JP6623552B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入金された紙幣を取り込んで金種別に複数の紙幣収納庫に収納し、入出金指示によって前記紙幣収納庫から収納紙幣を払い出す紙幣処理装置に関し、特に、簡易な構成で、汚れや切れや皺等がある汚損紙幣を釣銭として出金しないようにする紙幣処理装置に関する。
昨今のスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、客さばきや現金管理の厳正化のため、自動釣銭機として貨幣処理機が設置されている。この貨幣処理機は、通常、POS(Point Of Sales)レジスタ装置等の上位装置に接続されており、上位装置からの指令に応じて硬貨や紙幣等の金銭の入出金処理を行うものである(特許文献1参照)。
特開2010−272140号公報 特開2015−26229号公報
ところで、顧客が支払として差し出した紙幣が、汚れがひどかったり、切れていたり、クシャクシャで皺が寄っている汚損紙幣である場合、店側としては顧客に汚損紙幣の交換を要求することができず、この汚損紙幣を受け取って紙幣処理装置に入金し、金銭授受の処理を行う。なお、顧客から受け取った汚損紙幣の切れが大きい紙幣の場合、そのまま紙幣処理装置に入金すると、詰まりの原因となるため、POSレジスタ毎に非常用として保管してある紙幣と交換して入金する場合もある。
ここで、顧客が差し出した汚損紙幣が千円紙幣であり、非常用の紙幣と交換せずに紙幣処理装置に入金された場合、この顧客の後の顧客が支払として差し出した紙幣が高額紙幣(一万円紙幣)であって、釣銭に千円紙幣がある場合には、先の顧客が支払った汚損紙幣(千円紙幣)が釣銭として出金されてしまう。
このため、汚損紙幣の汚損度にもよるが、店員が、釣銭として汚損紙幣を顧客に渡すことは失礼であると判断した場合であって、非常用の紙幣がPOSレジスタ毎に保管していない場合、店員は、汚損紙幣をサービスカウンター等で交換する。このサービスカウンター等での交換は、現在の顧客のみならず、後続の顧客を待たせることになる。一方、店員が、そのまま汚損紙幣を釣銭として顧客に渡すことは、店に対する印象を悪化させることになる。
なお、特許文献2には、入金時に基準以上の汚れ等を検出した場合、釣銭として出金しない自動取引装置が記載されている。この自動取引装置では、基準以上の汚れ等を検出するために、入金された紙幣を広範囲で監視しなければならず、センサ等が複雑かつ大型化してコストがかかってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、汚れや切れや皺等がある汚損紙幣を釣銭として出金しないようにする紙幣処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる紙幣処理装置は、入金された紙幣を取り込んで金種別に複数の紙幣収納庫に収納し、入出金指示によって前記紙幣収納庫から収納紙幣を払い出す紙幣処理装置であって、紙幣交換モードあるいは入金紙幣回収モードを選択する操作部と、入金された紙幣の真贋及び金種を判別する鑑別部と、前記紙幣交換モードあるいは前記入金紙幣回収モードが選択され、かつ、入金された紙幣が正貨である場合、少なくとも、前記入金された紙幣を釣銭として出金せず回収のみを行う回収領域に収納する制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる紙幣処理装置は、上記の発明において、前記制御部は、前記紙幣交換モードが選択され、かつ、入金された紙幣が正貨である場合、前記入金された紙幣を釣銭として出金せず回収のみを行う回収領域に収納し、その後、前記入金された紙幣と同額の紙幣を前記紙幣収納庫から出金して該入金された紙幣の交換を行うことを特徴する。
また、本発明にかかる紙幣処理装置は、上記の発明において、前記制御部は、前記紙幣交換モードが選択され、かつ、入金された紙幣が正貨である場合、前記入金された紙幣と同額の紙幣を収納する紙幣収納庫以外の紙幣収納庫に前記入金された紙幣を一時収納し、その後、前記入金された紙幣と同額の紙幣を収納する紙幣収納庫から出金し、その後、前記入金された紙幣を前記回収領域に収納することを特徴とする。
