JPH0679994A - パンチ装置付綴込具並びに該装置用ロック装置及びその製造方法 - Google Patents

パンチ装置付綴込具並びに該装置用ロック装置及びその製造方法

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JPH0679994A
JPH0679994A JP27763892A JP27763892A JPH0679994A JP H0679994 A JPH0679994 A JP H0679994A JP 27763892 A JP27763892 A JP 27763892A JP 27763892 A JP27763892 A JP 27763892A JP H0679994 A JPH0679994 A JP H0679994A
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punching
hole
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JP27763892A
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Yoshio Mihashi
良夫 三橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書類やカード等の用紙をファイル帳にとじ込
む際に、用紙に規定の孔をあけるためのパンチ装置と、
このパンチ装置の上面にとじ具を配設すると共に、不使
用時にパンチ装置が不用意に開放しないようにロック装
置を設けた、パンチ装置付綴込具並びに該装置用ロック
装置及びその製造方法に関するものである。 【構成】 長方形のベース1の上面にパンチ孔4を設け
ると共に、長手方向の一側に回動自在に小弾力性硬質合
成樹脂材の作動体2をヒンジ部9を介して一体的に連設
し、この作動体2の下面にパンチ刃11を固着すると共
に、作動体の上面に用紙のとじ具を設け、更にベース1
と作動体2を係止するロック装置を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書類やカード等の用紙
をファイル帳にとじ込む際に、用紙に規定の孔をあける
ためのパンチ装置と、このパンチ装置の上面にとじ具を
配設すると共に、該パンチ装置を係止するためのロック
装置を設けたパンチ装置付綴込具並びに該装置用ロック
装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から書類等をとじ込むファイルに、
孔あけパンチを設けたものが開示されている。例えば実
公昭14−4000号の「パンチ」付移動「ファイ
ル」、実公昭51−46088号の「パンチを兼ねた書
類ばさみ」、実公昭52−19629号の「パンチファ
イル」、実公昭56−44539号の「パンチ付きファ
イル」等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパンチファイル
は、前記公報に示されているように、金属製のパンチ刃
を取付部材に、ネジ締めやかしめ操作等によって取り付
けたもので、取り付けにはいずれも動力機を必要とする
ものであり、またパンチ孔台も金属製でパンチ刃取付部
材と、パンチ孔台との間にはロック装置のないものが多
く、あってもロック装置が複雑であり、製造組み立てが
面倒なため高価になるばかりでなくパンチ刃の刃先部が
水平状または二股状になっているため、穿孔作業の際に
用紙が切れ残り、確実な穿孔ができない等の欠点があっ
た。
【0004】本発明は、従来の技術が有するこのような
欠点をなくすためになされたもので、構成が極めてシン
プルで、製造や組み立てが容易であり、確実な穿孔とベ
ースと作動体のロックが完全で、かつ安価なパンチ装置
付綴込具並びに該装置用ロック装置及びその製造方法を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパンチ装置付綴込具並びに該装置用ロック
装置は、僅かに弾性を有する硬質合成樹脂製の長方形の
ベースの上面にパンチ孔もしくはパンチ刃を設け、長手
方向の一側に、回動可能にヒンジ部を介して作動体を一
体的に形成し、この作動体の下面に、前記ベースに設け
たパンチ孔もしくはパンチ刃と嵌合するためのパンチ刃
もしくはパンチ孔を設けたものである。そして前記ベー
ス、またはベースの下面に装着する屑受けもしくはファ
イル帳と、前記作動体のいずれかの一方に係止部を設
け、他方に前記係止部と係合する係合部を形成した、作
動体のロック機構を構成すると共に、前記作動体の上面
に、とじ具を設けたものである。
【0006】なお、作動体の上面に設けるとじ具は、従
来から用いられているリング式のとじ具や、ラッチング
式とじ具の他パイプ式とじ具、フラットファイル式のと
じ具等、ファイル帳の形式などに応じて、各種のとじ具
を用いることができるものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明の、パンチ装置
付綴込具によって書類やカード等の用紙に穿孔を行うに
は、まずベースと作動体のロックを解除した後、作動体
