JPWO2008136076A1 - ミクロトーム用の替刃及びカール抑制板 - Google Patents

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Abstract

ミクロトーム用の替刃のカール抑制板は、替刃に対して重ね合わされる重合板部と、重合板部に対して連結されて切断方向に向けて配置されたガード機能を有するカール抑制板部とを備える。重合板部とカール抑制板部間には、重合板部に重ね合わされる替刃の刃先を露出するためのスリットが切断方向と交差するように重合板部の長手方向に沿って形成されている。この結果、試料から削り出された薄片のカールの抑制と手指等の損傷の防止とを行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに構成が簡単な替刃のカール抑制板を提供することができる。

Description

この発明は、ミクロトーム用の替刃及びカール抑制板に関するものである。
従来、主に病理学的試料を薄片状に切断して検鏡試片を得るための滑走式ミクロトームやロータリ式ミクロトームが知られている。滑走式ミクロトームは、替刃を保持する替刃ホルダをレールに対して平行に移動自在に配置した刃体移動機構と、試料を保持した試料ホルダを垂直方向に昇降自在に配置する機構とを備えている。そして、滑走式ミクロトームでは、刃体移動機構の替刃の移動軌跡上に、試料を突出させるように試料ホルダを作業者は手動で操作し、その後、刃体移動機構の替刃ホルダを手動で操作して、替刃の移動軌跡から上方に突出した試料の部分を替刃によって切断することにより、検鏡試片を得るようにしている。
又、一般にロータリ式のミクロトームでは、替刃ホルダが本体に固定されて配置されており、それに対して試料ホルダが垂直方向に移動自在に支持されている。そして、試料ホルダを垂直方向に移動させることによって試料を替刃ホルダの替刃により薄片状に切断するようにされている。
そして、作業者がミクロトームを操作中に手指等を損傷する事故を防止するために、替刃ホルダの周辺の刃先前方に安全ガードを配置するようにした構成が、特許文献1〜3により提案されている。
又、刃体と安全ガードとを一体化して、該安全ガードを刃体の刃先の前方に配置して、ミクロトームの操作中の安全対策を講じたものも特許文献4で提案されている。又、刃体の刃先前方にガイドローラを配置した構成の薄切片作成装置が、特許文献5で提案されている。
一方、ミクロトームで使用される試料は、例えばパラフィンで包まれた肝臓等の検体が、1〜3μmの厚さにミクロトームにより薄切りされて薄片が形成される。この薄片は木材をカンナで削る際に屑がカールするのと同様にカールする。作業者はこのカール状態の薄片をピンセットで摘んで、水槽内の水に浮かべることにより、薄片を伸展させなければならなかった。
この薄片を形成する際に、前記薄片に当接することにより薄片のカールを抑制するカール抑制部材が替刃の近傍に設けられたミクロトームが特許文献5〜7で提案されている。
ところが、特許文献1及び特許文献2の安全ガードは替刃ホルダの長手方向全長に亘って配置されるとともに、前記替刃ホルダに対して揺動自在に連結される構成となっている。このため、特許文献1及び特許文献2の安全ガードは安全ガード自体が大きくなる問題がある。
又、特許文献3の安全ガードは、替刃の試料を切削する部分を除いて、前記替刃の上面全体を覆うように配置されている。このため、特許文献3の安全ガードでは、安全ガード自体が大型化するだけでなく、試料を削る刃先の前方には、ガードするものがないため、この部分において、指先等を損傷する事故を防止することが難しい問題がある。
特許文献4の刃体と安全ガードを1つの金属材で一体化する構成では、刃先と安全ガードとの距離が短いため、刃体の刃付けに非常な困難性を伴い、生産性に不利である問題がある。
又、特許文献5〜7では、カール防止部材が刃体との間にわずかな間隙を形成するように配置され、前記刃体にて削り出された薄片がカール防止部材と刃体との前記間隙を通過して、カールが抑制された状態で刃体の後方に移動するようにされている。
このように構成された特許文献5〜7のカール防止部材は、薄片のカール防止のためと薄片が後方に移動できるように刃体の後方に向かって配置される。このため、刃体の刃先で切断される部分や、削り出された薄片の状態がカール防止部材にて覆われるため、削り出された薄片の状況が作業者とって掴みにくく視認が即座にできないという問題がある。即座に視認ができない場合、薄片の厚みの確認が遅れるため、薄片の厚みの調整作業が遅れる問題がある。
実用新案登録3033094号公報 特表2002−517715号公報 特開2003−130767号公報 米国特許出願公開第2006/0185490号明細書 特開昭51−134488号公報 実公昭63−4994号公報 特表平9−502516号公報
この発明の目的は、試料から削り出された薄片のカールの抑制と切削作業時や替刃交換時の手指等の損傷の防止とを行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに構成が簡単なミクロトーム用の替刃部材のカール抑制板を提供することにある。
又、この発明の他の目的は、試料から削り出された薄片のカールの抑制と手指等の損傷の防止とを行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに替刃交換を安全に行うことができ、構成が簡単なミクロトーム用の替刃を提供することにある。なお、替刃部材とは単に使い捨てに用いられる刃体のみならず、研ぎ直して使用される一本刀も含むものとする。
