JP2003019435A - 二酸化炭素吸着剤及び二酸化炭素除去装置 - Google Patents

二酸化炭素吸着剤及び二酸化炭素除去装置

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JP2003019435A
JP2003019435A JP2001208966A JP2001208966A JP2003019435A JP 2003019435 A JP2003019435 A JP 2003019435A JP 2001208966 A JP2001208966 A JP 2001208966A JP 2001208966 A JP2001208966 A JP 2001208966A JP 2003019435 A JP2003019435 A JP 2003019435A
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carbon dioxide
adsorption structure
adsorption
gas passage
gas
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JP2001208966A
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Kenkichi Kagawa
謙吉 香川
Kanji Mogi
完治 茂木
Toshio Tanaka
利夫 田中
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸着能力と脱離能力とを両立させた二酸化炭素
吸着剤及び二酸化炭素除去装置を提供する。 【解決手段】二酸化炭素吸着剤は、二酸化炭素を吸着及
び脱離するために、シリカ、アルミナ、酸化カルシウ
ム、酸化ナトリウム、酸化カリウム及び酸化鉄を含有し
ている。二酸化炭素除去装置(1)は、室内(2)の空気
が流入して流れる気体通路(11)と、二酸化炭素吸着剤
を備えると共に気体通路(11)の二酸化炭素を吸着除去
する吸着構造体(23)とを備えている。吸着構造体(2
3)から脱離した二酸化炭素を含む空気を室外(3)に導
く排出通路(30)を備えている。吸着構造体(23)を気
体通路(11)と排出通路(30)との間を回転する吸着ロ
ータに構成する。吸着構造体(23)を150℃に加熱す
る加熱手段(45)を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二酸化炭素吸着剤
及び二酸化炭素除去装置に関し、特に、二酸化炭素の吸
着性能及び脱離性能の向上対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】今日のビルや住宅では、省エネ化を図る
べく、室内が高気密、高断熱に維持されている結果、換
気を十分に行うことにより室内環境が悪化するのを防止
する必要がある。しかし、換気量を増大させると、高気
密、高断熱の効果を半減させることとなるために、二酸
化炭素吸着剤を使用した二酸化炭素除去装置を用いるこ
とがある。この二酸化炭素除去装置は、室内で発生する
二酸化炭素を上記吸着剤に吸着させると共に、吸着剤を
加熱することにより該吸着剤から脱離した二酸化炭素を
室外に排出させるようになっている。
【0003】例えば、二酸化炭素吸着剤として、シリカ
と炭酸リチウムとを混合して作られるリチウムシリケー
トが公知となっている。このリチウムシリケートは、二
酸化炭素の吸収能力が極めて高く、室温から700℃の
範囲内で二酸化炭素を吸収する材料である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
二酸化炭素吸着剤では、高温に加熱しないと、二酸化炭
素を脱離することができなかった。例えば、リチウムシ
リケートは、700℃以上にならないと二酸化炭素を放
出しない。つまり、吸着能力と脱離能力とは相反する性
質であるために、吸着能力を向上させると脱離しにくく
なるために、非常に高温まで加熱する必要が生じる。し
たがって、二酸化炭素の吸着能力を維持しつつ脱離能力
を向上させることが困難であるという問題があった。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、吸着能力と脱離能力とを両立させた二酸化炭素
吸着剤及び二酸化炭素除去装置を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、二酸化炭素吸
着剤が、少なくともシリカ、アルミナ、酸化カルシウ
ム、酸化ナトリウム、酸化カリウム及び酸化鉄を含有す
るようにしたものである。
【0007】具体的に、第1の解決手段は、二酸化炭素
を吸着すると共に該吸着した二酸化炭素の脱離可能な二
酸化炭素吸着剤を前提として、少なくともシリカ、アル
ミナ、酸化カルシウム、酸化ナトリウム、酸化カリウム
及び酸化鉄を含有して成る。
【0008】また、第2の解決手段は、上記第1の解決
手段において、シリカを60%〜70%、アルミナを5
%〜15%、酸化カルシウムを1%〜3%、酸化ナトリ
ウムを1%〜3%、酸化カリウムを1%〜3%、酸化鉄
を1%〜3%含有する。
【0009】また、第3の解決手段は、上記第1の解決
手段において、シリカを69.6%、アルミナを10.
