JP4793290B2 - 流体制御弁 - Google Patents
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Description
従来より、例えばディーゼルエンジン等の内燃機関の排気ガス中に含まれる有害物質(例えば窒素酸化物:NOx等)の低減を図るという目的で、内燃機関の排気ガスの一部であるEGRガスを排気通路から吸気通路に還流させるための排気ガス還流管を備えた排気ガス還流装置が公知である。
この排気ガス還流装置には、排気ガス還流管の内部を流れるEGRガスの流量を可変制御する排気ガス流量制御弁(EGRガス流量制御弁:以下EGRVと呼ぶ)が組み込まれている。
ここで、従来公知のEGRVにおいては、エンジンの運転状態の変化、つまりEGRVのバルブ開度の違いに拘らず、ノズル102の内径面とシールリング109の摺動面とが接触する位置が、バルブ周方向に180°の間隔で設けられている。
そして、ノズル102とシールリング109とが接触する位置に、すなわち、バルブ103のバルブ中心(O)を通り、シャフト104の回転軸線(A)に対して所定の傾斜角度分だけ傾斜して真っ直ぐに延びる軸線(バルブ半径方向の軸線:B)上に、シールリング109の両方の合口端部111、112が配置されるように、バルブ103のシールリング溝105にシールリング109が組み付けられた場合には、ノズル102によってシールリング109の両方の合口端部111、112が拘束されるので、シールリング109の一方または両方の合口端部111、112がバルブ103のシールリング溝105から大きく外れることはない。
この原因は、バルブ103の開閉動作を繰り返すことで、シールリング109に、ノズル102の内径面と接触しない部分が生じ、シールリング109の張力によってシールリング自身が回転し、シールリング109の両方の合口端部111、112が当初組み付けられた位置からバルブ周方向にズレるためである。
これにより、シールリング溝105との重なり代が小さくなってシールリング109の一方の合口端部111(または112)がシールリング溝105より外れ易くなる。そして、シールリング109に排気脈動圧等による外力が作用すると、シールリング溝105からシールリング109の一方の合口端部111(または112)が完全に外れて飛び出してしまう。
したがって、シールリング109がノズル102の内径面に干渉してバルブ103がバルブ全閉位置よりも手前で、これ以上の閉弁作動が不能(バルブスティック)または不良となるという問題が生じる。
そして、バルブに、シールリングの両方の合口端部がハウジングで拘束された状態を維持するように、シールリングのバルブ周方向への移動を規制するリング回り止め部を設けたことにより、バルブの開閉動作を行っても、また、バルブの開閉動作を複数回繰り返しても、シールリングがバルブ周方向にズレることはない。
請求項2に記載の発明によれば、バルブ中心(O)を通るシャフトの回転軸線(A)に対して所定の傾斜角度分だけ傾斜して真っ直ぐに延びる軸線(B)上に、シールリングの両方の合口端部を配置することで、ハウジングの通路壁面とシールリングの摺動面とが接触する位置の近傍または前後にリング回り止め部を設けることができるので、シールリングの両方の合口端部がバルブの外周から外れて飛び出す不具合を防止することができる。 請求項3に記載の発明によれば、バルブのリング回り止め部がシールリングの端面と当接(または係合または嵌合)し、シールリングを回り止めすることにより、シールリングがバルブ周方向にズレることはない。これによって、シールリングの両方の合口端部が、ハウジングによって拘束される状態を長期間維持できる。
請求項6に記載の発明によれば、バルブのリング回り止め部として、バルブの周方向溝の溝底面を形成する溝底面形成部のバルブ周方向の一部に設けられた嵌合溝を採用している。そして、バルブの溝底面形成部の嵌合溝にシールリングの嵌合部が係合(または嵌合)し、シールリングを回り止めすることにより、シールリングがバルブ周方向にズレることはない。これによって、シールリングの両方の合口端部が、ハウジングによって拘束される状態を長期間維持できる。
請求項8に記載の発明によれば、上記の突起部は、バルブ(の溝底面形成部)に一体的に形成されている。
