JP2014105764A - バルブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フッ素樹脂を素材とする樹脂製シール5により回転軸9の周囲の漏れを防止するバルブ装置において、樹脂製シール5の取付環を圧入する際のハウジング3に対する傷付けを防止する。
【解決手段】フッ素樹脂を素材とする樹脂製シール5を、メタル軸受け19とハウジング3の段29とにより軸方向に挟持し、回転軸9の周囲の排気ガスの漏れ流れに関して全ての軸周り機能品4の上流側に配置する。これにより、樹脂製シール5は、回転軸9の外周面に摺接して軸シールの機能を果たす。また、従来、樹脂製シール5を保持するために必要とされていた取付環を使用しなくても、樹脂製シール5を保持して回転軸9に摺接させることができる。このため、取付環の圧入作業を省いて、ハウジング3に対する傷付けを防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の排気ガスが通る流路の開度を増減するバルブ装置に関するものであり、例えば、排気ガスを吸気の流路に還流するEGR装置等に好適に利用することができる。
従来から、内燃機関の排気ガスが通る流路の開度を増減するバルブ装置では、弁体の回転軸を回転自在に支持するメタル軸受け等の軸受け部材、および、回転軸の周囲を通って排気ガスが漏れるのを防止するオイルシール等の軸シール部材を備えるものが公知である。ところで、軸受け部材と回転軸との隙間は金属素材同士の摺接により形成されており、シール機能が劣ると考えられるので、軸受け部材と回転軸との隙間には、排気ガスに含まれる未燃焼物や凝縮水が浸入してススがたまる虞がある。
このため、回転軸周囲の排気ガスの漏れ流れに関して軸受け部材の上流側に(つまり、回転軸の軸方向に関して軸受け部材よりも流路に近い位置に)軸シール部材を配置する必要がある。しかし、オイルシール等の従来から汎用されている軸シール部材は、軸受け部材の上流側に配置した場合、排気ガスからの熱伝導に対する耐熱性に不安がある。
そこで、軸受け部材の上流側に、耐熱性が高くかつ柔軟性が高いフッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)を素材とする樹脂製シールを配置する構成が公知になっている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、樹脂製シールを保持するために金属製の取付環を使用しており、取付環をハウジングに圧入している。このため、取付環をハウジングに圧入するときにハウジングを傷付けてシール性能を損なう虞がある。
特開2010−065729号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、フッ素樹脂を素材とする樹脂製シールにより回転軸周囲の漏れを防止するバルブ装置において、樹脂製シールの取付環を圧入する際のハウジングに対する傷付けを防止することにある。
本願の第1発明によれば、バルブ装置は、以下のハウジング、軸周り機能品および樹脂製シールを備える。
まず、ハウジングは、内燃機関の排気ガスが通る筒状空間を形成するとともに、筒状空間に排気ガスの流量を調節する弁体を回転自在に収容する。また、軸周り機能品は、弁体の回転軸を回転自在に支持する軸受け、および、回転軸の周囲を通って筒状空間から排気ガスが漏れるのを防止する軸シールの両方または一方の機能を果たすものである。
そして、樹脂製シールは、フッ素樹脂を素材として設けられ、ハウジングと軸周り機能品とにより挟持されるとともに、回転軸周囲の排気ガスの漏れ流れに関して軸周り機能品よりも上流側に配置され、回転軸の外周面に摺接して軸シールの機能を果たす。
これにより、取付環を使用しなくても樹脂製シールを保持して回転軸に摺接させることができる。このため、取付環の圧入作業を省いて、ハウジングに対する傷付けを防止することができる。
第1発明に従属する第2発明によれば、樹脂製シールは、ハウジングと軸周り機能品とにより回転軸の軸方向に挟まれて挟持される。そして、ハウジングと樹脂製シールとの間、または樹脂製シールと軸周り機能品との間にゴム製リングが挟まって軸方向に潰れている。
