JPWO2010026975A1 - 非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤 - Google Patents

非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2010026975A1
JPWO2010026975A1 JP2010527787A JP2010527787A JPWO2010026975A1 JP WO2010026975 A1 JPWO2010026975 A1 JP WO2010026975A1 JP 2010527787 A JP2010527787 A JP 2010527787A JP 2010527787 A JP2010527787 A JP 2010527787A JP WO2010026975 A1 JPWO2010026975 A1 JP WO2010026975A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum silicate
amorphous aluminum
adsorbent
amorphous
aluminum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010527787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4714931B2 (ja
Inventor
鈴木 正哉
正哉 鈴木
勝宏 月村
勝宏 月村
犬飼 恵一
恵一 犬飼
奈津子 小塚
奈津子 小塚
前田 雅喜
雅喜 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2010527787A priority Critical patent/JP4714931B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4714931B2 publication Critical patent/JP4714931B2/ja
Publication of JPWO2010026975A1 publication Critical patent/JPWO2010026975A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/02Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/26Drying gases or vapours
    • B01D53/28Selection of materials for use as drying agents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J20/00Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
    • B01J20/02Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material
    • B01J20/10Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material comprising silica or silicate
    • B01J20/16Alumino-silicates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/20Silicates
    • C01B33/26Aluminium-containing silicates, i.e. silico-aluminates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2253/00Adsorbents used in seperation treatment of gases and vapours
    • B01D2253/10Inorganic adsorbents
    • B01D2253/106Silica or silicates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2253/00Adsorbents used in seperation treatment of gases and vapours
    • B01D2253/10Inorganic adsorbents
    • B01D2253/106Silica or silicates
    • B01D2253/108Zeolites
    • B01D2253/1085Zeolites characterized by a silicon-aluminium ratio

Abstract