この発明の第1の態様にかかる替刃部材のカール抑制板においては、ミクロトーム用の替刃部材の刃先よりも前方に配置されるとともに、前記替刃部材により切削された薄片が当接することにより該薄片のカールを抑制し、かつ、作業者の手指の損傷を防止する部位を備えている。
このように第1の態様の替刃部材のカール抑制板が構成されていることにより、試料から削り出された薄片のカールの抑制と切削作業時や替刃交換時の手指等の損傷の防止を行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに構成が簡単なミクロトーム用の替刃部材のカール抑制板にすることができる。
この発明の第2の態様にかかる替刃部材のカール抑制板においては、ミクロトーム用の替刃部材に対して重ね合わされる重合板部と、前記重合板部に対して連結されて前記替刃部材の刃先よりも前方に配置されるガード部を有するカール抑制板部とを備え、前記重合板部と前記カール抑制板部間には、前記重合板部に重ね合わされる替刃部材の刃先を露出するためのスリットが切断方向と交差するように前記重合板部の長手方向に沿って形成されている。
このように第2の態様のミクロトーム用の替刃部材のカール抑制板が構成されていることによっても、試料から削り出された薄片のカールの抑制と切削作業時や替刃交換時の手指等の損傷の防止を行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに構成が簡単な替刃部材のカール抑制板にできる。
第3の態様においては、前記カール抑制板部が前記重合板部に対して、鈍角をなすように斜状に配置されている。このようにカール抑制板部が前記重合板部に対して、鈍角をなすように斜状に配置されていると、試料から削り出された薄片は、カール抑制板部に対して当接された状態で、刃先前方に送られてカールの抑制がされる。又、試料から削り出された薄片は、刃先前方に送られるためその状況を作業者は即座に視認することできる。
第4の態様においては、前記カール抑制板部には、複数の透孔が形成されている。カール抑制板部に複数の透孔が設けられていることにより、刃先前方より刃先側へ相対移動されてくる試料の切削される前の状況を作業者は透孔を介して視認することができる。又、透孔が形成されていることにより、薄片がカール抑制板部の表面に当接された際に、薄片が当接する表面が少なくなるとともに、薄片とカール抑制板部表面との間に透孔により空気を入れて、両者間の密着が防止されるため、薄片を滑り易くすることができる。
第5の態様においては、前記カール抑制板部は、透明な部材にて形成されている。カール抑制板部は、透明な部材にて形成されていることにより、刃先前方より刃先側へ相対移動されてくる試料の切削される前の状況を作業者は透明なカール抑制板部を介して視認することができる。
第6の態様においては、前記カール抑制板部の表面には、潤滑材がコーティングされている。カール抑制板部の表面には、潤滑材がコーティングされていることにより、薄片がカール抑制板部の表面に当接された際に滑り易くすることができる。
第7の態様においては、前記カール抑制板部が、枠状をなすとともに前記重合板部に連結された支持枠と、前記支持枠に対して重ね合わせて取付けされたカール抑制部材とを含む。このように構成されていると、支持枠とカール抑制部材とが重ね合わされているため、カール抑制板部において支持枠と重ねた合わされた部位の剛性を結果として上げることができる。
第8の態様においては、前記カール抑制部材が、前記支持枠に対して折り畳まれることにより、前記支持枠と重ね合わされている。このように、カール抑制部材が、前記支持枠に対して折り畳まれることにより、一枚の金属材にてカール抑制板部を形成することができる。
第9の態様においては、前記支持枠には、前記カール抑制部材を把持する把持部が設けられ、前記カール抑制部材が同把持部にて把持されることにより、前記支持枠と重ね合わされている。このように、カール抑制部材が、前記支持枠の把持部に把持されることにより、支持枠とは異なる材質のカール抑制部材を使用することができ、例えば、カール抑制部材を低コストのものを使用したり、逆に支持枠側を低コストのものを使用したりすることができる。
又、第10の態様にかかるミクロトーム用の替刃においては、上記した各態様のいずれか1つの記載のカール抑制板と、前記重合板部に対して重ね合わされて取付け固定された替刃部材とを含み、前記替刃部材の刃先が、前記スリットから露出するように配置されていることを特徴とする。
このように第10の態様では、試料から削り出された薄片のカールの抑制と手指等の損傷の防止を行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに替刃交換を安全に行うことができ、構成が簡単なミクロトーム用の替刃とすることができる。
又、第11の態様にかかるミクロトーム用の替刃においては、前記スリットの切断方向側縁部における前記替刃部材の刃先を基準としたオフセット量は、長手方向の一端部側の方が反対側の他端部側よりも長くなるようにされている。
このように構成されていると、一般にミクロトーム用の替刃は、試料に対して斜めから切込される。そして、スリットの切断方向側縁部と刃先の間隔が狭いところから、試料が替刃部材により切込されると薄片がカールし始める。そして,替刃部材と試料とが相対的に移動すると、前記試料が、スリットの長手方向に沿って切断されていく。そして、薄片においてスリットの切断方向側縁部と刃先の間隔が長くなる部位では、カールしようとする薄片が、刃先に接近したスリットの切断方向側縁部によりカールが抑制されて立ち上がり、この状態で、替刃にて切断が完了されることになり、試料が取り出しやすくなる利点がある。