ハウジングと樹脂製シールとの隙間、または樹脂製シールと軸周り機能品との隙間を封鎖するために樹脂製シールの潰し代を利用する場合、潰し代の寸法交差は極めて小さく、潰し代の管理は極めて煩雑になる。
これに対し、ゴム製リングを挟んで軸方向に潰すことで、樹脂製シールの潰し代を用いずにハウジングと樹脂製シールとの隙間、または樹脂製シールと軸周り機能品との隙間を封鎖することができる。このため、樹脂製シールの潰し代の管理を緩和したり、管理を不要にしたりすることができる。
第1、第2発明に従属する第3発明によれば、ハウジングには、樹脂製シールを回転軸の径方向に関して位置決めするガイドが設けられている。
これにより、樹脂製シールが回転軸に対し偏芯して摺接するのを抑制することができるので、回転軸の周方向に関してシール性能がばらつくのを抑制することができる。
第1〜第3発明に従属する第4発明によれば、樹脂製シールには、ハウジングまたは軸周り機能品により潰される突起が軸方向に突出している。
これにより、潰し代を含む突起を軸方向に突出させることで、樹脂製シール本体の軸方向の厚さと突起の高さとを合わせた数値に対して潰し代に対する寸法交差を決定することができる。このため、潰し代に対する寸法交差を大きくすることができるので、樹脂製シールの潰し代の管理を緩和することができる。
第4発明に従属する第5発明によれば、ガイドは、樹脂製シールの周縁に当たることで、樹脂製シールを回転軸の径方向に関して位置決めする。そして、突起は、樹脂製シールの周縁から軸方向に突出して樹脂製シールの周縁とともにガイドに当たる。
これにより、ガイドと樹脂製シールとの当接面積が増えるので、より容易に樹脂製シールを位置決めすることができる。
バルブ装置の断面図である(実施例1)。 バルブ装置の要部拡大図である(実施例1)。 バルブ装置の要部拡大図である(実施例2)。 バルブ装置の要部拡大図である(実施例3)。 バルブ装置の要部拡大図である(実施例4)。 バルブ装置の要部拡大図である(実施例5)。 バルブ装置の要部拡大図である(実施例6)。 バルブ装置の要部拡大図である(実施例7)。
実施形態のバルブ装置1を実施例に基づき説明する。
〔実施例1の構成〕
実施例1のバルブ装置1の構成を、図1および図2を用いて説明する。
バルブ装置1は、内燃機関(図示せず。)の排気ガスが通る流路2の開度を増減するものであり、例えば、排気ガスを吸気側流路(図示せず。)に還流するEGR装置に利用され、所定の電子制御ユニット(ECU:図示せず)により動作を制御される。そして、バルブ装置1は、以下に説明するハウジング3、軸周り機能品4および樹脂製シール5を備える。
ハウジング3は、流路2の一部としての筒状空間7を形成するとともに、筒状空間7に排気ガスの流量を調節する弁体8を回転自在に収容する。
弁体8は、例えば、厚みを有する円板状のバタフライ弁であり、回転することにより流路2の開度を増減する。また、弁体8は、回転軸9に対して傾斜するように回転軸9の先端に溶接等されて一体化し、回転軸9と鋭角を形成している。
ここで、バルブ装置1は、弁体8および回転軸9を回転駆動するトルクを発生する電動モータ(図示せず。)、電動モータが発生するトルクを減速して回転軸9に伝達する減速機10、弁体8および回転軸9を電動モータのトルクとは逆方向に回転付勢する捩りバネ11、ならびに、弁体8および回転軸9の回転角を検出する回転角センサ12等を備える。
そして、弁体8は、電動モータおよび減速機10から伝わるトルクにより、捩りバネ11のトルクに抗して回転することで流路2の開度を増減する。また、ECUは、回転角センサ12の出力に基づき弁体8の回転角を目標とする指令値に略一致させることで、流路2における排気ガスの流量を制御する。
また、弁体8の周縁には、流路2の閉鎖時に弁体8の周縁と流路壁14との間を封鎖するシールリング15が装着されている。シールリング15は、例えば、C字状の円環として設けられて合口(図示せず。)を形成するものであり、弁体8の周縁に設けられた溝16に嵌まって弁体8とともに回転する。