8%、酸化カルシウムを2.04%、酸化ナトリウムを
2.17%、酸化カリウムを2.10%、酸化鉄を1.
78%含有する。
【0010】また、第4の解決手段は、二酸化炭素を含
む気体が室内(2)から流入して流れる気体通路(11)
と、該気体通路(11)の二酸化炭素を吸着除去する吸着
構造体(23)とを備え、該吸着構造体(23)により二酸
化炭素が吸着除去された気体を室内(2)に流出させる
気体処理装置を前提として、上記吸着構造体(23)から
脱離した二酸化炭素を含む気体を室外(3)に導く排出
通路(30)を備える一方、上記吸着構造体(23)は、上
記第1から第3の何れか1つの解決手段による二酸化炭
素吸着剤によって形成されると共に、上記気体通路(1
1)の吸着部(42)と排出通路(30)の脱離部(43)と
の間を回転する吸着ロータに構成され、上記脱離部(4
3)の吸着構造体(23)を加熱する加熱手段(45)が設
けられている。
【0011】また、第5の解決手段は、二酸化炭素を含
む気体が室内(2)から流入して流れる気体通路(11)
と、該気体通路(11)の二酸化炭素を吸着除去する吸着
構造体(23)とを備え、該吸着構造体(23)により二酸
化炭素が吸着除去された気体を室内(2)に流出させる
気体処理装置を前提として、上記吸着構造体(23)は、
上記第1から第3の何れか1つの解決手段による二酸化
炭素吸着剤によって形成される一方、上記吸着構造体
(23)を加熱して該吸着構造体(23)を再生するための
加熱手段(45)と、上記気体通路(11)における吸着構
造体(23)の流出側に連通し、上記加熱手段(45)によ
り加熱されて吸着構造体(23)から脱離した二酸化炭素
を含む気体を室外(3)に導く排出通路(30)と、上記
気体通路(11)における吸着構造体(23)の流出側にお
いて、気体通路(11)及び排出通路(30)の何れか一方
のみを遮断するように切換を行う切換手段(54)とを備
えている。
【0012】また、第6の解決手段は、上記第4又は第
5の解決手段において、加熱手段(45)は、吸着構造体
(23)を100℃以上且つ200℃以下に加熱する。
【0013】また、第7の解決手段は、上記第6の解決
手段において、加熱手段(45)は、吸着構造体(23)を
150℃に加熱する。
【0014】すなわち、上記第4の解決手段では、二酸
化炭素を含む気体が室内(2)から気体通路(11)に流
入し、気体通路(11)の吸着部(42)で吸着構造体(2
3)によって二酸化炭素が除去された気体が室内(2)に
流出する。一方、吸着構造体(23)は、回転して排出通
路(30)の脱離部(43)において加熱手段(45)によっ
て加熱される。吸着構造体(23)が加熱されると、該吸
着構造体(23)に吸着していた二酸化炭素が脱離する。
吸着構造体(23)から脱離した二酸化炭素は、排出通路
(30)を流れて室外(3)に導かれる。吸着構造体(2
3)が上記第1から第3の何れか1つの解決手段による
二酸化炭素吸着剤により形成されているために、二酸化
炭素は、室温で十分に吸着構造体(23)に吸着されると
共に、例えば、150℃程度の比較的低温でも容易に吸
着構造体(23)から脱離する。
【0015】また、上記第5の解決手段では、二酸化炭
素を含む気体が室内(2)から気体通路(11)に流入
し、吸着構造体(23)によって二酸化炭素が除去され
る。通常の運転時には、切換手段(54)が、排出通路
(30)を遮断するように切り換えられており、吸着構造
体(23)で二酸化炭素が除去された気体は、室内(2)