本発明は、原料に低コストな試薬を用い、湿度5〜60wt%の領域において20wt%以上の優れた吸着性能を有する吸着剤を提供することを目的とするものであって、Al源に硫酸アルミニウムを用い、混合溶液におけるSi/Alモル比が0.70〜1.0となるように、それぞれの水溶液を混合し、これを酸又はアルカリにてpH6〜9に調製した後、90〜110℃にて加熱し、次いで脱塩処理を行なうことにより、非晶質アルミニウムケイ酸塩を合成する。得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩は、相対湿度60%において20wt%以上の優れた水蒸気吸着性能を有しており、デシカント空調用吸着剤を始めとした吸着剤として用いることができる。

Description

本発明は、次世代の産業を支える重要な基盤技術として、実用化が強く期待されているナノテクノロジーの技術分野において、その特異な形状に起因する微細構造により、高比表面積、高細孔容積、イオン交換能、及び吸着能等に優れた物理化学的な特性を示し、革新的な機能性材料としての応用が期待されている物質に関するものであり、特に、中湿度領域において優れた水蒸気吸放湿特性を有する非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤に関するものである。
ナノサイズのチューブ状アルミニウムケイ酸塩は、例えば、天然において、イモゴライトとして産出するが、このイモゴライトは、土壌中に存在し、主に火山灰由来の土壌に産する。また、天然のイモゴライトは、類縁鉱物であるアロフェンと並んで、土壌における養分や水分の移動及び植物への供給、更に、有害な汚染物質の集積や残留等に対して影響を与えるものである。このチューブ状アルミニウムケイ酸塩は、主な構成元素をケイ素(Si)、アルミニウム(Al)、酸素(O)及び水素(H)とし、多数のSi−O−Al結合で組み立てられた水和珪酸アルミニウムであって、外径が2.2〜2.8nm、内径が0.5〜1.2nm、長さが10nm〜数μmのチューブ状の形態を有し、天然には、火山灰及び軽石等の降下火山噴出物を母材とする土壌に分布している粘土成分である。
プロトイモゴライトは、イモゴライトの前駆体物質であり、水溶液中に分散したこの前駆体を100℃程度で加熱することによりイモゴライトとなる。それゆえイモゴライト形成過程途中の加熱前の前駆体物質をプロトイモゴライトと呼ぶ。プロトイモゴライトは、イモゴライトの構造に由来する性質を有しているため、29Si固体NMRでは、イモゴライトと同じ−78ppmにピークを示し、ケイ素はOH−Si−(OAl)3の配位を有している。そのため水蒸気吸着特性においてもイモゴライトとプロトイモゴライトとは相対湿度20%以下における吸着挙動がほぼ同じであり、プロトイモゴライトは結晶性のイモゴライトのように比較的長いチューブ状の形態にまでは成長していないが、イモゴライトの構造をそれなりに有していると考えられている。それゆえプロトイモゴライトにおいても、低湿度領域においてはイモゴライトと同様な吸着剤の性質を有している。イモゴライトおよびプロトイモゴライトともに、合成時のSi/Alモル比は0.35〜0.55である。
さらに合成時のSi/Al比を0.7〜1.0にし、脱塩処理後150℃で2日加熱をすると、非晶質物質と低結晶性粘土との複合体が形成される。この複合体は、非晶質含水アルミニウムケイ酸塩と粘土の複合体からなることから、HAS(Hydroxyl-Aluminum Silicate)と粘土(Clay)からちなんで以下ハスクレイとして示す。また合成時のSi/Alモル比を0.7〜1.0にし、脱塩処理後100℃で2日加熱をすると、この物質についても水蒸気および二酸化炭素の吸着性能に非常に優れている。この物質については100℃で30日以上加熱すると非晶質含水アルミニウムケイ酸塩と粘土の複合体となることから、ハスクレイ前駆体とする(特許文献1、2参照)。
このような、ナノサイズのチューブ状アルミニウムケイ酸塩であるイモゴライトおよびその前駆体であるプロトイモゴライト、さらにはハスクレイおよびハスクレイ前駆体の特異な形状及び物性は、工業的にも有用であると考えられる。すなわち、イモゴライトおよびその前駆体であるプロトイモゴライト、さらにはハスクレイおよびハスクレイ前駆体は、その特異な微細構造に基づいて、各種物質を吸着することができる特性を有することから、例えば、有害汚染物質吸着剤、脱臭剤、さらには二酸化炭素やメタンなどのガス貯蔵剤等としての利用可能性については、従来から言及されている。また、優れた水蒸気吸着性能を有することから、ヒートポンプ熱交換材、結露防止剤、自律的調湿材料などの応用として期待されている。
特に、デシカント空調では外気から導入される空気中の湿分を取り除くことが目的であるため、夏場の高湿度の空気からでも効率的に湿分を取り除けることが必要とされており、そのためデシカント空調において求められる吸着剤は、一般的に相対湿度が5%程度から60%における吸着量が多いことであるとされている。