を上方に回動してから、用紙をベースの差込口に差し込
んた後、作動体を下方に回動すると、作動体の下面に突
設されたパンチ刃が、用紙を穿孔した後ベースのパンチ
孔に嵌入して用紙を完全に穿孔するものである。
【0008】そして作動体を再び上方に回動すると、差
込口に用紙が残るため簡単に穿孔された用紙を取り出す
ことができる。なお、穿孔された用紙を作動体上面のと
じ具に綴じ込むのは、従来の各種ファイルの綴じ込み方
法と同様である。
【0009】
【実施例1】以下実施例1について図1から図3を参照
して説明すると、図1は本発明のパンチ装置付綴込具の
作動体2を上方に回動した状態を示す斜視図、図2は図
1の要部の断面図、図3は本発明の綴込具をファイル帳
に装着した状態の右側面図で、1はベース、2は作動
体、3は綴り環である。
【0010】長方形のベース1は、僅かに弾力性を有す
る硬質合成樹脂、例えばポリプロピレン(PP)樹脂の
ような合成樹脂材を以って構成し、図1に示すように上
面に通常80mmの間隔にてパンチ孔4・4が穿設さ
れ、該パンチ孔4の両側には、穿孔された用紙をベース
1側に抑止するため、下面に用紙の差入口5・5を形成
した紙抑え6・6を設け、更にベース1の両端部に、作
動体2を係止するため、先端に係止部7を形成した係止
体8をヒンジ部9を介して回動可能に形成する。
【0011】ベース1の上方に連設する作動体2は前記
ベース1と同一部材を以って構成し、基部においてヒン
ジ部9を介して回動自在にベースと一体的に形成されて
おり、下面には、前記のベース1に穿設されたパンチ孔
4に嵌入する、先端に4個の刃先13を設けた金属製の
パンチ刃11・11を止着すると共に、両端部に前述の
係止体8の係止部7を係上する係合部12を形成する。
【0012】また作動体2の上面には、図2及び3に示
すようにケースカバー14が形成され、該ケースカバー
14内には両端部に半円形の綴り環3を一体的に形成し
た、従来公知の2枚のはね板15・15がそれぞれ向き
合うように収納され、前記綴り環3を、ケースカバー1
4の上面に設けられた切欠き16から突出させ、更には
ね板15の内側側縁17・17には、はね板15が組み
あわさったときに、外れないようにするために複数の突
起18が設けられ、該突起18を互いに食い違うように
組合わせて、図2のごとく横断面がくの字になるように
係合させる。そしてはね板15の外側縁19をケースカ
バー14のポケット部20に可動自在に介装して、2枚
のはね板15を、作動体2上面のケースカバー14内に
収納する。
【0013】次にベース1の下面には、図1及び2に示
すように断面U字状に形成された屑受け21を引き出し
可能に挿入し、手前側の上面に指掛け22を設ける。な
お図において23はパンチ屑、24はファイル帳への取
付孔、25は書類やカード等の用紙、26はファイル
帳、43は鋲である。
【0014】本発明の実施例1は以上のように構成され
ているので、これにより書類やカード等に穿孔を行うに
は、図1の作動体2が上方に回動された状態において、
屑受け21をベース1の内部に挿入した後、書類やカー
ド等の用紙(図示なし)を、ベース1の上面に設けられ
た紙抑え6の下面に形成された用紙の差込口5に差込ん
だ後、作動体2を下方に回動すると、作動体2の下面に
止着されたパンチ刃11の刃先13がまず用紙に食い込
み、更に作動体2を押圧することにより、パンチ刃11
がパンチ孔4内に嵌入して用紙を確実に穿孔する。切断
されたパンチ屑23は、屑受け21内に収容される。
【0015】なお穿孔が終って用紙を取り出すには、再
び作動体2を図1のごとく上方に回動すると、パンチ刃
11が食い込んでいる用紙が、共に上方に回動しようと
するが、上方の紙抑え6により抑止されて差込口5内に
残るため、用紙を簡単に取り出すことができる。
【0016】次に穿孔された用紙を本発明の綴込具に綴
じ込むには、図3の状態において、作動体2上方の綴り
環3・3を、双方共外方に開くと、従来公知のごとく、
綴り環3・3は、はね板15・15の長手方向の左右上
面に一体的に形成されているため、左右どちらかの綴り
環3・3を開くと、左右双方の綴り環が開かれ、はね板
15・15を収容しているケースカバー14の弾性力に
より、4個の半円形の綴り環3は総て外方に回動して、
開放状態になる。
【0017】これにより穿孔された前記用紙を綴り環3
・3に嵌装した後、開放されている前記綴り環3・3を
元に戻せば、はね板15・15及びケースカバー14の
弾性力により、綴り環3・3は常時内側に付勢されて図
3の状態になり、綴り込んだ用紙25がはずれることな
く確実に保管できる。
【0018】なお、綴り込まれた用紙25をファイル帳
26内に安定させるため、作動体2をベース1に固定す
るには、図3に示すように、ベース1に設けられた係止
体8を上方に回動させ、該係止体8の係止部7を作動体
2の両側に設けた係合部12に嵌合係止して、作動体2
をベース1に固定するものである。
【0019】また、穿孔されたパンチ屑を捨てるには、
図3の状態から係止体8を下方に回動した後、図1のご
とく作動体2を上方に開放した後、屑受け21の指掛け
22に指先を当てて手前側に引き出し、屑受け21をベ
ース1から取り出してパンチ屑23を処理するものであ
