JPWO2009123204A1 - 監視システム - Google Patents

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Abstract

監視システムは、センター装置および複数の端末装置を含む。センター装置は、端末装置から第1の要求を受ければ、第1の応答を返送するように構成される。このとき、センター装置が、他の端末装置への要求を有していれば、センター装置は、当該他の端末装置を指定する指定情報を第1の応答に含める。第1の応答を受けた端末装置は、指定情報が第1の応答に含められていれば、指定情報を、対応する端末装置に転送する。その対応する端末装置は、指定情報を受ければ、センター装置に第2の要求を伝送する。これにより、センター装置は、前記他の端末装置への要求を、その端末装置に迅速に伝送することができる。

Description

本発明は、被監視装置(監視制御の対象である機器)を端末装置に設け、センター装置と端末装置との間で通信を行うことにより、センター装置において被監視装置の監視制御を行う監視システムに関するものである。
従来から、機器(被監視装置)の動作の監視や制御を行うために、センター装置と通信可能な端末装置に機器を設け、センター装置と端末装置との間で機器の監視や制御の情報を授受する監視システムが提供されている(たとえば、日本国特許出願公開番号2006−54832参照)。
この種の監視システムでは、センター装置が各端末装置に対してポーリングを行い、センター装置が機器の監視や制御の情報を端末装置から取得する構成が多く採用されている。
一方、センター装置と端末装置との間の端末装置の側にルータが存在してセンター装置から端末装置への通信が禁止されている場合のように、端末装置からセンター装置への要求(質問)に応答する形でしかセンター装置から端末装置への要求情報を通知することができない構成もある。
上述のように、センター装置が複数台の端末装置に対してポーリングを行うことによりセンター装置から端末装置への要求情報を与える構成や、端末装置からセンター装置への要求に対する応答によりセンター装置から端末装置への要求情報を与える構成では、通常は端末装置ごとに要求情報を受けることのできるタイミングが一定の送信時間間隔に定められている。つまり、各端末装置からセンター装置に監視情報を送信し、センター装置から各端末装置に制御情報を与えるタイミングが一定の送信時間間隔になっている。
したがって、センター装置において特定の端末装置に与える要求情報が発生しても、当該端末装置に次に要求情報を与えることのできるタイミングまで待たなければならず、要求情報の発生から実際に要求情報を送信するまでに時間遅延を生じる。
センター装置から端末装置への要求情報を与えるタイミングの時間遅延を小さくしようとすれば、上述の送信時間間隔を短くすることが考えられる。しかし、センター装置と通信する端末装置の台数が多くなると、各端末装置の持ち時間が短くなるから、通信速度の高速化が要求されるとともに、センター装置の処理負荷が増大するという問題が生じる。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、センター装置の処理負荷を増大させたり通信速度の高速化を行うことなく、センター装置での要求情報の発生から遅滞なく該当端末装置に要求情報を与えることができるようにした監視システムを提供することにある。
本発明の監視システムは、複数台の端末装置およびセンター装置を備える。複数台の端末装置は、被監視装置をめいめい備え、互いに通信できるように構成される。センター装置は、端末装置から規定されたタイムスケジュールで第1の要求を受ければ、端末装置に対する要求情報を含む第1の応答を返送することにより、端末装置に要求情報を伝送するように構成される。本発明の特徴において、センター装置は、いずれかの端末装置から第1の要求を受信したときに他の端末装置への要求情報を有すれば、当該他の端末装置を指定する指定情報を含む第1の応答を返送するように構成される指定応答手段を有する。複数台の端末装置の各々は、該指定情報がセンター装置からの第1の応答に含まれているときに当該他の端末装置に指定情報を転送するように構成される指定通知手段と、自己を指定する指定情報を受ければセンター装置に第2の要求を伝送するように構成される割込処理手段とを備える。
この発明では、タイムスケジュールとは異なるタイミングの割込処理を行うことができる。すなわち、センター装置の処理負荷を増大させたり通信速度の高速化を行うことなく、センター装置での要求情報の発生から遅滞なく該当端末装置に要求情報を与えることができる。また、端末装置では、センター装置に第1の要求を伝送し、第1の要求への第1の応答に応じた処理を行う通常の機能のほかには、指定情報に対応する処理を付加すればよく、割込処理を行う場合でもセンター装置との間の情報の送受信の手順を変更する必要がないから、センター装置および端末装置の処理手順の複雑化を防止できる。
