JPWO2012001736A1 - ステップタイプバルブ - Google Patents

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Abstract

バルブ33は、回転中心軸Xに平行な軸方向の径より該回転中心軸Xに直交する軸直交方向の径が長い変形円にし、回転中心軸Xを境にして一方側半円の表面と他方側半円の裏面とがバルブシート34aに当接する。

Description

この発明は、流体通路に設けた段差(ステップ)にバルブを当接させるステップタイプバルブに関するものである。
従来のバタフライバルブは、楕円形状のバルブを流体通路に斜めに直接当接させる構造(例えば、特許文献1〜4参照)、円形状のバルブを流体通路に設けた段差(ステップ)部分に当接させるステップタイプバルブ構造等がある。
楕円形状のバルブを流体通路に斜めに直接当接させる構造の場合、円形状のバルブを流体通路に設けた段差部分に当接させるステップタイプバルブ構造に比べて、開弁開始時に同じバルブ開度であってもバルブと通路の間の開口幅を小さくでき、立ち上り流量を抑制できる。しかしながら、閉弁位置では、楕円形状のバルブ外周曲面を流体通路に斜めに当接させ、かつ、流体通路との間の隙間ができるだけ小さくなるように、バルブの外周曲面を傾斜加工等する必要がある。また、流体通路のバルブが当接する部分(バルブシート)についても、バルブとの間の隙間をできるだけ小さくするようにある程度の平面度および面粗度が必要となるため、バルブおよびバルブシートの加工が複雑になるという問題があった。さらに、高温時には熱膨張により相対的に大きくなったバルブが流体通路に噛み込む懸念があり、バルブと流体通路の間にある程度の隙間を確保しておく必要があった。しかし、予め隙間を確保しておくと、ガス温が最高温度時にバルブが最も伸びるため、常温時だけでなく最高温度より低い温度域では隙間があり、この時にバルブシート洩れが生じてしまう。このようにバルブシート洩れ抑制とバルブ噛み込み回避がトレードオフの関係にあり、高温流体への適用が困難であった。
これに対して、円形状のバルブを流体通路に設けた段差部分に当接させるステップタイプバルブ構造の場合、回転中心軸を境にしてバルブの一方側の表面と他方側の裏面とが段差部分(バルブシート)に当接する。従って、バルブの外周曲面は流体通路に当接しないので、バルブ外周曲面と流体通路の間に隙間を設けることができる。そして、この隙間があることにより高温時にバルブが熱膨張しても流体通路への噛み込みを防止できる。また、バルブの表裏面とバルブシートとの重なり代があることにより、閉弁時のバルブシート洩れを抑制することができる。
特開2005−299457号公報 特開平6−248984号公報 特開平6−280627号公報 特開平8−303260号公報
しかしながら、従来のステップタイプバルブ構造の場合、バルブが円形状のため、開弁開始時にバルブとバルブシートの間の開口幅が大きくなり、立ち上り流量が大きいという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、開弁開始時の立ち上り流量を抑えたステップタイプバルブを提供することを目的とする。
この発明のステップタイプバルブは、回転中心軸を中心にして回転するバルブ軸と、回転中心軸に平行な軸方向の径より当該軸方向に直交する軸直交方向の径が長い変形円状の、バルブ軸と一体に回転するバルブと、流体通路の内面に設けた環状の段差であって、回転中心軸を境にしたバルブの一方側の表面と他方側の裏面とに当接するバルブシートとを備えるものである。
この発明によれば、バルブを、回転中心軸に平行な軸方向の径より当該軸方向に直交する軸直交方向の径が長い変形円状にすることにより、開弁開始時のバルブとバルブシートの開口幅を小さくすると共に、開口部分のバルブとバルブシートの重なり代を大きくかつバルブと流体通路の隙間を小さくして流体を流れにくくして、立ち上り流量を抑えたステップタイプバルブを提供することができる。
