JP2013241899A - バルブ装置 - Google Patents

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勝也 鳥居
Yasushi Ohara
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Abstract

【課題】摩耗を抑えて全閉時におけるシール低下を防ぐ。
【解決手段】回止手段8によって規制される合口7の位置αを「198.1度〜209度の範囲」に設ける。これにより、シャフト9を回動操作しても、合口7が接触点の移動範囲を通過しないため、合口7が「ノズルの内周壁」を移動することで生じる摩耗を防ぐことができる。また、シャフト9を回動操作した際、シールリング6の径方向のズレによる「シールリング6」と「ノズル」との干渉を抑えることができ、干渉による摩耗を防ぐことができる。さらに、凹部8aの位置βを「5.4度〜8.1度の範囲」に設ける。これにより、シャフト9の回転角が少なくとも20度以下の範囲では、凹部8aと合口7が接触点で区画された別々の円弧に分かれて存在するため、全閉に近いシャフト9の回転角の時に、接触点に加わる面圧を低減することができ、摩耗を抑えることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シールリングを有するバルブ装置に関し、特にバルブの直径方向に対してシャフトの軸線が傾斜配置されるバルブ装置に関する。
(従来技術)
シールリングを有するとともに、バルブに対してシャフトが傾斜配置されるバルブ装置として特許文献1に開示されるEGRバルブが知られている。
このEGRバルブは、バルブの外周縁に環状溝が設けられており、この環状溝にシールリングが装着される。
このシールリングには、円周方向の1箇所に合口(円周方向の隙間)が設けられており、ノズル(通路部材)の内周壁に押し付けられて縮径して組付けられる。そして、縮径に反発する復元力(拡径力)によって、シールリングがノズルの内周壁に押し付けられ、シールリングがバルブとノズルの間をシールする。
特許文献1の技術は、バルブの円周方向に対する合口の位置を回止手段によって規制し、シールリングの合口の端部(即ち、シールリングの一部)が、環状溝から外れて飛び出すのを防ぐものである。
具体的にEGRバルブは、バルブを正面から見て(バルブが円形に見える方向から見て)、バルブの円周方向の角度を「シャフトの軸線を0度(基準)」とした場合、バルブの円周方向の略180度の位置に合口を設けるものである。
(従来技術の問題点)
シャフトを回動操作した場合、全閉時を除いてシールリングとノズルは、2箇所の接触点(接触箇所)において接触する。
なお、以下では、2箇所の接触点のうち、シャフトに近い側を第1接触点と称し、シャフトから離れた側を第2接触点と称して説明する。
バルブに対してシャフトが傾斜するバルブ装置では、バルブの開度変化に応じ、第1、第2接触点がバルブの円周方向へ移動する。
なお、シャフトが所定回動範囲内で回動操作された際、バルブの円周方向における第1接触点の移動範囲を第1移動範囲と称し、バルブの円周方向における第2接触点の移動範囲を第2移動範囲と称する。
上述したように、特許文献1の技術は、合口をバルブの円周方向の略180度の位置に設けていたため、合口が第2移動範囲内に存在してしまう。
その結果、シャフトが回動する毎に、合口が第2移動範囲を通過する。
(i)ここで、第1、第2接触点は、シールリングの拡径(復元力)が集中して加わる箇所であるため、大きな面圧が生じる。
(ii)一方、合口は隙間であり、合口の端部(具体的には合口を介して対向するシールリングの切断箇所)は「シールリングの角部」であるため、合口が「ノズルの内周壁」に擦れて移動すると、合口が擦れる部位に大きな摺動抵抗が生じる。
このため、シャフトの回動に伴って合口が第2移動範囲を通過すると、上記(i)、(ii)によって、合口が「ノズルの内周壁」に強く擦れて移動することになる。
その結果、「シールリング」および「ノズルの内周壁」の摩耗(以下では、単に「摩耗」と称する)が促進されることになり、全閉時のシール性が低下する懸念がある。
