JP5828303B2 - バルブ装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関の吸排気系統を構成する流路を開閉するためのバルブ装置に関するものであり、例えば、内燃機関の排気ガスを吸気側に還流するEGR装置等に好適に利用することができる。
従来から、例えば、EGR装置に利用されるバルブ装置では、弁体の回転軸の支持構造に関し、流路を挟まずに流路の片側のみで回転自在に支持する片持ち構造を採用するものが公知である(例えば、特許文献1参照)。すなわち、特許文献1のバルブ装置によれば、回転軸の軸受手段は、回転軸の軸方向片側にのみ配置され、流路に近い側から遠い側に向かいメタル軸受およびボール軸受の順に配置されている。また、メタル軸受とボール軸受との間にオイルシールが配置されている。
ところで、バルブ装置に対するコスト削減の要求は高まる一方であり、片持ち構造の軸受手段に関しても、より安価に構成できるようにコストダウンが要求されている。
特開2009−002325号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、内燃機関の吸排気系統を構成する流路を開閉するための片持ち構造のバルブ装置において、軸受手段に関しコストダウンを達成することにある。
本発明のバルブ装置は、内燃機関の吸排気系統を構成する流路を開閉する弁体と、流路を挟まずに流路の片側のみで弁体の回転軸を回転自在に支持する複数の転がり軸受と、複数の転がり軸受を回転軸の軸方向に直列に収容する軸受孔とを備える。そして、複数の転がり軸受は、回転軸に対して軸方向に直列に隙間なく配置されている。また、複数の転がり軸受は、それぞれの内輪が回転軸に締まり嵌めされて回転軸に一体化した状態で回転軸とともに軸受孔に収容される。そして、複数の転がり軸受の内、流路に最も近い最流路側の転がり軸受は、外輪が締まり嵌めされて軸受孔に収容され、最流路側の転がり軸受以外の転がり軸受は、外輪が止まり嵌めまたは隙間嵌めされて軸受孔に収容されている。
まず、従来のように軸受手段としてメタル軸受を使用する場合、近年の高性能化の要求に応じて高精度のものを使用しなければならず、高コストになってしまう。そこで、メタル軸受に替え、より安価に流通している転がり軸受を使用し、軸受手段の軸受を全て転がり軸受とすることで軸受手段のコストダウンを達成することができる。
また、複数の転がり軸受の内、最流路側の転がり軸受の外輪を締まり嵌めにより収容し、最流路側の転がり軸受以外の転がり軸受の外輪を止まり嵌めまたは隙間嵌めにより収容することで、軸受手段の機能損傷を抑制することができる。
すなわち、最流路側以外の転がり軸受の外輪を締まり嵌めにより軸受孔に収容する場合、孔壁をこじって軸受としての機能を損なう虞がある。
つまり、転がり軸受の寸法公差により、最流路側以外の転がり軸受の外径が最流路側の転がり軸受の外径よりも大きくなる虞がある。このため、最流路側の転がり軸受を支障なく締まり嵌めすることができても、最流路側以外の転がり軸受を締まり嵌めする際に、最流路側以外の転がり軸受により孔壁をこじる虞がある。
そして、孔壁のこじりを生じながら最流路側以外の転がり軸受を締まり嵌めすることで、最流路側以外の転がり軸受の外輪に過大な荷重が加わって軸受としての機能を損なう虞がある。
そこで、最流路側の転がり軸受の外輪を締まり嵌めにより収容し、最流路側以外の転がり軸受の外輪を止まり嵌めまたは隙間嵌めにより収容することで、軸受手段の機能損傷を抑制することができる。
以上により、内燃機関の吸排気系統を構成する流路を開閉するための片持ち構造のバルブ装置において、軸受手段に関し、従来品と同等以上の性能を確保してコストダウンを達成することができる。
バルブ装置の断面図である(実施例)。 バルブ装置の内部構成図である(実施例)。 (a)は流路側の転がり軸受の内輪を回転軸に締まり嵌めする工程を示す説明図であり、(b)は反流路側の転がり軸受の内輪を回転軸に締まり嵌めする工程を示す説明図であり、(c)は2つの転がり軸受の外輪を軸受孔に収容する工程を示す説明図である(実施例)。
実施形態のバルブ装置1を実施例に基づき説明する。
〔実施例の構成〕
実施例のバルブ装置1の構成を、図1〜図3を用いて説明する。
バルブ装置1は、内燃機関(図示せず。)の吸排気系統を構成する流路を開閉するものであり、例えば、排気ガスを吸気側に還流するEGR装置に利用され、排気ガスの環流路(以下、EGR流路と呼ぶ。)2を開閉するために利用される。そして、バルブ装置1は、EGR流路2を開閉する弁体3と、弁体3の回転軸4を回転自在に支持する軸受手段5と、軸受手段5を収容する軸受孔6とを備える。