この発明の実施の形態1に係るステップタイプバルブの構成を示す断面図である。 実施の形態1に係るバルブ部の構成を示し、図2(a)は図1に示すAA線に沿ってバルブ部を切断した断面図、図2(b)はバルブの拡大図である。 実施の形態1に係る楕円形のバルブと従来の円形のバルブについて、バルブ開度と流量の関係を示すグラフである。 実施の形態1に係るバルブの変形例を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1に示すステップタイプのバタフライバルブは、バルブ開閉の回転駆動力を発生させるアクチュエータ部10と、アクチュエータ部10の駆動力をバルブ軸32に伝達するギア部20と、高温ガス等の流体が流通する管(不図示)に介装され、バルブ33を開閉して流体の流量を制御するバルブ部30とからなる。
アクチュエータ部10はDCモータ等をモータ11に用い、このモータ11をヒートシールド12で被覆する。モータ11の出力軸の一端側は、ギアボックス21内部に伸びたピニオンギア22になっている。モータ11が正転駆動または逆転駆動するとピニオンギア22がギア23に噛合して回転し、モータ11の駆動力をバルブ軸32へ伝達する。バルブ軸32は、ベアリング24の内輪に固着して回転自在に軸支され、モータ11の駆動力により回転中心軸Xを中心に回転して、バルブ軸32に固定されているバルブ33を開閉させる。図示例では、バルブ33とバルブ軸32にピンを圧入固定しているが、カシメ固着でもよく、あるいは、ガス温が低ければネジでの締結も可能である。
ギア部20のハウジングはギアボックス21とギアカバー25とを接合して構成し、このギアカバー25にヒートシールド12を一体に形成する。また、ベアリング24の外輪は、底面をギアカバー25内周面の段差部分に嵌合させ、上面からプレート26を圧入固定することにより、ギアカバー25内部に固定されている。ベアリング24の内輪は上述のようにバルブ軸32に固着している。
また、フェールセーフとして、バルブ軸32の上端側にスプリングホルダ27で保持されたリターンスプリング28が配置されており、このリターンスプリング28がバルブ軸32を付勢して、バルブ33がバルブシート34aに当接する閉位置へ戻す。
バルブ部ハウジング31は、鋳鉄、ステンレス鋼等の耐熱鋼で構成する。このバルブ部ハウジング31には、外部と流体通路34とを連通する貫通穴35が設けられている。この貫通穴35にバルブ軸32が挿入される。また、この貫通穴35の上端側には金属製のフィルタ部36、下端側にはブッシュ(軸受け部)37が周設されている。なお、ガス温が低い場合には、フィルタ部36に軸シールの併設が可能である。バルブ軸32の一端側をベアリング24で軸支し、他端側をブッシュ37で軸支する。
円筒形状の流体通路34の内面に環状の段差(ステップ)を設けて、バルブシート34aを形成する。バルブ軸32には楕円形状のバルブ33が固定されており、このバルブ33がバルブ軸32と一体に回転中心軸Xを中心に回転して、バルブシート34aとの間の隙間量を変化させ、流体の流量を制御する。
図2(a)は、図1のAA線に沿ってバルブ部30を切断した断面図であり、図2(b)はバルブ33を抜き出した拡大図である。バルブ33は、回転中心軸Xに平行な軸方向の径を短くし、該軸方向に直交する方向(以下、軸直交方向)の径を長くした楕円形状の変形円とする。また、バルブシート34aは、回転中心軸Xを境にしたバルブ33の一方側半円の表面と他方側半円の裏面とに当接してシールする。
なお、バルブ33の外周曲面は表裏面に対して垂直であり、傾斜加工等の特別な形状に加工する必要はない。よって、先立って説明した特許文献1〜4のようなバタフライバルブに比べ、安価に製造することができる。
