JP2000009608A - 試料切出し用器具 - Google Patents

試料切出し用器具

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JP2000009608A
JP2000009608A JP10189888A JP18988898A JP2000009608A JP 2000009608 A JP2000009608 A JP 2000009608A JP 10189888 A JP10189888 A JP 10189888A JP 18988898 A JP18988898 A JP 18988898A JP 2000009608 A JP2000009608 A JP 2000009608A
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plate
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microtome blade
cutting
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Chikayuki Iwata
周行 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミクロトーム刃を備えた試料切出し用器具の
構造を改良することにより、試料ブロックからの試料切
出し時における試料のカールを防止する。 【解決手段】 板状部材11を、その片面11aをミク
ロトーム刃12の試料切出し面12aにほぼ平行にし
て、かつ試料切出し面12aに対向させた状態で設ける
とともに、板状部材11の先端部11bとミクロトーム
刃12の刃先12bとの間に所定の間隔dをあける。こ
の試料切出し用器具では、切り出される途中の薄切り片
10aがカールしようとするが、薄切り片10aの片面
が板状部材11の対向面11aに、反対側の面が試料切
出し面12aに、それぞれ当接するためカールが防止さ
れ、平坦な形状の試料10bを採取することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子顕微鏡用の薄
肉切片試料を作製するためのミクロトーム刃を保持して
なる試料切出し用器具に関し、詳しくは、試料をカール
が伴わない状態で切り出すことができる試料切出し用器
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子顕微鏡用の試料作製用器具と
して、くさび状のミクロトーム刃が使用されている。
【0003】このようなミクロトーム刃を用いて、電子
顕微鏡用の薄肉試料を採取する場合には、切り出した切
片を、ミクロトーム刃に付属する、水を入れたボートの
水面に浮かべた状態で採取する。ところが、水に溶解す
る性質をもつ試料ブロックでは、水を用いることができ
ないため、刃面上に切り出した切片を直接採取する必要
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水を入れたボートを用
いないミクロトーム刃では、図5に示すように、薄切り
片42aが、したがって切り出された試料42bカール
してしまうため、試料を平坦な状態状態で採取するのが
難しいという問題があった。図5(a)は試料切出し開
始直後の状態を、図5(b)は試料切出し終了直後の状
態をそれぞれ示すものであり、31はミクロトーム刃、
31aは刃面すなわち試料切出し面、41は試料ブロッ
クである。矢印Dは試料ブロック41の移動方向を示し
ている。
【0005】したがって本発明(請求項1)の目的は、
試料ブロックからカールしていない平坦な形状の試料を
確実・容易に切り出すことができる試料切出し用器具を
提供することにある。
【0006】また請求項2,3,4に係る発明の目的
は、上記目的に加えて、厚さが種々に異なる試料を採取
する場合にも、簡便な調整操作により試料のカールを防
止することができる試料切出し用器具を提供することに
ある。
【0007】さらに請求項5に係る発明の目的は、試料
表面に損傷を与えることなくカールのない試料を採取す
ることができる試料切出し用器具を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の試料切
出し用器具(図3を参照)は、ミクロトーム刃を保持し
てなる試料切出し用器具において、板状部材11を、そ
の片面11aをミクロトーム刃12の試料切出し面12
aにほぼ平行(平行の場合を含む)にして、かつ試料切
出し面12aに対向させた状態で設けるとともに、板状
部材11の先端部11bとミクロトーム刃12の刃先1
2bとの間に所定の間隔dをあけたことを特徴とする。
【0009】この試料切出し用器具では、図3(a),
(b),(c)に示すように、試料ブロック10から刃
先12bにより切り出される途中の薄切り片10aがカ
ールしようとするが、薄切り片10aの片面が板状部材
