JP3099270B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JP3099270B2
JP3099270B2 JP09317681A JP31768197A JP3099270B2 JP 3099270 B2 JP3099270 B2 JP 3099270B2 JP 09317681 A JP09317681 A JP 09317681A JP 31768197 A JP31768197 A JP 31768197A JP 3099270 B2 JP3099270 B2 JP 3099270B2
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洋 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中の塵埃等を
吸着する空気清浄装置と室内の汚染空気を排出する換気
装置との両方の機能を、スペース効率良く兼ね備えた高
機能でコンパクトな空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内の汚染空気を急速に排出した
り新鮮な外気を室内に急速に取り入れたりするために
は、壁面等の通気口に配設される換気扇が用いられてい
る。また、空気中に浮遊する塵埃や花粉等を吸着して空
気を清浄するために、フィルタや高電圧を利用する空気
清浄機が用いられている。
【0003】そして、この換気装置と空気清浄機の両方
の機能を併せ持ち、この両機能を併用制御することで各
装置単独ではなし得なかった、汚染空気の排出と塵埃等
の吸着除去を同時に且つ効率的に行うことのできる高機
能な空気清浄装置が各種案出されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た換気装置を備えた空気清浄装置は、ダクト等を用いて
取り入れた空気をダンパー等でその流れを複雑にコント
ロールすることから、装置が大型化することを余儀なく
されていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、換気機能を備え
た高機能な空気清浄装置を天井裏等の狭い空間であって
も充分設置することのできるべく工夫を凝らした空気清
浄装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成すべ
く、本発明の空気清浄装置は、箱体における一方の対向
部の一側部には室内の空気を取り入れる室内吸入口を連
設した第1のファンを設け、他側部には室内へ空気を送
出する室内吹出口を連設した第2のファンを設け、かつ
前記箱体内の空気流路には前記第1のファンと一定間隔
を置いて空気清浄手段を介在し、さらに前記空気流路に
おける前記箱体の他方の対向部の一側部には開閉自在な
第1の弁体を備えた外部の空気を取り入れる外部吸入口
を設け、他側部には開閉自在な第2の弁体を備えた室内
空気を排出する外部排出口を設けてなり、室内空気を清
浄する場合には前記第1の弁体と第2の弁体はそれぞれ
前記外部吸入口と外部排出口を閉じて前記室内吸入口か
ら取り入れた空気を室内吹出口から送出する空気清浄流
路を形成し、また換気する場合には前記第1の弁体と第
2の弁体は前記外部吸入口と外部排出口を開口するとと
もに前記第1の弁体と第2の弁体の開放端同志を当接さ
せて前記空気清浄流路を遮断し前記室内吸入口から取り
入れた空気を前記外部排出口へ、また前記外部吸入口か
ら取り入れた空気を前記空気清浄手段を通じて室内吹出
口から室内へ送出する換気流路を形成することを特徴と
するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の空気清浄装置を
示し、図中1は空気清浄装置、2は空気清浄装置1の外
装体である多少扁平な長方体形状からなる箱体、3はこ
の箱体2の長手方向である一方の対向部の一側部に形成
され室内の空気を取り入れる室内吸入口4を下端に設け
た第1のファン、5は箱体2の一方の対向部の他側部に
形成され室内に空気を送出する室内吹出口6を下端に設
けた第2のファン、7は第2のファン5に連設され電極
間に高電圧を印加し塵埃等を静電吸着する空気清浄手
段、8は第1のファン3と空気清浄手段7との間の空間
である長方体形状の空気流路、9は前記箱体2の短手方
向である他方の対向部の一側部に形成され外部の空気を
取り入れる外部吸入口、10は箱体2の他方の対向部の
他側部に配設され室内空気を排出する外部排出口であ
る。この外部吸入口9と外部排出口10は、いずれも図
示しないダクトにより外部に接続されている。11は、
空気清浄装置1が取り付けられる天井パネルである。
【0008】12は、外部吸入口9における第1のファ