図3は、本実施の形態1に係る楕円形状のバルブ33と、従来のステップタイプバルブの円形状のバルブの、バルブ開度と流量の関係を示すグラフである。円形状のバルブは、開弁開始時に軸直交方向の左右両端部Cが大きく開口するため、軸方向の上下両端部B(図2(b)に示す)より軸直交方向の左右両端部Cから良く流れる傾向がある。すると、開弁開始時の立ち上がり流量が大きくなるので、流量制御が難しくなる。
一方、本実施の形態1に係る楕円形状のバルブ33は円形状のバルブに比べて、同一バルブ開度時の軸直交方向の左右両端部Cの開口幅が狭くなるので、開弁開始時の立ち上り流量を抑えることができる。また、軸直交方向の左右両端部Cのバルブ33とバルブシート34aが当接する重なり代が大きくなり、かつ、バルブ33の外周曲面と流体通路34の間の隙間が小さくなるので、開弁開始時に流体が流れる経路がバルブ33、流体通路34およびバルブシート34aで形成されるラビリンス構造になって流れにくくなる。そのため、立ち上り流量をさらに抑えることができる。従って、開弁開始時の流量制御が容易になる。
また、軸直交方向の左右両端部Cでは、バルブ33とバルブシート34aが当接する重なり代が大きいので、閉弁時に、バルブ33とバルブシート34aの間の隙間から流体が洩れにくい。他方、軸方向の上下両端部Bにはバルブ33とバルブ軸32の間の隙間がわずかにあるが、この隙間以外には重なり代があるので、閉弁時のバルブシート洩れはほとんどない。なお、バルブ33とバルブ軸32の材料・寸法を選択することにより、軸方向の上下両端部Bの隙間を小さくしたりなくすことが可能である。
さらに、バルブ33の軸直交方向の径を長くするだけでなく、バルブシート34aの軸直交方向の両端部分C位置の段差を大きくすることにより、バルブ33とバルブシート34aの重なり代をさらに大きくしてもよい。この構成にすれば、バルブシート洩れを抑制することができるだけでなく、開弁開始時のラビリンス構造もより長くなるので立ち上がり流量をより小さく抑えることが可能となる。
次に、この実施の形態1に係る流体制御バルブを高温下で使用する場合、例えば高温の排気ガス(〜800℃)が流れる管路に設置されるEGRV(排気ガス再循環バルブ)として用いる場合を説明する。
流体通路34に高温の流体が流れるとバルブ部ハウジング31、バルブ軸32、バルブ33がそれぞれ熱膨張する。各部の構成材料および実使用時の温度差によっては、流体通路34に対して相対的にバルブ33が大きくなったり小さくなったりする場合がある。また、バルブ軸32が、ベアリング24の下端部を基点にしてブッシュ37側へ伸びると、バルブ33の位置がずれる場合もある。
高温流体が流れた場合、軸直交方向については、バルブ33とバルブ部ハウジング31の径方向への伸びはあるが、バルブ軸32がベアリング24の下端側を基点としてブッシュ37の方向へ熱膨張することによる軸方向への位置ずれはそれほど考慮する必要がない。従って、軸直交方向の左右両端部Cにおける、バルブ33と流体通路34の間での噛み込みを防ぐための必要隙間は小さくてよい。そのため、バルブ33の軸直交方向の径を長くしても、高温時に流体通路34との間の隙間が小さくなることによる噛み込みを回避できる。また、軸直交方向の左右両端部Cにおけるバルブ33のバルブシート34aとの重なり代も大きくでき、閉弁時のバルブシート洩れも抑制できる。
軸方向については、バルブ33とバルブ部ハウジング31の径方向への伸びと、バルブ軸32がベアリング24の下端側を基点としてブッシュ37の方向へ熱膨張することによる軸方向への伸びがある。軸方向は軸直交方向よりも高温による伸びの影響が大きく、バルブ33のブッシュ37側への位置ずれも大きくなる。従って、軸方向の上下両端部Bにおける、バルブ33と流体通路34の間での噛み込みを防ぐための必要隙間は、上述の左右両端部Cの必要隙間より大きくとる必要がある。そのため、バルブ33の軸方向の径を短くして、高温時に流体通路34との間の隙間が小さくなることによる噛み込みを回避する。また、軸方向の上下両端部Bにおけるバルブ33とバルブシート34aとの重なり代も確保でき、閉弁時のバルブシート洩れも抑制できる。