また、本発明にかかる紙幣処理装置は、上記の発明において、前記制御部は、前記入金紙幣回収モードが選択され、かつ、入金された紙幣が正貨である場合、前記入金された紙幣を前記紙幣収納庫に一時収納し、その後、前記回収領域に収納することを特徴とする。
また、本発明にかかる紙幣処理装置は、上記の発明において、前記回収領域は、外部に取り出し可能な回収庫であることを特徴とする。
本発明によれば、紙幣交換モードあるいは入金紙幣回収モードが選択され、かつ、入金された紙幣が正貨である場合、少なくとも、入金された紙幣を釣銭として出金せず回収のみを行う回収領域に収納するようにしているので、簡易な構成で、汚れや切れや皺等がある汚損紙幣を釣銭として出金しない紙幣処理装置を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態である紙幣処理装置を含む貨幣処理装置の構成を示す斜視図である。 図2は、紙幣処理装置の構成を模式的に示した断面図である。 図3は、図1に示した紙幣処理装置の制御系を示すブロック図である。 図4は、制御部による紙幣交換モード処理手順を示すフローチャートである。 図5は、入金された汚損紙幣が千円紙幣である場合における紙幣交換モード処理を説明する模式図である。 図6は、制御部による入金紙幣回収モード処理手順を示すフローチャートである。 図7は、制御部による紙幣交換モード処理手順の変形例を示すフローチャートである。 図8は、入金された汚損紙幣が千円紙幣である場合における紙幣交換モード処理の変形例を説明する模式図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(貨幣処理装置の構造)
図1は、本発明の実施の形態である紙幣処理装置を含む貨幣処理装置1の構成を示す斜視図である。また、図2は、紙幣処理装置1aの構成を模式的に示した断面図である。さらに、図3は、図1に示した紙幣処理装置1aの制御系を示すブロック図である。
図1に示すように、貨幣処理装置1は、紙幣処理装置1aと硬貨処理装置1bとが併設されている。紙幣処理装置1aは、前面に、紙幣を投入する紙幣投入口11、及び、収納されている紙幣を釣銭として出金する紙幣払出口12を有する。また、紙幣処理装置1aの前面下部には、引き出し可能な状態で設けられた回収庫13の前部が設けられる。回収庫13は、紙幣処理装置1a内部に設けられた図示しない紙幣収納庫に保管された紙幣を外部に回収する場合、及び、汚れや切れや皺等がある汚損紙幣を収納し、外部に回収する場合に用いられる。
硬貨処理装置1bの前端上面の右側に硬貨投入口21を備え、前端上面の左側に表示部22及び操作部23を有する。また、硬貨処理装置1bの前面左側には、硬貨出金口24が設けられる。硬貨出金口24から排出された硬貨は受け皿25で受け止められる。また、硬貨処理装置1bの前面右側には、硬貨返却口26を備える。
(紙幣処理装置の構成及び概要動作)
図2に示すように、紙幣処理装置1aは、紙幣投入口11から投入された紙幣を装置内に導入する入金部14、紙幣を紙幣払出口12に繰り出す出金部15、回収庫13、紙幣の真贋及び金種を判別する鑑別部16、金種毎の紙幣を収納する紙幣収納庫17を有する。紙幣収納庫17は、千円紙幣を収納する千円紙幣収納庫17a、五千円紙幣を収納する五千円紙幣収納庫17b、及び、一万円紙幣を収納する一万円紙幣収納庫17cを有する。上述した入金部14、出金部15、回収庫13、鑑別部16、紙幣収納庫17は、紙幣搬送機構18によって接続される。
紙幣投入口11に投入された紙幣は、入金部14の図示しない投入検出センサによって検出された後、紙幣搬送機構18によって鑑別部16に搬送される。紙幣搬送機構18は、鑑別部16によって紙幣が正貨でないと判別された場合には、この紙幣を入金部14に戻す。一方、紙幣搬送機構18は、鑑別部16によって紙幣が正貨であると判別された場合、この紙幣を、金種に応じた紙幣収納庫17に収納する。
