JP3047097B2 - 空気清浄装置 - Google Patents
空気清浄装置Info
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- JP3047097B2 JP3047097B2 JP8140882A JP14088296A JP3047097B2 JP 3047097 B2 JP3047097 B2 JP 3047097B2 JP 8140882 A JP8140882 A JP 8140882A JP 14088296 A JP14088296 A JP 14088296A JP 3047097 B2 JP3047097 B2 JP 3047097B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の汚染空気を
排出する換気装置と空気中の塵埃等を吸着する空気清浄
機の両方の機能を併せ持ち、この両機能を併用制御する
ことで高度な空気清浄を行うことを可能とする空気清浄
装置に関する。
排出する換気装置と空気中の塵埃等を吸着する空気清浄
機の両方の機能を併せ持ち、この両機能を併用制御する
ことで高度な空気清浄を行うことを可能とする空気清浄
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、室内の汚染空気を急速に排出した
り外気を室内に急速に取り入れたりするためには、壁面
等の通気口に配設される換気扇が多く用いられている。
り外気を室内に急速に取り入れたりするためには、壁面
等の通気口に配設される換気扇が多く用いられている。
【０００３】また、空気中に浮遊する塵埃や花粉等を吸
着して空気を清浄するために、フィルタや高電圧を利用
する空気清浄機が用いられている。
着して空気を清浄するために、フィルタや高電圧を利用
する空気清浄機が用いられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の換気扇
は、連続して使用すると室内温度の変動を招くという問
題を生じるとともに、外気中の塵埃、自動車の排気ガ
ス、アレルギーの原因となる花粉等をそのまま室内へ送
りこむという問題があった。さらに、現在の住宅は室内
の密閉度が極めて高いことから、単翼型と称される１つ
の通気口による１方向の排気では室内が負圧になり、充
分な換気を行うことができなかった。
は、連続して使用すると室内温度の変動を招くという問
題を生じるとともに、外気中の塵埃、自動車の排気ガ
ス、アレルギーの原因となる花粉等をそのまま室内へ送
りこむという問題があった。さらに、現在の住宅は室内
の密閉度が極めて高いことから、単翼型と称される１つ
の通気口による１方向の排気では室内が負圧になり、充
分な換気を行うことができなかった。
【０００５】また、従来の空気清浄機にあっては、フィ
ルタや高電圧を利用して空気中に浮遊する塵埃や花粉等
を吸着して空気を清浄することには優れているが、空気
中の汚染ガスについては吸収除去することができず、空
気を清浄する機能としては不充分であった。
ルタや高電圧を利用して空気中に浮遊する塵埃や花粉等
を吸着して空気を清浄することには優れているが、空気
中の汚染ガスについては吸収除去することができず、空
気を清浄する機能としては不充分であった。
【０００６】そこで、本発明の空気清浄装置にあって
は、室内の汚染空気を排出する換気装置と空気中の塵埃
等を吸着する空気清浄機の両方の機能を併せ持ち、この
両機能を併用制御することで各装置単独ではなし得なか
った、汚染ガスの排出と塵埃等の吸着除去を同時且つ効
率的に行う高度な空気清浄を可能とする同時に、部品の
共用化と施工の一元化により、換気装置と空気清浄機を
単独で両方導入するよりも大幅な導入コスト削減を図る
事ができる空気清浄装置を提供することを目的とする。
は、室内の汚染空気を排出する換気装置と空気中の塵埃
等を吸着する空気清浄機の両方の機能を併せ持ち、この
両機能を併用制御することで各装置単独ではなし得なか
った、汚染ガスの排出と塵埃等の吸着除去を同時且つ効
率的に行う高度な空気清浄を可能とする同時に、部品の
共用化と施工の一元化により、換気装置と空気清浄機を
単独で両方導入するよりも大幅な導入コスト削減を図る
事ができる空気清浄装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成すべ
く、本発明の空気清浄装置は、室内へ空気を送出する室
内吹出口と外部の空気を取り入れる外部吸入口とを第１
