JP7154460B2 - 排気ガス再循環バルブ - Google Patents

排気ガス再循環バルブ Download PDF

Info

Publication number
JP7154460B2
JP7154460B2 JP2022528941A JP2022528941A JP7154460B2 JP 7154460 B2 JP7154460 B2 JP 7154460B2 JP 2022528941 A JP2022528941 A JP 2022528941A JP 2022528941 A JP2022528941 A JP 2022528941A JP 7154460 B2 JP7154460 B2 JP 7154460B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve shaft
exhaust gas
partition
gas recirculation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022528941A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021245812A5 (ja
JPWO2021245812A1 (ja
Inventor
拓朗 頭井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021245812A1 publication Critical patent/JPWO2021245812A1/ja
Publication of JPWO2021245812A5 publication Critical patent/JPWO2021245812A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7154460B2 publication Critical patent/JP7154460B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L3/00Lift-valve, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces; Parts or accessories thereof
    • F01L3/08Valves guides; Sealing of valve stem, e.g. sealing by lubricant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/65Constructional details of EGR valves
    • F02M26/66Lift valves, e.g. poppet valves
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Description

この開示は、排気ガス再循環バルブに関するものである。
エンジンが排気した排気ガスをエンジンの吸気流路へ循環させる排気ガス再循環バルブであって、アクチュエータが弁軸を軸方向に直動させることにより、排気ガスの流量を調整するポペット式の排気ガス循環バルブがある。
エンジンが排気した排気ガスには、煤等の粉末粒子が含まれる。そのため、排気ガス再循環バルブの耐久性を向上させるためには、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータにまで流入してしまうのを抑制する必要がある。
例えば、特許文献1には、軸径が小さい第1の軸部と軸径が大きい第2の軸部とを有するシャフトを備え、第2の軸部の先端部にバルブが固定され、シャフトの外周には、ハウジングとの間に生じる隙間をシールする軸シール部が配置され、軸シール部は、PTFE材をリング状に成形したシール部品と、シール部品に組み込まれるステンレス製の板バネとにより構成され、シール部品の内周に設けられるリップが板バネの反力を受けてシャフの外周面に押圧されるポペット式の排気ガス再循環バルブが開示されている。
特許文献1に開示された排気ガス再循環バルブ(以下、「従来の排気ガス再循環バルブ」という。)は、軸シール部が、バルブ閉弁時に第2の軸部の外周をシールすることにより、大きなシール力を確保できる。したがって、従来の排気ガス再循環バルブは、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータにまで流入してしまうのを抑制できる。また、従来の排気ガス再循環バルブは、バルブ開弁時に第1の軸部の外周をシールすることにより、シャフトの移動に対する摺動抵抗を小さくできる。
特開2019-190397号公報
従来の排気ガス再循環バルブは、軸シール部が、バルブ閉弁時に第2の軸部の外周をシールすることにより、大きなシール力を確保できる一方、第2の軸部が軸シール部を摺動する際に、シャフトの移動に対する摺動抵抗が大きくなってしまうという問題点があった。
