JP2013217268A - Egr装置 - Google Patents

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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/52Systems for actuating EGR valves
    • F02M26/53Systems for actuating EGR valves using electric actuators, e.g. solenoids
    • F02M26/54Rotary actuators, e.g. step motors

Abstract

【課題】EGR装置において、弁体の回転角に関し、回転角センサによる検出値と現実値とが乖離しても、全閉制御においてEGR流量を確実に最小値に略一致させる。
【解決手段】回転角センサが記憶するホール電圧と出力電圧との相関特性αにおいて、ホール電圧の閉側境界値Eminには、不感帯上限角θcmaxから角度幅Δθだけ閉側に移行した基準角θbにおけるホール電圧Ebが宛がわれている。これにより、全閉制御は、ホール電圧が閉側境界値Emin(基準値Eb)に略一致するように行なわれ、全閉制御の実行により、回転角の検出値は、見かけ上、基準角θbに略一致する。このとき、回転角の現実値は、センサ側、メカ側変動要因に基づき定まる変動幅だけ基準角θbから開側または閉側にずれた角度に略一致する。このため、全閉制御時に、回転角の現実値を確実に流量不感帯に移行させてEGR流量を最小値に略一致させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関の排気ガスの一部を吸気路に戻すEGR装置に関するものである(以下、吸気路に戻される排気ガスをEGRガスと呼び、EGRガスの流路、EGRガスの流量を、それぞれ、EGR流路、EGR流量と呼ぶ。)。
従来から、EGR装置では、EGR流路の一部を形成する円筒面を有するノズルと、ノズルに回転自在に収容される弁体と、磁電変換素子により弁体の回転角を検知して出力する回転角センサとを備えるものが公知となっている。そして、EGR流量は、回転角センサの出力信号に基づき、回転角センサとは別体の電子制御ユニット(以下、ECUと呼ぶ。)により制御される(例えば、特許文献1参照。)。
また、EGR装置では、排気ガスを吸気路に戻す必要がないときに、ECUからの指令に基づき、EGR流量をゼロに限りなく近い最小値に略一致させる「全閉制御」が行われる。そして、EGR装置では、EGR流量を確実に最小値に略一致させて全閉制御に対する信頼性を高めるため、様々な構成が採用されている。
例えば、特許文献1のEGR装置によれば、弁体の周縁に環状のシールリングを装着することで、EGR流路の閉鎖時、ノズルの円筒面にシールリングを環状に摺接させて弁体の周縁と円筒面との間を封鎖する構成が採用されている。そして、シールリングの弾性変形により、弁体の回転角に、弁体が閉側または開側のいずれに回転してもEGR流量が最小値に略一致する流量不感帯を形成している。
ところで、円筒面にシールリングを摺接させる場合、図6に示すように、流量不感帯においても、EGR流量は下に凸の特性を示し、EGR流量が最小値となる極小点が存在する。つまり、円筒面にシールリングを摺接させる場合、流量不感帯は、極小点を示す角度を中心とする一定の角度範囲であり、EGR流量をゼロとみなすことができる許容範囲として設定される。
しかし、回転角センサの出力信号に基づきECUで把握される回転角の数値(以下、「回転角の検出値」、または、単に「検出値」と呼ぶ。)は、回転角センサの温度特性や各種メカ部品の摩耗、変形等に起因して現実値から乖離する。例えば、回転角の検出値が現実値から変動していない無変動時の相関線をqx、回転角の検出値が現実値から閉側に変動した閉側変動時の相関線をqy、回転角の検出値が現実値から開側に変動した開側変動時の相関線をqzとすると、相関線qy、qzは相関線をqxを横軸(回転角の軸)に平行に移動したものとなる。
このため、見かけ上、回転角の検出値が流量不感帯に収まっていても、EGR流量は、ゼロとみなすことができない大きさになっている虞がある。
そこで、全閉制御に対する信頼性を更に高めるには、回転角に関して検出値と現実値とが乖離しても、EGR流量を確実に最小値に略一致させることができるように、別途、対策が必要となっている。