第1実施形態のミクロトーム用に使用するカール抑制板を備えた替刃の斜視図。 (a)は図1の替刃の平面図、(b)は図1の替刃の底面図。 替刃ホルダに取付けられた替刃の斜視図。 (a)は替刃の刃先とスリットとの位置関係を示す部分断面図、(b)は替刃の作用を示す要部断面図、(c)はカール抑制機能を備えていない比較例の替刃の作用を示す要部断面図。 (a)は第2実施形態のカール抑制板の平面図、(b)は替刃部材の平面図。 第3実施形態のカール抑制板の展開状態の平面図。 第3実施形態のカール抑制板の斜視図。 (a)は第4実施形態のカール抑制板の展開状態の平面図、(b)は同じく第4実施形態のカール抑制板の斜視図。 (a)は第5実施形態のカール抑制板の分解斜視図、(b)は組立てられた第5実施形態のカール抑制板の斜視図。 (a)は第6実施形態のカール抑制板の分解斜視図、(b)は組立てられた第6実施形態のカール抑制板の斜視図、(c)は第6実施形態の変形例であるカール抑制部材の斜視図。 第7実施形態のカール抑制板の斜視図。
以下に、この発明をミクロトームに使用する替刃に具体化した第1実施形態を図1〜4を参照して説明する。
替刃10は、替刃部材20とカール抑制板30とから構成されている。替刃部材20は、図2(b)に示すように従来構成と同様に長方形状に形成され、その替刃部材20の前縁部には直線状に延びる刃先22が形成されている。替刃部材20の材質は、一般的にはステンレスであるが、セラミックス等の他の材質を排除するものではない。
一方、カール抑制板30は、重合板部31と、同重合板部31に対して連結されたカール抑制板部32とを含むように構成されている。
本実施形態では、カール抑制板30は、金属プレートを所定の形状に打ち抜くことにより形成される。カール抑制板30の材質は、限定されるものではなく、ステンレス、ステンレス以外の鋼鉄、真鍮、アルミニウム、それ以外の非鉄金属や、或いは、プラスチック、ガラス等の非金属でもよい。
重合板部31は、図1及び図2(a)に示すように長方形状形成され、その下面には替刃部材20が取付け固定されている。替刃部材20を重合板部31に対して固定するための手段は、カール抑制板30の材質に応じて、適宜選択すればよい。
例えば、替刃部材20を重合板部31に対して固定するための手段としては、接着剤を使用してもよく、替刃部材20と重合板部31とが金属であって、溶接できる材質であればスポット溶接でもよく、或いは、リベット等の機械的接合でもよい。
重合板部31は、図2(a)に示すように替刃部材20よりも短く形成され、替刃部材20の両端が重合板部31の長手方向の両端から突出している。又、図2(a)に示すように替刃部材20の後縁部は重合板部31の後縁部よりも後方へ向かって突出されている。重合板部31の前縁部の両端には、一対の連結部34を介してカール抑制板部32が一体に連結されている。
カール抑制板部32は、略長方形をなすように平板状に形成されている。カール抑制板部32は、連結部34の前端において設けられた折曲部35にて折曲げられることにより、重合板部31に対して鈍角をなすように斜状に配置されている。なお、カール抑制板30が金属プレートから形成される場合、プレス機械で金属プレートが所定形状に打ち抜きされた後、折曲部35の相当部位にはタガネ等により折曲げ線が形成され、該折曲げ線に沿って折曲部35が形成されることが好ましい。
図4(a)、(b)に示すように、本実施形態では、重合板部31に対するカール抑制板部32のなす角度θは、150度としているが、鈍角であれば、この数値に限定されるものではない。
連結部34を除く重合板部31とカール抑制板部32との間には、切断方向と交差するように重合板部31の長手方向に延びるスリット36が貫通して形成されている。
又、スリット36の前縁38は替刃部材20の刃先22を基準として前方へオフセット量L1を有するように離間して配置されている。この場合、オフセット量L1は、0.2〜0.5mm、さらには0.1〜0.5mmであることが望ましいが、この数値に限定されるものではなく、オフセット量L1を0としてもよく、或いは僅かに刃先より図4(a)の右方向であってもよい。しかし、オフセット量L1は長くても2mm以下が好ましい。このオフセットが2mm以下である理由は、刃先22と前縁38との間隙がこれよりも長いと、刃先22により削り出された薄片がカール抑制板部32に乗る前にカールしてしまうからである。なお、前縁38は、スリット36の切断方向側縁部に相当する。
又、替刃部材20の刃先22を基準とした前縁38のオフセット量L1は、図2(a)の右側から左側に向かって徐々に減少するように設定されている。この場合、図2(a)に示すように、試料Sが替刃部材20の左端部側から切り込まれるように替刃10が後述する替刃ホルダ50に配置される。なお、オフセット量L1は、図2(a)の右側から左側に向かって段階的に減少するように設定されていてもよい。
これとは反対にオフセット量L1の大きさは図2(a)の左側から右側に向かって減少するようにしてもよく、段階的に減少するようにしていてもよい。
替刃部材20の刃先22を基準としてスリット36の後縁37における後方へのオフセット量L2には制限はない。しかし、替刃部材20の刃先22に後縁37がより近接した方が刃先22のチャタリング防止、すなわち、刃先22のビビリ防止のためには望ましい。例えば、オフセット量L2を0.5mm以下とすることも一例である。