そのような中で、チューブ状アルミニウムケイ酸塩およびハスクレイの上記特性を失わずに、工業的に安価で大量に合成することが求められており、イモゴライト、非晶質イモゴライトおよびプロトイモゴライト、さらにはハスクレイおよびハスクレイ前駆体の特異な細孔を利用した吸着剤の開発が行なわれてきた。
しかしながら、従来の製造方法によれば、イモゴライトおよび非晶質イモゴライトを大量に製造するには、イモゴライトがSi同士の重合を含まないことからモノケイ酸塩水溶液を出発物質として用いる必要性があった。またアルミニウム源についても、アルミニウムの13量体からなるケギンポリマーがイモゴライトの生成を阻害するため硫酸アルミニウムを出発物質として用いることはなかった(特許文献3、4、5参照)。
特願2007−336403号公報 特開2008−103658号公報 特開2001−064010号公報 特開2004−059330号公報 特開2008−179533号公報
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであって、従来よりも低コストでの合成が可能であり、かつ中湿度領域において優れた水蒸気吸着性能及び優れた二酸化炭素吸着性能を有する非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及び優れた吸着特性を有する吸着剤、特にデシカント空調用吸着剤を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、上記目的を達成すべく検討を重ねた結果、従来のイモゴライトあるいは非晶質イモゴライト、さらにはハスクレイおよびハスクレイ前駆体の高濃度合成時においては、合成できないとされていた水ガラスと硫酸アルミニウムから高性能な水蒸気吸着剤を開発することに成功し、本発明を完成するに至った。
すなわち、上記課題を解決するための本発明は、以下のとおりである。
[1]水ガラスと硫酸アルミニウム水溶液をSi/Alモル比が0.70〜1.0となるように混合し、これに酸又はアルカリを添加してpH6〜9に調製した後、110℃以下で加熱し、次いで脱塩処理することを特徴とする非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法。
[2]前記[1]の方法により製造された非晶質アルミニウムケイ酸塩であって、29Si固体NMRスペクトルにおいて、−78ppm、−87ppm、及び−92ppm付近にピークを有することを特徴とする非晶質アルミニウムケイ酸塩。
[3]前記[1]の方法により製造された非晶質アルミニウムケイ酸塩であって、細孔径分布曲線において2〜4nmと30〜80nmの二つの領域にピークを有することを特徴とする非晶質アルミニウムケイ酸塩。
[4]前記[2]あるいは[3]の非晶質アルミニウムケイ酸塩を有効成分とする吸着剤。
[5]前記[2]あるいは[3]の非晶質アルミニウムケイ酸塩を有効成分とするデシカント空調用吸着剤。
本発明においては、水ガラスと硫酸アルミニウムを試薬として用いることにより、中湿度領域において優れた吸着挙動を有する非晶質アルミニウムケイ酸塩を安価に提供することができるとともに、試薬に水ガラスを用いることにより、従来の製造方法に比べて高濃度での、非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造を可能にするものである。そして、本発明の方法により得られた非晶質ケイ酸アルミニウム塩は、高性能な水蒸気吸着性能を有し、特に、優れた性能を有するデシカント空調用吸着剤を提供することができる。
実施例1の粉末X線回折図形を示す図。 実施例1の透過型電子顕微鏡観察結果を示す写真。 実施例1の小角散乱による粒径解析結果を示す図。 実施例1および比較例のNMRスペクトルを示す図。 実施例1の窒素吸着による細孔直径分布曲線を示す図。 実施例2における、Si/Alモル比と水蒸気吸着性能の関係を示す図。 実施例3における、水酸化ナトリウム水溶液滴下後のpHと水蒸気吸着性能の関係を示す図。
次に、本発明について更に詳細に説明する。
非晶質アルミニウムケイ酸塩は、主な構成元素をケイ素(Si)、アルミニウム(Al)、酸素(O)及び水素(H)とし、多数のSi−O−Al結合で組み立てられた水和ケイ酸アルミニウムである。
本発明では、この非晶質アルミニウムケイ酸塩を、水ガラスと硫酸アルミニウム水溶液からなる溶液を混合し、ケイ素とアルミニウムの重合化そして加熱熟成後に脱塩処理を施すことにより製造することを特徴とするものである。
本発明では、合成により得られる非晶質アルミニウムケイ酸塩が、相対湿度5〜60%において20wt%以上の水蒸気を吸着する性能を有することが必要であるばかりでなく、従来公知のチューブ状アルミニウムケイ酸塩であるイモゴライトや非晶質イモゴライト、さらにはハスクレイやハスクレイ前駆体とは異なり、さらに安価な試薬から合成されることが必要である。