特開2007−285173号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、EGR装置において、弁体の回転角に関し、回転角センサによる検出値と現実値とが乖離しても、全閉制御においてEGR流量を確実に最小値に略一致させることにある。
本発明のEGR装置は、回転することによりEGR流路を開閉する弁体と、弁体の周縁に装着されて弁体とともに回転し、EGR流路の流路壁に環状に摺接して弁体の周縁とEGR流路の流路壁との間を封鎖する環状のシールリングと、EGR流路の流路壁の一部であってシールリングの摺接を受ける摺接壁を有する環状体と、弁体の回転角に応じた原信号を発生する磁電変換素子を有し、原信号から出力信号を合成して出力する回転角センサとを備える。
そして、環状体において、摺接壁を弁体の回転中心を球中心とする球面として設けることで、回転角に流量不感帯を存在させている。
また、回転角センサは、原信号の信号値と出力信号の信号値との相関特性を記憶し、相関特性を利用して原信号から出力信号を合成する。さらに、相関特性において、原信号および出力信号は、それぞれの信号値に関して流量が最小値となる状態に対応する閉側境界値を有し、閉側境界値よりも開側の範囲で1対1に対応している。そして、原信号の閉側境界値には、流量不感帯の最も開側の回転角から所定の角度幅だけ閉側に移行した基準角における原信号の信号値が宛がわれている。
これにより、全閉制御は、原信号の信号値が閉側境界値に略一致するように行なわれ、全閉制御の実行により、回転角の検出値は、見かけ上、基準角に略一致する。このとき、回転角の現実値は、回転角センサの温度特性や各種メカ部品の摩耗、変形等に基づき定まる変動幅だけ基準角から開側または閉側にずれた角度に略一致する。このため、回転角における同一検出値に対する現実値の変動幅を考慮して基準角を決め、決定した基準角において原信号の信号値を採取して閉側境界値として採用することで、全閉制御実行時に、回転角の現実値を確実に流量不感帯に移行させてEGR流量を最小値に略一致させることができる。
さらに、環状体において、摺接壁を弁体の回転中心を球中心とする球面として設けることにより、シールリングが摺接壁に摺接する回転角の範囲において、EGR流量は、ゼロに限りなく近い略一定の値に保たれる。これにより、流量不感帯において、EGR流量の極小点を消滅させてEGR流量を略一定の極めて微小な最小値に保つことができるので、球面幅を増減することで流量不感帯の幅を容易に調節することができる。このため、例えば、検出値の変動幅が大きいと予想される場合でも、流量不感帯の幅を増加することにより、全閉制御実行時に、回転角の現実値を確実に流量不感帯に移行させてEGR流量を最小値に略一致させることができる。
以上により、EGR装置において、弁体の回転角に関し、回転角センサによる検出値と現実値とが乖離しても、全閉制御においてEGR流量を確実に最小値に略一致させることができる。
(a)はEGR装置の構成を示す断面図であり、(b)は(a)の部分拡大図であり、(c)はEGR装置とECUとの信号の入出力を示すブロック図である(実施例)。 EGR装置のギヤ室内を示す平面図である(実施例)。 (a)は回転角の現実値と流量との相関を示す特性図であり、(b)はホール電圧と出力電圧との相関特性を示す特性図である(実施例)。 (a)は回転角の検出値と流量との相関を示す特性図であり、(b)はホール電圧と流量との相関を示す特性図である(実施例)。 全閉制御実行時に回転角の現実値が到達する角度を示す説明図である(実施例)。 (a)は回転角の検出値と流量との相関を示す特性図であり、(b)は(a)の極小点近傍の拡大図である(従来例)。
実施形態のEGR装置を実施例に基づき説明する。
〔実施例の構成〕
実施例のEGR装置1の構成を、図1〜図3に基づいて説明する。
EGR装置1は、内燃機関(図示せず。)の排気ガスの一部をEGRガスとして吸気路(図示せず)に戻すものであり、例えば、車両のエンジンルームに搭載されて内燃機関の吸排気系統の一部を構成する。
EGR装置1は、以下に説明する弁体4、シールリング5、ノズル6、回転角センサ7、アクチュエータ8、付勢手段9、オープナ10およびストッパ11を備える。