一実施形態において、監視システムは、複数台の端末装置とセンター装置との間の該端末装置の側の通信経路に設けられるルータを備える。センター装置は、端末装置からの第1の要求に対する第1の応答に前記指定情報を含める場合に、該指定情報が伝送されるべき端末装置の範囲を、第1の要求を伝送した端末装置と同じルータの配下に制限するように構成される。この実施形態では、各端末装置は、同じルータの配下の端末装置との間でのみ通信可能であればよく、極端な時間遅れを生じることなく他の端末装置に情報を伝送することができる。また、端末装置間の通信はルータから外部に漏出することがなく、インターネットのような広域網を利用する場合に通信の秘匿性を高めるとともに、広域網のトラフィックの増加を抑制することができる。
一実施形態において、複数台の端末装置の各々は、同じルータの配下に存在する端末装置のローカル識別情報を保有するための識別情報保有手段を備える。前記指定応答手段は、前記端末装置への第1の応答に前記指定情報を含める場合には、該指定情報を、当該端末装置と同じルータの配下に存在する前記他の端末装置のローカル識別情報に関係付けるように構成される。前記指定通知手段は、前記センター装置からの第1の応答に他の端末装置のローカル識別情報が含まれていると、当該ローカル識別情報に関係付けられた指定情報を、当該ローカル識別情報を持つ端末装置に転送するように構成される。この実施形態では、端末装置への情報の通知が指示されたときにルータの配下の端末装置に宛てた情報か否かを容易に判断することができる。また、ローカル識別情報を端末装置の識別情報に用いると、各端末装置が他の端末装置の識別情報を持つ必要があるが、識別情報の種類は少ないから、識別情報を記憶するための記憶容量は少なくてよい。
一実施形態において、センター装置は、前記端末装置への第1の応答に、他の端末装置に対する第2の要求としての要求情報と、当該要求情報に関連付けられる当該他の端末装置のアドレス情報とを含めるように構成される要求応答手段を備える。複数台の端末装置の各々は、前記センター装置からの第1の応答に他の端末装置のアドレス情報が含まれていると、当該アドレス情報に関係付けられた第2の要求としての要求情報を、当該アドレス情報を持つ端末装置に転送するように構成される要求通知手段を備える。この実施形態では、指定情報をそのまま宛先に用いて他の端末装置に通知することができ、センター装置からの応答に対する端末装置での処理が簡単になる。また、アドレス情報を端末装置の識別情報に用いると、識別情報の種類は多くなるから、識別情報の記憶するために多くの記憶容量を必要とするが、センター装置で端末装置の識別情報を一元管理することができる利便性がある。
一実施形態において、センター装置に第1の要求を伝送するための、複数台の端末装置の各タイムスケジュールは、端末装置ごとに一定の送信時間間隔で設定され、且つセンター装置からの要求情報のより高い発生頻度を持つ端末装置の送信時間間隔がより短くされるように設定される。この実施形態では、センター装置は、要求情報のより高い発生頻度を持つ端末装置がより短い送信時間間隔で第1の要求を伝送することができるようにタイムスケジュールを設定することができる。それ故に、割込処理の頻度を低減させることができる。また、センター装置からの第1の応答を受けた端末装置は、多くの場合において他の端末装置に指定情報を通知せずに自身で要求情報に応じた処理をすることで、応答性を高めることになる上に、端末装置が他の端末装置に指定情報を通知することによる処理負荷の増加を抑制することができる。
一実施形態において、前記センター装置は、要求情報を伝送した履歴を端末装置ごとに記憶するための履歴記憶手段を備え、履歴記憶手段に記憶された履歴から各端末装置への要求情報の発生頻度が求められ、発生頻度の時間変化に伴って前記送信時間間隔が変更される。この実施形態では、センター装置は、各端末装置への要求情報の発生頻度を履歴から求めることができ、端末装置がセンター装置に第1の要求を伝送するための送信時間間隔を適正化することができる。
一実施形態において、前記センター装置は、スケジュール設定手段を有する。スケジュール設定手段は、(i)複数台の端末装置の各々との通信に基づいて複数台の端末装置の台数を求め、(ii)端末装置の台数に基づいてセンター装置の処理能力に応じた送信時間間隔になるように複数台の端末装置の各タイムスケジュールを決定し、そして(iii)複数台の端末装置の各々に対応するタイムスケジュールを伝送するように構成される。この実施形態では、端末装置がセンター装置の処理能力と端末装置の台数とに見合った送信時間間隔で第1の要求を伝送するから、端末装置の台数が増加してもセンター装置の処理負荷の極端な増加を抑制し、かつ各端末装置が質問を行う送信時間間隔が極端に長くなるのを防止することができる。