上記のようにしてスリット36が細長く略矩形形状に形成されることにより重合板部31の下面に取付け固定された替刃部材20の刃先22がスリット36を介して露出される。
カール抑制板30を金属プレートで形成する場合、厚みは特に限定されるものではないが、替刃部材20の厚みと同等若しくは薄いほうが好ましい。これは、薄片Hが金属プレートに乗り上げるのに厚みが薄い方が有利だからである。しかし、この薄片Hが乗り上げる部位は、スリット36の近辺に限られるため、このスリット36の近辺でのみ、特に前縁38側の厚みを替刃部材20の厚みと同等若しくは薄くして、残りの部位の厚みはそれよりも厚くしてもよい。これは、薄片Hがカール抑制板部32に乗り易くするためである。
図1に示すようにカール抑制板部32には、複数個の同じ大きさの長円形状に形成された透孔39が長手方向に併設されている。透孔39の形状は本実施形態では長円形状とされているが、それに限定されるものではなく、楕円、円形、長方形、正方形等の幾何学形状や、星形等の他の形状であってもよい。又、透孔39の個数も限定されるものではなく、配列状態も限定はない。要は、カール抑制板部32において、替刃部材20の刃先22で削られて生成された薄片Hが当接できる領域を残すようにして透孔39が形成されていればよい。透孔の大きさについては、試料を削ってできた薄片Hの左右幅を超えるような大きさは好ましくない。透孔39を有することにより、ミクロトームの使用時に試料を透孔39を介して視認することができる。
透孔39が形成されていることにより、カール抑制板部32とそれに当接した薄片Hとの間に空気が介在され、薄片Hのカール抑制板部32に対する密着の防止ができる。
なお、カール抑制板部32の表面に対して、特に、上面に対して、潤滑材がコーティングされていてもよい。潤滑材のコーティングとしては、例えば、固体潤滑材のPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)でのコーティングを挙げることができるが、この潤滑材に限定されるものではなく、薄片Hとの摩擦が軽減されるものであればよい。
カール抑制板部32のスリット36が形成されている部位を除いて前縁、及び左右の両側縁には、ガード部33が設けられている。ガード部33は重合板部31に対して直接的に又はカール抑制板部32を介して間接的に連結されて替刃部材20の刃先よりも前方に配置されている。
次に、替刃10を取付けする替刃ホルダ50について説明する。
替刃ホルダ50は図示しないミクロトームの刃物取付け台に着脱自在に設けられている。替刃ホルダ50は、本体60と押圧体70とから構成されている。本体60は、断面三角形をなすように形成され、その上面の前部及び後部には互いに平行に一対の直線状の溝61,62が形成されている。一対の溝61,62間には一対の図示しないネジ孔が所定の間隔をおいて設けられている。
本体60の鋭角をなす前縁63から溝61にかけては替刃部材20の厚さ及びカール抑制板30の重合板部31の厚さに相当する所定量の高さだけ本体60の表面60aよりも低くなるように平滑な載置面64が形成されている。
この載置面64に替刃10を載置したとき替刃部材20の後縁が溝61の側壁65に均一に当接されるようになっている。一方、押圧体70において、その前部には押圧部71が形成されるとともに下面には本体60の溝62に嵌合される突条73が設けられている。押圧体70において、押圧部71と突条73の間には凹部72が形成されている。
そして、溝62に対して突条73が嵌合された際、押圧体70の押圧部71が載置面64に載置された替刃10を押圧するとともに、その前縁が本体60の前端縁と整合するように配置される。
又、押圧体70には、一対の段付き透孔75が形成され、各段付き透孔75を介してネジ80が本体60の図示しない前記ネジ孔に着脱自在に螺合されることにより、押圧体70は本体60に対して締付け固定される。この押圧体70の本体60に対する締付け固定により、載置面64に載置された替刃10は押圧体70により押圧されて、図3に示すように押圧体70と本体60との間で強固に保持される。
さて、上記のように構成された替刃10の作用について説明する。
図3に示すように替刃ホルダ50に取付けられた状態の替刃10は、ミクロトームの使用時には、図2(a)に示すように試料Sに対して相対的に移動される。すると、替刃部材20の刃先22は、図2(a)の左端部側から試料Sに斜めに切り込む。そして、試料Sが、スリット36の長手方向に沿って切断されていき、試料Sから薄片Hが図4(b)に示すように削り出される。このとき、削り出された薄片Hは、カールして、前縁38を上方に越えて前方に移動しカール抑制板部32に当接する。詳しくは、カール抑制板部32において、透孔39が設けられていない領域に薄片Hが当接することにより、薄片Hのカールが抑制され、さらに、替刃部材20と試料Sとが相対的に移動すると、薄片Hは徐々にカール抑制板部32にガイドされて2点鎖線で示すようにカールが抑制された状態で上方に移動する。
そして、替刃部材20の刃先22は、左端部側から試料Sに切り込みされた後、試料Sの幅方向全体、すなわち、替刃部材20の全長に亘って切り込まれて、切断終期においては、試料Sの右端部を削り出す。そして、薄片Hにおいてスリット36の前縁38と刃先22との間隔が狭くなる部位では、カールしようとする薄片Hが、刃先22に接近した前縁38によりカールを抑制されて立ち上がり、この状態で、替刃にて切断が完了される。
このようにして、本実施形態では図4(b)に示すように削り出された薄片Hはカール抑制板部32によりカールが抑制された状態で得ることができる。