る。
【0020】
【実施例2】次に図4から図6に示す実施例2について
説明する。この実施例2は3孔用のパンチ装置付綴込具
であって、図4は作動体2を上方に回動し、屑受け21
をベース1から引き出した状態の斜視図、図5は不使用
状態の平面図、図6は、図5のA−A線における断面図
である。
【0021】図4に示すように、僅かに弾力性を有する
硬質合成樹脂材よりなる長方形のベース1の上面には、
通常約108mmの間隔にてパンチ孔4を3個穿設する
と共に、該パンチ孔4の近傍位置に、下面に用紙の差込
口5を形成した紙抑え6を設け、更にベース1の長手方
向の一側端に、作動体2を回動自在に装着するためヒン
ジ部9を設ける。
【0022】次にベース1の上方に連設する作動体2
は、前記ベース1と同一の資材を以って構成し、基部の
ヒンジ部9を介して回動自在にベース1に連設され、下
面には、前記ベース1に穿設された3個のパンチ孔4に
嵌入する、金属製の3個のパンチ刃11を止着すると共
に、長手方向の中間部に、後述する屑受け21に設けた
係止部7と係合する係合部12を形成する。
【0023】また作動体2の上方には、後述のとじ具3
1を装着するため、図6に示すごとく断面U字状の取付
部29を設ける。この取付部29は図6に示すように、
長手方向両側の上縁部28・28がそれぞれ内側に折り
曲げられている。そして該取付部29の上方にケースカ
バー14を嵌着する。ケースカバー14の内部には、半
円形の綴り環3・3を一体的に形成した2枚のはね板1
5・15がそれぞれ向き合うように配設され、更に長手
方向の両端には開放てこ30が止着され、従来公知の3
孔式とじ具31が装着されている。
【0024】次にベース1の下面に挿入する屑受け21
は、例えばPP材のような合成樹脂材を以って成形した
もので、図4及び6に示すように、上面を切欠いた箱形
に形成し、手前側の中央部には作動体2を係止するた
め、ヒンジ部9を介して形成した係止体8を回動可能に
一体的に構成する。これにより作動体2をベース1に係
止するには、図5及び図6に示すように屑受け21をベ
ース1内に挿入した後、係止体8の係止部7を作動体2
の係合部12に係止して、作動体2の回動を防止するも
のである。なお、図4において、33は係止体8の中間
部が嵌入する嵌合部、34は作動体2を閉鎖したとき、
ベース1上の紙抑え6の上面が嵌入する溝孔である。
【0025】本発明の実施例2のパンチ装置付綴込具は
以上のような構成になっており、このため使用に当って
の穿孔方法、穿孔された用紙の取り出し、及びとじ具へ
の綴込み等については、前述の実施例1と同様であるの
で説明を省略する。
【0026】
【実施例3】次に図7及び8に示す実施例3について説
明する。この実施例3は、用紙に4個の綴じ孔を穿孔し
て使用する綴込具であって、図7は前述の図4と同様に
作動体2を上方に回動し、屑受け21をベース1から引
き出した状態の斜視図、図8は屑受け21をベース1内
に収納し、作動体2をロックした状態の中央部分の断面
図である。
【0027】PP樹脂材よりなる長方形のベース1の上
面には、通常約80mm間隔にて、パンチ孔4を4個穿
設すると共に、該パンチ孔4の外側に隣接して、下面に
差込口5を形成した紙抑え6を設け、更にベース1の長
手方向の一側端部に形成したヒンジ部9を介して作動体
2を回動自在に一体的に形成する。
【0028】前記作動体2の下面には、前記ベース1の
4個のパンチ孔4に嵌入する金属製のパンチ刃11を4
個止着すると共に、長手方向の中央部前部側に、作動体
2をベース1にロックするため、係止体8を回動可能に
止着する止着部35を形成する。
【0029】前記止着部35に止着する係止体8は、図
8に示すように下方に係上部7をL字状に形成すると共
に、上部に前記止着部35の止着孔(図示なし)に止着
するための突軸36を設け、更に突軸36の側面に指掛
け22を形成する。そして、図8のごとく、作動体2に
止着された係止体8の係止部7がベース1の中央部前端
側に形成された係合部12の下面に係止して、作動体2
をベース1にロックするようにする。
【0030】次に前記作動体2の上方には、前述の実施
例2と同様に、断面U字状の取付部29を設け、該取付
部29に実施例2と同様な従来公知の4孔式とじ具31
を装着する。
【0031】次にベース1の下面には図7及び8に示す
ように、上面を切欠いた箱形の屑受け21が出入可能に
挿入されている。なお図7において37はベース1に設
けた切欠部で、屑受け21を引き出しやすくするための
ものであり、38はベース1の中央部分を示す表示であ
る。
【0032】本発明の実施例3は以上のように構成され
ているので、このパンチ装置付綴込具により用紙に穿孔
を行うには、まず、図8のベース1と作動体2が係止体
8の係止部7によりロックされた状態において、係止体
8上方の指掛22に指先を当てて上方に回転すると、係
合部12に係止している係止部7の係合がはずれて、ベ
ース1と作動体2のロックが解除される。
【0033】これにより作動体2を上方に回動して図7
の状態にする。これにより用紙への穿孔が可能になるも
のである。なお、書類やカード等への穿孔方法や、綴り