一実施形態において、センター装置に第1の要求を伝送するための、複数台の端末装置の各タイムスケジュールは、端末装置ごとに一定の送信時間間隔で設定される。センター装置は、自己の処理負荷を推定するように構成される負荷推定手段を有する。前記スケジュール設定手段は、負荷推定手段からより大きな処理負荷を得れば、複数台の端末装置の各送信時間間隔がより長くされるように複数台の端末装置の各タイムスケジュールを決定するように構成される。この実施形態では、センター装置での処理負荷が増加すると、端末装置の第1の要求の送信時間間隔を長くするから、センター装置の処理負荷の増加を抑制することができる。
一実施形態において、前記センター装置は、要求応答手段および応答選択手段を備える。要求応答手段は、複数台の端末装置のいずれかから第1の要求を受信したときに他の端末装置への第2の要求としての要求情報がある場合に当該他の端末装置への要求情報を含む第1の応答を返送するように構成される。応答選択手段は、第2の要求としての要求情報の種類に応じて前記指定応答手段と要求応答手段との一方を選択して端末装置への第1の応答を伝送するように構成される。複数台の端末装置の各々は、応答判別手段、要求通知手段および要求処理手段を備える。応答判別手段は、第1の要求に対する第1の応答に指定情報が含まれているか第2の要求としての要求情報が含まれているかを判別するように構成される。要求通知手段は、センター装置からの第1の応答に他の端末装置への第2の要求としての要求情報が含まれているときに当該他の端末装置に第2の要求としての要求情報を転送するように構成される。要求処理手段は、他の端末装置から第2の要求としての要求情報が転送されると該要求情報に対応する処理を行うように構成される。この実施形態では、他の端末装置への要求情報が通常の要求情報であれば、指定情報のみを第1の応答に含めることによってセンター装置からの第1の応答の情報量の増加を抑制することになる。しかも、端末装置は、第1の要求と第1の応答と自己への要求情報に対応する処理を行うことになるから、他の端末装置に第2の要求としての要求情報を転送する場合に比較して端末装置での処理負荷を軽減できる。一方、他の端末装置への要求情報が迅速な処理が求められる要求情報であれば、第2の要求としての要求情報を第1の応答に含めることで、センター装置への第1の要求と第1の応答とを繰り返すことなく、遅滞のない処理が可能になる。
一実施形態において、複数台の端末装置の各々は、第2の要求としての要求情報に対応する処理を行った後にその処理の完了を示す第2の応答をセンター装置に伝送する完了通知手段を備える。この実施形態では、センター装置は、第2の要求としての要求情報が該当する端末装置に到達したことの確認ができる。
一実施形態において、複数台の端末装置の各々は被監視装置を備える。
本発明の好ましい実施形態をさらに詳細に記述する。本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な記述および添付図面に関連して一層良く理解されるものである。
本発明の実施形態による監視システムの構成例を示す図である。 第1実施形態の動作説明図である。 第1実施形態に用いる端末装置の動作説明図である。 図4Aは第2実施形態に用いるセンター装置のブロック図、図4Bは第2実施形態に用いる端末装置のブロック図である。 第2実施形態に用いる端末装置の動作説明図である。
(第1実施形態)
以下に説明する実施形態の監視システム(例えば制御監視システム)では、図1に示すように、センター装置1と複数台(図示例は4台であるが、さらに多数台設けられる場合もある)の端末装置2a〜2dとが通信路Lc,Ldを介して通信するものとする。また、センター装置1と端末装置2a〜2dの各々とがサーバ・クライアント方式で通信を行うものとして説明する。センター装置1は、少なくとも1つのCPU、記憶装置およびプログラムを含むコンピュータ、通信機能(例えばIEEE 802.3等に準拠したネットワーク・インターフェース等の通信装置)およびタイマー等から構成され、各種手段(図4A参照)を有する。端末装置2a〜2dの各々は、組込みコンピュータ(少なくとも1つのCPUおよび記憶装置)を主構成として通信機能(例えばIEEE 802.3等に準拠したネットワーク・インターフェース等の通信装置)およびタイマー等を含み、各種手段(図4B参照)を有する。各端末装置2には、それぞれ監視および制御を行う複数台の機器3(被監視装置)が信号線Lsを介して接続される。このため、各端末装置2は、機器3と通信するための第2の通信装置(例えば、時分割多重伝送システム用の通信装置)を含む。機器3としては、たとえばそれぞれ識別情報を有した照明機器や計測機器を用いる。
端末装置2に機器3として照明機器を接続している場合には、信号線Lsを介して照明機器の識別情報を含む制御信号を伝送することにより各照明機器の点灯や消灯の制御が可能になり、また照明機器の点灯や消灯の状態を監視することが可能になる。一方、端末装置2に機器3として計測機器を接続している場合には、計測機器の識別情報を指定することにより特定の計測機器で計測した監視情報を取得することができる。
