JP2006069043A - 携帯用電気丸鋸 - Google Patents
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Abstract
【課題】 切断方向に平行な基準を用いずに携帯式電気丸鋸を用いて真直ぐに対象物を切断できるようにした携帯用電気丸鋸を提供する。
【解決手段】 携帯式電動丸鋸Xにおいて、電気丸鋸に固定される定盤20と、前記定盤に対して切断方向にスライド可能に固定される移動部材30と、移動部材の前縁に固定される、切断対象の前縁に当接する平面を有する板材よりなる当接部材40とを設ける。このような構成により切断対象の前縁に当接部材を押し当てながら移動部材に沿って定盤および電動丸鋸本体10を移動させることで、切断対象を真直ぐに切断することができ、また、基準を切断対象の前縁としているので、切断対象が平面視長方形状であれば真直ぐな切断が可能であり、切断方向に平行な基準が使用しづらい場合にも比較的容易に使用することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 携帯式電動丸鋸Xにおいて、電気丸鋸に固定される定盤20と、前記定盤に対して切断方向にスライド可能に固定される移動部材30と、移動部材の前縁に固定される、切断対象の前縁に当接する平面を有する板材よりなる当接部材40とを設ける。このような構成により切断対象の前縁に当接部材を押し当てながら移動部材に沿って定盤および電動丸鋸本体10を移動させることで、切断対象を真直ぐに切断することができ、また、基準を切断対象の前縁としているので、切断対象が平面視長方形状であれば真直ぐな切断が可能であり、切断方向に平行な基準が使用しづらい場合にも比較的容易に使用することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は携帯用の電気丸鋸に関し、特に、真直ぐな切断を行うためのガイドを有する携帯用の電気丸鋸に関する。
携帯用の電気丸鋸は人力で電気丸鋸を操作するために、真直ぐに対象を切断するには熟練を要する。このために、真直ぐに対象を切断するためのガイドを利用することがある。下記特許文献1、2には、切断方向に平行な切断対象の縁や縁に当接させた定規を基準として、これに等距離を保ちながら切断することで真直ぐに切断対象を切断する方法が示されている。
特開2003−62803号公報
特開2002−210704号公報
しかし、棒材を横に切断するような場合には、切断対象の切断方向に平行な縁までの距離が大きくなりすぎる場合があり、また、切断方向の距離が小さいので定規が使いにくいことがあるため、上記特許文献等に示されるように切断方向に平行な基準を利用することが困難な場合がある。
そこで、本発明は上記のような問題に鑑みて、切断方向に平行な基準を用いずに携帯式電気丸鋸を用いて真直ぐに対象物を切断できるようにすることを課題とする。
そこで、本発明は上記のような問題に鑑みて、切断方向に平行な基準を用いずに携帯式電気丸鋸を用いて真直ぐに対象物を切断できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の発明は、電気丸鋸本体と、前記電気丸鋸に固定される定盤と、前記定盤に対して切断方向にスライド可能に固定される移動部材と、移動部材の前縁に固定される、切断対象の前縁に当接する平面を有する板材よりなる当接部材とを有する携帯式電動丸鋸である。
請求項1に記載の発明は、電気丸鋸本体と、前記電気丸鋸に固定される定盤と、前記定盤に対して切断方向にスライド可能に固定される移動部材と、移動部材の前縁に固定される、切断対象の前縁に当接する平面を有する板材よりなる当接部材とを有する携帯式電動丸鋸である。
請求項1に記載の発明は、切断対象の前縁に当接部材を押し当てながら移動部材に沿って定盤および電動丸鋸本体を移動させることで、切断対象を真直ぐに切断することができる。この際、基準を切断対象の前縁としているので、切断対象が平面視長方形状であれば真直ぐな切断が可能であり、切断方向に平行な基準が使用しづらい場合にも比較的容易に使用することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に本発明の形態に係る携帯用電気丸鋸Xの正面図を示し、図2にこの携帯用電気丸鋸Xの側面図を示す。この携帯用電気丸鋸Xは、電気モーター、丸鋸刃、取っ手などからなる一般的なものと構成上差異のない電気丸鋸本体10、切断対象の上面に当接し丸鋸刃の位置を決める平板よりなる定盤20、定盤20に対して切断方向にスライド可能に固定される移動部材30、移動部材30の前縁に固定される、切断対象の前縁に当接する平面を有する板材よりなる当接部材40とを有する。