に流出する。一方、吸着構造体(23)を再生するときに
は、切換手段(54)が気体通路(11)を遮断させるよう
に切り換えられると共に、加熱手段(45)が吸着構造体
(23)を加熱する。吸着構造体(23)が加熱されると、
該吸着構造体(23)に吸着していた二酸化炭素が脱離す
る。吸着構造体(23)から脱離した二酸化炭素は、排出
通路(30)を流れて室外(3)に導かれる。吸着構造体
(23)が上記第1から第3の何れか1つの解決手段によ
る二酸化炭素吸着剤により形成されているために、二酸
化炭素は、室温で十分に吸着構造体(23)に吸着される
と共に、例えば、150℃程度の比較的低温でも容易に
吸着構造体(23)から脱離する。
【0016】また、上記第6の解決手段では、上記第4
又は第5の解決手段において、加熱手段(45)が吸着構
造体(23)を100℃以上且つ200℃以下に加熱す
る。吸着構造体(23)が上記第1から第3の何れか1つ
の解決手段による二酸化炭素吸着剤により形成されてい
るために、二酸化炭素が容易に吸着構造体(23)から脱
離する。
【0017】また、上記第7の解決手段では、上記第6
の解決手段において、加熱手段(45)が吸着構造体(2
3)を150℃に加熱する。吸着構造体(23)が上記第
1から第3の何れか1つの解決手段による二酸化炭素吸
着剤により形成されているために、二酸化炭素が容易に
吸着構造体(23)から脱離する。
【0018】
【発明の効果】従って、上記解決手段によれば、少なく
ともシリカ、アルミナ、酸化カルシウム、酸化ナトリウ
ム、酸化カリウム及び酸化鉄を含有するようにしたため
に、気体中の二酸化炭素を室温下で十分に吸着すると共
に、吸着した二酸化炭素を比較的低温に加熱した場合に
おいても十分に脱離することができる。この結果、二酸
化炭素の吸着能力と脱離能力とを両立させることができ
る。また、比較的低温で二酸化炭素を脱離することがで
きるために、脱離に要する加熱量を大幅に低減すること
ができる。
【0019】また、上記第2及び第3の解決手段によれ
ば、室温下で確実に二酸化炭素を吸着することができる
と共に、比較的低温で確実に二酸化炭素を脱離すること
ができる。
【0020】また、上記第4の解決手段によれば、吸着
構造体(23)を吸着ロータに構成するようにしたため
に、二酸化炭素の吸着及び脱離を同時にすることがで
き、効率的である。
【0021】また、上記第5の解決手段によれば、二酸
化炭素の吸着を行わないときに脱離を行うようにしたた
めに、吸着構造体(23)の構成を複雑にすることなく二
酸化炭素の吸着及び脱離を行うことができる。したがっ
て、吸着構造体(23)の構成が複雑化するのを防止する
ことができる。
【0022】また、上記第6の解決手段によれば、加熱
手段(45)が吸着構造体(23)を100℃以上且つ20
0℃以下に加熱するようにしために、吸着していた二酸
化炭素を確実に脱離させることができる。
【0023】また、上記第7の解決手段によれば、加熱
手段(45)が吸着構造体(23)を150℃に加熱するよ
うにしために、加熱量を抑えつつ吸着していた二酸化炭
素を確実に脱離させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0025】実施形態1は、図1に示すように、吸着構
造体(23)が吸着ロータに構成されて、室内(2)の空
気に含まれる二酸化炭素を吸着除去する二酸化炭素除去
装置(1)に本発明を適用したものである。二酸化炭素
除去装置(1)は、住宅の壁(4)を貫通し、室内(2)
と室外(3)とに跨って配置されている。吸着構造体(2