図4(c)は、比較例を示し、第1実施形態の替刃10の構成中、カール抑制板部32が省略されたものである。すなわち、ガード部33が枠状に形成された構成であって、ガード部33が連結部34を介して重合板部31に連結されたものであり、スリット36よりも開口面積が大きな窓部40が枠状のガード部33と後縁37とにより区画して形成されている。この比較例では、試料Sを替刃部材20の刃先22で切断すると、図4(c)に示すように、試料Sから削り出された薄片Hは、カール抑制板部32がないため、切断初期から切断終期までカールが継続される。
上記のように構成された替刃10によれば、試料Sから削り出された薄片Hのカールの抑制と切削作業時や替刃交換時の手指等の損傷の防止を行うことができる。又、替刃10では試料Sから削り出された薄片Hの状況を作業者が即座に視認することでき、さらに構成が簡単であるという利点がある。
又、本実施形態の替刃10では、カール抑制板部32が重合板部31に対して、鈍角をなすように斜状に配置されているため、試料Sから削り出された薄片Hは、カール抑制板部32に対して当接された状態で、刃先前方に送られてカールを抑制される。又、試料Sから削り出された薄片Hは、刃先前方に送られるためその状況を作業者は即座に視認することができる。
又、本実施形態の替刃10では、カール抑制板部32には、透孔39が形成されていることにより、刃先前方より刃先側へ相対移動されてくる試料Sの切削される前の状況を作業者は透孔39を介して視認することができる。又、透孔39が形成されていることにより、薄片Hがカール抑制板部32の表面に当接された際に、薄片Hが当接する表面が少なくなるとともに、薄片Hとカール抑制板部32表面との間に透孔39により空気を入れて、両者間の密着が防止されるため、薄片Hを滑り易くすることができる。
次に、本発明をカール抑制板30に具体化した第2実施形態を図5(a)、(b)を参照して説明する。なお、第2実施形態を含め、以下の実施形態では既に説明した実施形態と同一構成及び相当する構成については、同一符号を付して、その説明を省略し異なる構成を中心に説明する。第2実施形態では、第1実施形態の構成中、透孔39の形状及び配列の状況が異なっている。第1実施形態では、透孔39は、同じ大きさで複数個併設したが、第2実施形態では、大きさが異なる2種類の透孔39を長手方向に2列配置している点が第1実施形態と異なっている。
このように構成されたカール抑制板30の使用は、下記のようにして行われる。図5(b)に示す替刃部材20が重合板部31の下面に重ね合わされた状態で第1実施形態で説明した替刃ホルダ50の載置面64に載置され、押圧体70が本体60に対してネジ80により締付けられることにより、替刃ホルダ50にカール抑制板30と替刃部材20とが固定される。
このように構成されたカール抑制板30は、第1実施形態と同様の効果を実現することができる。
次に、本発明をカール抑制板30に具体化した第3実施形態を図6及び図7を参照して説明する。
カール抑制板30は、金属プレートをプレスにより図6に示す形状に打ち抜いた後に形成される。
図6に示すように打ち抜かれた金属プレートは、窓部41の周囲において重合板部31とガード部33とにより枠状に形成された支持枠32Bと、その支持枠32Bの両端において一対の連結部42を介して前記支持枠32Bに対して連結された板状のカール抑制部材32Aとを有する。
同支持枠32Bとカール抑制部材32Aとにより、カール抑制部材部32が構成されている。
又、カール抑制部材32Aには、図6に示すように複数個の透孔39が長手方向に沿って併設されている。そして、連結部42とガード部33との間には、折曲部43が形成されている。この金属プレートは、折曲部43にてカール抑制部材32Aが180度反転されて折曲げられて支持枠32Bに対して重ね合わせるように折り畳まれるとともに、折曲部35にて、重合板部31とガード部33とが鈍角となるように折曲げられる。
すると、図7に示すように、カール抑制部材32Aと重合板部31とが鈍角をなすように配置されるとともに、反転されたカール抑制部材32Aの側縁部と窓部41の重合板部31側の縁部とによりスリット36が形成される。従って、前記反転されたカール抑制部材32Aの一側縁部はスリット36の前縁38に相当するとともに、窓部41の重合板部31側の縁部がスリット36の後縁37に相当することになる。
又、各透孔39は窓部41と連通されて配置されるため、透孔39及び窓部41を介して、カール抑制板部32の上方から下方を視認することが可能である。
このように形成されたカール抑制板30は、第1実施形態と同様にして、重合板部31の下面に替刃部材20が取付け固定されることにより、替刃10とすることができる。又、第2実施形態と同様に替刃ホルダ50上にて替刃部材20を重ねた状態にして使用することができる。
第3実施形態によれば、支持枠32Bとカール抑制部材32Aとが重ね合わされているため、カール抑制部材32Aにおいて支持枠32Bと重ねた合わされた部位の剛性を結果として上げることができる。又、第3実施形態によれば、カール抑制部材32Aが、支持枠32Bに対して折り畳まれることにより、一枚の金属プレートにてカール抑制板部32を形成することができる。
次に第4実施形態を図8(a)、(b)を参照して説明する。第4実施形態は、第3実施形態を変形したものである。
第4実施形態では、第3実施形態の構成中、連結部42、折曲部43が省略されている。その代わりに、打ち抜かれた金属プレートは、重合板部31とガード部33とにより枠状に形成された支持枠32Bと、長手方向に延出されたガード部33の中央部において単一の連結部44を介して前記支持枠32Bに対して連結された板状のカール抑制部材32Aとを有する。連結部44とガード部33との間には、折曲部45が形成されている。