特許第4793290号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、摩耗を抑えて全閉時におけるシール低下を防ぐことのできるバルブ装置の提供にある。
本発明のバルブ装置は、バルブの円周方向に対する合口の位置(回止手段によって規制される位置)を、
・第1許可範囲(バルブの円周方向における第1、第2移動範囲とは異なる範囲)と、
・第2許可範囲(シャフトを回動操作した際にバルブに対してシールリングの径方向のズレの少ない範囲)と、
の両方を満足する範囲に設ける。
合口の位置を第1許可範囲に設けることにより、シャフトを回動操作しても、合口が第1、第2移動範囲を通過しない。このため、合口が第1、第2移動範囲を通過することにより生じる摩耗(合口が「通路部材の内周壁」を移動することで生じる摩耗)を防ぐことができる。
また、合口の位置を第2許可範囲に設けることにより、シャフトを回動操作した際、シールリングの径方向のズレによる「シールリング」と「通路部材の内周壁」との干渉量(干渉力)を減らすことができる。このため、干渉量(干渉力)により生じる面圧増加を抑制することができ、摩耗を抑えることができる。
EGRバルブの断面図である(実施例1)。 (a)、(b)バルブ各部の説明図である(実施例1)。 (a)シャフトが設けられたバルブの側面図、(b)そのIII−III線に沿うバルブの断面図である(実施例1)。 「シャフトの回転角」に対する「接触点の角度変化」を示すグラフである(実施例1)。 「合口の位置」と「シールリングの径方向のズレ量」との関係を示すグラフである(実施例1)。 バルブの断面図である(実施例2)。
図面を参照して[発明を実施するための形態]を説明する。
EGRバルブ(バルブ装置の一例)は、
・エンジンの排気通路から吸気通路へ排気ガスの一部であるEGRガスを戻すEGR流路1(流体通路の一例)が形成されるハウジング2と、
・EGR流路1に固定されたノズル3(通路部材の一例)の内側を開閉可能なバルブ4と、
・このバルブ4の外周縁に設けた環状溝(シールリング溝)5に配置され、円周方向の1箇所に合口7を有するシールリング6と、
・バルブ4の円周方向に対する合口7の位置αを規制する回止手段8と、
・バルブ4と一体に回動するシャフト9と、
を具備して構成される。
このバルブ装置は、バルブ4の直径方向に対してシャフト9の軸線が傾斜配置され、シャフト9が所定回動範囲内で回動操作される。
(実施形態の技術的特徴1)
バルブ装置は、シャフト9が所定回動範囲内で回動操作された際に、全閉時を除いてシールリング6とノズル3とが、バルブ4の円周方向の2箇所の接触点X1、X2で接触する。
ここで、
・2箇所の接触点X1、X2のうち、シャフト9に近い側を第1接触点X1、シャフト9から離れた側を第2接触点X2とし、
・シャフト9が所定回動範囲内で回動操作された際に、バルブ4の円周方向における第1接触点X1の移動範囲を第1移動範囲Y1、バルブ4の円周方向における第2接触点X2の移動範囲を第2移動範囲Y2とする。
バルブ4の円周方向における合口7の位置α(回止手段8により規制される位置α)を、
(a)バルブ4の円周方向における第1、第2移動範囲Y1、Y2とは異なる第1許可範囲Aと、
(b)シャフト9を回動操作した際にバルブ4に対してシールリング6の径方向のズレの少ない第2許可範囲Bと、
の両方を満足する範囲に設ける。
(実施形態の技術的特徴2)
回止手段8を、シールリング6に設けられた凹部8a(くびれ部)と、バルブ4に設けられて凹部8aに嵌まり合う係合部8b(例えば、ピン等)とによって設ける。
そして、バルブ4の円周方向における凹部8aの位置β(係合部8bにより規制される位置β)を、第1移動範囲Y1内または第2移動範囲Y2内に設ける。
ここで、バルブ4の円周方向において、
・第1接触点X1から第2接触点X2に至るバルブ4の円周方向の円弧を第1円弧Cとし、
・第2接触点X2から第1接触点X1に至るバルブ4の円周方向の円弧を第2円弧Dとし、
・凹部8aの位置βが第1接触点X1または第2接触点X2に達した時のシャフト9の回転角を「所定中間角」とする。