この開示は、上述の問題点を解決するためのもので、弁軸が直動する際に、弁軸の摺動抵抗を一定にしつつ、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータにまで流入してしまうのを抑制可能にする排気ガス再循環バルブを提供することを目的としている。
この開示に係る排気ガス再循環バルブは、ポペット式の排気ガス再循環バルブであって、一端に弁体が固定された軸方向に直動する弁軸が突設されたアクチュエータと、排気ガスの流路を形成し、弁軸が挿通されるハウジングと、弁軸の径方向の弁軸の側面に対向するハウジングの内壁に、弁軸の周方向に弁軸を囲んで設けられた第1仕切部であって、当該内壁から弁軸に向かって突出し、且つ、前記弁体側の面が、前記弁軸に近い部位ほど前記弁体側に向かって傾斜し、且つ、弁軸との間に隙間を有して弁軸が挿通される第1孔を有する第1仕切部と、径方向の弁軸の側面に対向するハウジングの内壁のうちの、第1仕切部が設けられた位置よりアクチュエータに近い位置の内壁に、周方向に弁軸を囲んで設けられた第2仕切部であって、当該内壁から弁軸に向かって突出し、且つ、弁軸が挿通される第2孔を有する第2仕切部と、径方向の弁軸の側面に、周方向に弁軸を囲んで設けられたたシール部であって、当該側面からハウジングの内壁に向かって突出し、且つ、弁軸が第1方向に直動した際に第1仕切部に当接し、弁軸が第1方向とは逆方向である第2方向に直動した際に第2仕切部に当接するシール部と、を備えたものである。
この開示によれば、弁軸が直動する際に、弁軸の摺動抵抗を一定にしつつ、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータにまで流入してしまうのを抑制することができる。
図1は、実施の形態1に係る排気ガス再循環バルブが適用された内燃機関システムの要部の構成の一例を示す構成図である。 図2Aは、実施の形態1に係る排気ガス再循環バルブの要部の構成の一例を示す構成図である。図2B及び図2Cは、図2Aにおいて破線により示す円の部分を拡大した拡大図である。
以下、この開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1及び図2を参照して、実施の形態1に係る排気ガス再循環バルブ100について説明する。
図1を参照して、実施の形態1に係る排気ガス再循環バルブ100が適用された内燃機関システム1の要部の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る排気ガス再循環バルブ100が適用された内燃機関システム1の要部の構成の一例を示す構成図である。
実施の形態1に係る内燃機関システム1は、内燃機関10、吸気管20、排気管30、ターボチャージャ40、排気側循環配管50、吸気側循環配管60、及び排気ガス再循環バルブ100を備える。
内燃機関10は、燃料をシリンダー内で燃焼させ、燃焼ガスを直接作動流体として用いて、その熱エネルギーによってクランクシャフトを回転させるガソリンエンジン等の原動機である。
吸気管20は、内燃機関10に送る外気が流れる流路管である。
排気管30は、内燃機関10から排出される排気ガスが流れる流路管である。
ターボチャージャ40は、排気管30を流れる排気ガスの流れを受けて回転するタービンのトルクを利用し、吸気管20を流れる外気の流量を増加させる過給機である。なお、ターボチャージャ40は、必須の構成ではない。
排気側循環配管50は、内燃機関10から排出される排気ガスの一部を吸気管20に循環させるための流路管であって、排気管30から排気ガス再循環バルブ100までの排気ガスの流路となる配管である。
吸気側循環配管60は、内燃機関10から排出される排気ガスの一部を吸気管20に循環させるための流路管であって、排気ガス再循環バルブ100から吸気管20までの排気ガスの流路となる配管である。
排気ガス再循環バルブ100は、排気ガス再循環機構において、吸気管20に循環させる排気ガスの流入量を調整するポペット式のバルブである。なお、排気ガス再循環機構及び排気ガス再循環技術については周知であるため説明を省略する。
図2を参照して、実施の形態1に係る排気ガス再循環バルブ100の要部の構成について説明する。
図2Aは、実施の形態1に係る排気ガス再循環バルブ100の要部の構成の一例を示す構成図である。
図2B及び図2Cは、図2Aにおいて破線により示す円の部分を拡大した拡大図である。
排気ガス再循環バルブ100は、アクチュエータ101、ハウジング110、弁軸120、弁体121、弁座122、第1仕切部130、第2仕切部140、及びシール部150を備える。
なお、図2A、図2B、及び図2Cは、排気ガス再循環バルブ100を弁軸120の軸中心を含む平面で切断した際の、排気ガス再循環バルブ100の断面図である。
排気ガス再循環バルブ100は、軸受160、シール部150とは異なるシール部170、及びブラシ180を備えるものであってもよい。実施の形態1では、排気ガス再循環バルブ100は、軸受160、シール部170、及びブラシ180を備えるものとして説明する。
以下、シール部150とシール部170とを区別するために、シール部150を第1シール部150と記載し、シール部170を第2シール部170と記載する。