また、ハウジング3には、筒状空間7における流路壁14の一部を形成するように、筒状のノズル17が圧入されており、弁体8は、ノズル17内で回転するように収容されている。そして、シールリング15は、流路2を閉鎖するときに、ノズル17の内周の流路壁14に環状に摺接して弁体8の周縁と流路壁14との間を封鎖する。このとき、シールリング15は、合口を狭めるように弾性変形して流路壁14に摺接する。
なお、弁体8およびノズル17は排気ガスに対する耐熱性、凝縮水に対する耐腐食性等の点から、例えば、ステンレス鋼を素材として設けられ、ハウジング3は軽量化等の点から、例えば、アルミニウム合金を素材として設けられている。
軸周り機能品4は、回転軸9を回転自在に支持する軸受け、および、回転軸9の周囲を通って筒状空間7から排気ガスが漏れるのを防止する軸シールの両方または一方の機能を果たすものである。そして、バルブ装置1は、軸周り機能品4として、メタル軸受け19、オイルシール20および転がり軸受け21を備える。
ここで、バルブ装置1は、回転軸9の支持構造に関して、いわゆる「片持ち構造」を採用するものであり、流路2を挟まずに流路2の片側のみで回転軸9を支持する。そして、軸周り機能品4は、回転軸9の軸方向片側にのみ配置され、回転軸9の周囲の排気ガスの漏れ流れに関して下流側に向かい(つまり、流路2から軸方向に遠ざかる方向に)メタル軸受け19、オイルシール20および転がり軸受け21の順に配置されている。
また、ハウジング3には、軸周り機能品4および回転軸9を受け入れる収容孔22が設けられ、収容孔22は筒状空間7に開口している。そして、メタル軸受け19、オイルシール20および転がり軸受け21は、予め回転軸9に装着されて回転軸9とともに1つのアッシー23を構成し、アッシー23は、回転軸9の先端が筒状空間7に突出するように収容孔22に収容される。
なお、メタル軸受け19、オイルシール20および転がり軸受け21には公知構造を有するものが採用されている。
また、収容孔22は、軸方向に関して筒状空間7(流路2)と反対側でギヤ室25に開口する。
ギヤ室25は、減速機10や捩りバネ11等を収容する空間であり、樹脂製のカバー(図示せず。)により閉じられる。なお、減速機10を構成する複数の歯車の内、回転軸9に一体化される歯車26には磁石27が装着されている。また、樹脂製のカバーには、磁石27が発生する磁束を検出するホールIC(図示せず)等が設けられている。そして、磁石27とホールIC等により回転角センサ12が構成されている。
樹脂製シール5は、フッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)を素材として円環板状に設けられ、軸周り機能品4の1つであるメタル軸受け19と収容孔22の段29とにより軸方向に挟まれて挟持されている。段29は、収容孔22を流路2の側に向かって段状に縮径するものであり、円環状に設けられている。また、段29の内径は、回転軸9の直径に樹脂製シール5の2倍の厚さを加えたものより大きく、段29の外径は、メタル軸受け19の外径と略同一である。
また、樹脂製シール5は、内径が段29の内径よりも小さく、外径が段29の外径と略同一に設けられている。そして、段29に樹脂製シール5を載せた状態でアッシー23を収容孔22に収容し、回転軸9の先端を筒状空間7に突出させる。これにより、樹脂製シール5をメタル軸受け19と段29とにより軸方向に挟み込むとともに、樹脂製シール5の内周縁5aを筒状空間7の方に向けて折り曲げて回転軸9の外周面に密着させる。
また、段29には、ゴム製のOリング30を収容する円環状の溝31が設けられており、Oリング30は、樹脂製シール5と溝31の底面とにより挟み込まれて軸方向に潰れている。
以上により、樹脂製シール5は、回転軸9の周囲の排気ガスの漏れ流れに関して全ての軸周り機能品4の上流側に配置され、内周縁5aにより回転軸9の外周面に摺接して軸シールの機能を果たす。
〔実施例1の効果〕
実施例1のバルブ装置1によれば、フッ素樹脂を素材とする樹脂製シール5が、メタル軸受け19とハウジング3の段29とにより軸方向に挟持され、回転軸9の周囲の排気ガスの漏れ流れに関して全ての軸周り機能品4の上流側に配置され、回転軸9の外周面に摺接して軸シールの機能を果たす。