一方、出金指示があった場合、紙幣搬送機構18は、対応する金種の紙幣を紙幣収納庫17から取り出し、出金部15を介して紙幣払出口12から出金する。また、後述する紙幣交換モード処理または入金紙幣回収モード処理を行う場合、あるいは紙幣収納庫17に収納された紙幣を外部に回収する場合、紙幣搬送機構18は、紙幣を回収庫13に搬送して収納する。
紙幣搬送機構18は、主搬送路L1と分岐搬送路L2とを切り換える切換部18a、主搬送路L1と千円紙幣収納庫17aとの分岐を切り換える切換部18b、主搬送路L1と五千円紙幣収納庫17bとの分岐を切り換える切換部18c、分岐搬送路L2と出金部15との分岐を切り換える切換部18dを有する。
(紙幣処理装置の制御系)
図3に示すように、制御部40には、外部の上位装置であるPOSレジスタ装置2が接続される。制御部40には、表示部22、操作部23、記憶部30、紙幣収納機構10が接続される。操作部23は、紙幣交換モード選択部23a及び入金紙幣回収モード選択部23bを有する。記憶部30は、入出金情報31を保持する。制御部40は、入出金制御部41及びモード制御部42を有する。紙幣収納機構10は、図2に示したハード構成に対応し、少なくとも紙幣搬送機構18、鑑別部16、紙幣収納庫17、及び回収庫13を含む。なお、POSレジスタ装置2は、操作表示部53を有し、操作部23と同様に、紙幣交換モード選択部53a及び入金紙幣回収モード選択部53bを有する。
制御部40は、操作部23を通じて指令が与えられた場合、あるいは鑑別部16から検出信号が与えられた場合、さらにはPOSレジスタ装置2から各種指令が与えられた場合、記憶部30に格納したプログラムや初期データに基づいて表示部22の表示制御、紙幣搬送機構18の駆動制御を行うものである。
入出金制御部41は、POSレジスタ装置2から入金許可指令が与えられた後に紙幣が投入された場合に、入金許可指令に従って紙幣の入金処理を行い、かつPOSレジスタ装置2から出金指令が与えられた場合に、出金指令に従って紙幣の出金処理を行うものである。また、入出金制御部41は、これらの入金処理及び出金処理を実行している間、実施した入金処理及び出金処理の内容を入出金情報31として逐次、記憶部30に格納する処理も行う。また、入出金制御部41は、在高管理などを行う。
紙幣交換モード選択部23a,53aは、入金された汚損紙幣を釣銭として出金せず回収のみを行う回収庫13に収納し、その後、入金された汚損紙幣と同額の紙幣を紙幣収納庫17から出金することによって、入金された汚損紙幣と汚損していない紙幣との交換を行う紙幣交換モードを選択するボタンである。
入金紙幣回収モード選択部23b,53bは、入金された汚損紙幣を釣銭として出金せず回収のみを行う回収庫13に収納する入金紙幣回収モードを選択するボタンである。
モード制御部42は、紙幣交換モードが選択され、かつ、入金された汚損紙幣が正貨である場合、入金された汚損紙幣を釣銭として出金せず回収のみを行う回収庫13に収納し、その後、入金された汚損紙幣と同額の紙幣を紙幣収納庫17から出金し、入金された汚損紙幣の交換を行うように紙幣収納機構10を制御する。また、モード制御部42は、入金紙幣回収モードが選択され、かつ、入金された汚損紙幣が正貨である場合、入金された汚損紙幣を釣銭として出金せず回収のみを行う回収庫13に収納するように紙幣収納機構10を制御する。
(紙幣交換モード処理)
次に、制御部40による紙幣交換モード処理について説明する。図4は、制御部40による紙幣交換モード処理手順を示すフローチャートである。図4に示すように、モード制御部42は、まず、紙幣交換モード選択部23aまたは紙幣交換モード選択部53aが押下されて、紙幣交換モードが選択されているか否かを判断する(ステップS101)。紙幣交換モードが選択されている場合(ステップS101,Yes)、さらに、モード制御部42は、鑑別部16によって、入金された汚損紙幣が正貨であると判別されたか否かを判断する(ステップS102)。