バルブ4の円周方向における凹部8aと合口7の位置関係は、
(c)シャフト9の回転角が「所定中間角」より閉弁側の時、凹部8aと合口7が、第1円弧Cと第2円弧Dに分かれて存在し、
(d)シャフト9の回転角が「所定中間角」より開弁側の時、凹部8aと合口7の両方が、第1円弧Cまたは第2円弧Dの一方に存在するように設けられる。
以下において本発明が適用された具体的な一例(実施例)を、図面を参照して説明する。実施例は、具体的な一例を開示するものであって、本発明が実施例に限定されないことは言うまでもない。
なお、以下の実施例において、上記[発明を実施するための形態]と同一符号は、同一機能物を示すものである。
[実施例1]
図1〜図5を参照して実施例1を説明する。
この実施例は、本発明を自動車用エンジンに搭載されるEGR装置のEGRバルブに適用するものである。
EGR装置は、エンジンの排出した排気ガスの一部をEGRガスとしてエンジンの吸気側に戻すことで、吸気の一部に不燃ガスであるEGRガスを混入させる周知の技術である。
EGR装置は、排気通路を流れる排気ガスの一部を吸気通路へ戻すEGR流路1の開閉および開度調整を行なうEGRバルブを少なくとも備えるものであり、このEGRバルブの開度が車両の走行状態に応じてECU(エンジン・コントロール・ユニットの略)によって制御される。
EGRバルブは、吸気通路における高負圧発生範囲(スロットルバルブの吸気下流側)へEGRガスを戻す高圧EGRバルブであっても良いし、吸気通路における低負圧発生範囲(スロットルバルブの吸気上流側:例えばターボチャージャ搭載車両であればコンプレッサの吸気上流側)へEGRガスを戻す低圧EGRバルブであっても良い。
EGRバルブの具体的な一例を、図1を参照して説明する。
なお、以下では、図1の図示上側を上、図示下側を下と称して説明するが、この上下は実施例の説明のための方向であり、限定されるものではない。
EGRバルブは、
・内部にEGR流路1の一部を形成するハウジング2と、
・EGR流路1中に配置されるバルブ4と、
・このバルブ4を支持するシャフト9と、
・ハウジング2の外部よりシャフト9に回転力を付与する電動アクチュエータ10と、
を備えて構成される。
ハウジング2は、アルミニウム合金のダイキャスト製であり、ハウジング2の内部に形成されるEGR流路1の内壁には、耐熱性、耐腐食性に優れた部材(例えば、ステンレス)によって設けられた円筒形状のノズル3が固定配置されている。このノズル3の内周は、ハウジング2内のEGR流路1の一部の内壁を成す。
バルブ4は、略円板形状を呈し、シャフト9の回動位置に応じてEGR流路1を開閉可能で、且つEGR流路1の開口面積を可変可能であり、EGR流路1の開口面積を可変することで吸気通路へ戻されるEGR量の調整を行なうバタフライバルブである。
シャフト9は、バルブ4をEGR流路1の内部において回転可能に支持するものである。また、シャフト9は、バルブ4を片持ち支持するものであり、バルブ4の直径方向に対してシャフト9の軸線が傾斜配置されている。
シャフト9の下端にバルブ4が固定され、バルブ4がシャフト9と一体に回動する。なお、バルブ4とシャフト9の結合技術は限定されるものではなく、例えば、溶接技術やネジ等によって結合されるものである。
シャフト9は、EGR流路1の上側のみに配置された2つの軸受11によって回転自在に支持される。なお、軸受11は、ボールベアリング、ローラベアリング等の転がりベアリング、あるいはメタルベアリング等の滑りベアリングであり、ハウジング2に形成されたベアリング収容穴の内部に圧入等の結合手段によって固定されて、内周に挿通されたシャフト9を回転自在に支持する。
また、2つの軸受11の間には、シャフト9とハウジング2との間からEGRガスが洩れ出るのを防ぐシール部材12が配置される。なお、図1では、2つの軸受11の間に独立したシール部材12を設けているが、図1とは異なり、シール機能が組み合わされた軸受11を用いても良い。
電動アクチュエータ10は、ハウジング2の上部に固定されて、シャフト9を回動駆動するものであり、
・通電により回転動力を発生する電動モータ(例えば、通電量に応じた回転トルクを発生する周知の直流モータ)と、