環3への用紙の装着等については、前述の実施例1及び
2と同様であるので説明を省略する。そして作動体2を
ベース1にロックするには、前記説明と逆の操作を行う
ことによりロックできる。
【0034】
【実施例4】次に図9から図11に示す実施例4につい
て説明する。この実施例4は、主としてファイル帳の裏
表紙の内側に装着して用いる、パンチ装置付綴込具であ
って、前述の各実施例と異なり、パンチ屑受け21を取
り去ったもので、このためパンチ屑は、裏表紙に設けた
パンチ屑孔39から排出されるようになっており、図9
は不使用状態の斜視図、図10は作動体2を上方に回動
した状態の斜視図、図11はファイル帳26に装着した
状態の図9のB−B線における断面図である。
【0035】図10に示すように、PP樹脂材よりなる
長方形のベース1の上面には、通常80mmの間隔にて
2個のパンチ孔4を突設すると共に、該パンチ孔4の外
側に隣接して、下面に差込口5を形成した紙抑え6を設
け、更にベース1の長手方向の一側端部に形成したヒン
ジ部9を介して作動体2を回動自在に装着する。
【0036】前記作動体2の下面には前記ベース1の2
個のパンチ孔4に嵌入する、先端に4個の刃先13を設
けた金属製のパンチ刃11を、2個止着すると共に、前
記パンチ刃11の外側に、前記ベース1の上面に設けら
れた、紙抑え6が嵌脱する溝孔34を形成する。
【0037】作動体2に形成した前記溝孔34には、一
側部に係合部12を設け、この係合部12に、前述のベ
ース1上に形成した、紙抑え6の側面部に設けた係止部
7を係合させて、作動体2をベース1にロックできるよ
うに構成する。
【0038】次に作動体2上面の長手方向の一側部に、
図9及び図11に示すように、半円形の綴り環3aを2
個突設すると共に、他方の一側部に、幅狭の回動体40
をひんじ部9を介して回動可能に連設する。そして該回
動体40の上面に、半円形の綴り環3bを2個突設し、
該綴り環3bの上部先端に、それぞれ係止突起41を外
方に向けて形成し、この係止突起41を、前記半円形の
綴り環3aの先端に設けた、係合孔42に係止して、両
綴り環3a・3bの合体により円形を形成し、力を加え
ない限り円形を保持するようにして、従来公知のごとく
とじ具31を構成する。
【0039】本発明の実施例4は以上のように構成され
ているので、これにより用紙に穿孔を行うには、図9の
不使用状態から作動体2を上方に回動すると、作動体2
の溝孔34の係合部12に掛合していた、ベース1の紙
抑え6の係止部7の掛合が外れ、図10の状態になる。
これにより実施例1と同様に、差込口5に用紙を差し込
んた後、作動体2を下方に回動すると、パンチ刃11が
用紙を穿孔してパンチ孔4に嵌入するため、穿孔された
パンチ屑は、図11に示すように、ベース1のパンチ孔
4、及びファイル帳26のパンチ屑孔39から排出され
る。
【0040】次に穿孔された用紙をとじ具31に綴じ込
むには、図9の状態において、半円形の綴り環3b及び
3bの上方を左手の親指と人さし指で軽くつまむと、綴
り環3aの係合孔42に掛合していた、綴り環3bの係
止突起41の係合がはずれる。これにより図11に示す
ように、綴り環3bを矢印方向に回動すると、綴り環3
bは回動体40と共に点線で示す位置に回動し、これに
より穿孔された用紙を容易に綴り環3aに綴じ込むこと
ができ、また、綴り環3bを元位置に戻せば図9の状態
になり、綴じ込まれた用紙がはずれることがない。
【0041】
【実施例5】次に図12及び13に示す実施例5につい
て説明する。前述の各実施例においては、ベース1にパ
ンチ孔4を設け、このパンチ孔4に嵌入するパンチ刃1
1を作動体2に止着したが、この実施例5においては、
逆に、例えばPP樹脂材のような弾性硬質合成樹脂製の
ベース1に、先端に4個の刃先13を有する金属製のパ
ンチ刃11を上方に向けて固着すると共に、作動体2に
パンチ孔4を設けたものであって、図12は作動体2を
上方に回動した状態の斜視図、図13は、作動体2を閉
じた状態でファイル帳26に装着した状態の要部の断面
図である。
【0042】図12に示すようにベース1の上面に、通
常80mmの間隔にて2個のパンチ刃11を止着すると
共に、該パンチ刃11の後方に、用紙の挿入位置を規制
すると共に作動体2を係止するため、上方に係止部7を
設けた係止体8を形成し、更にベース1の一側端部に設
けたヒンジ部9を介して作動体2を回動可能に連設す
る。
【0043】前記作動体2は図12に示すように、ベー
ス1に止着したパンチ刃11が嵌入する、2個のパンチ
孔4を設けると共に、更にベース1に形成した係止体8
が嵌合する溝孔34を設け、この溝孔34の外方に係合
部12を形成し、この係合部12に前記係止体8の係止
部7を係合させて作動体2をベース1にロックするよう
にする。
【0044】次に作動体2の上面には前記実施例4と同
様に、半円形の綴り環3aを2個突設すると共に、他方
の一側部に回動体40をヒンジ部9を介して連設し、こ
の上面に綴り環3bを2個突設し、綴り環3aと3bを
前記実施例4と同様に係合離脱可能に形成して、とじ具
31を構成する。
【0045】この実施例5のパンチ装置付綴込具により
穿孔を行うには、図12に示す状態で、用紙の先端を係