モード制御部42は、入金された汚損紙幣が正貨であると判別された場合(ステップS102,Yes)、紙幣搬送機構18を制御して、入金された汚損紙幣を回収庫13に搬送して収納する(ステップS103)。
その後、モード制御部42は、鑑別部16が判別した金種をもとに、紙幣搬送機構18を制御して、入金された汚損紙幣と同額の紙幣を紙幣収納庫17から搬送し、出金部15を介して紙幣払出口12から出金する(ステップS104)。これによって、入金された汚損紙幣が交換されたことになる。
その後、入出金制御部41は、入出金情報31を更新し(ステップS105)、本処理を終了し、上述した処理を繰り返す。
一方、紙幣交換モードが選択されていない場合(ステップS101,No)には、本処理を終了し、上述した処理を繰り返す。また、入金された汚損紙幣が正貨でないと判別された場合(ステップS102,No)、入金された汚損紙幣を、入金部14を介して紙幣投入口11から返却し(ステップS106)、本処理を終了し、上述した処理を繰り返す。
例えば、入金された汚損紙幣が千円紙幣である場合、図5(a)に示すように、まず、紙幣投入口11、入金部14を介して鑑別部16で、汚損紙幣の真贋及び金種が判別される。モード制御部42は、汚損紙幣が正貨である場合、切換部18aを介して主搬送路L1から分岐搬送路L2に搬送し、さらに切換部18dを介して汚損紙幣を回収庫13に搬送して収納する。その後、図5(b)に示すように、モード制御部42は、鑑別部16が判別した金種の紙幣を収納している千円紙幣収納庫17aから千円紙幣を取り出し、取り出した千円紙幣を、切換部18aを介して主搬送路L1から分岐搬送路L2に搬送し、さらに切換部18dを介して出金部15に搬送し、紙幣払出口12から出金する。これによって、店員が汚損していると判断した汚損紙幣(千円紙幣)は、千円紙幣収納庫17aの千円紙幣に交換される。しかも、汚損紙幣は回収庫13に収納されるため、釣銭として出金されることはない。
(入金紙幣回収モード処理)
次に、制御部40による入金紙幣回収モード処理について説明する。図6は、制御部40による入金紙幣回収モード処理手順を示すフローチャートである。図6に示すように、モード制御部42は、まず、入金紙幣回収モード選択部23bまたは入金紙幣回収モード選択部53bが押下されて、入金紙幣回収モードが選択されているか否かを判断する(ステップS201)。入金紙幣回収モードが選択されている場合(ステップS201,Yes)、さらに、モード制御部42は、鑑別部16によって、入金された汚損紙幣が正貨であると判別されたか否かを判断する(ステップS202)。
モード制御部42は、入金された汚損紙幣が正貨であると判別された場合(ステップS202,Yes)、紙幣搬送機構18を制御して、入金された汚損紙幣を回収庫13に搬送して収納する(ステップS203)。これによって、入金された汚損紙幣は、出金されることなく、回収庫13に収納されることになる。
その後、入出金制御部41は、入出金情報31を更新し(ステップS204)、本処理を終了し、上述した処理を繰り返す。
一方、入金紙幣回収モードが選択されていない場合(ステップS201,No)には、本処理を終了し、上述した処理を繰り返す。また、入金された汚損紙幣が正貨でないと判別された場合(ステップS202,No)、入金された汚損紙幣を、入金部14を介して紙幣投入口11から返却し(ステップS205)、本処理を終了し、上述した処理を繰り返す。
この入金紙幣回収モード処理は、図5(a)に示した処理によって完了する。この場合、鑑別部16が判別した真贋結果は、汚損紙幣を回収庫13に収納するか否かの条件となる。また、鑑別部16が判別した金種は、入出金情報31として利用される。
なお、紙幣交換モードまたは入金紙幣回収モードの選択状態の維持は、紙幣交換モード選択部23a,53aまたは入金紙幣回収モード選択部23b,53bの押下後、所定時間としてもよいし、再度、紙幣交換モード選択部23a,53aまたは入金紙幣回収モード選択部23b,53bの押下によって選択状態を消滅させてもよい。また、この選択状態の維持は、紙幣交換モード処理または入金紙幣回収モード処理の終了によって消滅させるようにしてもよい。このような選択状態の維持は、表示部22または操作表示部53において、選択状態が維持されていることを、例えばLED表示などによって表示出力することが好ましい。
