JPWO2008126567A1 - Posシステム、posシステムの制御方法および釣銭機 - Google Patents

Posシステム、posシステムの制御方法および釣銭機 Download PDF

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Abstract

POS端末(20)で商品登録処理が実行され、釣銭札機(10)の投入口から預り金が入金された後に、入金搬送装置(103)内で貨幣の詰りが発生した場合に、釣銭札機(10)はエラー通知をPOS端末(20)に送信する。POS端末(20)では、エラー通知を受信すると、預り金額確定モードが手入力モードに設定される。オペレータによって預り金の額が入力されて合計キーが押下されると、POS端末(20)は、入力された預り金の額と商品登録処理で集計された売上金額とを用いて釣銭額を算出する。POS端末(20)は、釣銭額を含む釣銭情報を釣銭札機(10)に送信する。釣銭札機(10)は、釣銭情報に含まれる釣銭額に基づいて釣銭を収納装置(104)から出金させ、さらに排出口(112)から排出させる。このようにして、釣銭機の内部で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭機から釣銭を排出させる。

Description

この発明は、POS端末と釣銭機とを有するPOSシステム、その制御方法およびPOS端末と接続可能な釣銭機に関し、特に、釣銭機で詰りが発生した場合であっても釣銭を排出させることができるPOSシステム、その制御方法および釣銭機に関する。
顧客が購入する商品を精算するシステムとしてPOSシステムが広く用いられている。このようなPOSシステムには、POS端末に釣銭機を接続したPOSシステムもある。下記特許文献1には、POS端末に釣銭機を接続したPOSシステムに関する技術が開示されている。このPOSシステムでは、預り金の中に釣銭機によって受け付けられない貨幣が混在している場合に、この受け付けられない貨幣の額をオペレータが手入力で追加入力し、釣銭機によって集計された預り金額に加算している。なお、釣銭機としては、硬貨を取り扱う釣銭機が一般的であるが、紙幣を取り扱ういわゆる釣札機や、硬貨および紙幣を取り扱ういわゆる釣銭札機についても釣銭機の部類に含まれる。
特開2004−362163号公報
ところで、従来のPOS端末に釣銭機を接続したPOSシステムでは、釣銭機の内部で預り金の詰りが発生した場合には、その詰りを解消しない限り、実行中の精算処理を続行することができなかった。これにより、詰りが解消するまで顧客を待たせるという不具合が生じていた。このような不具合は、上述した特許文献1に記載のPOSシステムでも同様に発生し得るものである。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、釣銭機の内部で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭機から釣銭を排出させることができるPOSシステム、その制御方法および釣銭機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、POS端末と釣銭機とを有するPOSシステムであって、上記釣銭機は、貨幣を収納する収納装置と、投入口から入金される貨幣を収納装置まで搬送する入金搬送装置と、収納装置から出金される貨幣を排出口まで搬送する出金搬送装置と、入金搬送装置において搬送される貨幣の詰りを検出する検出手段と、検出手段によって貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末に送信するエラー通知送信手段と、エラー通知の応答としてPOS端末から送信される釣銭情報を受信した場合に、当該釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置から排出させる出金制御手段と、を備え、上記POS端末は、釣銭機から送信されるエラー通知を受信した場合に、預り金額を確定する際の預り金額確定モードを、オペレータによって入力された入力値を預り金額として確定する手入力モードに設定するモード設定手段と、預り金額確定モードが手入力モードである場合に、オペレータによって入力された入力値を用いて釣銭額を算出する釣銭額算出手段と、釣銭額算出手段によって算出された釣銭額を含む釣銭情報を、釣銭機に送信する釣銭情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、POS端末と釣銭機とを有するPOSシステムを制御する方法であって、上記釣銭機が、投入口から入金される貨幣を当該貨幣の収納装置まで搬送する入金搬送装置における貨幣の詰りを検出する検出工程と、検出工程において貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末に送信するエラー通知送信工程と、エラー通知の応答としてPOS端末から送信される釣銭情報を受信した場合に、当該釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を、収納装置から出金される貨幣を排出口まで搬送する出金搬送装置から排出させる出金制御工程と、を含み、上記POS端末が、釣銭機から送信されるエラー通知を受信した場合に、預り金額を確定する際の預り金額確定モードを、オペレータによって入力された入力値を預り金額として確定する手入力モードに設定するモード設定工程と、預り金額確定モードが手入力モードである場合に、オペレータによって入力された入力値を用いて釣銭額を算出する釣銭額算出工程と、釣銭額算出工程において算出された釣銭額を含む釣銭情報を、釣銭機に送信する釣銭情報送信工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、POS端末と接続可能な釣銭機であって、貨幣を収納する収納装置と、投入口から入金される貨幣を収納装置まで搬送する入金搬送装置と、収納装置から出金される貨幣を排出口まで搬送する出金搬送装置と、入金搬送装置において搬送される貨幣の詰りを検出する検出手段と、検出手段によって貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末に送信するエラー通知送信手段と、エラー通知の応答としてPOS端末から送信される釣銭情報を受信した場合に、当該釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置から排出させる出金制御手段と、を備えることを特徴とする。
これらの発明によれば、釣銭機では、投入口から入金された貨幣が釣銭機の入金搬送装置内で詰りを起こした場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末に送信することができ、このエラー通知を受信したPOS端末では、預り金額確定モードがオペレータによって入力された入力値を預り金額として確定する手入力モードに設定され、オペレータによって入力された入力値を用いて算出された釣銭額を含む釣銭情報を釣銭機に送信することができ、この釣銭情報を受信した釣銭機では、釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置から排出させることができる。それゆえに、釣銭機の入金搬送装置内で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭機の出金搬送装置から釣銭を排出させることができる。
また、本発明は、上記発明において、上記釣銭機は、投入口から入金された貨幣の金種を識別して預り金の額を集計する集計手段と、集計手段によって集計された預り金の額を含む預り金情報をPOS端末に送信する預り金情報送信手段と、をさらに備え、上記POS端末の釣銭額算出手段は、釣銭機から送信された預り金情報を受信した場合には、当該預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出することを特徴とする。
これにより、釣銭機では、投入口から入金された貨幣が、預り金の額が集計された後に入金搬送装置内で詰りを起こした場合には、この預り金の額を含む預り金情報をPOS端末に送信することができ、預り金情報を受信したPOS端末では、この預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出することができる。それゆえに、オペレータによる預り金額の入力を省くことができるため、処理効率を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、上記釣銭機は、貨幣の詰りが解消された場合に、貨幣の詰りが解消されたことを示すエラー解除通知をPOS端末に送信するエラー解除通知送信手段をさらに備え、上記POS端末のモード設定手段は、釣銭機から送信されるエラー解除通知を受信した場合に、預り金額確定モードを、釣銭機に入金された貨幣を当該釣銭機で識別して集計した金額を預り金として確定する集計入力モードに設定し、上記POS端末の釣銭額算出手段は、預り金額確定モードが集計入力モードである場合に、釣銭機から送信される預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出することを特徴とする。