のファンと空気清浄機を介して接続する第１のダクト
と、室内の空気を取り入れる室内吸入口と室内空気を排
出する外部排出口とを第２のファンを介して接続する第
２のダクトと、前 記第１のダクトと第２のダクトが交差
する部分の中心でかつ前記第１のダクトと第２のダクト
が形成する平面と直交する方向に設けた回動軸に回転自
在に軸支されてなり、前記室内吹出口と外部吸入口及び
前記室内吸入口と外部排出口を連通させる換気モード並
びに前記室内吹出口と室内吸入口を連通させる内気循環
モードを切り換えることのできる切換弁と、室内空気中
の塵埃、汚染ガスを検知するセンサーと、このセンサー
の出力に応じて前記切換弁を駆動しかつ前記第１のファ
ン及び第２のファンを回転制御する制御部とからなり、
前記空気清浄機は前記室内吹出口と切換弁の間に配設さ
れ、さらに前記制御部は前記センサーの出力が制御部に
予め設定された設定値よりも大きい場合には前記切換弁
を切り換えて換気モードとし、また前記センサーの出力
が予め設定された設定値よりも小さい場合には前記切換
弁を切り換えて内気循環モードとし、さらに前記制御部
はセンサーの出力に応じて前記第１のファン及び第２の
ファンの回転数を自動的に制御することを特徴とするも
のである。
く、本発明の空気清浄装置は、室内へ空気を送出する室
内吹出口と外部の空気を取り入れる外部吸入口とを第１
のファンと空気清浄機を介して接続する第１のダクト
と、室内の空気を取り入れる室内吸入口と室内空気を排
出する外部排出口とを第２のファンを介して接続する第
２のダクトと、前 記第１のダクトと第２のダクトが交差
する部分の中心でかつ前記第１のダクトと第２のダクト
が形成する平面と直交する方向に設けた回動軸に回転自
在に軸支されてなり、前記室内吹出口と外部吸入口及び
前記室内吸入口と外部排出口を連通させる換気モード並
びに前記室内吹出口と室内吸入口を連通させる内気循環
モードを切り換えることのできる切換弁と、室内空気中
の塵埃、汚染ガスを検知するセンサーと、このセンサー
の出力に応じて前記切換弁を駆動しかつ前記第１のファ
ン及び第２のファンを回転制御する制御部とからなり、
前記空気清浄機は前記室内吹出口と切換弁の間に配設さ
れ、さらに前記制御部は前記センサーの出力が制御部に
予め設定された設定値よりも大きい場合には前記切換弁
を切り換えて換気モードとし、また前記センサーの出力
が予め設定された設定値よりも小さい場合には前記切換
弁を切り換えて内気循環モードとし、さらに前記制御部
はセンサーの出力に応じて前記第１のファン及び第２の
ファンの回転数を自動的に制御することを特徴とするも
のである。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の空気清浄装置を
示し、図中１は空気清浄装置、２は室内へ空気を送出す
る室内吹出口３と外部の空気を取り入れる外部吸入口４
とを第１のファン５と空気清浄機６を介して接続する第
１のダクト、７は室内の空気を取り入れる室内吸入口８
と室内空気を排出する外部排出口９とを第２のファン１
０を介して接続する第２のダクト、１１は第１のダクト
２と第２のダクト７との交差部分に配設され、室内吹出
口３と外部吸入口４及び室内吸入口８と外部排出口９を
連通させる換気モード並びに室内吹出口３と室内吸入口
８を連通させる内気循環モードを切り換えることのでき
る切換弁、１２1，１２2は室内吸入口８の内側に配設さ
れ室内空気の汚染度を検出する塵センサー及びガスセン
サー、１３は塵センサー１２1とガスセンサー１２2の出
力に応じて、切換弁１１の切り換え及び第１のファン５
と第２のファン１０の回転数を制御する制御部である。
尚、本実施例にあっては、塵センサー１２1とガスセン
サー１２2の２つのセンサーを配設しているが、これに
限定されることはなく、どちらか一方であってもよいも
のである。
示し、図中１は空気清浄装置、２は室内へ空気を送出す
る室内吹出口３と外部の空気を取り入れる外部吸入口４
とを第１のファン５と空気清浄機６を介して接続する第
１のダクト、７は室内の空気を取り入れる室内吸入口８
と室内空気を排出する外部排出口９とを第２のファン１
０を介して接続する第２のダクト、１１は第１のダクト
２と第２のダクト７との交差部分に配設され、室内吹出
口３と外部吸入口４及び室内吸入口８と外部排出口９を
連通させる換気モード並びに室内吹出口３と室内吸入口
８を連通させる内気循環モードを切り換えることのでき
る切換弁、１２1，１２2は室内吸入口８の内側に配設さ