・この電動モータの回転トルクを増幅してシャフト9に伝達する減速装置(例えば、複数の歯車を組み合わせた歯車式減速機)と、
・バルブ4(シャフト9)を初期開度へ戻すリターンスプリング13(例えば、ねじりコイルバネ)と、
・バルブ4(シャフト9)の開度を検出する回転角センサ14(例えば、シャフト9の角度を非接触で検出する磁気回転角センサ)と、
を備える。
そして、電動モータがECUによって通電制御されることで、バルブ4(シャフト9)の開度、即ちエンジンに戻されるEGR量の調整が行なわれる。
具体的に、ECUは、マイクロコンピュータを搭載した周知の電子制御装置であり、回転角センサ14によって検出される実際のバルブ4(シャフト9)の開度が、エンジンの運転状態(車両走行状態)に応じて算出された目標開度となるように、電動モータを通電制御するように設けられている。
〔実施例1の特徴技術1〕
バルブ4は、上述したように、エンジンの運転状態に応じてEGR量の調整を行なうものであり、バルブ4の外周縁には、バルブ4とノズル3の内周壁の隙間を無くすシールリング6が設けられている。
このシールリング6は、略円板形状を呈するバルブ4の外周縁に全周に亘って形成された環状溝5に嵌め入れられる。
なお、図1では、バルブ4を「1つの部品」で設ける例を示すが、バルブ4を「2つの部品」を組み合わせて設け、2つの部品の間にシールリング6を配置する環状溝5を設けても良い。
シールリング6は、ステンレス等の金属材料によって形成された断面が四角形状の線材(具体的には、角部がR面に面取り加工された断面が略矩形の線材)を円環状に設けたものであり、円周方向の1箇所に、合口7(円周方向の分離部)が設けられている。なお、シールリング6は、金属材料に限定されるものではなく、耐熱性、耐油性、耐摩耗性に優れた樹脂材料によって設けても良い。
合口7は、シールリング6の自由長において、合口7における円周方向の隙間距離が、少量離間するように設けられており、シールリング6の外周縁がノズル3の内壁に押し付けられて組付けられる。これにより、バルブ4、ノズル3およびシールリング6に膨張変化が生じても、全閉時にはシールリング6の外周縁が常にノズル3の内壁に接する状態に保たれる。
バルブ4(シャフト9)は、上述したように、電動アクチュエータ10により回動操作されるものであり、バルブ4(シャフト9)が電動アクチュエータ10によって所定回動範囲内で回動操作される。
シャフト9が所定回動範囲内で回動操作されると、全閉時を除いて、シールリング6とノズル3は、バルブ4の円周方向の2箇所の接触点X1、X2で接触する。
ここで、図2(a)に示すように、
・2箇所の接触点のうち、シャフト9に近い側を第1接触点X1、シャフト9から離れた側を第2接触点X2とし、
・シャフト9が所定回動範囲内で回動操作された際に、バルブ4の円周方向における第1接触点X1の移動範囲を第1移動範囲Y1、バルブ4の円周方向における第2接触点X2の移動範囲を第2移動範囲Y2とする。
この実施例1のEGRバルブは、バルブ4の円周方向に対する合口7の位置αを、予め設定した位置に規制する回止手段8を備える。
この回止手段8によって規制される合口7の位置αは、図2(a)に示すように、
(a)バルブ4の円周方向における第1、第2移動範囲Y1、Y2とは異なる第1許可範囲Aと、
(b)シャフト9を回動操作した際にバルブ4に対してシールリング6の径方向のズレの少ない第2許可範囲Bと、
の両方を満足する範囲に設けられる。
以下において、上記(a)、(b)を具体的に説明する。
なお、以下では説明の便宜上、
・バルブ4の直径方向に対するシャフト9の軸線の傾斜角をシャフト傾斜角θと称し{図3(a)参照}、
・シャフト9の回転角が0度の時(全閉時)に、EGRガス上流側に向くバルブ4の面をイン面と称し、
・シャフト9の回転角が0度の時(全閉時)に、EGRガス下流側(吸気側)に向くバルブ4の面(シャフト9の結合面)をアウト面と称し、
・バルブ4をイン面の正面から見て、バルブ4の円周方向の角度を「シャフト9の軸線を0度(基準)」とし、反時計回り(左回り)に90度、180度、270度とする{図3(b)参照}。
また、以下では、具体的な数値例として、
・シャフト傾斜角θが26度、