これにより、釣銭機の入金搬送装置内で詰りを起こした場合には、修理等により詰りエラーが解消するまでは、預り金額確定モードが手入力モードのままで維持されるため、オペレータが預り金の額を入力することで釣銭機から釣銭を排出させることができる。それゆえに、釣銭機の出金搬送装置による釣銭排出機能を有効に活用することができる。
本発明によれば、釣銭機では、投入口から入金された貨幣が釣銭機の入金搬送装置内で詰りを起こした場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末に送信することができ、このエラー通知を受信したPOS端末では、預り金額確定モードがオペレータによって入力された入力値を預り金額として確定する手入力モードに設定され、オペレータによって入力された入力値を用いて算出された釣銭額を含む釣銭情報を釣銭機に送信することができ、この釣銭情報を受信した釣銭機では、釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置から排出させることができるため、釣銭機の入金搬送装置内で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭機の出金搬送装置から釣銭を排出させることができる。
また、本発明によれば、釣銭機では、投入口から入金された貨幣が、預り金の額を集計された後に入金搬送装置内で詰りを起こした場合には、この預り金の額を含む預り金情報をPOS端末に送信することができ、預り金情報を受信したPOS端末では、預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出することができるため、オペレータによる預り金額の入力を省くことができ、処理効率を向上させることができる。
さらに、本発明によれば、釣銭機の入金搬送装置内で詰りを起こした場合には、修理等により詰りエラーが解消するまでは、預り金額確定モードが手入力モードのままで維持され、オペレータが預り金の額を入力することで釣銭機から釣銭を排出させることができるため、釣銭機の出金搬送装置による釣銭排出機能を有効に活用することができる。
すなわち、本発明によれば、釣銭機の内部で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭機から釣銭を排出させることができるという効果を奏する。
図1は、POSシステムのシステム構成およびハードウェア構成を示す図である。 図2は、釣銭札機の外観斜視図である。 図3は、実施例における釣銭札機の機能構成を示す図である。 図4は、実施例におけるPOS端末の機能構成を示す図である。 図5は、実施例におけるPOSシステムの処理手順を示すフローチャートである。 図6は、釣銭札機の上面内部構造図である。
符号の説明
1 POSシステム
10 釣銭札機
10A 硬貨用釣銭機
10B 紙幣用釣札機
11 入金制御部
11a 検銭部
11b 一時保留部
11c 預り金振分部
11d 預り金情報送信部
11e 詰り検出部
11f エラー状態送信部
13 収納制御部
15 出金制御部
15a 釣銭情報受信部
15b 釣銭出金部
20 POS端末
21 商品登録部
22 モード判定部
23 エラー状態受信部
24 モード設定部
25 預り金確定部
26 釣銭額算出部
27 釣銭情報送信部
28 表示制御部
以下に添付図面を参照して、この発明に係るPOSシステム、その制御方法および釣銭機の好適な実施形態を詳細に説明する。
まず、本実施例におけるPOSシステムの構成について説明する。図1は、POSシステム1のシステム構成およびハードウェア構成を示す図である。同図に示すように、POSシステム1は、釣銭札機10と、POS端末20とを有する。
釣銭札機10は、POS端末20と連動して動作可能な装置である。具体的には、例えば、POS端末20で顧客が購入する商品を登録する処理が行われ、釣銭札機10の投入口から紙幣または硬貨が投入されると、この投入金額から売上金額を差し引いた釣銭を排出口から排出する。図2は、釣銭札機10の外観斜視図である。同図に示すように、釣銭札機10は、硬貨用釣銭機10Aと紙幣用釣札機10Bとを有する。硬貨用釣銭機10Aは、投入口111Aから投入された硬貨を取り込み、排出口112Aや返却口113Aから硬貨を排出する装置である。紙幣用釣札機10Bは、投入口111Bから投入された紙幣を取り込み、返却口を兼ねる排出口112Bから紙幣を排出する装置である。図1に示すように、硬貨用釣銭機10Aおよび紙幣用釣札機10Bは、物理的には、例えば、CPU101A,101B、メモリ102A,102B、入金搬送装置103A,103B、収納装置104A,104B、出金搬送装置105A,105B、詰り検出装置106A,106B、通信装置107A,107B等を有している。
入金搬送装置103A,103Bは、入金される貨幣を投入口111A,111Bから収納装置104A,104Bまで搬送する。収納装置104A,104Bは、貨幣の金種ごとに区別された収納領域に、それぞれの収納領域に対応する金種の貨幣を収納する。出金搬送装置105A,105Bは、収納装置104A,104Bから出金される貨幣を排出口112A,112Bまで搬送する。詰り検出装置106A,106Bは、入金搬送装置103A,103B、収納装置104A,104Bおよび出金搬送装置105A,105Bにおける貨幣の詰りを検出する。通信装置107A,107Bは、外部の装置、例えば、POS端末20との通信を制御する通信インターフェースである。
ここで、本実施例における硬貨用釣銭機10Aおよび紙幣用釣札機10Bでは、入金搬送装置103A,103Bと、出金搬送装置105A,105Bとが別個に設けられており、それぞれを独立して動作させることができる点に特徴がある。したがって、例えば、入金搬送装置103A,103B側で、貨幣が詰まって故障してしまった場合であっても、出金搬送装置105A,105B側は、特に支障なく動作させることができる。本実施例では、このような特徴を有する硬貨用釣銭機10Aおよび紙幣用釣札機10Bを有効に利用するために、入金搬送装置103A,103B側で、貨幣が詰まった場合であっても、正常に動作可能な出金搬送装置105A,105Bを動作させて釣銭を排出させることとした点に特徴がある。
POS端末20は、顧客が購入する商品の登録処理等を行う装置である。POS端末20は、物理的には、例えば、CPU201、メモリ202、入力キー203、プリンタ204、通信装置205、バーコードスキャナ206、タッチパネル付きディスプレイ207、ドロア208等を有している。
図3は、実施例における釣銭札機10の機能構成を示す図である。ここで、硬貨用釣銭機10Aと紙幣用釣札機10Bは、同様の機能構成を有するため、以下においては、硬貨用釣銭機10Aと紙幣用釣札機10Bの機能構成を個別に説明するのではなく、釣銭札機10の機能構成としてまとめて説明することにする。
同図に示すように、釣銭札機10は、入金搬送装置103側の機能として、入金制御部11を有し、収納装置104側の機能として、収納制御部13を有し、出金搬送装置105側の機能として、出金制御部15を有する。これらの各部は、CPU101がメモリ102に格納されているプログラムを実行することによって機能する。
入金制御部11は、投入口111から入金された貨幣が収納装置104に収納されるまでの工程を制御する。この入金制御部11は、検銭部11aと、一時保留部11bと、預り金振分部11cと、預り金情報送信部11dと、詰り検出部11eと、エラー状態送信部11fとを含んで構成される。
検銭部11aは、投入口111から入金された預り金の金種を識別して預り金の額を集計する集計機能を有する。一時保留部11bは、検銭部11aによって預り金の額が集計された後の預り金を一時的に保留させる。
預り金振分部11cは、一時保留部11bに一時的に保留されている預り金を収納装置104に収納させる。具体的には、検銭部11aによって識別された金種に基づいて、貨幣の金種ごとに区別された収納装置104の収納領域に、それぞれの収納領域に対応する金種の貨幣を収納させる。
預り金情報送信部11dは、検銭部11aによって集計された預り金の額を含む預り金情報をPOS端末20に送信する。
詰り検出部11eは、入金搬送装置103の内部で貨幣の詰りが発生したか否かを判定する。具体的には、詰り検出部11eは、詰り検出装置106によって貨幣の詰りが検出された場合に詰りが発生したと判定する。
エラー状態送信部11fは、詰り検出部11eによって貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末20に送信する。一方、エラー状態送信部11fは、修理等によって貨幣の詰りが解消された場合に、貨幣の詰りが解消されたことを示すエラー解除通知をPOS端末20に送信する。
収納制御部13は、貨幣の金種ごとに区別された収納装置104の収納領域に、それぞれの収納領域に対応する金種の貨幣を収納させる。
出金制御部15は、収納装置104から出金される貨幣が排出口112から排出されるまでの工程を制御する。この出金制御部15は、釣銭情報受信部15aと、釣銭出金部15bとを含んで構成される。