アクチュエータ101は、弁軸120が突設されている。
アクチュエータ101は、不図示のECU(Electronic Control Unit)が出力する制御信号を受けて、弁軸120の軸方向(以下、単に「軸方向」という。)に弁軸120を直動させる。
弁軸120は、一端がアクチュエータ101の可動部に固定され、他端に弁体121が固定されている。弁軸120は、アクチュエータ101の可動部が移動することにより、軸方向に直動する。
弁体121は、弁軸120の直動に伴って軸方向に移動する。
ハウジング110は、排気ガス再循環バルブ100の筐体であって、排気ガスの流路を形成する。ハウジング110は、弁軸120が挿通される。すなわち、ハウジング110は、アクチュエータ101側に弁軸120が挿通される孔を有している。
ハウジング110は、図2に示す矢印Xの方向にて、排気側循環配管50と接続され、図2に示す矢印Yの方向にて、吸気側循環配管60と接続される。ハウジング110は、排気側循環配管50からハウジング110内に流入した排気ガスを吸気側循環配管60に流出させる流路を形成する。
弁座122は、ハウジング110に固定され、閉弁時において弁体121と当接する部材である。弁座122は、閉弁時において弁体121と当接して、ハウジング110内に形成された流路を塞ぎ、開弁時において弁体121と離れて、弁体121と弁座122との間の空間に排気ガスが通る流路を形成する。
以下の説明において、閉弁された状態から開弁する際に弁軸120が直動する方向を第1方向といい、開弁された状態から閉弁する際に弁軸120が直動する方向を第2方向という。具体的には、例えば、図2に示す排気ガス再循環バルブ100において、第1方向とは、アクチュエータ101から弁体121に向かう方向であり、第2方向とは、弁体121からアクチュエータ101に向かう方向である。
軸受160は、弁軸120が挿通されており、弁軸120を軸方向に摺動させることにより、弁軸120の直動を安定させる。
ブラシ180は、弁軸120に付着した排気ガスに含まれる煤等の粉末粒子を、弁軸120から削り落とす。
第2シール部170は、弁軸120が挿通される孔を有し、当該孔は、挿通された弁軸120と、弁軸120の径方向(以下、単に「径方向」という。)の側面において弁軸120の周方向(以下、単に「周方向」という。)全体に亘って当接している。第2シール部170は、排気側循環配管50からハウジング110内に流入した排気ガスが、弁軸120の周囲を伝ってアクチュエータ101が配置された方向に流入してしまうのを抑制する。
第2シール部170は、PTFE(フッ化炭素樹脂)等の樹脂素材により構成されている。第2シール部170が弁軸120を径方向に強く締め付け過ぎると、弁軸120の直動を阻害してしまう。したがって、第2シール部170は、弁軸120の直動を阻害しない程度に弁軸120を径方向に締め付けた状態を保ちつつ、排気ガスが、弁軸120の周囲を伝ってアクチュエータ101が配置された方向に流入してしまうのを抑制する。
排気ガス再循環バルブ100が第2シール部170を備えるものであっても、第2シール部170と弁軸120との僅かな隙間から、ハウジング110内に流入した排気ガスが、当該隙間を通ってアクチュエータ101が配置された方向に流入してしまう場合がある。
第1仕切部130は、径方向の弁軸120の側面に対向するハウジング110の内壁(以下、単に「内壁」という。)に、周方向に弁軸120を囲んで設けられた部材である。具体的には、第1仕切部130は、当該内壁から弁軸120に向かって突出し、且つ、弁軸120との間に隙間を有して弁軸120が挿通される第1孔を有する部材である。
例えば、第1仕切部130は、弁軸120が挿通される第1孔を有する平板により構成される。具体的には、例えば、第1仕切部130は、第1孔を有する円形の平板により構成される。
なお、第1仕切部130は、平板により構成されたものに限定されるものではない。
第2仕切部140は、径方向の弁軸120の側面に対向する内壁のうちの、第1仕切部130が設けられた位置よりアクチュエータ101に近い位置の内壁に、周方向に弁軸120を囲んで設けられた部材である。具体的には、当該内壁から弁軸120に向かって突出し、且つ、弁軸120が挿通される第2孔を有する部材である。
例えば、第2仕切部140は、軸受160とは異なる軸受により構成される。第2仕切部140が軸受により構成される場合、第2仕切部140は、弁軸120を軸方向に摺動させる。第2仕切部140を軸受により構成することにより、弁軸120の直動を安定させることができる。
第2仕切部140は、軸受により構成されたものに限定されるものではない。例えば、第2仕切部140は、弁軸120が挿通される第2孔を有する平板により構成されたものであってもよい。具体的には、例えば、第2仕切部140は、第2孔を有する円形の平板により構成されたものであってもよい。
実施の形態1では、第2仕切部140は、軸受により構成されたものとして説明する。
シール部150、すなわち、第1シール部150は、径方向の弁軸120の側面に、周方向に弁軸120を囲んで設けられた部材である。具体的には、第1シール部150は、当該側面から内壁に向かって突出し、且つ、弁軸120が第1方向に直動した際に第1仕切部130に当接し、弁軸120が第1方向とは逆方向である第2方向に直動した際に第2仕切部140に当接する。