・所定回動範囲(シャフト9の回動範囲)が0度〜70度、
・合口7の隙間の角度(バルブ4の円周方向の角度)が2度、
・回止手段8が許容するシールリング6の円周方向のガタが1度(片側)、
として実施例を説明する。
さらに、以下では、シャフト9が全閉開度(0度)から最大開度(70度)へ回動する際(即ち、開弁時)に、シャフト9を上側から見た場合に、シャフト9が反時計回り(左回り)に回動するものとして実施例を説明する。
(第1許可範囲Aの説明)
バルブ4の開度が変化すると、第1、第2接触点X1、X2が円周方向へ変化する。
シャフト9の開度に対する第1、第2接触点X1、X2の位置(バルブ4の円周方向の位置)は、幾何学的に算出できる。
具体的な一例として、シャフト9の回転角を変化させると、図4に示すように、第1、第2接触点X1、X2の変化角度が回転角に対して非線形で変化する。
ここで、図4は、シャフト傾斜角θが26度における具体例であり、シャフト9の回転角を0度から70度で変化させると、図4に示すように、第1、第2接触点X1、X2は17.1度変化する。
これにより、所定回動範囲が0度〜70度の場合、
・第1移動範囲Y1は「0度〜17.1度」となり、
・第2移動範囲Y2は「180度〜197.1度(180度+17.1度)」となる。
その結果、第1許可範囲Aは、「17.1度〜180度の間」および「197.1度〜360度の間」である。
より具体的な第1許可範囲Aは、
・「回止手段8が許容するシールリング6の円周方向のガタ分の1度」を加味して狭く設定されるとともに、
・全閉側に近い側では「回止手段8が許容するシールリング6の円周方向のガタ分の1度」に加えて「合口7の隙間の半分の1度」の値も加味して狭く設定される。
即ち、この実施例では、第1許可範囲Aが「18.1度〜178度の間(17.1度〜180度の範囲中で誤差分を考慮した値)」および「198.1度〜358度の間(197.1度〜360度の範囲中で誤差分を考慮した値)」に設定される。
(第2許可範囲Bの説明)
シャフト9を回動させた際、バルブ4の円周方向に対する合口7の位置αによって、シールリング6の径方向のズレ量が変化する。
シャフト9を閉弁側から最大開度側へ回動させた際に生じるシールリング6の径方向のズレ量を図5の実線B1に示す。
また、シャフト9を開弁側から全閉側へ回動させた際に生じるシールリング6の径方向のズレ量を図5の実線B2に示す。
なお、実線B1、B2は、実験による計測値により求めたものであり、図5中の丸点は開弁時の実験計測値を示し、図5中の四角点は閉弁時の実験計測値を示すものである。
図5の実線B1、B2から読み取れるように、シャフト9を回動させた際、バルブ4の円周方向に対する合口7の位置αによって、シールリング6の径方向のズレ量が大きい範囲と小さい範囲が存在する。
そこで、シャフト9を回動操作した際に、バルブ4に対してシールリング6の径方向のズレの少ない範囲を第2許可範囲Bとする。
具体的に、シールリング6の径方向のズレ量の小さい範囲は、図5の実線B1、B2が共に小さい「115度〜210度の間」である。
ここで、実際にバルブ4が開く際は、上述したように、ノズル3に対してシールリング6の円周方向の角度が変化する。具体的に、バルブ4が開くと、最大開度70度においてシールリング6が17.1度分変化する(図4参照)。
開弁側(115度側)では、この角度変化分の17.1度を考慮する。
そこで、第2許可範囲Bを「132.1度(115度+17.1度)〜210度の間」に設定するものである。
より具体的な第2許可範囲Bは、「回止手段8が許容するシールリング6の円周方向のガタ分の1度」または「合口7の隙間の半分の1度」の一方の値も加味して狭く設定される。
即ち、この実施例では、第2許可範囲Bが「133.1度〜209度の間(132.1度〜210度の範囲中で誤差分を考慮した値)」に設定される。
(合口7の具体的な位置)
上述したように、
・第1許可範囲Aは、「18.1度〜178度の間」および「198.1度〜358度の間」であり、
・第2許可範囲Bは「133.1度〜209度の間」である。