すなわち、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、従来のイモゴライトあるいはプロトイモゴライトさらにはハスクレイ及びハスクレイ前駆体合成時におけるSi源及びAl源となる試薬を、Si源についてはモノケイ酸であるオルトケイ酸ナトリウムから水ガラスに、Al源については塩化アルミニウムから硫酸アルミニウムに換えることにより、安価で且つ高濃度での製造が可能となることが判明したものであり、両試薬からなる出発溶液を混合し、この混合溶液を酸又はアルカリによりpH6〜9に調製した後、加熱し、次いで脱塩処理することにより、相対湿度5〜60%において優れた吸湿挙動を有する物質を提供しうる非晶質アルミニウムケイ酸塩が得られる。
水ガラスと硫酸アルミニウム水溶液を上記の所定の範囲になるように混合するために、ガラスを純水にて希釈させ、硫酸アルミニウムについては純水に溶解させることにより、それぞれ所定の濃度の溶液を調製する。相対湿度が60%において優れた吸着挙動を示すには、ケイ素/アルミニウムモル比は0.70〜1.0となるように混合することが必要である。水ガラス中のケイ素の濃度は1〜2000mmol/Lで、硫酸アルミニウム水溶液中のアルミニウムの濃度は1〜2000mmol/Lであるが、好適な濃度としては1〜700mmol/Lのケイ素化合物溶液と、1〜1000mmol/Lのアルミニウム化合物溶液を混合することが好ましい。これらの比率及び濃度に基づいて、水ガラス溶液中に硫酸アルミニウム水溶液を混合し、酸又はアルカリにてpH6〜9に調製して、90〜110℃にて加熱した後、生成物を脱塩処理(洗浄)により、溶液中の共存イオンを取り除き、乾燥させた固形分が本目的の非晶質アルミニウムケイ酸塩である。
次に、本発明を実施例及び比較例に基づいて具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例によって何ら限定されるものではない。
(実施例1)
Si濃度が、0.8mol/Lになるように、純水で希釈した水ガラス溶液2000mLを調製した。また、これとは別に、硫酸アルミニウムを純水に溶解させ、Al濃度が0.94mol/Lの硫酸アルミニウム水溶液2000mLを調製した。次に、水ガラス溶液に硫酸アルミニウム水溶液を混合し、攪拌機にて撹拌した。このときのケイ素/アルミニウムモル比は0.85であった。更に、この混合溶液に、5N水酸化ナトリウム水溶液600mLを添加しpHを7とした。この溶液を室温下で30分攪拌した後、5Lの密閉容器に移し替え、恒温槽にて95℃で1日間加熱を行った。こうして非晶質アルミニウムケイ酸塩を含む水溶液を得た。冷却後、遠心分離により4回洗浄後、60℃で乾燥を行った。
(比較例)
比較例としては、上記特許文献5(特開2008−179533号公報)にて示された物質について、以下のように、本発明の製造方法に準拠して合成を行った。
Si濃度が、0.4mol/Lになるように、純水で希釈したオルトケイ酸ナトリウム水溶液2000mLを調製した。また、これとは別に、塩化アルミニウムを純水に溶解させ、Al濃度が0.47mol/Lの硫酸アルミニウム水溶液2000mLを調製した。次に、塩化アルミニウム水溶液にオルトケイ酸ナトリウム水溶液を混合し、攪拌機にて撹拌した。このときのケイ素/アルミニウム比モルは0.85であった。更に、この混合溶液に、5N水酸化ナトリウム水溶液20mLを添加しpHを7とした。この溶液を室温下で30分攪拌した後、5Lの密閉容器に移し替え、恒温槽にて95℃で1日間加熱を行った。こうして非晶質アルミニウムケイ酸塩を含む水溶液を得た。冷却後、遠心分離により4回洗浄後、60℃で乾燥を行った。
実施例1において加熱後に得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩を含む水溶液をろ過し、SiとAlについてICP発光分光分析を行った。その結果、ろ過後のろ液におけるケイ素/アルミニウムモル比は0.85であった。この結果から固相側のケイ素/アルミニウムモル比は0.85であると推測された。
さらに実施例1において生成物について、蛍光X線分析を行ったところ、ケイ素およびアルミニウム以外に、ナトリウムが2.0wt%、硫酸が1.9wt%含まれていた。
実施例1で得られた生成物については、粉末X線回折による物質の同定およびX線小角散乱による粒子径に関する測定を行った。
図1に、実施例1で得られた生成物の粉末X線回折図形を示す。図1に見られるように、2θ=27°と40°付近にブロードなピークが見られ、非晶質アルミニウムケイ酸塩に特徴的なピークが観察された。
この結果から実施例の物質は非晶質物質であることが確認された。
図2に、実施例1で得られた生成物について、透過型電子顕微鏡により観察した写真を示す。図2に示されるように、2〜3nmのサイズを有するリング状の粒子と、不規則な形を有する2〜10nmのサイズの粒子の2種類が観察された。
図3に、実施例1で得られた生成物からX線小角散乱によって得られたピークデータを、株式会社リガク社製解析ソフトNano−Solverを用いて解析した結果を示す。その結果、実施例1で得られた物質は、粒径分布が2.5nmと15nm付近にピークを有する物質であることが確認された。