止体8の手前側に位置させてパンチ刃11・11の上に
置いた後、作動体2を下方に回動して押し下げれば、パ
ンチ刃11が、パンチ孔4内に嵌入するため、パンチ刃
11・11上の用紙が穿孔される。孔あけ後、作動体2
を図12のように上方に回動することにより、用紙をパ
ンチ刃11・11から容易に取り外すことができる。な
お、穿孔された用紙をとじ具31に綴じ込むのは、前述
の実施例4と同様であるので説明を省略する。
【0046】
【実施例6】次に図14から図16に示す実施例6につ
いて説明する。この実施例6は、作動体2の上面に配設
する用紙のとじ具31を、従来公知のパイプ式とじ具を
以って構成し、パンチ刃11は前実施例5と同様に、ベ
ース1に上向きに形成したものであって、図14は不使
用状態の斜視図、図15は作動体2を上方に回動した状
態の斜視図、図16は図14の要部の断面図である。
【0047】図15に示すようにPP樹脂材のような弾
性硬質合成樹脂製のベース1の上面には、通常80mm
間隔にて、4個の刃先13を有する金属製の2個のパン
チ刃11を上方に向けて設けると共に、該パンチ刃11
の外側にファイル帳26への取付孔24を穿設して、鋲
43によりファイル帳26へ固着し、更にベース1の一
側端部に設けたヒンジ部9を介して作動体2を回動可能
に連設する。
【0048】前記作動体2には、図15に示すようにベ
ース1に止着したパンチ刃11が嵌入する2個のパンチ
孔4を設けると共に、両端部に係合部12を突設し、こ
の係合部12に、ファイル帳26に形成した、係止体8
の係止部7を図14のごとく係止して、作動体2をベー
ス1上にロックするようにする。
【0049】次に作動体2には、図14に示すように長
手方向の一側に回動側板44を、ヒンシ部9を介して回
動可能に立設し、またその内側には、書類やカード等の
用紙を綴じ込むための中空の綴り棒47を2本形成す
る。
【0050】また、図14に示すように、作動体2上面
の他の一側の中間部に設けられた掛止板48は作動体2
と一体的に形成され、力を加えることにより、PP樹脂
部材の弾性により外方に偏倚可能に形成されている。
【0051】次に前記回動側板44と、掛止板48との
間には、図14及び16に示すように、金属製の挿通杆
49を2本固着した連結体50が装着されている。この
連結体50は、図14に示すように両端部の下面は作動
体2の上面に当接し、中間部は前記掛止板48に掛合
し、さらに連結体50に設けた掛止突片51が、掛止板
48の掛止溝52に掛止されており、これにより連結体
50の挿通杆49を、回動側板44の綴り棒47内に挿
嵌することにより、回動側板44が、図14のごとく直
立した状態に保持される。
【0052】本発明の実施例6は以上のように構成され
ているので、この綴込具により穿孔を行うには、図14
の作動体2がロックされている状態から、係止体8を倒
伏して作動体2のロックを解除した後、作動体2を上方
に回動して図15の状態にする。そして用紙をパンチ刃
11・11の上に置いた後、作動体2を下方に回動して
押し下げれば、パンチ刃11が用紙を穿孔した後パンチ
孔4内に嵌入し、パンチ屑は作動体2上に排出される。
そして作動体2を再度上方に回動することにより、用紙
をパンチ刃11・11から容易に取り外すことができ
る。なお、穿孔された用紙を綴り棒47に綴じ込むの
は、従来公知のパイプ式綴り込具と同様であるので説明
は省略する。
【0053】
【実施例7】次に図17及び18に示す実施例7につい
て説明する。この綴込具は、作動体2の上面に設ける用
紙のとじ具31を、従前から用いられているフラットフ
ァイル式のとじ具を用いたもので、穿孔のためのパンチ
部分の構成は、前述の実施例4(図9、10、11)の
ものとほぼ同様である。図17は不使用状態の斜視図、
図18は作動体2を上方に回動した状態の斜視図であ
る。
【0054】図18に示すように、PP樹脂材のような
弾性硬質合成樹脂材よりなる長方形のベース1の上面に
は、2個のパンチ孔4を穿設すると共に、該パンチ孔4
の外側に隣接して、下面に差込口5を形成した紙抑え6
を設けると共に、紙抑え6の後部上面に係止部7を突設
する。更にベース1の両端部に、ファイル帳への取付孔
24を形成すると共に、長手方向の端部に設けたヒンジ
部9を介して、作動体2を回動自在に連設する。
【0055】前記作動体2の下面には、先端に刃先13
を設けた金属製のパンチ刃11を2個固着すると共に、
該パンチ刃11の外側に溝孔34を形成し、その一側部
に係合部12を設け、この係合部12に、前述の紙抑え
6の後部上面に形成した係止部7を係合させて、作動体
2をベース1にロックするように構成する。
【0056】次に作動体2の長手方向の中央部に、とじ
具31のとじ足53を挿着する挿着孔54・54を穿設
して、とじ足53の連設部55を、図18のごとく作動
体2の裏面に添着して、両端の2本のとじ足53・53
を作動体2の上方に突出するように装着する。そして突
出したとじ足53・53を図17のように押さえ台56
の貫孔(図示なし)に貫通して、スライドこま57を左
右にスライドすることにより、図17に示す状態になっ
て、穿孔された用紙が綴じ込み可能な状態になる。なお
図18において、作動体2に設けられた58は装着部で