図示例では、端末装置2に複数台の機器3が接続されている例を示しているが、各端末装置2が1台の機器3に付設される構成を採用してもよい。たとえば、照明機器や計測機器のそれぞれに端末装置2の機能を付加してもよい。
通信路Lcはインターネットのような広域網を利用することを想定し、通信路Ldはローカルエリアネットワークを構成するものとする。したがって、両通信路Lc,Ldの間にはルータ4が設けられる。言い換えると、複数台の端末装置2a〜2dがルータ4の配下に設けられる。ただし、図2に示す構成例は一例であって、通信路Lc,Ldがローカルエリアネットワークを構成するような場合には、ルータ4を省略することができる。
図1に示す通信ネットワークを構築した後、センター装置1と端末装置2a〜2dとがそれぞれを認識して通信可能とするために以下の初期処理が行われる。初期処理では、まず、端末装置2a〜2dの各々がセンター装置1に対して自己の識別情報(端末装置2a〜2dの各々には少なくともIPアドレスによるアドレス情報が識別情報として付与されるが、同じルータ4の配下において独自の識別情報としてローカル識別情報(例えばローカルIPアドレス又はMACアドレス等)も付与される)を通知する(伝送する)。ローカル識別情報は、ルータ4の配下でのみ有効になる識別情報である。
ところで、本実施形態では、センター装置1が端末装置2a〜2dの各々に対するポーリングを行うのではなく、端末装置2a〜2dの各々がセンター装置1に質問(第1の要求)を伝送し、その質問に対する応答(第1の応答)によってセンター装置1から端末装置2a〜2dの各々に対する要求情報を伝送する構成を採用している(図2参照)。すべての端末装置2a〜2dからセンター装置1への質問が一巡する時間は固定的に設定されており、ここでは、一巡の時間を1分間に設定しているものとする。初期処理時には、端末装置2a〜2dの各々がセンター装置1に質問を行う時刻は定められていないが、上述した一巡の時間で周期的にセンター装置1に対する通信を行う。
センター装置1は、端末装置2a〜2dからの各識別情報から、通信相手となる端末装置2a〜2dの台数を得ることができる。それ故に、装置1は、センター装置1の処理能力に応じた受信時間間隔になるように端末装置2a〜2dの台数に応じた処理負荷の増減を考慮して、センター装置1が端末装置2a〜2dの各々からの質問を受信する受信時間間隔を決定し、さらに、各受信時間間隔に基づいて端末装置ごとの質問(第1の要求)のタイムスケジュールを決定する。タイムスケジュールの設定は、スケジュール設定手段11(図4A参照)において行う。タイムスケジュールを決定する方法については後述する。
端末装置2a〜2dは、初期処理が完了するまで、上述した一巡の時間の間に自己の識別情報をセンター装置1に順次伝送する。センター装置1では、識別情報を受信した時に、質問のタイムスケジュールが決定していれば、スケジュール設定手段11が識別情報の受信に対する応答(第1の応答)として端末装置2a〜2dの各々にタイムスケジュールを通知する。このとき同時に、センター装置1が計時している現在時刻を端末装置2a〜2dの各々に配信する。つまり、センター装置1と端末装置2a〜2dの各々との時刻同期がなされる。このようにしてタイムスケジュールを受信し、センター装置1との時刻同期がなされた端末装置2a〜2dは、初期処理を順次完了する。
本実施形態では、4台の端末装置2a〜2dを設けており一巡の時間を1分間としているから、センター装置1において質問を受信する受信時間間隔は15秒に定めることができる。そこで、端末装置2a〜2dに対して、それぞれ毎分の0秒、15秒、30秒および45秒のタイミングで質問を行うように、タイムスケジュールを設定する。なお、受信時間間隔を均等にしていることにより、質問に用いるパケットを端末装置2a〜2dが接続されていることを確認するための生存確認パケットに兼用することができる。
上述のようにして、端末装置2a〜2dの各々においてセンター装置1との通信のための初期処理が完了すると、次に、端末装置2a〜2dが互いに通信するために互いの識別情報(IPアドレスまたはローカル識別情報)を収集し、識別情報保有手段20(図4B参照)に登録する。この処理は、端末装置2a〜2dの各々が生存確認パケットを相互に送受信することにより行うことができる。
ここに、端末装置2a〜2dの各識別情報を、グローバルIPアドレスのような広域網で用いるアドレス情報とすれば、センター装置1において識別情報を記憶するための記憶容量が大きくなるが、センター装置1で端末装置の識別情報を一元管理することができるとともに、端末装置2a〜2dを直接指定して要求情報(指定情報)を通知することができる。