透過型電子顕微鏡によって観察された2〜3nmのサイズを有するリング状の粒子は、X線小角散乱によって得られた2.5nmの粒子サイズに対応する。その一方、電子顕微鏡で観察された不規則な形を有する2〜10nmのサイズの粒子については、形状の不規則さとサイズが揃っていないことからX線小角散乱では明確なピークが現れなかったと推測される。またX線小角散乱において得られた15nm付近の粒径分布ピークは、2〜3nmのサイズを有するリング状の粒子と、不規則な形を有する2〜10nmのサイズの粒子の凝集による2次粒子のサイズであると推測される。
実施例1において得られた生成物、および比較例において得られた生成物の29Si固体NMRおよび27Al固体NMRによるスペクトルを図4に示す。
29Si固体NMRでは、比較例で得られた物質においては、ピークは、−78ppm及び−87ppm付近にピークが見られたが、実施例1で得られた物質において、ピークは、−78ppm及び−87ppmに加えて、さらに、−92ppm付近に見られた。
27Al固体NMRでは、どちらも6配位に由来する0ppmと4配位に由来する53ppm付近にピークが見られた。
実施例1において得られた生成物について窒素ガスによる吸着測定結果から比表面積を求めたところ、BET比表面積は520m/gの値を有していた。またt−プロット法による外部比表面積は272m/g、細孔内比表面積は244m/gであった。さらにBJH法による細孔直径分布曲線からは、図5に示すように2.9nmと54nmにピークトップを有する2つの山をもつ細孔直径分布曲線を示していた。
(実施例2)
本実施例では、実施例1の非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法において、Si/Alのモル比を0.6〜1.1の範囲にて条件を変えて、得られた生成物の評価を行った。
生成物の評価は、水蒸気吸着評価試験により行った。評価方法は、秤量瓶に約0.3gの試料を入れ、100℃で1時間乾燥させた際の重量を乾燥重量とし、その後25℃相対湿度60%における恒温恒湿槽に1時間入れ水蒸気を吸着させた後の吸着量から、水蒸気吸着率を求めた。
実施例2の結果を図6に示す。図6のようにSi/Alモル比が0.70〜1.0、好ましくは0.70〜0.95において、高い水蒸気吸着性能を有することが示された。
(実施例3)
本実施例では、実施例1の非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法において、水酸化ナトリウム水溶液添加後のpHにて、pH4〜10の範囲にて条件を変えて、得られた生成物の評価を行った。生成物の評価は、実施例2と同じである。
実施例3の結果を図7に示す。図7のように水酸化ナトリウム水溶液添加後のpHが6〜9において、高い水蒸気吸着性能を有することが示された。
(実施例4)
本実施例では、実施例1の非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法において、
水酸化ナトリウム水溶液の代わりに水酸化カリウム水溶液を用いて合成を行った。その結果、得られた生成物は実施例1と同等の水蒸気吸着性能を有していた。
本発明は、中湿度領域において高性能な吸着性を有する非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法に関するものであり、本発明の方法で得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩は、自律的調湿調節剤やデシカント空調用の除湿剤、有害汚染物質吸着剤、脱臭剤、さらには二酸化炭素やメタンなどのガス貯蔵剤を提供するものとして有用である。また、本発明は、上記特性を有する非晶質物質を、大量に、低コストでかつ容易に合成することを可能とするものである。
(比較例)
比較例としては、上記特許文献5(特開2008−179533号公報)にて示された物質について、以下のように、本発明の製造方法に準拠して合成を行った。
Si濃度が、0.4mol/Lになるように、純水で希釈したオルトケイ酸ナトリウム水溶液2000mLを調製した。また、これとは別に、塩化アルミニウムを純水に溶解させ、Al濃度が0.47mol/Lの塩化アルミニウム水溶液2000mLを調製した。次に、塩化アルミニウム水溶液にオルトケイ酸ナトリウム水溶液を混合し、攪拌機にて撹拌した。このときのケイ素/アルミニウム比モルは0.85であった。更に、この混合溶液に、5N水酸化ナトリウム水溶液20mLを添加しpHを7とした。この溶液を室温下で30分攪拌した後、5Lの密閉容器に移し替え、恒温槽にて95℃で1日間加熱を行った。こうして非晶質アルミニウムケイ酸塩を含む水溶液を得た。冷却後、遠心分離により4回洗浄後、60℃で乾燥を行った。

Claims (5)

  1. 水ガラスと硫酸アルミニウム水溶液をSi/Alモル比が0.70〜1.0となるように混合し、これに酸又はアルカリを添加してpH6〜9に調製した後、110℃以下で加熱し、次いで脱塩処理することを特徴とする非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法。