後述する実施例8において説明するリング式とじ具31
を装着するためのものである。
【0057】本発明の実施例7のパンチ装置付綴込具は
上記のように構成されており、パンチとしての穿孔作業
については前述の実施例4とほぼ同様であり、用紙の綴
じ込み方法についても、従来から広く用いられている、
フラットファイルの綴じ込み操作と同一であるので説明
を省略する。
【0058】
【実施例8】つぎに図19及び20に示す実施例8につ
いて説明する。この綴込具は、作動体2の上面に装着す
る用紙のとじ具31を、従来公知のリング式とじ具を用
いたもので、このとじ具31以外は前述の図17及び1
8の実施例7と同一である。図19はこの実施例の不使
用状態の斜視図、図20は作動体2を上方に回動した状
態の斜視図である。
【0059】図20に示すように、PP樹脂材のような
弾性硬質合成樹脂材よりなる、長方形のベース1の上面
には、2個のパンチ孔4を穿設すると共に、該パンチ孔
4の外側に隣接して下面に差込口5を形成した紙抑え6
を設けると共に、紙抑え6の後部上面に係止部7を突設
する。更にベース1の両端部にファイル帳への取付孔2
4を形成すると共に、長手方向の端部に設けたヒンジ部
9を介して、作動体2を回動自在に連設する。
【0060】前記作動体2の下面には、先端に4個の刃
先13を設けた金属製のパンチ刃11を2個固着すると
共に、該パンチ刃11の外側に溝孔34を形成し、その
一側部に係合部12を設け、この係合部12に、前述の
紙抑え6の後部上面に形成した係止部7を係合させて作
動体2をベース1にロックするように構成する。
【0061】次に作動体2の長手方向の両端部に、とじ
具31を上面に装着するための装着部58を設け、図1
9に示すように従来公知のリング式とじ具31を鋲43
で装着する。なお図において3は綴り環、14はケース
カバー、38は表示、54は挿着孔である。
【0062】図20において、作動体2に設けられた挿
着孔54は、同じく作動体2に設けられた本実施例の装
着部58と同様に、作動体2の上面にとじ具31を装着
するためのものであって、この実施例8では装着部58
によってリンク式とじ具31を装着し、前述の実施例7
にあっては挿着孔54によってフラット式とじ具を作動
体2上に装着したものであり、1台のパンチ台で必要に
応じて複数種類のとじ具31を装着できるようにしたも
ので、これにより高価なプラスチック成形金型への投資
を大巾に節約できる利点がある。
【0063】なお実施例7のフラット式とじ具31をベ
ース1上に装着した場合は、使用しない装着部58が形
成されているため、美観上問題がある場合には、装着部
58の部分の金型を入れ子型にしておき、必要に応じて
入れ子を交換することにより、装着部58を目立たない
ようにすることも可能である。
【0064】この発明の実施例8のパンチ装置付綴込具
は上記のように構成されており、パンチとしての穿孔作
業については、前述の実施例4とほぼ同様であり、用紙
の綴じ込み方法についても従来から広く用いられてい
る、リング式とじ具の綴じ込み操作と同様であるので説
明を省略する。
【0065】
【実施例9】次に図21から23に示す実施例9につい
て説明する。この実施例は、ベース1と作動体2からな
るパンチ装置の上面に設けるとじ具31を、図17及び
18に示す実施例7と同様に、従来公知のフラットファ
イル式のとじ具にしたものであるが、そのとじ足53
を、作動体2と同一部材により一体成形すると共に、ベ
ース1の下面に設ける屑受け21も、ベース1と一体成
形したものであって、図21は不使用状態の斜視図、図
22は作動体2を上方に回動した状態の斜視図、図23
はベース1を上方に回動した状態の斜視図である。
【0066】図22に示すように、僅かに弾力性を有す
る、例えばPP樹脂材よりなる長方形のベース1の上面
に、2個のパンチ孔4を穿設すると共に、このパンチ孔
4の内方に隣接して、下面に用紙の差込口5を形成した
紙抑え6を設けると共に、該紙抑え6の上面に係止部7
を突設し、更に長手方向の端部に設けたヒンジ部9を介
して、作動体2を回動可能に連設する。
【0067】前記作動体2の下面には、先端に4個の刃
先13を設けた金属製のパンチ刃11を2個固着すると
共に、該パンチ刃11の内方に溝孔34を2個形成し、
該溝孔34の両端部に係合部12を設け、この係合部1
2に、前述の紙抑え6の上面に形成した係止部7を係止
させて、作動体2をベース1側にロックするように構成
する。
【0068】次に作動体2の長手方向の両端に切欠部3
7を設け、該切欠部37の基端部から、作動体2の上方
に向けて、細長のとじ足53・53を作動体2と一体的
に形成する。そして作動体2から突出したとじ足53・
53を図21及び22のように、押さえ台56の貫穴5
9に貫通して、スライドこま57を左右にスライドする
ことにより図21に示す状態になって、穿孔された用紙
が綴じ込み可能な状態になる。
【0069】またベース1の下面には屑受け21を、図
23において長手方向後側の、ひんじ部9を介して回動
自在に一体的に形成する。そしてベース1の下面両側部
に、先端に係止部7を設けた係止体8を突設し、この係
止部7を屑受け21の両端に設けた係合部12に係止し