弁体4は、回転することによりEGR流路13を開閉するものであり、厚みを有する円板状のバタフライ弁である。また、弁体4は、回転軸14に対して傾斜するように回転軸14の先端に溶接等されて一体化し、回転軸14と鋭角を形成している。なお、回転軸14は、EGR装置1のハウジング15に装着されたメタル軸受16、オイルシール17およびボールベアリング18により回転自在に支持されている。
シールリング5は、例えば、C字状の円環として設けられて合口(図示せず。)を形成するものであり、弁体4の周縁に設けられた嵌合溝20に嵌まって弁体4とともに回転する。そして、シールリング5は、EGR流路13を閉鎖するときに、EGR流路13の流路壁21に環状に摺接して弁体4の周縁と流路壁21との間を封鎖する。このとき、シールリング5は、合口を狭めるように弾性変形した状態で流路壁21に摺接する。
ノズル6は、円筒状に設けられて弁体4を回転自在に収容するものであり、ハウジング15に圧入されている。また、ノズル6は、EGR流路13の流路壁21の一部であってシールリング5の摺接を受ける摺接壁23を有する。ここで、ノズル6の内周面(流路壁21)は、円筒面部分21a、および外側に球面状に窪む球面部分21bとからなり、球面部分21bが摺接壁23をなす。そして、摺接壁23は、弁体4の回転中心を球中心とする球面24の一部として設けられている。
これにより、シールリング5が摺接壁23に摺接する回転角の範囲で、弁体4が閉側または開側のいずれに回転しても、ノズル6におけるEGR流量は、ゼロに限りなく近い最小値に略一致する。つまり、弁体4の回転角には、弁体4が閉側または開側のいずれに回転してもEGR流量が最小値に略一致する流量不感帯が存在する(図3(a)参照。)。そして、流量不感帯の角度範囲は、摺接壁23(球面部分21b)の面積等に応じて定まる。
また、ノズル6は、金属製の外側金属環6bと、外側金属環6bの内周側に圧入固定された樹脂製の内側樹脂環6cとからなり、外側金属環6b、内側樹脂環6cは、ともに円筒状に設けられている。そして、内側樹脂環6cの内周面は、ノズル6の内周面であって流路壁21の一部をなし、摺接壁23は、内側樹脂環6cの内周面に設けられている。
ここで、弁体4および外側金属環6bは耐熱性、耐腐食性等の点から、例えば、ステンレス鋼を素材として設けられ、ハウジング15は軽量化等の点から、例えば、アルミニウム合金を素材として設けられている。また、内側樹脂環6cは、耐熱性、耐腐食性等の点から、例えば、ポリイミド樹脂を素材として設けられている。
そして、内側樹脂環6cを樹脂製とすることで、シールリング5と摺接壁23との摺接により生じる摩耗を抑制することができる。また、内側樹脂環6cとハウジング15との間に外側金属環6bを介在させることで、ハウジング15の熱変形による歪みが内側樹脂環6cに伝わるのを抑えて球面部分21bの変形を抑制することができる。
なお、ノズル6をハウジング15と別体に設けるのではなく、ハウジング15の一部として成形してもよい。
回転角センサ7は、弁体4の回転角に応じた原信号を発生する磁電変換素子26を有し、原信号から出力信号を合成して出力するものである。ここで、磁電変換素子26は、例えば、ホールICであり、発生したホール電圧に応じた原信号を発生する。つまり、回転角センサ7は、回転軸14とともに回転する永久磁石等の磁束発生手段(図示せず。)を有し、磁電変換素子26は、磁束発生手段が発生する磁束に応じたホール電圧を発生して原信号を合成する。
そして、回転角センサ7の出力信号は、例えば、内燃機関を制御するためのECU27に入力され、ECU27は、回転角センサ7の出力信号に基づき弁体4の回転角を把握するとともに、把握した回転角の数値(検出値)に基づき、アクチュエータ8に指令を与えて弁体4の動作を制御する。
また、回転角センサ7は、原信号の信号値と出力信号の信号値との相関特性(つまり、ホール電圧と出力電圧との相関特性)αを記憶し、相関特性αを利用して原信号から出力信号を合成する。ここで、相関特性αは、例えば、ホール電圧と出力電圧との相関が略リニアとなるように設定されている(図3(b)参照。)。つまり、相関特性αにおいて、ホール電圧および出力電圧は、それぞれ、EGR流量が最小値となる状態に対応する閉側境界値Emin、Vmin、およびEGR流量が最大値となる状態に対応する開側境界値Emax、Vmaxを有し、閉側境界値Emin、Vminと開側境界値Emax、Vmaxとの間で1対1に対応している。
