JP4066984B2 - 酸素富化装置および空気調和装置 - Google Patents
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Description
(1)空気調和装置の概略構成
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置1の外観図である。
図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置1の室内ユニット2内及び室外ユニット3内の各機器の配置を示す図である。図3は、空気調和装置1の冷媒回路の概略構成図、加湿ユニット5の概略構成図及び酸素富化ユニット6の概略構成図である。
次に、加湿ユニット5の内部の構成について図2及び図3に基づいて説明する。
次に、酸素富化ユニット6の内部の構成について図2〜図5に基づいて説明する。ここで、図4は、酸素富化膜モジュール61の模式図である。また、図5は、真空ポンプ65と加湿ファン等配置空間SPとの位置関係を表す斜視図である。
次に、空気調和装置1の動作について、図2及び図3を用いて説明する。
まず、冷房運転について説明する。冷房運転時は、四路切換弁22が図2の実線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が室外熱交換器24のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が室外熱交換器24のガス側に接続された状態となっている。また、液閉鎖弁27、ガス閉鎖弁28及び電動膨張弁25は、開状態になっている。
以下、加湿運転を行う場合の加湿ユニット5の動作について説明する。
以下、加熱運転を行う場合の加湿ユニット5の動作について説明する。
以下、酸素富化運転を行う場合の酸素富化ユニット6の動作について説明する。酸素富化運転は、加湿ユニット5を加湿運転又は加熱運転と連動して行われる。このため、以下の説明では、加湿ファン54によって、加湿空気又は加熱空気が加湿空気供給流路58及び給気管8を介して室内ユニット2へ送出されている状態になっているものとする。
本実施形態の空気調和装置1には、以下のような特徴がある。
本実施形態の空気調和装置1では、減圧ポンプ65から伸びる酸素富化空気供給流路67がオプショナルユニット15内の加湿ファン等配置空間SPに導かれており、減圧ポンプ65から酸素富化空気供給流路67を介して加湿ファン等配置空間SPに排出される酸素富化空気は、加湿ファン54によって室内ユニット2に供給される。また、この空気調和装置1では、減圧ポンプ65が加湿ファン等配置空間SPよりも高い位置に配置され、酸素富化空気供給流路67が減圧ポンプ65から加湿ファン等配置空間SPに向かって下り勾配になるように配置される。さらに、この空気調和装置1では、酸素富化空気から結露水が生じた場合、その結露水は、ドレンパン91に溜められ、加湿ファン54の空気吸い込みによって生じる空気流れにより蒸発・乾燥されるとともに、加熱空気又は加湿空気とともに給気管8に送られて、室内ユニット2に供給される。このため、この空気調和装置1では、あぶく音の発生が防止され、安定した酸素濃度を有する酸素富化空気が室内に供給される。
本実施形態の空気調和装置1では、加湿ファン54が、酸素富化空気とともに加湿空気あるいは加熱空気を室内ユニット2に供給する。このため、この空気調和装置1では、室内の酸素富化を行うと同時に室内の加湿や給気換気を行うことができる。
本実施形態の空気調和装置1では、酸素富化膜モジュール61の1次側空間S1に供給される空気が、除湿空気である。このため、この空気調和装置1では、酸素富化空気供給流路67において酸素富化空気から結露水が生じるのを抑制することができる。また、例え、結露水が生じたとしてもその発生量を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
前記実施形態では、加湿ユニット及び酸素富化ユニットは、室外冷媒ユニットの上側に段積みに配置されているが、この配置に限定されるものではなく、例えば、室外冷媒ユニットの上側において、両ユニットを並べて配置してもよいし、両ユニットを室外冷媒ユニットとは別置きにしてもよい。
前記実施形態では、全ての除湿空気を酸素富化ユニットに供給しているが、除湿空気の一部だけを酸素富化ユニット6に供給して、残りの除湿空気を外部に排出するようにしてもよい。
前記実施形態では、酸素富化空気供給流路67の出口の下直方向にドレンパン91が配置されたが、加湿ファン等配置空間SPを構成する側壁に酸素富化空気供給流路67の出口を設け、その出口の下にドレンパン91を配置するようにしてもよい。このようにすれば、結露水は、側壁を伝ってドレンパン91に受けられるため、水の跳ね返り音などの発生を防止することができる。
前記実施形態では、加湿ファン等配置空間SPにドレンパン91が配置されたが、加湿ファン等配置空間SPの近傍に電装品などがない場合は、ドレンパン91を取り除いてもよい。