第1シール部150は、例えば、弁軸120に固定されている。
以上のように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、ハウジング110内に流入した排気ガスが、アクチュエータ101が配置された方向に流入してしまうのを抑制することができる。
ハウジング110は、図2に示すように、内壁における第1仕切部130が設けられた位置の近傍であって、当該位置より弁体121に近い位置に、外気に通じる配管が接合される大気孔111を有していてもよい。
このように構成することにより、第1仕切部130の弁体側の空間に流入した排気ガスを、大気孔111を介して外気に流出させることができる。
第1仕切部130は、ステンレス等の金属素材、又は熱可塑性樹脂等により構成される。第1仕切部130は、第1シール部150が繰り返し当接する部材であるため、耐久性の観点から、金属素材により構成されることが好適である。
また、第1仕切部130は、第2仕切部140を固定するブッシュと一体に形成されたものであってもよい。
第1仕切部130が、第2仕切部140を固定するブッシュと一体に形成されることにより、第1仕切部130における内壁に固定された部位の強度が増大し、第1仕切部130の耐久性を向上させることができる。
また、第1仕切部130は、図2に示すように、第1仕切部130は、弁体121側の面が、弁軸120に近い部位ほど弁体121側に向かって傾斜していることが好適である。
第1仕切部130における弁体121側の面が、図2に示すように傾斜していることより、第1仕切部130は、第1仕切部130における弁体121側に向かって流れる排気ガスを内壁に向かって導くことができる。結果として、第1仕切部130における弁体121側の面が、図2に示すように傾斜していることより、排気ガス再循環バルブ100は、ハウジング110内に流入した排気ガスが、アクチュエータ101が配置された方向に流入してしまうのを効率よく抑制することができる。
第1シール部150は、PTFE、熱可塑性樹脂、又は、弾性を有する樹脂若しくはシリコーン等により構成されることが好適である。第1シール部150が、熱可塑性樹脂、弾性を有する樹脂、又はシリコーン等により構成されることにより、ハウジング110内に流入した排気ガスが、アクチュエータ101が配置された方向に流入してしまうのを効率よく抑制することができる。
また、第1シール部150は、図2に示すように、アクチュエータ101側の面が、径方向の弁軸120の側面に対向する内壁に近い部位ほど弁体121側に向かって傾斜していることが好適である。
第1シール部150におけるアクチュエータ101側の面が、図2に示すように傾斜していることより、第1シール部150は、弁軸120が第2方向に直動する際に、第1シール部150におけるアクチュエータ101側の面に当たる排気ガスを内壁に向かって導くことができる。結果として、第1シール部150におけるアクチュエータ101側の面が、図2に示すように傾斜していることより、排気ガス再循環バルブ100は、ハウジング110内に流入した排気ガスが、アクチュエータ101が配置された方向に流入してしまうのを効率よく抑制することができる。
第1シール部150は、軸方向において弁軸120に固定されていないものであってもよい。
具体的には、例えば、第1シール部150は、弁軸120が挿通されるシール孔を有し、且つ、第1仕切部130又は第2仕切部140に当接した状態において、当該状態を保ちつつ、弁軸120に対して軸方向に摺動する。
第1シール部150が弁軸120に対して軸方向に摺動するものである場合、第1シール部150は、例えば、PTFEにより構成されることが好適である。
このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、弁軸120が直動する距離に対して、第1仕切部130と第2仕切部140との間隔を短くすることができるため、部材ごとの加工誤差又は組立誤差があったとしても、ハウジング110内に流入した排気ガスが、アクチュエータ101が配置された方向に流入してしまうのを効率よく抑制することができる。
また、排気ガス再循環バルブ100は、弁軸120が直動する距離に対して、第1仕切部130と第2仕切部140との間隔を短くすることができるため、第1シール部150が第1仕切部130と当接した状態における第1シール部150と第2仕切部140との間隔、及び、第1シール部150が第2仕切部140と当接した状態における第1シール部150と第1仕切部130との間隔を小さくすることができる。結果として、このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、排気ガス再循環バルブ100は、ハウジング110内に流入した排気ガスが、アクチュエータ101が配置された方向に流入してしまうのを効率よく抑制することができる。