このため、回止手段8によって規制される合口7の位置αを、第1、第2許可範囲A、Bの両方を満足する「198.1度〜209度の範囲(実施例1)」または「133.1度〜178度の範囲(後述する実施例2)」の一方に設けるものである。
(特徴技術1の効果)
この実施例1は、上述したように、合口7の位置αを第1許可範囲Aに設けることにより、シャフト9を回動操作しても、合口7が第2移動範囲Y2を通過しない。このため、合口7が第1、第2移動範囲Y1、Y2を通過することにより生じる摩耗(合口7が「ノズル3の内周壁」を移動することで生じる摩耗)を防ぐことができる。
また、合口7の位置αを第2許可範囲Bに設けることにより、シャフト9を回動操作した際、シールリング6の径方向のズレによる「シールリング6」と「ノズル3」との干渉量(干渉力)を減らすことができる。このため、干渉量(干渉力)により生じる面圧増加を抑制することができ、摩耗を抑えることができる。
このように、この実施例1のEGRバルブは、シャフト9の回動に伴って合口7が「ノズル3の内周壁」を強く擦って移動することで生じる摩耗と、シールリング6の径方向のズレに起因する摩耗(干渉量の増加による面圧増加による摩耗)の両方を防ぐことができる。
これによって、全閉時に「摩耗によるEGRガスの洩れ」を抑えることができ、長期に亘ってEGRバルブの信頼性を高めることができる。
〔実施例1の特徴技術2〕
この実施例1を適用しない場合、第1、第2接触点X1、X2の面圧は、全閉に近いシャフト9の回転角において急激に高くなり、摩耗の要因になってしまう。
この不具合を回避する特徴技術2を以下の「第1技術」〜「第3技術」において説明する。
(第1技術)
この実施例1では回止手段8を、
・シールリング6に設けられた凹部8a(シールリング6の内径側に形成されたくびれ部)と、
・バルブ4に設けられて凹部8aに嵌まり合う係合部8b(具体的な一例として、バルブ4に挿入固定されたピン等)と、
によって設ける。
(第2技術)
この実施例1では、バルブ4の円周方向における凹部8aの位置β(係合部8bにより規制される位置β)を、第1移動範囲Y1内または第2移動範囲Y2内に設けるものである。
なお、以下では説明の便宜上、
・凹部8aの位置βが第1接触点X1または第2接触点X2に達した時のシャフト9の回転角を「所定中間角」とする。
この特徴技術2は、全閉に近いシャフト9の回動範囲(例えば、20度以下)のシールリング6とノズル3の面圧を抑える技術である。
具体的には、シャフト9の開度が上述した「所定中間角」より閉弁側の時に、シールリング6とノズル3の面圧を抑える技術である。そこで、この実施例1では、「所定中間角」を20度〜40度の範囲内に設定している。
即ち、シャフト9の回転角が20度〜40度の範囲において、凹部8aの位置βが第1移動範囲Y1または第2移動範囲Y2の一方を通過するものである。
具体的に、図4に示すように、
・シャフト9の回転角が20度の時の第1、第2接触点X1、X2の変化量は、4.4度であり、
・シャフト9の回転角が40度の時の第1、第2接触点X1、X2の変化量は、9.1度である。
このため、シャフト9の回転角が20度〜40度の範囲における第1、第2接触点X1、X2の変化量は、4.4度〜9.1度となる。
ここで、凹部8aの設定範囲(位置βの設定範囲)は、「回止手段8が許容するシールリング6の円周方向のガタ分の1度」の値を加味して狭く設定される。
即ち、凹部8aの位置βを「5.4度〜8.1度の範囲(4.4度〜9.1度の範囲中で誤差分を考慮した値)」または「185.4度〜188.1度の範囲(誤差分を考慮した値)」の一方に設けるものである。
(第3技術)
以下では、
・第1接触点X1から第2接触点X2に至るバルブ4の円周方向の円弧を第1円弧Cとし、
・第2接触点X2から第1接触点X1に至るバルブ4の円周方向の円弧を第2円弧Dとする。
なお、実施例を説明する便宜上、図2(a)の左側を第1円弧C、図2(a)の右側を第2円弧Dとする。
この実施例1では、
(c)シャフト9の回転角が「所定中間角」より閉弁側の時、凹部8aと合口7が、第1円弧Cと第2円弧Dに分かれて存在し、
(d)シャフト9の回転角が「所定中間角」より開弁側の時、凹部8aと合口7の両方が、第1円弧Cまたは第2円弧Dの一方に存在するように設けられる。