請求項10に記載の発明によれば、上記の回り止めピンは、バルブに対して別体(別部品)で形成(製作)されている。
請求項12に記載の発明によれば、上記の中間部材は、バルブに対して別体(別部品)で形成(製作)されている。また、中間部材には、シールリングの嵌合部の端面に当接する回り止めピン部が設けられている。
そして、ハウジングの内部に収容されたシャフトを備えている。そして、バルブは、シャフトの軸線方向に対して所定の傾斜角度だけ傾いた状態で、シャフトに保持固定されている。
図1ないし図3は本発明の実施例1を示したもので、図1および図2(a)は排気ガス流量制御弁(EGRV)の全体構造を示した図で、図2(b)はEGRVの主要構造を示した図で、図3はEGRVのリング回り止め部を示した図である。
なお、バルブ3の外周端面全周には、バルブ周方向に延びるシールリング溝5が形成されている。また、バルブ3は、シールリング溝5のシールリング溝側面(以下溝側面と略す)を形成する一対の溝側面形成部(断面円形状の最大外径部)6、およびシールリング溝5のシールリング溝底面(以下溝底面と略す)を形成する断面非円形状の溝底面形成部7を有している。
ここで、本実施例のEGRVは、ノズル2の内部(EGRガス通路15)またはハウジング1の内部(EGRガス通路14、16)のEGRガス流通開口面積を変更し、EGRガスを吸入空気中に混入させる還流量(EGR量:新規吸入空気量に対するEGR率)を可変制御する排気ガス流量制御弁(流体流量制御弁)を構成している。
また、EGRVの内部には、バルブ3を閉弁方向または開弁方向に付勢するコイルスプリング(バルブ付勢手段)18が組み込まれている。また、EGRVには、ハウジング1の外壁部の開口部を閉鎖するためのセンサカバー19が装着されている。
電動モータとして、ブラシレスDCモータやブラシ付きのDCモータ等の直流(DC)モータが採用されている。なお、三相誘導電動機等の交流(AC)モータを用いても良い。
ここで、アクチュエータ、特に電動モータは、エンジン制御ユニット(以下ECUと呼ぶ)によって通電制御されるように構成されている。
このハウジング1は、内部に断面円形状のEGRガス通路14〜16が形成されたEGRパイプ部を有している。また、ハウジング1は、EGRパイプ部の屈曲部17近傍で、シャフト挿通孔27が開口している。
また、ハウジング1のシャフト収容孔34の孔壁面とシャフト4のシャフト外径部の外周との間には、軸受け部材(ブッシング35、オイルシール36およびボールベアリング37等)が嵌合保持されている。
また、バルブ全開位置とは、ハウジング1の通路壁面(ノズル2の内径面)とバルブ3の外周端面との間の隙間が最大となる位置で、且つEGRガス通路14〜16の内部を流れるEGRガスのEGR量が最大となるバルブ開度(θ=70〜90°)のことである。 なお、バルブ3の詳細は後述する。
シールリング9の円周部10の半径方向の内径側には、バルブ3の外周端面に形成されたシールリング溝5内に移動自在に嵌め込まれる内径側端部が設けられている。また、シールリング9の円周部10の半径方向の外径側には、バルブ3の外周端面(バルブ外周面)よりもバルブ3の半径方向の外径側に突出した外径側端部が設けられている。すなわち、シールリング9の円周部10は、外径側端部がバルブ外周端面より突出した状態で、内径側端部がシールリング溝5内をバルブ半径方向およびバルブ軸線方向に移動できるようにシールリング溝5内に嵌め込まれて保持されている。
これにより、本実施例のシールリング9は、バルブ3に対してバルブ周方向への移動が規制される。つまり、シールリング9は、その両方の第1、第2合口端部11、12の内周側(近傍)に設けられる2つの第1、第2嵌合凸部51、52とバルブ3のリング回り止め部とが係合(または嵌合)することで、回り止めが成される。
バルブ3は、上述したように、ハウジング1の内部にて、EGRVのバルブ中心(O)を通るシャフト4の回転軸線(A)に対して所定の傾斜角度分だけ傾斜して、シャフト4のバルブ装着部45に溶接固定される円板状の斜板であって、そのバルブ中心(O)よりバルブ半径方向に延びる円板状部を有している。