  2. 請求項1に記載の方法により製造された非晶質アルミニウムケイ酸塩であって、29Si固体NMRスペクトルにおいて、−78ppm、−87ppm、及び−92ppm付近にピークを有することを特徴とする非晶質アルミニウムケイ酸塩。
  3. 請求項1に記載の方法により製造された非晶質アルミニウムケイ酸塩であって、細孔径分布曲線において2〜4nmと30〜80nmの二つの領域にピークを有することを特徴とする非晶質アルミニウムケイ酸塩。
  4. 請求項2又は3に記載の非晶質アルミニウムケイ酸塩を有効成分とする吸着剤。
  5. 請求項2又は3に記載の非晶質アルミニウムケイ酸塩を有効成分とするデシカント空調用吸着剤。
JP2010527787A 2008-09-02 2009-09-02 非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤 Active JP4714931B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010527787A JP4714931B2 (ja) 2008-09-02 2009-09-02 非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008224574 2008-09-02
JP2008224574 2008-09-02
JP2010527787A JP4714931B2 (ja) 2008-09-02 2009-09-02 非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤
PCT/JP2009/065294 WO2010026975A1 (ja) 2008-09-02 2009-09-02 非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4714931B2 JP4714931B2 (ja) 2011-07-06
JPWO2010026975A1 true JPWO2010026975A1 (ja) 2012-02-02

Family

ID=41797141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010527787A Active JP4714931B2 (ja) 2008-09-02 2009-09-02 非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8202360B2 (ja)
EP (1) EP2322479A4 (ja)
JP (1) JP4714931B2 (ja)
CN (1) CN102131734B (ja)
WO (1) WO2010026975A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008129968A1 (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 大気圧以上の圧力に依存して吸着・脱離可能な二酸化炭素吸着剤
US8865020B2 (en) * 2007-12-27 2014-10-21 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Aluminum silicate complex and high-performance adsorbent comprising the same
JP5495054B2 (ja) * 2010-07-05 2014-05-21 独立行政法人産業技術総合研究所 アルミニウムケイ酸塩複合体の製造方法
JP5613519B2 (ja) * 2010-09-30 2014-10-22 水澤化学工業株式会社 シリカアルミナ系凝集粒子
US9782749B2 (en) 2011-03-11 2017-10-10 Hitachi Chemical Company, Ltd. Aluminum silicate, metal ion adsorbent, and method for producing same
JP5803016B2 (ja) * 2011-09-07 2015-11-04 富士化学株式会社 非晶質ケイ酸アルミニウムナトリウム及びその製造方法
JP6127464B2 (ja) * 2011-11-15 2017-05-17 日立化成株式会社 リチウムイオン二次電池用電解液
KR20140099876A (ko) * 2011-11-15 2014-08-13 히타치가세이가부시끼가이샤 리튬 이온 2차 전지용 재료 및 그 사용
JP6094163B2 (ja) * 2011-11-15 2017-03-15 日立化成株式会社 リチウムイオン二次電池用セパレータ
KR20150031228A (ko) * 2012-06-08 2015-03-23 교와 가가꾸고교 가부시키가이샤 규산알루미늄 및 그 제조 방법