そして、閉側境界値Eminには、流量不感帯の最も開側の回転角θcmax(以下、不感帯上限角θcmaxと呼ぶ。)から所定の角度幅Δθだけ閉側に移行した基準角θbにおけるホール電圧(以下、基準値Ebと呼ぶ。)が宛がわれている。また、閉側境界値Emin(基準値Eb)や開側境界値Emaxは、例えば、EGR装置1の実車搭載前に所定の条件で計測することにより得た計測値が採用される。
なお、回転角センサ7は、回転軸14に関して弁体4の反対側に設けられている(以下、回転軸14の軸心の方向に軸方向を定義し、回転軸14に関して弁体4の存在する側を軸方向の一端側、回転角センサ7の存在する側を軸方向の他端側とする。)。
アクチュエータ8は、弁体4を回転させるトルクを発生する電動機29、および電動機29が発生するトルクを増幅して弁体4に伝達する減速機30を有する。
電動機29は、ECU27からの指令に応じ、正転または逆転することができるものであり、ECU27は、回転角の検出値に基づき、電動機29に指令を与えて弁体4を開側または閉側のいずれかの方向に回転させる。
減速機30は、電動機29の出力軸29aに装着されたモータギヤ31と、回転軸14の他端に装着されて弁体4および回転軸14とともに回転するバルブギヤ32と、モータギヤ31と噛み合う大径歯車33およびバルブギヤ32と噛み合う小径歯車34を同軸的に有する中間ギヤ35とからなる。
付勢手段9は、U字状のフック37により2つの捩りバネ38、39を結合したものであり、捩りバネ38、39は、互いに異なる方向に捩られて回転軸14と同軸にセットされている。捩りバネ38は、一端38aがハウジング15に引っ掛かって固定され、他端がフック37に結合されている。また、捩りバネ39は、他端39bがバルブギヤ32に引っ掛かってバルブギヤ32とともに回転し、一端がフック37に結合されている。そして、以下に説明するオープナ10の機能により、捩りバネ38は、基準角θbよりも開側の回転角において弁体4等を閉側に回転付勢し、捩りバネ39は、基準角θbよりも閉側の回転角において弁体4等を開側に回転付勢する。
オープナ10は、回転角が基準角θbよりも閉側であるときに、捩りバネ38による弁体4に対する回転付勢を解除するものであり、ハウジング15に捩じ込まれるスクリュー41により構成されている。スクリュー41は、減速機30が収容されるギヤ室42に先端41aが露出するようにハウジング15に捩じ込まれている。そして、スクリュー41は、弁体4が基準角θbよりも開側の回転角から閉側に向かって回転してきたときに基準角θbにおいて先端41aによりフック37を係止することができるように捩じ込み量が調節されている。
これにより、捩りバネ38、39による弁体4に対する回転付勢の状態は、基準角θbを境にして以下のように変化する。
すなわち、回転角が基準角θbよりも開側であるとき、フック37は、バルブギヤ32に設けられたフックレバー43に係止され、弁体4とともに回転する。このため、捩りバネ38は、一端38aがハウジング15に固定され、他端(フック37)がバルブギヤ32とともに回転するので、フック37とフックレバー43との係止を介して弁体4に付勢力を伝達し、弁体4を閉側に回転付勢する。このとき、捩りバネ39は、両端ともにバルブギヤ32に保持されて実質的に機能していない。
また、回転角が基準角θbよりも閉側の回転角にあるとき、フック37は、先端41aに係止されて弁体4に対し相対的に静止する。このため、捩りバネ38は、両端ともにハウジング15に保持されて実質的に機能せず、弁体4に対する回転付勢が解除される。このとき、捩りバネ39は、一端(フック37)がスクリュー41を介してハウジング15に固定され、他端39bがバルブギヤ32とともに回転するので、他端39bとバルブギヤ32との係止を介して弁体4に付勢力を伝達し、弁体4を開側に回転付勢する。
なお、オープナ10に関し、スクリュー41を用いるのではなく、ハウジング15の一部によりフック37を係止することができるようにハウジング15を成形してもよい。この場合、基準角θbにおいてフック37を係止可能とするための調整は、例えば、弁体4を回転軸14に溶接等する際に行うことができる。
ストッパ11は、基準角θbよりも閉側に設定された規制角θrにおいて、弁体4の過剰な閉側への回転を機械的に規制するものであり、ハウジング15に捩じ込まれるスクリュー45により構成されている。スクリュー45は、スクリュー41と同様にギヤ室42に先端45aが露出するようにハウジング15に捩じ込まれている。そして、スクリュー45は、弁体4が規制角θrよりも開側の回転角から閉側に向かって回転してきたときに規制角θrにおいて先端45aによりバルブギヤ32を係止することができるように捩じ込み量が調節されている。