11の対向面11aに、反対側の面が試料切出し面12
aに、それぞれ当接する(薄切り片10aの変形が間隔
dによって拘束される)ためカールが防止され、平坦な
形状の試料10bを採取することができる。
【0010】請求項2に記載の試料切出し用器具〔図4
(a)を参照〕は、請求項1において、板状部材11を
軸体13を中心に回動させる〔図4(a)の矢印B方
向〕ことにより板状部材11の先端部11bとミクロト
ーム刃12の刃先12bとの間隔d1 ,d2 を所定値に
調整しうるようにしたことを特徴とする。
【0011】この試料切出し用器具では、切り出したい
試料の厚さの大、小に応じ板状部材11を回動させて上
記間隔d1 ,d2 を拡大、縮小することで、種々の厚さ
の試料を平坦な形状で採取することができる。
【0012】なお、図3(a)または図4(a)から理
解できるように、刃先12bを試料ブロック10の下端
部に当接させたとき(試料切出し開始時)には、試料1
0bの下端部に相当する部分が、刃先12bと板状部材
11の先端部11bとの間に位置している必要がある。
そのためには、試料切出し工程において、刃先12bの
上端部が板状部材11の上記対向面11aの上端部より
も下方(またはこれと同一高さ)に位置していること、
すなわち上記間隔d2 が適切な値に設定されていること
が必要である。このようにしないと、薄切り片10aが
刃先12bと板状部材11との間に進入しないため、こ
の試料切出し用器具によるカール防止作用が生じない。
また、間隔d2 が大きすぎると図3(a)に示す間隔d
が大きすぎる結果となり図4(b)に示すようにカール
防止ができず、間隔d1 が小さすぎると、図4(c)に
示すように板状部材11の先端部11bが試料ブロック
10に当接するため、試料の切出しができなくなる。
【0013】請求項3に記載の試料切出し用器具(図2
を参照)は、請求項2において、ミクロトーム刃12の
試料切出し面12aにほぼ平行(平行の場合を含む)
に、かつ試料切出し面12aの高さ方向(図2の上下方
向:図4において矢印A方向)に前後動しうる移動部材
14に上記軸体13を設け、該軸体13を試料切出し面
12aにほぼ平行(平行の場合を含む)にするととも
に、該軸体13全体を試料切出し面12aの高さ方向に
おいてほぼ同一高さとしたことを特徴とする。
【0014】請求項2の試料切出し用器具では、板状部
材11を回動させたときに間隔d1とd2 が同時に拡大
または縮小する。これに対し請求項3の試料切出し用器
具では、上記軸体13を(したがって、板状部材11
を)試料切出し面12aに沿って上下動させるととも
に、板状部材11を回動させることで、間隔d1 を変え
ることなく間隔d2 を拡縮することができる。このた
め、より容易に種々の厚さの試料を平坦な形状で採取す
ることができる。
【0015】請求項4に記載の試料切出し用器具(図2
を参照)は、請求項3においてミクロトーム刃12の背
面側にその刃先12bの位置を確認するための基準部材
15を設けるとともに、該基準部材15の前面側に上記
移動部材14との衝合により該移動部材14の上端位置
を規制する規制部材16を設けたことを特徴とするもの
である。
【0016】この試料切出し用器具では、移動部材14
を規制部材16と衝合させることにより移動部材14の
上端位置が規制されるため、上記間隔d1 ,d2 を簡便
に適正値に調整することができるうえ、板状部材11の
先端部で試料ブロックを損傷させることがなくなる。ま
た、規制部材16として種々の厚さのものを交換して取
り付けることにより、種々の厚さの試料に対応すること
ができる。
【0017】請求項5に記載の試料切出し用器具は、請
求項1,2,3または4において、板状部材11の、ミ
クロトーム刃12の試料切出し面12aと対向する側の
面11aを平滑に仕上げたことを特徴とする。
【0018】この試料切出し用器具では、切り出される
試料の片面が上記対向面11aに圧接するが、この対向
面11aが平滑であるため、試料に損傷が生じることが
なくなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。 実施例 図1は請求項1〜5に対応する実施例の試料切出し用器
具に係るもので、(a)はその全体構造を示す斜視図、
(b)はこの試料切出し用器具に設けられるミクロトー
ム刃の一例を示す斜視図、(c)はミクロトーム刃の別
例を示す斜視図である。図2は上記試料切出し用器具の
要部構造を示す断面図である。図3は上記試料切出し用
器具の作用を説明する断面図である。図4は上記試料切
出し用器具の使用方法を説明する断面図であり、(a)
は切り出す試料の厚さを変えるときの板状部材11の位
置調整方法を示し、(b),(c)はこの位置調整が不
適切である場合の試料切出し状態を示すものである。
【0020】断面が略倒立U字型のベース1の背面1b
に、板状の基準部材15を当接固着し、この基準部材1
5の上方部を背面1bの上端部よりも上方に突出させ
る。ベース1の幅方向中心部に溝(図示せず)を形成す