釣銭情報受信部15aは、POS端末20から送信される釣銭情報を受信する。釣銭情報は、POS端末20が釣銭札機10に釣銭を排出するよう指示するときにPOS端末20から送信されるものである。この釣銭情報には、例えば、釣銭額が含まれる。
釣銭出金部15bは、釣銭情報受信部15aによって受信された釣銭情報に含まれる釣銭額に基づいて、釣銭を収納装置104から出金させ、さらに排出口112から排出させる。
図6は、釣銭札機の上面内部構造図である。同図に示すように、上述した入金搬送装置103によって形成される入金搬送経路には、投入口111から検銭部11aまでの経路aと、検銭部11aから一時保留部11bまでの経路bと、一時保留部11bから預り金振分部11cまでの経路cと、預り金振分部11cから収納装置104までの経路dとが含まれる。収納装置104には、1円用収納庫1041、50円用収納庫1042、5円用収納庫1043、100円用収納庫1044、10円用収納庫1045および500円用収納庫1046が設けられている。例えば、投入口111から5円硬貨が投入された場合には、5円硬貨は、経路aを通過して検銭部11aに搬送される。そして、検銭部11aで金種が5円であることが識別された後に、5円硬貨は、経路bを通過して一時保留部11bに搬送され、一時貯められる。
取引が成立した場合には、一時保留部11bに貯まっていた硬貨を経路cおよび経路dを駆動し、搬送し、たとえば、5円硬貨は、経路cを通過し、収納切換ゲート122によって切り換えられた経路dを通過して5円用収納庫1043に格納される入金搬送経路により搬送される。なお、5円硬貨が入金搬送経路内で詰まった場合には、繰出阻止ゲート121が閉まる。この場合には、詰りが解消して繰出阻止ゲート121が開けられるまでは貨幣の搬送が阻止されることになる。また、投入された貨幣が、検銭部11aで受け付けられない貨幣であると判断された場合には、リジェクト切換ゲート124によって経路bの搬送先が一時保留部11bから返却口113に切り換えられ、投入された硬貨が返却口113に排出される。
さらに取引が成立せず投入された貨幣の返却が必要になった場合には、一時保留部11bに貯まった硬貨を、出金切換ゲート123によって出金口112側に切換え出金口112に排出される。
一方、上述した出金搬送装置105によって形成される出金搬送経路には、収納装置104から釣銭出金部15bまでの経路eと、釣銭出金部15bから排出口112までの経路fとが含まれる。例えば、5円硬貨が釣銭として出金される場合には、釣銭出金部15bによって5円用収納庫1043から出金(経路e)された5円硬貨は、出金切換ゲート123によって切り換えられた経路fを通過して出金口112に排出される。
このように、本実施例における釣銭札機10では、入金搬送経路と出金搬送経路とがそれぞれ別個に設けられており、それぞれが独立して動作、すなわち、入金時は、入金搬送経路が稼働状態となり、出金搬送経路は停止した状態であり、出金時には、出金搬送経路は稼働状態となり、入金搬送経路は停止状態となる。したがって、例えば、入金搬送経路側で、貨幣が詰まって故障してしまった場合であっても、出金搬送経路側は、特に支障なく動作させることができるため、出金搬送経路を用いて貨幣を排出させることが可能となる。
図4は、実施例におけるPOS端末20の機能構成を示す図である。同図に示すように、POS端末20は、商品登録部21と、モード判定部22と、エラー状態受信部23と、モード設定部24と、預かり金確定部25と、釣銭額算出部26と、釣銭情報送信部27と、表示制御部28とを有する。これらの各部は、CPU201がメモリ202に格納されているプログラムを実行することによって機能する。
商品登録部21は、バーコードスキャナ206から順次読み込まれる顧客の購入商品に関する情報を用いて、購入商品に対応する売上金額を加算する商品登録処理を実行する。
モード判定部22は、預り金額確定モードが、現時点においてどのモードに設定されているのかを判定する。預り金額確定モードとは、預り金額を確定する際の処理モードをいう。この預り金額確定モードには、集計入力モードと手入力モードとがある。集計入力モードとは、釣銭札機10に投入された貨幣を釣銭札機10で識別して集計した金額を預り金として確定するモードである。手入力モードとは、オペレータによって入力された入力値を預り金額として確定するモードである。モード判定部22は、小計キーが押下された後に、預り金額確定モードが手入力モードであると判定した場合には、預り金の受付を開始するように指示する預り金受付開始指示を釣銭札機10に送信する。また、モード判定部22は、合計キーが押下された後に、預り金額確定モードが手入力モードであると判定した場合には、ドロア208を開放させる。
エラー状態受信部23は、釣銭札機10から送信されるエラー通知や、エラー解除通知を受信する。
モード設定部24は、エラー状態受信部23によってエラー通知が受信された場合に、預り金額確定モードを手入力モードに設定する。一方、モード設定部24は、エラー状態受信部23によってエラー解除通知が受信された場合に、預り金額確定モードを集計入力モードに設定する。
預かり金確定部25は、預り金額確定モードが集計入力モードである場合には、釣銭札機10から送信された預り金情報に含まれる預り金額を、顧客から預った金額として確定する。一方、預かり金確定部25は、預り金額確定モードが手入力モードである場合には、オペレータによって入力された預り金額を、顧客から預った金額として確定する。
釣銭額算出部26は、預かり金確定部25によって確定された預り金額と、商品登録部21によって集計された売上金額とを用いて、釣銭額を算出する。
釣銭情報送信部27は、釣銭額算出部26によって算出された釣銭額を含む釣銭情報を釣銭札機10に送信する。
表示制御部28は、POS端末20のタッチパネル付きディスプレイ207に各種情報を表示させる。各種情報としては、例えば、商品登録部21によって集計された売上金額、預かり金確定部25によって確定された預り金額、釣銭額算出部26によって算出された釣銭額等がある。
次に、図5を参照して、本実施例におけるPOSシステム1の処理手順について説明する。図5は、実施例におけるPOSシステムの処理手順を示すフローチャートである。この処理手順では、顧客が購入する商品の精算をする際に、POSシステムの釣銭札機から貨幣が投入されて精算が行われる場合について説明する。
最初に、POS端末20の商品登録部21は、バーコードスキャナ206から順次読み込まれる顧客の購入商品に関する情報を用いて、購入商品に対応する売上金額を加算する商品登録処理を実行する(ステップS101)。
続いて、小計キーが押下されると(ステップS102)、POS端末20のモード判定部22は、預り金額確定モードが、手入力モードに設定されているか否かを判定する(ステップS103)。この判定がYESである場合(ステップS103;YES)には、処理を後述するステップS115に移行する。
一方、預り金額確定モードが集計入力モードに設定されていると判定した場合(ステップS103;NO)に、モード判定部22は、預り金受付開始指示を釣銭札機10に送信する(ステップS104)。
続いて、釣銭札機10の投入口111から預り金が投入される(ステップS105)と、釣銭札機10の詰り検出部11eは、投入口111において貨幣の詰りが発生したか否かを判定する(ステップS106)。この判定がYESである場合(ステップS106;YES)に、釣銭札機10のエラー状態送信部11fは、エラー通知をPOS端末20に送信する(ステップS107)。このエラー通知を受信したPOS端末20では、釣銭札機10でエラーが発生した旨のエラーメッセージを表示する(ステップS113)とともに、モード設定部24によって預り金額確定モードが手入力モードに設定される(ステップS114)。
一方、貨幣の詰りが検出されない場合(ステップS106;NO)に、釣銭札機10の検銭部11aは、投入口111から投入された預り金の金種を識別して預り金の額を算出し、釣銭札機10の一時保留部11bは、預り金の額が算出された後の預り金を一時的に保留する(ステップS108)。釣銭札機10の詰り検出部11eは、このステップS108における処理の間に貨幣の詰りが発生したか否かを判定する(ステップS109)。この判定がYESである場合(ステップS109;YES)に、釣銭札機10のエラー状態送信部11fは、エラー通知をPOS端末20に送信する(ステップS110)。このエラー通知を受信したPOS端末20では、釣銭札機10でエラーが発生した旨のエラーメッセージを表示する(ステップS113)とともに、モード設定部24によって預り金額確定モードが手入力モードに設定される(ステップS114)。
一方、上述したステップS109において貨幣の詰りが検出されない場合(ステップS109;NO)に、釣銭札機10の預り金情報送信部11dは、検銭部11aによって算出された預り金の額を含む預り金情報をPOS端末20に送信する(ステップS111)。その後、釣銭札機10の預り金振分部11cは、一時保留部11bに保留されている預り金を収納装置104に収納させる(ステップS112)。