(モード制御処理の変形例)
ここで、鑑別部16と切換部18aとの間の距離が短い場合、あるいは、切換部18aの搬送路切換処理に時間がかかる場合、入金された汚損紙幣を直接、回収庫13に搬送せず、一旦、汚損紙幣を紙幣収納庫17に一時収納し、その後、一時収納された汚損紙幣を回収庫13に収納するようにしてもよい。
図7は、制御部40による紙幣交換モード処理手順の変形例を示すフローチャートである。図7に示すように、モード制御部42は、まず、紙幣交換モード選択部23aまたは紙幣交換モード選択部53aが押下されて、紙幣交換モードが選択されているか否かを判断する(ステップS301)。紙幣交換モードが選択されている場合(ステップS301,Yes)、さらに、モード制御部42は、鑑別部16によって、入金された汚損紙幣が正貨であると判別されたか否かを判断する(ステップS302)。
モード制御部42は、入金された汚損紙幣が正貨であると判別された場合(ステップS302,Yes)、紙幣搬送機構18を制御して、鑑別部16が判別した金種をもとに、入金された汚損紙幣と同額の紙幣を収納する紙幣収納庫17以外の紙幣収納庫17に、入金された汚損紙幣を一時収納する(ステップS303)。例えば、汚損紙幣が千円紙幣である場合、千円紙幣収納庫17a以外の五千円紙幣収納庫17bまたは一万円紙幣収納庫17cに汚損紙幣を一時収納する。これは、紙幣交換モードの場合、千円紙幣収納庫17aから交換する千円紙幣を取り出す必要があるからである。
その後、モード制御部42は、紙幣搬送機構18を制御して、入金された汚損紙幣と同額の紙幣を紙幣収納庫17から搬送し、出金部15を介して紙幣払出口12から出金する(ステップS304)。これによって、入金された汚損紙幣が交換されたことになる。
その後、モード制御部42は、紙幣搬送機構18を制御して、一時収納された汚損紙幣を回収庫13に搬送して収納する(ステップS305)。
その後、入出金制御部41は、入出金情報31を更新し(ステップS306)、本処理を終了し、上述した処理を繰り返す。
一方、紙幣交換モードが選択されていない場合(ステップS301,No)には、本処理を終了し、上述した処理を繰り返す。また、入金された汚損紙幣が正貨でないと判別された場合(ステップS302,No)、入金された汚損紙幣を、入金部14を介して紙幣投入口11から返却し(ステップS307)、本処理を終了し、上述した処理を繰り返す。
例えば、入金された汚損紙幣が千円紙幣である場合、図8(a)に示すように、まず、紙幣投入口11、入金部14を介して鑑別部16で、汚損紙幣の真贋及び金種が判別される。モード制御部42は、汚損紙幣が正貨である場合、汚損紙幣を、切換部18aを介して主搬送路L1上をそのまま搬送させ、千円紙幣収納庫17a以外の五千円紙幣収納庫17bに一時収納する。
その後、図8(b)に示すように、モード制御部42は、鑑別部16が判別した金種の紙幣を収納している千円紙幣収納庫17aから千円紙幣を取り出し、取り出した千円紙幣を、切換部18aを介して主搬送路L1から分岐搬送路L2に搬送し、さらに切換部18dを介して出金部15に搬送し、紙幣払出口12から出金する。
その後、図8(c)に示すように、モード制御部42は、五千円紙幣収納庫17bに一時収納されている汚損紙幣を取り出し、取り出した汚損紙幣(千円紙幣)を、切換部18aを介して主搬送路L1から分岐搬送路L2に搬送し、さらに切換部18dを介して回収庫13に搬送して収納する。
この変形例では、鑑別部16と切換部18aとの間の距離が短い場合、あるいは、切換部18aの搬送路切換処理に時間がかかる場合であっても、切換部18aの切換を確実に行うことができる。また、汚損紙幣の収納に優先して、交換すべき紙幣を出金しているので、操作者に対する紙幣交換処理をスムーズに行うことができる。
