JP2005014158A - 穴あけ綴じ具 - Google Patents

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義知 村田
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Abstract

【課題】面倒な切替操作を必要とせずに、一台の穴あけ綴じ具で多数枚の用紙の穴あけ又は紙綴じ作業を夫々独立して行うことができ、さらに単一の紙置台上で穴あけを行った用紙にそのままの状態で紙綴じを行うことができるようにした。
【解決手段】単一の紙置台2の上面にて左右のガイド片5、5の下部に挿通した所要枚数の用紙Pの端部を左右の紙当板3、3の側部に当てることによって位置決めされた用紙に対して穴あけと紙綴じとを行なうようにした穴あけ綴じ具であって、左右のパンチ9、9が穴あけ用ハンドル7の押し下げ動作に従動して上下動されることにより、パンチ刃10、10による穴あけが行なわれる一方、紙綴じ用ハンドル23の押し下げ動作に従動して押刃25が案内されて押し下げられることにより、ガイドフレーム18内の綴針20の前端の1個が針穴22から通過して曲台30にて折曲されることにより紙綴じを行う。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一枚又は多数枚に重ねた用紙の穴あけと紙綴じの両方の機能を併せ持つ穴あけ綴じ具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、穴あけを行なうパンチと紙綴じを行うホッチキス(登録商標、以下同様)とは別体に構成されてたが、両者を一体化した用具として、下記の特許文献1又は特許文献2に示すものを例にあげて説明する。
【0003】
特許文献1に記載の発明は、図8に示すように、ホッチキスの紙綴じ機能とパンチの穴あけ機能とを一体化したものであり、ベース51の上部に綴針の曲台(図には見えない)が設けられ、該ベース51の上方には針押装置を内装したフレーム52と、該フレーム52の後端に枢軸52aで枢設されたハンドル53と、該ハンドル53の前端に設けられた押刃54とを有してなる。
【0004】
また、このハンドル53には切替スライダー55が設けられ、この切替スライダー55の切替によってハンドル53の押下げ動作を停止し、針押装置内の綴針が押圧されないようにしている。
【0005】
さらに、ベース51の下面にパンチ刃56、56および係合部57が設けられ、該ベース51の側部の取付部58、58によってパンチ台59を開閉自在に連結してあり、パンチ台59にはパンチ刃56、56が嵌入するパンチ穴60、60と係合部57が係止する係止部61とが設けられ、さらにパンチ台59の側部離間位置には抑止片61、61が設けられている。
【0006】
このような構成により、紙綴じを行う場合には、ベース51をパンチ台59に合致させた状態でベース51上部の曲台の上に用紙を載置して、ハンドル53を押し下げると、押刃54が針押装置内の綴針を押圧し、該綴針の両端が曲台で曲げられて紙を綴じる。
【0007】
また、パンチとして穿孔作業を行うには、ハンドル53の切替スライダー55を後方に移動してハンドル53とフレーム52との回動をとめた後、ベース51を略90度に開放し、パンチ台59上に設けた抑止片61、61の下面に用紙を挿入する。この状態でハンドル53を握持することによって、ベース51を元位置に回動して押し下げることにより、パンチ刃56、56が用紙を穿設しながらパンチ穴60、60内に嵌入されることによって穴あけが行われる。
【0008】
また、特許文献2に記載の発明は、図9(a)、(b)に示すように、本体ベース65の中央にホッチキス本体66とホッチキス台座67とを取付けたものを可動できるように取付け、図9 (b)に示すようにホッチキス本体66を移動することによって、パンチカッタースライド板68、68を外側に押し、パンチカッター69、69を可動させることなくホッチキスを使用することができる。この際、ホッチキス本体66を使用位置まで移動させ、パンチカッタースライド板68、68が外側に移動したら、ハンドル53を下げることによってホッチキス本体66を上方より押し、ホッチキス針で紙を綴じることができる。
【0009】
また、図9(a)に示すようにホッチキス本体66を使用位置とは逆の位置に移動させることによってパンチカッター69、69を内側に移動し、パンチカッター69、69のみを使用することができる。