ここで、バルブギヤ32は、径方向外側に突出する突起32aを有し、スクリュー45は、規制角θrにおいて突起32aを係止することでバルブギヤ32の回転を規制する。
また、規制角θrは、例えば、流量不感帯の中間角θ0よりも閉側、かつ、流量不感帯の最も閉側の回転角θcmin(以下、不感帯下限角θcminと呼ぶ。)よりも開側の範囲に設定されている(図3(a)参照。)。
中間角θ0は、流量不感帯の中央(つまり、不感帯上限角θcmaxと不感帯下限角θcminとの相加平均)に略一致するものであり、例えば、弁体4がノズル6の流路軸6aに垂直に交差してEGR流路13を閉鎖しているときの回転角として設定されている。
そして、規制角θrを中間角θ0よりも閉側に設定することで、弁体4は、中間角θ0からさらに閉側に回転することができ、例えば、シールリング5や摺接壁23に付着したデポジットを掻き落すことができる。
なお、ストッパ11に関し、スクリュー45を用いるのではなく、ハウジング15の一部により突起32aを係止することができるようにハウジング15を成形してもよい。この場合、規制角θrにおいて突起32aを係止可能とするための調整は、例えば、弁体4を回転軸14に溶接等する際に行うことができる。
以上のような構成を備えるEGR装置1において、流量不感帯の角度範囲(つまり、不感帯上限角θcmaxと不感帯下限角θcminとの間の角度幅)に係わる摺接壁23は、次のように設定されている。
すなわち、回転角の検出値は、回転角センサ7の温度特性等に基づくセンサ側変動要因、ならびに減速機30、オープナ10やストッパ11等の各種メカ部品の摩耗、変形等に基づくメカ側変動要因に起因して現実値に対し変動する。そこで、流量不感帯の角度範囲は、センサ側、メカ側変動要因に起因する検出値の変動幅よりも大きい角度範囲として設定されている。
ここで、流路軸6aを含むノズル6の切断面において、摺接壁23の切断線47を考える(図1(b)参照。)。なお、切断線47は、摺接壁23が球面部分21bであることから円弧であり、弧長は、流量不感帯の角度範囲の増大とともに長くなり、より具体的には、流量不感帯の角度範囲にシールリング5の回転半径(球面24の半径)を乗じたものに略一致する。
そして、まず、切断線47の上流端48と下流端49との間で弧長が半分となる中間点50を、回転角の現実値が中間角θ0に略一致するときにシールリング5が当接する位置として設定する。次に、中間点50と上、下流端48、49それぞれとの間の弧長を、両方ともセンサ側、メカ側変動要因に起因する検出値の変動幅に相当する角度に球面24の半径を乗じて得た値よりも長くなるように設定する。なお、摺接壁23の設定に利用される検出値の変動幅は、センサ側、メカ側変動要因に基づき予想される最大幅εmaxである。
〔実施例の作用〕
実施例のEGR装置1によれば、回転角の検出値は、センサ側、メカ側変動要因に起因して現実値から乖離して変動するので、例えば、図4(a)に示すようにEGR流量(以下、流量と略して呼ぶことがある。)と回転角の検出値との相関が変動する。
ここで、図4(a)における相関線qaは、現実値と流量との相関(つまり、検出値が現実値に対して全く変動していないときの相関)を示すものである。
また、相関線qbは、検出値が現実値に対し最大幅εmaxだけ閉側に変動したときの相関であり、相関線qaを閉側に最大幅εmaxだけ平行移動したものに略一致している。さらに、相関線qcは、検出値が現実値に対し最大幅εmaxだけ開側に変動したときの相関であり、相関線qaを開側に最大幅εmaxだけ平行移動したものに略一致している。
以下、検出値の変動パターンに関して、検出値が現実値に対して全く変動していない相関線qaのパターンを無変動と称する。また、検出値が現実値から最大幅εmaxだけ閉側に平行移動する相関線qbのパターンを閉側最大変動と称する。さらに、検出値が現実値から最大幅εmaxだけ開側に平行移動する相関線qcのパターンを開側最大変動と称する。
そして、検出値が現実値に対して変動すると、ホール電圧と流量との相関も、例えば、図4(b)に示すように変動している。