一方、端末装置2a〜2dの各識別情報を、ルータ4の配下でのみ用いられるローカル識別情報とすれば、端末装置2a〜2dの各々が他の端末装置2a〜2dの識別情報を識別情報保有手段20に登録する必要があるが、識別情報の種類は少ないから、識別情報を記憶するための記憶容量は少なくなる。また、一般にローカル識別情報はIPアドレスのようなアドレス情報よりも情報量を低減できるから(ビット数が少ないから)、トラフィックの軽減にもつながる。
上述した準備が完了した上で、センター装置1と端末装置2a〜2dの各々との間において、端末装置2a〜2dが、上述のタイムスケジュールに従ってセンター装置1に対して循環的に通信を行う。すなわち、端末装置2a〜2dの各々は、図3に示すように、タイムスケジュールで定められた質問時刻になると(S1:yes)、図2に(1)で示すように、センター装置1に質問(第1の要求)を伝送する(S2)。この動作では、端末装置2a〜2dの各々からセンター装置1に対して通信を開始しているから、ルータ4を超えて通信することができる。
次に、センター装置1は質問に対する応答(第1の応答)を返送する(図2の(2))。応答の返送時に要求情報が発生しているときには、質問を行った端末装置(2a〜2dのいずれか)に対して要求情報を含む応答(第1の応答)を返送する。センター装置1は指定応答手段15(図4A参照)を備え、指定応答手段15は、端末装置2a〜2dの各々への応答の際に、質問を伝送した端末装置への要求情報だけではなく、他の端末装置2a〜2dの少なくとも1つへの要求情報も発生しているときには、要求情報を与えるべき他の端末装置2a〜2dの少なくとも1つを指定する指定情報を応答(第1の応答)に含める。一方、応答の返送時に要求情報が発生していないときには要求情報のない空情報とする。
要求情報は、広域網の通信路Lcを介してセンター装置1と通信するクライアント装置からの遠隔操作により発生する場合、センター装置1内で定期的に発生する場合、端末装置2a〜2dから要求されることにより発生する場合などがある。以下の説明では、要求情報として機器3の制御を指示する要求情報を想定しているが、機器3の監視を指示する要求情報が発生する場合もある。
いま、端末装置2aが質問を伝送したものとし、センター装置1において質問を受信した時点で端末装置2aに与える要求情報と端末装置2cに与える要求情報とが発生しているものとする。この場合、質問を伝送した端末装置2aへの応答には、端末装置2aへの要求情報と端末装置2cを指定する指定情報とが含まれる。
センター装置1からの応答(第1の応答)を受け取った端末装置2aは自己への要求情報が含まれているから(S3:yes)、この要求情報に対応する処理を行う(S4)。また、センター装置1からの応答には、他の端末装置2cを指定する指定情報も含まれているから(S5:yes)、図2の(3)のように、当該指定情報を、指定された他の端末装置2cに転送する(S6)。すなわち、端末装置2a〜2dにおける各指定通知手段22は、ステップS5,S6の処理により実現される。
端末装置2a〜2dの各々は、質問の時刻ではないときに(S1:no)、他の端末装置2a〜2dのいずれかから、自己を指定する指定情報を受信すれば(S7:yes)、図2の(4)のように、タイムスケジュールとは無関係にセンター装置1に質問(第2の要求)を伝送する(S2)。すなわち、端末装置2a〜2dにおける各割込処理手段24は、ステップS7,S2の処理により実現される。センター装置1では端末装置2a〜2dの各々から質問(第2の要求)を受けることにより、この質問に対する応答(第2の応答)として端末装置(返送先)へ要求情報を返送する。すなわち、図2の例では端末装置2cが指定されているから、端末装置2cがセンター装置1に質問(第2の要求)を伝送し、図2の(5)のように、センター装置1は端末装置2cへの要求情報を含む応答(第2の応答)を返送する。
以上説明したように、端末装置2cがセンター装置1に質問を伝送して要求情報を取得した後に要求情報に対応する処理を行うから、図3から明らかなように、端末装置2a〜2dでは通常の処理に対してステップS5〜S7の処理を加えるだけで、センター装置1での要求情報の発生後に、タイムスケジュールによる端末装置2a〜2dからの質問(第1の要求)の機会を待たずに要求情報(第2の要求)を、対象とする端末装置2a〜2dに遅滞なく引き渡すことができるのである。
なお、端末装置2a〜2dへの要求情報が、機器3の状態監視である場合には、監視内容の返送を要求されることがある。この場合、各端末装置2a〜2dが個別に監視情報を返送すればよい。
たとえば、図2に示す例では、端末装置2aにおいて、要求情報(第1の応答)に対応する処理を行うとともに端末装置2cに対して指定情報を転送した後に、次の質問(第1の要求)のタイミングで監視情報をセンター装置1に通知すればよい。また、端末装置2cにおいても同様に、センター装置1からの応答(第2の応答)により受け取った要求情報に対応する処理を行った後に、次の質問(第1の要求)のタイミングで監視情報をセンター装置1に通知すればよい。監視情報の返送に緊急性を有する場合には、要求情報に対する処理の直後にセンター装置に監視情報を通知するようにしてもよい。