上述したステップS103における判定で、預り金額確定モードが手入力モードに設定されていると判定された場合(ステップS103;YES)に、オペレータがPOS端末20の入力キー203を操作して預り金の額が入力される(ステップS115)。ここで、オペレータは、顧客から預り金を受け取った場合に、通常は預り金の額を確認してから釣銭機に預り金を入金する。したがって、貨幣が詰まった場合に、オペレータは、確認した預かり金の額を入力することになる。
続いて、POS端末20の預かり金確定部25は、預り金額確定モードに応じて預り金額を確定し、POS端末20の表示制御部28は、この預り金額をタッチパネル付きディスプレイ207に表示させる(ステップS116)。具体的には、預り金額確定モードが集計入力モードである場合には、釣銭札機10から送信された預り金情報に含まれる預り金額が表示され、預り金額確定モードが手入力モードである場合には、オペレータによって入力された預り金額が表示される。
続いて、合計キーが押下されると(ステップS117)、POS端末20の釣銭額算出部26は、タッチパネル付きディスプレイ207に表示された預り金の額と、上述したステップS101の商品登録処理で集計された売上金額とを用いて、釣銭額を算出し、POS端末20の表示制御部28は、この釣銭額をディスプレイ207に表示させる(ステップS118)。
続いて、POS端末20のモード判定部22は、預り金額確定モードが、手入力モードに設定されているか否かを判定する(ステップS119)。この判定がYESである場合(ステップS119;YES)に、モード判定部22はドロア208を開放させ、オペレータはドロア208内に預り金を収納する(ステップS120)。
一方、上記ステップ119において預り金額確定モードが集計入力モードに設定されていると判定した場合(ステップS119;NO)、および上記ステップS120においてドロア内に預り金が収納された場合に、POS端末20の釣銭情報送信部27は、上記ステップS118において算出された釣銭額を含む釣銭情報を釣銭札機10に送信する(ステップS121)。
続いて、釣銭札機10の釣銭出金部15bは、釣銭情報に含まれる釣銭額に基づいて、釣銭を収納装置104から出金させ、さらに排出口112から排出させる(ステップS122)。
なお、上述したステップS112で預り金を収納装置104に収納させる際に、詰りが発生した場合にも釣銭札機10のエラー状態送信部11fは、エラー通知をPOS端末20に送信する。この場合にPOS端末20では、既にステップS111において釣銭札機10から預り金情報を受信しているため、この預り金情報を用いて預り金額をタッチパネル付きディスプレイ207に表示させる(ステップS116)。
上述してきたように、本実施例のPOSシステム1によれば、釣銭札機10では、投入口111から入金された預かり金が釣銭札機10の入金搬送装置103内で詰りを起こした場合に、預り金の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末20に送信することができる。そして、このエラー通知を受信したPOS端末20では、預り金額確定モードが手入力モードに設定され、オペレータによって入力された入力値を用いて算出された釣銭額を含む釣銭情報を釣銭札機10に送信することができる。そして、この釣銭情報を受信した釣銭札機10では、釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置105から排出させることができる。これにより、釣銭札機10の入金搬送装置103内で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭札機10の出金搬送装置105から釣銭を排出させることができる。
また、本実施例のPOSシステム1によれば、釣銭札機10では、投入口111から入金された預かり金が、預り金の額が集計された後に入金搬送装置103内で詰りを起こした場合には、この預り金の額を含む預り金情報をPOS端末20に送信することができる。そして、預り金情報を受信したPOS端末20では、この預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出することができる。これにより、オペレータによる預り金額の入力を省くことができるため、処理効率を向上させることができる。
さらに、本実施例のPOSシステム1によれば、釣銭札機10の入金搬送装置103内で詰りを起こした場合には、修理等により詰りエラーが解消するまでは、預り金額確定モードが手入力モードのままで維持されるため、オペレータが預り金の額を入力することで釣銭札機10から釣銭を排出させることができる。これにより、釣銭札機10の出金搬送装置105による釣銭排出機能を有効に活用することができる。
なお、上述した実施例では、釣銭機である釣銭札機10が、硬貨用釣銭機10Aと紙幣用釣札機10Bとを備えているが、必ずしも硬貨用釣銭機と紙幣用釣札機の両方を備える必要はない。本発明は、硬貨用釣銭機と紙幣用釣札機のいずれか一方のみを備える釣銭機にも適用することができる。
また、上述した実施例では、釣銭札機10の入金搬送装置103内で詰りが発生した場合に、釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置105から排出させているが、出金させる貨幣が不足することも考えられる。この場合には、例えば、釣銭札機10による釣銭の出金を停止させて、釣銭が不足している旨のエラー通知をPOS端末20に送信し、POS端末20のタッチパネル付きディスプレイ207に、釣銭が不足している旨のメッセージを表示させることとしてもよい。また、例えば、収納装置104内に収納されている残りの貨幣を用いて釣銭額の一部を出金し、不足した残りの一部分の釣銭額についてはドロア208を開放させてオペレータが手渡しすることとしてもよい。この場合に、釣銭札機10は、釣銭が不足している旨のエラー通知および不足額をPOS端末20に送信し、POS端末20は、釣銭が不足している旨のメッセージおよび不足額をタッチパネル付きディスプレイ207に表示させることとすればよい。これにより、釣銭札機10の入金搬送装置103内で預り金の詰りが発生し、さらに収納装置104内に収納されている釣銭額が不足した場合であっても、確実に釣銭を渡すことができる。
以上のように、本発明にかかるPOSシステム、その制御方法および釣銭機は、POS端末と釣銭機とを有するPOSシステム、その制御方法および釣銭機に対して有用であり、特に、釣銭機で詰りが発生した場合であっても釣銭を排出させるPOSシステム、その制御方法および釣銭機に適している。
この発明は、POS端末と釣銭機とを有するPOSシステム、その制御方法およびPOS端末と接続可能な釣銭機に関し、特に、釣銭機で詰りが発生した場合であっても釣銭を排出させることができるPOSシステム、その制御方法および釣銭機に関する。
顧客が購入する商品を精算するシステムとしてPOSシステムが広く用いられている。このようなPOSシステムには、POS端末に釣銭機を接続したPOSシステムもある。下記特許文献1には、POS端末に釣銭機を接続したPOSシステムに関する技術が開示されている。このPOSシステムでは、預り金の中に釣銭機によって受け付けられない貨幣が混在している場合に、この受け付けられない貨幣の額をオペレータが手入力で追加入力し、釣銭機によって集計された預り金額に加算している。なお、釣銭機としては、硬貨を取り扱う釣銭機が一般的であるが、紙幣を取り扱ういわゆる釣札機や、硬貨および紙幣を取り扱ういわゆる釣銭札機についても釣銭機の部類に含まれる。
特開2004−362163号公報
ところで、従来のPOS端末に釣銭機を接続したPOSシステムでは、釣銭機の内部で預り金の詰りが発生した場合には、その詰りを解消しない限り、実行中の精算処理を続行することができなかった。これにより、詰りが解消するまで顧客を待たせるという不具合が生じていた。このような不具合は、上述した特許文献1に記載のPOSシステムでも同様に発生し得るものである。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、釣銭機の内部で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭機から釣銭を排出させることができるPOSシステム、その制御方法および釣銭機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、POS端末と釣銭機とを有するPOSシステムであって、上記釣銭機は、貨幣を収納する収納装置と、投入口から入金される貨幣を収納装置まで搬送する入金搬送装置と、収納装置から出金される貨幣を排出口まで搬送する出金搬送装置と、入金搬送装置において搬送される貨幣の詰りを検出する検出手段と、検出手段によって貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末に送信するエラー通知送信手段と、エラー通知の応答としてPOS端末から送信される釣銭情報を受信した場合に、当該釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置から排出させる出金制御手段と、を備え、上記POS端末は、釣銭機から送信されるエラー通知を受信した場合に、預り金額を確定する際の預り金額確定モードを、オペレータによって入力された入力値を預り金額として確定する手入力モードに設定するモード設定手