【0010】
【特許文献1】
特開平11−300649号公報(第2頁、図1)
【特許文献2】
特開2003−11097号公報(第2頁、図1、図2)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の特許文献1の発明は、ホッチキスのベース51の下部にパンチ56、56による穴あけ構造を構成したもので、紙綴じ及び穴あけ共に小数枚の用紙にしかできないうえ、紙綴じと穴あけの作業を行うたびに、切替スライダー55の切替操作やベース51をパンチ台59から開放したり、閉じたりする開閉作業が必要となる。
【0012】
また、特許文献2の発明は、ホッチキスを使用するには、ホッチキス本体66を移動することによって、パンチカッタースライド板68を外側に押す必要がある。一方、パンチカッター69のみを使用するには、ホッチキス本体68を使用位置とは逆の位置に移動すると共にパンチカッター69を内側に移動した状態にする必要があり、この特許文献2の発明においても、紙綴じ及び穴あけ共に小数枚の用紙にしかできないうえ、紙綴じと穴あけの作業を行うために、ホッチキス本体66とパンチカッタースライド板68の移動操作が必要とされている。
【0013】
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたもので、面倒な切替操作を必要とせずに、一台の穴あけ綴じ具で多数枚の用紙の穴あけ又は紙綴じ作業を夫々独立して行うことができ、さらに単一の紙置台上で穴あけを行った用紙にそのままの状態で紙綴じを行うことができるようにした穴あけ綴じ具を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1における穴あけ綴じ具は、単一の紙置台の上面に所定間隔をあけて固設された左右の紙当板の上部に前方に延長されたガイド片を有するパンチフレームが固設され、前記単一の紙置台の上面にて前記左右のガイド片の下部に挿通した所要枚数の用紙の端部を前記左右の紙当板の側部に当てることによって位置決めされた用紙に穴あけと紙綴じとを行なうようにした穴あけ綴じ具であって、前記左右の各パンチフレームの垂直方向に挿通された各パンチが各パンチフレームに回動自在に枢設された穴あけ用ハンドルの押し下げ動作に従動して上下動されることにより、前記左右のパンチの下端に設けられたパンチ刃による穴あけが行なわれる一方、前記紙置台において左右の紙当板の中央から外方へ延長された基台にベースフレームが固設され、該ベースフレームの内部にコ字形綴針の押出装置を内蔵したガイドフレームが回動自在に枢設されると共に、前記ベースフレームの前端上部に回動自在に枢設された紙綴じ用ハンドルの押し下げ動作に従動して前記ガイドフレームの前端内部に沿って設けられた押刃が案内されて押し下げられることにより、前記ガイドフレーム内の綴針の前端の1個が該ガイドフレームの前端下部の針穴から通過して前記紙置台の所定位置に固設された曲台にて折曲されることにより紙綴じを行うようにしたことを特徴とする。
【0015】
また、本発明の請求項2の穴あけ綴じ具は、請求項1において、前記綴針による紙綴じ位置が前記左右のパンチ刃による穴あけ位置の略中央にあることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の請求項3の穴あけ綴じ具は、請求項1又は2において、前記紙置台に設けられた曲台の先方に指標を有する指標窓が形成されると共に、該指標窓の下部に設けられた長尺のゲージが前記紙置台に設けられた穿孔部に挿通されることによって前記左右の紙当板と平行に移動可能であり、前記ゲージには前記指標窓から読み取られる書類サイズ用のスケールが設けられ、該ゲージの端部に用紙の端部を係止する起立片が形成されてなることを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明の請求項4の穴あけ綴じ具は、請求項1、2又は3において、前記紙置台には前記左右のパンチ刃が挿通する位置にパンチ穴が形成されると共に、該紙置台の裏側に前記パンチ刃によって打ち抜かれた紙屑を受けるための収容蓋が着脱自在に嵌合されていることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0019】