3)は、二酸化炭素吸着剤(以下、単に吸着剤とい
う。)を備えて構成されている。
【0026】上記二酸化炭素除去装置(1)は、ケーシ
ング(10)のほぼ中央を横方向に貫通する気体通路(1
1)が形成されている。気体通路(11)に隣接する上側
には、ケーシング(10)を横方向に貫通する排出通路
(30)が形成されている。
【0027】ケーシング(10)の一方の側面(14)に
は、室内(2)の空気を気体通路(11)に導入するため
の吸着吸込口(15)が形成されている。この側面(14)
における吸着吸込口(15)に隣接する上側には、排出通
路(30)の空気を室外(3)に排出するための排出吹出
口(32)が形成されている。上記側面(14)と対向する
もう一方の側面(16)には、気体通路(11)の空気を室
内(2)に流出させるための吸着吹出口(17)が形成さ
れている。この側面(16)における吸着吹出口(17)に
隣接する上側には、室外(3)の空気を排出通路(30)
に吸い込むための排出吸込口(31)が形成されている。
吸着吸込口(15)及び吸着吹出口(17)は、室内(2)
に開口し、排出吸込口(31)及び排出吹出口(32)は、
室外(3)に開口している。つまり、気体通路(11)
は、室内(2)の空気が流れるように構成され、排出通
路(30)は、吸着構造体(23)を通過した空気を室外
(3)に導くように構成されている。
【0028】上記吸着構造体(23)は、少なくともシリ
カ(SiO2)、アルミナ(Al2O3)、酸化カルシウム(Ca
O)、酸化ナトリウム(Na2O)、酸化カリウム(K2O)及
び酸化鉄(Fe2O3)を含有する吸着剤によって形成され
ている。吸着構造体(23)は、気体通路(11)と排出通
路(30)とを横断するように設けられている。吸着構造
体(23)の一部が気体通路(11)に位置して、気体通路
(11)の吸着部(42)が形成され、吸着構造体(23)の
一部が排出通路(30)に位置して、排出通路(30)の脱
離部(43)が形成されている。吸着構造体(23)は、駆
動モータ(44)が接続され、気体通路(11)の吸着部
(42)と排出通路(30)の脱離部(43)との間をゆっく
り回転するように構成されている。吸着構造体(23)
は、空気の流れ方向に沿って貫通する多数の通風口を有
するハニカム形状の基材表面に上記吸着剤を担持して構
成されている。
【0029】上記気体通路(11)は、吸着構造体(23)
の吸着吸込口(15)側に集塵フィルタ(12)が設けら
れ、吸着構造体(23)の吸着吹出口(17)側に送風機
(13)が設けられている。該送風機(13)は、吸い込ん
だ空気を吸着吹出口(17)を通して室内(2)に吹き出
すように構成されている。吸着吹出口(17)には、吹出
グリル(17a)が設けられている。
【0030】上記排出通路(30)は、吸着構造体(23)
の排出吸込口(31)側に加熱手段(45)が設けられ、吸
着構造体(23)の排出吹出口(32)側に送風機(33)が
設けられている。該加熱手段(45)は、脱離部(43)の
吸着構造体(23)を150℃に加熱するように構成され
ている。つまり、吸着構造体(23)を加熱することによ
り、吸着していた二酸化炭素を脱離させるようになって
いる。尚、脱離部(43)の吸着構造体(23)を150℃
以上に加熱するように加熱手段(45)を構成すれば、吸
着構造体(23)は、同様に十分な脱離能力を有すること
となる。
【0031】上記排出通路(30)は、排出吸込口(31)
に集塵フィルタ(31a)が設けられ、排出吹出口(32)