段と、預り金額確定モードが手入力モードである場合に、オペレータによって入力された入力値を用いて釣銭額を算出する釣銭額算出手段と、釣銭額算出手段によって算出された釣銭額を含む釣銭情報を、釣銭機に送信する釣銭情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、POS端末と釣銭機とを有するPOSシステムを制御する方法であって、上記釣銭機が、投入口から入金される貨幣を当該貨幣の収納装置まで搬送する入金搬送装置における貨幣の詰りを検出する検出工程と、検出工程において貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末に送信するエラー通知送信工程と、エラー通知の応答としてPOS端末から送信される釣銭情報を受信した場合に、当該釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を、収納装置から出金される貨幣を排出口まで搬送する出金搬送装置から排出させる出金制御工程と、を含み、上記POS端末が、釣銭機から送信されるエラー通知を受信した場合に、預り金額を確定する際の預り金額確定モードを、オペレータによって入力された入力値を預り金額として確定する手入力モードに設定するモード設定工程と、預り金額確定モードが手入力モードである場合に、オペレータによって入力された入力値を用いて釣銭額を算出する釣銭額算出工程と、釣銭額算出工程において算出された釣銭額を含む釣銭情報を、釣銭機に送信する釣銭情報送信工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、POS端末と接続可能な釣銭機であって、貨幣を収納する収納装置と、投入口から入金される貨幣を収納装置まで搬送する入金搬送装置と、収納装置から出金される貨幣を排出口まで搬送する出金搬送装置と、入金搬送装置において搬送される貨幣の詰りを検出する検出手段と、検出手段によって貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末に送信するエラー通知送信手段と、エラー通知の応答としてPOS端末から送信される釣銭情報を受信した場合に、当該釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置から排出させる出金制御手段と、を備えることを特徴とする。
これらの発明によれば、釣銭機では、投入口から入金された貨幣が釣銭機の入金搬送装置内で詰りを起こした場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末に送信することができ、このエラー通知を受信したPOS端末では、預り金額確定モードがオペレータによって入力された入力値を預り金額として確定する手入力モードに設定され、オペレータによって入力された入力値を用いて算出された釣銭額を含む釣銭情報を釣銭機に送信することができ、この釣銭情報を受信した釣銭機では、釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置から排出させることができる。それゆえに、釣銭機の入金搬送装置内で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭機の出金搬送装置から釣銭を排出させることができる。
また、本発明は、上記発明において、上記釣銭機は、投入口から入金された貨幣の金種を識別して預り金の額を集計する集計手段と、集計手段によって集計された預り金の額を含む預り金情報をPOS端末に送信する預り金情報送信手段と、をさらに備え、上記POS端末の釣銭額算出手段は、釣銭機から送信された預り金情報を受信した場合には、当該預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出することを特徴とする。
これにより、釣銭機では、投入口から入金された貨幣が、預り金の額が集計された後に入金搬送装置内で詰りを起こした場合には、この預り金の額を含む預り金情報をPOS端末に送信することができ、預り金情報を受信したPOS端末では、この預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出することができる。それゆえに、オペレータによる預り金額の入力を省くことができるため、処理効率を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、上記釣銭機は、貨幣の詰りが解消された場合に、貨幣の詰りが解消されたことを示すエラー解除通知をPOS端末に送信するエラー解除通知送信手段をさらに備え、上記POS端末のモード設定手段は、釣銭機から送信されるエラー解除通知を受信した場合に、預り金額確定モードを、釣銭機に入金された貨幣を当該釣銭機で識別して集計した金額を預り金として確定する集計入力モードに設定し、上記POS端末の釣銭額算出手段は、預り金額確定モードが集計入力モードである場合に、釣銭機から送信される預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出することを特徴とする。
これにより、釣銭機の入金搬送装置内で詰りを起こした場合には、修理等により詰りエラーが解消するまでは、預り金額確定モードが手入力モードのままで維持されるため、オペレータが預り金の額を入力することで釣銭機から釣銭を排出させることができる。それゆえに、釣銭機の出金搬送装置による釣銭排出機能を有効に活用することができる。
本発明によれば、釣銭機では、投入口から入金された貨幣が釣銭機の入金搬送装置内で詰りを起こした場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末に送信することができ、このエラー通知を受信したPOS端末では、預り金額確定モードがオペレータによって入力された入力値を預り金額として確定する手入力モードに設定され、オペレータによって入力された入力値を用いて算出された釣銭額を含む釣銭情報を釣銭機に送信することができ、この釣銭情報を受信した釣銭機では、釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置から排出させることができるため、釣銭機の入金搬送装置内で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭機の出金搬送装置から釣銭を排出させることができる。
また、本発明によれば、釣銭機では、投入口から入金された貨幣が、預り金の額を集計された後に入金搬送装置内で詰りを起こした場合には、この預り金の額を含む預り金情報をPOS端末に送信することができ、預り金情報を受信したPOS端末では、預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出することができるため、オペレータによる預り金額の入力を省くことができ、処理効率を向上させることができる。
さらに、本発明によれば、釣銭機の入金搬送装置内で詰りを起こした場合には、修理等により詰りエラーが解消するまでは、預り金額確定モードが手入力モードのままで維持され、オペレータが預り金の額を入力することで釣銭機から釣銭を排出させることができるため、釣銭機の出金搬送装置による釣銭排出機能を有効に活用することができる。
すなわち、本発明によれば、釣銭機の内部で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭機から釣銭を排出させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るPOSシステム、その制御方法および釣銭機の好適な実施形態を詳細に説明する。
まず、本実施例におけるPOSシステムの構成について説明する。図1は、POSシステム1のシステム構成およびハードウェア構成を示す図である。同図に示すように、POSシステム1は、釣銭札機10と、POS端末20とを有する。
釣銭札機10は、POS端末20と連動して動作可能な装置である。具体的には、例えば、POS端末20で顧客が購入する商品を登録する処理が行われ、釣銭札機10の投入口から紙幣または硬貨が投入されると、この投入金額から売上金額を差し引いた釣銭を排出口から排出する。図2は、釣銭札機10の外観斜視図である。同図に示すように、釣銭札機10は、硬貨用釣銭機10Aと紙幣用釣札機10Bとを有する。硬貨用釣銭機10Aは、投入口111Aから投入された硬貨を取り込み、排出口112Aや返却口113Aから硬貨を排出する装置である。紙幣用釣札機10Bは、投入口111Bから投入された紙幣を取り込み、返却口を兼ねる排出口112Bから紙幣を排出する装置である。図1に示すように、硬貨用釣銭機10Aおよび紙幣用釣札機10Bは、物理的には、例えば、CPU101A,101B、メモリ102A,102B、入金搬送装置103A,103B、収納装置104A,104B、出金搬送装置105A,105B、詰り検出装置106A,106B、通信装置107A,107B等を有している。