以下、弁体3、軸受手段5および軸受孔6の構成を詳述する。
弁体3は、例えば、厚みを有する円板状のバタフライ弁であり、回転することによりEGR流路2を開閉する。また、弁体3の周縁には、EGR流路2の閉鎖時に弁体3の周縁とEGR流路2の流路壁7との間を封鎖するシールリング8が装着されている。
ここで、シールリング8は、例えば、C字状の円環として設けられて合口(図示せず。)を形成するものであり、弁体3の周縁に設けられた嵌合溝9に嵌まって弁体3とともに回転する。そして、シールリング8は、EGR流路2を閉鎖するときに、流路壁7に環状に摺接して弁体3の周縁と流路壁7との間を封鎖する。このとき、シールリング8は、合口を狭めるように弾性変形した状態で流路壁7に摺接する。
また、弁体3は、バルブ装置1のハウジング10に圧入された円筒状のノズル11に回転自在に収容されている。ここで、ノズル11は円筒状に設けられ、ノズル11の内周面はシールリング8の摺接を受ける流路壁7をなす。また、弁体3およびノズル11は耐熱性、耐腐食性等の点から、例えば、ステンレス鋼を素材として設けられ、ハウジング10は軽量化等の点から、例えば、アルミニウム合金を素材として設けられている。
そして、弁体3は、回転軸4に対して傾斜するように回転軸4の先端に溶接等されて一体化し、回転軸4と鋭角を形成している。そして、回転軸4は、軸受孔6に収容された軸受手段5により回転自在に支持されている。
軸受手段5は、回転軸4の支持構造に関して片持ち構造を採用するものであり、EGR流路2を挟まずにEGR流路2の片側のみで回転軸4を支持し、回転軸4の軸方向片側にのみ配置されている。また、軸受手段5は、軸方向に直列に並ぶ2つの転がり軸受13からなる。
ここで、それぞれの転がり軸受13は、内、外輪15、16間に形成される環状の空隙17に転動体18を収容するとともに、空隙17において転動体18をリテーナ(図示せず。)により周方向に等間隔に保持する周知構造を有するものである。
なお、転動体18には、球体(ボール)や円柱体等が採用される。また、空隙17にはグリースが充填されており、空隙17の軸方向の両側は周知の鋼板製シール材により封止されている。さらに、2つの転がり軸受13のEGR流路2の側にオイルシール20が配置されている(以下、2つの転がり軸受13の内、EGR流路2に近い転がり軸受13を流路側の転がり軸受13と呼び、EGR流路2から遠い転がり軸受13を反流路側の転がり軸受13と呼ぶ。)。
軸受孔6は、2つの転がり軸受13を回転軸4の軸方向に直列に収容するものであり、ハウジング10に設けられている。ここで、軸受孔6は、段付き形状に設けられており(図3(c)参照。)、流路側の転がり軸受13の外輪16が孔壁に対して締まり嵌めされ、反流路側の転がり軸受13の外輪16が孔壁に対して止まり嵌めまたは隙間嵌めされる。すなわち、軸受孔6の内、流路側の転がり軸受13が収容されてオイルシール20に隣接する流路側領域22と、反流路側の転がり軸受13が収容される反流路側領域23とは同軸であり、流路側領域22は、反流路側領域23よりもわずかに孔径が小さい。
また、2つの転がり軸受13は、それぞれの内輪15が回転軸4に締まり嵌めされて回転軸4に一体化した状態で回転軸4とともに軸受孔6に収容される。すなわち、2つの転がり軸受13の内輪15を、順次、回転軸4に締まり嵌めして回転軸4と2つの転がり軸受13との一体物であるシャフトアッシー24を設け、シャフトアッシー24を軸受孔6に装着する。
これにより、流路側の転がり軸受13は、外輪16が締まり嵌めされて軸受孔6に収容され、反流路側の転がり軸受13は、外輪16が止まり嵌めまたは隙間嵌めされて軸受孔6に収容される。そして、反流路側の転がり軸受13の外輪16は、例えば、ハウジング10にステーキングかしめにより固定されて回り止めされる。
なお、軸受孔6のEGR流路2の反対側(反流路側領域23のEGR流路2の反対側)は、後記するギヤ室25に開口するように設けられている。
また、バルブ装置1は、弁体3、軸受手段5および軸受孔6とともに、以下に説明する回転角センサ26、アクチュエータ27、付勢手段28、オープナ29およびストッパ30を備える。
回転角センサ26は、例えば、回転軸4とともに回転する永久磁石32、および、永久磁石32が発生する磁束に応じたホール電圧を発生するホールIC33を有し、弁体3および回転軸4(以下、弁体3等と呼ぶことがある。)の回転角に応じた信号を発生して出力する。回転角センサ26の出力信号は、例えば、内燃機関を制御するためのECU(図示せず。)に出力され、ECUは、回転角センサ26の出力信号に基づき弁体3等の回転角を把握するとともに、把握した回転角に基づきアクチュエータ27に指令を与えて弁体3の動作を制御する。