に吹出グリル(32a)が設けられている。集塵フィルタ
(31a)は、排出通路(30)における加熱手段(45)の
排出吸込口(31)側に配置されている。
【0032】−運転動作− 上記二酸化炭素除去装置(1)の運転動作について説明
する。二酸化炭素除去装置(1)が運転を開始すると、
気体通路(11)及び排出通路(30)の送風機(13,33)
が駆動すると共に、吸着構造体(23)がゆっくり回転す
る。
【0033】送風機(13)の駆動により、室内(2)か
ら気体通路(11)に二酸化炭素を含んだ空気が吸い込ま
れる。気体通路(11)に吸い込まれた空気は、集塵フィ
ルタ(12)で塵埃が捕捉された後、吸着部(42)を通過
する。吸着部(42)では、空気中の二酸化炭素が吸着構
造体(23)の表面に吸着されて除去される。二酸化炭素
が吸着除去された清浄空気は、送風機(13)によって吸
着吹出口(17)から室内(2)に吹き出される。
【0034】一方、排出通路(30)では、脱離部(43)
の吸着構造体(23)が加熱手段(45)により150℃に
加熱される一方、室外(3)の空気が、集塵フィルタ(3
1a)を通過して排出通路(30)に流入している。吸着構
造体(23)が150℃に加熱されることにより、脱離部
(43)では、吸着構造体(23)に吸着していた二酸化炭
素が脱離する。脱離部(43)では、このようにして吸着
構造体(23)の再生が行われる。
【0035】そして、脱離した二酸化炭素を含んだ空気
が、排出吹出口(32)から室外(3)に排出される。
【0036】−実施形態1の効果− 本実施形態1によれば、少なくともシリカ、アルミナ、
酸化カルシウム、酸化ナトリウム、酸化カリウム及び酸
化鉄を含む吸着剤で吸着構造体(23)を構成するように
したために、気体中の二酸化炭素を室温下で十分に吸着
すると共に、吸着した二酸化炭素を比較的低温に加熱し
た場合においても十分に脱離することができる。この結
果、二酸化炭素の吸着能力と脱離能力とを両立させるこ
とができる。また、比較的低温で二酸化炭素を脱離する
ことができるために、脱離に要する加熱量を大幅に低減
することができる。
【0037】また、吸着構造体(23)を吸着ロータに構
成するようにしたために、二酸化炭素の吸着及び脱離を
同時にすることができ、効率的である。
【0038】また、加熱手段(45)が吸着構造体(23)
を150℃に加熱するようにしために、加熱量を抑えつ
つ吸着していた二酸化炭素を確実に脱離させることがで
きる。
【0039】
【実施例】本実施例に係る吸着剤について、比較例と比
較しつつ説明する。本実施例に係る吸着剤は、図2に示
すように、シリカを69.6%、アルミナを10.8
%、酸化カルシウムを2.04%、酸化ナトリウムを
2.17%、酸化カリウムを2.10%、酸化鉄を1.
78%それぞれ含有している。
【0040】一方、比較例1に係る吸着剤は、シリカ、
アルミナ及び酸化ナトリウムを含有し、比較例2に係る
吸着剤は、シリカ、アルミナ、酸化ナトリウム及び酸化
マグネシウム(MgO)を含有し、比較例3に係る吸着剤
は、シリカ、アルミナ、酸化ナトリウム及び酸化セリウ
ム(CeO2)を含有している。
【0041】二酸化炭素吸着量を実施例及び比較例で比
較した結果を図3に示す。二酸化炭素吸着量は、室温下
(雰囲気温度25℃)で雰囲気の二酸化炭素濃度を20
00ppmとしたときの二酸化炭素濃度の変化量から導出
されている。
【0042】実施例に係る吸着剤は、二酸化炭素吸着量
が44mg/gであり、2.4mg/gである比較例1、11.