US9951196B2 (en) 2012-10-24 2018-04-24 J.M. Huber Corporation Cationic polyoxometalate-coated alumina trihydrate dispersants
KR101767658B1 (ko) * 2014-10-20 2017-08-14 주식회사 엘지화학 다공성 알루미노실리케이트를 포함하는 진공 단열재용 심재와 이를 구비한 진공 단열재
JP6761999B2 (ja) * 2015-05-20 2020-09-30 国立研究開発法人産業技術総合研究所 非晶質アルミニウムケイ酸塩の造粒体に吸湿性の塩を担持させた水蒸気吸着材
JP6426213B2 (ja) * 2016-01-14 2018-11-21 国立研究開発法人産業技術総合研究所 非晶質アルミニウムケイ酸塩及びその製造方法
JP6866002B2 (ja) * 2017-09-22 2021-04-28 エルジー・ケム・リミテッド 優れた分散性を有するアルミノシリケートナノ粒子の製造方法、前記アルミノシリケートナノ粒子を含むゴム補強材およびこれを含むタイヤ用ゴム組成物
JP6485666B1 (ja) * 2018-09-28 2019-03-20 戸田工業株式会社 非晶質アルミノケイ酸塩粒子粉末及びその製造方法
CN109336122B (zh) * 2018-12-06 2023-02-28 中国矿业大学(北京) 一种硅酸铝的制备方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1574954A (en) * 1977-03-28 1980-09-10 Nat Res Dev Synthetic imogolite
JPS5973421A (ja) * 1982-10-18 1984-04-25 Toyo Soda Mfg Co Ltd L型ゼオライトの製造方法
JPS61257234A (ja) 1985-05-10 1986-11-14 Kao Corp 浄水剤
EP0355231B1 (en) * 1988-08-17 1995-02-08 Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha Heat-resistant catalyst carrier moldings and catalysts for combustion
JPH0275341A (ja) * 1988-09-12 1990-03-15 Tonen Corp 耐熱性触媒坦体成型体、及びそれからなる触媒
JP2881805B2 (ja) * 1988-12-08 1999-04-12 東ソー株式会社 結晶性アルミノシリケートの製造方法
JPH06102536B2 (ja) 1991-12-25 1994-12-14 工業技術院長 高生成率、高純度合成カオリナイトの製造法
JP3200623B2 (ja) * 1997-02-25 2001-08-20 経済産業省産業技術総合研究所長 中空球状ケイ酸塩クラスターの製造方法
JP3378515B2 (ja) 1998-10-29 2003-02-17 彰男 逸見 イモゴライトの製造方法
JP3146360B1 (ja) 1999-08-30 2001-03-12 工業技術院長 高濃度な無機溶液からのチューブ状アルミニウムケイ酸塩の合成法
JP3163360B1 (ja) 2000-02-09 2001-05-08 経済産業省産業技術総合研究所長 前駆体連続添加によるチューブ状アルミニウムケイ酸塩の高濃度合成法
JP3521225B2 (ja) 2000-10-10 2004-04-19 独立行政法人産業技術総合研究所 バッチ式加熱法における段階的前駆体添加によるチューブ状アルミニウムケイ酸塩の高濃度合成法
JP2003019435A (ja) 2001-07-10 2003-01-21 Daikin Ind Ltd 二酸化炭素吸着剤及び二酸化炭素除去装置
JP4113943B2 (ja) 2002-07-25 2008-07-09 独立行政法人産業技術総合研究所 非晶質アルミニウムケイ酸塩からなる管状構造体、その製造方法及びそれを用いた吸着剤
JP4161048B2 (ja) 2003-01-20 2008-10-08 独立行政法人産業技術総合研究所 有機官能基で表面修飾した中空球状ケイ酸塩クラスターの製造方法
JP4269050B2 (ja) 2003-05-21 2009-05-27 独立行政法人産業技術総合研究所 アルミニウムケイ酸塩の管状構造体の製造方法
JP4180991B2 (ja) 2003-07-25 2008-11-12 株式会社四国総合研究所 二酸化炭素の吸着方法
JP2006240956A (ja) 2005-03-07 2006-09-14 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 非晶質アルミニウムケイ酸塩、及び非晶質アルミニウムケイ酸塩を有する吸着剤、除湿ロータ及び空調装置