入金搬送装置103A,103Bは、入金される貨幣を投入口111A,111Bから収納装置104A,104Bまで搬送する。収納装置104A,104Bは、貨幣の金種ごとに区別された収納領域に、それぞれの収納領域に対応する金種の貨幣を収納する。出金搬送装置105A,105Bは、収納装置104A,104Bから出金される貨幣を排出口112A,112Bまで搬送する。詰り検出装置106A,106Bは、入金搬送装置103A,103B、収納装置104A,104Bおよび出金搬送装置105A,105Bにおける貨幣の詰りを検出する。通信装置107A,107Bは、外部の装置、例えば、POS端末20との通信を制御する通信インターフェースである。
ここで、本実施例における硬貨用釣銭機10Aおよび紙幣用釣札機10Bでは、入金搬送装置103A,103Bと、出金搬送装置105A,105Bとが別個に設けられており、それぞれを独立して動作させることができる点に特徴がある。したがって、例えば、入金搬送装置103A,103B側で、貨幣が詰まって故障してしまった場合であっても、出金搬送装置105A,105B側は、特に支障なく動作させることができる。本実施例では、このような特徴を有する硬貨用釣銭機10Aおよび紙幣用釣札機10Bを有効に利用するために、入金搬送装置103A,103B側で、貨幣が詰まった場合であっても、正常に動作可能な出金搬送装置105A,105Bを動作させて釣銭を排出させることとした点に特徴がある。
POS端末20は、顧客が購入する商品の登録処理等を行う装置である。POS端末20は、物理的には、例えば、CPU201、メモリ202、入力キー203、プリンタ204、通信装置205、バーコードスキャナ206、タッチパネル付きディスプレイ207、ドロア208等を有している。
図3は、実施例における釣銭札機10の機能構成を示す図である。ここで、硬貨用釣銭機10Aと紙幣用釣札機10Bは、同様の機能構成を有するため、以下においては、硬貨用釣銭機10Aと紙幣用釣札機10Bの機能構成を個別に説明するのではなく、釣銭札機10の機能構成としてまとめて説明することにする。
同図に示すように、釣銭札機10は、入金搬送装置103側の機能として、入金制御部11を有し、収納装置104側の機能として、収納制御部13を有し、出金搬送装置105側の機能として、出金制御部15を有する。これらの各部は、CPU101がメモリ102に格納されているプログラムを実行することによって機能する。
入金制御部11は、投入口111から入金された貨幣が収納装置104に収納されるまでの工程を制御する。この入金制御部11は、検銭部11aと、一時保留部11bと、預り金振分部11cと、預り金情報送信部11dと、詰り検出部11eと、エラー状態送信部11fとを含んで構成される。
検銭部11aは、投入口111から入金された預り金の金種を識別して預り金の額を集計する集計機能を有する。一時保留部11bは、検銭部11aによって預り金の額が集計された後の預り金を一時的に保留させる。
預り金振分部11cは、一時保留部11bに一時的に保留されている預り金を収納装置104に収納させる。具体的には、検銭部11aによって識別された金種に基づいて、貨幣の金種ごとに区別された収納装置104の収納領域に、それぞれの収納領域に対応する金種の貨幣を収納させる。
預り金情報送信部11dは、検銭部11aによって集計された預り金の額を含む預り金情報をPOS端末20に送信する。
詰り検出部11eは、入金搬送装置103の内部で貨幣の詰りが発生したか否かを判定する。具体的には、詰り検出部11eは、詰り検出装置106によって貨幣の詰りが検出された場合に詰りが発生したと判定する。
エラー状態送信部11fは、詰り検出部11eによって貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末20に送信する。一方、エラー状態送信部11fは、修理等によって貨幣の詰りが解消された場合に、貨幣の詰りが解消されたことを示すエラー解除通知をPOS端末20に送信する。
収納制御部13は、貨幣の金種ごとに区別された収納装置104の収納領域に、それぞれの収納領域に対応する金種の貨幣を収納させる。
出金制御部15は、収納装置104から出金される貨幣が排出口112から排出されるまでの工程を制御する。この出金制御部15は、釣銭情報受信部15aと、釣銭出金部15bとを含んで構成される。
釣銭情報受信部15aは、POS端末20から送信される釣銭情報を受信する。釣銭情報は、POS端末20が釣銭札機10に釣銭を排出するよう指示するときにPOS端末20から送信されるものである。この釣銭情報には、例えば、釣銭額が含まれる。
釣銭出金部15bは、釣銭情報受信部15aによって受信された釣銭情報に含まれる釣銭額に基づいて、釣銭を収納装置104から出金させ、さらに排出口112から排出させる。
図6は、釣銭札機の上面内部構造図である。同図に示すように、上述した入金搬送装置103によって形成される入金搬送経路には、投入口111から検銭部11aまでの経路aと、検銭部11aから一時保留部11bまでの経路bと、一時保留部11bから預り金振分部11cまでの経路cと、預り金振分部11cから収納装置104までの経路dとが含まれる。収納装置104には、1円用収納庫1041、50円用収納庫1042、5円用収納庫1043、100円用収納庫1044、10円用収納庫1045および500円用収納庫1046が設けられている。例えば、投入口111から5円硬貨が投入された場合には、5円硬貨は、経路aを通過して検銭部11aに搬送される。そして、検銭部11aで金種が5円であることが識別された後に、5円硬貨は、経路bを通過して一時保留部11bに搬送され、一時貯められる。
取引が成立した場合には、一時保留部11bに貯まっていた硬貨を経路cおよび経路dを駆動し、搬送し、たとえば、5円硬貨は、経路cを通過し、収納切換ゲート122によって切り換えられた経路dを通過して5円用収納庫1043に格納される入金搬送経路により搬送される。なお、5円硬貨が入金搬送経路内で詰まった場合には、繰出阻止ゲート121が閉まる。この場合には、詰りが解消して繰出阻止ゲート121が開けられるまでは貨幣の搬送が阻止されることになる。また、投入された貨幣が、検銭部11aで受け付けられない貨幣であると判断された場合には、リジェクト切換ゲート124によって経路bの搬送先が一時保留部11bから返却口113に切り換えられ、投入された硬貨が返却口113に排出される。
さらに取引が成立せず投入された貨幣の返却が必要になった場合には、一時保留部11bに貯まった硬貨を、出金切換ゲート123によって出金口112側に切換え出金口112に排出される。
一方、上述した出金搬送装置105によって形成される出金搬送経路には、収納装置104から釣銭出金部15bまでの経路eと、釣銭出金部15bから排出口112までの経路fとが含まれる。例えば、5円硬貨が釣銭として出金される場合には、釣銭出金部15bによって5円用収納庫1043から出金(経路e)された5円硬貨は、出金切換ゲート123によって切り換えられた経路fを通過して出金口112に排出される。
このように、本実施例における釣銭札機10では、入金搬送経路と出金搬送経路とがそれぞれ別個に設けられており、それぞれが独立して動作、すなわち、入金時は、入金搬送経路が稼働状態となり、出金搬送経路は停止した状態であり、出金時には、出金搬送経路は稼働状態となり、入金搬送経路は停止状態となる。したがって、例えば、入金搬送経路側で、貨幣が詰まって故障してしまった場合であっても、出金搬送経路側は、特に支障なく動作させることができるため、出金搬送経路を用いて貨幣を排出させることが可能となる。
図4は、実施例におけるPOS端末20の機能構成を示す図である。同図に示すように、POS端末20は、商品登録部21と、モード判定部22と、エラー状態受信部23と、モード設定部24と、預かり金確定部25と、釣銭額算出部26と、釣銭情報送信部27と、表示制御部28とを有する。これらの各部は、CPU201がメモリ202に格納されているプログラムを実行することによって機能する。
商品登録部21は、バーコードスキャナ206から順次読み込まれる顧客の購入商品に関する情報を用いて、購入商品に対応する売上金額を加算する商品登録処理を実行する。
モード判定部22は、預り金額確定モードが、現時点においてどのモードに設定されているのかを判定する。預り金額確定モードとは、預り金額を確定する際の処理モードをいう。この預り金額確定モードには、集計入力モードと手入力モードとがある。集計入力モードとは、釣銭札機10に投入された貨幣を釣銭札機10で識別して集計した金額を預り金として確定するモードである。手入力モードとは、オペレータによって入力された入力値を預り金額として確定するモードである。モード判定部22は、小計キーが押下された後に、預り金額確定モードが手入力モードであると判定した場合には、預り金の受付を開始するように指示する預り金受付開始指示を釣銭札機10に送信する。また、モード判定部22は、合計キーが押下された後に、預り金額確定モードが手入力モードであると判定した場合には、ドロア208を開放させる。
エラー状態受信部23は、釣銭札機10から送信されるエラー通知や、エラー解除通知を受信する。
モード設定部24は、エラー状態受信部23によってエラー通知が受信された場合に、預り金額確定モードを手入力モードに設定する。一方、モード設定部24は、エラー状態受信部23によってエラー解除通知が受信された場合に、預り金額確定モードを集計入力モードに設定する。