このバルブ3の円板状部のバルブ半径方向の外径側には、円環状の外周端縁部が一体的に設けられている。また、円板状部の上流側端面には、外周端縁部よりも板厚が厚い円形状の肉厚部61が設けられている。この肉厚部61は、外周端縁部よりもバルブ半径方向の内径側に位置するバルブ中心付近に設けられている。また、円板状部の下流側端面には、シャフト4の軸線方向の一端部(バルブ装着部45)に嵌め合わされるシャフト嵌合溝62が形成されている。
そして、バルブ3の外周端縁部には、シールリング溝5の溝側面を形成する一対の溝側面形成部6が設けられている。一対の溝側面形成部6は、円板状に形成されており、バルブ3の最大外径部を構成し、シールリング9の円周部10の外径よりも小さい。
また、バルブ3の円板状部には、シールリング溝5の溝底面を形成する溝底面形成部7が設けられている。この溝底面形成部7は、その外周面(溝底面)の大部分が、基準円周上(バルブ3の円板状部の中心点からの距離(基準円半径)が等距離)に配設されている。
このバルブ3のリング回り止め部は、隣設する2つの第1、第2エッジ部(稜線)63、64同士を平面(平坦面)で直線状に繋ぐことで設けられた平面部71によって構成されている。この平面部71は、バルブ側の加工が容易な加工技術(例えば切削加工等)によって溝底面形成部7のバルブ周方向の一部に形成されている。すなわち、平面部71は、溝底面形成部7の基準円周よりも所定の深さ分だけ深く底下げするように、溝底面形成部7の外周面(シールリング溝5の溝底面)の一部(所定の円弧状の範囲)を切削することで設けられている。
そして、平面部71は、シールリング9の2つの第1、第2嵌合凸部51、52の端面に当接してシールリング9を回り止めする。これにより、シールリング9の両方の第1、第2合口端部11、12が、ハウジング1のノズル2の内径面(通路壁面)とバルブ3の溝底面形成部7の外周面(シールリング溝5の溝底面)との間で拘束された状態を維持するように、シールリング9のバルブ周方向への移動が規制される。
すなわち、EGRVのバルブ中心(O)を通るシャフト4の回転軸線(A)に対して所定の傾斜角度分だけ傾斜して真っ直ぐに延びる軸線(バルブ3の半径方向に真っ直ぐに延びる軸線:B)上に、シールリング9の両方の第1、第2合口端部11、12が配置された状態を維持することである。
なお、本実施例のシールリング9は、バルブ3のシールリング溝5に組み付ける組み付け初期に、ハウジング1のノズル2によってシールリング9の両方の第1、第2合口端部11、12が拘束される位置に組み付けられる。
次に、本実施例の排気ガス還流装置の作用を図1ないし図3に基づいて簡単に説明する。
そして、電動モータに電力が供給されると、電動モータのモータシャフトが回転する。これにより、電動モータの駆動力(モータ出力軸トルク)が、ピニオンギヤ、中間減速ギヤおよび最終減速ギヤ20に伝達される。そして、最終減速ギヤ20の回転に伴ってシャフト4が所定の回転角度だけ回転し、EGRVのバルブ3がバルブ全閉位置から開弁作動方向に開弁駆動される。
これにより、バルブ3の外周端面に装着されたシールリング9の摺動面が、シールリング自体の拡径方向の張力によってノズル2の内径面に張り付くため、シールリング9の摺動面がノズル2の内径面に密着する。
したがって、バルブ3の外周端面とノズル2の内径面との間の隙間が完全にシールされる。これにより、バルブ全閉位置でバルブ3が保持固定される時(バルブ全閉時)に、EGRガスの洩れが確実に抑止されるため、EGRガスが吸入空気に混入しなくなる。
以上のように、本実施例の排気ガス還流装置に使用されるEGRVにおいては、エンジンの運転状態の変化、つまりEGRVのバルブ開度の違いに拘らず、ノズル2の内径面とシールリング9の摺動面とが接触する位置が、バルブ3のバルブ周方向に180°の間隔で設けられている。
そして、バルブ中心(O)を通り、シャフト4の回転軸線(A)に対して所定の傾斜角度分だけ傾斜して真っ直ぐに延びる軸線(B)上に配置されるように、シールリング9の両方の第1、第2合口端部11、12を組み付けると、上述したノズル2とシールリング9とが接触する位置に、シールリング9の両方の第1、第2合口端部11、12が設置される。この場合には、シールリング9の両方の第1、第2合口端部11、12が、ハウジング1のノズル2とバルブ3の溝底面形成部7との間で拘束されるので、シールリング9の一方または両方の第1、第2合口端部11、12がバルブ3のシールリング溝5から大きく飛び出すことはない。