この実施例1の合口7の具体的な位置αは、上記「特徴技術1」で説明したように、「198.1度〜209度の範囲」に設けられる。
即ち、この実施例1では、シャフト9の回動範囲において合口7が常に第2円弧Dに存在するものである。
そこで、この実施例1では、係合部8bにより規制される凹部8aの位置βを「5.4度〜8.1度の範囲(上記「第2技術」参照)」に設けるものである。
これにより、
(c)シャフト9の回転角が「所定中間角」より閉弁側の時は、凹部8aが第1円弧Cで、合口7が第2円弧Dに分かれて存在し、
(d)シャフト9の回転角が「所定中間角」より開弁側の時は、凹部8aと合口7の両方が、第2円弧Dのみに存在するように設けられる。
(特徴技術2の効果)
この実施例1は、上述したように、少なくともシャフト9の回転角が20度以下の時(シャフト9の回転角が「所定中間角」より閉弁側の時)、凹部8aと合口7が、第1円弧Cと第2円弧Dに分かれて存在する。
これにより、全閉に近いシャフト9の回転角(少なくとも20度以下)の時に、第1円弧Cと第2円弧Dに分かれて存在する「凹部8a(シールリング6において強度の小さい箇所)」と「合口7の自由端」の配置関係により、第1、第2接触点X1、X2に加わる面圧(シールリング6の径方向の復元力)を低減することができる。
このように、摩耗が発生し易い「全閉に近いシャフト9の回転角」において第1、第2接触点X1、X2に加わる面圧を低減できるため、摩耗を抑えることができる。
これによって、全閉時に「摩耗によるEGRガスの洩れ」を抑えることができ、長期に亘ってEGRバルブの信頼性を高めることができる。
[実施例2]
図6を参照して実施例2を説明する。
上記の実施例1では、バルブ4の円周方向に対する合口7の位置αを「198.1度〜209度の範囲」に設ける例を示した。
これに対し、この実施例2は、バルブ4の円周方向に対する合口7の位置αを「133.1度〜178度の範囲{132.1度(115度+17.1度)〜180度の範囲中で誤差分を考慮した値}」に設けるものである。
このように設けても、上述した「実施例1の特徴技術1」と同様の効果を得ることができる。
また、この実施例2では、シャフト9の回動範囲において合口7が常に第1円弧Cに存在する。
そこで、この実施例2では、係合部8bにより規制される凹部8aの位置βを「185.4度〜188.1度の範囲(上記「第2技術」参照)」に設けるものである。
これにより、
(c)シャフト9の回転角が「所定中間角」より閉弁側の時は、凹部8aが第2円弧Dで、合口7が第1円弧Cに分かれて存在し、
(d)シャフト9の回転角が「所定中間角」より開弁側の時は、凹部8aと合口7の両方が、第1円弧Cのみに存在するように設けられる。
このように設けても、上述した「実施例1の特徴技術2」と同様の効果を得ることができる。
上記の実施例では、特徴技術1と特徴技術2を組み合わせたバルブ装置(実施例ではEGRバルブ)を例に示したが、特徴技術2を採用しないものであっても良い。
具体的に回止手段8は「シールリング6に凹部8aを設けるもの」に限定するものでなく、凹部8aを用いない「他の回止め(例えば、特許文献1等に開示される種々の手段)」であっても良い。
上記の実施例では、本発明をEGRバルブに適用する例を示したが、限定されるものではなく、他のバルブ装置に本発明を適用しても良い。
具体的な一例として、ターボチャージャに供給される排気ガスの一部を逃がすウエストゲートバルブや、排気圧を高めて排気の一部を「低圧EGR装置の低圧EGR流路」へ導くための排気絞り弁など、種々のバルブ装置に本発明を適用しても良い。
1 EGR流路(流体通路) 3 ノズル(通路部材)
4 バルブ 5 環状溝
6 シールリング 7 合口
8 回止手段 9 シャフト
α 合口の位置 β 凹部の位置
A 第1許可範囲 B 第2許可範囲
X1 第1接触点 X2 第2接触点
Y1 第1移動範囲 Y2 第2移動範囲

Claims (6)

  1. 内部に流体通路(1)が形成される通路部材(3)と、
    前記流体通路(1)内で回動し、前記流体通路(1)を開閉可能なバルブ(4)と、