て、ベース1を屑受け21にロックできるように構成す
る。なお図23において24はファイル帳への取付孔、
34はベース1の用紙の差込口5の裏面に形成された溝
孔、60はベース1が屑受け21とロックしたとき、ベ
ース1下面の係止体8先端の、係止部7が嵌入する透孔
である。
【0070】この発明の実施例9のパンチ装置付綴込具
は、前記のように構成されており、作動体2と、とじ具
31のとじ足、及びベース1と屑受21が一体的に同一
資材をもって成形されており、このため各部品の製造並
びに組み立て作業が極めて簡単になる。なおこの綴込具
による穿孔方法は、前述の実施例4のものとほぼ同様で
あり、また用紙の綴じ込み、取り外しについても、従来
公知のフラットファイル式のとじ具のものと同一である
ので説明を省略する。またパンチ屑の取り出しについて
は、図23のようにベース1を上方に回動することによ
り、簡単にパンチ屑を処理することができるものであ
る。
【0071】
【其の他の実施例】以上本発明に係る、パンチ装置付綴
込具並びに該装置用ロック装置及びその製造方法、につ
いて説明したが、前記の各実施例に限るものではない。
例えば実施例においては、用紙への穿孔数を2孔、3
孔、4孔について説明したが、6孔及び8孔等の多孔式
のパンチ装置付綴込具も可能であり、また作動体の上面
に設けるとじ具についても、前述の実施例以外のピット
式とじ具や、プレスロック式とじ具等各種のものも利用
できる。
【0072】なお、4孔式綴込具はそれぞれのパンチ孔
間隔が各8cmとなっており、2孔式の綴込具も孔間隔
が8cmであるので、2孔式の綴込具を2台並べてファ
イル帳に装着することにより、4孔式のパンチ装置付綴
込具として使用することも可能であり、また2孔式のパ
ンチ装置部のみを2台ファイル帳に装着し、その上面に
4孔用のとじ具を取り付けても同効である。更にまた、
1孔式の綴込具を、ファイル帳に3個或いは6個等装着
することにより、3孔式或いは6孔式等のパンチ装置付
綴込具を作ることも可能であり、また前記のように、パ
ンチ装置部をファイル帳に希望数装着し、そのパンチ装
置部の上部に綴じ具を取り付けて、パンチ装置付綴込具
とすることもできる。また、前述の各実施例において、
作動体2をベース1側にロックするには、作動体2に係
合部12を設け、ベースや屑受け、ファイル帳に係止部
7を設けたが、作動体2と、とじ具31は一体化されて
いるので、係合部12をとじ具31の適宜な位置に設け
ても同効である。なおベースまたは作動体に取り付ける
パンチ刃11には、先端に4個の刃先13を設けてある
が、この刃先数は4個に限らず複数個であれば差支えな
い。
【0073】なお、この綴込具はファイル帳に取り付け
て用いるばかりでなく、綴込具にパンチ装置がついてい
るため、単体でも使用でき、また適宜の台盤に取り付け
て利用ができる外、この綴込具の裏側に磁石を付けて、
金属製の机や家具、冷蔵庫などに磁着することにより、
カードや伝票などの整理保管をすることもできる。以上
本発明に係る、パンチ装置付綴込具並びに該装置用ロッ
ク装置及びその製造方法の好適な実施例について説明し
たが、本発明の精神を逸脱しない範囲内において、種々
設計変更をなし得ることは勿論である。
【0074】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) この綴込具はパンチ装置と、とじ具が一体にな
っているためパンチ器を別途に用意する必要もなく、便
利かつ経済的である。 (2) 書類等を綴じ込む際、穿孔して直ちに上方のと
じ具に綴じ込めるので極めて能率的である。 (3) このパンチ装置付綴込具は、僅かに弾力性を有
する硬質合成樹脂材をもって構成され、部材の特性をい
かして、ヒンジ部を介して各部分が連設されているた
め、全体を薄手に形成できるので、ファイル帳内に装着
しても邪魔にならず、好適である。 (4) 用紙の穿孔に当っては、薄いステンレス板によ
って製作され、先端に4つの刃先を有するパンチ刃によ
って穿孔されるので、用紙を確実に穿孔することができ
る。 (5) 書類等を綴じた後、作動体が確実にベース側に
ロックされるので、安全確実に書類等が保管される。 (6) 構成がシンプルで、製造組み立てが簡単なた
め、コストの低減をはかることができ、安価に提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパンチ装置及びロック装置付綴込具
の、実施例1における作動体を上方に回動した状態の斜
視図である。
【図2】同上、図1の要部の断面図である。
【図3】同上、ファイル帳に装着した状態の右側面図で
ある。
【図4】実施例2の作動体を上方に回動した状態の斜視
図である。
【図5】同上、不使用状態の平面図である。
【図6】図5のA−A線における断面図である。
【図7】実施例3の作動体を上方に回動した状態の斜視
図である。
【図8】同上、作動体をロックした状態の中央部分の断
面図である。
【図9】実施例4の不使用状態の斜視図である。
【図10】同上、作動体を上方に回動した状態の斜視図
である。
【図11】図9のB−B線における断面図である。
【図12】実施例5の作動体2を上方に回動した状態の