なお、上述した変形例は、入金紙幣回収モード処理にも適用できる。具体的には、図7のステップS301の紙幣交換モードが入金紙幣回収モードとなり、ステップS304の出金処理を行わない。また、図8に示す入金紙幣回収モード処理の具体例では、図8(b)の出金処理を行わない。ただし、入金紙幣回収モード処理では、図7のステップS303あるいは図8(a)で一時収納する紙幣収納庫17は、いずれの紙幣収納庫17であってもよい。
また、上述した実施の形態及び変形例では、汚損紙幣を回収庫13に収納するようにしているが、紙幣収納庫17の1つを、汚損紙幣を収納する回収領域としてもよい。例えば、図2に示した五千円紙幣収納庫17bを、五千円紙幣と一万円紙幣とを混合して収納する混合収納庫とし、一万円紙幣収納庫17cを、汚損紙幣を収納する回収庫としてもよい。また、別途、汚損紙幣を収納する専用の回収庫を新たに設けるようにしてもよい。
上述した実施の形態及び変形例では、紙幣交換モード処理及び入金紙幣回収モード処理によって、操作者が汚損紙幣と認識した汚損紙幣を顧客に釣銭として出金しないようにしているので、顧客の店に対する印象悪化を抑止することができる。
また、紙幣交換モード処理を適用することによって、紙幣の入出金を繰り返すことなく、交換された釣銭(紙幣)を顧客にスムーズに渡すことができる。
さらに、上述した実施の形態及び変形例では、紙幣処理装置が汚損紙幣か否かを判別するセンサを必要とせず、紙幣の真贋及び金種を判別する鑑別部16を用いているので、簡易な構成で、汚損紙幣を釣銭として出金しない処理を行うことができる。
1 貨幣処理装置
1a 紙幣処理装置
1b 硬貨処理装置
2 POSレジスタ装置
10 紙幣収納機構
11 紙幣投入口
12 紙幣払出口
13 回収庫
14 入金部
15 出金部
16 鑑別部
17 紙幣収納庫
17a 千円紙幣収納庫
17b 五千円紙幣収納庫
17c 一万円紙幣収納庫
18 紙幣搬送機構
18a〜18d 切換部
21 硬貨投入口
22 表示部
23 操作部
23a,53a 紙幣交換モード選択部
23b,53b 入金紙幣回収モード選択部
24 硬貨出金口
25 受け皿
26 硬貨返却口
30 記憶部
31 入出金情報
40 制御部
41 入出金制御部
42 モード制御部
53 操作表示部
L1 主搬送路
L2 分岐搬送路

Claims (3)

  1. 入金された紙幣を取り込んで金種別に複数の紙幣収納庫に収納し、出金指示によって前記紙幣収納庫から収納紙幣を払い出す紙幣処理装置であって、
    紙幣交換モードあるいは入金紙幣回収モードを選択する操作部と、
    入金された紙幣の真贋及び金種を判別する鑑別部と、
    前記紙幣交換モードが選択され、かつ、入金された紙幣が正貨である場合、前記入金された紙幣と同額の紙幣を収納する紙幣収納庫以外の紙幣収納庫に前記入金された紙幣を一時収納し、その後、前記入金された紙幣と同額の紙幣を収納する紙幣収納庫から出金し、その後、前記入金された紙幣を釣り紙幣として出金せず回収のみを行う回収領域に収納する制御部と、
    を備えたことを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 入金された紙幣を取り込んで金種別に複数の紙幣収納庫に収納し、出金指示によって前記紙幣収納庫から収納紙幣を払い出す紙幣処理装置であって、
    紙幣交換モードあるいは入金紙幣回収モードを選択する操作部と、
    入金された紙幣の真贋及び金種を判別する鑑別部と、
    前記入金紙幣回収モードが選択され、かつ、入金された紙幣が正貨である場合、前記入金された紙幣を前記紙幣収納庫に一時収納し、その後、釣り紙幣として出金せず回収のみを行う回収領域に収納する制御部と、
    を備えたことを特徴とする紙幣処理装置。
  3. 前記回収領域は、外部に取り出し可能な回収庫であることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣処理装置。
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