アクチュエータ27は、弁体3等を回転させるトルクを発生する電動機35、および電動機35が発生するトルクを増幅して弁体3等に伝達する減速機36を有する。
電動機35は、ECUからの指令に応じて正転または逆転することができるものであり、ECUは、把握した回転角に基づき電動機35に指令を与えて弁体3等を開側または閉側のいずれかの方向に回転させる。
減速機36は、電動機35の出力軸に装着されたモータギヤ37と、回転軸4に装着されて弁体3等とともに回転するバルブギヤ38と、モータギヤ37と噛み合う大径歯車39およびバルブギヤ38と噛み合う小径歯車40を同軸的に有する中間ギヤ41とからなる。
付勢手段28は、U字状のフック43により2つの捩りバネ44、45を結合したものであり、捩りバネ44、45は、互いに異なる方向に捩られて回転軸4と同軸にセットされている。捩りバネ44は、一端44aがハウジング10に引っ掛かって固定され、他端がフック43に結合されている。また、捩りバネ45は、他端45bがバルブギヤ38に引っ掛かってバルブギヤ38とともに回転し、一端がフック43に結合されている。
そして、以下に説明するオープナ29の機能により、捩りバネ44は、所定の基準角よりも開側の回転角において弁体3等を閉側に回転付勢し、捩りバネ45は、基準角よりも閉側の回転角において弁体3等を開側に回転付勢する。なお、基準角は、例えば、ノズル11における流路軸と弁体3の面方向とが直交するときの回転角(シールリング8の合口が最も狭いときの回転角)として設定されている。
オープナ29は、回転角が基準角よりも閉側であるときに、捩りバネ44による弁体3に対する回転付勢を解除するものであり、ハウジング10に捩じ込まれたスクリュー46により構成されている。スクリュー46は、減速機36が収容されるギヤ室25に先端46aが露出するようにハウジング10に捩じ込まれている。そして、スクリュー46は、弁体3が基準角よりも開側の回転角から閉側に向かって回転してきたときに基準角において先端46aによりフック43を係止することができるように捩じ込み量が調節されている。
これにより、捩りバネ44、45による弁体3等に対する回転付勢の状態は、基準角を境にして以下のように変化する。
すなわち、回転角が基準角よりも開側であるとき、フック43は、バルブギヤ38に設けられたフックレバー48に係止され、弁体3等とともに回転する。このため、捩りバネ44は、一端44aがハウジング10に固定され、他端(フック43)がバルブギヤ38とともに回転するので、フック43とフックレバー48との係止を介して弁体3等に付勢力を伝達し、弁体3等を閉側に回転付勢する。このとき、捩りバネ45は、両端ともにバルブギヤ38に保持されて実質的に機能していない。
また、回転角が基準角よりも閉側の回転角にあるとき、フック43は、先端46aに係止されて弁体3等に対し相対的に静止する。このため、捩りバネ44は、両端ともにハウジング10に保持されて実質的に機能せず、弁体3等に対する回転付勢が解除される。このとき、捩りバネ45は、一端(フック43)がスクリュー46を介してハウジング10に固定され、他端45bがバルブギヤ38とともに回転するので、他端45bとバルブギヤ38との係止を介して弁体3等に付勢力を伝達し、弁体3等を開側に回転付勢する。
ストッパ30は、基準角よりも閉側に設定された規制角において、弁体3等の過剰な閉側への回転を機械的に規制するものであり、ハウジング10に捩じ込まれるスクリュー49により構成されている。スクリュー49は、スクリュー46と同様にギヤ室25に先端49aが露出するようにハウジング10に捩じ込まれている。
そして、スクリュー49は、弁体3等が規制角よりも開側の回転角から閉側に向かって回転してきたときに規制角において先端49aによりバルブギヤ38を係止することができるように捩じ込み量が調節されている。ここで、バルブギヤ38は、径方向外側に突出する突起38aを有し、スクリュー49は、規制角において突起38aを係止することでバルブギヤ38の回転を規制する。
なお、規制角を基準角よりも閉側に設定することで、弁体3は、基準角からさらに閉側に回転することができ、例えば、シールリング8や流路壁7に付着したデポジットを掻き落すことができる。
〔実施例の効果〕