このように、センター装置1は、端末装置2a〜2dの少なくとも1つへの要求情報が発生したとき、どの端末装置2a〜2dからの質問(第1の要求)であるかにかかわらず、質問を伝送した端末装置2a〜2dに対する応答(第1の応答)に、該要求情報を通知すべき端末装置2a〜2dの少なくとも1つを指定する指定情報を含める。センター装置1からの応答(第1の応答)を受け取った端末装置は、指定された他の端末装置に、センター装置1での要求情報の存在を通知し、通知した端末装置にセンター装置1への質問(第2の要求)を伝送させる。それ故に、要求情報の発生後に要求情報に対応する処理を遅滞なく行わせることが可能になる。
ところで、センター装置1のスケジュール設定手段11において端末装置2a〜2dの各々が質問を伝送するタイムスケジュールを決めるには、上述したように、端末装置2a〜2dからの質問の各受信時間間隔が、センター装置1の処理能力に応じた受信時間間隔になるように端末装置2a〜2dの台数を考慮することがある。たとえば、センター装置1が1秒程度の受信時間間隔の質問に対応できる処理能力を有している場合には、上述のように1分程度の時間を一巡の時間として、一巡の時間を端末装置2a〜2dの台数で除した時間(4台の端末装置2a〜2dでは15秒)を用いる。
また、センター装置1に設けたCPUの負荷を計測し処理負荷を推定する(計算する)負荷推定手段12を設け、処理負荷が大きいほど端末装置2a〜2dの質問の各送信時間間隔を長くするようにしてもよい。すなわち、センター装置1の処理負荷が増大すれば、1秒程度の受信時間間隔では対応できない可能性がある。このような場合には、スケジュール設定手段11において、端末装置2a〜2dの各送信時間間隔を大きくすることにより、センター装置1の受信時間間隔も長くするようにタイムスケジュールを設定する。
また、センター装置1において端末装置ごとに要求情報(第1および第2の応答)を伝送した履歴を記憶する履歴記憶手段13を設けてもよい。また、履歴記憶手段13に記憶された履歴に基づいて履歴分析手段14で単位時間当たりの要求情報の発生頻度を求め(移動平均値などを用いる)、より高い発生頻度の端末装置に、より短い送信時間間隔のタイムスケジュールを設定してもよい。
たとえば、1日を午前、午後(昼間)、夜間などの時間帯に区分し、時間帯ごとに単位時間当たりの要求情報の発生頻度を求めてもよい。この場合、午前は端末装置2aの送信時間間隔を他の端末装置2b〜2dよりも短くし、午後(昼間)は端末装置2bの送信時間間隔を他の端末装置2a,2c,2dよりも短くし、夜間は端末装置2c,2dの送信時間間隔を他の端末装置2a,2bよりも短くするといったタイムスケジュールの設定が可能になる。1日の時間帯を区分するのは一例であって、曜日や季節によって区分することも可能である。
(第2実施形態)
第1実施形態では、端末装置2a〜2dの各質問(第1の要求)に対する応答(第1の応答)には、センター装置1に設けた指定応答手段15を通じて、指定情報を含めることができる。第2実施形態では、図4Aに示すように、指定情報だけではなく第2の要求としての要求情報も応答(第1の応答)に含めることができるように要求応答手段16が付加される。ここに、質問(第1の要求)を伝送した端末装置(2a〜2dのいずれか)に対する要求情報があれば、当該要求情報を応答(第1の応答)に含めるのはもちろんのことであるが、質問を伝送した端末装置ではない他の端末装置に対する第2の要求としての要求情報がある場合には、指定情報と要求情報(第2の要求)との一方のみが応答に含まれるように応答選択手段17で情報の種類を選択する。
一方、端末装置2a〜2dの各々には、応答(第1の応答)に含まれる自己に対する要求情報以外の情報が指定情報か要求情報(第2の要求)かを判別するための応答判別手段21が設けられる。応答判別手段21において他の端末装置への情報が含まれることが検出される。
当該情報が指定情報であれば第1実施形態と同様に、他の端末装置には指定通知手段22により指定情報が通知される。他の端末装置では指定情報を受信すると割込処理手段23によりタイムスケジュールに関係なくセンター装置1に質問(第2の要求)を伝送する。
一方、当該情報が要求情報(第2の要求)であるときには、他の端末装置には要求通知手段23により要求情報(第2の要求)が通知される。他の端末装置では要求情報(第2の要求)を受信すると要求処理手段25において要求情報(第2の要求)に対応する処理を行い、要求情報(第2の要求)に対応する処理が完了すると、完了通知手段26によりセンター装置1に対して完了通知を含む第2の応答を伝送する。