ン3側の一辺に基端部を軸支され外部吸入口9を開閉す
る第1の弁体、13は外部排出口10における第2のフ
ァン5側の一辺に基端部を軸支され外部排出口10を開
閉する第2の弁体である。この第1の弁体12及び第2
の弁体13は、モータ等の図示しない駆動部材により空
気流路8中を水平に回動する。
【0009】図1にあっては、第1の弁体12と第2の
弁体13は、図示しない駆動部材により時計廻り方向に
回転付勢されて、それぞれ外部吸入口9と外部排出口1
0を閉じている。そして、第1のファン3により室内吸
入口4から取り入れられた室内の空気は、空気流路8を
通り抜け空気清浄手段7により清浄化されて第2のファ
ン5により室内吹出口6から室内へ送出される。すなわ
ち、図1は室内空気を循環させて清浄する空気清浄モー
ドを示している。この際、空気の流れる空気清浄流路と
しての空気流路8は、室内吸入口4から室内吹出口6ま
で直線的な最短距離でかつ断面積が一定であることか
ら、流路抵抗が少ない効率的な空気清浄を行うことがで
きる。
【0010】つぎに、第1の弁体12と第2の弁体13
が図示しない駆動部材により、図2に示す如く、反時計
廻り方向に回転付勢されると、第1の弁体12と第2の
弁体13はそれぞれ外部吸入口9と外部排出口10を開
口するとともに、前記空気流路8の略中央部においてそ
れぞれの開放端同志が当接し係合する。尚、特に図示し
ないが、空気流路8の略中央部に第1の弁体12と第2
の弁体13の開放端が相互に当接するストッパー部材を
設けてもよい。
【0011】この第1の弁体12と第2の弁体13の開
放端同志が当接係合することにより、第1のファン3か
ら第2のファン5へと通じる空気清浄流路としての空気
流路8は遮断され、第1のファン3から吸い込んだ室内
の空気は換気流路141を通り外部排出口10から外部
へ排出され、また外部吸入口9から取り入られた外部の
空気はもう一方の換気流路142を通り空気清浄手段7
を通じて第2のファン5により室内吹出口6から室内へ
送出される。すなわち、図2は室内の空気と外部の空気
を入れ替える換気モードを示している。この際、空気の
流れは換気流路141,142の2つに分かれるが、室内
吸入口4から外部排出口10への換気流路141は極め
て隣接してスムースな空気の流れが確保され、また外部
吸入口9から室内吹出口6への換気流路142も極めて
隣接してスムースな空気の流れが確保されるものであ
る。
【0012】このように本発明にあっては、2つの弁体
を開閉するだけで空気の流れが変わって換気モードと空
気清浄モードとを容易に切り換えることから、ダンパー
を駆動して空気の流れを複雑に切り換える従来の切換構
造と比較して極めて確実かつ簡易な構造とすることがで
きる。
【0013】尚、前記空気清浄手段7としては、電極間
に高電圧を印加し塵埃等を静電吸着しつつ電極間の放電
により発生するオゾンにより脱臭、殺菌機能を有するも
のについて説明したが、フィルターで空気中の塵埃を吸
着するより簡単な構造のものや、若しくはこれらを組み
合わせたものであってもよい。
【0014】上述した構成からなる本発明の空気清浄装
置1の動作の一例について説明する。始めに、室内空気
が若干汚れている状態では、第1の弁体9と第2の弁体
10がそれぞれ外部吸入口9と外部排出口10を閉口し
て空気清浄モードで運転する。この空気清浄モードで
は、第1のファン3が微弱回転して室内空気を室内吸入
口4から取り入れ、これを空気清浄手段7で清浄して第
2のファン5が同じく微弱回転して室内吹出口6から吹
き出す。この2つのファンの微弱回転によりきわめて静
かな空気清浄運転を行うことができる。そして、室内空
気の汚れが増大した場合には、第1のファン3と第2の
ファン5の回転数を増大させて空気清浄能力を増大させ
ることができる。
【0015】そして、さらに室内空気の汚れが増大した
り、空気清浄モードが一定時間経過した場合には、第1
の弁体9と第2の弁体10はそれぞれ外部吸入口9と外
部排出口10を開口して換気モードとする。この換気モ
ードでは、第1のファン3が室内吸入口4から取り込ん
だ室内の空気を外部排出口10から外部へ排出し、また
外部吸入口9から取り入れた外気を空気清浄手段7で清
浄して第2のファン5により室内吹出口6から送出す
る。
【0016】この換気モードでは、2つのファンのうち
一方の第1のファン3を用いて汚染した室内空気を排出
しつつ、同時に他方の第2のファン5を用いて新鮮な外
気の取り入れを行うことから、室内外の圧力差を生じる
ことがなく、すなわち単翼型の換気扇による1つの通気
口で排気する際に生じる室内の負圧現象が生じることな
く、効率的でスムースな換気を行うことができる。
【0017】また、本発明の空気清浄装置1にあって