前記実施形態では、加湿ファン等配置空間SPにドレンパン91が配置されたが、ドレンパン91の代わりに排水口を設け、結露水を室外機3の外に排出するようにしてもよい。
前記実施形態では、酸素富化空気は加湿空気または加熱空気とともに室内ユニット2に供給されたが、吸湿ロータ51から加湿ファン等配置空間SPに至る加湿ユニット空気入口流路60に、制御弁を設け、酸素富化空気の供給と加湿空気または加熱空気の供給とを選択的に行うようにしてもよい。
前記実施形態に係る空気調和装置1に代えて、図6に示されるような空気調和装置101を採用してもよい。この空気調和装置101は、オプショナルユニット150の加湿ユニット105を除き、前記実施形態の空気調和装置1と同様の構成を有する。また、加湿ユニット105は、第1流路切換ダンパ95a、第2流路切換ダンパ95b、および屋外に通ずる室内空気排出路97が設けられることを除き、前記実施形態の加湿ユニット5と同様の構成を有する。したがって、ここでは、これらの構成部品等の機能等を中心として加湿ユニット105について説明する。
2 室内ユニット(室内機)
4 室外冷媒ユニット(室外機)
8 給気管(酸素等富化空気導入路)
15 オプショナルユニット(酸素富化装置)
51 吸湿ロータ(吸着剤)
54 加湿ファン(給気ファン)
60 加湿ユニット空気入口流路(外気導入路)
61 酸素富化膜モジュール
62 酸素富化ユニットケーシング
63 酸素富化膜
65 減圧ポンプ(真空ポンプ)
67 酸素富化空気供給流路(酸素等富化空気排出路)
91 ドレンパン
95a 第1流路切換ダンパ(流路切換機構)
95b 第2流路切換ダンパ(流路切換機構)
S1 1次側空間
S2 2次側空間
SP 加湿ファン等配置空間(給気ファン設置空間)
Claims (8)
- ケーシング(62)と、前記ケーシング内の空間を1次側空間(S1)と2次側空間(S2)とに分割するように前記ケーシング内に配置され空気に含まれる酸素および水分を選択的に透過させることが可能な酸素等富化膜(63)とを有する酸素富化膜モジュール(61)と、
前記1次側空間に供給される前記空気が前記2次側空間側に向かって前記酸素等富化膜を透過するように前記2次側空間を減圧して前記2次側空間において前記酸素および前記水分が富化された空気である第1酸素等富化空気を生成させるための減圧ポンプ(65)と、
酸素富化を行う対象となる空間である酸素富化対象空間へ前記第1酸素等富化空気を供給するための給気ファン(54)と、
前記第1酸素等富化空気を前記減圧ポンプから前記給気ファンが設置される空間である給気ファン設置空間(SP)に排出するための酸素等富化空気排出路(67)と、
屋外の空気である外気を前記給気ファン設置空間に導くための通路である外気導入通路(60)と、
を備え、
前記給気ファンは、前記第1酸素等富化空気と前記外気とが混合された空気である第2酸素等富化空気を前記酸素富化対象空間に供給することが可能である
酸素富化装置(15)。 - 前記減圧ポンプは、前記給気ファン設置空間よりも高い位置に配置され、
前記酸素等富化空気排出路は、前記減圧ポンプから前記給気ファン設置空間に向かって下り勾配になるように配置される、
請求項1に記載の酸素富化装置。 - 前記酸素等富化空気排出路は、前記第1酸素等富化空気から結露水が生成した場合において前記結露水が前記給気ファンの空気吸い込みによって生じる空気流れによって乾燥されるように前記給気ファン設置空間に接続される、
請求項1または2に記載の酸素富化装置。 - 前記給気ファン設置空間のうち前記給気ファンの空気吸い込みに起因して空気流れが生じる領域である空気流れ発生領域内に配置される、前記第1酸素等富化空気から生じる結露水を受けるためのドレンパン(91)をさらに備える、
請求項1から3のいずれかに記載の酸素富化装置。 - 前記外気を加湿して加湿外気を生成するための加湿手段をさらに備え、
前記給気ファンは、前記第1酸素等富化空気と前記加湿外気とが混合された空気である第3酸素等富化空気を前記酸素富化対象空間に供給することが可能である
請求項1から4のいずれかに記載の酸素富化装置。 - 前記給気ファンから吹き出される前記酸素等富化空気を前記酸素富化対象空間へと導くための酸素等富化空気導入路(8)と、
前記給気ファンにより前記酸素等富化空気を前記酸素等富化空気導入路を介して前記酸素富化対象空間へと供給する第1状態と、前記給気ファンにより前記酸素富化対象空間に存在する空気を前記酸素等富化空気導入路を介して屋外へ排出する第2状態とを切換可能である流路切換機構(95a,95b)と、
をさらに備える、
請求項1から5のいずれかに記載の酸素富化装置。 - 空気中の水分を吸着する吸湿剤(51)をさらに備え、
前記酸素富化膜モジュールの前記1次側空間に供給される前記空気は、前記吸湿剤により除湿された除湿空気である、
請求項1から6のいずれかに記載の酸素富化装置。 - 室内機(2)と、
室外機(4)と、
前記室外機に取り付けられる請求項1から7のいずれかに記載の酸素富化装置(15)と、
を備える空気調和装置(1)。
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