又、第4実施形態では、長手方向に延びるガード部33の両端と連結部34間を結ぶガード部33の側縁には、折曲片46がそれぞれ連結されている。
この金属プレートは、折曲部45にてカール抑制部材32Aが180度反転されて折曲げられて支持枠32Bに対して重ね合わされるように折り畳まれるとともに、折曲部35にて、重合板部31とガード部33とが鈍角となるように折曲げられる。すると、図8(b)に示すように、カール抑制板30がカール抑制部材32Aと重合板部31とが鈍角をなすように配置されるともに、反転されたカール抑制部材32Aの一側縁部と窓部41の重合板部31側の縁部とによりスリット36が形成される。
従って、前記反転されたカール抑制部材32Aの側縁部はスリット36の前縁38に相当するとともに、窓部41の重合板部31側の縁部がスリット36の後縁37に相当することになる。
又、前記折曲片46は図8(b)に示すようにガード部33に対して直角に折曲げされる。この折曲片46が折曲げられることにより、折曲片46を備えるガード部33の剛性を上げることができる。
このように形成されたカール抑制板30は、第3実施形態と同様にして、重合板部31の下面に替刃部材20を取付け固定されることにより、替刃10とすることができる。又、第2実施形態と同様に替刃ホルダ50上にて替刃部材20を重ねた状態にして使用することができる。又、第4実施形態によれば、第3実施形態と同様の効果を奏することができる。
次にカール抑制板の第5実施形態を図9(a)、(b)を参照して説明する。
カール抑制板30は、カール抑制部材32Aと、ガード部33により枠状に形成された支持枠32Bを備える重合板部31とにより構成されている。前記カール抑制部材32Aと、支持枠32Bを備える重合板部31は金属プレートをそれぞれプレスにより打ち抜くことにより形成されている。
重合板部31の長手方向の両端部には、連結部34に連結されたガード部33と平行に一対の弾性を有する把持片47が窓部41内に突出するように形成されている。把持片47は把持部に相当する。
カール抑制部材32Aの切断方向前側の縁部には、長手方向に延びるストッパ48が折曲げ形成されている。
上記のように構成されたカール抑制部材32Aは、図9(b)に示すように一対の把持片47とガード部33との間にその長手方向の両端部を把持片47の弾性に抗して差し込むことにより取付けられる。このとき、カール抑制部材32Aのストッパ48がガード部33の前縁に係止される。又、折曲部35にて、重合板部31とガード部33とが鈍角をなすように折曲げられる。
すると、図9(b)に示すように、カール抑制部材32Aと重合板部31とが鈍角をなすように配置されるともに、カール抑制部材32Aの側縁部と窓部41の重合板部31側の縁部とによりスリット36が形成される。この状態で、カール抑制部材32Aの側縁部、すなわち、後縁はスリット36の前縁38に相当するとともに、窓部41の重合板部31側の縁部がスリット36の後縁37に相当することになる。
本実施形態では、カール抑制部材32Aと支持枠32Bとによりカール抑制板部32が構成されている。
本実施形態によれば、カール抑制部材32Aが、支持枠32Bの把持片47に把持されることにより、支持枠32Bとは異なる材質のカール抑制部材32Aを使用することが可能となる。この結果、例えば、カール抑制部材32Aに低コストの材料を使用したり、逆に支持枠32B側、すなわち、重合板部31側に低コストの材料を使用したりすることができる。
又、第5実施形態におけるカール抑制板30では、第3実施形態と同様にして、重合板部31の下面に替刃部材20が取付け固定されることにより、替刃10とすることができる。又、第2実施形態と同様に替刃ホルダ50上にて替刃部材20を重ねた状態にして使用することができる。
次にカール抑制板の第6実施形態を図10(a)、(b)を参照して説明する。第6実施形態は、第5実施形態を変形したものである。すなわち、第6実施形態は、第5実施形態の把持片47の代わりに、連結部34に接続された一対のガード部33の外側縁にそれぞれ下面側に折曲げ形成された把持部としての把持片49が設けられている。他の構成は、第5実施形態と同様の構成である。
このように構成されたカール抑制部材32Aは、図10(b)に示すように一対の把持片49とガード部33との間にその長手方向の両端部を把持片49の弾性に抗して差し込まれることにより取付けられる。このとき、カール抑制部材32Aのストッパ48がガード部33の前縁に係止される。又、折曲部35にて、重合板部31とガード部33とが鈍角となるように折曲げられる。
すると、図10(b)に示すように、カール抑制部材32Aと重合板部31とが鈍角をなすように配置されるともに、カール抑制部材32Aの側縁部と窓部41の重合板部31側の縁部とによりスリット36が形成される。この状態で、カール抑制部材32Aの側縁部、すなわち、後縁はスリット36の前縁38に相当するとともに、窓部41の重合板部31側の縁部がスリット36の後縁37に相当することになる。
本実施形態では、カール抑制部材32Aと支持枠32Bとによりカール抑制板部32が構成されている。
本実施形態においても、第5実施形態と同様の作用効果を奏する。
なお、図10(c)で示されているカール抑制部材32Aは、第5実施形態の変形例であり、透孔39の大きさ、配列が図10(a)に実線で示されたカール抑制部材32Aとは異なる。透孔39の大きさ、形状、配列は適宜変更されていてもよい。