定盤20は下面の丸鋸刃から取っ手側の部分に、2本の切断方向に伸びるレール溝21が形成されている。レール溝21は底面から開口に向かって幅が小さくなるような、台形の断面形状を有する。移動部材30は長方形の板状体で、定盤の丸鋸刃から取っ手側の領域にほぼ重なる大きさを有する。移動部材30には、前記レール溝21に係合するレール31が2本設けられている。レール溝21およびレール31の表面はフッ素樹脂加工され滑らかな滑りが確保されている。また、同時にレール溝21とレール31との間はある程度の抵抗がありこれを超える力を加えなければスライドしないようになっている。当接部材40は、細長い板状部材であり、上縁が定盤30の下面に接するように移動部材30の前縁に固定されている。これにより移動部材30の前面は切断方向に対して垂直な平面を構成する。なお、移動部材30を取り外すことで、通常の携帯用電気丸鋸としての使用も可能である。
図1に本発明の形態に係る携帯用電気丸鋸Xの正面図を示し、図2にこの携帯用電気丸鋸Xの側面図を示す。この携帯用電気丸鋸Xは、電気モーター、丸鋸刃、取っ手などからなる一般的なものと構成上差異のない電気丸鋸本体10、切断対象の上面に当接し丸鋸刃の位置を決める平板よりなる定盤20、定盤20に対して切断方向にスライド可能に固定される移動部材30、移動部材30の前縁に固定される、切断対象の前縁に当接する平面を有する板材よりなる当接部材40とを有する。
定盤20は下面の丸鋸刃から取っ手側の部分に、2本の切断方向に伸びるレール溝21が形成されている。レール溝21は底面から開口に向かって幅が小さくなるような、台形の断面形状を有する。移動部材30は長方形の板状体で、定盤の丸鋸刃から取っ手側の領域にほぼ重なる大きさを有する。移動部材30には、前記レール溝21に係合するレール31が2本設けられている。レール溝21およびレール31の表面はフッ素樹脂加工され滑らかな滑りが確保されている。また、同時にレール溝21とレール31との間はある程度の抵抗がありこれを超える力を加えなければスライドしないようになっている。当接部材40は、細長い板状部材であり、上縁が定盤30の下面に接するように移動部材30の前縁に固定されている。これにより移動部材30の前面は切断方向に対して垂直な平面を構成する。なお、移動部材30を取り外すことで、通常の携帯用電気丸鋸としての使用も可能である。
次に、以上のような構成を有する携帯用電気丸鋸Xの使用方法について説明する。
使用者は電気丸鋸本体10の取っ手を持って、図2に示すように固定された切断対象Aの前縁に当接部材40の前面を当接させる。この際、当接部材40の上縁と切断対象Aの上面とはほぼ一致するようにする。なお、この高さの位置あわせをするために、定盤20を少し前方にずらしておき、定盤の下面と当接部材40の前面でできる角と切断対象の前面上部の角とを一致させるようにしてもよい。この状態を保ったまま、使用者は電気丸鋸本体10を始動させて丸鋸刃を回転させながら前方に押していく。すると、図3に示すように移動部材30はその場に残る一方、電気丸鋸本体10と定盤20はレール31に沿って真直ぐに進む。これにより、切断対象Aは真直ぐに切断されることとなる。
使用者は電気丸鋸本体10の取っ手を持って、図2に示すように固定された切断対象Aの前縁に当接部材40の前面を当接させる。この際、当接部材40の上縁と切断対象Aの上面とはほぼ一致するようにする。なお、この高さの位置あわせをするために、定盤20を少し前方にずらしておき、定盤の下面と当接部材40の前面でできる角と切断対象の前面上部の角とを一致させるようにしてもよい。この状態を保ったまま、使用者は電気丸鋸本体10を始動させて丸鋸刃を回転させながら前方に押していく。すると、図3に示すように移動部材30はその場に残る一方、電気丸鋸本体10と定盤20はレール31に沿って真直ぐに進む。これにより、切断対象Aは真直ぐに切断されることとなる。
なお、上記発明の形態では、レール31の凹部とレール溝21の凸部との摺動により移動部材30はスライド可能に形成されているが、スライド構造はこれに限らず、コロやボールなどを用いたスライド構造等種々のものを採用することができる。
また、上記発明の形態では、定盤20と移動部材30とは摩擦抵抗により移動を規制されているが、さらに、切断に際して移動部材30が移動する方向とは逆向きに力が加わるようにバネなどの弾性部材により定盤20と移動部材30を結んで、切断に際して当接部材40が切断対象に押し付けられるようにして当接部材40の固定を確保するようにしてもよい。