    このバルブ(4)の外周縁に設けた環状溝(5)に配置され、円周方向の1箇所に合口(7)を有するシールリング(6)と、
    前記バルブ(4)の円周方向に対する前記合口(7)の位置(α)を規制する回止手段(8)と、
    前記バルブ(4)と一体に回動するシャフト(9)とを具備し、
    前記バルブ(4)の直径方向に対して前記シャフト(9)の軸線が傾斜配置され、前記シャフト(9)が所定回動範囲内で回動操作されるバルブ装置において、
    このバルブ装置は、前記シャフト(9)が前記所定回動範囲内で回動操作された際に、全閉時を除いて前記シールリング(6)と前記通路部材(3)とが、前記バルブ(4)の円周方向の2箇所の接触点(X1、X2)で接触するものであり、
    2箇所の前記接触点(X1、X2)のうち、前記シャフト(9)に近い側を第1接触点(X1)、前記シャフト(9)から離れた側を第2接触点(X2)とし、
    前記シャフト(9)が前記所定回動範囲内で回動操作された際に、前記バルブ(4)の円周方向における前記第1接触点(X1)の移動範囲を第1移動範囲(Y1)、前記バルブ(4)の円周方向における前記第2接触点(X2)の移動範囲を第2移動範囲(Y2)とした場合、
    前記回止手段(8)によって規制される前記合口(7)の位置(α)は、
    (a)前記バルブ(4)の円周方向における前記第1、第2移動範囲(Y1)、(Y2)とは異なる第1許可範囲(A)と、
    (b)前記シャフト(9)を回動操作した際に前記バルブ(4)に対して前記シールリング(6)の径方向のズレの少ない第2許可範囲(B)と、
    の両方を満足する範囲に設けられることを特徴とするバルブ装置。
  2. 請求項1に記載のバルブ装置において、
    前記合口(7)の設定範囲は、前記回止手段(8)が許容する前記シールリング(6)の円周方向のガタ分、または前記合口(7)の隙間分の少なくとも一方の値を用いて狭く設定されることを特徴とするバルブ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバルブ装置において、
    前記回止手段(8)は、前記シールリング(6)に設けられた凹部(8a)と、前記バルブ(4)に設けられて前記凹部(8a)に嵌まり合う係合部(8b)とによって設けられることを特徴とするバルブ装置。
  4. 請求項3に記載のバルブ装置において、
    前記係合部(8b)により規制される前記凹部(8a)の位置(β)は、前記第1移動範囲(Y1)内または前記第2移動範囲(Y2)内に設けられ、
    前記第1接触点(X1)から前記第2接触点(X2)に至る前記バルブ(4)の円周方向の円弧を第1円弧(C)、前記第2接触点(X2)から前記第1接触点(X1)に至る前記バルブ(4)の円周方向の円弧を第2円弧(D)とし、
    前記凹部(8a)の位置(β)が前記第1接触点(X1)または前記第2接触点(X2)に達した時の前記シャフト(9)の回転角を所定中間角とした場合、
    (c)前記シャフト(9)の回転角が前記所定中間角より閉弁側の時は、前記凹部(8a)と前記合口(7)が、前記第1円弧(C)と前記第2円弧(D)に分かれて存在し、
    (d)前記シャフト(9)の回転角が前記所定中間角より開弁側の時は、前記凹部(8a)と前記合口(7)の両方が、前記第1円弧(C)または前記第2円弧(D)の一方に存在することを特徴とするバルブ装置。
  5. 請求項4に記載のバルブ装置において、
    前記凹部(8a)の設定範囲は、前記回止手段(8)が許容する前記シールリング(6)の円周方向のガタ分の値を用いて狭く設定されることを特徴とするバルブ装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のバルブ装置において、
    このバルブ装置は、EGRガスをエンジンの吸気側へ戻すEGR流路(1)の開度制御を行うEGRバルブであることを特徴とするバルブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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