JP4767151B2 - 製本表紙の切断用冶具 - Google Patents

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Description

本発明は、くるみ製本された本の用紙束からはみ出した被切断表紙の端部はみ出し部分を切断する製本表紙の切断用冶具に関する。
従来、図7に示すように、用紙束41を表紙42でくるんで、用紙束41の背面と表紙42とを接着剤43で接着するくるみ製本においては、用紙束41の最大厚さに対応する表紙長さLを有する表紙42が用いられる。すなわち、図7(b)に示すように、表紙42の一端42aを用紙束41の小口44(側端)に揃えて、用紙束41を表紙42でくるみ、用紙束41の背面と表紙42とを接着剤43で接着しており、用紙束41の厚さが最大厚さよりも薄い場合、表紙42の他端42bが用紙束41の小口44から外側方へはみ出し、図7(c)に示すように、このような端部はみ出し部分45を切断して、表紙42の他端を用紙束41の小口44に揃える必要があった。
尚、下記特許文献1には、カッターナイフをガイドシャフトで案内して紙等を一直線状に切断するカッターナイフ用直線定規が開示されている。
また、下記特許文献2には、レールに沿ってスライダを移動させて、スライダに保持されている回転刃で紙を一直線状に切断する切断機が開示されている。
さらに、下記特許文献3には、紙抑止体を基盤体上面側に回動して多数枚の用紙を基盤体上面に挟持し、押圧部材を移動して、押圧部材に内蔵されたカッターで紙を一直線状に裁断する裁断器が開示されている。
特開平6−105972号公報 特開平11−333788号公報 特開2001−150383号公報
しかしながら、図7(c)に示すように、表紙42の他端42bが用紙束41の小口44に揃うように端部はみ出し部分45を正確に切断するのは難しく、表紙42の他端42bが用紙束41の小口44からずれた位置で切断されてしまうといった問題があった。
また、上記各特許文献1〜3の器具を用いた場合、紙等を一直線状に切断することはできるが、表紙42の端部はみ出し部分45の切断箇所を用紙束41の小口44に正確に揃えることは難しいといった問題がある。
本発明は、被切断表紙の端部はみ出し部分の切断箇所を用紙束の小口に正確に揃えて、上記端部はみ出し部分を切断することができる製本表紙の切断用冶具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第一発明は、くるみ製本された本の用紙束からはみ出した被切断表紙の端部はみ出し部分を切断するときに用いられる製本表紙の切断用冶具であって、本の小口に沿って被切断表紙の裏面と用紙束との間に挿入される基板と、基板の両端部において軸支され且つ軸を中心に回動して被切断表紙を基板上面に挟持する押え板とを有し、基板に、外側方から小口に当接する小口当接部が設けられ、押え板に、切断用刃を案内する切断案内部が設けられ、押え板を基板上面側へ回動して閉じた状態で、小口当接部と切断案内部とが同平面上に位置するものである。
これによると、くるみ製本された本の小口に沿って被切断表紙の裏面と用紙束との間に基板を挿入し、小口当接部を外側方から小口に当接させる。次に、押え板を基板上面側へ回動して閉じ、被切断表紙を押え板と基板上面との間に挟持する。この状態で、切断案内部に沿って切断用刃を本の高さ方向へ移動させることにより、切断用刃が、切断案内部によって案内されながら移動し、被切断表紙の端部はみ出し部分を切断する。
上記切断の際、切断案内部と小口当接部とが同平面上に位置するため、切断案内部によって案内される切断用刃の刃先の位置が用紙束の小口の位置と同じになり、被切断表紙の端部はみ出し部分の切断箇所が用紙束の小口の位置と一致し、これにより、被切断表紙の端部が小口に揃うように端部はみ出し部分を正確かつ容易に切断することができる。
本第二発明は、押え板を金属で構成し、基板に、押え板を吸着する磁石が設けられているものである。
これによると、押え板を基板上面側へ回動して閉じ、被切断表紙を押え板と基板上面との間に挟持した際、磁石が押え板を吸着するため、押え板は、閉じた状態で固定され、不用意に開くのを防止することができる。これにより、被切断表紙を確実に挟持することができる。