したがって、EGRVのバルブ3の閉弁不能(バルブスティック)または閉弁不良を防止することができるので、EGRVの品質(例えば電動モータへの供給電力に対するバルブ作動特性)に対する信頼性および耐久性を向上することができる。
また、本実施例のシールリング9は、図4(c)に示したように、バルブ3のリング回り止め部(突起部73)に嵌め込まれる切欠隙間(嵌合部)13を有している。
また、本実施例では、図4(a)〜(c)に示したように、リング回り止め部(平面部71、嵌合溝72、突起部73)が、バルブ3の溝底面形成部7に一体的に形成されているので、部品点数の増加はなく、コストダウンとなる。
また、本実施例のシールリング9は、図5(a)に示したように、バルブ3のリング回り止め部(回り止めピン75)に嵌め込まれる切欠隙間(嵌合部)13を有している。
また、本実施例のシールリング9は、図5(b)に示したように、バルブ3のリング回り止め部(回り止めピン部77)に嵌め込まれる切欠隙間(嵌合部)13を有している。
本実施例では、シャフト6を介してバルブ3を駆動するアクチュエータ(バルブ駆動装置)を、電動モータと動力伝達機構(例えば歯車減速機構等)とを備えた電動式アクチュエータによって構成したが、シャフトを介してバルブを駆動するアクチュエータを、電磁式または電動式負圧制御弁を備えた負圧作動式アクチュエータや、コイルを含む電磁石を備えた電磁式アクチュエータによって構成しても良い。
本実施例では、ハウジング1のEGRパイプ部31の内周にノズル2を嵌合保持し、更にノズル2内にバルブ3を開閉自在に収容しているが、ハウジング1の略円管形状のバルブ収容部内に直接バルブ3を開閉自在に収容しても良い。この場合には、ノズル2は不要となり、部品点数や組付工数を削減できる。
また、本実施例では、バルブ3のリング回り止め部(平面部71、嵌合溝72、突起部73、嵌合溝74)を、バルブ3の溝底面形成部7に一体的に形成しているが、バルブ3のリング回り止め部(平面部71、嵌合溝72、突起部73、嵌合溝74)を、バルブ3の一対の溝側面形成部6のうちの少なくとも一方の溝側面形成部6に一体的に形成しても良い。この場合も、ノズル2の内径面とシールリング9の摺動面とが接触する位置の近傍または前後に設けることが望ましい。
2 ノズル(ハウジングの円筒部)
3 バルブ(EGRVの弁体)
4 シャフト(EGRVの弁軸)
5 シールリング溝(周方向溝)
6 溝側面形成部
7 溝底面形成部
9 シールリング
11 シールリングの第1合口端部
12 シールリングの第2合口端部
13 シールリングの切欠隙間(嵌合部)
14 EGRガス通路(流体通路、排気ガス通路)
51 シールリングの第1嵌合凸部(対向部)
52 シールリングの第2嵌合凸部(対向部)
53 シールリングの第1対向部
54 シールリングの第2対向部
55 シールリングの嵌合部
71 溝底面形成部の平面部(リング回り止め部)
72 溝底面形成部の嵌合溝(リング回り止め部)
73 溝底面形成部の突起部(リング回り止め部)
74 溝底面形成部の嵌合溝(リング回り止め部)
75 回り止めピン(リング回り止め部)
76 中間部材
77 中間部材の回り止めピン部
Claims (12)
- (a)内部に流体通路が形成されたハウジングと、
(b)前記流体通路の内部に開閉自在に収容されたバルブと、
(c)このバルブの外周に装着されて、前記ハウジングの通路壁面と前記バルブの外周端面との間の隙間をシールするシールリングと
を備えた流体制御弁において、
前記シールリングは、そのリング周方向の両方の合口端部間に切欠隙間を有し、
前記バルブは、前記シールリングの両方の合口端部が前記ハウジングで拘束された状態を維持するように、前記シールリングのバルブ周方向への移動を規制するリング回り止め部を有し、
前記ハウジングの内部に収容されたシャフトを備え、
前記バルブは、前記シャフトの軸線方向に対して所定の傾斜角度だけ傾いた状態で、前記シャフトに保持固定されていることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項1に記載の流体制御弁において、