以上のように、排気ガス再循環バルブ100は、ポペット式の排気ガス再循環バルブ100であって、一端に弁体121が固定された軸方向に直動する弁軸120が突設されたアクチュエータ101と、排気ガスの流路を形成し、弁軸120が挿通されるハウジング110と、弁軸120の径方向の弁軸120の側面に対向するハウジング110の内壁に、弁軸120の周方向に弁軸120を囲んで設けられた第1仕切部130であって、当該内壁から弁軸120に向かって突出し、且つ、弁軸120との間に隙間を有して弁軸120が挿通される第1孔を有する第1仕切部130と、径方向の弁軸120の側面に対向するハウジング110の内壁のうちの、第1仕切部130が設けられた位置よりアクチュエータ101に近い位置の内壁に、周方向に弁軸120を囲んで設けられた第2仕切部140であって、当該内壁から弁軸120に向かって突出し、且つ、弁軸120が挿通される第2孔を有する第2仕切部140と、径方向の弁軸120の側面に、周方向に弁軸120を囲んで設けられたシール部150であって、当該側面からハウジング110の内壁に向かって突出し、且つ、弁軸120が第1方向に直動した際に第1仕切部130に当接し、弁軸120が第1方向とは逆方向である第2方向に直動した際に第2仕切部140に当接するシール部150と、を備えた。
このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、弁軸120が直動する際に、弁軸120の摺動抵抗を一定にしつつ、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータ101にまで流入してしまうのを抑制することができる。
また、排気ガス再循環バルブ100は、上述の構成において、第1仕切部130を、第1孔を有する平板により構成した。
このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、弁軸120が直動する際に、弁軸120の摺動抵抗を一定にしつつ、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータ101にまで流入してしまうのを抑制することができる。
また、排気ガス再循環バルブ100は、上述の構成において、第1仕切部130を、第1孔を有する円形の平板により構成した。
このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、弁軸120が直動する際に、弁軸120の摺動抵抗を一定にしつつ、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータ101にまで流入してしまうのを抑制することができる。
また、排気ガス再循環バルブ100は、上述の構成において、第1仕切部130を、第2仕切部140を固定するブッシュと一体に形成した。
このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、弁軸120が直動する際に、弁軸120の摺動抵抗を一定にしつつ、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータ101にまで流入してしまうのを抑制しつつ、第1仕切部130の耐久性を向上させることができる。
また、排気ガス再循環バルブ100は、上述の構成において、第1仕切部130は、弁体121側の面が、弁軸120に近い部位ほど弁体121側に向かって傾斜するように構成した。
このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、弁軸120が直動する際に、弁軸120の摺動抵抗を一定にしつつ、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータ101にまで流入してしまうのを効率よく抑制することができる。
また、排気ガス再循環バルブ100は、上述の構成において、シール部150は、アクチュエータ101側の面が、径方向の弁軸120の側面に対向するハウジング110の内壁に近い部位ほど弁体121側に向かって傾斜するように構成した。
このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、弁軸120が直動する際に、弁軸120の摺動抵抗を一定にしつつ、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータ101にまで流入してしまうのを効率よく抑制することができる。
また、排気ガス再循環バルブ100は、上述の構成において、シール部150は、弁軸120が挿通されるシール孔を有し、且つ、第1仕切部130又は第2仕切部140に当接した状態において、当該状態を保ちつつ、弁軸120に対して軸方向に摺動するように構成した。
また、このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、部材ごとの加工誤差又は組立誤差があったとしても、ハウジング110内に流入した排気ガスが、アクチュエータ101が配置された方向に流入してしまうのを効率よく抑制することができる。