本発明による穴あけ綴じ具1は、図1に示すように、単一の紙置台2の上面に所定間隔をあけて固設された左右の紙当板3、3の上部にパンチフレーム4、4が固設され、夫々のパンチフレーム4、4の下部には前方に延長されたガイド片5、5が形成されている。なお、図4に示すように、夫々のガイド片5、5の先端はやや上方に折曲された湾曲形状を成し、その下部に用紙P(図6又は図7参照)を挿入し易くしている。
【0020】
このような構成においては、図2或いは図6、図7に示すように、単一の紙置台2の上面にてガイド片5、5の下部に挿通した所要枚数の用紙Pの端部を左右の紙当板3、3の側部に当てることによって用紙Pの位置決めを端部をそろえた状態で行うことができる。そして、この紙置台2上に上記のように位置決めされた用紙Pに対して穴あけと紙綴じとが行なわれるため、紙当板3、3の厚さが紙置台2とガイド片5、5との隙間Cの幅を規定し、この隙間幅が本発明による穴あけ綴じ具1にセットし得る用紙Pの最大枚数を決定することになる。
【0021】
上記の穴あけ綴じ具1において、用紙Pに穴あけを行なう機構について説明すると、図3に示すように、左右の各パンチフレーム4、4は断面長方形状に形成され、各パンチフレーム4、4の両側に垂直片4a、4aが形成され、左右の垂直片4a、4aに対して枢軸6、6によって穴あけ用ハンドル7が回動自在に枢設されている。
【0022】
また、図3に示すように、上記の穴あけ用ハンドル7の左右には枢軸6、6のやや上方に支軸8、8が設けられ、各支軸8、8には左右の各パンチフレーム4、4の上下の穿孔部に垂直方向にパンチ9、9が挿通されている。
【0023】
各パンチ9、9の下端にはパンチ刃10、10が下向きに形成されると共に、各パンチ9、9の途中にフランジ9a、9aが固設され、該フランジ9aと各パンチフレーム4の下辺との間にスプリング11、11が挿着されているため、穴あけ用ハンドル7は常に上方に弾性的に付勢された状態にされている。
【0024】
ただし、図2又は図4に示すように、穴あけ用ハンドル7の左右の下端上部7aが左右のパンチフレーム4、4の上端の係止位置4b、4bに係止されることによって、穴あけ用ハンドル7は、自然状態で、前方(図4の右方)斜め方向に傾斜した状態を保つ。
【0025】
なお、図1において、左右のパンチ刃10、10の間隔は通常の約8cm間隔にされ、この左右のパンチ刃10、10による穴あけは、約8cmの間隔で行なわれる。
【0026】
さらに、本実施例において、図3に示すように、紙置台2には左右のパンチ刃10、10が挿通する位置にパンチ穴12、12が形成されると共に、図1に示すように、該紙置台2の裏面にパンチ刃10によって打ち抜かれた紙屑を受けるための収容蓋13が着脱自在に嵌合されている。
【0027】
上記の構成により、紙置台2の上面にてガイド片5、5の下部に所要枚数の用紙Pを挿通してその端部を左右の紙当板3、3の側部に当てることによって用紙Pの端部をそろえた状態で位置決めを行うことができる。次いで、左右の各パンチフレーム4、4の垂直方向に挿通された各パンチ9、9が各パンチフレーム4、4に回動自在に枢設された穴あけ用ハンドル7の押し下げ動作に従動して上下動されることにより、左右のパンチ9、9の下端に設けられたパンチ刃10、10による穴あけが行なわれ、打ち抜かれた紙屑は収容蓋13の内部に収容される。なお、この収容蓋13は、紙置台2の下部の空所に嵌め込まれているため、この収容蓋13を取り外すことによって内部の紙屑を排除することができる。
【0028】
次に、本実施例において、紙綴じを行なう機構について説明すると、図2に示すように、紙置台2において左右の紙当板3、3の中央から外方へ基台15が延長されると共に、該基台15にベースフレーム16が固設されている。
【0029】
ベースフレーム16には、図1に示すように、内部にコ字形綴針(不図示)の押出装置17を内蔵したガイドフレーム18が枢軸16aで回動自在に枢設され、図4に示すように基台15とガイドフレーム18との間にはスプリング19が回想されているため、ガイドフレーム18は枢軸16aの周りに前方が常に上方へ付勢されている。
【0030】
このガイドフレーム18の内部は市販のコ字形綴針の連続体を案内する長尺の溝が形成され、このガイドフレーム18の後端に着脱自在に嵌合されたストッパー21と不図示のスプリングとで構成された押出装置17によって、上記のコ字形綴針20の連続体がガイドフレーム18の先端まで弾性を有して押し出されるように構成されている。なお、ストッパー21を取り外すことによって、ガイドフレーム18の内部に市販のコ字形綴針20の連続体を充填することができる。
【0031】