次にカール抑制板の第7実施形態を図11を参照して説明する。本実施形態では、カール抑制板30は、カール抑制板部32と、同カール抑制板部32の前部及び左右両側に設けられたガード部33と、カール抑制板部32の左右両側に設けられたガード部33に一体に設けられた支持アーム19とを有する。支持アーム19の基端部は、替刃ホルダ50の押圧体70の両側端面に揺動自在に支持されている。そして、使用しない場合には、2点鎖線で示すようにカール抑制板30は、上方へ退避させることが可能である。
一方、ミクロトームの使用時には、押圧体70が載置面64に載置された替刃部材20を押圧して保持した状態で、図11で実線で示されるようにカール抑制板30のカール抑制板部32が、替刃部材20の刃先22の前方に位置するように配置される。刃先22とカール抑制板部32との距離、すなわち、オフセット量は、支持アーム19の長さに基づいて設定されている。このオフセット量は、0.2〜0.5mmに設定されていることが望ましく、この数値に限定されるものではないが、オフセット量は長くても2mm以下が好ましい。
又、替刃部材20の刃先22を基準とした側縁38Aのオフセット量は、第1実施形態のオフセット量L1と同様に設定されている。
このようにカール抑制板が構成されていることにより、試料から削り出された薄片のカールの抑制と手指等の損傷の防止とをカール抑制板部32にて行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに構成が簡単な替刃のカール抑制板を提供することができる。
なお、実施形態は前記構成に限定されるものではなく、前記第1実施形態等では、カール抑制板30を金属製に構成した場合、透孔39を形成するようにしたが、カール抑制板30をプラスチックやガラスで形成する場合には、透明にしてもよい。この場合、透孔39を省略してもよく、或いは透孔39を省略しなくてもよい。
又、前記第1実施形態等において、金属製プレートでカール抑制板30が形成されている場合、カール抑制板30には、そり、絞り加工などの補強加工が施されていてもよい。
【0003】
特許文献2 特表2002−517715号公報
特許文献3 特開2003−130767号公報
特許文献4 米国特許出願公開第2006/0185490号明細書
特許文献5 特開昭51−134488号公報
特許文献6 実公昭63−4994号公報
特許文献7 特表平9−502516号公報
発明の開示
[0012]
この発明の目的は、試料から削り出された薄片のカールの抑制と切削作業時や替刃交換時の手指等の損傷の防止とを行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに構成が簡単なミクロトーム用の替刃部材のカール抑制板を提供することにある。
[0013]
又、この発明の他の目的は、試料から削り出された薄片のカールの抑制と手指等の損傷の防止とを行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに替刃交換を安全に行うことができ、構成が簡単なミクロトーム用の替刃を提供することにある。なお、替刃部材とは単に使い捨てに用いられる刃体のみならず、研ぎ直して使用される一本刀も含むものとする。
[0014]
[0015]
[0016]
この発明の第1の態様にかかる替刃部材のカール抑制板においては、ミクロトーム用の替刃部材に対して重ね合わされる重合板部と、前記重合板部に対して連結されて前記替刃部材の刃先よりも前方に配置されるガード部を有するカール抑制板部と
【0004】
を備え、前記重合板部と前記カール抑制板部間には、前記重合板部に重ね合わされる替刃部材の刃先を露出するためのスリットが切断方向と交差するように前記重合板部の長手方向に沿って形成され、前記替刃部材の切断方向への移動によって試料から切削された薄片が前記スリットを介して前記カール抑制板部に乗り上げるように構成されている。
[0017]
このように第1の態様のミクロトーム用の替刃部材のカール抑制板が構成されていることによっても、試料から削り出された薄片のカールの抑制と切削作業時や替刃交換時の手指等の損傷の防止を行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに構成が簡単な替刃部材のカール抑制板にできる。
[0018]
第2の態様においては、前記カール抑制板部が前記重合板部に対して、鈍角をなすように斜状に配置されている。このようにカール抑制板部が前記重合板部に対して、鈍角をなすように斜状に配置されていると、試料から削り出された薄片は、カール抑制板部に対して当接された状態で、刃先前方に送られてカールの抑制がされる。又、試料から削り出された薄片は、刃先前方に送られるためその状況を作業者は即座に視認することできる。
[0019]
第3の態様においては、前記カール抑制板部には、複数の透孔が形成されている。カール抑制板部に複数の透孔が設けられていることにより、刃先前方より刃先側へ相対移動されてくる試料の切削される前の状況を作業者は透孔を介して視認することができる。又、透孔が形成されていることにより、薄片がカール抑制板部の表面に当接された際に、薄片が当接する表面が少なくなるとともに、薄片とカール抑制板部表面との間に透孔により空気を入れて、両者間の密着が防止されるため、薄片を滑り易くすることができる。
[0020]
第4の態様においては、前記カール抑制板部は、透明な部材にて形成されている。カール抑制板部は、透明な部材にて形成されていることにより、刃先前方より刃先側へ相対移動されてくる試料の切削きれる前の状況を作業者は透明なカール抑制板部を介して視認することができる。