これにより、従来、樹脂製シール5を保持するために必要とされていた取付環を使用しなくても、樹脂製シール5を保持して回転軸9に摺接させることができる。このため、取付環の圧入作業を省いて、ハウジング3に対する傷付けを防止することができる。
また、段29には、円環状の溝31が設けられており、Oリング30は、溝31に収容され、メタル軸受け19と溝31の底面とにより挟み込まれて軸方向に潰れている。
樹脂製シール5と段29との隙間を封鎖するために樹脂製シール5の潰し代を利用する場合、潰し代の寸法交差は極めて小さく、潰し代の管理は極めて煩雑になる。
これに対し、樹脂製シール5と段29との間にOリング30を挟んで軸方向に潰すことで、樹脂製シール5の潰し代を用いずに樹脂製シール5と段29との隙間を封鎖することができる。このため、樹脂製シール5の潰し代の管理を緩和したり、管理を不要にしたりすることができる。
〔実施例2〕
実施例2のバルブ装置1によれば、図3に示すように、段29には、樹脂製シール5を回転軸9の径方向に関して位置決めするガイド33が設けられている。また、ガイド33は、樹脂製シール5の周縁5bに当たることで、樹脂製シール5を径方向に関して位置決めする。そして、収容孔22は、段29にガイド33を設けることで、更に流路2の側に向かって段状に縮径している。
これにより、樹脂製シール5が回転軸9に対し偏芯して摺接するのを抑制することができるので、回転軸9の周方向に関してシール性能がばらつくのを抑制することができる。
なお、実施例2と同様に、樹脂製シール5と段29との間にOリング30が挟まれて軸方向に潰され、樹脂製シール5と段29との隙間が封鎖されている。
〔実施例3〕
実施例3のバルブ装置1によれば、図4に示すように、樹脂製シール5には、軸方向に円環状に突出する突起5cが設けられている。そして、突起5cを溝31に嵌めた状態で、樹脂製シール5をメタル軸受け19と段29とにより軸方向に挟み込むことで、突起5cの先端を溝31の底面に押し付けて潰す。つまり、突起5cの先端部は潰し代として機能する。
これにより、樹脂製シール5の本体5dの軸方向の厚さと突起5cの高さとを合わせた数値に対して潰し代に対する寸法交差を決定することができる。このため、潰し代に対する寸法交差を大きくすることができるので、樹脂製シール5の潰し代の管理を緩和することができる。
〔実施例4〕
実施例4のバルブ装置1によれば、図5に示すように、実施例2と同様のガイド33が設けられ、樹脂製シール5は径方向に位置決めされている。また、実施例3と同様に突起5cが設けられ、突起5cの先端部は潰し代として機能している。
〔実施例5〕
実施例5のバルブ装置1によれば、図6に示すように、溝31は、外周壁がガイド33と同一面を形成するように設けられ、突起5cは、樹脂製シール5の周縁5bから軸方向に突出して周縁5bとともにガイド33に当たる。
これにより、ガイド33と樹脂製シール5との当接面積が増えるので、より容易に樹脂製シール5を位置決めすることができる。
〔実施例6〕
実施例6のバルブ装置1によれば、図7に示すように、突起5cが樹脂製シール5の周縁5bから軸方向に突出しており、樹脂製シール5は、突起5cが流路2の反対側に突出するように段29に載せられる。これにより、突起5cは、メタル軸受け19の先端部が押し付けられて潰され、突起5cにより、樹脂製シール5とメタル軸受け19との隙間が封鎖される。
〔実施例7〕
実施例7のバルブ装置1によれば、図8に示すように、実施例2と同様のガイド33が設けられ、樹脂製シール5は径方向に位置決めされている。また、実施例5、6と同様に、突起5cが樹脂製シール5の周縁5bから軸方向に突出している。そして、実施例6と同様に、樹脂製シール5は、突起5cが流路2の反対側に突出するように段29に載せられ、突起5cは、樹脂製シール5とメタル軸受け19との隙間を封鎖する。さらに、実施例5と同様に、突起5cは、周縁5bとともにガイド33に当たり、樹脂製シール5の位置決めを容易化している。