れ室内空気の汚染度を検出する塵センサー及びガスセン
サー、１３は塵センサー１２1とガスセンサー１２2の出
力に応じて、切換弁１１の切り換え及び第１のファン５
と第２のファン１０の回転数を制御する制御部である。
尚、本実施例にあっては、塵センサー１２1とガスセン
サー１２2の２つのセンサーを配設しているが、これに
限定されることはなく、どちらか一方であってもよいも
のである。
【０００９】切換弁１１は、略球形に形成してなる第１
のダクト２と第２のダクト７との交差部分の中央で、か
つ第１のダクト２と第２のダクト７の形成する平面と直
交する方向に設けた回動軸１１ａに対して回動自在に軸
支される電動式ロータリー弁である。そして、切換弁１
１は制御部１３により回動され、図１のＡ−Ａ若しくは
Ｂ−Ｂの位置に切り換えられる。切換弁１１がＡ−Ａに
位置すると、室内吹出口３と外部吸入口４を連通させて
新鮮な外気を室内に取り入れつつ室内吸入口８と外部排
出口９を連通させて汚れた室内空気を外部に排出する換
気モードとなり、切換弁１１がＢ−Ｂに位置すると室内
吹出口３と室内吸入口８を連通させ室内の空気を循環し
つつ空気清浄機６で空気を清浄する内気循環モードとな
る。
のダクト２と第２のダクト７との交差部分の中央で、か
つ第１のダクト２と第２のダクト７の形成する平面と直
交する方向に設けた回動軸１１ａに対して回動自在に軸
支される電動式ロータリー弁である。そして、切換弁１
１は制御部１３により回動され、図１のＡ−Ａ若しくは
Ｂ−Ｂの位置に切り換えられる。切換弁１１がＡ−Ａに
位置すると、室内吹出口３と外部吸入口４を連通させて
新鮮な外気を室内に取り入れつつ室内吸入口８と外部排
出口９を連通させて汚れた室内空気を外部に排出する換
気モードとなり、切換弁１１がＢ−Ｂに位置すると室内
吹出口３と室内吸入口８を連通させ室内の空気を循環し
つつ空気清浄機６で空気を清浄する内気循環モードとな
る。
【００１０】このように本発明の切換弁１１にあって
は、換気モードと内気循環モードとを１つの電動式ロー
タリー弁を回転させて切り換えることから、複数のダン
パーを駆動してモード切換を行う従来の切換構造と比較
して極めて確実かつ簡易な構造とすることができ、また
その制御部１３による制御にあっても、ステッピングモ
ーター等により簡単に行うことができる。
は、換気モードと内気循環モードとを１つの電動式ロー
タリー弁を回転させて切り換えることから、複数のダン
パーを駆動してモード切換を行う従来の切換構造と比較
して極めて確実かつ簡易な構造とすることができ、また
その制御部１３による制御にあっても、ステッピングモ
ーター等により簡単に行うことができる。
【００１１】前記空気清浄機６は、フィルターで空気中
の塵埃を吸着する簡単な構造のものであってもよいが、
電極間に高電圧を印加し塵埃等を静電吸着しつつ電極間
の放電により発生するオゾンにより脱臭、殺菌機能を有
するものの方がより好適である。
の塵埃を吸着する簡単な構造のものであってもよいが、
電極間に高電圧を印加し塵埃等を静電吸着しつつ電極間
の放電により発生するオゾンにより脱臭、殺菌機能を有
するものの方がより好適である。
【００１２】上述した構成からなる本発明の空気清浄装
置１の動作の一例について説明する。まず、空気清浄装
置１の制御部１３において、塵センサー１２1とガスセ
ンサー１２2からの出力が増大、すなわち室内空気の汚
れがひどくなってきた場合に換気モードと内気循環モー
ドとを切り換えるしきい値を各センサー毎に設定する。
置１の動作の一例について説明する。まず、空気清浄装
置１の制御部１３において、塵センサー１２1とガスセ
ンサー１２2からの出力が増大、すなわち室内空気の汚
れがひどくなってきた場合に換気モードと内気循環モー
ドとを切り換えるしきい値を各センサー毎に設定する。
【００１３】このしきい値はセンサー毎に１つだけ設定
してもよいが、換気モードから内気循環モードへ、及び
内気循環モードから換気モードへの両方向についてそれ
ぞれ別個に設定してヒステリシスをもたせてもよい。す
なわち、内気循環モードから換気モードへと室内空気の
汚れがひどくなる傾向にあってはセンサー出力が多少小
さくても早めに換気モードへ切り換え、また換気モード
から内気循環モードへと空気が清浄される傾向にあって
はセンサー出力が多少大きくても早めに内気循環モード
へ切り換えるようにしてもよいものである。
してもよいが、換気モードから内気循環モードへ、及び
内気循環モードから換気モードへの両方向についてそれ