すなわち、図5に示すように、端末装置2a〜2dの各々は、タイムスケジュールで定められた質問の時刻になると(S1:yes)、センター装置1に質問(第1の要求)を伝送する(S2)。次に、センター装置1は質問に対する応答(第1の応答)を返送する。応答の返送時に要求情報が発生しているときには、質問を伝送した端末装置に対して要求情報を含む応答(第1の応答)を返送する。また、応答には必要に応じて他の端末装置への指定情報または要求情報(第2の要求)が含まれる。
センター装置1からの応答(第1の応答)を受け取った端末装置2a〜2dの各々では自己への要求情報が含まれていると(S3:yes)、この要求情報に対応する処理を行う(S4)。また、センター装置1からの応答(第1の応答)に、他の端末装置を指定する指定情報が含まれていると(S5:yes)、当該指定情報を指定された他の端末装置に通知する(S6)。さらに、センター装置1からの応答(第1の応答)に、他の端末装置への要求情報(第2の要求)が含まれていると(S7:yes)、当該要求情報(第2の要求)による動作が期待される他の端末装置に対して要求情報(第2の要求)を転送する(S8)。
端末装置2a〜2dの各々は、質問の時刻ではないときに(S1:no)、他の端末装置から指定情報が通知されると(S9:yes)、タイムスケジュールとは無関係にセンター装置1に質問(第2の要求)を伝送する(S2)。センター装置1では、端末装置から質問(第2の要求)を受けることにより、この質問に対する応答(第2の応答)として要求情報を返送する。
一方、質問の時刻ではないときに(S1:no)、他の端末装置から要求情報(第2の要求)が転送されると(S10:yes)、当該要求情報に対応する処理を行った後(S11)、センター装置1に対して該処理の完了の通知を含む応答(第2の応答)を送信する(S12)。センター装置1では完了通知を含む応答を受信することにより、要求情報(第2の要求)に対する応答を得ることができる。
ところで、センター装置1において指定情報と要求情報(第2の要求)とのどちらを応答(第1の応答)に含めるかは、端末装置2a〜2dの各々に要求する要求情報の種類により決定される。要求情報の種類としては、たとえば、緊急度を用いる。緊急度は、要求情報の種類によってあらかじめ定められており、要求情報が発生してから要求情報に従う動作を端末装置2a〜2dの各々に行わせるまでの時間が短い要求情報については、要求情報(第2の要求)を応答(第1の応答)に含めておくことにより、センター装置1に対する再度の質問を省略できることによる時間短縮が可能になる。
たとえば、機器3として避難経路の確保のための照明器具を用いる場合や、機器3として緊急時に鳴動させるサイレンを用いる場合のように、緊急度の高い機器3を動作させる場合には、要求情報の緊急度が高くなる。
一方、センター装置1に対する再度の質問により要求情報を取得すればよい場合には、応答(第1の応答)に指定情報を含めることによって、応答の情報量を少なくし、端末装置2a〜2dの各々での処理負荷の増加を抑制することができる。
ここにおいて、センター装置1から指定情報を含む応答(第1の応答)を伝送した後に、センター装置1での要求情報が変化し、同じ端末装置に対して緊急度の高い要求情報が発生した場合には、当該端末装置に対して、他の端末装置から受信した要求情報を優先的に処理させるようにすれば、常時は指定情報の通知により処理負荷の増加を抑制しながらも、緊急度の高い要求情報に対しては優先的に処理することが可能になる。他の構成および動作は第1実施形態と同様である。
本発明を幾つかの好ましい実施形態について記述したが、この発明の本来の精神および範囲を逸脱することなく、当業者によって様々な修正および変形が可能である。

Claims (12)

  1. 互いに通信できるように構成される複数台の端末装置と、
    端末装置から規定されたタイムスケジュールで第1の要求を受ければ、端末装置に対する要求情報を含む第1の応答を返送することにより、端末装置に要求情報を伝送するように構成されるセンター装置と
    を有する監視システムであって、
    センター装置は、いずれかの端末装置から第1の要求を受信したときに他の端末装置への要求情報を有すれば、当該他の端末装置を指定する指定情報を含む第1の応答を返送するように構成される指定応答手段を有し、
    複数台の端末装置の各々は、該指定情報がセンター装置からの第1の応答に含まれているときに当該他の端末装置に指定情報を転送するように構成される指定通知手段と、自己を指定する指定情報を受ければセンター装置に第2の要求を伝送するように構成される割込処理手段と
    を備える
    ことを特徴とする監視システム。
  2. 複数台の端末装置とセンター装置との間の該端末装置の側の通信経路に設けられるルータを備え、センター装置は、端末装置からの第1の要求に対する第1の応答に前記指定情報を含める場合に、該指定情報が伝送されるべき端末装置の範囲を、第1の要求を伝送した端末装置と同じルータの配下に制限するように構成されることを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  3. 複数台の端末装置の各々は、同じルータの配下に存在する端末装置のローカル識別情報を保有するための識別情報保有手段を備え、