ここで、図4(b)における相関線Laは、無変動時のホール電圧と流量との相関を示すものであり、相関線qaに対応するものである。また、相関線Lbは、閉側最大変動時のホール電圧と流量との相関を示すものであり、相関線qbに対応するものである。さらに、相関線Lcは、開側最大変動時のホール電圧と流量との相関を示すものであり、相関線qcに対応するものである。
なお、相関線Laにおいて中間角θ0の開側領域で流量が増加し始める電圧値(つまり、不感帯上限角θcmaxに対応する電圧値)を、不感帯上限電圧Ecmaxと呼ぶ。また、最大幅εmaxに相当するホール電圧の幅を最大幅ξmaxと呼ぶ。
ところで、EGR装置1では、排気ガスを吸気路に戻す必要がないときに、ECU27からの指令に基づき、EGR流量を最小値に略一致させる「全閉制御」が行われる。このとき、ECU27は、EGR流量が最小値となる状態を実現するため、回転角センサ7の出力電圧が閉側境界値Vminに略一致するように(つまり、ホール電圧が閉側境界値Eminに略一致するように)電動機29に対する通電制御を行う。
ここで、閉側境界値Eminには基準値Ebが宛がわれている。このため、全閉制御が行われると、ホール電圧が基準値Ebに略一致するように弁体4が閉側に回転駆動される。また、基準値Ebは基準角θbにおけるホール電圧であるから、全閉制御が行われると、回転角の検出値は、見かけ上、基準角θbに略一致するように推移する。
このため、無変動時に全閉制御を実行して弁体4を閉側に回転駆動すると、ホール電圧および回転角の検出値は、次のように推移する。
まず、回転角の検出値およびホール電圧は、相関線qa、Laの横軸からの立ち上がり部分に従い、流量の低減に合わせて閉側に移行する。そして、流量が最小値に到達したときに、ホール電圧は不感帯上限電圧Ecmaxに到達し、回転角の検出値は、見かけ上、不感帯上限角θcmaxに到達する。その後、弁体4はさらに角度幅Δθだけ閉側に回転駆動され、流量が最小値を維持したまま、ホール電圧は基準値Ebに到達し、回転角の検出値は、見かけ上、基準角θbに到達する。
また、閉側最大変動時に全閉制御を実行して弁体4を閉側に回転駆動すると、回転角の検出値およびホール電圧は、次のように推移する。
まず、回転角の検出値およびホール電圧は、相関線qb、Lbの横軸からの立ち上がり部分に従い、流量の低減に合わせて閉側に移行する。そして、流量が最小値に到達したときに、ホール電圧は、不感帯上限電圧Ecmaxから最大幅ξmaxだけ閉側の電圧に到達し、回転角の検出値は、見かけ上、不感帯上限角θcmaxから最大幅εmaxだけ閉側の角度に到達する。その後、弁体4は、さらに角度幅Δθから最大幅εmaxを減じた幅だけ閉側に回転駆動され、流量が最小値を維持したまま、ホール電圧は基準値Ebに到達し、回転角の検出値は、見かけ上、基準角θbに到達する。
さらに、開側最大変動時に全閉制御を実行して弁体4を閉側に回転駆動すると、回転角の検出値およびホール電圧は、次のように推移する。
まず、回転角の検出値およびホール電圧は、相関線qc、Lcの横軸からの立ち上がり部分に従い、流量の低減に合わせて閉側に移行する。そして、流量が最小値に到達したときに、ホール電圧は、不感帯上限電圧Ecmaxから最大幅ξmaxだけ開側の電圧に到達し、回転角の検出値は、見かけ上、不感帯上限角θcmaxから最大幅εmaxだけ開側の角度に到達する。その後、弁体4は、さらに角度幅Δθに最大幅εmaxを加えた幅だけ閉側に回転駆動され、流量が最小値を維持したまま、ホール電圧は基準値Ebに到達し、回転角の検出値は、見かけ上、基準角θbに到達する。
そして、角度幅Δθは、閉側最大変動時に流量が確実に最小値に到達することができるように最大幅εmaxよりも大きく設定され、基準角θbは、不感帯上限角θcmaxから最大幅εmaxだけ閉側の角度よりも、さらに閉側に位置取りされる。
これにより、回転角に関し検出値が現実値に対して想定した範囲内でどのように変動しても、全閉制御の実行により、回転角の現実値は流量不感帯に移行し、流量は最小値になる(図5参照。)。
すなわち、全閉制御の実行により、回転角の現実値は、見かけ上の検出値に係わりなく、不感帯上限角θcmaxに到達し、この間、弁体4は閉側に回転駆動されて流量は最小値に到達する。そして、回転角の現実値が不感帯上限角θcmaxに到達して流量が最小値に到達した後も、弁体4は閉側に回転駆動され、回転角の現実値は、検出値の変動幅に応じて定まる角度まで閉側に移行する。
