく、手動で回動操作される
あらゆる回転機構に適用出来るものである。
ハンドル軸(11)の先端には、通常ハンドル(12)が
連結されているが、ハンドル(12)の位置を更にバタフ
ライ弁(10)から離す必要がある場合、第1図に示すよ
うにハンドル軸(11)の先端に所要の長さの延長軸(1
3)を連結してハンドル軸(11)を実質的に延長し、こ
の延長軸(13)の先端にハンドル(12)を連結する。
連結されているが、ハンドル(12)の位置を更にバタフ
ライ弁(10)から離す必要がある場合、第1図に示すよ
うにハンドル軸(11)の先端に所要の長さの延長軸(1
3)を連結してハンドル軸(11)を実質的に延長し、こ
の延長軸(13)の先端にハンドル(12)を連結する。
ハンドル軸(11)と延長軸(13)とは、互に嵌合する
連結部(14)(15)を有し、両連結部(14)(15)は断
面方形若しくは非円形の廻り止め状態で回転方向に結合
される。
連結部(14)(15)を有し、両連結部(14)(15)は断
面方形若しくは非円形の廻り止め状態で回転方向に結合
される。
ハンドル軸(11)には、連結部(14)に近接して一本
のキリ孔(16)が軸方向と直交して貫穿され、又延長軸
(13)の連結部(15)にも同様にキリ孔(17)が貫穿さ
れる。両キリ孔(16)(17)は共に予め工場で形成され
る。
のキリ孔(16)が軸方向と直交して貫穿され、又延長軸
(13)の連結部(15)にも同様にキリ孔(17)が貫穿さ
れる。両キリ孔(16)(17)は共に予め工場で形成され
る。
(18)は連結板であって、所要の長さを有し、複数の
連結孔(19)が穿孔されている。
連結孔(19)が穿孔されている。
連結に際しては、先ずハンドル軸(11)の連結部(1
4)に延長軸(13)の連結部(15)を挿着して両者を回
転方向において一体化した後、連結板(18)を両連結部
(14)(15)の両対向面に当接し、連結孔(19)のいず
れかをキリ孔(16)(17)に整合する。しかる後、整合
したキリ孔(16)(17)と連結孔(19)にそれぞれ連結
ボルト(20)を挿入し、ナット(21)で締め付けて固定
する。ボルト・ナット(20)(21)の締め付けにより、
連結部(14)(15)が軸方向に固定され抜け止め状態と
なる。
4)に延長軸(13)の連結部(15)を挿着して両者を回
転方向において一体化した後、連結板(18)を両連結部
(14)(15)の両対向面に当接し、連結孔(19)のいず
れかをキリ孔(16)(17)に整合する。しかる後、整合
したキリ孔(16)(17)と連結孔(19)にそれぞれ連結
ボルト(20)を挿入し、ナット(21)で締め付けて固定
する。ボルト・ナット(20)(21)の締め付けにより、
連結部(14)(15)が軸方向に固定され抜け止め状態と
なる。
(作用) ハンドル軸(11)と延長軸(13)は回転方向と軸方向
の両方向において一体化され、ハンドル(12)の回転を
延長軸(13)を介してハンドル軸(11)に位置すること
が出来ると共に、延長軸(13)が軸方向に抜け出して来
るおそれはなくなる。
の両方向において一体化され、ハンドル(12)の回転を
延長軸(13)を介してハンドル軸(11)に位置すること
が出来ると共に、延長軸(13)が軸方向に抜け出して来
るおそれはなくなる。
(考案の効果) この考案によれば、ハンドル軸と延長軸とを抜け出す
おそれなく確実に連結することが出来ると共に、ハンド
ル軸及び延長軸に形成するキリ孔や連結孔を有した連結
板を予め工場で製作しておくことが出来、現場にての加
工が不要である。
おそれなく確実に連結することが出来ると共に、ハンド
ル軸及び延長軸に形成するキリ孔や連結孔を有した連結
板を予め工場で製作しておくことが出来、現場にての加
工が不要である。
第1図はこの考案を適用したバタフライ弁のハンドル軸
を示す斜視図、第2図は一部を断面して示す側面図、第
3図は分解斜視図、第4図は連結状態を示す平面図、第
5図は同縦断面図、第6図は従来例を示す斜視図、第7
図は同断面図、第8図は他の従来例を示す斜視図、第9
図は同断面図である。 (10)……バタフライ弁、(11)……ハンドル軸 (12)……ハンドル、(13)……延長軸 (14)(15)……連結部、(16)(17)……キリ孔 (18)……連結板、(19)……連結孔 (20)……連結ボルト、(21)……ナット
を示す斜視図、第2図は一部を断面して示す側面図、第
3図は分解斜視図、第4図は連結状態を示す平面図、第
5図は同縦断面図、第6図は従来例を示す斜視図、第7
図は同断面図、第8図は他の従来例を示す斜視図、第9
図は同断面図である。 (10)……バタフライ弁、(11)……ハンドル軸 (12)……ハンドル、(13)……延長軸 (14)(15)……連結部、(16)(17)……キリ孔 (18)……連結板、(19)……連結孔 (20)……連結ボルト、(21)……ナット
Claims (1)
- 【請求項1】互に廻り止め状態で連結されるハンドル軸
(11)と延長軸(13)にそれぞれキリ孔(16)(17)を
貫穿すると共に、複数の連結孔(19)を穿設した連結板
(18)を両軸(11)(13)の連結部に当接し、前記キリ
孔(16)(17)と連結孔(19)のいずれかとを整合させ
て連結ボルト(20)を挿入しナット(21)で締め付けて
固定するようにしたことを特徴とするハンドル軸の延長
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6443790U JP2524210Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | ハンドル軸の延長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6443790U JP2524210Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | ハンドル軸の延長装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0423886U JPH0423886U (ja) | 1992-02-26 |
JP2524210Y2 true JP2524210Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31595387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6443790U Expired - Lifetime JP2524210Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | ハンドル軸の延長装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524210Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100684352B1 (ko) * | 2006-08-31 | 2007-02-26 | 주식회사 도화종합기술공사 | 상수도용 제수밸브 개폐장치 |
CN105102284B (zh) * | 2013-04-03 | 2017-10-03 | 纳博特斯克有限公司 | 制动缸装置及制动装置 |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP6443790U patent/JP2524210Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0423886U (ja) | 1992-02-26 |
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