は、室内吹出口6の直ぐ上流に空気清浄手段7を配置す
る構成としたことで、空気清浄モードで室内の空気を清
浄することは勿論のこと、換気モードであっても取り入
れた外気を空気清浄手段7に通して外気中の塵埃、自動
車の排気ガス、花粉等を確実に除去して清浄することが
できるものである。
【0018】このように本発明の空気清浄装置1にあっ
ては、空気清浄モードと換気モードとを2つの弁体を開
閉させるだけで容易に切り換えることができるととも
に、装置内では空気が最小限の流路を流れるだけで済み
流路抵抗も小さいことから、空気清浄効率及び換気効率
に優れるものであるとともに、装置内部にダクト等を配
設して空気の流れを複雑にコントロールする必要がない
ので、天井裏等の狭い空間でも充分設置可能なほど小型
化することができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の空気清浄装
置によれば、箱体における一方の対向部の一側部には室
内の空気を取り入れる室内吸入口を連設した第1のファ
ンを設け、他側部には室内へ空気を送出する室内吹出口
を連設した第2のファンを設け、かつ前記箱体内の空気
流路には前記第1のファンと一定間隔を置いて空気清浄
手段を介在し、さらに前記空気流路における前記箱体の
他方の対向部の一側部には開閉自在な第1の弁体を備え
た外部の空気を取り入れる外部吸入口を設け、他側部に
は開閉自在な第2の弁体を備えた室内空気を排出する外
部排出口を設けてなり、室内空気を清浄する場合には前
記第1の弁体と第2の弁体はそれぞれ前記外部吸入口と
外部排出口を閉じて前記室内吸入口から取り入れた空気
を室内吹出口から送出する空気清浄流路を形成し、また
換気する場合には前記第1の弁体と第2の弁体は前記外
部吸入口と外部排出口を開口するとともに前記第1の弁
体と第2の弁体の開放端同志を当接させて前記空気清浄
流路を遮断し前記室内吸入口から取り入れた空気を前記
外部排出口へ、また前記外部吸入口から取り入れた空気
を前記空気清浄手段を通じて室内吹出口から室内へ送出
する換気流路を形成することで、天井裏等の狭い空間で
も充分設置可能なほどスペース効率を向上させることが
でき、かつ空気清浄モードでは2つのファンを低回転さ
せて静かに室内の空気を清浄することができ、また2つ
のファンの回転数を増大させて空気清浄能力を増大させ
ることができるとともに、空気清浄モード及び換気モー
ドの何れにあっても空気が最短距離をスムースに流れる
ことから効率的な空気清浄及び換気を行うことができる
高機能でコンパクトな空気清浄装置が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄装置における空気清浄モード
を示す説明図である。
【図2】本発明の空気清浄装置における換気モードを示
す説明図である。
【符号の説明】 1 空気清浄装置 2 箱体 3 第1のファン 4 室内吸入口 5 第2のファン 6 室内吹出口 7 空気清浄手段 8 空気流路 9 外部吸入口 10 外部排出口 11 天井パネル 12 第1の弁体 13 第2の弁体 141 換気流路 142 換気流路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体における一方の対向部の一側部には
    室内の空気を取り入れる室内吸入口を連設した第1のフ
    ァンを設け、他側部には室内へ空気を送出する室内吹出
    口を連設した第2のファンを設け、かつ前記箱体内の空
    気流路には前記第1のファンと一定間隔を置いて空気清
    浄手段を介在し、さらに前記空気流路における前記箱体
    の他方の対向部の一側部には開閉自在な第1の弁体を備
    えた外部の空気を取り入れる外部吸入口を設け、他側部
    には開閉自在な第2の弁体を備えた室内空気を排出する
    外部排出口を設けてなり、室内空気を清浄する場合には
    前記第1の弁体と第2の弁体はそれぞれ前記外部吸入口
    と外部排出口を閉じて前記室内吸入口から取り入れた空
    気を室内吹出口から送出する空気清浄流路を形成し、ま
    た換気する場合には前記第1の弁体と第2の弁体は前記
    外部吸入口と外部排出口を開口するとともに前記第1の
    弁体と第2の弁体の開放端同志を当接させて前記空気清
    浄流路を遮断し前記室内吸入口から取り入れた空気を前
    記外部排出口へ、また前記外部吸入口から取り入れた空
    気を前記空気清浄手段を通じて室内吹出口から室内へ送
    出する換気流路を形成することを特徴とする空気清浄装
    置。
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