このように、高温下でのバルブ噛み込み回避およびバルブシート洩れ抑制の両方を鑑みて各部の寸法設定を行うことにより、常温下だけでなく高温下でも使用可能である。
なお、バルブ33と流体通路34の構成材料を、例えば線膨張係数の近い材料同士とすれば、高温流体が流れた場合の各部の伸びの影響を少なくすることができる。この場合には、バルブ33と流体通路34の間の必要隙間をより小さく抑えると共に、バルブ33とバルブシート34aの重なり代を大きくできるので、立ち上り流量をさらに抑制することができる。線膨張係数の近い材料同士の例として、バルブ33をステンレス鋼で構成し、流体通路34を鋳鉄またはステンレス鋼で構成する。
以上より、実施の形態1によれば、ステップタイプバルブは、回転中心軸Xを中心にして回転するバルブ軸32と、回転中心軸Xに平行な軸方向の径より当該軸方向に直交する軸直交方向の径が長い変形円状の、バルブ軸32と一体に回転するバルブ33と、流体通路34の内面に設けた環状の段差であって、回転中心軸Xを境にしたバルブ33の一方側の表面と他方側の裏面とに当接するバルブシート34aとを備えるように構成した。このため、開弁開始時のバルブ33とバルブシート34aの間の開口幅を小さくできると共に、特に立ち上り流量に影響を与えやすい軸直交方向の左右両端部Cにおいて、バルブ33とバルブシート34aの重なり代を大きくかつバルブ33と流体通路34の間の隙間を小さくしてラビリンス構造を形成し、流体を流れにくくすることができるようになり、立ち上り流量を抑えることができる。また、バルブ33とバルブシート34aの略全周に重なり代があるので、閉弁時のバルブシート洩れを抑制できる。さらに、バルブ33の外周曲面と流体通路34の間に隙間があるので、噛み込みを回避できる。
また、高温下、バルブ軸32が熱膨張してバルブ33の位置がずれしたとしても、常温下と同様に立ち上り流量を抑えることができる。また、バルブ33と流体通路34の間の隙間を、バルブ軸32が熱膨張して伸びる軸方向に大きく設けることができるので、高温下であってもバルブ33と流体通路34の噛み込みを回避することができる。さらに、各部が熱膨張してもバルブ33とバルブシート34aの重なり代を確保できるので、常温時と同様にバルブシート洩れを抑制することができる。
また、実施の形態1によれば、バルブ33を変形円にするだけでなくバルブシート34aの段差も変形して、バルブ33とバルブシート34aが当接する重なり代を、軸方向の上下両端部Bより軸直交方向の左右両端部Cで大きくするようにしたので、立ち上り流量に影響を与えやすい軸直交方向の左右両端部Cにおいて開弁開始時のラビリンス構造を大きくし、立ち上り流量をより抑制することができる。また、閉弁時のバルブシート洩れも抑制できる。
また、実施の形態1によれば、バルブ33と流体通路34の間の隙間を、軸直交方向の左右両端部Cより軸方向の上下両端部Bで大きくするようにしたので、高温時にバルブ軸32が熱膨張してバルブ33が軸方向に位置ずれしても、噛み込みを回避することができる。
なお、上記実施の形態1の図示例では流体制御バルブのバルブ33を楕円形状にしたが、楕円形状以外の変形円にしてもよい。例えば熱の影響でバルブ軸32の伸びが大きい場合には、図4に示すように楕円形状(または円形状)のバルブ33の軸方向の上下両端部をそれぞれ切り欠いて切欠部33aを形成した変形円にして、バルブ33と流体通路34の間の隙間をより大きくして噛み込みを回避する。
また、流体通路34を円筒形状にすると共にバルブシート34aを環状にしたが、それぞれを楕円形状に変形することも可能である。
以上のように、この発明に係るステップタイプバルブは、立ち上り流量を抑制すると共に、高温時のバルブ噛み込み回避およびバルブシート洩れ抑制を可能にしたので、排気ガス再循環バルブ等に用いるのに適している。
この発明は、流体通路に設けた段差(ステップ)にバルブを当接させるステップタイプバルブに関するものである。