預かり金確定部25は、預り金額確定モードが集計入力モードである場合には、釣銭札機10から送信された預り金情報に含まれる預り金額を、顧客から預った金額として確定する。一方、預かり金確定部25は、預り金額確定モードが手入力モードである場合には、オペレータによって入力された預り金額を、顧客から預った金額として確定する。
釣銭額算出部26は、預かり金確定部25によって確定された預り金額と、商品登録部21によって集計された売上金額とを用いて、釣銭額を算出する。
釣銭情報送信部27は、釣銭額算出部26によって算出された釣銭額を含む釣銭情報を釣銭札機10に送信する。
表示制御部28は、POS端末20のタッチパネル付きディスプレイ207に各種情報を表示させる。各種情報としては、例えば、商品登録部21によって集計された売上金額、預かり金確定部25によって確定された預り金額、釣銭額算出部26によって算出された釣銭額等がある。
次に、図5を参照して、本実施例におけるPOSシステム1の処理手順について説明する。図5は、実施例におけるPOSシステムの処理手順を示すフローチャートである。この処理手順では、顧客が購入する商品の精算をする際に、POSシステムの釣銭札機から貨幣が投入されて精算が行われる場合について説明する。
最初に、POS端末20の商品登録部21は、バーコードスキャナ206から順次読み込まれる顧客の購入商品に関する情報を用いて、購入商品に対応する売上金額を加算する商品登録処理を実行する(ステップS101)。
続いて、小計キーが押下されると(ステップS102)、POS端末20のモード判定部22は、預り金額確定モードが、手入力モードに設定されているか否かを判定する(ステップS103)。この判定がYESである場合(ステップS103;YES)には、処理を後述するステップS115に移行する。
一方、預り金額確定モードが集計入力モードに設定されていると判定した場合(ステップS103;NO)に、モード判定部22は、預り金受付開始指示を釣銭札機10に送信する(ステップS104)。
続いて、釣銭札機10の投入口111から預り金が投入される(ステップS105)と、釣銭札機10の詰り検出部11eは、投入口111において貨幣の詰りが発生したか否かを判定する(ステップS106)。この判定がYESである場合(ステップS106;YES)に、釣銭札機10のエラー状態送信部11fは、エラー通知をPOS端末20に送信する(ステップS107)。このエラー通知を受信したPOS端末20では、釣銭札機10でエラーが発生した旨のエラーメッセージを表示する(ステップS113)とともに、モード設定部24によって預り金額確定モードが手入力モードに設定される(ステップS114)。
一方、貨幣の詰りが検出されない場合(ステップS106;NO)に、釣銭札機10の検銭部11aは、投入口111から投入された預り金の金種を識別して預り金の額を算出し、釣銭札機10の一時保留部11bは、預り金の額が算出された後の預り金を一時的に保留する(ステップS108)。釣銭札機10の詰り検出部11eは、このステップS108における処理の間に貨幣の詰りが発生したか否かを判定する(ステップS109)。この判定がYESである場合(ステップS109;YES)に、釣銭札機10のエラー状態送信部11fは、エラー通知をPOS端末20に送信する(ステップS110)。このエラー通知を受信したPOS端末20では、釣銭札機10でエラーが発生した旨のエラーメッセージを表示する(ステップS113)とともに、モード設定部24によって預り金額確定モードが手入力モードに設定される(ステップS114)。
一方、上述したステップS109において貨幣の詰りが検出されない場合(ステップS109;NO)に、釣銭札機10の預り金情報送信部11dは、検銭部11aによって算出された預り金の額を含む預り金情報をPOS端末20に送信する(ステップS111)。その後、釣銭札機10の預り金振分部11cは、一時保留部11bに保留されている預り金を収納装置104に収納させる(ステップS112)。
上述したステップS103における判定で、預り金額確定モードが手入力モードに設定されていると判定された場合(ステップS103;YES)に、オペレータがPOS端末20の入力キー203を操作して預り金の額が入力される(ステップS115)。ここで、オペレータは、顧客から預り金を受け取った場合に、通常は預り金の額を確認してから釣銭機に預り金を入金する。したがって、貨幣が詰まった場合に、オペレータは、確認した預かり金の額を入力することになる。
続いて、POS端末20の預かり金確定部25は、預り金額確定モードに応じて預り金額を確定し、POS端末20の表示制御部28は、この預り金額をタッチパネル付きディスプレイ207に表示させる(ステップS116)。具体的には、預り金額確定モードが集計入力モードである場合には、釣銭札機10から送信された預り金情報に含まれる預り金額が表示され、預り金額確定モードが手入力モードである場合には、オペレータによって入力された預り金額が表示される。
続いて、合計キーが押下されると(ステップS117)、POS端末20の釣銭額算出部26は、タッチパネル付きディスプレイ207に表示された預り金の額と、上述したステップS101の商品登録処理で集計された売上金額とを用いて、釣銭額を算出し、POS端末20の表示制御部28は、この釣銭額をディスプレイ207に表示させる(ステップS118)。
続いて、POS端末20のモード判定部22は、預り金額確定モードが、手入力モードに設定されているか否かを判定する(ステップS119)。この判定がYESである場合(ステップS119;YES)に、モード判定部22はドロア208を開放させ、オペレータはドロア208内に預り金を収納する(ステップS120)。
一方、上記ステップ119において預り金額確定モードが集計入力モードに設定されていると判定した場合(ステップS119;NO)、および上記ステップS120においてドロア内に預り金が収納された場合に、POS端末20の釣銭情報送信部27は、上記ステップS118において算出された釣銭額を含む釣銭情報を釣銭札機10に送信する(ステップS121)。
続いて、釣銭札機10の釣銭出金部15bは、釣銭情報に含まれる釣銭額に基づいて、釣銭を収納装置104から出金させ、さらに排出口112から排出させる(ステップS122)。
なお、上述したステップS112で預り金を収納装置104に収納させる際に、詰りが発生した場合にも釣銭札機10のエラー状態送信部11fは、エラー通知をPOS端末20に送信する。この場合にPOS端末20では、既にステップS111において釣銭札機10から預り金情報を受信しているため、この預り金情報を用いて預り金額をタッチパネル付きディスプレイ207に表示させる(ステップS116)。
上述してきたように、本実施例のPOSシステム1によれば、釣銭札機10では、投入口111から入金された預かり金が釣銭札機10の入金搬送装置103内で詰りを起こした場合に、預り金の詰りが検出されたことを示すエラー通知をPOS端末20に送信することができる。そして、このエラー通知を受信したPOS端末20では、預り金額確定モードが手入力モードに設定され、オペレータによって入力された入力値を用いて算出された釣銭額を含む釣銭情報を釣銭札機10に送信することができる。そして、この釣銭情報を受信した釣銭札機10では、釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置105から排出させることができる。これにより、釣銭札機10の入金搬送装置103内で預り金の詰りが発生した場合であっても、釣銭札機10の出金搬送装置105から釣銭を排出させることができる。
また、本実施例のPOSシステム1によれば、釣銭札機10では、投入口111から入金された預かり金が、預り金の額が集計された後に入金搬送装置103内で詰りを起こした場合には、この預り金の額を含む預り金情報をPOS端末20に送信することができる。そして、預り金情報を受信したPOS端末20では、この預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出することができる。これにより、オペレータによる預り金額の入力を省くことができるため、処理効率を向上させることができる。
さらに、本実施例のPOSシステム1によれば、釣銭札機10の入金搬送装置103内で詰りを起こした場合には、修理等により詰りエラーが解消するまでは、預り金額確定モードが手入力モードのままで維持されるため、オペレータが預り金の額を入力することで釣銭札機10から釣銭を排出させることができる。これにより、釣銭札機10の出金搬送装置105による釣銭排出機能を有効に活用することができる。
なお、上述した実施例では、釣銭機である釣銭札機10が、硬貨用釣銭機10Aと紙幣用釣札機10Bとを備えているが、必ずしも硬貨用釣銭機と紙幣用釣札機の両方を備える必要はない。本発明は、硬貨用釣銭機と紙幣用釣札機のいずれか一方のみを備える釣銭機にも適用することができる。