7mg/gである比較例2、及び10.8mg/gである比較例
3に比べて、二酸化炭素吸着量が格段に優れている。つ
まり、実施例に係る吸着剤は、室温下において比較例に
比べ、二酸化炭素の吸着能力が格段に優れている。尚、
比較例1は、比較例2及び3に比べても二酸化炭素の吸
着能力が劣っている。
【0043】図3には、更に、二酸化炭素脱離率を実施
例及び比較例で比較した結果を示している。二酸化炭素
脱離率は、二酸化炭素濃度を500ppmに調整して吸着
させた場合において、室温下における二酸化炭素濃度と
吸着剤が150℃(又は200℃)に加熱されたときの
二酸化炭素濃度との変化量から導出されている。
【0044】実施例に係る吸着剤は、150℃に加熱さ
れたときの二酸化炭素脱離率が99.5%であり、9
9.5%である比較例1と同程度であるが、65%であ
る比較例2、及び55%である比較例3に比べて、二酸
化炭素脱離率が格段に優れている。つまり、実施例に係
る吸着剤は、比較例2及び3に比べ、150℃における
二酸化炭素の脱離能力が格段に優れている。吸着能力と
脱離能力とは相反する能力であるために、比較例2及び
3のように、吸着能力を比較例1より向上させると脱離
能力が低下する。一方、比較例1のように、脱離能力を
比較例2及び3より向上させると吸着能力が低下する。
これに対し、実施例に係る吸着剤は、吸着能力及び脱離
能力を両立させた吸着剤と言える。
【0045】尚、200℃に加熱されたときの二酸化炭
素脱離率は、比較例2では、85%であり、比較例3で
は、80%となっており、これらは、150℃に加熱さ
れたときの実施例に係る吸着剤よりも二酸化炭素脱離率
が劣っている。
【0046】したがって、実施例に係る吸着剤のように
組成比を調整することにより、室温下で確実に二酸化炭
素を吸着することができると共に、150℃という比較
的低温で確実に二酸化炭素を脱離することができる。
【0047】
【発明の実施の形態2】図4に示すように、実施形態2
に係る二酸化炭素除去装置(1)は、通常運転の停止中
に吸着構造体(23)の再生を行うように構成されてい
る。
【0048】上記二酸化炭素除去装置(1)のケーシン
グ(10)は、箱形に形成されたケーシング本体(50)
と、該ケーシング本体(50)の上面に接続された室内管
(51)と、ケーシング本体(50)に接続された室外管
(52)とを備えている。ケーシング本体(50)の内部と
室内管(51)の内部とが連通されて、気体通路(11)に
形成されている。室外管(52)が住宅の壁(4)を貫通
して室外(3)まで延び、室外管(52)の内部が排出通
路(30)に形成されている。
【0049】上記気体通路(11)は、ケーシング本体
(50)の正面側の側面(14)に吸込口(15)が形成され
る一方、室内管(51)の一端に室内吹出口(17)が形成
されている。
【0050】上記気体通路(11)には、集塵フィルタ
(12)と加熱手段(45)と吸着構造体(23)と送風機
(13)とが設けられている。集塵フィルタ(12)は、吸
込口(15)に配置されて、気体通路(11)に吸い込まれ
る空気中の塵埃を捕捉するように構成されている。加熱
手段(45)は、気体通路(11)における集塵フィルタ
(12)の背面側に配置されている。加熱手段(45)は、
吸着構造体(23)を再生するためのものである。吸着構
造体(23)は、気体通路(11)を横断するように該気体
通路(11)における加熱手段(45)の背面側に配置され
ている。送風機(13)は、気体通路(11)における吸着
構造体(23)の背面側に配置されている。
【0051】上記加熱手段(45)は、二酸化炭素除去装
置(1)の通常運転時には駆動せず、二酸化炭素除去装
置(1)の停止中において、吸着構造体(23)を再生す
るときに駆動し、該吸着構造体(23)を150℃に加熱
するように構成されている。
【0052】上記吸着構造体(23)は、空気の流れ方向
に沿って貫通する多数の通風口を有するハニカム形状の
基材表面に吸着剤を担持して構成されている。該吸着剤
は、少なくともシリカ(SiO2)、アルミナ(Al2O3)、
酸化カルシウム(CaO)、酸化ナトリウム(Na2O)、酸
化カリウム(K2O)及び酸化鉄(Fe2O3)を含有してい
る。
【0053】上記送風機(13)は、遠心ファンにより構
成され、吸着構造体(23)を通過した空気を正面側から
吸い込むと共に上方に吹き出すように構成されている。
【0054】上記排出通路(30)は、一端が気体通路