従来のバタフライバルブは、楕円形状のバルブを流体通路に斜めに直接当接させる構造(例えば、特許文献1〜4参照)、円形状のバルブを流体通路に設けた段差(ステップ)部分に当接させるステップタイプバルブ構造等がある。
楕円形状のバルブを流体通路に斜めに直接当接させる構造の場合、円形状のバルブを流体通路に設けた段差部分に当接させるステップタイプバルブ構造に比べて、開弁開始時に同じバルブ開度であってもバルブと通路の間の開口幅を小さくでき、立ち上り流量を抑制できる。しかしながら、閉弁位置では、楕円形状のバルブ外周曲面を流体通路に斜めに当接させ、かつ、流体通路との間の隙間ができるだけ小さくなるように、バルブの外周曲面を傾斜加工等する必要がある。また、流体通路のバルブが当接する部分(バルブシート)についても、バルブとの間の隙間をできるだけ小さくするようにある程度の平面度および面粗度が必要となるため、バルブおよびバルブシートの加工が複雑になるという問題があった。さらに、高温時には熱膨張により相対的に大きくなったバルブが流体通路に噛み込む懸念があり、バルブと流体通路の間にある程度の隙間を確保しておく必要があった。しかし、予め隙間を確保しておくと、ガス温が最高温度時にバルブが最も伸びるため、常温時だけでなく最高温度より低い温度域では隙間があり、この時にバルブシート洩れが生じてしまう。このようにバルブシート洩れ抑制とバルブ噛み込み回避がトレードオフの関係にあり、高温流体への適用が困難であった。
これに対して、円形状のバルブを流体通路に設けた段差部分に当接させるステップタイプバルブ構造の場合、回転中心軸を境にしてバルブの一方側の表面と他方側の裏面とが段差部分(バルブシート)に当接する。従って、バルブの外周曲面は流体通路に当接しないので、バルブ外周曲面と流体通路の間に隙間を設けることができる。そして、この隙間があることにより高温時にバルブが熱膨張しても流体通路への噛み込みを防止できる。また、バルブの表裏面とバルブシートとの重なり代があることにより、閉弁時のバルブシート洩れを抑制することができる。
特開2005−299457号公報 特開平6−248984号公報 特開平6−280627号公報 特開平8−303260号公報
しかしながら、従来のステップタイプバルブ構造の場合、バルブが円形状のため、開弁開始時にバルブとバルブシートの間の開口幅が大きくなり、立ち上り流量が大きいという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、開弁開始時の立ち上り流量を抑えたステップタイプバルブを提供することを目的とする。
この発明のステップタイプバルブは、回転中心軸を中心にして回転するバルブ軸と、回転中心軸に平行な軸方向の径より当該軸方向に直交する軸直交方向の径が長い変形円状の、バルブ軸と一体に回転するバルブと、流体通路の内面に設けた環状の段差であって、回転中心軸を境にしたバルブの一方側の表面と他方側の裏面とに当接するバルブシートとを備え、バルブとバルブシートが当接する重なり代を、軸方向の両端部より軸直交方向の両端部で大きくし、バルブと流体通路の間の隙間を、軸直交方向の両端部より軸方向の両端部で大きくすることを特徴とするものである。
この発明によれば、バルブを、回転中心軸に平行な軸方向の径より当該軸方向に直交する軸直交方向の径が長い変形円状にすることにより、開弁開始時のバルブとバルブシートの開口幅を小さくすると共に、開口部分のバルブとバルブシートの重なり代を大きくかつバルブと流体通路の隙間を小さくして流体を流れにくくして、立ち上り流量を抑えたステップタイプバルブを提供することができる。
この発明の実施の形態1に係るステップタイプバルブの構成を示す断面図である。 実施の形態1に係るバルブ部の構成を示し、図2(a)は図1に示すAA線に沿ってバルブ部を切断した断面図、図2(b)はバルブの拡大図である。 実施の形態1に係る楕円形のバルブと従来の円形のバルブについて、バルブ開度と流量の関係を示すグラフである。 実施の形態1に係るバルブの変形例を示す図である。
実施の形態1.