    前記指定応答手段は、前記端末装置への第1の応答に前記指定情報を含める場合には、該指定情報を、当該端末装置と同じルータの配下に存在する前記他の端末装置のローカル識別情報に関係付けるように構成され、
    前記指定通知手段は、前記センター装置からの第1の応答に他の端末装置のローカル識別情報が含まれていると、当該ローカル識別情報に関係付けられた指定情報を、当該ローカル識別情報を持つ端末装置に転送するように構成される
    ことを特徴とする請求項2記載の監視システム。
  4. センター装置は、前記端末装置への第1の応答に、他の端末装置に対する第2の要求としての要求情報と、当該要求情報に関連付けられる当該他の端末装置のアドレス情報とを含めるように構成される要求応答手段を備え、
    複数台の端末装置の各々は、前記センター装置からの第1の応答に他の端末装置のアドレス情報が含まれていると、当該アドレス情報に関係付けられた第2の要求としての要求情報を、当該アドレス情報を持つ端末装置に転送するように構成される要求通知手段を備える
    ことを特徴とする請求項3記載の監視システム。
  5. センター装置に第1の要求を伝送するための、複数台の端末装置の各タイムスケジュールは、端末装置ごとに一定の送信時間間隔で設定され、且つセンター装置からの要求情報のより高い発生頻度を持つ端末装置の送信時間間隔がより短くされるように設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の監視システム。
  6. 前記センター装置は、要求情報を伝送した履歴を端末装置ごとに記憶するための履歴記憶手段を備え、履歴記憶手段に記憶された履歴から各端末装置への要求情報の発生頻度が求められ、発生頻度の時間変化に伴って前記送信時間間隔が変更されることを特徴とする請求項5記載の監視システム。
  7. 前記センター装置は、(i)複数台の端末装置の各々との通信に基づいて複数台の端末装置の台数を求め、(ii)端末装置の台数に基づいてセンター装置の処理能力に応じた送信時間間隔になるように複数台の端末装置の各タイムスケジュールを決定し、そして(iii)複数台の端末装置の各々に対応するタイムスケジュールを伝送するように構成されるスケジュール設定手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の監視システム。
  8. センター装置に第1の要求を伝送するための、複数台の端末装置の各タイムスケジュールは、端末装置ごとに一定の送信時間間隔で設定され、
    センター装置は、自己の処理負荷を推定するように構成される負荷推定手段を有し、
    前記スケジュール設定手段は、負荷推定手段からより大きな処理負荷を得れば、複数台の端末装置の各送信時間間隔がより長くされるように複数台の端末装置の各タイムスケジュールを決定するように構成される
    ことを特徴とする請求項7記載の監視システム。
  9. 前記センター装置は、
    複数台の端末装置のいずれかから第1の要求を受信したときに他の端末装置への第2の要求としての要求情報がある場合に当該他の端末装置への要求情報を含む第1の応答を返送するように構成される要求応答手段と、
    第2の要求としての要求情報の種類に応じて前記指定応答手段と要求応答手段との一方を選択して端末装置への第1の応答を伝送するように構成される応答選択手段と
    を備え、
    複数台の端末装置の各々は、
    第1の要求に対する第1の応答に指定情報が含まれているか第2の要求としての要求情報が含まれているかを判別するように構成される応答判別手段と、
    センター装置からの第1の応答に他の端末装置への第2の要求としての要求情報が含まれているときに当該他の端末装置に第2の要求としての要求情報を転送するように構成される要求通知手段と、
    他の端末装置から第2の要求としての要求情報が転送されると該要求情報に対応する処理を行うように構成される要求処理手段と
    を備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の監視システム。
  10. 複数台の端末装置の各々は、第2の要求としての要求情報に対応する処理を行った後にその処理の完了を示す第2の応答をセンター装置に伝送する完了通知手段を備えることを特徴とする請求項9記載の監視システム。
  11. 複数台の端末装置の各々は被監視装置を備えることを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  12. 請求項1記載の端末装置。
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