(11)における送風機(13)の吹出側に連通され、他端
には室外吹出口(32)が形成されている。つまり、排出
通路(30)は、気体通路(11)における吸着構造体(2
3)の流出側に連通されている。
【0055】上記ケーシング(10)内には、切換手段で
ある切換バルブ(54)が設けられている。該切換バルブ
(54)は、ケーシング(10)内における送風機(13)の
吹出側に配置されている。つまり、切換バルブ(54)
は、気体通路(11)における吸着構造体(23)の流出側
に配置されている。切換バルブ(54)は、図4及び図5
に示すように、気体通路(11)及び排出通路(30)の何
れか一方のみを遮断するように切換を行うように構成さ
れている。つまり、切換バルブ(54)は、二酸化炭素除
去装置(1)の通常運転時には、排出通路(30)のみを
遮断して、送風機(13)から吹き出された空気を室内管
(51)に導く一方、二酸化炭素除去装置(1)の停止中
に吸着構造体(23)を再生させる時には、気体通路(1
1)のみを遮断して、送風機(13)から吹き出された空
気を室外管(52)に導くように構成されている。
【0056】−運転動作− 上記二酸化炭素除去装置(1)は、通常運転動作及び吸
着構造体(23)の再生動作を行う。まず、上記二酸化炭
素除去装置(1)の通常運転動作について説明する。通
常運転時には、図4に示すように、切換バルブ(54)が
排出通路(30)を遮断している。尚、通常運転時には、
加熱手段(45)は駆動されていない。
【0057】上記二酸化炭素除去装置(1)が通常運転
を開始すると、送風機(13)が駆動し、室内(2)の空
気が吸込口(15)から気体通路(11)に吸い込まれる。
この空気は、吸込口(15)の集塵フィルタ(12)により
塵埃が捕捉され、吸着構造体(23)を通過する。吸着構
造体(23)では、空気中の二酸化炭素が表面の吸着剤に
吸着されて除去される。二酸化炭素が吸着除去された清
浄空気は、送風機(13)に吸い込まれて上方に吹き出さ
れる。そして、室内管(51)を流れて室内(2)に流出
する。
【0058】次に、吸着構造体(23)の再生動作につい
て説明する。上記二酸化炭素除去装置(1)の停止中に
おいて、吸着構造体(23)を再生するときには、図5に
示すように、切換バルブ(54)が気体通路(11)を遮断
するように切り換わると共に、加熱手段(45)が吸着構
造体(23)を150℃に加熱する。そして、送風機(1
3)が低回転数で駆動される。
【0059】吸着構造体(23)が150℃に加熱される
ために、吸着剤に吸着していた二酸化炭素が脱離する。
吸着剤から脱離した二酸化炭素は、気体通路(11)に吸
い込まれた空気と共に送風機(13)に吸い込まれた後、
上方に吹き出されて室外管(52)を流れる。そして、こ
の二酸化炭素は、室外管(52)の室外吹出口(32)から
室外(3)に排出される。
【0060】−実施形態2の効果− 本実施形態2によれば、二酸化炭素の吸着を行わないと
きに脱離を行うようにしたために、吸着構造体(23)の
構成を複雑にすることなく二酸化炭素の吸着及び脱離を
行うことができる。したがって、吸着構造体(23)の構
成が複雑化するのを防止することができる。
【0061】その他の構成、作用及び効果は実施形態1
と同様である。
【0062】
【発明のその他の実施の形態】上記各実施形態につい
て、吸着剤は、シリカを60%〜70%含有し、アルミ
ナを5%〜15%含有し、酸化カルシウム、酸化ナトリ
ウム、酸化カリウム及び酸化鉄をそれぞれ1%〜3%含
有してもよい。このような組成比に構成することによ
り、室温下で確実に二酸化炭素を吸着することができる
と共に、比較的低温で確実に二酸化炭素を脱離すること
ができる。
【0063】また、上記各実施形態について、加熱手段
(45)は、吸着構造体(23)を100℃以上且つ200
℃以下に加熱するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る二酸化炭素除去装置の構成を
示す断面図である。
【図2】実施例及び比較例に係る二酸化炭素吸着剤の組
成比を示す図である。
【図3】実施例及び比較例に係る二酸化炭素吸着剤の吸
着量と脱離率とを示す図である。
【図4】実施形態2に係る二酸化炭素除去装置の構成を
示す断面図である。
【図5】実施形態2に係る二酸化炭素除去装置における
吸着構造体の再生時を示す図である。
【符号の説明】