図1に示すステップタイプのバタフライバルブは、バルブ開閉の回転駆動力を発生させるアクチュエータ部10と、アクチュエータ部10の駆動力をバルブ軸32に伝達するギア部20と、高温ガス等の流体が流通する管(不図示)に介装され、バルブ33を開閉して流体の流量を制御するバルブ部30とからなる。
アクチュエータ部10はDCモータ等をモータ11に用い、このモータ11をヒートシールド12で被覆する。モータ11の出力軸の一端側は、ギアボックス21内部に伸びたピニオンギア22になっている。モータ11が正転駆動または逆転駆動するとピニオンギア22がギア23に噛合して回転し、モータ11の駆動力をバルブ軸32へ伝達する。バルブ軸32は、ベアリング24の内輪に固着して回転自在に軸支され、モータ11の駆動力により回転中心軸Xを中心に回転して、バルブ軸32に固定されているバルブ33を開閉させる。図示例では、バルブ33とバルブ軸32にピンを圧入固定しているが、カシメ固着でもよく、あるいは、ガス温が低ければネジでの締結も可能である。
ギア部20のハウジングはギアボックス21とギアカバー25とを接合して構成し、このギアカバー25にヒートシールド12を一体に形成する。また、ベアリング24の外輪は、底面をギアカバー25内周面の段差部分に嵌合させ、上面からプレート26を圧入固定することにより、ギアカバー25内部に固定されている。ベアリング24の内輪は上述のようにバルブ軸32に固着している。
また、フェールセーフとして、バルブ軸32の上端側にスプリングホルダ27で保持されたリターンスプリング28が配置されており、このリターンスプリング28がバルブ軸32を付勢して、バルブ33がバルブシート34aに当接する閉位置へ戻す。
バルブ部ハウジング31は、鋳鉄、ステンレス鋼等の耐熱鋼で構成する。このバルブ部ハウジング31には、外部と流体通路34とを連通する貫通穴35が設けられている。この貫通穴35にバルブ軸32が挿入される。また、この貫通穴35の上端側には金属製のフィルタ部36、下端側にはブッシュ(軸受け部)37が周設されている。なお、ガス温が低い場合には、フィルタ部36に軸シールの併設が可能である。バルブ軸32の一端側をベアリング24で軸支し、他端側をブッシュ37で軸支する。
円筒形状の流体通路34の内面に環状の段差(ステップ)を設けて、バルブシート34aを形成する。バルブ軸32には楕円形状のバルブ33が固定されており、このバルブ33がバルブ軸32と一体に回転中心軸Xを中心に回転して、バルブシート34aとの間の隙間量を変化させ、流体の流量を制御する。
図2(a)は、図1のAA線に沿ってバルブ部30を切断した断面図であり、図2(b)はバルブ33を抜き出した拡大図である。バルブ33は、回転中心軸Xに平行な軸方向の径を短くし、該軸方向に直交する方向(以下、軸直交方向)の径を長くした楕円形状の変形円とする。また、バルブシート34aは、回転中心軸Xを境にしたバルブ33の一方側半円の表面と他方側半円の裏面とに当接してシールする。
なお、バルブ33の外周曲面は表裏面に対して垂直であり、傾斜加工等の特別な形状に加工する必要はない。よって、先立って説明した特許文献1〜4のようなバタフライバルブに比べ、安価に製造することができる。
図3は、本実施の形態1に係る楕円形状のバルブ33と、従来のステップタイプバルブの円形状のバルブの、バルブ開度と流量の関係を示すグラフである。円形状のバルブは、開弁開始時に軸直交方向の左右両端部Cが大きく開口するため、軸方向の上下両端部B(図2(b)に示す)より軸直交方向の左右両端部Cから良く流れる傾向がある。すると、開弁開始時の立ち上がり流量が大きくなるので、流量制御が難しくなる。
一方、本実施の形態1に係る楕円形状のバルブ33は円形状のバルブに比べて、同一バルブ開度時の軸直交方向の左右両端部Cの開口幅が狭くなるので、開弁開始時の立ち上り流量を抑えることができる。また、軸直交方向の左右両端部Cのバルブ33とバルブシート34aが当接する重なり代が大きくなり、かつ、バルブ33の外周曲面と流体通路34の間の隙間が小さくなるので、開弁開始時に流体が流れる経路がバルブ33、流体通路34およびバルブシート34aで形成されるラビリンス構造になって流れにくくなる。そのため、立ち上り流量をさらに抑えることができる。従って、開弁開始時の流量制御が容易になる。