本第三発明は、基板に、切断用刃の刃先を案内する切断案内溝が形成され、切断時、切断案内部に案内される切断用刃の刃先が切断案内溝に嵌まり込むものである。
これによると、切断の際、切断用刃が切断案内部によって案内されながら移動するとともに、切断用刃の刃先が切断案内溝に嵌まり込んで切断案内溝によって案内され、端部はみ出し部分が被切断表紙から切断される。したがって、切断用刃の刃先がぐらつくのを防止することができ、被切断表紙の端部が用紙束の小口に揃うように端部はみ出し部分をより一層正確に切断することができる。
以上のように本発明によれば、被切断表紙の端部はみ出し部分を切断する際、切断案内部と小口当接部とが同平面上に位置するため、被切断表紙の端部が用紙束の小口に揃うように端部はみ出し部分を正確かつ容易に切断することができる。
以下、本発明における実施の形態を図1〜図6に基いて説明する。
図1,図5に示すように、1はくるみ製本された本であり、被切断表紙2の端部には、用紙束3からはみ出した端部はみ出し部分2aが形成されている。また、10は上記端部はみ出し部分2aを切断するための切断用冶具であり、切断用冶具10の構成を以下に説明する。
図1〜図5に示すように、切断用冶具10は、本1の小口4に沿って被切断表紙2の裏面と用紙束3との間に挿入される基板11と、被切断表紙2を基板11の上面11aに挟持する押え板13とを有している。基板11の幅方向の一側部には、下方に突出する突部15が全長にわたり形成されており、突部15の側面には、外側方から小口4に当接する小口当接面16(小口当接部の一例)が形成されている。
押え板13は、鋼板等の金属製であり、基板11の長さ方向の両端部においてアーム17を介して軸支され、両軸12を中心に回動自在に設けられている。図4〜図6に示すように、押え板13の幅方向の一側部には案内体19が設けられている。案内体19は、上向きに起立して長さ方向にわたり形成されている案内片20と、案内片20の外側面から押え板13の裏面にわたって当て付けられたL形状の薄い保護板21とで構成されている。案内片20に当て付けられた保護板21の側面には、切断用刃5(カッター等)を本1の高さ方向H(すなわち切断方向)に案内する切断案内面22(切断案内部の一例)が形成されている。
図1〜図3に示すように、基板11の上面11aには凹部24が全長にわたり形成され、凹部24内には押え板13を吸着する磁石25が設けられている。図3(b)に示すように、押え板13を閉方向Sに回動して押え板13を閉じた状態では、押え板13の保護板21が基板11の上面11aに当接し、さらに、図6に示すように、小口当接面16と切断案内面22とが同平面上に位置するように設定されている。
図5,図6に示すように、基板11の幅方向における一側部には、上面11aよりも一段低い陥没面27が形成されている。陥没面27から基板11の一側面にわたってL形状の薄い保護板28が当て付けられている。また、基板11には、その上面11aから陥没面27に落ち込む段差面31と保護板28の側面と陥没面27とで囲まれた切断案内溝29が長さ方向にわたって形成されている。切断案内溝29は切断用刃5の刃先5aを案内するものであり、切断時、押え板13を閉じた状態で、段差面31と切断案内面22とが同平面上に位置するように設定されており、切断案内面22に案内される切断用刃5の刃先5aが切断案内溝29に嵌まり込む。
以下、上記構成における作用を説明する。
図1(b),図5に示すように、くるみ製本された本1の小口4に沿って被切断表紙2の裏面と用紙束3との間に切断用冶具10の基板11を挿入し、小口当接面16を外側方から小口4に当接させる。
次に、押え板13を閉方向Sへ回動して閉じ、被切断表紙2を押え板13と基板11の上面11aとの間に挟持する。この際、図5(b)に示すように、磁石25が押え板13を吸着するため、押え板13は、閉じた状態で固定され、不用意に開くのを防止することができる。これにより、被切断表紙2を確実に挟持することができる。