また、図1に示すように、ガイドフレーム18の前端下部にはコ字形綴針の連続体の内の1個の綴針20を下方へ通過させる針穴22が形成されている。
【0032】
一方、図4に示すように、ベースフレーム16の前端上部に紙綴じ用ハンドル23が枢軸18aで回動自在に枢設されている。この紙綴じ用ハンドル23は、穴あけ用ハンドル7の操作に対して独立して操作できるように、穴あけ用ハンドル7の上方へ立ち上げた上端から前方傾斜方向へ伸張した形状に形成されている。
【0033】
また、図1又は図3に示すように、この紙綴じ用ハンドル23の内部には、ガイドフレーム18の前端に形成された押刃ガイド24に沿って上方へ長尺の押刃25が伸長され、該押刃25の上端を支持した支持軸26を案内する溝状軌道27(図4参照)が形成されている。
【0034】
このような構成により、上記の穴あけと同一の紙置台2の上面にてガイド片5、5の下部に所要枚数の用紙Pを挿通してその端部を左右の紙当板3、3の側部に当てることによって用紙Pの端部をそろえた状態で位置決めを行い、次いで紙綴じ用ハンドル23の押し下げ動作に従動して押刃25がガイドフレーム18の前端の押刃ガイド24に沿って押し下げられることにより、ガイドフレーム18内の綴針20の前端の1個が該ガイドフレーム18の前端下部の針穴22から通過して紙置台2の所定位置に固設された曲台30に形成された両側の湾曲溝31、31(図1参照)に倣って内側に折曲されることによって紙綴じを行う。
【0035】
本実施例において、図2に示すように、曲台30は左右のパンチ穴12、12間の中央であって、パンチ穴12、12と略同様の前後位置に位置を決めて固設されている。このような構成によって、図6に示すように、単一の紙置台2にセットした用紙Pに穴あけ用ハンドル7の押し下げ操作によってパンチ10、10による穴あけを行ない、次いで図7に示すように紙綴じ用ハンドル23の押し下げ操作によって綴針20による紙綴じを行うと、紙綴じ位置(図2の湾曲溝31、31に相当する位置)はパンチ10、10による穴あけ箇所の略中央位置となる。
【0036】
また、本実施例においては、図1に示すように、紙置台2に設けられた曲台30の先方に指標32を有する指標窓33を形成すると共に、該指標窓33の下部に設けられた長尺のゲージ34が紙置台2の穿孔部2aに挿通されることによって左右の紙当板3、3と平行に移動可能にされている。さらに、図5に示すように紙置台2の背面にて指標窓33の裏側に固設されたゲージ保持具37でゲージ34の滑りを抑制するように保持してある。
【0037】
このゲージ34には指標窓33から読み取られる書類サイズ用のスケール(不図示)が設けられているため、指標32に所定大の書類のスケールを合わせるようにゲージ34の位置を調整することによって、ゲージ34の端部に形成された起立片35に用紙Pの端部を合わせるだけで所定の離間位置に左右のパンチ刃10、10による穴あけ或いは紙綴じを行うことができる。
【0038】
なお、上記の構成においては、紙置台2の裏側の前方左右と収容蓋13の裏側の後方左右にゴム製脚部38、38…が固設してあり、上記の穴あけ及び紙綴じの際の滑り止めを成すようにしている。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の穴あけ綴じ具によれば、比較的多数枚の用紙の穴あけを行う機構と紙綴じを行なう機構とを単一の紙置台に一体的に構成してあるため、その分製造コストが安価になり、また使用の際にも、一台で用紙の穴あけと紙綴じとを独立的且つ併用して行うことが可能となり、設置スペースをとることなく、一台で多機能な使用が可能となる。
【0040】
即ち、本発明においては、単一の紙置台の上面に所定間隔をあけて固設された左右の紙当板の上部に前方に延長されたガイド片を有するパンチフレームが固設されているため、この紙置台の上面にて左右のガイド片の下部に挿通した所要枚数の用紙の端部を左右の紙当板の側部に当てることによって端部をそろえた状態で位置決めされた用紙に穴あけと紙綴じとを行なうことができ、しかも穴あけ用ハンドルの押し下げ操作と紙綴じ用ハンドルの押し下げ操作は夫々独立的且つ同時に行うことが可能であるため、穴あけのみの作業、紙綴じのみの作業、さらには用紙に穴あけを行なった際に、この用紙の仮綴じを行う作業を行うことも可能となる。
【0041】