また、軸直交方向の左右両端部Cでは、バルブ33とバルブシート34aが当接する重なり代が大きいので、閉弁時に、バルブ33とバルブシート34aの間の隙間から流体が洩れにくい。他方、軸方向の上下両端部Bにはバルブ33とバルブ軸32の間の隙間がわずかにあるが、この隙間以外には重なり代があるので、閉弁時のバルブシート洩れはほとんどない。なお、バルブ33とバルブ軸32の材料・寸法を選択することにより、軸方向の上下両端部Bの隙間を小さくしたりなくすことが可能である。
さらに、バルブ33の軸直交方向の径を長くするだけでなく、バルブシート34aの軸直交方向の両端部分C位置の段差を大きくすることにより、バルブ33とバルブシート34aの重なり代をさらに大きくしてもよい。この構成にすれば、バルブシート洩れを抑制することができるだけでなく、開弁開始時のラビリンス構造もより長くなるので立ち上がり流量をより小さく抑えることが可能となる。
次に、この実施の形態1に係る流体制御バルブを高温下で使用する場合、例えば高温の排気ガス(〜800℃)が流れる管路に設置されるEGRV(排気ガス再循環バルブ)として用いる場合を説明する。
流体通路34に高温の流体が流れるとバルブ部ハウジング31、バルブ軸32、バルブ33がそれぞれ熱膨張する。各部の構成材料および実使用時の温度差によっては、流体通路34に対して相対的にバルブ33が大きくなったり小さくなったりする場合がある。また、バルブ軸32が、ベアリング24の下端部を基点にしてブッシュ37側へ伸びると、バルブ33の位置がずれる場合もある。
高温流体が流れた場合、軸直交方向については、バルブ33とバルブ部ハウジング31の径方向への伸びはあるが、バルブ軸32がベアリング24の下端側を基点としてブッシュ37の方向へ熱膨張することによる軸方向への位置ずれはそれほど考慮する必要がない。従って、軸直交方向の左右両端部Cにおける、バルブ33と流体通路34の間での噛み込みを防ぐための必要隙間は小さくてよい。そのため、バルブ33の軸直交方向の径を長くしても、高温時に流体通路34との間の隙間が小さくなることによる噛み込みを回避できる。また、軸直交方向の左右両端部Cにおけるバルブ33のバルブシート34aとの重なり代も大きくでき、閉弁時のバルブシート洩れも抑制できる。
軸方向については、バルブ33とバルブ部ハウジング31の径方向への伸びと、バルブ軸32がベアリング24の下端側を基点としてブッシュ37の方向へ熱膨張することによる軸方向への伸びがある。軸方向は軸直交方向よりも高温による伸びの影響が大きく、バルブ33のブッシュ37側への位置ずれも大きくなる。従って、軸方向の上下両端部Bにおける、バルブ33と流体通路34の間での噛み込みを防ぐための必要隙間は、上述の左右両端部Cの必要隙間より大きくとる必要がある。そのため、バルブ33の軸方向の径を短くして、高温時に流体通路34との間の隙間が小さくなることによる噛み込みを回避する。また、軸方向の上下両端部Bにおけるバルブ33とバルブシート34aとの重なり代も確保でき、閉弁時のバルブシート洩れも抑制できる。
このように、高温下でのバルブ噛み込み回避およびバルブシート洩れ抑制の両方を鑑みて各部の寸法設定を行うことにより、常温下だけでなく高温下でも使用可能である。
なお、バルブ33と流体通路34の構成材料を、例えば線膨張係数の近い材料同士とすれば、高温流体が流れた場合の各部の伸びの影響を少なくすることができる。この場合には、バルブ33と流体通路34の間の必要隙間をより小さく抑えると共に、バルブ33とバルブシート34aの重なり代を大きくできるので、立ち上り流量をさらに抑制することができる。線膨張係数の近い材料同士の例として、バルブ33をステンレス鋼で構成し、流体通路34を鋳鉄またはステンレス鋼で構成する。