また、このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、弁軸120が直動する際に、弁軸120の摺動抵抗を一定にしつつ、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータ101にまで流入してしまうのを効率よく抑制することができる。
また、排気ガス再循環バルブ100は、上述の構成において、第2仕切部140を、弁軸120を軸方向に摺動させる軸受により構成した。
このように構成することにより、排気ガス再循環バルブ100は、弁軸120が直動する際に、弁軸120の摺動抵抗を一定にしつつ、排気ガス循環バルブに流入した排気ガスが、アクチュエータ101にまで流入してしまうのを抑制しつつ、弁軸120の直動を安定させることができる。
なお、この開示は、その開示の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、又は、実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この開示に係る排気ガス再循環バルブは、内燃機関システムに適用することができる。
1 内燃機関システム、10 内燃機関、20 吸気管、30 排気管、40 ターボチャージャ、50 排気側循環配管、60 吸気側循環配管、100 排気ガス再循環バルブ、101 アクチュエータ、110 ハウジング、111 大気孔、120 弁軸、121 弁体、122 弁座、130 第1仕切部、140 第2仕切部、150 シール部(第1シール部)、160 軸受、170 シール部(第2シール部)、180 ブラシ。

Claims (5)

  1. ポペット式の排気ガス再循環バルブであって、
    一端に弁体が固定された軸方向に直動する弁軸が突設されたアクチュエータと、
    排気ガスの流路を形成し、前記弁軸が挿通されるハウジングと、
    前記弁軸の径方向の前記弁軸の側面に対向する前記ハウジングの内壁に、前記弁軸の周方向に前記弁軸を囲んで設けられた第1仕切部であって、当該内壁から前記弁軸に向かって突出し、且つ、前記弁体側の面が、前記弁軸に近い部位ほど前記弁体側に向かって傾斜し、且つ、前記弁軸との間に隙間を有して前記弁軸が挿通される第1孔を有する前記第1仕切部と、
    前記径方向の前記弁軸の前記側面に対向する前記ハウジングの前記内壁のうちの、前記第1仕切部が設けられた位置より前記アクチュエータに近い位置の前記内壁に、前記周方向に前記弁軸を囲んで設けられた第2仕切部であって、当該内壁から前記弁軸に向かって突出し、且つ、前記弁軸が挿通される第2孔を有する前記第2仕切部と、
    前記径方向の前記弁軸の前記側面に、前記周方向に前記弁軸を囲んで設けられたシール部であって、当該側面から前記ハウジングの前記内壁に向かって突出し、且つ、前記弁軸が第1方向に直動した際に前記第1仕切部に当接し、前記弁軸が前記第1方向とは逆方向である第2方向に直動した際に前記第2仕切部に当接する前記シール部と、
    を備えたこと
    を特徴とする排気ガス再循環バルブ。
  2. 前記第1仕切部は、前記第2仕切部を固定するブッシュと一体に形成されたものであること
    を特徴とする請求項1記載の排気ガス再循環バルブ。
  3. 前記シール部は、前記アクチュエータ側の面が、前記径方向の前記弁軸の前記側面に対向する前記ハウジングの前記内壁に近い部位ほど前記弁体側に向かって傾斜していること
    を特徴とする請求項1記載の排気ガス再循環バルブ。
  4. 前記シール部は、前記弁軸が挿通されるシール孔を有し、且つ、前記第1仕切部又は前記第2仕切部に当接した状態において、当該状態を保ちつつ、前記弁軸に対して前記軸方向に摺動すること
    を特徴とする請求項1記載の排気ガス再循環バルブ。
  5. 前記第2仕切部は、前記弁軸を前記軸方向に摺動させる軸受であること
    を特徴とする請求項1記載の排気ガス再循環バルブ。
JP2022528941A 2020-06-02 2020-06-02 排気ガス再循環バルブ Active JP7154460B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/021839 WO2021245812A1 (ja) 2020-06-02 2020-06-02 排気ガス再循環バルブ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021245812A1 JPWO2021245812A1 (ja) 2021-12-09
JPWO2021245812A5 JPWO2021245812A5 (ja) 2022-07-14
JP7154460B2 true JP7154460B2 (ja) 2022-10-17

Family

ID=78830688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022528941A Active JP7154460B2 (ja) 2020-06-02 2020-06-02 排気ガス再循環バルブ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7154460B2 (ja)