ぞれ別個に設定してヒステリシスをもたせてもよい。す
なわち、内気循環モードから換気モードへと室内空気の
汚れがひどくなる傾向にあってはセンサー出力が多少小
さくても早めに換気モードへ切り換え、また換気モード
から内気循環モードへと空気が清浄される傾向にあって
はセンサー出力が多少大きくても早めに内気循環モード
へ切り換えるようにしてもよいものである。
【００１４】始めに、室内空気が喫煙等で若干汚れてい
る状態では、制御部１３は切換弁１１をＢ−Ｂの位置に
固定し内気循環モードとする。この内気循環モードで
は、第１のファン５と第２のファン１０を静かに微弱回
転させて室内空気を室内吸入口８から取り入れ、これを
空気清浄機６で清浄して室内吹出口３から吹き出す。そ
して、室内空気が汚れて制御部１３に対する塵センサー
１２1若しくはガスセンサー１２2の出力が増大するのに
応じて、制御部１３は第１のファン５と第２のファン１
０の回転数を増大させてゆく。
る状態では、制御部１３は切換弁１１をＢ−Ｂの位置に
固定し内気循環モードとする。この内気循環モードで
は、第１のファン５と第２のファン１０を静かに微弱回
転させて室内空気を室内吸入口８から取り入れ、これを
空気清浄機６で清浄して室内吹出口３から吹き出す。そ
して、室内空気が汚れて制御部１３に対する塵センサー
１２1若しくはガスセンサー１２2の出力が増大するのに
応じて、制御部１３は第１のファン５と第２のファン１
０の回転数を増大させてゆく。
【００１５】さらに室内空気が汚れ、塵センサー１２1
若しくはガスセンサー１２2の出力が増大して前述した
しきい値を越えると、制御部１３は切換弁１１をＡ−Ａ
の位置に回転させて換気モードとする。この換気モード
では、第１のファン５が回転し外部吸入口４から取り入
れた新鮮な外気を空気清浄機６で清浄して室内吹出口３
から吹き出すとともに、第２のファン１０が回転し汚染
した室内空気を室内吸入口８から取り入れこれを外部排
出口９から排出するものである。
若しくはガスセンサー１２2の出力が増大して前述した
しきい値を越えると、制御部１３は切換弁１１をＡ−Ａ
の位置に回転させて換気モードとする。この換気モード
では、第１のファン５が回転し外部吸入口４から取り入
れた新鮮な外気を空気清浄機６で清浄して室内吹出口３
から吹き出すとともに、第２のファン１０が回転し汚染
した室内空気を室内吸入口８から取り入れこれを外部排
出口９から排出するものである。
【００１６】この換気モードでは、２つの通風路を用い
て汚染した室内空気を排出しつつ新鮮な外気の取り入れ
を行うことから、従来の単翼型の換気扇による１つの通
気口での排気で生じる室内の負圧現象が生じることな
く、効率的でスムースな換気を行うことができる。
て汚染した室内空気を排出しつつ新鮮な外気の取り入れ
を行うことから、従来の単翼型の換気扇による１つの通
気口での排気で生じる室内の負圧現象が生じることな
く、効率的でスムースな換気を行うことができる。
【００１７】つぎに、この効率的でスムースな換気によ
り室内空気が清浄され塵センサー１２1若しくはガスセ
ンサー１２2の出力が低減すると、制御部１３は第１の
ファン５と第２のファン１０の回転数を低下させ、さら
に塵センサー１２1若しくはガスセンサー１２2の出力が
前述したしきい値以下になると、制御部１３は切換弁１
１をＢ−Ｂの位置に回転させて内気循環モードとするも
のである。これにより、換気扇の如き連続して換気する
ことによる室内温度の変動を防いで高度な空気清浄を行
うことができるものである。
り室内空気が清浄され塵センサー１２1若しくはガスセ
ンサー１２2の出力が低減すると、制御部１３は第１の
ファン５と第２のファン１０の回転数を低下させ、さら
に塵センサー１２1若しくはガスセンサー１２2の出力が
前述したしきい値以下になると、制御部１３は切換弁１
１をＢ−Ｂの位置に回転させて内気循環モードとするも
のである。これにより、換気扇の如き連続して換気する
ことによる室内温度の変動を防いで高度な空気清浄を行
うことができるものである。
【００１８】また、本発明の空気清浄装置１にあって
は、室内吹出口３の上流に空気清浄機６を配置する構成
としたことで、内気循環モードで空気を清浄することは
勿論のこと、換気モードであっても取り入れた外気を空
気清浄機６に通して清浄することができ、これにより外
気中の塵埃、自動車の排気ガス、花粉等を除去すること
が可能となるものである。
は、室内吹出口３の上流に空気清浄機６を配置する構成
としたことで、内気循環モードで空気を清浄することは