[0021]
第5の態様においては、前記カール抑制板部の表面には、潤滑材がコーティングされている。カール抑制板部の表面には、潤滑材がコーティングされていることにより、薄片がカール抑制板部の表面に当接された際に滑り易くすることができる。
【0005】
[0022]
第6の態様においては、前記カール抑制板部が、枠状をなすとともに前記重合板部に連結された支持枠と、前記支持枠に対して重ね合わせて取付けされたカール抑制部材とを含む。このように構成されていると、支持枠とカール抑制部材とが重ね合わされているため、カール抑制板部において支持枠と重ねた合わされた部位の剛性を結果として上げることができる。
[0023]
第7の態様においては、前記カール抑制部材が、前記支持枠に対して折り畳まれることにより、前記支持枠と重ね合わされている。このように、カール抑制部材が、前記支持枠に対して折り畳まれることにより、一枚の金属材にてカール抑制板部を形成することができる。
[0024]
第8の態様においては、前記支持枠には、前記カール抑制部材を把持する把持部が設けられ、前記カール抑制部材が同把持部にて把持されることにより、前記支持枠と重ね合わされている。このように、カール抑制部材が、前記支持枠の把持部に把持されることにより、支持枠とは異なる材質のカール抑制部材を使用することができ、例えば、カール抑制部材を低コストのものを使用したり、逆に支持枠側を低コストのものを使用したりすることができる。
[0025]
又、第9の態様にかかるミクロトーム用の替刃においては、上記した各態様のいずれか1つの記載のカール抑制板と、前記重合板部に対して重ね合わされて取付け固定された替刃部材とを含み、前記替刃部材の刃先が、前記スリットから露出するように配置されていることを特徴とする。
[0026]
このように第9の態様では、試料から削り出された薄片のカールの抑制と手指等の損傷の防止を行うことができるとともに、試料から削り出された薄片の状況を即座に視認することでき、さらに替刃交換を安全に行うことができ、構成が簡単なミクロトーム用の替刃とすることができる。
[0027]
又、第10の態様にかかるミクロトーム用の替刃においては、前記スリットの切断方向側縁部における前記替刃部材の刃先を基準としたオフセット量は、長手方向の一端部側の方が反対側の他端部側よりも長くなるようにされている。
[0028]
このように構成されていると、一般にミクロトーム用の替刃は、試料に対して斜めから切込される。そして、スリットの切断方向側縁部と刃先の間隔が狭いところから、試料

Claims (11)

  1. ミクロトーム用の替刃部材の刃先よりも前方に配置されるとともに、前記替刃部材により切削された薄片が当接することにより該薄片のカールを抑制し、かつ、作業者の手指の損傷を防止する部位を備えた替刃部材のカール抑制板。
  2. ミクロトーム用の替刃部材に対して重ね合わされる重合板部と、
    前記重合板部に対して連結されて前記替刃部材の刃先よりも前方に配置されるガード部を有するカール抑制板部とを備え、
    前記重合板部と前記カール抑制板部間には、前記重合板部に重ね合わされる替刃部材の刃先を露出するためのスリットが切断方向と交差するように前記重合板部の長手方向に沿って形成されていることを特徴とする替刃部材のカール抑制板。
  3. 前記カール抑制板部が前記重合板部に対して、鈍角をなすように斜状に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の替刃部材のカール抑制板。
  4. 前記カール抑制板部には、複数の透孔が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の替刃部材のカール抑制板。
  5. 前記カール抑制板部は、透明な部材にて形成されていることを特徴とする請求項3に記載の替刃部材のカール抑制板。
  6. 前記カール抑制板部の表面には、潤滑材がコーティングされていることを特徴とする請求項3に記載の替刃部材のカール抑制板。
  7. 前記カール抑制板部が、枠状をなすとともに前記重合板部に連結された支持枠と、前記支持枠に対して重ね合わせて取付けられたカール抑制部材とを含むことを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載の替刃部材のカール抑制板。
  8. 前記カール抑制部材が、前記支持枠に対して折り畳まれることにより、前記支持枠と重ね合わされていることを特徴とする請求項7に記載の替刃部材のカール抑制板。
  9. 前記支持枠には、前記カール抑制部材を把持する把持部が設けられ、前記カール抑制部材が同把持部にて把持されることにより、前記支持枠と重ね合わされていることを特徴とする請求項7に記載の替刃部材のカール抑制板。
  10. 請求項2乃至請求項9のいずれか1項に記載のカール抑制部材と、
    前記重合板部に対して重ね合わされて取付け固定された替刃部材とを含み、
    前記替刃部材の刃先が、前記スリットから露出するように配置されていることを特徴とするミクロトーム用の替刃。
  11. 前記スリットの切断方向側縁部における前記替刃部材の刃先を基準としたオフセット量は、長手方向の一端部側の方が反対側の他端部側よりも長くなるようにされていることを特徴とする請求項10に記載のミクロトーム用の替刃。
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