ここで、無変動時に回転角の現実値が到達する角度は、不感帯上限角θcmaxから角度幅Δθだけ閉側の角度である。また、閉側最大変動時に回転角の現実値が到達する角度は、不感帯上限角θcmaxから幅(Δθ−εmax)(つまり、角度幅Δθから最大幅εmaxを減じた幅)だけ閉側の角度である。さらに、開側最大変動時に回転角の現実値が到達する角度は、不感帯上限角θcmaxから幅(Δθ+εmax)(つまり、角度幅Δθに最大幅εmaxを加えた幅)だけ閉側の角度である。
そして、閉側、開側最大変動時に回転角の現実値が到達する角度は、両方とも流量不感帯の範囲内であるから、回転角に関し検出値が現実値に対して想定した範囲内でどのように変動しても、全閉制御の実行により、回転角の現実値は流量不感帯に移行し、流量は最小値になる。
〔実施例の効果〕
実施例のEGR装置1によれば、ノズル6において、摺接壁23を弁体4の回転中心を球中心とする球面24の一部として設けることで、回転角に流量不感帯を存在させている。また、回転角センサ7が記憶するホール電圧と出力電圧との相関特性αにおいて、ホール電圧の閉側境界値Eminには、不感帯上限角θcmaxから角度幅Δθだけ閉側に移行した基準角θbにおけるホール電圧である基準値Ebが宛がわれている。
これにより、全閉制御は、ホール電圧が閉側境界値Emin(基準値Eb)に略一致するように行なわれ(図4(b)参照。)、全閉制御の実行により、回転角の検出値は、見かけ上、基準角θbに略一致する(図4(a)参照。)。このとき、回転角の現実値は、センサ側、メカ側変動要因に基づき定まる変動幅だけ基準角θbから開側または閉側にずれた角度に略一致する(図5参照。)。このため、回転角における同一検出値に対する現実値の変動幅を考慮して基準角θbを決め、決定した基準角θbにおいてホール電圧を採取して閉側境界値Eminとして採用することで、全閉制御実行時に、回転角の現実値を確実に流量不感帯に移行させてEGR流量を最小値に略一致させることができる。
さらに、ノズル6において、摺接壁23を弁体4の回転中心を球中心とする球面24の一部として設けることにより(図1(b)参照。)、シールリング5が摺接壁23に摺接する回転角の範囲において、EGR流量は最小値に保たれる。これにより、流量不感帯において、EGR流量の極小点を消滅させてEGR流量を略一定の極めて微小な最小値に保つことができるので、切断線47の弧長を増減することで流量不感帯の幅を容易に調節することができる。このため、例えば、検出値の変動幅が大きいと予想される場合でも、流量不感帯の幅を増加することにより、全閉制御実行時に、回転角の現実値を確実に流量不感帯に移行させてEGR流量を最小値に略一致させることができる。
以上により、EGR装置1において、弁体4の回転角に関し、回転角センサ7による検出値と現実値とが乖離しても、全閉制御においてEGR流量を確実に最小値に略一致させることができる。
また、オープナ10は、回転角の現実値が基準角θbよりも閉側であるときに、捩りバネ38による弁体4に対する閉側への回転付勢を解除する。
これにより、オープナ10は、全閉制御時に回転角の現実値が基準角θbに到達したときに、捩りバネ38による弁体4に対する閉側への回転付勢を解除する。このため、全閉制御後、再度、弁体4を開側に回転駆動する際にバックラッシュによる各種メカ部品の摩耗や変形を抑制することができる。
また、ストッパ11は、基準角θbよりも閉側に設定された規制角θrにおいて、弁体4の更なる閉側への回転を規制する。
これにより、ストッパ11は、全閉制御の実行により回転角の現実値が基準角θbに到達しても、弁体4の更なる閉側への回転を規制せずに許容する。このため、全閉制御時にバルブギヤ32がストッパ11に衝突するのを阻止して、各種メカ部品の摩耗や変形を抑制することができる。
さらに、規制角θrは、「開側最大変動時に到達する角度」(図5参照。)よりも閉側に設定されている。
このため、回転角に関し検出値が現実値に対して想定した範囲内でどのように変動しても、全閉制御の実行によりバルブギヤ32がストッパ11に衝突するのを阻止することができる。
〔変形例〕
EGR装置1の態様は、実施例に限定されず種々の変形例を考えることができる。
例えば、実施例のEGR装置1によれば、オープナ10は、回転角の現実値が基準角θbよりも閉側で捩りバネ38による弁体4に対する閉側への回転付勢を解除し、回転角の現実値が基準角θbよりも開側で捩りバネ38による弁体4に対する閉側への回転付勢を許容していたが、オープナ10による回転付勢の解除、許容の境界となる角度は基準角θbに限定されない。