勿論のこと、換気モードであっても取り入れた外気を空
気清浄機６に通して清浄することができ、これにより外
気中の塵埃、自動車の排気ガス、花粉等を除去すること
が可能となるものである。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の空気清浄装
置によれば、室内の汚染空気を排出しつつ新鮮な外気を
取り入れるる換気機能と空気中の塵埃等を吸着する空気
清浄機能の両方の機能を兼ね備え、室内空気中の塵埃、
汚染ガスを検知するセンサーの出力に応じてファンの回
転数を自動制御するとともに、制御部に予め設定された
設定値とセンサーの出力に応じて切換弁で換気モードと
内気循環モードを切り換えることで、２つの通風路を用
いて汚染した室内空気を排出しつつ新鮮な外気の取り入
れを行うことから、従来の単翼型の換気扇による１つの
通気口での排気で生じる室内の負圧現象が生じることな
く、効率的でスムースな換気を行うことができるととも
に、換気扇の如き連続して換気することによる室内温度
の変動を防いで高度な空気清浄を行うことができるもの
である。
置によれば、室内の汚染空気を排出しつつ新鮮な外気を
取り入れるる換気機能と空気中の塵埃等を吸着する空気
清浄機能の両方の機能を兼ね備え、室内空気中の塵埃、
汚染ガスを検知するセンサーの出力に応じてファンの回
転数を自動制御するとともに、制御部に予め設定された
設定値とセンサーの出力に応じて切換弁で換気モードと
内気循環モードを切り換えることで、２つの通風路を用
いて汚染した室内空気を排出しつつ新鮮な外気の取り入
れを行うことから、従来の単翼型の換気扇による１つの
通気口での排気で生じる室内の負圧現象が生じることな
く、効率的でスムースな換気を行うことができるととも
に、換気扇の如き連続して換気することによる室内温度
の変動を防いで高度な空気清浄を行うことができるもの
である。
【００２０】さらには、切換弁を第１のダクトと第２の
ダクトが交差する部分の中心でかつ前記第１のダクトと
第２のダクトが形成する平面と直交する方向に設けた回
動軸に回転自在に軸支させる構成としたことで、１つの
ロータリー弁を回転させて換気モードと内気循環モード
とを切り換えることができるから、複数のダンパーを駆
動してモード切換を行う従来の切換構造と比較して極め
て確実かつ簡易な構造とすることができるものである。
ダクトが交差する部分の中心でかつ前記第１のダクトと
第２のダクトが形成する平面と直交する方向に設けた回
動軸に回転自在に軸支させる構成としたことで、１つの
ロータリー弁を回転させて換気モードと内気循環モード
とを切り換えることができるから、複数のダンパーを駆
動してモード切換を行う従来の切換構造と比較して極め
て確実かつ簡易な構造とすることができるものである。
【図１】本発明の空気清浄装置を示す説明図である。
１ 空気清浄装置 ２ 第１のダクト ３ 室内吹出口 ４ 外部吸入口 ５ 第１のファン ６ 空気清浄機 ７ 第２のダクト ８ 室内吸入口 ９ 外部排出口 １０ 第２のファン １１ 切換弁 １１ａ 回動軸 １２1 塵センサー １２2 ガスセンサー １３ 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B01D 53/34 B01D 53/30 B01D 53/81 F24F 7/08
Claims (1)
- 【請求項１】 室内へ空気を送出する室内吹出口と外部
の空気を取り入れる外部吸入口とを第１のファンと空気
清浄機を介して接続する第１のダクトと、室内の空気を
取り入れる室内吸入口と室内空気を排出する外部排出口
とを第２のファンを介して接続する第２のダクトと、前
記第１のダクトと第２のダクトが交差する部分の中心で
かつ前記第１のダクトと第２のダクトが形成する平面と
直交する方向に設けた回動軸に回転自在に軸支されてな
り、前記室内吹出口と外部吸入口及び前記室内吸入口と
外部排出口を連通させる換気モード並びに前記室内吹出
口と室内吸入口を連通させる内気循環モードを切り換え
ることのできる切換弁と、室内空気中の塵埃、汚染ガス
を検知するセンサーと、このセンサーの出力に応じて前
記切換弁を駆動しかつ前記第１のファン及び第２のファ
ンを回転制御する制御部とからなり、前記空気清浄機は
前記室内吹出口と切換弁の間に配設され、さらに前記制
御部は前記センサーの出力が制御部に予め設定された設
定値よりも大きい場合には前記切換弁を切り換えて換気
モードとし、また前記センサーの出力が予め設定された