JP5130421B2 (ja) 2006-06-18 2013-01-30 雅英 田中 通信機能を有するデジタルカメラ
KR20080035150A (ko) 2006-10-18 2008-04-23 삼성전자주식회사 박막 트랜지스터 기판의 제조 방법
WO2008081605A1 (ja) * 2006-12-27 2008-07-10 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 中湿度領域において優れた吸放湿特性を有する非晶質アルミニウムケイ酸塩及び吸着剤
WO2008081606A1 (ja) * 2006-12-27 2008-07-10 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 高湿度領域において優れた吸着特性を有する非晶質アルミニウムケイ酸塩及びその製造方法
WO2008129968A1 (ja) 2007-04-13 2008-10-30 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 大気圧以上の圧力に依存して吸着・脱離可能な二酸化炭素吸着剤
US8865020B2 (en) * 2007-12-27 2014-10-21 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Aluminum silicate complex and high-performance adsorbent comprising the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP2322479A4 (en) 2013-07-03
US20110189070A1 (en) 2011-08-04
CN102131734A (zh) 2011-07-20
US8202360B2 (en) 2012-06-19
JP4714931B2 (ja) 2011-07-06
EP2322479A1 (en) 2011-05-18
WO2010026975A1 (ja) 2010-03-11
CN102131734B (zh) 2014-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4714931B2 (ja) 非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤
JP4576616B2 (ja) 中湿度領域において優れた水蒸気吸放湿特性を有する非晶質アルミニウムケイ酸塩
US8865020B2 (en) Aluminum silicate complex and high-performance adsorbent comprising the same
KR101907048B1 (ko) 알루미늄 규산염, 금속 이온 흡착제 및 이들의 제조 방법
KR102194141B1 (ko) 메조다공성 차바자이트 제올라이트 포함 이산화탄소 흡착제 및 그 제조 방법
JP4936394B2 (ja) 高湿度領域において優れた吸着特性を有する非晶質アルミニウムケイ酸塩及びその製造方法
Lahnafi et al. NaA zeolite-clay composite membrane formulation and its use as cost-effective water softener
JP6426213B2 (ja) 非晶質アルミニウムケイ酸塩及びその製造方法
JP5495054B2 (ja) アルミニウムケイ酸塩複合体の製造方法
JP5230109B2 (ja) 結晶性リン酸アルミニウム多孔質構造体およびその製造方法
JP2004059330A (ja) 非晶質アルミニウムケイ酸塩からなる管状構造体、その製造方法及びそれを用いた吸着剤
JP5213111B2 (ja) 水分子を規則的に配列させるアルミニウムケイ酸塩及びその合成方法
JP5354561B2 (ja) プロトイモゴライトとリン酸の複合化物からなる非晶質物質並びにそれを用いたデシカント空調用吸着剤及び結露防止剤
JP4631022B2 (ja) 新規アルミニウムケイ酸塩及びその合成方法
JP2015116532A (ja) 炭酸ガス分離回収組成物製造のための原料組成物及び該原料組成物から製造される炭酸ガス分離回収組成物
JP6656615B2 (ja) アルミニウムケイ酸塩複合体及びその製造方法
JP5283108B2 (ja) 湿度センサー感知用吸着剤および電子機器類用調湿剤
JP2006347866A (ja) メソポーラスシリカ
JP4538626B2 (ja) 微細孔を有するチューブ状アルミニウムケイ酸塩の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4714931

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250