例えば、オープナ10による回転付勢の解除、許容の境界となる角度を、基準角θbよりも開側にある「閉側最大変動時に到達する角度」(図5参照。)とすることにより、回転角に関し検出値が現実値に対して想定した範囲内でどのように変動しても、バックラッシュによる各種メカ部品の摩耗や変形を抑制することができる。
1 EGR装置 4 弁体 5 シールリング 6 ノズル(環状体) 7 回転角センサ 13 EGR流路 21 流路壁 23 摺接壁 24 球面 26 磁電変換素子 α 相関特性 Emin、Vmin 閉側境界値 Δθ 角度幅 θb 基準角 Eb 基準値(原信号の信号値)

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気ガスの一部を吸気路に戻すEGR流路(13)を、回転することにより開閉する弁体(4)と、
    この弁体(4)の周縁に装着されて前記弁体(4)とともに回転し、前記EGR流路(13)の流路壁(21)に環状に摺接して前記弁体(4)の周縁と前記EGR流路(13)の流路壁(21)との間を封鎖する環状のシールリング(5)と、
    前記EGR流路(13)の流路壁(21)の一部であって前記シールリング(5)の摺接を受ける摺接壁(23)を有するものであり、前記摺接壁(23)を前記弁体(4)の回転中心を球中心とする球面(24)として設けることで、前記弁体(4)の回転角に、前記弁体(4)が閉側または開側のいずれに回転しても前記EGR流路(13)を通過する排気ガスの流量が最小値に略一致する流量不感帯が存在する環状体(6)と、
    前記回転角に応じた原信号を発生する磁電変換素子(26)を有し、前記原信号から出力信号を合成して出力するものであり、また、前記原信号の信号値と前記出力信号の信号値との相関特性(α)を記憶し、この相関特性(α)を利用して前記原信号から前記出力信号を合成し、前記相関特性(α)において、前記原信号および前記出力信号は、それぞれの信号値に関して前記流量が最小値となる状態に対応する閉側境界値(Emin、Vmin)を有し、閉側境界値(Emin、Vmin)よりも開側の範囲で1対1に対応しており、前記原信号の閉側境界値(Emin)には、前記流量不感帯の最も開側の前記回転角(θcmax)から所定の角度幅(Δθ)だけ閉側に移行した基準角(θb)における前記原信号の信号値(Eb)が宛がわれている回転角センサ(7)とを備えるEGR装置(1)。
  2. 請求項1に記載のEGR装置(1)において、
    前記弁体(4)を回転させるトルクを発生するアクチュエータ(8)と、
    前記弁体(4)を閉側に回転付勢する閉側付勢手段(38)と、
    前記回転角が前記基準角(θb)よりも閉側であるときに、前記閉側付勢手段(38)による回転付勢を解除するオープナ(10)とを備えるEGR装置(1)。
  3. 請求項1または請求項2に記載のEGR装置(1)において、
    前記弁体(4)を回転させるトルクを発生するアクチュエータ(8)と、
    前記弁体(4)を閉側に回転付勢する閉側付勢手段(38)と、
    前記回転角が前記流量不感帯に含まれる所定角よりも閉側であるときに、前記閉側付勢手段(38)による回転付勢を解除するオープナ(10)と、
    前記基準角(θb)および前記所定角よりも閉側に設定された規制角(θr)において、前記弁体(4)の更なる閉側への回転を規制するストッパ(11)とを備えるEGR装置(1)。
  4. 請求項1ないし請求項3の内のいずれか1つに記載のEGR装置(1)において、
    前記弁体(4)を回転させるトルクを発生するアクチュエータ(8)を備え、
    前記出力信号に基づき把握される前記回転角の検出値に応じて、前記アクチュエータ(8)に指令が与えられて前記弁体(4)の動作が制御され、
    前記流量不感帯は、前記回転角センサ(7)の温度特性に基づくセンサ側変動要因、ならびに前記アクチュエータ(8)に含まれるメカ部品(31、32、35)の摩耗および変形に基づくメカ側変動要因に起因する前記回転角の検出値の変動幅よりも大きい角度範囲として設定されていることを特徴とするEGR装置(1)。
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