る。ここで幅方向とは、図2の紙面に垂直な方向を意味
する。そして、この溝に図1(b)または図1(c)に
示すミクロトーム刃12を着脱自在に嵌合固定するとと
もに、このミクロトーム刃12の背面12cを基準部材
15に当接させる。なお、図1(b)に示すミクロトー
ム刃12は、全体が硬質ガラスからなるものであり、図
1(c)に示すミクロトーム刃12は、金属製の本体上
端部にダイヤモンド刃12dを装着したものである。
【0021】ベース1では上記溝を挟む両側部分の上面
を、平坦かつ平滑な傾斜面1aとする。ブロック状の規
制部材16を傾斜面1aの上端部に載せ、基準部材15
に着脱自在に固定する。平面視が略U字型(図1)で断
面が平行四辺形(図2)の移動部材14を傾斜面1a上
に、これに対し摺動自在に設け、この移動部材14の背
面が規制部材16の前面に衝合できるようにする。
【0022】移動部材14の下方部には軸体13を、ミ
クロトーム刃12の試料切出し面12aに平行に、かつ
回動自在に設けるとともに、この軸体13全体を試料切
出し面12aの高さ方向において同一高さとする(図
2)。板状部材11の下端部を上記軸体13に係止する
ことにより、板状部材11を軸体13と一体的に回動自
在〔図4(a)の矢印B方向〕とする。板状部材11の
ミクロトーム刃12と対向する対向面11aは平坦、か
つ平滑に仕上げる。こうすることで、試料切出し時の試
料表面の損傷が防止される。
【0023】移動部材14の上端部にねじ14aを螺合
するとともに、このネジ14aの螺合深さを変えたとき
に板状部材11が軸体13とともに回動しうるように、
かつ上記螺合深さを一定に維持するときには板状部材1
1の傾斜角度が一定に保持されるように、このねじ14
aを適宜の部材(図示せず)を介して板状部材11に連
結する。
【0024】ベース1には、ミクロトーム刃12を着脱
するためのねじ2を螺合する。また、ベース1の前方部
には偏心ピン3を設け、この偏心ピン3を回転させて、
移動部材14をベース1の傾斜面1aに対し、図2の矢
印A方向〔これは図4(a)の矢印C方向と同一であ
る。〕に摺動移動させることにより移動部材14の位置
の微調整ができるように構成する。ベースの傾斜面1a
には、移動部材14が前記摺動移動するためのレール等
の移動保持部材が設けてある。さらに、偏心ピン3の直
近に、その回転数に応じた移動部材14の移動量を表示
する目盛り3aを設ける。この目盛り3aを確認するこ
とで、移動部材14の移動量を正確に微調整することが
できる。
【0025】つぎに、上記試料切出し用器具の使用方法
について説明する。上記目盛り3aを確認しながらの偏
心ピン3の回転操作および、ねじ14aの螺合深さの調
整操作により、移動部材14の背面を規制部材16に当
接させるとともに、板状部材11の先端部11bとミク
ロトーム刃12の刃先12bとの間に所定の間隔をあけ
る。このときの状態は図2および図4に示すとおりであ
る。この場合、図4において左右方向の間隔d1 は切り
出そうとする試料の厚さtより大きくし、かつ上下方向
の間隔d2 は試料切出し開始時において薄切り片の下端
部が確実に上記先端部11b・刃先12b間に進入する
大きさに設定する。
【0026】以上のようにセットした後、常法に従って
試料ブロック10をミクロトーム刃12の刃先12bに
対し振り下ろせば、図3(a),(b),(c)の過程
を経てカールのない試料10bを採取することができ
る。この場合の作用などについては既述したので説明を
省略する。
【0027】上記実施例では板状部材11を移動部材1
4に設けるとともに、この板状部材11を、移動部材1
4に設けた軸体13と一体回動自在とすることで、切り
出したい試料の厚さの大、小に応じて上記間隔d1 ,d
2 を拡大、縮小するように構成したが、試料厚さが一定
の場合、これらの部材は省略できる。
【0028】板状部材11は透明であることが好まし
く、これにより、カールの伴わない試料が切り出された
か否かを容易に目視で確認することができる。そのため
の材料としては、レンズ等に用いられるポリカーボネー
ト樹脂やアクリル樹脂によるプラスチック成形品、ある
いはガラスが採用できる。また、上記基準部材15と規
制部材16とを一体ものとしても良く、この場合には、
プラスチック成形品が好ましい。
【0029】また、上記ねじ2に代えて、板ばね等をベ
ース1の内側に設け、この板ばねの片側をミクロトーム
刃の側面に圧接させることにより、ミクロトーム刃を簡
便に着脱できるように構成するのが好ましい。さらに、
上記間隔d1 ,d2 を調節するための機構として、上記
ねじ14aや偏心ピン3に代えて、モーター駆動による
自動調節機構を設けることもできる。そのためには、例
えば切片の厚さに関する情報をミクロトーム刃から得る
ように構成すれば良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば以下の効果が得られる。 (1)請求項1 ミクロトーム刃により切り出される途中の薄切り片はカ