また、本発明においては、紙置台に設けられた曲台の先方に指標を有する指標窓が形成されると共に、該指標窓の下部に設けられた長尺のゲージが設けられているため、前記指標に所定大の書類のスケールを合わせるようにゲージの位置を調整することによって、ゲージの端部に形成された起立片に用紙の端部を合わせるだけで所定位置にパンチによる穴あけ或いは紙綴じを行うことができる。
【0042】
さらに、本発明によれば、紙置台に形成された左右のパンチ穴とパンチ刃によって打ち抜かれた紙屑を受けるための収容蓋が着脱自在に設けられているため、穴あけ後の紙屑が散乱することなく使用することができ、また収容蓋を取り外すことによって収容蓋の内部に貯まった紙屑を容易に廃棄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による穴あけ綴じ具の前方斜視図である。
【図2】本発明による穴あけ綴じ具の上面図である。
【図3】本発明による穴あけ綴じ具の前方端面図である。
【図4】本発明による穴あけ綴じ具の側面図である。
【図5】本発明による穴あけ綴じ具の底面図である。
【図6】本発明による穴あけ綴じ具によって用紙の穴あけを行っている状況を示す前方斜視図である。
【図7】本発明による穴あけ綴じ具によって用紙の紙綴じを行っている状況を示す前方斜視図である。
【図8】従来の多機能パンチホッチキスの開放状態を示す斜視図である。
【図9】(a)、(b)は従来のホッチキス一体型ペーパーパンチの上面図である。
【符号の説明】
1…穴あけ綴じ具
2…紙置台
2a…穿孔部
3…紙当板
4…パンチフレーム
4b…係止位置
5…ガイド片
6…枢軸
7…穴あけ用ハンドル
8…支軸
9…パンチ
9a…フランジ
10…パンチ刃
11…スプリング
12…パンチ穴
13…収容蓋
15…基台
16…ベースフレーム
17…押出装置
18…ガイドフレーム
18a…枢軸
19…スプリング
20…綴針
21…ストッパー
22…針穴
23…紙綴じ用ハンドル
24…押刃ガイド
25…押刃
26…支持軸
27…溝状軌道
30…曲台
31…湾曲溝
32…指標
33…指標窓
34…ゲージ
35…起立片
37…ゲージ保持具
38…ゴム製脚部
P…用紙

Claims (4)

  1. 単一の紙置台の上面に所定間隔をあけて固設された左右の紙当板の上部に前方に延長されたガイド片を有するパンチフレームが固設され、前記単一の紙置台の上面にて前記左右のガイド片の下部に挿通した所要枚数の用紙の端部を前記左右の紙当板の側部に当てることによって位置決めされた用紙に穴あけと紙綴じとを行なうようにした穴あけ綴じ具であって、前記左右の各パンチフレームの垂直方向に挿通された各パンチが各パンチフレームに回動自在に枢設された穴あけ用ハンドルの押し下げ動作に従動して上下動されることにより、前記左右のパンチの下端に設けられたパンチ刃による穴あけが行なわれる一方、前記紙置台において左右の紙当板の中央から外方へ延長された基台にベースフレームが固設され、該ベースフレームの内部にコ字形綴針の押出装置を内蔵したガイドフレームが回動自在に枢設されると共に、前記ベースフレームの前端上部に回動自在に枢設された紙綴じ用ハンドルの押し下げ動作に従動して前記ガイドフレームの前端内部に沿って設けられた押刃が案内されて押し下げられることにより、前記ガイドフレーム内の綴針の前端の1個が該ガイドフレームの前端下部の針穴から通過して前記紙置台の所定位置に固設された曲台にて折曲されることにより紙綴じを行うようにしたことを特徴とする穴あけ綴じ具。
  2. 前記綴針による紙綴じ位置が前記左右のパンチ刃による穴あけ位置の略中央にあることを特徴とする請求項1記載の穴あけ綴じ具。
  3. 前記紙置台に設けられた曲台の先方に指標を有する指標窓が形成されると共に、該指標窓の下部に設けられた長尺のゲージが前記紙置台に設けられた穿孔部に挿通されることによって前記左右の紙当板と平行に移動可能であり、前記ゲージには前記指標窓から読み取られる書類サイズ用のスケールが設けられ、該ゲージの端部に用紙の端部を係止する起立片が形成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の穴あけ綴じ具。
  4. 前記紙置台には前記左右のパンチ刃が挿通する位置にパンチ穴が形成されると共に、該紙置台の裏側に前記パンチ刃によって打ち抜かれた紙屑を受けるための収容蓋が着脱自在に嵌合されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の穴あけ綴じ具。
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