また、上述した実施例では、釣銭札機10の入金搬送装置103内で詰りが発生した場合に、釣銭額に対応する貨幣を出金搬送装置105から排出させているが、出金させる貨幣が不足することも考えられる。この場合には、例えば、釣銭札機10による釣銭の出金を停止させて、釣銭が不足している旨のエラー通知をPOS端末20に送信し、POS端末20のタッチパネル付きディスプレイ207に、釣銭が不足している旨のメッセージを表示させることとしてもよい。また、例えば、収納装置104内に収納されている残りの貨幣を用いて釣銭額の一部を出金し、不足した残りの一部分の釣銭額についてはドロア208を開放させてオペレータが手渡しすることとしてもよい。この場合に、釣銭札機10は、釣銭が不足している旨のエラー通知および不足額をPOS端末20に送信し、POS端末20は、釣銭が不足している旨のメッセージおよび不足額をタッチパネル付きディスプレイ207に表示させることとすればよい。これにより、釣銭札機10の入金搬送装置103内で預り金の詰りが発生し、さらに収納装置104内に収納されている釣銭額が不足した場合であっても、確実に釣銭を渡すことができる。
以上のように、本発明にかかるPOSシステム、その制御方法および釣銭機は、POS端末と釣銭機とを有するPOSシステム、その制御方法および釣銭機に対して有用であり、特に、釣銭機で詰りが発生した場合であっても釣銭を排出させるPOSシステム、その制御方法および釣銭機に適している。
図1は、POSシステムのシステム構成およびハードウェア構成を示す図である。 図2は、釣銭札機の外観斜視図である。 図3は、実施例における釣銭札機の機能構成を示す図である。 図4は、実施例におけるPOS端末の機能構成を示す図である。 図5は、実施例におけるPOSシステムの処理手順を示すフローチャートである。 図6は、釣銭札機の上面内部構造図である。
1 POSシステム
10 釣銭札機
10A 硬貨用釣銭機
10B 紙幣用釣札機
11 入金制御部
11a 検銭部
11b 一時保留部
11c 預り金振分部
11d 預り金情報送信部
11e 詰り検出部
11f エラー状態送信部
13 収納制御部
15 出金制御部
15a 釣銭情報受信部
15b 釣銭出金部
20 POS端末
21 商品登録部
22 モード判定部
23 エラー状態受信部
24 モード設定部
25 預り金確定部
26 釣銭額算出部
27 釣銭情報送信部
28 表示制御部

Claims (9)

  1. POS端末と釣銭機とを有するPOSシステムであって、
    前記釣銭機は、
    貨幣を収納する収納装置と、
    投入口から入金される貨幣を前記収納装置まで搬送する入金搬送装置と、
    前記収納装置から出金される貨幣を排出口まで搬送する出金搬送装置と、
    前記入金搬送装置において搬送される貨幣の詰りを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知を前記POS端末に送信するエラー通知送信手段と、
    前記エラー通知の応答として前記POS端末から送信される釣銭情報を受信した場合に、当該釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を前記出金搬送装置から排出させる出金制御手段と、を備え、
    前記POS端末は、
    前記釣銭機から送信される前記エラー通知を受信した場合に、預り金額を確定する際の預り金額確定モードを、オペレータによって入力された入力値を預り金額として確定する手入力モードに設定するモード設定手段と、
    前記預り金額確定モードが前記手入力モードである場合に、オペレータによって入力された入力値を用いて釣銭額を算出する釣銭額算出手段と、
    前記釣銭額算出手段によって算出された釣銭額を含む釣銭情報を、前記釣銭機に送信する釣銭情報送信手段と、を備える
    ことを特徴とするPOSシステム。
  2. 前記釣銭機は、
    投入口から入金された貨幣の金種を識別して預り金の額を集計する集計手段と、
    前記集計手段によって集計された預り金の額を含む預り金情報を前記POS端末に送信する預り金情報送信手段と、
    をさらに備え、
    前記POS端末の前記釣銭額算出手段は、前記釣銭機から送信された前記預り金情報を受信した場合には、当該預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のPOSシステム。
  3. 前記釣銭機は、
    貨幣の詰りが解消された場合に、貨幣の詰りが解消されたことを示すエラー解除通知を前記POS端末に送信するエラー解除通知送信手段をさらに備え、
    前記POS端末の前記モード設定手段は、前記釣銭機から送信される前記エラー解除通知を受信した場合に、前記預り金額確定モードを、前記釣銭機に入金された貨幣を当該釣銭機で識別して集計した金額を預り金として確定する集計入力モードに設定し、
    前記POS端末の前記釣銭額算出手段は、前記預り金額確定モードが前記集計入力モードである場合に、前記釣銭機から送信される前記預り金情報に含まれる前記預り金の額を用いて釣銭額を算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載のPOSシステム。
  4. POS端末と釣銭機とを有するPOSシステムを制御する方法であって、
    前記釣銭機が、
    投入口から入金される貨幣を当該貨幣の収納装置まで搬送する入金搬送装置における貨幣の詰りを検出する検出工程と、
    前記検出工程において貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知を前記POS端末に送信するエラー通知送信工程と、
    前記エラー通知の応答として前記POS端末から送信される釣銭情報を受信した場合に、当該釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を、前記収納装置から出金される貨幣を排出口まで搬送する出金搬送装置から排出させる出金制御工程と、を含み、
    前記POS端末が、
    前記釣銭機から送信される前記エラー通知を受信した場合に、預り金額を確定する際の預り金額確定モードを、オペレータによって入力された入力値を預り金額として確定する手入力モードに設定するモード設定工程と、
    前記預り金額確定モードが前記手入力モードである場合に、オペレータによって入力された入力値を用いて釣銭額を算出する釣銭額算出工程と、
    前記釣銭額算出肯定において算出された釣銭額を含む釣銭情報を、前記釣銭機に送信する釣銭情報送信工程と、を含む
    ことを特徴とするPOSシステムの制御方法。
  5. 前記釣銭機が、
    投入口から入金された貨幣の金種を識別して預り金の額を集計する集計工程と、
    前記集計工程において集計された預り金の額を含む預り金情報を前記POS端末に送信する預り金情報送信工程と、
    をさらに含み、
    前記POS端末の前記釣銭額算出工程は、前記釣銭機から送信された前記預り金情報を受信した場合には、当該預り金情報に含まれる預り金の額を用いて釣銭額を算出する
    ことを特徴とする請求項4に記載のPOSシステムの制御方法。
  6. 前記釣銭機が、
    貨幣の詰りが解消された場合に、貨幣の詰りが解消されたことを示すエラー解除通知を前記POS端末に送信するエラー解除通知送信工程をさらに含み、
    前記POS端末の前記モード設定工程は、前記釣銭機から送信される前記エラー解除通知を受信した場合に、前記預り金額確定モードを、前記釣銭機に入金された貨幣を当該釣銭機で識別して集計した金額を預り金として確定する集計入力モードに設定し、
    前記POS端末の前記釣銭額算出工程は、前記預り金額確定モードが前記集計入力モードである場合に、前記釣銭機から送信される前記預り金情報に含まれる前記預り金の額を用いて釣銭額を算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載のPOSシステムの制御方法。
  7. POS端末と接続可能な釣銭機であって、
    貨幣を収納する収納装置と、
    投入口から入金される貨幣を前記収納装置まで搬送する入金搬送装置と、
    前記収納装置から出金される貨幣を排出口まで搬送する出金搬送装置と、
    前記入金搬送装置において搬送される貨幣の詰りを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって貨幣の詰りが検出された場合に、貨幣の詰りが検出されたことを示すエラー通知を前記POS端末に送信するエラー通知送信手段と、
    前記エラー通知の応答として前記POS端末から送信される釣銭情報を受信した場合に、当該釣銭情報に含まれる釣銭額に対応する貨幣を前記出金搬送装置から排出させる出金制御手段と、
    を備えることを特徴とする釣銭機。
  8. 投入口から入金された貨幣の金種を識別して預り金の額を集計する集計手段と、
    前記集計手段によって集計された預り金の額を含む預り金情報を前記POS端末に送信する預り金情報送信手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の釣銭機。
  9. 貨幣の詰りが解消された場合に、貨幣の詰りが解消されたことを示すエラー解除通知を前記POS端末に送信するエラー解除通知送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の釣銭機。
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