前記シールリングの両方の合口端部は、前記バルブ中心(O)を通る前記シャフトの回転軸線(A)に対して所定の傾斜角度分だけ傾斜して真っ直ぐに延びる軸線(B)上に配置されていることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項1または請求項2に記載の流体制御弁において、
前記リング回り止め部は、前記シールリングの端面に当接して、前記シールリングを回り止めすることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の流体制御弁において、
前記バルブは、その外周に、前記バルブ周方向に延びる環状の周方向溝を有し、
前記シールリングは、前記周方向溝の内部に嵌め込まれていることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項4に記載の流体制御弁において、
前記バルブは、前記周方向溝の溝底面を形成する溝底面形成部を有し、
前記リング回り止め部は、前記溝底面形成部のバルブ周方向の一部に設けられた平面部であって、
前記シールリングは、前記平面部に対向する対向部を有し、
前記平面部は、前記シールリングの対向部の端面に当接して、前記シールリングを回り止めすることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項4に記載の流体制御弁において、
前記バルブは、前記周方向溝の溝底面を形成する溝底面形成部を有し、
前記リング回り止め部は、前記溝底面形成部のバルブ周方向の一部に設けられた嵌合溝であって、
前記シールリングは、前記嵌合溝に差し込まれる嵌合部を有し、
前記嵌合溝は、前記シールリングの嵌合部に係合して、前記シールリングを回り止めすることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項4に記載の流体制御弁において、
前記バルブは、前記周方向溝の溝底面を形成する溝底面形成部を有し、
前記リング回り止め部は、前記溝底面形成部のバルブ周方向の一部に設けられた突起部であって、
前記シールリングは、前記突起部に嵌め込まれる嵌合部を有し、
前記突起部は、前記シールリングの嵌合部の端面に当接して、前記シールリングを回り止めすることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項7に記載の流体制御弁において、
前記突起部は、前記バルブに一体的に形成されていることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項4に記載の流体制御弁において、
前記バルブは、前記周方向溝の溝底面を形成する溝底面形成部を有し、
前記リング回り止め部は、前記溝底面形成部のバルブ周方向の一部に設けられた嵌合溝、およびこの嵌合溝に圧入固定された回り止めピンを有し、
前記シールリングは、前記回り止めピンに嵌め込まれる嵌合部を有し、
前記回り止めピンは、前記シールリングの嵌合部の端面に当接して、前記シールリングを回り止めすることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項9に記載の流体制御弁において、
前記回り止めピンは、前記バルブに対して別体で形成されていることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項4に記載の流体制御弁において、
前記バルブは、前記周方向溝の溝底面を形成する溝底面形成部を有し、
前記リング回り止め部は、前記溝底面形成部のバルブ周方向の一部に設けられた平面部、およびこの平面部と前記シールリングとの間に設置された中間部材を有し、
前記シールリングは、前記中間部材に嵌め込まれる嵌合部を有し、
前記中間部材は、前記シールリングの嵌合部の端面に当接して、前記シールリングを回り止めすることを特徴とする流体制御弁。 - 請求項11に記載の流体制御弁において、
前記中間部材は、前記バルブに対して別体で形成されており、前記シールリングの嵌合部の端面に当接する回り止めピン部を有していることを特徴とする流体制御弁。
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