斜視図である。
【図13】同上作動体を閉じた状態の要部の断面図であ
る。
【図14】実施例6における綴込具の不使用状態の斜視
図である。
【図15】同上、作動体を上方に回動した状態の斜視図
である。
【図16】図14の要部の断面図である。
【図17】実施例7における綴込具の不使用状態の斜視
図である。
【図18】同上、作動体を上方に回動した状態の斜視図
である。
【図19】実施例8の不使用状態の斜視図である。
【図20】同上、作動体を上方に回動した状態の斜視図
である。
【図21】実施例9の不使用状態の斜視図である。
【図22】同上、作動体を上方に回動した状態の斜視図
である。
【図23】同上、ベースを上方に回動した状態の斜視図
である。
【符号の説明】
1 ベース 2 作動体 3、3a、3b綴り環 4 パンチ孔 5 差込口 6 紙抑え 7 係止部 8 係止体 9 ヒンジ部 11 パンチ刃 12 係合部 13 刃先 14 ケースカバー 15 はね板 16 切欠き 17 内側側縁 18 突起 19 外側縁 20 ポケット部 21 屑受け 22 指掛け 23 パンチ屑 24 取付孔 25 用紙 26 ファイル帳 28 上縁部 29 取付部 30 開放てこ 31 とじ具 33 嵌合部 34 溝孔 35 止着部 36 突軸 37 切欠部 38 表示 39 パンチ屑孔 40 回動体 41 係止突起 42 係合孔 43 鋲 44 回動側板 47 綴り棒 48 掛止板 49 挿通杆 50 連結体 51 掛止突片 52 掛止溝 53 とじ足 54 挿着孔 55 連設部 56 押さえ台 57 スライドこま 58 装着部 59 貫孔 60 透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B42F 13/30 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穿孔用のパンチ孔もしくはパンチ刃を設
    けた、小弾力性硬質合成樹脂材からなるベースの長手方
    向の側端に、ヒンジ部を介して回動可能に作動体を一体
    的に形成し、該作動体の下面に、前記ベースのパンチ孔
    もしくはパンチ刃と嵌合する、パンチ刃もしくはパンチ
    孔を設けると共に、前記作動体の上面に、とじ具を設け
    て成るパンチ装置付綴込具。
  2. 【請求項2】 下面にパンチ刃もしくはパンチ孔を設け
    た、小弾力性硬質合成樹脂材からなる作動体の上面に、
    とじ具を設けた請求項1記載のパンチ装置付綴込具の作
    動体。
  3. 【請求項3】 ファイル帳の内側にベースを装着し、該
    ベースに回動可能に作動体を連設し、該作動体の上面に
    とじ具を設けると共に、前記ファイル帳にパンチ屑孔を
    穿設して成る、パンチ装置付綴込具。
  4. 【請求項4】 下面にパンチ屑受けを備えた小弾力性硬
    質合成樹脂材からなるベースに、穿孔用のパンチ孔もし
    くはパンチ刃を設け、該ベースの長手方向の側端に、ヒ
    ンジ部を介して回動可能に作動体を一体的に形成し、該
    作動体の下面に、パンチ刃もしくはパンチ孔を設けると
    共に、前記作動体の上面に、とじ具を設けて成るパンチ
    装置付綴込具。
  5. 【請求項5】 ベースの適所に係止部を設けると共に屑
    受けに前記係止部を係合する係合部を設けてなる、請求
    項4記載のパンチ装置付綴込具。
  6. 【請求項6】 ベースとその上方に連設した作動体によ
    りパンチ装置部を構成し、前記作動体の長手方向の両側
    近くに、挿着孔(54・54)及び装着部(58・5
    8)を設け、複数種類のとじ具を選択的に作動体の上面
    に装着可能に構成した、パンチ装置付綴込具。
  7. 【請求項7】 小弾力製硬質合成樹脂材からなるベース
    に、パンチ孔もしくはパンチ刃を設け、該ベースの長手
    方向の側端に、ヒンジ部を介して回動可能に作動体を連
    設し、該作動体の下面にパンチ刃もしくはパンチ孔を設
    けると共に、前記作動体の上面にとじ具を設けたパンチ
    装置付綴込具において、前記作動体の適所に係合部もし
    くは係止部を設けると共に、ベース及び屑受けまたはフ
    ァイル帳に、係止部もしくは係合部を設けて成る、パン
    チ装置付綴込具用ロック装置。
  8. 【請求項8】 ベースにパンチ孔もしくはパンチ刃を設
    け、該ベースの長手方向の側端に、ヒンジを介して回動
    可能に作動体を連設し、該作動体の下面にパンチ刃もし
    くはパンチ孔を設けると共に、前記作動体の上面にとじ
    具を設けたパンチ装置付綴込具を、小弾力性硬質合成樹
    脂材を以って構成すると共に、ベース及び作動体並びに
    とじ具の全部もしくは一部を、同一の射出成形金型をも
    って一体的に射出成形するように形成した、パンチ装置
    付綴込具の製造方法。
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Cited By (7)

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