実施例のバルブ装置1によれば、軸受手段5は、回転軸4を軸方向片側のみで支持する片持ち構造であり、回転軸4の軸方向片側で軸方向に直列に並ぶ2つの転がり軸受13からなる。また、回転軸4と2つの転がり軸受13とは、回転軸4に内輪15が締まり嵌めされて一体化され、シャフトアッシー24として軸受孔6に収容される。そして、流路側の転がり軸受13は、外輪16が締まり嵌めされて軸受孔6に収容され、反流路側の転がり軸受13は、外輪16が止まり嵌めまたは隙間嵌めされて軸受孔6に収容される。
これにより、軸受手段5において高精度のメタル軸受の使用を取り止め、汎用的な転がり軸受13のみで軸受手段5を構成することで、軸受手段5のコストダウンを達成することができる。また、流路側の転がり軸受13の外輪16を締まり嵌めにより収容し、反流路側の転がり軸受13の外輪16を止まり嵌めまたは隙間嵌めにより収容することで、軸受手段5の機能損傷を抑制することができる。
すなわち、反流路側の転がり軸受13の外輪16を締まり嵌めにより軸受孔6に収容する場合、孔壁をこじって軸受としての機能を損なう虞がある。
つまり、転がり軸受13の寸法公差により、反流路側の転がり軸受13の外径が流路側の転がり軸受13の外径よりも大きくなる虞がある。このため、流路側の転がり軸受13を支障なく締まり嵌めすることができても、反流路側の転がり軸受13を締まり嵌めする際に、反流路側の転がり軸受13により孔壁をこじる虞がある。
そして、孔壁のこじりを生じながら反流路側の転がり軸受13を締まり嵌めすることで、反流路側の転がり軸受13の外輪16に過大な荷重が加わって軸受手段5としての機能を損なう虞がある。
そこで、流路側の転がり軸受13の外輪16を締まり嵌めにより収容し、反流路側の転がり軸受13の外輪16を止まり嵌めまたは隙間嵌めにより収容することで、軸受手段5の機能損傷を抑制することができる。
以上により、EGR流路2を開閉するための片持ち構造のバルブ装置1において、軸受手段5に関し、従来品と同等以上の性能を確保してコストダウンを達成することができる。
また、反流路側の転がり軸受13の外輪16は、ハウジング10にステーキングかしめにより固定されて回り止めされる。
これにより、反流路側の転がり軸受13の外輪16の回り止めを、簡易かつ低コストに設けることができる。
〔変形例〕
バルブ装置1の態様は、実施例に限定されず種々の変形例を考えることができる。
例えば、実施例のバルブ装置1によれば、軸受手段5は、2つの転がり軸受13により構成されていたが、3つ以上の転がり軸受13を軸方向に直列に配置して構成してもよい。この場合、EGR流路2に最も近い最流路側の転がり軸受13のみ、外輪16が締まり嵌めされて軸受孔6に収容され、最流路側の転がり軸受13以外の転がり軸受13は、外輪16が止まり嵌めまたは隙間嵌めされて軸受孔6に収容される。
また、実施例のバルブ装置1によれば、軸受孔6は段付き形状に設けられていたが、軸受孔6を、例えば、EGR流路2に近いほど小径となるテーパ状に設け、流路側の転がり軸受13の先端部のみを締まり嵌めしてもよい。
さらに、実施例のバルブ装置1は、EGR装置に利用されていたが、内燃機関への吸入空気の流量を増減するスロットル装置にバルブ装置1を利用してもよい。
1 バルブ装置 2 EGR流路(流路) 3 弁体 4 回転軸 6 軸受孔 13 転がり軸受 15 内輪 16 外輪

Claims (2)

  1. 内燃機関の吸排気系統を構成する流路(2)を開閉する弁体(3)と、
    前記流路(2)を挟まずに前記流路(2)の片側のみで前記弁体(3)の回転軸(4)を回転自在に支持する複数の転がり軸受(13)と、
    この複数の転がり軸受(13)を前記回転軸(4)の軸方向に直列に収容する軸受孔(6)とを備え、
    前記複数の転がり軸受(13)は、前記回転軸(4)に対して軸方向に直列に隙間なく配置されており、
    前記複数の転がり軸受(13)は、それぞれの内輪(15)が前記回転軸(4)に締まり嵌めされて前記回転軸(4)に一体化した状態で前記回転軸(4)とともに前記軸受孔(6)に収容され、
    前記複数の転がり軸受(13)の内、前記流路(2)に最も近い最流路側の転がり軸受(13)は、外輪(16)が締まり嵌めされて前記軸受孔(6)に収容され、
    前記最流路側の転がり軸受(13)以外の転がり軸受(13)は、外輪(16)が止まり嵌めまたは隙間嵌めされて前記軸受孔(6)に収容されていることを特徴とするバルブ装置(1)。

  2. 請求項1に記載のバルブ装置(1)において、
    前記流路(2)から最も遠い転がり軸受(13)の外輪(16)は、前記軸受孔(6)を形成するハウジング(10)にかしめ固定されていることを特徴とするバルブ装置(1)。
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