〔変形例〕
バルブ装置1の態様は、実施例に限定されず種々の変形例を考えることができる。
例えば、実施例1〜7のバルブ装置1によれば、樹脂製シール5は、ハウジング3の段29とメタル軸受け19とにより軸方向に挟持されていたが、樹脂製シール5をメタル軸受け19以外の軸周り機能品4(例えば、転がり軸受け21)とハウジング3とにより挟持してもよい。また、樹脂製シール5を軸方向以外の方向(例えば、径方向)に挟持してもよい。
また、実施例1、2のバルブ装置1によれば、Oリング30は、ハウジング3の段29と樹脂製シール5との間に挟まれていたが、樹脂製シール5と軸周り機能品4との間にOリング30を挟んでもよい。
さらに、実施例1〜7のバルブ装置1は、いわゆる「片持ち構造」を採用するものであったが、バルブ装置1として、流路2の両側で回転軸9を支持する「両持ち構造」を採用してもよい。そして、「両持ち構造」を採用する場合、流路2の片側のみに本願発明を適用してもよく、両側に本願発明を適用してもよい。
1 バルブ装置 3 ハウジング 4 軸周り機能品 5 樹脂製シール 7 筒状空間8 弁体 9 回転軸

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気ガスが通る筒状空間(7)を形成するとともに、この筒状空間(7)に排気ガスの流量を調節する弁体(8)を回転自在に収容するハウジング(3)と、
    前記弁体(8)の回転軸(9)を回転自在に支持する軸受け、および、前記回転軸(9)の周囲を通って前記筒状空間(7)から排気ガスが漏れるのを防止する軸シールの両方または一方の機能を果たす軸周り機能品(4)と、
    フッ素樹脂を素材として設けられ、前記ハウジング(3)と前記軸周り機能品(4)とにより挟持されるとともに、前記回転軸(9)周囲の排気ガスの漏れ流れに関して前記軸周り機能品(4)よりも上流側に配置され、前記回転軸(9)の外周面に摺接して前記軸シールの機能を果たす樹脂製シール(5)とを備えるバルブ装置(1)。
  2. 請求項1に記載のバルブ装置(1)において、
    前記樹脂製シール(5)は、前記ハウジング(3)と前記軸周り機能品(4)とにより前記回転軸(9)の軸方向に挟まれて挟持され、
    前記ハウジング(3)と前記樹脂製シール(5)との間、または前記樹脂製シール(5)と前記軸周り機能品(4)との間にゴム製リング(30)が挟まって軸方向に潰れていることを特徴とするバルブ装置(1)。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバルブ装置(1)において、
    前記樹脂製シール(5)は、前記ハウジング(3)と前記軸周り機能品(4)とにより前記回転軸(9)の軸方向に挟まれて挟持され、
    前記ハウジング(3)には、前記樹脂製シール(5)を前記回転軸(9)の径方向に関して位置決めするガイド(33)が設けられていることを特徴とするバルブ装置(1)。
  4. 請求項1ないし請求項3の内のいずれか1つに記載のバルブ装置(1)において、
    前記樹脂製シール(5)は、前記ハウジング(3)と前記軸周り機能品(4)とにより前記回転軸(9)の軸方向に挟まれて挟持され、
    前記樹脂製シール(5)には、前記ハウジング(3)または前記軸周り機能品(4)により潰される突起(5c)が軸方向に突出していることを特徴とするバルブ装置(1)。
  5. 請求項4に記載のバルブ装置(1)において、
    前記ハウジング(3)には、前記樹脂製シール(5)を前記回転軸(9)の径方向に関して位置決めするガイド(33)が設けられ、
    このガイド(33)は、前記樹脂製シール(5)の周縁(5b)に当たることで、前記樹脂製シール(5)を前記回転軸(9)の径方向に関して位置決めし、
    前記突起(5c)は、前記樹脂製シール(5)の周縁(5b)から軸方向に突出して前記樹脂製シール(5)の周縁(5b)とともに前記ガイド(33)に当たることを特徴とするバルブ装置(1)。
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