設定値よりも小さい場合には前記切換弁を切り換えて内
気循環モードとし、さらに前記制御部はセンサーの出力
に応じて前記第１のファン及び第２のファンの回転数を
自動的に制御することを特徴とする空気清浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140882A JP3047097B2 (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 空気清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140882A JP3047097B2 (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 空気清浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09299742A JPH09299742A (ja) | 1997-11-25 |
| JP3047097B2 true JP3047097B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=15278971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8140882A Expired - Fee Related JP3047097B2 (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 空気清浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3047097B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6214187B1 (en) | 1998-06-18 | 2001-04-10 | Mosaic Technologies | Denaturing gradient affinity electrophoresis and methods of use thereof |
| CN100520201C (zh) * | 2005-07-13 | 2009-07-29 | 陈守饿 | 空调房换气用空气净化器 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100577214B1 (ko) | 2004-01-28 | 2006-05-10 | 엘지전자 주식회사 | 환기겸용 공기청정기 |
| KR100577206B1 (ko) * | 2004-05-21 | 2006-05-10 | 엘지전자 주식회사 | 환기시스템 |
| JP6447397B2 (ja) * | 2015-07-13 | 2019-01-09 | 三菱電機株式会社 | 換気空気清浄装置 |
| JP2021014691A (ja) * | 2019-07-10 | 2021-02-12 | マイホームテクノ株式会社 | 家屋内空気浄化システム |
| CN110836423A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-02-25 | 广东洪裕智能制造研究院有限公司 | 一种绿色节能智能制造车间的设计技术 |
| CN114354296B (zh) * | 2022-01-19 | 2022-10-11 | 巢湖学院 | 一种室内有毒气体自动检测与净化换气装置 |
| CN115654600B (zh) * | 2022-09-21 | 2023-03-28 | 邹德君 | 一种手术室空气净化装置 |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP8140882A patent/JP3047097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN100520201C (zh) * | 2005-07-13 | 2009-07-29 | 陈守饿 | 空调房换气用空气净化器 |
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|---|---|
| JPH09299742A (ja) | 1997-11-25 |
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