(2) 室内 (3) 室外 (11) 気体通路 (23) 吸着構造体 (30) 排出通路 (42) 吸着部 (43) 脱離部 (45) 加熱手段 (54) 切換バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 利夫 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L053 BD02 4D012 BA01 CA03 CC02 CD01 CE03 CF08 CG01 4G066 AA13A AA13B AA17A AA17B AA20A AA20B AA22A AA22B AA27A AA27B BA01 CA35 DA03 GA06 GA32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二酸化炭素を吸着すると共に該吸着した
    二酸化炭素の脱離可能な二酸化炭素吸着剤であって、 少なくともシリカ、アルミナ、酸化カルシウム、酸化ナ
    トリウム、酸化カリウム及び酸化鉄を含有して成ること
    を特徴とする二酸化炭素吸着剤。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 シリカを60%〜70%、アルミナを5%〜15%、酸
    化カルシウムを1%〜3%、酸化ナトリウムを1%〜3
    %、酸化カリウムを1%〜3%、酸化鉄を1%〜3%含
    有することを特徴とする二酸化炭素吸着剤。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 シリカを69.6%、アルミナを10.8%、酸化カル
    シウムを2.04%、酸化ナトリウムを2.17%、酸
    化カリウムを2.10%、酸化鉄を1.78%含有する
    ことを特徴とする二酸化炭素吸着剤。
  4. 【請求項4】 二酸化炭素を含む気体が室内(2)から
    流入して流れる気体通路(11)と、該気体通路(11)の
    二酸化炭素を吸着除去する吸着構造体(23)とを備え、
    該吸着構造体(23)により二酸化炭素が吸着除去された
    気体を室内(2)に流出させる気体処理装置において、 上記吸着構造体(23)から脱離した二酸化炭素を含む気
    体を室外(3)に導く排出通路(30)を備える一方、 上記吸着構造体(23)は、請求項1から3の何れか1項
    記載の二酸化炭素吸着剤によって形成されると共に、上
    記気体通路(11)の吸着部(42)と排出通路(30)の脱
    離部(43)との間を回転する吸着ロータに構成され、 上記脱離部(43)の吸着構造体(23)を加熱する加熱手
    段(45)が設けられていることを特徴とする二酸化炭素
    除去装置。
  5. 【請求項5】 二酸化炭素を含む気体が室内(2)から
    流入して流れる気体通路(11)と、該気体通路(11)の
    二酸化炭素を吸着除去する吸着構造体(23)とを備え、
    該吸着構造体(23)により二酸化炭素が吸着除去された
    気体を室内(2)に流出させる気体処理装置において、 上記吸着構造体(23)は、請求項1から3の何れか1項
    記載の二酸化炭素吸着剤によって形成される一方、 上記吸着構造体(23)を加熱して該吸着構造体(23)を
    再生するための加熱手段(45)と、 上記気体通路(11)における吸着構造体(23)の流出側
    に連通し、上記加熱手段(45)により加熱されて吸着構
    造体(23)から脱離した二酸化炭素を含む気体を室外
    (3)に導く排出通路(30)と、 上記気体通路(11)における吸着構造体(23)の流出側
    において、気体通路(11)及び排出通路(30)の何れか
    一方のみを遮断するように切換を行う切換手段(54)と
    を備えていることを特徴とする二酸化炭素除去装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、 加熱手段(45)は、吸着構造体(23)を100℃以上且
    つ200℃以下に加熱することを特徴とする二酸化炭素
    除去装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 加熱手段(45)は、吸着構造体(23)を150℃に加熱
    することを特徴とする二酸化炭素除去装置。
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