さらに、上記の実施の形態では、当接部材40と切断対象とは当接による固定がなされているが、当接部材40の前面に粘着材料を設けてこれを切断対象に粘着させて固定したり、当接部材40の前面に針のような先鋭な部分を有する部材を設けて、この部材を切断対象に刺すことで固定する等のように、当接部材に固定手段をさらに設けるようにすることも可能である。
それから、上記実施の形態では、当接部材は進行方向に対して垂直な前面を有するが、切断する方向が切断対象の前縁に対して角度を持つような場合には、当接部材の前面にこれに対応する角度を設けるようにすることもできる。
また、上記発明の形態では、定盤20と移動部材30とは摩擦抵抗により移動を規制されているが、さらに、切断に際して移動部材30が移動する方向とは逆向きに力が加わるようにバネなどの弾性部材により定盤20と移動部材30を結んで、切断に際して当接部材40が切断対象に押し付けられるようにして当接部材40の固定を確保するようにしてもよい。
さらに、上記の実施の形態では、当接部材40と切断対象とは当接による固定がなされているが、当接部材40の前面に粘着材料を設けてこれを切断対象に粘着させて固定したり、当接部材40の前面に針のような先鋭な部分を有する部材を設けて、この部材を切断対象に刺すことで固定する等のように、当接部材に固定手段をさらに設けるようにすることも可能である。
それから、上記実施の形態では、当接部材は進行方向に対して垂直な前面を有するが、切断する方向が切断対象の前縁に対して角度を持つような場合には、当接部材の前面にこれに対応する角度を設けるようにすることもできる。
X 携帯用電気丸鋸
10 電気丸鋸本体
20 定盤
21 レール溝
30 移動部材
31 レール
40 当接部材
10 電気丸鋸本体
20 定盤
21 レール溝
30 移動部材
31 レール
40 当接部材
Claims (1)
- 電気丸鋸本体と、
前記電気丸鋸本体に固定される定盤と、
前記定盤に対して切断方向にスライド可能に固定される移動部材と、
移動部材の前縁に固定される、切断対象の前縁に当接する平面を有する板材よりなる当接部材と
を有する携帯用電気丸鋸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004255469A JP2006069043A (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | 携帯用電気丸鋸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004255469A JP2006069043A (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | 携帯用電気丸鋸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006069043A true JP2006069043A (ja) | 2006-03-16 |
Family
ID=36150154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004255469A Pending JP2006069043A (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | 携帯用電気丸鋸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006069043A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106735539A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-05-31 | 无锡市彩云机械设备有限公司 | 一种高效切割机 |
JP7427470B2 (ja) | 2020-02-20 | 2024-02-05 | 株式会社日立プラントコンストラクション | 鋼板直線切断ガイド |
-
2004
- 2004-09-02 JP JP2004255469A patent/JP2006069043A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106735539A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-05-31 | 无锡市彩云机械设备有限公司 | 一种高效切割机 |
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