上記のように被切断表紙2を挟持した状態で、図4,図6(b)に示すように、切断用刃5を切断案内面22に沿って本1の高さ方向Hへ移動させることにより、切断用刃5が切断案内面22によって案内されながら移動するとともに、切断用刃5の刃先5aが切断案内溝29に嵌まり込んで切断案内溝29によって案内され、端部はみ出し部分2aが被切断表紙2から切断される。
上記切断の際、図6に示すように、切断案内面22と小口当接面16とが同平面上に位置するため、切断案内面22によって案内される切断用刃5の刃先5aの位置が用紙束3の小口4(側端)の位置と同じになり、端部はみ出し部分2aの切断箇所が小口4の位置と一致し、これにより、被切断表紙2の端部が小口4に揃うように端部はみ出し部分2aを正確かつ容易に切断することができる。
さらに、上記のように切断用刃5の刃先5aが切断案内溝29によって案内されるため、切断用刃5の刃先5aが刃厚方向にぐらつくのを防止することができ、端部はみ出し部分2aをより一層正確に切断することができる。
尚、端部はみ出し部分2aを切断した後、図5(b)の仮想線で示すように、磁石25の吸着力に抗して押え板13を開方向Oへ回動して開き、基板11を被切断表紙2の裏面と用紙束3との間から外側方へ脱抜する。
上記実施の形態では、図6に示すように、保護板21の側面に切断案内面22を形成しているが、保護板21を設けず、切断案内面22を案内片20の外側面に形成してもよい。
上記実施の形態では、基板11に陥没面27を形成し、陥没面27に保護板28を設けて切断案内溝29を形成しているが、陥没面27と保護板28とを設けず、基板11の上面11aに切断案内溝29を直接形成してもよい。
本発明の実施の形態における切断用冶具の斜視図であり、(a)は押え板を開いた状態を示し、(b)は切断用冶具を本にセットした状態を示す。 同、切断用冶具の図であり、(a)は図1(a)におけるX−X矢視図、(b)は図1(a)におけるY−Y矢視図、(c)は図1(a)におけるZ−Z矢視図である。 同、切断用冶具の拡大斜視図であり、(a)は押え板を開いた状態を示し、(b)は押え板を閉じた状態を示す。 同、切断用冶具の拡大斜視図であり、押え板を閉じた状態を示す。 同、切断用冶具の正面図であり、(a)は押え板を開いた状態を示し、(b)は押え板を閉じた状態を示す。 同、切断用冶具の小口当接面と切断案内面との部分の拡大縦断面図であり、(a)は押え板を閉じて被切断表紙を挟持した状態、(b)は切断用刃で端部はみ出し部分を切断している状態を示す。 従来のくるみ製本の手順を説明する概略図である。
符号の説明
1 本
2 被切断表紙
2a 端部はみ出し部分
3 用紙束
4 小口
5 切断用刃
5a 刃先
10 切断用冶具
11 基板
11a 上面
12 軸
13 押え板
16 小口当接面(小口当接部)
22 切断案内面(切断案内部)
25 磁石
29 切断案内溝

Claims (3)

  1. くるみ製本された本の用紙束からはみ出した被切断表紙の端部はみ出し部分を切断するときに用いられる製本表紙の切断用冶具であって、
    本の小口に沿って被切断表紙の裏面と用紙束との間に挿入される基板と、
    基板の両端部において軸支され且つ軸を中心に回動して被切断表紙を基板上面に挟持する押え板とを有し、
    基板に、外側方から小口に当接する小口当接部が設けられ、
    押え板に、切断用刃を案内する切断案内部が設けられ、
    押え板を基板上面側へ回動して閉じた状態で、小口当接部と切断案内部とが同平面上に位置することを特徴とする製本表紙の切断用冶具。
  2. 押え板を金属で構成し、
    基板に、押え板を吸着する磁石が設けられていることを特徴とする請求項1記載の製本表紙の切断用冶具。
  3. 基板に、切断用刃の刃先を案内する切断案内溝が形成され、
    切断時、切断案内部に案内される切断用刃の刃先が切断案内溝に嵌まり込むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の製本表紙の切断用冶具。
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