CN (1) CN115667696A (ja)
WO (1) WO2021245812A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005120932A (ja) 2003-10-17 2005-05-12 Mitsubishi Electric Corp バルブ及び排気ガス再循環制御用バルブ又はバルブの組立て方法
JP2012219903A (ja) 2011-04-07 2012-11-12 Denso Corp 弁装置
JP2013185541A (ja) 2012-03-09 2013-09-19 Aisan Industry Co Ltd Egrバルブ
JP2013241965A (ja) 2012-05-18 2013-12-05 Calsonic Kansei Corp 流路切替機構
JP2015161261A (ja) 2014-02-28 2015-09-07 愛三工業株式会社 流体制御弁及び新気導入装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005120932A (ja) 2003-10-17 2005-05-12 Mitsubishi Electric Corp バルブ及び排気ガス再循環制御用バルブ又はバルブの組立て方法
JP2012219903A (ja) 2011-04-07 2012-11-12 Denso Corp 弁装置
JP2013185541A (ja) 2012-03-09 2013-09-19 Aisan Industry Co Ltd Egrバルブ
JP2013241965A (ja) 2012-05-18 2013-12-05 Calsonic Kansei Corp 流路切替機構
JP2015161261A (ja) 2014-02-28 2015-09-07 愛三工業株式会社 流体制御弁及び新気導入装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN115667696A (zh) 2023-01-31
WO2021245812A1 (ja) 2021-12-09
JPWO2021245812A1 (ja) 2021-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6062129B2 (ja) 流体制御バルブ
JP5304825B2 (ja) Egrバルブ
EP3095991A1 (en) Valve
JP7035586B2 (ja) 冷却水制御弁装置
US10378655B2 (en) Valve device
US11085543B2 (en) Butterfly valve including a valve body, shaft, groove portion and seal ring
US9915208B2 (en) Flap device for an internal combustion engine
JP2011196464A (ja) ボール弁型バルブ装置
US12055223B2 (en) Valve device
JP7154460B2 (ja) 排気ガス再循環バルブ
US10711690B2 (en) Wastegate assembly and turbocharger including the same
US10267423B2 (en) High temperature valve shaft seal
US20190284990A1 (en) Turbocharger
CN216894619U (zh) 用于将压缩空气输送至内燃机的涡轮增压器
EP3199785A1 (en) Throttle valve and duct for the noise reduction of the exhaust gases of an internal combustion engine of a vehicle
JP2015094335A (ja) 流量制御弁
WO2020090180A1 (ja) 密封装置
JP7237251B2 (ja) 排気ガス再循環バルブ
JP2023163294A (ja) 流体制御弁
JP2016095009A (ja) バタフライ弁および排気装置
JP2008255979A (ja) 流量制御弁
JP2022070328A (ja) 排気ガス再循環バルブ
JP2023136495A (ja) 弁装置
US20200003310A1 (en) Valve device
JPWO2021245812A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220518

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220518

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7154460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350