ールしようとするが、この試料切出し用器具では薄切り
片の片面が板状部材に、反対面が試料切出し面にそれぞ
れ当接して、薄切り片の変形が拘束されるためカールが
防止され、平坦な形状の試料を採取することができる。
したがって、この試料をミクロトーム刃のナイフボート
の水面に浮かべた状態で採取することができる。
【0031】(2)請求項2 この試料切出し用器具では、切り出したい試料の厚さの
大、小に応じ板状部材を回動させて間隔d1 ,d2 を拡
大、縮小することで、種々の厚さの試料を平坦な形状で
採取することができる。
【0032】(3)請求項3 この試料切出し用器具では、板状部材をミクロトーム刃
の試料切出し面に沿って上下動させるとともに、板状部
材を回動させさせることで、間隔d1 を変えることなく
間隔d2 を拡縮することができる。このため、種々の厚
さの試料を平坦な形状で採取することができる。
【0033】(4)請求項4 この試料切出し用器具では、移動部材を規制部材と衝合
させることにより移動部材の上端位置が規制されるた
め、上記間隔d1 ,d2 を簡便に適正値に調整すること
ができるうえ、板状部材の先端部で試料ブロックを損傷
することがなくなる。また、規制部材として種々の厚さ
のものを交換して取り付けることにより、種々の厚さの
試料に対応することができる。
【0034】(5)請求項5 この試料切出し用器具では、切り出される試料の片面が
板状部材の片面に圧接するが、この面が平滑に仕上げら
れているため、試料に損傷が生じることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試料切出し用器具の実施例に係るもので、
(a)はその全体構造を示す斜視図、(b)はミクロト
ーム刃の一例を示す斜視図、(b)はミクロトーム刃の
別例を示す斜視図である。
【図2】図1の試料切出し用器具の要部構造を示す断面
図である。
【図3】図1の試料切出し用器具の作用を説明する断面
図である。
【図4】(a)は図1の試料切出し用器具の使用方法を
説明する断面図であって、切り出す試料の厚さを変える
ときの板状部材の位置調整方法を示すものである。
(b),(c)は上記位置調整が不適切である場合の試
料切出し状態を示すものである。
【図5】従来の試料切出し用器具に伴う問題点を説明す
る断面図であって、(a)は試料切出し開始直後の状態
を、(b)は試料切出し終了直後の状態をそれぞれ示す
ものである。
【符号の説明】
1 ベース 1a 傾斜面 1b 背面 2 ねじ 3 偏心ピン 3a 目盛り 10 試料ブロック 10a 薄切り片 10b 試料 11 板状部材 11a 試料切出し面との対向面 11b 先端部 12 ミクロトーム刃 12a 試料切出し面 12b 刃先 12c 背面 12d ダイヤモンド刃 13 軸体 14 移動部材 14a ねじ 15 基準部材 16 規制部材 31 ミクロトーム刃 31a 試料切出し面 41 試料ブロック 42a 薄切り片 42b 試料 d 間隔 d1 間隔 d2 間隔 t 試料の厚さ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミクロトーム刃を保持してなる試料切出
    し用器具において、板状部材をその片面をミクロトーム
    刃の試料切出し面にほぼ平行にして、かつ該試料切出し
    面に対向させた状態で設けるとともに、当該板状部材の
    先端部とミクロトーム刃の刃先との間に所定の間隔をあ
    けたことを特徴とする試料切出し用器具。
  2. 【請求項2】 前記板状部材を軸体を中心に回動させる
    ことにより前記板状部材の先端部とミクロトーム刃の刃
    先との間隔を所定値に調整しうるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の試料切出し用器具。
  3. 【請求項3】 前記ミクロトーム刃の試料切出し面にほ
    ぼ平行に、かつ該試料切出し面の高さ方向に前後動しう
    る移動部材に前記軸体を設け、該軸体を試料切出し面に
    ほぼ平行にし、かつ該軸体全体を試料切出し面の高さ方
    向においてほぼ同一高さとしたことを特徴とする請求項
    2に記載の試料切出し用器具。
  4. 【請求項4】 前記ミクロトーム刃の背面側にその刃先
    位置を確認するための基準部材を設けるとともに、該基
    準部材の前面側に前記移動部材との衝合により該移動部
    材の上端位置を規制する規制部材を設けたことを特徴と
    する請求項3に記載の試料切出し用器具。
  5. 【請求項5】 前記板状部材の両面のうち、ミクロトー
    ム刃の試料切出し面と対向する側の面を平滑に仕上げた
    ことを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の試
    料切出し用器具。
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