以上より、実施の形態1によれば、ステップタイプバルブは、回転中心軸Xを中心にして回転するバルブ軸32と、回転中心軸Xに平行な軸方向の径より当該軸方向に直交する軸直交方向の径が長い変形円状の、バルブ軸32と一体に回転するバルブ33と、流体通路34の内面に設けた環状の段差であって、回転中心軸Xを境にしたバルブ33の一方側の表面と他方側の裏面とに当接するバルブシート34aとを備えるように構成した。このため、開弁開始時のバルブ33とバルブシート34aの間の開口幅を小さくできると共に、特に立ち上り流量に影響を与えやすい軸直交方向の左右両端部Cにおいて、バルブ33とバルブシート34aの重なり代を大きくかつバルブ33と流体通路34の間の隙間を小さくしてラビリンス構造を形成し、流体を流れにくくすることができるようになり、立ち上り流量を抑えることができる。また、バルブ33とバルブシート34aの略全周に重なり代があるので、閉弁時のバルブシート洩れを抑制できる。さらに、バルブ33の外周曲面と流体通路34の間に隙間があるので、噛み込みを回避できる。
また、高温下、バルブ軸32が熱膨張してバルブ33の位置がずれしたとしても、常温下と同様に立ち上り流量を抑えることができる。また、バルブ33と流体通路34の間の隙間を、バルブ軸32が熱膨張して伸びる軸方向に大きく設けることができるので、高温下であってもバルブ33と流体通路34の噛み込みを回避することができる。さらに、各部が熱膨張してもバルブ33とバルブシート34aの重なり代を確保できるので、常温時と同様にバルブシート洩れを抑制することができる。
また、実施の形態1によれば、バルブ33を変形円にするだけでなくバルブシート34aの段差も変形して、バルブ33とバルブシート34aが当接する重なり代を、軸方向の上下両端部Bより軸直交方向の左右両端部Cで大きくするようにしたので、立ち上り流量に影響を与えやすい軸直交方向の左右両端部Cにおいて開弁開始時のラビリンス構造を大きくし、立ち上り流量をより抑制することができる。また、閉弁時のバルブシート洩れも抑制できる。
また、実施の形態1によれば、バルブ33と流体通路34の間の隙間を、軸直交方向の左右両端部Cより軸方向の上下両端部Bで大きくするようにしたので、高温時にバルブ軸32が熱膨張してバルブ33が軸方向に位置ずれしても、噛み込みを回避することができる。
なお、上記実施の形態1の図示例では流体制御バルブのバルブ33を楕円形状にしたが、楕円形状以外の変形円にしてもよい。例えば熱の影響でバルブ軸32の伸びが大きい場合には、図4に示すように楕円形状(または円形状)のバルブ33の軸方向の上下両端部をそれぞれ切り欠いて切欠部33aを形成した変形円にして、バルブ33と流体通路34の間の隙間をより大きくして噛み込みを回避する。
また、流体通路34を円筒形状にすると共にバルブシート34aを環状にしたが、それぞれを楕円形状に変形することも可能である。

Claims (4)

  1. 回転中心軸を中心にして回転するバルブ軸と、
    前記回転中心軸に平行な軸方向の径より当該軸方向に直交する軸直交方向の径が長い変形円状の、前記バルブ軸と一体に回転するバルブと、
    流体通路の内面に設けた環状の段差であって、前記回転中心軸を境にした前記バルブの一方側の表面と他方側の裏面とに当接するバルブシートとを備えるステップタイプバルブ。
  2. バルブは、円または楕円の軸方向の両端部を切り欠いた変形円状であることを特徴とする請求項1記載のステップタイプバルブ。
  3. バルブとバルブシートが当接する重なり代を、軸方向の両端部より軸直交方向の両端部で大きくすることを特徴とする請求項1記載のステップタイプバルブ。
  4. バルブと流体通路の間の隙間を、軸直交方向の両端部より軸方向の両端部で大きくすることを特徴とする請求項1記載のステップタイプバルブ。
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